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東京都でロードバイクやクロスバイク、E-Bikeに乗れるレンタサイクル一覧

観光地で自転車を借りて観光を行うのは昔から存在したが、それらのレンタサイクルの殆どは、安いママチャリなど短距離用の自転車が殆どだった。

しかし近年のレンタサイクルは、軽い走りを体験できクロスバイクやロードバイクなどのスポーツサイクルをレンタル出来る所も増えている。写真のSCOTT CR1 Limitedもレンタサイクルだ(サイクルハーバー青梅)。

今回は東京都でロードバイクやクロスバイクなどのスポーツサイクルがレンタル可能な店をまとめてみた。レンタサイクルは日時や時間、注意事項は季節などにより違うため、実際にレンタルを行う場合は公式サイトで確認してほしい。

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「CycleTrip」掲載店舗一覧

CycleTripはZuttoRide Sharing株式会社が運営しているスポーツ自転車のシェアリング・レンタルサービス。Webサイト内やスマートフォンアプリを使用することで、乗ってみたい自転車を簡単に選ぶことができる。また、万が一のトラブルで自転車が壊れた時にも対応するロードサービスや、自転車が盗まれた場合の盗難補償(何れも有料オプション)も用意されており、安心なのも特徴だ。ここでは「CycleTrip」に掲載している店舗を紹介する。

CycleTrip(宅配レンタサイクル):ロードバイク・グラベルロード・マウンテンバイク・E-Bike

東京23区内でスポーツサイクルの宅配レンタルを行っている。車種はE-Bike(BESV PSA1)、E-MTB(Benelli TAGETE)、マウンテンバイク(Commencal)、ロードバイク/グラベルロード(KOGA)。オプションでヘルメット(有料)がある。

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高いロードバイクと安いロードバイクの違いとは? 東京のレンタサイクル「CycleTrip BASE」で実際に乗って確かめてみた

CycleTripでレンタルする

  • 宅配可能エリア:上野・浅草・両国・東京駅周辺・銀座・日本橋・お茶の水・湯島・九段・後楽園
  • 時間:8:00~19:00
  • 車種:E-Bike(BESV PSA1)、E-MTB(Benelli TAGETE)、マウンテンバイク(Commencal)、ロードバイク/グラベルロード(KOGA)
  • 料金:
    E-Bikeの場合:1日¥5,000。マウンテンバイクやロードバイクはこれよりも安い。
  • レンタルの方法や返却のルールはよくあるご質問を参照

B.R.CHEESE(宅配レンタサイクル):ロードバイク・クロスバイク

東京23区内でスポーツサイクルの宅配レンタルを行っている。車種はクロスバイク(GIANT Escape R3・Louis Garneau Chasse)で、オプションで輪行バッグを無料で使うことができる。

東京のレンタサイクルなら | クロスバイクのレンタル専門店【B.R.CHEESE】

BICI AMORE外神田店:ロードバイク

秋葉原エリアで中古サイクルジャージ専門店として知られているBICI AMORE外神田店で行っているレンタサイクル。自転車はロードバイク(TREK 2.1/Colnago Mondo)のみ。気軽に楽しめる1時間から、1泊2日までレンタルが可能だ。

 

BICI AMORE外神田店:【レンタサイクル】どこより安い!ロードバイクレンタル始めちゃうぞ!!!

  • 場所: 東京都千代田区外神田5丁目6−2
  • 営業時間:AM11:00~PM20:00
  • 貸出可能な自転車:ロードバイク(COLNAGO MONDO 40サイズ,TREK 2.1 50サイズ)等
  • 料金:
    初回:1時間/1000円,3時間/1500円,1day/3000円,一泊二日/5800円
    2回目以降:1時間/1500円,3時間/2500円,1day/4000円,一泊二日/6800円
  • 貸出可能な物/サービス:鍵、ヘルメット、他パンク修理キット(無料)
  • 保険:自社保険 1800円
  • 延長:あり 1時間/1000円~
  • 他場所での返却:なし
  • 保証金:なし

Bicycle Run Akabane(東京都北区谷中):ロードバイク

シャワールームや自転車預かりなどの、自転車・ランナー向けの施設を運営しているBicycle Run Akabaneでは、ロードバイクのレンタルが可能。料金は1時間1,000円か1日5,000円のどちらかを選ぶことができる。有料でヘルメット・輪行袋を借りることも可能だ。

 

Bicycle RUN AKABANE

  • 場所:東京都北区赤羽1-41-7 ロイヤルシティーニュー赤羽1階
  • 時間:平日:8:00〜19:00 土日祝:7:00〜19:00(平日のご利用は事前にご予約が必要となります)
  • 定休日:-
  • 最寄り駅:JR赤羽駅
  • 車種:不明
  • 料金:1時間1,000円/1日5,000円

サイクルショップ吉田ルーム:折りたたみ自転車

サイクルショップ吉田ルームでは折りたたみ自転車「Birdyシリーズ」、「Carry-me」、「KHS」のレンタルを行っている。料金は1日3,000円とリーズナブルに貸りることが可能だ。

https://www.yoshidaroom.com

  • 場所:東京都江東区木場2−5−3ダイツービル1F奥
  • 時間:8:00~19:00
  • 車種:折りたたみ自転車(Pacific Birdy Classic/Birdy Monocoque、Carry-me、KHS F-20)
  • 料金:
    2時間¥2,000。1日3,000円から

CHARI YA TOKYO:ストリートバイク

浅草でサイクリングツアーを行っているCHARI YA TOKYO。CycleTripではROCKBIKESのストリートバイクがレンタルできる。

http://chariyatokyo.jp/index_jp.html

  • 場所:東京都台東区浅草4-16-4
  • 車種:ストリートバイク(ROCKBIKES)

Harajuku TIC

原宿駅前の観光案内所でレンタサイクルを行っている。車種は本格的なスポーツサイクルというよりは、安価な街乗り用自転車だが、ド派手なデザインなのが特徴だ。

https://www.his-j.com/japan-tourist/tyo/

  • 場所:東京都渋谷区神宮前1-19-11 はらじゅくアッシュビル1F
  • 車種:ストリートバイク

サイクルハーバー青梅:ロードバイク・クロスバイク・MTB

青梅駅近くにあるサイクルステーションのサイクルハーバー青梅では、ロードバイクやクロスバイク、ランドナーや折りたたみ自転車がレンタルできる。車種や料金は様々なため公式サイトを参照してほしい。

 

サイクルハーバー青梅

トレックリング:グラベルロード・クロスバイク・MTB

奥多摩駅にあるレンタサイクル店のトレックリングは、奥多摩から自転車で下り、青梅や小作で返却できるコースがあるのが特徴。定番のマウンテンバイククロスバイク、電動アシスト自転車から、グラベルロードまで幅広いスポーツサイクルがレンタルできます。

 

TREKKLINGトレックリング|東京奥多摩・青梅のレンタサイクル

  • 場所:東京都西多摩郡奥多摩町氷川197
  • 時間:9時~17時
  • 最寄り駅:JR青梅線奥多摩駅
  • 車種:クロスバイク(ブリヂストンOrdina S3タイプ/GIANT Escape Air等)
    マウンテンバイク(ブリヂストンOrdina M3/MERIDA BIG.7 TEAM ISSUE等)
    ロードバイク(Specialized Diverge E5)*ロードバイク経験者のみ
    電動アシストスポーツ自転車(パナソニック ハリヤ/パナソニック ジェッター等)
  • 料金:
    ブリヂストン ordina M3/E3/S3type:2,500円
    パナソニック ハリヤ:3,700円
    GIANT Escape Air:3,500円
    Specialized Diverge:5,000円など

 

