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2万円クラスの安いクロスバイクと4万円クラスのクロスバイクの違いを解説

投稿日:2019/05/18 更新日:

自転車に限らず専門店と量販店では売られている物が違うことが多い。クロスバイクの場合、スポーツ自転車専門店では、最低でも4~5万円は必要だ。その一方、ホームセンター等の量販店では2万円台でクロスバイクが購入できる。2万円クラスのクロスバイクと4万円クラスのクロスバイクの違いをまとめてみた。

2万円台のクロスバイクと4万円台のクロスバイクの違い(2015年の記事)

一般的な自転車マニアからは2万円台のクロスバイクは見向きされないため、この手の自転車の情報は少ない。今回、埼玉サイクルエキスポで、2万円台の街乗りクロスバイクMomentum iNeed 700-3に乗ることができたので、2万円台のクロスバイクと4万円台のクロスバイクの違いの違いを書いてみることにした。

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こちらはMomentum iNeed700-3。28,595円(税込)の街乗りクロスバイクで、ライバル車種はサイクルベースあさひのウィークエンドバイク、サカモトテクノ オールストリートか。

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こちらは、Momentum iNeed Z-3Air。45,800円(税込)のエントリーモデルのスポーツ自転車で、試乗した感覚だと、1ランク上の5万円台の有名ブランドのエントリーモデルに近い走りの軽さがある。

走りの軽さの違い

2万円クラスの街乗り用クロスバイク「iNeed700-3」は、一般的なママチャリよりは軽快に走行することができて、MTBルック車みたいな走りの重さは無い。しかし、本物のスポーツ自転車と比べると明らかに走りは重い。「iNeed700-3」のタイヤ幅はカタログでは28ミリ相当(らしいが、実車を見た感じだと32ミリ相当に見えた)と、ママチャリと比べると細いタイヤを採用している。4万円クラスのクロスバイクの「iNeed Z-3Air」は「iNeed700-3」と同じタイヤ幅だが、iNeed700-3のほうが走りは重い。感覚的には「iNeed Z-3Air」に、ママチャリ並に太いタイヤの38ミリ相当のタイヤをつけたような感覚だ。スタート時の走りの軽さや、速度が出たときの車速の維持も大きな差がある。

ギア比の違い

4万円クラスの「iNeed Z-3Air」は、前3段・後ろ8段を装備。これにより平地から上り坂など様々な場面で対処できるギア比を採用した。その一方、iNeed700-3は前1段のみの街乗り用ギアだ。キツイのぼり坂が出たら、押して上らないといけない。

材料・部品の違い

4万円クラスの「iNeed Z-3Air」は、フレーム素材にアルミを採用し、車輪の着脱を簡単にできるクイックレバー式ホイールの採用をしている。一方2万円クラスの「iNeed700-3」のフレーム材質は、アルミよりも重いハイテンを採用し、車輪も着脱するとき工具が必要なナット止めを採用している。

この手の2万円台のクロスバイクは、軽さや車輪強度には、一種の割り切りが必要だ。本物のスポーツ自転車のように長距離走行をするのなら、最初から有名ブランドのエントリーモデルのスポーツ自転車を購入したほうが良い。走りの重さ等を割り切って、街乗り用のセカンドバイクと考えよう。

2019年現在、かつての2万円クラスのクロスバイクは3万円クラスのクロスバイクに

かつての2万円クラスのクロスバイクは、円安による値上げなどの影響で3万円クラスのクロスバイクになってしまった。2019年現在の2万円クラスのクロスバイクは2015年なら1万円台のクロスバイクだと思えばいい。実際にディスカウントストアで2万円のクロスバイクを見ると、部品の質や塗装が酷い物が多い。

2019年現在、サイクリングを目的に3万円クラスの街乗り用クロスバイクを買うのなら、4万円クラスのクロスバイクを買ったほうが良いだろう。

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