ハリークインからブロンプトン風の折りたたみ自転車「Roller」が登場

ルノーライトシリーズで有名な自転車会社のGicは、イギリス系自転車ブランド「ハリークイン」の自転車の販売している。ハリークインブランドでは、主に小径車や14インチの超軽量折りたたみ自転車がラインナップされているが、Amazonでは新しいハリークインの折り畳み自転車が公開されている。

写真のハリークインの折り畳み自転車を見ればわかる通り、明らかにブロンプトンを真似した折りたたみ自転車となっている。変速機はスターメアーチャーの内装3段変速を採用しているが、ブロンプトンもスターメーアーチャー製の内装3段変速仕様もラインナップされているため、全体的な車体デザインだけでなく部品構成もブロンプトンを意識していると思う。

ハリークインの折り畳み自転車には、ブロンプトンと違う設計を採用している部分もある。ハンドルステムは上下伸縮機構を採用し、ハンドルにもクイックレバーを装着することでハンドル角度の調節も容易になっている。一方、ブロンプトンはハンドルステムの上下伸縮機構は無くハンドル角度の調節は工具を使用しないといけない。ただ、ブロンプトンは折り畳み機構をシンプルにして、折り畳み部分の調整を少なくした利点を持っているので一長一短だろう。

フレーム素材はアルミ素材を採用している。本家ブロンプトンは鉄系統のクロモリ素材を採用しており、単純に考えるとアルミ素材を採用したハリークインのほうが軽いと思うかもしれない。しかし、車体重量はハリークインが12.5kgなのに対し、ブロンプトンはリアキャリア付き・3段変速仕様のM3Rが12.0kgとブロンプトンのほうが若干軽い。ブロンプトンはアルミ素材を採用している部分が少なく、寿命が長く折りたたみ時にすり減りにくいスチール素材をフレーム・ハンドルステム・シートポスト等にメインとして採用しているのを考えると、ブロンプトンのほうが優秀と言えるだろう。

ハリークインの折りたたみ自転車は、Amazonでは5万円台となっている。2018年4月23日時点では、公式サイトで詳しい情報は公開されていない。

電動アシスト自転車バージョン「PORTABLE E-BIKE」も登場

2018年10月にハリークインから、電動アシスト自転車バージョン「PORTABLE E-BIKE」が登場した。

電動アシスト折り畳み自転車「ハリークイン PORTABLE E-BIKE」を解説

ブロンプトン風E-bike等で有名な自転車ブランド「Harry Quinn」まとめ

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