東京都内でスポーツ自転車のレンタルを行っている店舗一覧

東京サイクリングツアー&レンタサイクル(宅配レンタサイクル):ロードバイク・クロスバイク

東京23区や千葉県の一部地域で宅配レンタルが可能なレンタサイクル。レンタル可能なスポーツサイクルはクロスバイクとロードバイク、子供用マウンテンバイクだ。オプションで自動車に装着する後部キャリアや輪行袋がレンタルできる。

東京サイクリングツアー&レンタサイクル

トライアスロンBACK UP(東京都稲城市):ロードバイク

長期間のレンタルをメインに行なっており、本業はトライアスロンショップ。レンタル可能な車種はAVANT SPRINTのみ。

レンタルシステム | BACK UP

  • 場所:東京都稲城市百村1624-3
  • 時間:
    月・木・金・土:PM1:00~PM9:00
    日曜日・祝日:PM1:00~PM7:00
  • 定休日:火曜、水曜
  • 最寄り駅:京王相模原線 稲城駅
  • 車種:AVANT SPRINT
  • 料金:
    1週間:木曜~翌週の月曜 16200円
    3泊4日:金曜~月曜 10080円
    1泊2日:8640円
    時間貸し:2160円/h

WHeeLING TOKYO(宅配レンタサイクル):折りたたみ自転車

超小径折りたたみ自転車「A-Bike City」の宅配レンタサイクルを行っているWHeeLING TOKYO。宅配可能エリアは東京23区内の宿泊施設限定となっている。超小径折りたたみ自転車のため、運転の際は注意が必要だが​専用バックパックが無償でついてくるので公共交通機関に持ち込むことが可能だ。

https://www.wheelingtokyo.com/

  • 宅配可能エリア:東京23区の宿泊施設での受け渡し
  • 時間:8:00~19:00
  • 車種:超小径折りたたみ自転車(A-Bike City)
  • 料金:
    1日プラン  ¥2,500(消費税、往復デリバリー料含む)
    連泊プラン ¥2,500 + ¥1,000/翌日以降1日ごと

Tokyobike Rentals Yanaka(東京都台東区谷中):レンタサイクル

創業300年を越える酒屋をレンタサイクル兼バーの店舗にしたのがTokyobike Rentals Yanaka。レンタサイクルはTokyobikeの自転車がレンタル可能。シティガイドのページでは、Tokyobike Rentals Yanaka近くのスポットについて紹介している。

Tokyobike: Rentals — Home

  • 場所:東京都台東区谷中4-2-39
  • 時間:10:00 – 19:30
  • 定休日:毎月第2火曜※祝日営業。
  • 最寄り駅:東京メトロ千駄木駅
  • 車種:Tokyobike 26/ULS/Bisou
  • 料金:1日¥3,000

コギーららぽーと豊洲店(東京都江東区):クロスバイク・折りたたみ自転車

江東区にあるコギーららぽーと豊洲では、折りたたみ自転車のDAHON RouteとクロスバイクのLouis Garneau Chasseがレンタルできる。ライトやスマホホルダーなどがオプションでレンタルもできるようだ。

レンタサイクル|自転車のレンタルならコギーららぽーと豊洲店|COGGEY コギー

  • 場所:東京都江東区豊洲2-4-9アーバンドックららぽーと豊洲1F
  • 時間:11時~19時
  • 最寄り駅:東京メトロ/ゆりかもめ豊洲駅
  • 車種:Dahon Route(折りたたみ自転車)/Louis Garneau Chasse(クロスバイク)
  • 料金:街乗りタイプ1日2,000円/スポーツタイプ1日2100円

narifuri tokyo(東京都渋谷区):ストリートバイク・折りたたみ自転車

自転車用アパレルブランドで有名なnarifuriのコンセプトストア「Narifuri Tokyo」では、ブリヂストンのオンロードストリートモデルのHELMZシリーズと、折りたたみ自転車のBirdyシリーズがレンタルできる。折りたたみ自転車をレンタルする場合は、専用の輪行袋も借りることが可能。

SHOP LOCATOR | narifuri ナリフリ オフィシャルサイト

  • 場所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-52-1 クロスサイドビル1・2F
  • 時間:12時~20時
  • 車種:Bridgestone HELMZ・Birdy Classic/Sports
  • 料金:4時間1,500円/1日2,500円

カチアラブル:ロードバイク

CHERUBIM CORSA、KACHIALABLE KILLER TUNEといった、ハンドメイドのロードバイクがレンタルできる。

https://kachialable.com/

  • 場所:三鷹駅北口駅付近での受け渡し
  • 時間:8:00~19:00
  • 車種:ロードバイク(CHERUBIM CORSA、KACHIALABLE KILLER TUNE)
  • 料金:
    CHERUBIM CORSA:1日¥4,500
    KACHIALABLE KILLER TUNE:1日¥3,500

コギー トリエ京王調布店(東京都調布市):クロスバイク・ミニベロ

調布市にあるコギー トリエ京王調布店では、小径車のLiv AmicaとGiant Escape R3がレンタルすることが可能。コギーららぽーと豊洲店と同じように、スマホホルダーやヘルメットがオプションでレンタル可能だ。

レンタサイクル|自転車のレンタルならコギートリエ京王調布店|COGGEY コギー

  • 場所:東京都調布市小島町2-61-1トリエ京王調布C館1F
  • 時間:11時~19時
  • 最寄り駅:京王線調布駅
  • 車種:Liv Amica(小径自転車)/GIANT Escape R3(クロスバイク)
  • 料金:街乗りタイプ1日2,000円/スポーツタイプ1日2100円

東京裏山ベース(東京都あきる野市):クロスバイク・E-Bike

武蔵五日市駅近くにある、アウトドアステーションの東京裏山ベースでは、レンタサイクルも行っている。ライトウェイ社のクロスバイクやCharge Bikeのミキストがレンタルできるとのこと。また、秋川渓谷のプライベートガイドプランでは、マウンテンバイクや電動アシスト自転車などのガイドツアーを行っているようだ。

TOP of TOKYO URA-YAMA BASE

レンタサイクル

  • 場所:東京都あきる野市舘谷219−7
  • 時間:平日 11:00〜19:00/土日祝日 7:30〜19:00
  • 定休日:水曜日
  • 最寄り駅:JR武蔵五日市駅
  • 車種:Charge Bikesミキスト/GT MTB/ Ritewayクロスバイク(24インチ・26インチ・700C)
  • 料金:〜2時間まで1000円、2時間以上(19:00まで)2000円

フジの森:電動アシスト自転車

檜原村を電動アシスト自転車で巡ることができる。

  • 場所:払沢の滝ステーション(レストラン四季の里内)
  • 車種:電動アシスト自転車
  • 料金:3,000円から

伊豆諸島のレンタサイクルに関して

伊豆諸島でロードバイクやクロスバイクがレンタルできるレンタサイクル一覧

サイクルハーバー青梅に寄贈したウメザワ・ランドナーはどのように復活したか?

2018年2月に、長らく乗っていないウメザワ・ランドナーとTREK Y-11をサイクルハーバー青梅に寄贈した。TREK Y-11はフレーム・フロントフォーク状態で復活するのに時間がかかる一方、ウメザワ・ランドナーは完成車状態(700C仕様)+泥除けや650Aホイール等の寄贈時の部品一式+ハンドル等の初代オーナーの寄贈部品一式があるため、復活が比較的容易なためかウメザワ・ランドナーが最初に復活した。

ウメザワ・ランドナーはどのように復活したか?

