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2021年モデル最新版 10万円以下のクロスバイクまとめ スポーティなモデルからグラベルスタイルまで様々なモデルを紹介

(2020年10月8日更新)通勤、通学やサイクリングまで幅広い楽しみ方ができるクロスバイク。ロードバイクは10万円以下で購入可能なモデルは少ないが、クロスバイクは10万円以下の予算でもよりどりみどりで選ぶ楽しさがある。

この記事では、サイクリングが楽しめる10万円以下のクロスバイクをジャンル別に分けて紹介する。価格は追記が無い限り税抜き表示だ。

タイヤが細くてスポーティな走りが楽しめるスポーツタイプのクロスバイク

多種多様なクロスバイクの中でも、スポーティな走りを楽しみたい人にオススメなのが車体が軽量でタイヤが細いクロスバイク。車体重量は10キロから11キロと軽く、タイヤも一般的な軽快車(38ミリ)よりも細い28ミリから30ミリタイヤを装着しているため、舗装路は軽快に走行できる。

欠点は、タイヤが細いと乗り心地が固くなり、砂利道での走行は不安定、空気が抜けやすく段差に乗り上げたときにパンクしやすい問題がある。車種によってはタイヤを太くすることもできるので自転車店で相談しよう。

Bianchi ROMA 3

Bianchiのクロスバイクの中でもROMAシリーズは、スポーツライドを重視したクロスバイク。C SPORTシリーズよりも細めのタイヤを採用する事で、舗装路走行のスポーツライドを重視している。

車体はアルミフレームとアルミフロントフォークで、コンポーネントはシマノ Altusで、クランクは SHIMANO FC-TY5012 48/32T、スプロケットは11-32T 8速。ブレーキはShimano MT200油圧ディスクブレーキ。タイヤKENDA K1081 700×28C。価格は7万9800円。

出典:Bianchi

サイクルベースあさひ限定モデル MERIDA CROSSWAY150

CROSSWAY150 あさひ限定モデルは、台湾の自転車ブランド「MERIDA」とサイクルベースあさひのコラボレーションモデル。「CROSSWAY」シリーズをベースに、平地での高速走行向けのロードバイク用パーツを採用し、舗装路でのスポーツ走行に重点を置いた28ミリ幅のタイヤを装着することで、ロードバイク風の走りを重視した。

車体はアルミフレームと、 アルミフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ CLARISで、クランクは FSA 50-34T、スプロケットはSHIMANO CS-HG50-8 11-28T 8速。ブレーキは TEKTRO RX1 Vブレーキ。タイヤはKENDA K193 700X28C。価格は6万1980円(税込)。

出典:サイクルベースあさひ

サイクルベースあさひ限定 GIANT Escape R CITY

ESCAPE R CITYは、フレームカラーにマットレッドとマットブラックを採用した独自カラーを採用。また、GIANT製のヘッドライトとテールライト、サイドスタンドを標準装備し、タイヤ幅は太めの32Cのタイヤを採用することで、段差の多い街中でも気軽に乗ることができるなど、タウンユースでの利便性を重視している。価格は6万2980円(税込)

サイクルベースあさひとGIANTがコラボしたクロスバイク「ESCAPE R CITY」が10月に発売

Corratec SHAPE SPORT

Corratec SHAPE SPORTは、SHAPEシリーズのエントリーモデル。車体サイズは4種類と多く、小柄な体格の人やジュニア向けのサイズをラインアップしている。

車体はSHAPE DISC 6061 ハイドロフォーミング アルミフレームと、 SHAPE アルミ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクはSHIMANO FC-TY501 48x38x28。スプロケットは11-32T 8速。ブレーキはVブレーキ。タイヤはWTB SLICK COMP 700x32C。価格は5万9000円。

出典:Corratec

Corratec SHAPE URBAN DISC

Corratec SHAPE URBAN DISCは、Corratecのクロスバイク「SHAPE」シリーズの上位モデル。ブレーキは、TEKTRO製の油圧ディスクブレーキを搭載し、舗装路をスポーティな走りで楽しみ、油圧ディスクブレーキの軽いタッチが欲しい人向けだ。

