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ジック 20インチ最軽量クラスの電動アシスト自転車 「TRANS MOBILLY NEXT206」と輪行袋をセットにした「旅にでよう!輪行セットII(電動)」発売

ジックは11月22日、20インチ・最軽量クラスの電動アシスト自転車 「TRANS MOBILLY NEXT206」と輪行袋をセットにした、「旅にでよう!輪行セットII(電動)」を2022年11月下旬に発売したと発表した。

TRANS MOBILLY NEXT206は、最小・最軽量クラスの折りたたみ式電動アシスト自転車「ULTRA LIGHT E-BIKE TRANS MOBILLY NEXT」シリーズの20インチバージョン。車輪サイズは20インチと、一般的な折りたたみ自転車と同サイズで、乗りやすさを重視し、外装6段変速を搭載することで、ちょっとしたサイクリングにも対応。重量は約13.5キロと軽量だ。

このセットは、持ち運ぶためにつくられた電動アシスト自転車「TRANS MOBILLY NEXT206(トランスモバイリーネクスト206)」と、3個のキャスター付きで安定感があり、持ち運び・移動がラクラクな、輪行キャリーバッグがセットになったモデルとなる。

価格は15万4000円(税込)。

TRANS MOBILLY NEXT206(トランスモバイリーネクスト206)のスペック

  • フレーム     :アルミフレーム
  • 組立時サイズ   :1480×530×790-990mm
  • 折りたたみサイズ :810×500×650mm
  • 重量       :約13.5kg(バッテリー・スタンド・ペダルを除く)
  • タイヤサイズ   :20×1.5
  • ブレーキ     :Vブレーキ
  • アシストモード  :1モード
  • 走行距離     :約30km
  • 補助速度範囲   :0~10km比例補助/10~24km逓減補助
  • モーター型式   :直流ブラシレスモーター
  • モーター定格出力 :250W
  • バッテリー型式  :充電式リチウムイオンバッテリー
  • 電圧       :24V
  • 容量       :5.0Ah
  • バッテリー寿命  :約300回
  • 充電器型式    :リニアレギュレータ方式
  • 電源       :AC100~240V
  • 消費電力     :120Wh
  • 充電器定格出力電圧:25.2V 1.5A
  • 充電時間     :約4時間
  • 付属品      :サドルポーチ バッテリーカバー

MOBILLY(モバイリー) 輪行キャリーバッグのスペック

  • サイズ      :850×420×680mm
  • 折りたたみ時サイズ:850×420×240mm
  • 重量       :約3kg
  • カラー      :ブラック

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折りたたみE-Bikeで有名な「BESV PSF1」をインプレッション

電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」の中でも、E-Bike専門のブランドで有名なBESV。BESVは台湾のE-Bike専門ブランド。他のE-Bikeと比較してデザイン性を重視しており、2013年のLX1から世界の様々なデザイン賞を受賞している。

BESVのE-Bikeの中でもベストセラーモデルで有名なのがミニベロE-Bike「PSシリーズ」。その中で唯一、折りたたみ機能を採用したのがPSF1だ。PSF1は2022年8月にマイナーチェンジを実施し、フロントフォークのロックレバーの位置を変更。レバーも爪ロックタイプから、カンヌキタイプへと変更した。仕様変更に伴い、フロントフォークのカラーはBlackとなった。

今回、マイナーチェンジを行ったBESV PSF1を借用することができたのでインプレッションを行う。

PSシリーズ特有の近未来デザインを採用しつつ折りたたみ機能を採用

BESV PSシリーズのデザインで特徴なのが、シートポストが途中で切れているフルサスペンションマウンテンバイク風のデザインを採用している所。PSF1は、サスペンションとフロントフォークに折りたたみ機能を採用していることで、PSシリーズらしいデザインと折りたたみ機能の実用性を両立することができた。

バッテリーはBESVオリジナルの36V 10.5Ahの378whで、PS1、PSA1と同じサイズを採用。一般的なE-Bike用バッテリーは汎用性を重視しているが、PSF1はPSシリーズ専用設計を採用しており、車体と一体感があるデザインを実現した。電源オン/オフはバッテリーにある鍵を使うタイプで、他のE-Bikeではあまり見られない。この方法は車体やハンドルに電源スイッチを装備しなくても良い利点があるが、電源オンの時は、バッテリーにキーを装着する必要があるため、キーホルダーを付けると漕いでいる時に脚に当たりやすいという欠点がある。

フロントフォークに関しては、マイナーチェンジモデルはカンヌキタイプを採用。旧型はレバー式を採用しており、簡単に折りたたむことができたのに対して、新型のカンヌキタイプは、レバータイプと比較すると少し面倒で、展開する際はきちんと穴に入れる必要があるが、安全性は旧型よりも向上している。

後輪インホイールモーターの味付けは良い。アップライトなポジションはやりすぎで前輪が滑りやすい

BESVのE-Bikeは、明確に表示されていないが定期的に駆動系に改良を行っていることがある。駆動系の改良を行うと、電動アシスト自転車が道路交通法などに規定されている基準を適合しているのを表す型式認定(任意)の変更を行う必要があり、BESVは駆動系の改良を実施するとその度に型式認定を取得している。PSシリーズに関しては、PS1はYTRT03(取得会社はオギヤマサイクル)→YTRT05(取得会社はオギヤマサイクル)→YTRT05-61。PSA1はYTRT06(取得会社はオギヤマサイクル)→YTRT06-61。PSF1はYTRT10と型式認定を取得しており、PSF1に関しては、登場時からモーターなどの駆動系に関しては大幅な変更を行っていないと思われる。因みに型式認定に関しては、フレーム別でも型式認定を取得するのが一般的で、BESV JF1のように新サイズを採用するため新たに型式認定を取得する事例もあるため注意が必要。