復活したウメザワ・ランドナーを最初に見た時「俺がずっと持ってなくて良かった。」と思えるほどの変貌ぶりだった。多少の変更点はあるが、基本的にオリジナルに忠実な仕様となっている。最初の寄贈時ではハンドルはチネリ、ステムはシマノ・デュラエースだったのが、ステムはサイクルハーバー青梅からの物に、ハンドルは、恐らく3Tのスーパーレッジェーラに変更されている。3Tのスーパーレッジェーラはウメザワの初代オーナーから貰った物で、そのまま使用せずサイクルハーバー青梅に寄贈した物を採用している。ホイールは700Cから、初期に装着されてあった650Aに換装。ハブのオーバーホールを行い復活させたとのことだ。

変速レバーはDURA-ACE。この変速レバーは初代オーナーがサイクルハーバー青梅に直接寄贈したレバーだ。

ウメザワの初代オーナーは、Wレバーだけでなく色々なのを寄贈したらしい。写真のカンパニョーロ製ブレーキレバーもその1つ。

ムック本に載ってなく、知る人ぞ知る自転車のウメザワだが、反響が高くて人気らしく、此の時で既にレンタサイクルの予約が入っていた。レンタサイクルの料金は2018年3月17日時点で、1日2,000円でレンタルできる。

因みに、もう1台寄付したTREKはこれから復活させるようだ。TREKは細かい部品が無いため時間がかかりそうだ。

サイクルハーバー青梅

シクロライダーがお勧めする一度は行きたいサイクリングコース【随時更新】

自転車を趣味にして、趣味をソコソコやっていくにつれて思うようになったのは、自転車生活はハードよりもソフトが重要だと思うようになったことだ。いくら高価な自転車に乗っても、自転車に乗って楽しいと思う場所を走れないのなら、自転車に乗りたくなくなるからだ。自転車生活の中でもサイクリングを楽しみたいのなら、自転車で走って面白いサイクリングコースを見つけるのがベストだ。

日本の色々な所を走ると、一度走っただけで十分と思えるサイクリングコースもあれば、もう一度行きたいサイクリングコースをある。今回は実際に走ったサイクリングコースの中で、もう一度走りたいサイクリングコースや、一度は走るべきサイクリングコースをピックアップしてみた。

伊豆大島(東京都大島町)

東京の伊豆諸島の中でも、伊豆大島は伊豆諸島の中でも一番大きい島だ。東京から高速船を使えば僅か1時間45分で行くことができるほど近いが、東京都は思えない景色を楽しめる場所だ。自動車も東京23区や奥多摩エリアと比較すると少ないので、東京の中ではサイクリングしやすい場所だ。

伊豆大島内のサイクリングで一般的に定番なのは伊豆大島1週だろう。伊豆大島1週は約50kmと距離は短いがアップダウンが多いため初心者よりもサイクリング経験者向けのコースだ。サイクリング初心者で1週50kmを走れないと思うのなら波浮港がお薦めだ。波浮港は、川端康成の小説「伊豆の踊子」のモデルとなった舞台で、昔の雰囲気を残した町並みや港を見ることができ、昔ながらの家を活用したカフェやゲストハウスもある。大島1週に飽きた人なら三原山ヒルクライムで力試しも良いだろう。

雨が降るなどの天候不良が発生してサイクリングが行えないのなら、レンタカーを借りて三原山を見たり、東京都立大島公園 動物園等の観光地や、波浮港等の観光地がお薦めだ。伊豆大島内にあるバスは、季節により運行本数が少ないため注意が必要だ。複数人で行動するのならタクシーを借りたほうがベストかもしれない。

レンタサイクルは大島の中心地である元町に多い。ママチャリとエントリーモデルのマウンテンバイクが殆どで、1日借りる場合はマウンテンバイクで2,000円ほどかかるようだ。

伊豆大島で注意すべき点はフェリー。海が荒れている等の事情により寄港地が変わるため余裕を持った行動が必要だ。東京(浜松町)で深夜発の客船に乗り、大島15時発の船に乗れば日帰りも可能だが、日帰りで行くにはもったいない場所だ。

  • コースレベル:初心者(元町~波浮港)から上級者(三原山ヒルクライム)まで
  • レンタサイクル:元町に集中している。マウンテンバイクあり
  • 注意点:フェリーの寄港地に注意
  • 今まで行った回数:2回

佐渡島(新潟県佐渡市)

新潟県の西部にある佐渡島は、佐渡ロングライドなどのサイクリングイベントが行われていることで知られている佐渡島。1週200km以上ある佐渡島の一番の特徴は、地域によって島の雰囲気が変わることだろう。Wikipediaによると暖流と寒流の接点に存在するため北海道と沖縄の特有の植物が同居するとのこと。実際に佐渡島を1週すると北部と南部では違う景色を見ることが可能だ。

佐渡島で有名なサイクリングコースは佐渡1週だろう。1週200km以上と長く、1日で回るにはサイクリングを長年やっている人でないと厳しい。また、観光シーズンでないと佐渡発着のフェリーには深夜・早朝発が存在しないため1日で1週しても、何処かで野宿を行う必要がある。レンタサイクルは街乗り用の電動アシスト自転車しかないため、自分で自転車を持ち込む必要があるため中級者向けだ。

佐渡の観光地で有名なのはトキの森公園と佐渡金山だろう。どちらも佐渡の歴史を関連しているため見応えはあり、天候不良でサイクリングが中止になっても大丈夫だろう。佐渡1週内のコースには、個人商店や自動販売機はあるがコンビニはなく、基本的には田舎を走るためサイクリングを行うのなら経験者向けのコースだ。

  • コースレベル:サイクリング経験者以上
  • レンタサイクル:街乗り用の電動アシスト自転車が殆ど
  • 今まで行った回数:3回(佐渡1週は2回)

しまなみ海道(広島県・愛媛県)

広島県尾道市と愛媛県今治市を橋でつないだしまなみ海道は、最早定番のサイクリングコースの1つとなっている。尾道(本州)から、向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島を経由して今治(四国)まで自転車で行くことができ、他の地域にはない特徴を持っているサイクリングコースだ。橋に上るための道の傾斜は緩やかになっており、島内にはサイクルオアシスという自転車乗りのための休憩所や、自転車トラブルに対応するためのサイクルレスキューもあるため、初心者でも走ることができる。レンタサイクルは各島内にあるしまなみレンタサイクルと、尾道と今治にあるGIANTストアのレンタサイクルが有名だ。

天候不良により、サイクリングが中止になっても各島には観光名所やグルメスポットがある。例えば、大三島には伯方の塩の工場があり工場見学ができ、日本総鎮守と呼ばれる大山祇神社もある。大島には、瀬戸内海で活躍した村上水軍について知ることができる村上水軍博物館もあるなど、観光には事欠かない場所だ。欠点はレンタカーで観光を行う場合、島と島を繋ぐ道は高速道路しかないため高速道路料金が高くつくことだろう。

  • コースレベル:初心者でも走行可能
  • レンタサイクル:尾道と今治にGIANTストアあり。各島にレンタサイクルもある。
  • 今まで行った回数:往復3回以上。

 

ウルトラライトの電動アシスト自転車版 TRANSMOBILLY ULTRALIGHT E-Bike

ルノーウルトラライトシリーズで有名なGicから、14インチ折りたたみ自転車のウルトラライトシリーズの電動アシスト自転車が登場した。TRANS MOBILLYというブランド名で登場した14インチ電動アシスト自転車「ULTRA LIGHT E-BIKE」が、通常の電動アシスト折りたたみ自転車と違うのは、車輪径が小さい14インチを採用し、折りたたみ時のコンパクト性能を重視したことだろう。

アシストユニットは中国製とのこと。かつてGicはFIATブランドでサンスター技研製アシストユニットを搭載した、14インチ折りたたみ自転車を販売していた時があった。中国製アシストユニットを搭載した理由は、軽量化と折りたたみ時のコンパクトさを重視したためと語っていた。

バッテリーは、ハンドル上部に装着するという珍しいタイプだ。バッテリー重量は僅か480gと軽いため、ハンドリングの影響は自分が試乗した限りでは非常に少ないと思った。