車体はSHAPE DISC 6061 ハイドロフォーミング アルミフレームと、 SHAPE DISC アルミ
製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクはSHIMANO FC-TY5012 46x30T。スプロケットは11-32T 8速。ブレーキはTEKTRO HD-T275 油圧ディスクブレーキ。タイヤはWTB SLICK COMP 700x32C。価格は6万9000円。

出典:Corratec

FELT Verza Speed 50

FELT Verza SpeedはFELTのロードバイク「FR」シリーズのテクノロジーを積み込んだのを売りにしたスポーツタイプのクロスバイク。Verza Speed 50は、走行性能と快適性はそのままに軽量なVブレーキを採用し、コストパフォーマンス重視のクロスバイクだ。タイヤは夜間走行でも目立つサイドリフレクター付き。

車体はF-Lite PG アルミフレームと、 ハイテンスチールフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクはSR/Suntour XCC、48/38/28T、スプロケットはSHIMANO CS-HG200-8 12-32T 8速。ブレーキはTEKTRO RX1 Vブレーキ。タイヤはKenda Kwick Roller 700×32C。価格は5万7000円。

出典:FELT

FELT Verza Speed 40

Verza Speed 40は、制動力が高い油圧ディスクブレーキを採用したVerza Speedの上位モデル。タイヤは夜間走行でも目立つサイドリフレクター付き。

車体はF-Lite PG アルミフレームと、 ハイテンスチールフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクはSR/Suntour XCC、48/38/28T、スプロケットはSHIMANO CS-HG200-8 12-32T 8速。ブレーキはShimano MT200 油圧ディスクブレーキ。タイヤはKenda Kwick Roller 700×32C。価格は6万5800円。

出典:FELT

FUJI RAIZ

FUJIのRAIZは、シンプルなデザインで有名なスポーツタイプのクロスバイク。カラーリングはMatte Black,White,Bright Orange,Dark Navy,Aqua Blueの5色と豊富。タイヤ幅は32ミリ相当と、この手のスポーツタイプのクロスバイクでは比較的太目で、センタースタンド台座も付いているのが特徴。

車体はFUJI A2 SLアルミフレームと、 クロモリフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは Shimano TY-5012 46/30T、スプロケットはSHIMANO CS-HG50-8 11-32T 8速。ブレーキはミニVブレーキ。タイヤはVera 700×32C。価格は5万9000円。

出典:FUJI BIKE

FUJI RAIZ DISC

RAIZ DISCは、FUJIのクロスバイク「RAIZ」にディスクブレーキを装着したモデル。駆動系や油圧ディスクブレーキもシマノ製で統一している。フレームにはセンタースタンド台座を装備し、全色マット仕上げのカラーリングも特徴だ。

車体はFUJI A2 SLアルミフレームと、 クロモリフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは Shimano TY-5012 46/30T、スプロケットはSHIMANO CS-HG50-8 11-32T 8速。ブレーキはシマノ MT200 油圧式ディスクブレーキ。タイヤはVera 700×32C。価格は6万5000円。

出典:FUJI BIKE

GIANT Escape R3

Escape R3は、お手頃な価格で購入できるスポーティなクロスバイク。長年に渡り売られているベストセラーとして有名なモデルだ。GIANTにはタイヤが細いスポーティなクロスバイクが多いが、Escape Rシリーズは、CROSTARやEscape RXシリーズよりも快適性を重視しているのが特徴だ。サドルはクッション性を重視しただけでなく、アクセサリをスマートに装着可能なUNICLIPシステム搭載。

車体は ALUXX-Gradeアルミフレームと、 クロモリ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは PROWHEEL SWIFT 48/38/28T、スプロケットはSHIMANO HG41 11-32T 8速。ブレーキはTEKTRO RX1 Vブレーキ。タイヤはGIANT ESCAPE R TIRE 700x30C。価格は5万2000円。