BESV PSシリーズに関しては、PS1(旧型モーターと現行型モーターの2モデル)、PSA1(旧型モーターと新型モーター換装車)に試乗したことがある。

PSF1のアシストの味付けは、PSA1と同じのようだ。BESV PSシリーズのモーターは同じ物を使用しているが、PS1は踏んだ時のレスポンスが良くてスポーティな味付けを採用しているのに対して、PSA1やPSF1は、発進時に穏やかにアシストする特性を採用している。これは、スポーツサイクルに慣れていないユーザーでも安心して走れるようにしたのもある。

現行型PSシリーズは、旧型モーターの初期型PS1のような荒っぽいアシストや、旧型モーターのPSA1のようにムラッ気があるアシストは無く、自然なアシストを採用。アシスト力は街中や舗装路の坂道を走る分には過不足ないパワー、トルクとなっている。

最大航続距離は90キロで、バッテリー容量は378wh。BESV JF1が最大航続距離が105キロでバッテリー容量が252whなのを考えると、航続距離は短いと思うかもしれないが、JF1は、アシストが弱いエコモードでも航続距離を伸ばすためにアシスト力が少なく、人力で走る比率を大きくしている。そのため、同じアシスト力が弱いエコモードでも、JF1は上るのが厳しい坂でも、PSF1は快適に上ることができる。

モーターの特性に関してはもんだいないPSF1 だが、乗車姿勢には問題がある。PSF1はPSシリーズと比較して、アップライトな乗車姿勢を採用しているが、これにより前輪の設置感が非常に気薄だ。

 

BESV PS1
BESV PSA1
BESV PSF1

一般的な人力マウンテンバイクは、前輪の荷重が4、後輪の荷重が6と、やや後ろに荷重がかかりやすいという特徴がある。BESV PSシリーズは、クロスバイク程度のやや前傾姿勢で運転する車体設計となっているが、PSF1は、上半身が起き上がった乗車姿勢により、後ろに荷重がかかり、後輪インホイールモーターにより、さらに後輪に偏っている。そのため、前輪に荷重がかかりにくく、前輪の設置感が希薄となっている。

Electra Townie Go! 出典:TOWNIE® GO! 8D STEP THRU (LADIES’) | ELECTRA BICYCLE (electrabike-jp.com)

アップライトな乗車姿勢で適切な車輪の荷重をかける場合、エレクトラのTownie Go!のように、チェーンステーを伸ばして後輪の位置を離すなど、よりアップライトな乗車姿勢にあった車体設計に適正化する必要がある。

ただ、この案は無理があるのでオプションで用意しているショートハンドルステムを装着するのが良いだろう。これなら、PS1やPSA1に近いハンドル高になるので、前輪荷重過小の問題は解決すると思う。身長183センチの筆者が乗ってもアップライトな乗車姿勢になるハンドルステムの高さは、設計的に些か無理があるのでショートステムが標準装備でも良いほど。PSF1を購入するのならショートステム交換は必需だと思って購入したほうがいいだろう。

BESV PSF1のスペック

  • フレーム:アルミフレーム(リアサスペンション付き)
  • フロントフォーク:アルミフォーク、折りたたみ機能付き
  • 重量:18.3kg
  • ブレーキ:Promax 機械式 ディスクブレーキ (エレクトリックブレーキ装備)
  • ギア(前):48T
  • ギア(後):12-28T 7段変速
  • フロントホイール:20インチ
  • リアホイール:20インチ インホイールモーター
  • タイヤ:DURO 20×1.5
  • ドライブユニット:BESV インホイールモーター(定格出力250W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:リアインホイールモーター
  • バッテリー:36V 10.5Ah(378wh)
  • 充電時間:約4.5時間
  • アシストモード:3段階+スマートモード
  • 航続距離:90/74/60km

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BESV PSF1をワイズロードオンラインで見る

日本RV協会 「車中泊」で旅の選択肢を広げるRVパーク7施設が新規認定 日本の夕日百選を望むロケーションなど、北海道から熊本まで全国各所の観光名所に登場

日本RV協会は11月10日、同団体が展開している車中泊施設“RVパーク”が、新たに滋賀県の観光名所・メタセコイア並木近くのグランピング施設併設「リラクピング メタセコイア店」や日本の夕日百選で有名な宍道湖を望むロケーションにある「RVパーク宍道湖」など7施設をこの度新たに認定したと発表した。

「RVパーク」は、日本RV協会が「快適に安心して車中泊が出来る場所」を提供するために定めた一定の条件を満たす車中泊施設。現在、全国各地に295カ所設置がされており、温泉、旅館、道の駅、遊園地等々の様々な施設に隣接する形となっている。

RVパークは、4m×7m程度の駐車スペースで一週間程度の滞在が可能なのが特徴。周囲には24時間利用可能なトイレや100V電源があり、入浴施設が施設内又は15キロ圏内にある。ゴミ処理も可能となっており、気軽に車中泊を行うことができる。

新規認定RVパーク「リラクピング メタセコイア店」施設概要(2022年10月末日時点)

滋賀県の代名詞である母なる湖「琵琶湖」湖北マキノ町に位置し、大自然に囲まれたゆったりとした空間で気軽に車中泊を楽しる施設。四季折々に表情を変えるメタセコイア並木からほど近く、その他にも海津大崎の桜並木や湖水の綺麗なマキノサニービーチなど湖岸景観は抜群で、オールシーズン楽しめる観光スポット。施設内に、完全個室・貸切陶器風呂施設があり自然を感じながらゆったりとお風呂で疲れを癒すことも。広々とした車中泊スペース全てが囲われており、プライベート空間も確保。ドッグラン付きRVパークもあり愛犬家の方必見。

