ビーチクルーザー型E-Bike「Electra Townie GO!」を解説

気軽に乗れる50CCの原動機付自転車は、電動アシスト自転車の登場により衰退している。ホンダ・ヤマハ・スズキといった日本のオートバイメーカーの50CC原付きは、実用性を重視したスクーターしかない。その一方で、電動アシスト自転車はE-Bikeブームにより、50CCの原動機付自転車よりも高価格なモデルが数多く登場している。

今回紹介するE-BikeはElectra Townie Go!。2014年にTREKグループに入ったアメリカの自転車ブランド「Electra」のビーチクルーザータイプのE-Bikeだ。

Electra Townie Go!とはどういう自転車か?

足つき性とファッション性を重視したスポーティなビーチクルーザー「Townie」シリーズの中でも電動アシスト自転車バージョンと言えるのが「Townie Go!」。車体デザインの特徴は、アメリカンバイクを連想させるアップライトでロー&ロングなデザインだ。サドルを低くしても軽く膝が曲がり、快適に走れる乗車姿勢を実現するため、ペダルの踏み込む位置を通常の自転車よりも前方に移動させた。このようなデザインを採用した自転車は海外ではSpecialized Roll、Schwinn SIVICAシリーズ、Momentum iWant Parkがある。

Specializedのクルーザー「Roll」のカスタム動画”Roll Your Own: Designer Roll Series”

ドライブユニットはBosch ActiveLine Plus。シティスポーツタイプのE-bike用ドライブユニットだ。あのユニットをマウンテンバイクやクロスバイクに搭載すると、スポーティさと静音性に優れたヤマハ(PW-SE)、高回転でぶん回して楽しむシマノ(STEPS E8080)、アシストのメリハリが強くパワフルなパナソニック(マルチスピードドライブユニット)など、他のユニットを搭載したE-Bikeと見劣りする。しかし、コミューターE-Bikeやスポーティビーチクルーザーなら、Bosch Active Line Plusは合っているだろう。最大航続距離は100km。

Townie Go!は2種類のフレームデザインがある。一番最初の写真は男性用で、この写真はまたぎやすくした女性用モデルだ。

今回、Townie Go!に注目したのは、従来のスポーツ自転車ユーザー以外の層を取り込める可能性があるからだ。かつて50CCオートバイでスーパーカブのエンジンを搭載した原付き(ホンダ・JAZZ/マグナ50)があり、一種のファッションとして愛用されていたが、販売終了した。Townie GO!は、かつて存在した原付きアメリカンバイクに乗る層など、ファッショナブルで楽に運転できる乗り物が欲しい人にウケる可能性がある。足つき性が高くアップライトな乗車姿勢に加え、幅広のサドル、泥除けを採用しているので実用性もあり、非自転車ユーザーに注目される可能性がある。価格は¥238,000。

出典:https://www.electrabike-jp.com

Electra Townie Go!に試乗した感想

ビーチクルーザー型E-BikeのElectra Townie Go!をサイクルモードで試乗できた。乗車姿勢は一般的なクロスバイクのように前傾姿勢で乗るのではなく、上半身が立ったゆったりとした姿勢で乗ることができる。このような乗車姿勢は、サドルに過大な力がかかるため、おしりが痛くなりやすい問題がある。しかしTownie Go!には、ママチャリよりも大きいサドルが付いているため、お尻は痛くなりにくいだろう。

試乗して最初に感じたのは乗車時の目線。一般的なスポーツサイクルは前傾姿勢になるため、少し下を向いた目線になりやすい。しかしTownie Go!は上半身が直立した状態で走るため、一般的なスポーツサイクルよりも開けた目線で運転できる。また、一般的なクロスバイクよりもホイールベースが長いため、直進安定性も高い。直線ではクロスバイクよりもリラックスした状態で走れるだろう。

ドライブユニットはBosch Active Line Plus。Bosch製ドライブユニットの中では、コミューター向けのモデルだ。このドライブユニットはスポーツ走行を楽しむE-MTBに装着するのには疑問だが、Townie Go!のように普段はゆったりと走り、時々少しスポーティさを楽しむのには合っている。このE-Bikeに、Shimano STEPS E8080のような脚を高回転で回すスポーツタイプのドライブユニットは合っていない。

今回試乗した限りで気になる所は車体サイズが大きい事。筆者みたいに身長183cmと大柄な体格で男性用に乗車したが、肩が少し下がる姿勢だった。一般的な身長の人が乗った場合、肩が上がりすぎて運転しにくいだろう。乗車姿勢で気になった場合は、ステム調整で高さを合わせるか、フラットハンドルや手前に曲がったクルーザー用ハンドルに交換したほうが良いだろう。

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