出典:GIANT

GIANT Escape R Disc

 

Escape R Discは、Escape R3をベースにしたディスクブレーキ仕様のクロスバイク。軽いタッチで、全天候で高い安定性を発揮する油圧ディスクブレーキを採用しており、安心感が高いのが特徴。

車体は ALUXX-Gradeアルミフレームと、 アルミ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは PROWHEEL SWIFT 48/38/28T、スプロケットはSHIMANO HG41 11-32T 8速。ブレーキはTEKTRO TKD143油圧ディスクブレーキ。タイヤはGIANT ESCAPE R TIRE 700x30C。価格は6万1000円。

出典:GIANT

GIANT CROSTAR

CROSTARは、Escape Rシリーズよりもスポーティで軽量なのが特徴のクロスバイク。ギアはフロント2段、リア8段の18段変速を採用し、シンプルな操作性と、国内販売中の6万円未満、16速のクロスバイクでは(2020年5月現在)最軽量クラスの車体重量9.9kgを実現した。

車体は ALUXX-Gradeアルミフレームと、 アルミ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ACERAで、クランクは PROWHEEL RPL-521 46/30T、スプロケットはSHIMANO HG41 11-34T 8速。ブレーキはTEKTRO RX1 Vブレーキ。タイヤはCST RECOURSE 700x30C。価格は5万6000円。

出典:GIANT

GIANT Escape RX3

GIANT Escape RXシリーズは、ロードバイク譲りの走行性能を売りにしたクロスバイク。高い剛性と軽さを両立したアルミフレームや、路面からの衝撃を逃がし快適なペダリングをサポートするD型断面形状シートポスト「D-FUSE」など、車体に拘っており、ロードバイク譲りのシャープな走行感が欲しい人向けのクロスバイク。

Escape RX3は、Escape RXシリーズで一番安いモデル。ALUXX-SL Gradeアルミフレームと、 アルミ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは PROWHEEL RPL-521 46/30T、スプロケットはSHIMANO HG201 11-34T 9速。ブレーキはTEKTRO TB07AL Vブレーキ。タイヤはGIANT S-R3 AC 700x28C。価格は6万3000円。

出典:GIANT

GIANT Escape RX2

GIANT Escape RX2はフロントフォークをフルカーボンフォーク仕様にすることで、軽さと走行性能を向上させたクロスバイク。

車体は ALUXX-SL Gradeアルミフレームと、 フルカーボン製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは PROWHEEL RPL-521 46/30T、スプロケットはSHIMANO HG201 11-34T 9速。ブレーキはSHIMANO ALIVIO Vブレーキ。タイヤはGIANT S-R3 AC 700x28C。価格は7万7000円。

出典:GIANT

GIANT Escape RX Disc

GIANT Escape RX2のディスクブレーキバージョンが、Escape RX Disc。フラットマウントタイプの油圧ディスクブレーキを装着し制動力の向上させている。価格はVブレーキ仕様のEscape RX2にプラス1000円と、お得な価格だ。

車体は ALUXX-SL Gradeアルミフレームと、 フルカーボン製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは PROWHEEL RPL-521 46/30T、スプロケットはSHIMANO HG201 11-34T 9速。ブレーキはSHIMANO UR300 油圧ディスクブレーキ。タイヤはGIANT S-R3 AC 700x28C。価格は7万8000円。

出典:GIANT

Liv Escape R Wシリーズ

Liv Escape R3 Wは、GIANTの女性用自転車ブランド「Liv」のクロスバイク。車体の特徴はGIANT Escape R3と同じだが、GIANT Escape R3には無い小柄な人向けのサイズや、女性の骨盤に合わせた幅広で柔らかいサドル、靴底を痛めにくいペダルを装着している。