●リラクピング メタセコイア店(滋賀県)
所在地 :〒520-1834 滋賀県高島市マキノ町寺久保683-1
アクセス:名神高速京都東ICから国道161号・湖西道路・国道161号経由で約1時間半、北陸自動車道 木之本ICから30分
施設特徴:トイレ24時間利用可、暖房便座トイレ、入浴施設(施設内)、ごみ処理対応可、電源(無料)あり、ペット同伴可、ドッグランあり、Wi-Fiあり
電話番号:0740-27-8511(営業時間 10:00~18:00)
利用料金:6,600円~(1泊/1台、一般利用時)
公式HP:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1109.html

その他10月開設RVパーク施設概要(2022年10月末日時点)

RVパーク宍道湖(島根県)
日本の夕日百選に選ばれている美しい宍道湖を望むロケーションに位置する施設。
ロケーションだけではなく、ヤギがお出迎え・触れ合えるコーナーやヤギのミルクで作るジェラートなどが楽しめるヤギカフェが併設されているユニークさがポイント。

所在地 :〒690-0855 島根県松江市浜佐田町974-1
アクセス:山陰道松江西インターより車で約10分
施設特徴:トイレ24時間利用可、暖房便座トイレ、入浴施設(車移動)、ブラック&グレー対応、ごみ処理対応可、電源(無料)あり、水道(無料)あり、ペット同伴可、Wi-Fiあり、夕食あり
電話番号:0852-67-7674(10:00~17:00)
利用料金:3,000円~(1泊/1台、一般利用時)
公式HP:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1120.html

美唄RVパーク(北海道)
所在地 :〒072-0808 北海道美唄市東明町3区
公式HP:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1096.html
RVパークあかね(岐阜県)
所在地 :〒505-0422 岐阜県加茂郡八百津町久田見1220-6
公式HP:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1088.html
RVパーク 鳥羽シーサイドホテル(三重県)
所在地 :〒517-0021 三重県鳥羽市安楽島町1084
公式HP:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1111.html
RVパーク この街ガーデンズ(なでしこの湯)(兵庫県)
所在地 :〒651-2108 兵庫県神戸市西区伊川谷町前開270-1
公式HP:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1093.html
RVパークsmart 道の駅水辺プラザかもと(熊本県)
所在地 :〒861-0312 熊本県山鹿市鹿本町梶屋1257
公式HP:https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/1118.html

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FANTIC ヤマハ製モーターを搭載したEバイク「LIVING」発表 

FANTIC MOTORは11月15日、2023年モデルのトレッキングバイクタイプのEバイク「LIVING」を発表した。

「LIVING」シリーズは、FANTIC E-MTBシリーズのデザインをイメージしたパイプを採用しつつ、左右非対称トライアングル、ベルトドライブ対応の車体に、ブレーキセンサー付きリアライトなど、通勤・通学時の安全性を高める重要な機能を採用。

モーターは2022年に発表した新開発のヤマハ PW S2モーターで、定格出力250W、最大トルク75Nmを発揮。オートアシストモードにより、舗装路、上り坂、下り坂などあらゆる場面で、ペダルを踏み込むたびにスムーズで自然な加速を実現すると謳っている。

街乗り向けのLIVING CITYは、新開発のローステップフレームとEnviolo無段変速機を搭載し、都市生活者に嬉しい最小限のメンテナンスで済み、非対称トライアングルによりベルトドライブにも対応した。

FANTIC LIVINGシリーズの価格や日本国内での展開は不明。

ファンティック E-MTBにヤマハ製モーター「PW-X3」搭載モデル発表 – シクロライダー (cyclorider.com)

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DIIG 一周約91キロでヒルクライムありのサイクリングコース「伊賀いち」お披露目走行会の開催を決定

DIIIGは11月15日、同社が開発、運営するミッションアプリ「DIIIG(ディグ)」が、感じる伊賀主催のサイクリングイベント「おいしい参加賞が選べる!『伊賀いち』お披露目走行会」に採用されたと発表した。

このイベントは、指定のスポットを巡り、アプリ内でミッションをクリアするとオリジナルの「完走証」と、ご当地グルメが貰えるイベント。

忍びの里としても有名な三重県伊賀市と名張市にまたがる全長91キロの広域農道「コリドールロード」(通称:くのいち)は、獲得標高は1600m以上の「激坂ヒルクライム」の名所で中・上級者に人気のコースとして知られている。

近年サイクリストが増加傾向にある一方で、一部道幅が狭い場所や、双方向からの通行により危険な場所などがあったが、今回のコース設定により、安全に楽しく走行してもらうために、一部迂回ルートを設定。伊賀市のサイクリング協会と連携し、「一方通行」「交通ルール遵守」「アプリを使用した楽しみ方」など安全ガイドラインを定め、新たに「伊賀いち」と名付けた。

今回のイベントでは、コース上のチェックポイントで全てのミッションをクリアすると完走証とご当地グルメがもらえるだけでなく、6ヶ所のエイドステーションに「忍者パンケーキ」や「アスパラ茶」等地元の名産を用意や、コース途中の立ち寄りスポットで、伊賀の魅力的な商品をスマホでお取り寄せが可能となっている。

日時:2022年11月26(土)8:45~(7:00受付開始)
開催エリア:三重県伊賀市・名張市
参加費:11,500円(税込)
申込方法:SPORTS ENTRYより (https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/89501
申し込み期間:11月17日(木)
参加賞:後日自宅に届くご当地グルメ(AコースまたはBコース)
完走賞:オリジナル完走証明書
距離:約91km
主催:感じる伊賀
公式サイト:https://igaichi.com/

アメリカで2輪駆動Eバイク「ハマーEV AWD Eバイク」が登場 最大出力1200Wモーターを両輪に搭載

アメリカの自動車ブランド「ハマー」のEバイク、「ハマーEV AWD Eバイク」が登場した。

ハマーは1992年にアメリカの自動車メーカーであるAMゼネラルが発売した、軍用四輪駆動車「ハンヴィー」の民間仕様の名前と、AMゼネラルから権利を購入したゼネラルモーターズ(GM)が、1999年から展開したSUVブランドの2種類がある。2009年にゼネラルモーターズが破綻したあと、ブランドは終了したが、2021年にゼネラルモーターズが北米を中心に展開している商用車、ピックアップトラックブランド「GMC」の電気自動車として復活。重量4.3トンの車体は、1000馬力以上を発するモーターにより、わずか3.5秒で時速100キロまで加速させる電気自動車として知られている。

