スポーティ超小径折り畳み自転車 DAHON K3 ライバルの比較も

低価格で折り畳みサイズが小さい14インチ折りたたみ自転車。この自転車はブームにより様々モデルが登場している。特に注目したい車のは坂道も楽に走れる3段変速モデルだ。この手の折りたたみ自転車は、車輪が小さいのでクイックな動きをするが、コンパクトに折り畳むことができ低価格で買える。日本ではルノーウルトラライトトリプルが有名だが、世界的な自転車ブランド「Dahon」からライバルと言えるモデル「K3」が登場した。

Dahon K3の一番の特徴は、このクラスの中で一番スポーティだと言うこと。重量7.8kgと軽いだけでなく、通常の14インチ折り畳み自転車よりも重いギアを採用し、高速走行にも対応した。ギアは前53T、後ろ9-13-17Tと14インチ折りたたみ自転車「BYA412」系統の日本国内市販車では一番重いギアを採用している。

ヨコハマ・サイクルスタイル2018では、K3が展示されており試乗が可能だった。試乗した限りでは、重いギアが装着されており通常の14インチ折り畳み自転車よりも速く走ることができる。ただ、タイヤが細いためか氷の上を滑るような感覚だ。路面状況に左右されやすい超小径車輪にロード用タイヤのため、高速走行を行う場所は限られるだろう。

アルミ製のフレームには、トップチューブとボトムブラケットまで専用ワイヤーで接続したDeltechを採用。この機構によりフレームにトライアングルが形成し、フレームヒンジの負担を軽減や剛性がアップするとのことだ。

Dahon K3の折り畳みサイズはW65xH59xD28cm。参考にシングルギアのDahon Dove PlusがW62×H56×D30だ。折り畳みサイズは多少大きくなった。しかし、K3は高速走行を重視するため、直進安定性を決めるホイールベースをDove Plusよりも長く取っているため、折り畳みサイズにも影響したと思われる。カラーバリエーションはレッドxマッドブラック、ホワイトxブラックの2色。価格は¥82,000。

ライバル(ルノー・ウルトラライトトリプル)との違い

Dahon K3のライバルと言えば、ルノー・ウルトラライトトリプルだろう。この自転車はDahon K3よりも安い¥65,000で買える、14インチ外装3段変速折りたたみ自転車だ。

・折りたたみサイズ:65cm×30cm×55cm
・本体重量:約7.8kg(ペダル/リフレクター/スタンド除く)
・変速機:外装3段変速(前47T・後ろ11-13-15T)
・タイヤサイズ:14×1.35インチ

折りたたみサイズは、ウルトラライトトリプルのほうが少し低く、DAHON K3は奥行きが少し短い。ギア比はウルトラライトトリプルのほうが軽いので、スピードを出したいのであればDahon K3、スピードよりも坂道でも上りやすいのが欲しいのであればルノー・ウルトラライトトリプルだ。

操縦安定性に関してはヨコハマ・サイクルスタイル2018の試乗コースで走行した限りでは、Dahon K3が若干安定していると思った。ホイールベースは実質的に両車とも変わらないと思うが、Dahon K3はハンドルステムを少しだけ前に倒すことで、多少ながら後輪に荷重が少ない設計に変わったのもあるだろう。コストパフォーマンスや坂道重視ならルノー・ウルトラライトトリプル、スポーティに走りたいのならDahon K3を選ぶのがベストだ。

・折りたたみサイズ:65cm×28cm×59cm
・本体重量:約7.8kg(ペダル除く)
・変速機:外装3段変速(前53T・後ろ9-13-17T)
・タイヤサイズ:14×1.35インチ

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