車体は ALUXX-Gradeアルミフレームと、 クロモリ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは PROWHEEL SWIFT 48/38/28T、スプロケットはSHIMANO HG41 11-32T 8速。ブレーキはTEKTRO RX1Vブレーキ。タイヤはGIANT ESCAPE R TIRE 700x30C。価格は5万2000円。

出典:Liv

Liv Escape R W Disc

Liv Escape R W Discは、Liv Escape R3をベースにしたディスクブレーキ仕様のクロスバイク。油圧ディスクブレーキを装着したことで、軽い力でもブレーキがかかるため安心感が高い。車体の特徴はGIANT Escape R3 Discと同じだが、GIANT Escape R3 Discには無い小柄な人向けのサイズや、女性の骨盤に合わせた幅広で柔らかいサドル、靴底を痛めにくいペダルなど、女性向けのパーツを装着した。

車体は ALUXX-Gradeアルミフレームと、 アルミ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは PROWHEEL SWIFT 48/38/28T、スプロケットはSHIMANO HG41 11-32T 8速。ブレーキはTEKTRO TKD143油圧ディスクブレーキ。タイヤはGIANT ESCAPE R TIRE 700x30C。価格は6万1000円。

出典:Liv

Liv Escape RX W

 

Liv Escape RX Wは、Liv Escape Rシリーズよりも、舗装路をスポーティに走りたい人に向けたクロスバイク。高い剛性と軽さを両立したアルミフレーム、路面からの衝撃を逃がし快適なペダリングをサポートするD型断面形状シートポスト「D-FUSE」など、車体に拘っており、ロードバイク譲りのシャープな走行感が欲しい人に向いている。

Liv Escape RX3は、GIANT Escape RX3と同等のモデル。マットミントはリフレクティブデカール、スレートグレイはグラデーションデカールを採用している。

車体は ALUXX-SL Gradeアルミフレームと、 アルミ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは PROWHEEL RPL-521 46/30T、スプロケットはSHIMANO HG201 11-34T 9速。ブレーキはTEKTRO TB07AL Vブレーキ。タイヤはGIANT S-R3 AC 700x28C。価格は6万3000円。

出典:Liv

Liv Escape RX W Disc

Liv Escape RX W Discは、Liv Escape RX3をベースにフラットマウントタイプの油圧ディスクブレーキを装着し、軽い力でも安定した制動力が特徴。その他にも、振動吸収性能が高いと言われているカーボンフォークを採用している。

車体は ALUXX-SL Gradeアルミフレームと、 フルカーボン製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは PROWHEEL RPL-521 46/30T、スプロケットはSHIMANO HG201 11-34T 9速。ブレーキはSHIMANO UR300 油圧ディスクブレーキ。タイヤはGIANT S-R3 AC 700x28C。価格は7万8000円。

出典:Liv

LOUIS GARNEAU SETTER 9.0 DISC

洒落たスポーツ自転車を用意している事で有名なLOUIS GARNEAU(ルイガノ)。SETTER 9.0 DISCは、スポーツタイプのクロスバイク「SETTERシリーズ」唯一のディスクブレーキモデル。軽量アルミフレームに、コンポーネントを全てSHIMANO製品で統一。ブレーキ本体も6万円台のクロスバイクでは珍しくシマノ製油圧ディスクブレーキを装着した。

車体は6061アルミフレームと6061アルミフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Altusで、クランクはSHIMANO FC-TY501 48/38/28T、スプロケットは11-32T 8速。ブレーキはシマノ MT200油圧式ディスクブレーキ。タイヤは KENDA K1029 700×28C。価格は6万3000円。

出典:LOUIS GARNEAU

オールマイティーに楽しめるスタンダードなクロスバイク

ここで紹介するクロスバイクは、上記のスポーツタイプのクロスバイクよりもタイヤが太いクロスバイク。32ミリから38ミリまで軽快車(ママチャリ)よりも少し細いか、ほぼ同じ幅のタイヤを装着している事が多い。スポーツタイプのクロスバイクよりもタイヤが太いため、舗装路走行の軽快感は若干劣るが、タイヤが太いため荒れた道の通過や、パンクに強くオールマイティーに楽しめる。