ハマーEV AWD Eバイクは、アメリカのリーコンパワーバイクが製造を行っている。一番の特徴はEバイクでは珍しい2輪駆動仕様となっていること。モーターは定格出力750W、最大出力1200W、最大トルク160Nmを発揮するインホイールモーターを前輪、後輪に搭載。製造元のリーコンパワーバイク社は、システム合計で最大出力2400Wを発揮すると謳っている。ペダルを漕いだ時にアシストを行うだけでなく、親指でスロットルを回す仕様で、時速45キロのアシストを実現。

このようなEバイクは日本国内やヨーロッパでは、通常の電動アシスト自転車扱いではなく、原動機付自転車(モペット)扱いや、高速Eバイク(S-Pedelec)扱いとなる。

26×4インチと非常に太いタイヤを装備し、車体には泥除け、サイドスタンド、リアキャリアを装備。48V 17.5Ah 840Whバッテリーを搭載しており、48V 21Ah 1008Whにアップグレード可能。車体重量は43キロ。アメリカを中心に販売しているEバイクは、親指でスロットルを作動させることができる原動機付自転車に近いため、ハマーEV AWD Eバイクにも、その考えが残っていると思われる。

ハマーEV AWD Eバイクの価格は3999ドル(約56万円)から。日本での販売は不明だ。

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トレックが群馬県に初出店 「TREK Bicycle 高崎店」2022年11月25日にオープン

トレックジャパンは11月17日、群馬県で初出店となる「TREK Bicycle 高崎店」を2022年11月25日(金)にグランドオープンすると発表した。

TREK Bicycle 高崎店は全国では32店舗目となるトレック直営店。2022年にフルモデルチェンジした新型「Domane」やクロスバイクEバイク「FX+」など、約70台の展示車と約10台の試乗車を用意する。

2022年11月25日(金)から11月27日(日)にはオープンを記念し、来店特典の限定サコッシュプレゼントや試乗会など、家族で楽しめる「オープニングフェア」を開催する。

店舗情報は以下の通り。

 

ワイズロードがブラックフライデーセールを開催 セール対象のEバイクをピックアップ

ワイズロードはオンライン上で2022年11月18日から11月28日までブラックフライデーセールを開催している。

「ブラックフライデーセール」は、対象商品が2021年の合計約4万点から5万点以上に増加。国内外の大手ブランドの完成車・フレームや、ウェア、アクセサリーなど各種商品を最大95パーセントオフで販売する。

ブラックフライデーセールではEバイクも含まれており、ここではセール対象車を紹介する。セール対象車は在庫が限られているため、販売終了になっている可能性もあるため、気になる人は早めに購入を検討するのがお薦め。価格はすべて税込。

BESV JF1

お手頃価格の軽量Eバイクで有名なBESV JF1。30万円を切る価格ながら重量は16キロ台とEバイクでは比較的軽量なのが特徴だ。モーターはリアインホイールモーターを採用し、静かでふわっとしつつ力強いアシストを実現する航続距離40キロのパワーモード、アシスト力を絞り気味にすることで航続距離105キロを達成したエコモード、踏力に応じてアシスト力を変化させるスマートアシストモードを搭載。バッテリー容量は252Whで容量は少ないが取り外しができるため、バッテリー2個で運用するのも良いだろう。

BESV JF1の価格は25万9600円。ブラックフライデーセールでは15パーセントオフの割引で22万円。

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BESV JR1

BESVの軽量Eバイク「Jシリーズ」の中でもJR1はシリーズ唯一のロードバイクモデル。35万円を切る価格ながら重量15キロ台で油圧ディスクブレーキを装備した。タイヤも700×25Cと細く舗装路走行がメインの設計となっている。モーターはリアインホイールモーターを採用。モーターはJF1と同型だが、JR1は自然なアシストチューニングを採用している。バッテリー容量はJF1と同じ252Wh。容量は少ないが取り外しができるため、バッテリー2個で運用するのも良いだろう。

BESV JR1の価格は34万8000円。ブラックフライデーセールでは10パーセントオフの割引で31万円。

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BESV PSF1

BESVのミニベロE-Bike「PSシリーズ」の中で唯一の折りたたみモデルがPSF1。PSシリーズのデザインを持ちつつ、リアスイングアームとフロントフォークを折りたたむことによりコンパクトに折りたたむことができるようになった。モーターはリアインホイールモーターを搭載。アシストはPSA1と同じチューニングで、弱いモードでもアシストを効かせる走行感となっている。20インチホイールと、外装変速機、378Whで容量が大きいバッテリーを搭載しており、サイクリングも楽しめるようになっている。

BESV PSF1の価格は28万1600円。ブラックフライデーセールでは15パーセントオフの割引で23万9000円。

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ベネリ MINI FOLD 16 POPULARシリーズ

ベネリの小径折りたたみEバイク「MINI FOLD 16」シリーズの中でも、低価格モデルがMINI FOLD 16 POPULARシリーズ。コンパクトな車体はハンドルステムやリアスイングアームが折りたたむ構造を採用。コンパクトな車体と16インチホイール、187Whの小型バッテリーを採用しているため、保管場所が限られている人や街乗り、ポタリングを楽しむ人に向いている。

MINI FOLD 16 POPULARシリーズは、前輪にAKM製インホイールモーターを搭載。上位モデルのMINI FOLD 16シリーズのバーファン製モーターと比較するとマイルドなアシストとなっている。またPOPULARはシングルギアのみで、POPULAR PLUSは内装3段変速を装備している。