埼玉サイクルフェスタで試乗した限りでは、アシストユニットに関しては、踏み心地やアシストの違和感や遅れは特に問題になる部分は無いと思った。アシストレベルは1種類しかなく、アシストの感覚はマイルドと言ったところだ。アシストユニットのおかげで、従来版のウルトラライトではかったるい坂道も上れるのでアシストユニットを装着する効果はあるだろう。

バッテリー容量は2.8Ahと、一般的な電動アシスト自転車よりも容量が少なく、走行距離は約10~12kmと短い距離しか走れない。ただTRANSMOBILLY ULTRALIGHT E-Bikeは歩きよりも早く移動できる「ルノー・ウルトラライトシリーズ」の電動アシスト自転車バージョンのため、航続距離アップのために大容量バッテリーを積み重量アップさせるのなら予備バッテリーを持ち、車体重量を軽くしたほうがいいと判断したのかもしれない。(予備バッテリーの価格は税抜き15,000円)

個人的に気になるのが。バッテリー周辺部の高級感が全くないということ。ハンドルに質感が低いプラスチックケースが乗っていて、脱落防止のベルトで締まっているのを見ると、10万円の自転車とは思えないガッカリ感がある。デイトナ・ポタリングバイクのようにバッテリーを鞄のように見せるなど工夫が必要だろう。

コンパクトに折りたためることができ、重量11.9kgと電動アシスト自転車としては非常に軽いため持ち運びも容易だ。もっともニッチ商品のため購入する場合は、実車をよく見て購入したほうがいいだろう。

ULTRA LIGHT E-BIKE Collection|GIC BIKE COLLECTION / ジック株式会社

グラベルロードでマウンテンバイクコースを走ることはできるのか?ストック状態での性能を確かめる

流行のグラベルロードの一番の特徴と言えば、ロードバイクながら砂利道も走れる所だろう。今回、自分がSpecialized Diverge E5を選んだのも、舗装路も砂利道もオールマイティに走れる自転車を作りたいと思ったのもある。

ここで疑問に思うのは、グラベルロードでマウンテンバイクコースを走ることができるのかということだ。

タイヤを交換すれば長野にある富士見パノラマリゾートの初級ダウンヒルコース(Cコース)は走れると語っていた人もいる。ただ、一般的には富士見パノラマリゾートのダウンヒルコースは、難易度が低い初級コースでも、前後サスペンションを装着したダウンヒル競技専用のダウンヒルマウンテンバイクや、前後サスペンションを装着しダウンヒルバイクよりは自走ができるフリーライドバイクが推奨されている。

下り重視のダウンヒルコースの走行に不向きなクロスカントリーマウンテンバイクで、ダウンヒルコースを走るのはチャレンジャーと言われるらしく、砂利道走行がメインのグラベルロードでダウンヒルを行うのは無謀ギリギリに近いと思う。ただ、グラベルロードやシクロクロスで富士見パノラマリゾートのダウンヒルコースを下った人はいるらしいので、やれないというわけではないようだ。

今回は、国営アルプスあづみの公園(大川・松前地区)にあるマウンテンバイクパークで、安心して走ることができるグラベルロードを作るのを目標にしたい。そんなわけで取り敢えず、ストック状態のグラベルロード(Specialized Diverge E5)をマウンテンバイクパークを走行した場合、問題になると思われる部分は以下の通りだ。

舗装路重視のスリックタイヤは要交換

Diverge E5に標準装備されているスリックタイヤ(700×30C)は舗装路走行を重視していて、多少の砂利道はおまけで走れるレベルのタイヤだ。舗装路がほとんどの一般公道を走るのならこのようなタイヤで大丈夫だが、砂利道をメインで走るのならノブがある太いグラベル用のタイヤに交換するのがベストだろう。

ブレーキがかけにくいハンドル・乗車ポジション

ブレーキの効きに関しては、従来のロードバイクと比較すると急ブレーキでタイヤがロックするぐらい良く効く。ただ、ドロップハンドルのブレーキレバーは抑えが効きにくく、強力な制動力を求めるには、ドロップハンドルの下部分を握らないといけないため、砂利道の下りでは不安定な走りしかできない問題がある。

MTBコースも楽しめるグラベルロードを作るには、どういうチューンナップを行えばいいか

MTBコースを楽しむグラベルロードを作るには、現状の課題は

  • 太めのグラベル用タイヤ
  • アップライトな姿勢でも下ハンドルを握ることが可能なドロップハンドル

が必要だ。上記の問題を解決するための部品を注文したので、オフロードも楽しめるグラベルロードを作る予定だ。

ファットタイヤのロードバイクという新発想のロードプラスバイク Surly Midnight Special

非競技用のスポーツサイクルやフレーム、自転車部品を長年製造しているSURLY。2018年2月に新車種として登場したMidnight Specialは、650B×47Cという太いタイヤを装着したロードプラスバイクとして、自転車ファンから注目を集めた。

出典:http://ride2rock.jp/products/103086/

Surly Midnight Specialで一番面白いのは、Midnight Specialは、嘗て存在したSURLYのロードバイク「Pacer」の後継モデルということだろう。

Surly Pacer. #surlybikes #surlypacer #bluelug_kamiuma #builtbybluelug

BLUE LUG Kamiuma Bike Shopさん(@bluelug_kamiuma)がシェアした投稿 –


Surly Pacerは、近年のロードバイクではあまり見ない泥除け、小型の前荷台を装着できる非競技用ロードバイクとして知られていた。装着できるタイヤ幅は32ミリまでと、競技用ロードバイクよりも幅が広いタイヤを装着することができた。

Pacerの後継車であるMidnight Specialは、650Bホイール、700Cホイールの両方のホイールの装着が可能。650Bの場合は60mm、700Cの場合は42mm幅のタイヤが装着出来るとのことだ。

一般的にロードバイクと言えば、成人男性の親指よりも細いタイヤを装着しているのが普通だ。しかし、クロスバイク並、もしくはそれよりも太いタイヤが装着できるMidnight Specialをロードバイク「Pacer」の後継車とは思えないのが普通の考えだが、Surlyはこのように考えているらしい。

「荒れた舗装の上をまるでピザカッターのように細いタイヤを履いたバイクに乗って走るなんていやだよね。ロードバイクだってタイヤをちょっと太くすれば、ダメージを受けた舗装路だって気持ちよく走れるようになるし、トラクションが増して登り坂も楽になる。だからロードプラスっていう選択をしたんだ。もちろん、十分なタイヤクリアランスを確保しておけば、細いタイヤに交換するのは自由。でも逆はできないからね。ロードバイクであっても、日がな一日、楽しく乗りたいじゃん。それがSURLYらしさなのかもね」

SURLY MIDNIGHT SPECIALという選択 | BLOG | モトクロスインターナショナルから引用

流行のグラベルロードでは無く、あえてロードプラスバイクと名乗るSurly Midnight Specialは、完成車(税込み¥278,640)とフレーム・フォークセット(税込み¥118,800)で発売中だ。

MIDNIGHT SPECIAL | PRODUCTS | モトクロスインターナショナル

MIDNIGHT SPECIAL | PRODUCTS | モトクロスインターナショナル

サイクルベースあさひから登場した女性用ロードバイク プレシジョンディエナR

自転車業界は、新たな顧客を獲得するためか、女性用スポーツサイクルに力を入れている所が増えている。色々な自転車ブランドからは女性用モデルが登場しており、台湾のGIANTは女性専用ブランド「LIV」を発足させているほどだ。

今回、注目したいのは自転車チェーン店「サイクルベースあさひ」のスポーツサイクル。サイクルベースあさひのスポーツサイクル「プレシジョン」シリーズには、女性用として「プレシジョンディエナ」シリーズがあり、その中でもロードバイクのプレシジョンディエナRは、男女兼用モデルのプレシジョンRと比較すると、色々な所が違うようだ。