ARAYA MFX Muddy Fox Xross

MFX Muddy Fox Xrossは、700×32Cのタイヤを装着したスタンダードな設計のクロスバイク。一般的にはオプションのセンタースタンドを装着。ブレーキは5万円台のクロスバイクながら油圧ディスクブレーキを採用している。

6061-T6アルミを採用したフレームとフロントリジッドフォークを採用。コンポーネントはシマノ・アルタスで、クランクは Shimano ALTUS 48/38/28T、スプロケットはShimano CS-HG200-8, 11-32 8速。リアディレイラーはShimano ALTUS。ブレーキはTEKTRO HD-M285 油圧ディスクブレーキ。タイヤはCST C1698 700×32C サイドリフレクターライン F/V。価格は5万4800円。

出典:ARAYA

Bianchi C-SPORT 1

Bianchiのクロスバイクの中でC-SPORTは、38ミリとロードバイクよりも太目のタイヤを履く事で、普段使いからサイクリングまで対応したクロスバイク。

車体はアルミフレームとアルミフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Aceraで、クランクはSHIMANO FC-TY301 42/32/22T、スプロケットは11-32T 8速。ブレーキはTEKTRO RX1 Vブレーキ。タイヤはKENDA K1067 KWICK TENDRIL 700×38C。価格は5万9800円。

出典:Bianchi

Bianchi C-SPORT 2

C-SPORT 1のコンセプトはそのままに油圧ディスクブレーキを装着したのがC-SPORT 2。

車体はアルミフレームとアルミフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Aceraで、クランクはSHIMANO FC-TY301 42/32/22T、スプロケットは11-32T 8速。ブレーキはShimano MT200油圧ディスクブレーキ。タイヤはKENDA K1067 KWICK TENDRIL 700×38C。価格は6万9800円。

出典:Bianchi

TREK FX1 Disc

TREK FX1 DiscはTREKのスタンダートなクロスバイクの中で一番安いエントリーモデル。ママチャリよりも少し細い35ミリ幅のタイヤにTEKTRO製機械式ディスクブレーキを搭載。車体のサイズも豊富で幅広い体格の人に合うだろう。

車体はAlpha Goldアルミフレームと、 スチール製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Altusで、クランクは48/38/28T、スプロケットはSunrace MFM300 14-34, 7速。ブレーキは Tektro HD-U310機械式ディスクブレーキ。タイヤはBontrager H2, wire bead, 30 tpi, 700x35c。価格は5万5000円。

出典:TREK

TREK FX2 Disc/FX2 Disc Woman

FX2 DiscはFX1 Discよりも高価なモデル。フロントフォークは軽量なアルミ製となり、軽い力でブレーキがかかるTEKTRO製油圧ディスクブレーキ等を搭載。また、女性向けのWomanモデルも用意。

車体はAlpha Goldアルミフレームと、 アルミ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Altusで、クランクは48/38/28T、スプロケットはShimano HG31, 11-32T, 8速。ブレーキは Tektro HD-R280油圧式ディスクブレーキ。タイヤはBontrager H2, wire bead, 30 tpi, 700x35c。価格は6万6000円。

出典:TREK

TREK FX3 Disc/FX3 Disc Woman

カーボンフォークを採用したFXシリーズの中で一番安いのがFX3 Disc。軽さと振動吸収性能を両立したカーボンフォークを採用しただけでなく、フロントギアはシンプルな2枚を採用。タイヤ幅も少し細めの32ミリ相当と、舗装路走行の快適性を重視しています。女性専用のモデルを用意。

車体はAlpha Goldアルミフレームと、 カーボン製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Aceraで、クランクはShimano MT210, 46/30T、スプロケットはShimano HG200, 11-36T, 9速。ブレーキは Shimano MT210油圧式ディスクブレーキ。タイヤはBontrager H2 Hard-Case Lite, wire bead, 30 tpi, 700x32c。価格は8万2000円。