シングルギア版のベネリ MINI FOLD 16 POPULARの価格は15万2000円。ブラックフライデーセールでは27パーセントオフの割引で11万円。内装3段変速版のベネリ MINI FOLD 16 POPULAR PLUSの価格は16万9180円。ブラックフライデーセールでは17パーセントオフの割引で14万円。

ベネリ MINI FOLD 16 POPULARをワイズロードオンラインで見る

ベネリ MINI FOLD 16 POPULAR PLUSをワイズロードオンラインで見る

ベネリ MINI FOLD 16シリーズ

ベネリの小径折りたたみEバイク「MINI FOLD 16」シリーズの中でも、高価格モデルがMINI FOLD 16シリーズ。MINI FOLD 16 POPULARと同じく、コンパクトな車体はハンドルステムやリアスイングアームが折りたたむ構造を採用。街乗り、ポタリングを楽しむ人に向いている折りたたみEバイクだ。

MINI FOLD 16シリーズは、前輪にバーファン製インホイールモーターを搭載。下位モデルのMINI FOLD 16 POPULARシリーズのAKM製モーターと比較するとパワフルなアシストでグイッと力強くアシストする。

ワイズロードオンラインのブラックフライデーセールではMINI FOLD 16とMINI FOLD 16 DIRTの2モデルを用意。MINI FOLD 16 DIRTは、ブロックタイヤ、前後サスペンションを装備したアウトドアスタイルのモデルとなっている。

ベネリ MINI FOLD 16の価格は21万2300円。ブラックフライデーセールでは24パーセントオフの割引で16万1000円。ベネリ MINI FOLD 16 DIRTの価格は22万550円。ブラックフライデーセールでは27パーセントオフの割引で16万1000円。

ベネリ MINI FOLD 16をワイズロードオンラインで見る

ベネリ MINI FOLD 16 DIRTをワイズロードオンラインで見る

ベネリ MINI LOOP 20シリーズ

ベネリの小径Eバイク「MINI LOOP 20」シリーズは、低価格でファッション性を重視した街乗りモデルが特徴だ。コンパクトな車体に20インチホイール、泥除けや前カゴ、187Whの小型バッテリーを採用しており、国産系電動アシスト自転車よりも洒落たのに乗りたい人や街乗り、ポタリングを楽しむ人に向いている。

MINI LOOP 20シリーズは、前輪にAKM製インホイールモーターを搭載しており、マイルドで必要十分なアシストを実現。またMINI LOOP 20はシングルギアで、MINI LOOP 20 PLUSは内装3段変速を装備している。

シングルギア版のベネリ MINI LOOP 20の価格は11万4950円。ブラックフライデーセールでは17パーセントオフの割引で9万5000円。内装3段変速版のベネリ MINI LOOP 20 PLUSの価格は12万9580円。ブラックフライデーセールでは18パーセントオフの割引で10万5000円。

ベネリ MINI LOOP 20をワイズロードオンラインで見る

ベネリ MINI LOOP 20 PLUSをワイズロードオンラインで見る

トレック Verve+2

トレックのクロスバイクタイプEバイク「Verve+2」は、泥除け、荷台、ヘッドライトなどを装備した実用性が高いEバイク。モーターはボッシュ Active Line Plusで定格出力250W、最大トルク50Nmを発揮。静かなアシストとモーターが車体中心部にあるミッドドライブタイプの特徴である、脚との直結感があるアシストを持っている。バッテリーはボッシュパワーパック300。容量は300Whで街乗りやポタリングに必要十分の構成だが、オプションの容量400Whのパワーパック400や、容量500Whのパワーパック500を装着すればロングライドも楽しめる。ディスプレイもカラーディスプレイで盗難防止機能も用意しているボッシュ Kioxなどを装着できる。

トレック Verve+2の価格は29万5900円。ブラックフライデーセールの割引価格はワイズロードオンライン会員価格で公開されている。

トレック Verve+2をワイズロードオンラインで見る

トレック Powerfly 5

トレック「POWERFLY 5」は、ハードテールタイプのE-MTB。フルサスペンションE-MTBの「Rail」シリーズのデザインイメージをハードテールタイプにしたスタイルに、容量625Whのボッシュ パワーチューブ625バッテリーを車体に内蔵。バッテリーの脱着は車体サイドから行うRemovable Integrated Batteryは、バッテリーを簡単に外すことができるので、充電が楽なのも嬉しい所。モーターはボッシュ PerformanceLine CXで定格出力250W、最大トルク75Nm。アシスト力を可変させることにより、滑りやすい道や曲がりくねった道でも安心して走行できるE-MTBモードを搭載している。

トレック POWERFLY5の価格は59万9500円。ブラックフライデーセールの割引価格はワイズロードオンライン会員価格で公開されている。

トレック POWERFLY5をワイズロードオンラインで見る

ターン HSD P9

折りたたみ自転車で有名なブランドのターン。その中でもHSD P9は日常生活で扱いやすいカーゴバイクとして有名だ。アルミ製のフレームを採用したHSDはEN Cargo Bike規格に従いフレーム・フロントフォークを170kgまでテストし、重い荷物や子ども乗せを装着することが可能となった。また、HSDは駐輪や車載時の取り扱いのしやすさも重視している。ハンドルポストは折りたたみ式のためステーションワゴンなど屋根が低いクルマにも載せやすい。また、キャリアに工夫を行うことで、縦置きも可能な設計を採用し、カーゴバイクでありながら従来の自転車と同じような扱いやすさを得ている。

モーターはボッシュ Active Line Plusで定格出力250W、最大トルク50Nmを発揮。静かなアシストとモーターが車体中心部にあるミッドドライブタイプの特徴である、脚との直結感があるアシストを持っている。バッテリーはボッシュパワーパック300。容量は300Whで街乗りやポタリングに必要十分の構成だが、オプションの容量400Whのパワーパック400や、容量500Whのパワーパック500を装着すればロングライドも楽しめる。ディスプレイもカラーディスプレイで盗難防止機能も用意しているボッシュ Kioxなどを装着できる。

