縦折れ式折りたたみ自転車 5Links2のすべて 評価からグレードの違いまで解説

世の中には沢山の折り畳み自転車があるが、その中でも縦折れ式折り畳み自転車の5Links2は、パーソナル・アーバン・ビーグルというコンセプトを売りにした折り畳み自転車だ。到着地点がどのような場所でも、自転車を携えて移動でき、電車、バス、車、飛行機といったあらゆる移動手段を共用利用し、目的地に到達することを売りにした5Links2は、軽量にするためにアルミフレームを採用し、縦に簡単に折り畳めることで場所を取らず、ゴルフバッグ程度の運びやすい形を採用し、様々な交通機関に積載しやすいデザインとなっている。

5Links2の試乗インプレッション


折りたたみ自転車の中でも、縦折れ式折りたたみ自転車は独自の構造を採用している物が多く、個性的なモデルがほとんどだ。5Links2は16インチの縦折れ式折りたたみ自転車で、Sliding Head Systemを採用した縦折れ式折りたたみ自転車だ。

フレームはアルミフレームを採用。ブレーキは前後ともデュアルピボットタイプのキャリパーブレーキとなっている。変速関連は、シングルギア・内装5段変速(シマノ・NEXUS)・外装9段変速(シマノ・CAPREO)の3種類があり、今回試乗したのは外装9段変速仕様に試乗。(その後シングルギア・内装5段変速にも試乗した。)

乗車姿勢はサドルよりもハンドルが高いアップライトな乗車姿勢となる。身長183cmの自分でさえ、アップライトな乗車姿勢と感じたため、前傾姿勢で乗る自転車ではないと思う。フロントフォークの装着位置等が通常の折りたたみ自転車とは違うためかハンドリングは独特。ハンドルの動きに対して少し敏感に動くという感覚があった。個人的には乗車姿勢と相まってスピードを出して、コーナーでは車体を傾かせてスポーティな走りをする自転車という雰囲気には感じなかった。

走りに関してはアップライトな姿勢に関わらずスポーティだと思ったこと。フレームに折りたたみ機構が無いためか、横折れ式折りたたみ自転車によくあるペダルを漕いでも進みにくい感じは無く、この手の折りたたみ自転車としてはよく進む。乗車姿勢がママチャリみたいにアップライトなのでチグハグな走りとも言える。

ブレーキは前後キャリパーブレーキで、シティコミューターとしてのコンセプトからみれば必要十分の制動力。ただ飛ばして走るには物足りないと思う。この件に関して2018年にサイクルドリームフェスタで話を伺った所、小径車で制動力を上げすぎると転倒する危険があるためこのような部品構成を採用していると語っていた。制動力について不満がある場合は、フロントブレーキケーブルの内装部分の取り回しを外装仕様にしたり、ブレーキシューの交換の改造を行えば制動力が上がるとのことだ。

5links2の良さは、縦折れ式折りたたみ自転車では、汎用性があることだろう。折りたたみ時は、OX PECOやPacific Cycles Carry meのような超小径縦折れ式折りたたみ自転車のようにコンパクトではないが、これらの超小径車よりも車体サイズが大きいため、乗車姿勢は普通に乗ることができる。タイヤサイズも16インチなので、汎用的に使用するのならギリギリのサイズだろう。

5Links2の折り畳み方法

5Links2の折りたたみの特徴は主に2つある。1つ目は折りたたみ方法が縦折れ式で折りたたみ時は床面積が少ないこと。フレームに折りたたみヒンジが無いため、折りたたみ部が削れて摩耗する問題を防いでいる。2つ目の特徴に関しては、5Links2をずっと使ってもらうために拘った部分だと語っていた。

5Links2のグレード

5Links2には、シングルギアの161、内装5段変速の165、外装9段変速の169の3種類がラインナップされている。シングルギアの161、内装5段変速の165、外装9段変速の169の全モデルに試乗できたので紹介したい。

5Links2 161:84,240円(税込)

・折りたたみサイズ:40cm×102cm×34cm
・本体重量:約9.3kg
・変速機:1段(前53T・後ろ16T)
・タイヤサイズ:16×1.25 KENDA KWEST

5Links2では一番安いモデルが5Links2 161。カラーリングは1色でギアも1枚しかないので短距離用の自転車とも言える。内装5段変速仕様の5Links2 165や、外装9段変速の5Links2 169みたいに、ギアが沢山あるわけではないため、ダイレクトに進む感覚はグレードの中では1番。ギア比は軽めで高速走行するのには向かない。フレームにはディレイラー台座があるため後から変速機を装着することも可能だ。

5Links2 165:113,400円(税込)

・折りたたみサイズ:40cm×102cm×34cm
・本体重量:約10.3kg
・変速機:内装5段(前53T・後ろ14T SHIMANO NEXUS INTER-5)
・タイヤサイズ:16×1.25 KENDA KWEST

5Links2の中では、唯一の内装変速仕様。シングルギア仕様の161や外装9段変速仕様の169と比較すると、ゆったりとしたペダリングで走る仕様。停車時でも変速できスポーティさが少ないモデルのため、一番5Links2らしいモデルとも言える。

5Links2 169:142,560円(税込)

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・折りたたみサイズ:40cm×102cm×34cm
・本体重量:約9.8kg
・変速機:外装9段(前53T・後ろ9-26T)
・タイヤサイズ:16×1.25 KENDA KWEST

5links2の中でも最上級モデルなのが5Links2 169。外装9段変速を採用したモデルで、登坂性能が高く高速走行もしやすいモデルとも言える。5Links2の中では一番スポーティなモデルだろう。

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