女性用ロードバイクは、通常の男女兼用のロードバイクと比較すると様々な所が変わっている。今回はサイクルベースあさひのロードバイク「プレシジョンR」と「プレシジョンディエナR」の両方を比較してみる。

小柄な人でも乗れる車体となっているプレシジョンディエナR

女性用ロードバイクのプレシジョンディエナRは、小柄な人でも違和感なく乗れるような設計や部品チョイスとなっている。フレームは通常のプレシジョンRと比較すると、小柄な人でも乗れるコンパクトなフレームデザインを採用している。男女兼用ロードバイクのプレシジョンRは、3種類のフレームサイズがあり、450㎜(158cm〜)、510㎜(166㎝〜)、540㎜(176㎝〜)の3種類のフレームサイズがあるのに対して、女性用ロードバイクのプレシジョンディエナRのフレームサイズは、395㎜(150cm〜)、430㎜(160cm〜)の2種類で、プレシジョンRよりも小柄な人が乗れるサイズとなっている。

部品チョイスも女性を意識しているプレシジョンディエナR

女性用ロードバイクのプレシジョンディエナRは、フレームだけでなく、装着されている部品も女性を重視した部品チョイスとなっている。サドルは女性用を採用し、ハンドルは小柄な人の肩幅を意識して通常よりも狭い380ミリ幅のハンドルをチョイスしている。クランクのギアの歯数も、大きい歯数を通常のロードバイクよりも小さい46Tと低めのギア比を採用している。これは意図的にギア比を軽くしており、一般公道の常用速度でも軽く走れるようにしたのだと思う。ブレーキは同価格のプレシジョンRよりも1ランク上のブレーキ「Shimano Claris」を採用している。7万円のロードバイクでシマノ製のキャリパーブレーキを採用しているのは珍しい。

かつて、有名ブランドのエントリーロードバイクは、プレシジョンディエナRと同じ価格で購入できたが物価高騰により買えなくなり、プレシジョンRやプレシジョンディエナRのように、7万円以下で購入できるロードバイクは貴重な存在だ。

グラベルロードに乗りたくなる動画5選

Youtube等でよく見る自転車ブランドのPR動画では、スピードを売りにした動画や、派手なアクションライドがメインの動画が多い。しかしグラベルロードに関しては、レースやスピード、アクションといった派手なムービーよりも、旅をメインにしたムービーが多い。今回はグラベルロードのプロモーションムービーの中でも、旅をメインにした動画をピックアップしてみた。

GT GRADE “Waypoints”

GT Waypoints from RPJ on Vimeo.

Waypointsは普通の自転車では行かない田舎道や林道を走り目的地に向かう旅。この動画ではGT Gradeに乗り、キャンプを行いながらSloquet Hot Springを目指す旅の内容となっている。貴重な日本語訳が入っている動画だ。

Specialized”Adventure Dispatch”シリーズ

Specializedの動画の中でも、旅と人をメインにしたのが「ADVENTURE DISPATCH」シリーズ。ロサンゼルスをグラベルロードで走り抜ける理由(Ty Hathaway)、国立公園を走る魅力(Sarah Swallow)、ずっとサイクリングに魅了されている理由(Ultra Romance)を動画で語っている。英語字幕だけでなく日本語字幕もあるため読解力が無くてもわかるだろう。

Chris Akrigg: The Guide Raw

アメリカの自転車ブランド「Mongoose」のプロモーションムービーは、マウンテンバイクのアクションライドムービーが殆どだ。「The Guide Raw」はMongooseのグラベルロードでアクションライドを行っているが、従来のマウンテンバイク系統のプロモーションムービーと比較しても、旅を意識した構成に注目だ。

【フラットバーグラベルロード】Marin Nicasio SEとBREEZER RADAR CAFEを解説

一般的にグラベルロードといえば、ドロップハンドルを採用した自転車が殆どだが、一部の会社では、フラットハンドルを採用したグラベルロードも存在する。このようなフラットバーグラベルロードは、通常のクロスバイクよりも太いタイヤを履くことができ、ドロップハンドルを装着することができる大きな利点がある。今回は日本市場で販売されているフラットバーグラベルロード「Marin Nicasio SE」と「BREEZER Radar Cafe」を紹介したい。

Marin Nicasio SE:¥75,000(税別)

Marinのグラベルロード「Nicasio」のフラットバーバージョンがNicasio SE。Nicasio SEは日本国内でしか販売されないグラベルロードだ。ホイールは、ドロップハンドルバージョンのNicasioに装着されている700Cよりも小径で、近年のマウンテンバイクで主流の650Bを採用している。Nicasio SEに装着されているタイヤはWTB Horizonという太めのスリックタイヤ。安価なグラベルロードの世界では珍しく650B✕47C「ロードプラス規格」を採用している。

  • フレーム:Marin 4130 CrMo
  • フロントフォーク:CrMo Steel Blades
  • ギア:前FSA Tempo Compact, 50/34T/後Shimano 8-Speed, 11/32t
  • ホイール:前後ともMarin Aluminum Double Wall
  • タイヤ:WTB Horizon Wire Bead, 650Bx47mm

参考:http://shop.funfancy.jp/funfancy/product_detail/index/03180012

BREEZER Radar Cafe:¥95,000(税別)

出典:http://www.breezerbikes.jp/2018/product/radar.html

29インチホイールを採用したモンスタークロスBREEZER RADERのフラットバーバージョンがRADAR CAFE。ハンドルは少し手前にベントしているタイプを採用している。ギアは1×10速と、シクロクロスやマウンテンバイクで流行しているドライブトレインだ。タイヤはKENDAのグラベル用のブロックタイヤを採用している。

  • フレーム:Breezer butted chromoly steel, BSA threaded BB , 135mm QR rear triangle w/Apex disc mount
  • フロントフォーク:Chromoly Disc, 1 1/8″
  • ギア:前FSA Comet 1X 38T/後Shimano Deore 10速 11-42T
  • ホイール:32H Alex GDP24 disc, tubeless compatible, sealed bearing hubs, SS spokes
  • タイヤ:Kenda Small Block 8, 700 x 1.9″, wire bead

Marin Nicasio SEとBREEZER Radar Cafeの違い

Marin Nicasio SEとBREEZER Radar Cafeのどちらかを買うときに注目したいのはコンセプト。Marin Nicasio SEは、太いスリックタイヤを採用しているが、元モデルのNicasioは700Cホイールを採用し、30ミリ相当のシティサイクルよりも細いタイヤを装着している。一方、Breezer Radar Cafeはマウンテンバイク並に太いタイヤを装備しているため、Nicasioと比較するとスピードよりも砂利道や荷物の積載性能を重視している。

ロードバイク風味を残したMarin Nicasio SEとマウンテンバイク風味を残したBreezer Radar Cafeは違うコンセプトの自転車のため、購入する時はよく考えて選んだほうがいいだろう。

グラベルロードの流れ?新ジャンル「グラベルクロスバイク」まとめ

普通の自転車をカーゴバイク化するフロントフォーク CRUST BIKE Clydesdale Cargo Fork

通常の自転車よりも沢山の荷物を積むことができるカーゴバイク。一般的にカーゴバイクに乗るには、カーゴバイク用の専用車両を購入するのが普通だが、既存の自転車にキットを装着してカーゴバイク化を行う方法も存在する。

有名なのがXtracycleのロングテールキット。このキットを装着することで、マウンテンバイク等の多くの自転車をロングテール化することができる。ロングテールバイクの利点は下手な乗用車よりも荷物が積むことができる一方、ビッグスクーター並に全長が長くなるため、日本の道路事情では扱いにくい欠点がある。