ターン HSD P9の価格は44万3300円。ブラックフライデーセールでは10パーセントオフの割引で39万8970円。

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ヤマハ発動機 YPJ-C

ヤマハ発動機のYPJ-Cは、同社のE-Bikeブランド「YPJ」シリーズのエントリーモデルに位置する、フラットバーロードバイクタイプのEバイク 。バッテリーのサイズを小さくすることで、車体重量を軽くし、アシストOFFの状態でも軽快に走行できるのを売りにしている。バッテリー容量は60Whと少ないため、街乗りやポタリング向けのモデルとなっている。

ヤマハ発動機 YPJ-Cの価格は20万3500円。ブラックフライデーセールでは11パーセントオフの割引で18万円。

ヤマハ発動機 YPJ-Cをワイズロードオンラインで見る

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雪国魚沼 Golden Cycle Route“GCR” 地域ルート(5コース)が新たに登場

新潟県 湯沢町・南魚沼市・魚沼市連携自転車活用推進協議会は11月16日、雪国魚沼 Golden Cycle Route“GCR” 地域ルート(5コース)が新たに登場したと発表した。

2022年8月に新潟県初となるサイクルツーリズムを推進するモデルルート「雪国魚沼 Golden Cycle Route」(略称“GCR”)を設定し、サイクリストが安全で快適にサイクリングが楽しめる走行環境及び受入環境整備に取り組んでいる。

今回、先に設定したGCR(基幹ルート)に加え、周辺の観光スポットなどに立寄りながら気軽にサイクリングを楽しむことができるショートコースを「地域ルート」として5コースを設定。新たな「地域ルート」は、越後湯沢、六日町、浦佐の各駅から、レンタサイクルを利用して手軽に周遊観光ができるコース設定で、サイクリングMAPアプリ「ツール・ド」を利用することで、道に迷うことなく快適に走行することができると謳っている。

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ヤマハ発動機 電動アシスト自転車「PAS」発売開始30周年記念で特設サイトを公開

ヤマハ発動機は11月14日、電動アシスト自転車「PAS(パス)」の発売から30周年を記念して、「幸せのパス。30周年のヤマハPAS」特設サイトと、「家から5kmの大冒険」特設サイトを、11月9日より公開したと発表した。

同社は、1993年に世界で初めて電動アシスト自転車を商品化。1989年の先行開発試作に始まり、1993年11月には、神奈川・静岡・兵庫の3県で「ヤマハ PAS」として限定販売し、1994年4月に全国販売を開始。「人間感覚を最優先した、人にやさしく、地球にやさしいパーソナル・コミューター」を目指した「PAS」の発売を機に、自転車市場に新しいカテゴリーが誕生した。

「幸せのパス。30周年のヤマハPAS」特設サイトは、「幸せへのパス。」を合言葉に、サイトを展開。ユーザーと共に歩んできた電動アシスト自転車「ヤマハ PAS」の30年のこれまでの広がりや、ヤマハ PASを通してユーザーの可能性を広げ、幸せな日々をアシストしていきたいという想いを込めたムービーやメッセージを掲載する。

「家から5kmの大冒険」特設サイトは、通いなれたいつもの景色が「PAS」があることで少しだけ特別な景色に変わり、ユーザーの「ワクワクする気持ち」をアシストしたいという想いを込めたサイト。「PAS」に乗って少し寄り道することで、いつもは気付かなかった景色を見つけたり、車に乗っていると分からない匂いにも気づくなど、「いつもより少しだけ特別な景色」を過ごす様子を紹介している。

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ヤマハ発動機 電動アシスト自転車「PAS Withシリーズ」2023年モデルを発売

ヤマハ発動機は11月8日、通学向けの電動アシスト自転車「PAS With(パス ウィズ)」「PAS With DX(パス ウィズ デラックス)」「PAS With SP(パス ウィズ スーパー)」の2023年モデルを発表。2022年11月30日に発売する。

「PAS With」(スモークイエロー)

PAS With シリーズ」は、登坂時などの高回転ペダリング時でものびやかで快適アシストと、状況に合わせて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーアシスト」などを装備した電動アシスト自転車。2023年モデルは、日常生活で使いやすいデザインの「スマートクロックスイッチ」を新たに搭載。

「PAS With」「PAS With SP」のサドルは、座面を幅広く、クッションを柔らかく、滑りにくい表皮素材を使用。カラーリングは、上質感があり洗練された印象の「ディープレイクグリーン(PAS With、PAS With DXのみ)」を新たに設定した。

「PAS With」は、幅広いシーンで使いやすいデザインと機能を備えた「PAS Withシリーズ」内で最軽量のスタンダードモデル。「PAS With DX」は、「籐風ナチュラルバスケット」「クラシカルテリーサドル」などを採用したファッショナブルなモデル。「PAS With SP」は、「PASシリーズ」最上位のアシストレベルを実現し、登坂性能や15.4Ah大容量バッテリーの搭載、大容量エレガントバスケットの採用により、パワフルで実用性を重視したプレミアムモデルとなる。

 

2023年モデルは、日常生活でも使いやすい機能的なデザインの「スマートクロックスイッチ」を新たに搭載。「スマートクロックスイッチ」は、ハンドルに沿ったコンパクトなサイズで、日常生活での使いやすさを考慮し機能的にデザインしたスイッチで、実際の利用シーンで確認しやすい時計の表示を大きく表示。走行モード切替ボタンは、アシストダウンボタンに比べアシストアップボタンを大きくし、上下非対称にすることで走行中も操作がしやすい形状とした。