出典:TREK

グラベルスタイルを採用したクロスバイク

クロスバイクの中でも、最近増えているのがグラベルスタイルを採用したクロスバイク。上記のクロスバイクよりも太いタイヤを装着し、荒れた道も安心して走行でき、乗り心地も良いのが特徴だ。スピードよりも、パンクなどの安心感が高いクロスバイクが欲しい人にオススメのモデルだ。

FUJI TALAWAH

FUJI TALAWAHはクロモリフレームのシンプルなデザインに、650Bホイールと27.5×1.75の太めのグラベルタイヤを標準装備したアドベンチャータイプのクロスバイク。フロントフォークにはアイレットを左右3つずつ装着し、舗装路からキャンプツーリングまで楽しめるアドベンチャースタイルのクロスバイクだ。

車体はFuji Elios 2 custom buttedクロモリフレームと、 Fuji 1 1/8インチ クロモリ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ DEOREで、スプロケットはSHIMANO 11-42T 10速。ブレーキはShimano MT200 油圧ディスクブレーキ。タイヤはChaoyang 27.5×1.75インチ。価格は8万9000円。

出典:FUJI BIKE

GIANT GRAVIER

GIANT GRAVIERは、マウンテンバイクで使われてる27.5インチ(650B)ホイールを採用したクロスバイク。軽量なクロスバイク用フレームに、一般的なクロスバイクよりも太い1.75インチ(約44ミリ)タイヤを装着することで、舗装路はマウンテンバイクよりも軽快に走行でき、ちょっとした砂利道も安心して走行可能なため、クロスバイクよりも幅広い楽しみ方が可能だ。

車体は ALUXX-Gradeアルミフレームと、 クロモリ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは PROWHEEL SWIFT 48/38/28T、スプロケットはSHIMANO HG41 11-32T 8速。ブレーキは TEKTRO TB07AL Vブレーキ。タイヤはKENDA K-1082 27.5×1.75インチ。価格は5万2000円。

出典:GIANT

GIANT GRAVIER DISC

GIANT GRAVIER DISCはGRAVIERに油圧ディスクブレーキを装着し制動力を向上させたモデル。グラベルライドも楽しめるGRAVIERにピッタリのディスクブレーキ仕様車だ。

車体は ALUXX-Gradeアルミフレームと、 アルミ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは PROWHEEL SWIFT 48/38/28T、スプロケットはSHIMANO HG41 11-32T 8速。ブレーキは SHIMANO MT200油圧ディスクブレーキ。タイヤはKENDA K-1082 27.5×1.75インチ。価格は6万2000円。

出典:GIANT

GT TRANSEO SPORT

GTのクロスバイクが「TRANSEO」シリーズの中でも、TRANSEO SPORTSはリジッドフォークを装着。アップライトなコンフォートジオメトリーのフレームに走破性や乗り心地に優れた40Cの太めのタイヤを装備している。

車体は 6061 T6 Triple Triangle フローティングシートステーアルミフレームと、 スチールフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Tourneyで、クランクは PROWHEEL 42/34/24T、スプロケットはSUNRACE 11-28T 7速。ブレーキはTEKTRO 機械式ディスクブレーキ。タイヤはInnova、700x40c。価格は5万1800円。

出典:GT

Liv GRAMME

Liv GRAMMEは、GIANT GRAVIERの女性向けモデル。基本的なキャラクターはGIANT GRAVIERと同じだが、GRAVIERには無い小柄な人向けのサイズや、幅広で柔らかいサドルなどを装着している。

車体はALUXX-Gradeアルミフレームと、 クロモリ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは PROWHEEL SWIFT 48/38/28T、スプロケットはSHIMANO HG41 11-32T 8速。ブレーキは TEKTRO TB07AL Vブレーキ。タイヤはKENDA K-1082 27.5×1.75インチ。価格は5万2000円。