@ordoinfo the new champion of Clydesdale builds. #moreinstockin2months

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CRUST BIKE Clydesdale Cargo Forkは、荷台と一体になったフロントフォークで、このフロントフォークを装着するとカーゴバイクにすることができる。ロングテールキットは車体後方が長くなってしまうが、CRUST BIKE Clydesdale Cargo Forkは、フロントフォークを交換するため、車体全長が大きく変わらないため、ロングテールバイクよりも日常生活では扱いやすいと思う。

CRUST BIKE Clydesdale Cargo Forkは、荷物を積んだ時の安定性を上げるためか、20インチの前輪を容易する必要がある(公式サイト参照)。日本ではCRUST BIKE正規販売店のCrumWorksが販売するようだ。

公式サイト:https://www.crumbworks.jp/

【グラベルロード】Specialized DIVERGE E5を導入しました

舗装路だけではなく砂利道も走ることが出来るグラベルロード。従来のクロスバイクよりも太いタイヤを装着でき、ロードバイクよりも汎用性が高いため、日頃から注目していたが、遂にグラベルロードを導入することとなった。

今回導入したグラベルロードはSpecialized Diverge E5。グラベルロードというと、砂利道を走るのを売りにしたモデルが多いため、砂利道重視のブロックタイヤを装着したモデルが多いが、Diverge E5は700×30Cのスリックタイヤを装着しているので、どちらかというと舗装路をメインにしたグラベルロードに見える。しかし、700Cサイズのホイールなら42Cまでのタイヤ幅が装着でき、650Bサイズのホイールなら47Cのタイヤが装着できるとのことだ。

Diverge E5の定価は118,800円。エントリークラスのグラベルロードだが、内装ケーブルや前後12ミリスルーアクスル等を採用しており、エントリーモデルによくある安っぽさが無い。ギア比やタイヤ・チューブなど細かい部品の選択が拘っており、弄る部分が殆どないのも特徴。

Specialized Diverge E5の走りを一言で表すとタイヤが太いロードバイク。ギア比が低く、30ミリ相当の比較的細いタイヤを装着しているのを差っ引くにしても、長距離走行用のエンデュランスロードバイクに近いと思うが、Diverge E5は砂利道も走れるグラベルロード。汎用性が高いグラベルロードは、河川敷の砂利道だけでなく、林道も走ることができる。Diverge E5を購入した自転車店の人によれば「タイヤを太くすれば富士見パノラマMTBコースのCコースなら、楽しいかどうかは別として下れることができる。」と話しているので、従来のエンデュランスロードバイクにはないパフォーマンスを持っているのではないか思う。(詳細なインプレッションは後日掲載予定)

 

グラベルロード/ディスクロードのスルーアクスル規格まとめ

殆どのスポーツサイクルは、工具無しで車輪の着脱を行うことができるクイックリリースレバーを採用しているのが一般的。しかし、最近ではディスクブレーキを採用した車種を中心に、クイックリリースレバーではなくスルーアクスル方式を採用したスポーツサイクルが登場している。

砂利道も走ることができるグラベルロードでは、クイックリリースレバーやスルーアクスル規格が乱立している状況となっている。今回は、グラベルロードに採用されているスルーアクスル規格についてまとめてみた。

クイックリリースレバーについて簡単に解説


スポーツサイクルの車輪を簡単に着脱できるクイックリリースレバーは、スルーアクスル規格と比較すると、オフロード走行の剛性不足や、ディスクブレーキのローターのクリアランス調節がやりにくい欠点がある。マウンテンバイクの世界では、高価格帯のモデルを中心にスルーアクスル方式に変わっている。ただ、サイクルツーリングなど公道使用では容易に車輪が着脱でき、クイックリリース用のアクセサリーやノウハウが多くある利点がある。

スルーアクスルについて簡単に解説


クイックリリース方式よりもシャフトの直径を大きくしたスルーアクスル方式の利点は、オフラード走行時の剛性や強度が確保されていること。現在、レース用マウンテンバイクや、ディスクブレーキ搭載ロードバイクなどはスルーアクスル規格を採用しているのが殆ど。欠点は、クイックリリース仕様で作られたアクセサリーや車載用キャリアなどの互換性がないためアダプターが必要になるのと、シャフトの直径とオーバーロックナット寸法(OLDやエンド幅とも言われている)の規格が統一されていない問題がある。

多くのグラベルロードに採用されているスルーアクスル規格は、オーバーロックナット寸法が前100ミリ/後ろ142ミリ。シャフト直径は前後とも12ミリが、2018年では現在の主流となっている。

グラベルロードには、どのような規格が採用されているのか

グラベルロードに採用されているクイックリリース/スルーアクスル規格は、様々な物がある。前後ともクイックリリースや直径12ミリスルーアクスル規格を採用している車種があれば、前は直径12ミリスルーアクスルを採用し、後ろはクイックリリース規格を採用している車種もあったり、前は直径15ミリのスルーアクスル規格、後ろは12ミリのスルーアクスル規格を採用したモデルまで、様々な物がある。

クイックリリース仕様のグラベルロード

出典:http://www.breezerbikes.jp/2018/product/radar.html

競技用マウンテンバイクやディスクロードの世界では衰退傾向にあるクイックリリース方式だが、クイックリリース方式は汎用性が高い利点がある。クイックリリース方式を採用したアクセサリーや車載キャリアなどを使うことができる。一番の利点はマウンテンバイク用ホイールを簡単に流用できること。今でも、シマノからクイックリリース仕様のマウンテンバイク用ホイールが売られており、フレームの隙間が大きい場合、27.5インチホイールを購入し、650B×47Cタイヤを装着すれば、流行のロードプラス規格を容易に楽しむことができる。

2018年度のクイックリリース仕様のグラベルロードの一例は以下の通り。

    • Jamis Renegade Exile
    • GT GRADE ALLOYシリーズ
    • FELT VR50/60
    • GIANT ANYROAD(アルミフレーム)
    • BREEZER RADAR

 

この中で、Jamis Renegade ExileとBREEZER RADARは、WTB社のROAD PLUS COMPATIBLE FRAMESに記載されているため、ロードプラス規格に対応しているようだ。

前後12ミリスルーアクスルのグラベルロード

出典:https://www.specialized.com/jp/ja/mens-diverge-e5/p/129184?color=239515-129184

現在のグラベルロードで主流なのが前後12ミリのスルーアクスル。クイックリリース方式よりも剛性が高く、前輪スルーアクスルの直径がマウンテンバイクの直径15ミリよりも細い12ミリ規格を採用している。現在のグラベルロードでは主流となっているため、今後の部品供給に期待を持つことができる。欠点は、ロードプラス規格(650B×47C)に容易に変更が出来ないこと。

現在のマウンテンバイクで採用されているスルーアクスル規格の中で、グラベルロードに合わせやすいのは、前は直径15ミリ:エンド幅100ミリ、後ろは直径12ミリ/エンド幅142ミリのマウンテンバイクホイールだ。この場合、後輪は装着可能だが、前輪に関してはスルーアクスルの直径が違うため装着できない。650B化を行う場合、手組みホイールにするのが一般的という意見もある。

2018年度の前後12ミリスルーアクスルのグラベルロードの一例は以下の通り。

  • MERIDA SILEX
  • Specialized DIVERGE
  • FELT VR1~6
  • TREK Crockett 5 Disc
  • Jamis RENEGADE EXPLOIT

 

前12ミリスルーアクスル方式、後ろクイックリリース

一部モデルでは前12ミリスルーアクスル方式、後ろクイックリリース方式を採用しているモデルがある。後輪クイックリリース仕様の利点は、アダプター等を購入しなくてもサイクルトレーナーなどで使用することができる利点がある。後輪スルーアクスル仕様のグラベルロードでも、クイックリリース仕様に変更できる車種もあり、FUJI JARIは前後とも12ミリスルーアクスル対応フレームだが、部品交換で後輪はクイックリリース仕様に変更できる。