また、バッテリーの残量が20パーセントを切ると、お知らせランプが点灯し「ピピッピピッ」とブザー音が鳴ることで、目と耳で残量の低下を確認することができるため、突然の電池切れを防ぐ。バッテリーの残量は10段階のインジケーターと%で表示される設計で、従来モデルに比べて残量を確認しやすくなった。

価格はPAS Withが13万8600円(税込、以下同)、PAS With DXが14万4100円、PAS With SPが17万1600円。

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国内初メッセンジャーの日本大会“JCMC(Japan Cycle Messenger Championship)“が開催決定

横浜・赤レンガ倉庫&パークは、メッセンジャーによる日本初開催の都市型バイシクルフェス「JCMC(Japan Cycle Messenger Championship)」を2022年11月19日に開催すると発表した。

メッセンジャーは、都市部における多種多様な配送を、主に自転車を使って行う職業および人々のことを指す。

JCMC(Japan Cycle Messenger Championship)は、2023年に同じく横浜で開催される“世界大会”「CMWC(Cycle Messenger World Championship)」の前哨戦。JCMCは、メインの日本最速メッセンジャーを決めるデリバリーレースに加えて、カーゴバイクレース、クリテリウムレース、トリック系のサブイベントなどを実施し、自転車があれば誰でも参加可能なイベントして実施。会場内では、キッズ向けの自転車スクール&ショー、マーケット&フードなどの出店など、一般の来場者も楽しめるコンテンツも用意する。

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DAHONインターナショナル初のEバイク「K ONE」「UNIO」をチェック

2022年11月12日(土) 、13日(日)に東京都大田区で行われた「OTAサイクルフェスタ」。DAHONインターナショナルブースでは展示、試乗を行っていた2台のEバイク「K ONE」「UNIO」をピックアップする。

K-ONEは、DAHON HORIZEに近いデザインを採用した20インチ折りたたみEバイク。モーターはBAFANG製リアインホイールモーターで定格出力250W、シートポストタイプのバッテリーを搭載。価格は21万8900円(税込、以下同)。

BAFANG製リアインホイールモーター自体のパワーやトルク感はBESV PSA1やベネリ ZERO N 2.0シリーズと同等で、モーター音も静か。試乗コースは短いため評価は差し控えるが、この価格帯のEバイクでは合格ラインには達しているだろう。

UNIOは、SPEEDシリーズやVitesseシリーズをイメージした20インチ折りたたみE-Bike。モーターは折りたたみEバイクでは珍しいM065MDミッドドライブを搭載。K-ONEと同じくシートポストタイプのバッテリーを搭載。価格は27万5000円。

K-ONEがBAFANGリアインホイールモーターを採用しているのに対し、UNIOはM065MDミッドドライブモーターを搭載。型番や形状から推測してDP MOTOR製M065MDと思われるが、チューニング内容がDP MOTORと同一かは不明で、DAHONインターナショナルオリジナルのチューニングが採用されている可能性はある。

モーターのスペックは定格出力200W、最大トルク60Nm、重量2.5キロ。調べた限りでは軽量系Eバイクに使われるモーターで、海外では電動ロードバイクや電動グラベルロードに採用されているようだ。

アシストのチューニングはSpecialized Turbo SLシリーズに採用されているSpecialized SL1.1モーターのように、発進時は人力メインでアシストは補助のフィーリングに近い。今回試乗した限りでは平地ではSpecialized SL1.1(定格出力240W、最大出力240W、最大トルク35Nm)以上はあるが、Bosch Active Line Plus(定格出力250W、最大出力推定400W中盤、最大トルク50Nm)と比較するとパワーは少し負けるが、トルク感はいい勝負といった感じだ。但し、高速域の試乗ができなかったため、詳細なインプレッションを行うには試乗車を貸し出してを行う必要があり、これ以上の内容は控える。

音に関しては、やや高音のノイズが発生するSpecialized SL1.1よりは静かだが、無音のBosch Active Line Plusよりは煩い。音質はSpecialized SL1.1にBAFANG M500の僅かに発する高音が混ざったようなイメージだと感じたが、こちらも再試乗を行ってチェックする必要がある。

重量17キロと比較的軽量でスポーティな走行感もあるので、注目の折りたたみEバイクの1台だろう。但し、両車ともシートポストバッテリーを採用しているが、バッテリーを盗難防止するための鍵がないのが気になる。ライバル車だとEvol Mini F207は同じくシートポストバッテリーを採用しているが、盗難防止ロックが装備されているため、防犯部分が少し気になる所だ。

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スペシャライズドの「サドル、シューズ、ヘルメット」購入後30日間返品交換できる「満足保証プログラム」がスタート

スペシャライズドは11月16日、スペシャライズドストアで、「サドル、シューズ、ヘルメット」が無条件で購入後30日間返品交換可能な満足保証プログラムがスタートした。

これは、全国のスペシャライズドストアで、スペシャライズドのサドル、シューズ、ヘルメットが無条件で、購入後30日間返品交換可能な満足保証プログラム。

返品交換に関しては購入後30日以内に購入店舗で対象商品の購入レシートを提示し、 店舗で名前とメールアドレス、返品/交換理由を記入する必要がある。スペシャライズドストアで購入分のみが対象で、購入した店舗に限り交換、返品対応可能となる。事故、誤用、濫用、または過失による損傷または故障は適用対象外。

対象期間は2022年11月16日(水)から2023年3月31日(金)購入分まで。

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ヤマハ発動機 電動アシスト自転車「PAS Ami/RIN」2023年モデル発売 「スマートクロックスイッチ」を搭載

ヤマハ発動機は11月8日、通学向けの電動アシスト自転車「PAS Ami(パス アミ)」と「PAS RIN(パス リン)」の2023年モデルを発表。2023年1月31日に発売する。

PAS Ami

「PAS Ami」「PAS RIN」は、登坂時などの高回転ペダリング時でものびやかなアシストと、状況に合わせて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーアシスト」を搭載した通学向け電動アシスト自転車。長距離の通学でも電池切れが起こりにくい15.4Ahの大容量バッテリー、大型のバスケットなど通学向けの装備も充実している。

PAS RIN

「PAS Ami」は、「”かわいい”と”実用性”を両立した通学車」をコンセプトにしたモデルで、2023年モデルのカラーリングは、上質感があり落ち着いた印象の「マットインディゴ」を新たに設定。 「PAS RIN」は、「シンプルでかっこいい通学車」をコンセプトに、ストレート基調のフレーム採用などによるスポーティーでユニセックスなデザインを取り入れたモデル。2023年モデルのカラーリングは、カジュアルな印象を与える「マカロンラテ」を新たに設定した。

2023年モデルは、日常生活でも使いやすい機能的なデザインの「スマートクロックスイッチ」を新たに搭載。「スマートクロックスイッチ」は、ハンドルに沿ったコンパクトなサイズで、日常生活での使いやすさを考慮し機能的にデザインしたスイッチで、実際の利用シーンで確認しやすい時計の表示を大きく表示。走行モード切替ボタンは、アシストダウンボタンに比べアシストアップボタンを大きくし、上下非対称にすることで走行中も操作がしやすい形状とした。

また、バッテリーの残量が20パーセントを切ると、お知らせランプが点灯し「ピピッピピッ」とブザー音が鳴ることで、目と耳で残量の低下を確認することができるため、突然の電池切れを防ぐ。バッテリーの残量は10段階のインジケーターと%で表示される設計で、従来モデルに比べて残量を確認しやすくなった。

価格はPAS Amiが15万1800円(税込、以下同)、PAS RINが14万7800円。

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ヤマハ発動機 個人賠償責任保険付き自転車専用ロードサービス「e-レスキュー保険365」開始

ヤマハ発動機販売は11月9日、個人賠償責任保険付き自転車専用ロードサービス「e-レスキュー保険365」の販売を開始すると発表した。

「e-レスキュー保険365」は、事故や故障、バッテリーの充電切れなどにより自力走行ができなくなった場合、自転車店や自宅まで車両を無料で搬送するロードサービス。自転車賠償責任保険も付帯しており、PAS乗車中に生じた対人・対物賠償において、最大1億円の補償を行う。さらに、弁護士が被保険者に代わって被害者との交渉に当たる、示談交渉サービスも付帯している。

対象モデルは電動アシスト自転車ヤマハ PASシリーズで、スポーツ電動自転車のYPJシリーズは除く。対象者は新車・中古車問わずヤマハPAS利用者。内容は、ロードサービスは自走不能時、PASを無料搬送(最大100km、回数無制限)。自転車賠償責任保険は対人・対物補償 最大1億円(示談交渉サービス付)。

申込方法は専用サイトからで、年会費は4500円(税込)。決裁方法はクレジットカード決済のみ。

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ベネリ OTAサイクルフェスタで新型Eバイク(参考出品)を先行公開

2022年11月12日(土) 、13日(日)に東京都大田区で行われた「OTAサイクルフェスタ」。ベネリブースでは、市販モデルの試乗だけでなく、新型E-Bikeと思われるモデルが参考出展されていた。最初に紹介するのは、クロスバイクタイプに泥除け、荷台、サイドスタンドを装着したトレッキングタイプ。トップチューブを無くすことで乗り降りしやすくしたモデルで老若男女扱いやすい仕様となっている。バッテリー、モーター共に先行販売されているMANTUS 27 TRKと同じと思われる。ブレーキは前後Vブレーキを搭載。タイヤサイズは27×1-3/8。

Benelli MANTUS 27TRK

試乗コースを簡単に試乗した限りでは、乗車姿勢はMANTUS 27 TRKよりもアップライトで、車体のサイズ感もママチャリやMANTUS 27 TRKと比べて大柄な感覚があり、身長183センチメートルの筆者が乗ってもゆとりがあるサイズとなっている。

2台目は20インチ折りたたみモデル。ホイールは前輪インホイールモーターでMini Loop 20と同じAKMモーターを搭載しているようだ。バッテリー容量は不明でホイールサイズは20インチ。内装3段変速を装備している。泥除け、荷台などを装備しており、街乗り向けモデルとなっている。

両モデルとも発売日時は不明。予想価格に関しては20万円を切る価格の噂がある。

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NESTO FACTORY RACING が 「2022 Coupe du Japon MTB」チーム総合優勝 チーム発足初年度で3冠を達成

総合自転車メーカーのホダカは11月11日、同社のワークスチーム「NESTO FACTORY RACING(ネストファクトリーレーシング)」は、マウンテンバイクの公認全国大会「2022 Coupe du Japon MTB」で、チーム結成初年度でチーム総合優勝、選手2名が個人総合優勝を果たし、3冠を達成したと発表した。

Coupe du Japonは、国際自転車競技連合(UCI)規則に従って行われる公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)の公認マウンテンバイク大会。オリンピックや世界選手権大会、ワールドカップなどへの参加枠獲得や国内競技者の技術力向上などを狙っている。大会の成績によってポイントが与えられ、年間チームランキングは高ポイント獲得の2名の合計ポイントでランキングが決定する。

NESTO FACTORY RACINGは同社社員と外部選手で構成するワークスチーム。選手全員がフルタイムワーカーとして働きながらレース活動を行っている。チーム活動を通じてMTBの楽しさを発信し、競技およびホビー層を含めた裾野の拡大を図るとともに、選手が感じた意見を速やかに開発にフィードバックする環境を整えることで従来以上に日本の使用環境に適した機材開発につなげていると謳っている。

NESTO FACTORY RACINGは全国各地で行われるCoupe du Japonシーズン戦全戦に出場し、シーズン中1度も首位を明け渡すことなく、3冠を獲得。男子マスターズ30総合優勝(岡本紘幸選手)、女子エリート総合優勝(矢吹優夏選手)、チーム総合優勝を達成した。

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