2018年度の前12ミリスルーアクスル方式、後ろクイックリリースのグラベルロードの一例は以下の通り。

    • Jamis Renegade EXPAT/EXPLORE
    • Fuji JARI一部モデル(前後とも12ミリスルーアクスル対応フレームだが、部品交換で後輪はクイックリリース仕様に変更できる。)

 

クロモリフレーム版も登場!Fuji Jariシリーズについて解説【2019年モデル】

前15ミリスルーアクスル 後ろ12ミリスルーアクスル

Overlooking Lake Tahoe, August 2017. #gorillamonsoonbike @christinakpeck

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マウンテンバイクで採用されている前15ミリスルーアクスル・後ろ12ミリスルーアクスルを採用しているグラベルロードも存在する。All CityのGORILLA MONSOONは、前直径15ミリ:エンド幅100ミリ、後ろ直径12ミリ/エンド幅142ミリのスルーアクスル規格に対応している。利点はマウンテンバイク用ホイールが装着が可能ということ。GORILLA MONSOONは700Cの場合が42ミリ幅、27.5インチの場合は2.4インチまで対応している。

GORILLA MONSOON | PRODUCTS | モトクロスインターナショナル

その他では、GT GRADE CARBONは、フロントが15ミリスルーアクスル、後ろはクイックリリースを採用していたモデルや、ARAYA CXG(2018)のように、前クイックリリース。リアスルーアクスルを採用したモデルも存在する。

一長一短があるクイックリリース/スルーアクスル規格

クイックリリース/スルーアクスル規格は、様々な種類がありややこしい。クイックリリース/スルーアクスル規格は、コンポーネントのように容易に変更できるものではないため、自転車の使い方を考えて自転車店の店主や自転車に詳しい人と相談したほうがいいだろう。

前2輪自転車の豊田TRIKEが運送業界からコンビニまで注目している理由とは?

介護用から宅配用まで幅広い使い方ができる前2輪電動アシスト自転車の豊田トライク。自転車の新たな可能性を切り開く1台としてシクロライダーは注目しており、定期的に豊田トライクの情報をチェックしている。

TOYODA TRIKE – シクロライダー

埼玉サイクルエキスポ2018では、最新型の豊田トライクが展示されていたため、細かい所をチェックしてみた。前回見た試作バージョンから大きく変わった所は、サドルの背もたれは一体式からサドルを交換しても安心の分離式に変更、荷台が装着され積載性が向上、スタンドがセンタースタンドから通常のサイドスタンドに変更など改良を加えている。車体価格に関しては定価で35万円ほどになるとのことだ。

豊田トライクが運送業界からコンビニまで注目している理由とは?

定価35万円と高価な電動アシスト自転車の豊田トライクを見ると、日本市場ではどの位売れるのか気になるだろう。販売台数について訪ねた所、2018年度の販売は4,000台以上を見込んでいるとのことだ。125CCのスポーツタイプのオートバイやスズキ・ジグザー等の150CCのオートバイよりも高い電動アシスト自転車が、これだけ注目されているのだろうか。

その理由は、コンビニやファストフード店の宅配用や宅配業者などの様々な法人が、走行時の安定性と120kgの荷物を積むことができる積載性能に注目しているようだ。

近年のコンビニやファストフード店では宅配サービスを行っている所が多い。このような宅配サービスでは、原動機付自転車を使うのが一般的だが、免許の問題等があるため電動アシスト自転車に切り替えたいと考えている会社が多いと語っていた。

宅配業者が豊田トライクに注目しているのは、従来型の宅配用自転車よりも運転がしやすいこと。多くの宅配業者は、通常のビジネス用電動アシスト自転車にリアカーを装着して宅配業務を行っている所が多いが、リアカーを装着した自転車の運転には慣れが必要で、運転ミスによるトラブルも多いとのこと。そのような問題を解決するために豊田トライクが注目されているようだ。

豊田トライクは一般ユーザーに販売されるか?屋根付きオプションは登場するか?海外展開するのか?

様々な業者が注目している豊田トライクだが、個人向けにも販売は行うようだ。元々、豊田トライクは法人向けの自転車として企画していたが、独自機構が個人ユーザーにも注目され、個人ユーザーにも販売するとのことだ。基本的には写真の仕様になるようだ。

屋根付きオプションに関しては現時点では無い。ユーザーからの要望が多く寄せられればオプションで登場させると語っていた。海外輸出については、オファーがあるが、現在の生産能力では対応できないとのことだ。また、公式サイトでは登場していないが、前1輪、後ろ2輪仕様も販売するとのことだ。

次世代の電動アシストモビリティ「豊田トライク」まとめ

豊田TRIKE

自動車に載せるために作られたスポーツバイク車載用バッグ DoppelGanger セダンモ車載

カーサイクリングを行う時、車内に自転車を積む場合、殆どの人は車輪を外して自転車を車内に入れるのがほとんどだろう。この時問題になえいやすいのがクルマの内装に傷がつくことだ。

一般的な乗用車の荷室部分は見栄えや防音・断熱を良くするために、ボディの鉄板を見せないフルトリム仕様になっている。そのため自転車を車内に載せる時や車外に出す時に、内装に傷がつく問題が発生する。

このような問題の対策は、傷がついても気にしない、軽トラックや商用バンなど内装に傷がつかない・傷がつきにくいクルマに変更する、輪行袋を使用する等の解決方法がある。

一番簡単なのが輪行袋を使用する方法。ただ、ここで問題になるのが輪行袋に自転車を入れるのは意外と手間がかかるということだろう。自転車を分解して袋に入れて、公共交通機関を利用する時に使う輪行袋は、自転車の入れやすさや自動車に車載した場合の安定性は考慮されていない。

DoppelGangerのセダンモ車載は、自動車の車載だけに特化したスポーツバイク車載用バッグだ。フルオープン仕様の袋でホイールを入れる袋がついている設計のため、通常の輪行袋と比較すると自転車を袋に入れるのは簡単だろう。

一方で、DoppelGangerセダンモ車載は輪行袋として使うのは想定されていないだろう。公式サイトの画像では袋に入れた自転車の部品が見えているため、公共交通機関の使用はできず、袋の重さも900gと重いので自転車旅行時の持ち運びは想定されていない。

車載に特化したセダンモ車載は、よく考えたニッチ商品だと思う。個人が使うだけでなくレンタカー業者がレンタカーのオプションとして提供を行うのも面白いだろう。

自転車関連商材総合ブランド DOPPELGANGER®[ドッペルギャンガー] セダンモ車載 DCB443-DP

 

上位モデルのフレームと同じ6万円クラスのロードバイク NESTO FALAD-K

ホダカのスポーツサイクルブランド「NESTO」には、自転車専門店で販売されるプレミアムモデルと、量販店など幅広い店舗で販売されるスタンダードモデルの2種類がある。NESTOブランドのロードバイクにはALTERNA・ALTERNA FLAT・FALADの3車種が存在するが、ALTERNAとALTERNA FLATは自転車専門店向けのプレミアムモデルで一部の店舗でしか販売されない。一方、スタンダードモデルのFALADは量販店向けのモデルのため多くの店で見ることができると思う。

http://nestobikes.com/products/falad-k/

今回、紹介するNESTO FALADは量販店向けのスタンダードモデルに分類されるロードバイク。一般的に量販店向けのロードバイクは、自転車専門店向けのロードバイクよりもフレームや部品の作りが悪いのが一般的だが、FALADはフレーム・フロントフォークをALTERNA FLATと同じ物を採用している。

コストパフォーマンスが高いロードバイク NESTO ALTERNA/ALTERNA FLATを解説

アルミフレーム・アルミフォークを採用したFALADは、泥除けを装着するためのダボ穴が装備されている。フレームの溶接は滑らかなスムーズウェルディング加工がされていて、高価格帯のロードバイクで主流となっている上下異径ヘッドパーツを採用するなど、只の低価格ロードバイクとは違うのが見てとれる。

タイヤはMAXXIS DETONATOR。DETONATORの中でも、タイヤを折りたためるようにケブラービードを採用したフォルダブル仕様を採用している。定価では1本4,000円ほどと高価で、6万円クラスのロードバイクでは普通は採用されないタイヤだ。タイヤは乗り心地や操縦性を決める重要な部品だが、一般的な自転車はコスト削減で乗り心地が悪い低価格のタイヤを装着するのが普通だ。車体重量は9.7kgと6万円台のロードバイクとして見ると非常に軽い。

上位モデルと同じフレームを採用し、高価なタイヤを装着することで、他の低価格ロードバイクよりもポテンシャルの高さが期待できるFALAD。欠点はコンポーネント関連だろう。

ギアは、前はShimano Tourney(50-34T)。後ろはShimano CS-HG41 7段(11-28T)。ロードバイク用コンポーネントとしては一番安いTourneyを採用している。変速とブレーキを兼ねたSTIレバーは大ぶりで、スプロケット(後輪に装着されているギア)の選択肢が少ないため、ギア比の変更が難しい欠点がある。

NESTO FALADは初心者向けにふさわしいか

量販店向けロードバイクのFALADは、初心者向けの部品が装備されている。駐輪時に必要なスタンドや、ハンドルのフラット部分でもブレーキを握ることができる補助ブレーキレバーを装備しており、街乗りにも対応している。また、ALTERNA FLATと同じ車体設計のためロードバイクとしては太めの28ミリ幅タイヤの装着ができる。街乗り用にするときもタイヤを太くして、ある程度の段差に対応が可能だろう。

6万円台ロードバイクのFALADの一番の利点は、フレームが高価格モデルのALTERNAと同じことだろう。既に実績があるALTERNAとフレームが同じなら、コツコツとチューンナップしてやればALTERNAに非常に近いレベルまで高めることができる。世の中に沢山ある低価格ロードバイクの中でも、フレームが上位モデルと同じ低価格ロードバイクはFALADぐらいだ。6万円クラスロードバイクを選ぶ時、FALADは候補に挙げるべきロードバイクだと思う。

FALAD-K (2018NEW)|NESTO – ネスト

ウメザワ・ランドナーとTREK Y-11をサイクルハーバー青梅に寄付しました

自転車趣味を行っていくと、自転車の複数所有が当たり前になり乗らなくなった自転車も出てくるようになる。自分もウメザワ・ランドナーやTREK・Y-11は既に1年以上乗っていないため、2台とも放出することとなった。

ここで問題になるのが、乗らなくなった自転車をどのようにするかということ。乗らなくなった自転車は廃車かリサイクル店や中古自転車店に売却するのが一般的だが、今回はレンタサイクルやカフェなどを行っているサイクルハーバー青梅に寄付した。

サイクルハーバー青梅に自転車を寄付すると、自転車がレンタサイクルに使用できる場合は点検や整備を行いレンタサイクルとして復活するとのことだ。現在、ウメザワは整備待ちで待機している状態でレンタルはできない。

TREK Y-11はフレーム状態で寄付したが、レンタサイクルとして復活させるようだ。現在は車庫で飾られている状態となっている。

サイクルハーバー青梅のレンタサイクルは、シティサイクルやクロスバイク、ロードバイク、折りたたみ自転車と様々な自転車がレンタル可能だ。セミリカンベントのTartaruga Type-Fや、定番折りたたみ自転車のBrompton、かつてはダウンヒルマウンテンバイクとして知られていたSpecialized FSR GroundControl、電動変速機を装備したSpecialized S-WORKS、トライアスロンレースで活躍した650Cホイール仕様のZUNOW、カンパニョーロレコードやMAVIC・キシリウムを装着したSCOTT CR1 LIMITEDやコルナゴ・マスター等、普通のレンタサイクルでは見ることができない自転車を借りることができる。

レンタサイクル用として寄付された自転車はそれなりにあり、SCOTT CR1 LIMITEDや写真のCOLNAGO MASTERは寄付とのこと。乗ることができるサイクルミュージアムに近い状態だ。

レンタサイクル以外に様々な事を行っているサイクルハーバー青梅

サイクルハーバー青梅はレンタサイクルだけでなく、サイクリストやランナー等の様々な人に向けたサービスを行っている。自転車関連で言うとレンタサイクルだけでなく、スポーツサイクルの室内駐輪、保管や点検、クリーニングを行っている。サイクリスト向けだけでなくランナー等の人に向けたサービスでは、コインロッカーやシャワーの提供をしている。これ以外にも軽飲食やおみやげの販売の行っており、青梅の観光拠点の1つとも言える場所になっているようだ。

サイクルハーバー青梅

パナレーサー・グラベルキングにロードプラス規格のタイヤがラインナップされた


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通常のロードバイクよりも小さい650Bという車輪径を採用し、マウンテンバイクに近いほど太いタイヤを履くことで、舗装路の走行性能をできるだけ犠牲にせず乗り心地や砂利道の走破性を上げたロードプラスタイヤ。最近では大手ブランドのグラベルロードでも標準でロードプラス規格を採用したモデルや、車輪を交換することでロードプラス規格に対応可能なモデルも存在する。

650Bロードプラスタイヤのグラベルロード KONA ROVE NRB DLに乗ってみた

ロードプラスタイヤで問題になるのが、タイヤの種類が少ないのと価格だろう。ロードプラス規格を提唱したWTB社が販売しているロードプラスタイヤ「Horizon」は、日本で購入する場合、1本7,000円以上する高価なタイヤだ。

高価なタイヤが殆どのロードプラス規格のタイヤだが、パナレーサーのツーリングタイヤ「グラベルキング」にロードプラス仕様のグラベルキングがラインナップされたようだ。種類は通常のスリックタイヤタイプのグラベルキングと、セミノブパターンを採用したグラベルキングSKの2種類がラインナップされている。スリックタイプのグラベルキングでは、タイヤ幅は1.5インチ、1.75インチ、1.9インチの3種類があり、グラベルキングSKは1.9インチとなっている。

注目すべき部分は価格。グラベルキング・グラベルキングSKとも定価5000円台と、ロードプラス用タイヤにしては低価格で購入することができる。通勤や通学などの日常用で使うにはためらう価格だが、一般的な趣味で使うには限界の価格で買うことができる貴重なロードプラス用タイヤだろう。

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10速以下でもフロントシングル化が可能なスプロケがSunraceから登場

マウンテンバイクやシクロクロスの世界で主流となっているのが、フロントギアを1枚にし、ワイドレンジ仕様のスプロケットを入れる「フロントシングル仕様」だろう。フロントシングル化は直感的に変速が可能でトラブルが少ない一方、部品の値段が高いため簡単に行うことができない欠点もある。

一般的にフロントシングル化を行う場合、リアスプロケットの段数が10段以上の物を使用するのが一般的だが、台湾の自転車部品会社「Sunrace」は、8・9段用のワイドレンジ仕様のスプロケットを販売している。

上の写真のスプロケットは8段用だが、9段用も存在する。歯数は11-40Tで、ギアの組み合わせは11-13-15-18-22-28-34-40。10~12段で行うものを8段で対応しているため、ギアが飛び飛びになっているが、非常に珍しい8段スプロケットだ。気になるのが変速機の対応だが、ディレイラーハンガーにアダプターを装着するリアディレイラーリンクが付属している。対応しているハブはShimano HGスプラインフリーハブで、SRAM XDドライバーには互換性はないとのことだ。