出典:Liv

Liv GRAMME Disc

Liv GRAMME Discは、GRAMMEに油圧ディスクブレーキを装着し制動力を向上させたクロスバイク。基本的なキャラクターはGIANT GRAVIER Discと同じだが、柄な人向けのサイズや、幅広で柔らかいサドルなどを装着しており、女性向け専用モデル独自の部品を採用した。

車体は ALUXX-Gradeアルミフレームと、 アルミ製フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ ALTUSで、クランクは PROWHEEL SWIFT 48/38/28T、スプロケットはSHIMANO HG41 11-32T 8速。ブレーキは SHIMANO MT200油圧ディスクブレーキ。タイヤはKENDA K-1082 27.5×1.75インチ。カラーは、サテンブルー、サテンチャコールの2色。価格は6万2000円。

出典:Liv

サスペンションを搭載し、色々な道が走行できるデュアルスポーツタイプ

クロスバイクの中でもマウンテンバイクのようにサスペンションを搭載したモデルを「デュアルスポーツ」と呼ぶ場合がある。マウンテンバイクに細いタイヤを装着したモデルに似ているが、マウンテンバイクと比較して、乗車姿勢がアップライトで乗りやすく、サスペンションも舗装路や砂利道走行に特化したのを装備し、スポーツライドよりも、日頃のサイクリングを重視したクロスバイクだ。

GT TRANSEO COMP

マウンテンバイクで有名なGTのクロスバイクが「TRANSEO」シリーズ。TRANSEO COMPはサスペンションを装着したデュアルスポーツタイプ。本格的なマウンテンバイクは必要ないが、街中の段差や砂利道が気になる人にピッタリのクロスバイクだ。

車体は 6061 T6 Triple Triangle フローティングシートステーアルミフレームと、 SR Suntour NEX-DS、63mmトラべル、コイルスプリング フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Tourneyで、クランクは PROWHEEL 48/38/28T、スプロケットはSUNRACE 11-28T 7速。ブレーキはTEKTRO 機械式ディスクブレーキ。タイヤはInnova、700x40c。価格は5万5800円。

出典:GT

TREK DualSport 2

TREKのクロスバイク「Dual Sport」は、マウンテンバイクよりも舗装路が快適で、スポーツタイプのクロスバイクよりも安定して走行でき、幅広い楽しみ方ができるクロスバイク。フレームは泥除けなしの場合、29×1.8インチ幅までのタイヤ幅まで対応。泥除けが装着する場合は700×35cまで対応している。

エントリーモデルのDual Sport2は、低価格ながら、サスペンションの動きを固定し、舗装路のロスを少なくする油圧式ロックアウトや油圧式ディスクブレーキを採用。

車体はAlpha Goldアルミフレームと、 SR Suntour NEX、油圧式ロックアウト、63mmトラべル、コイルスプリング フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Aceraで、クランクは48/38/28T、スプロケットはShimano HG31, 11-32, 8速。ブレーキは Tektro HD-M275油圧式ディスクブレーキ。タイヤはBontrager GR1 Expert, Hard-Case Lite, wire bead, 60 tpi, 700x40c。価格は6万4000円。

出典:TREK

TREK DualSport 3

Dual Sport2はTREKのクロスバイク「Dual Sport」の上位モデル。下位モデルのDual Sport3と比較して、シマノ製油圧ディスクブレーキや、扱いやすいフロント2段ギアを採用。

車体はAlpha Goldアルミフレームと、 SR Suntour NEX、油圧式ロックアウト、63mmトラべル、コイルスプリング フロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Alivio M3100で、クランクはShimano MT210, 46/30、スプロケットはShimano HG200, 11-36, 9速。ブレーキは Shimano MT200油圧式ディスクブレーキ。タイヤはIBontrager GR1 Expert, Hard-Case Lite, wire bead, 60 tpi, 700x40c。価格は8万2000円。

出典:TREK

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折りたたみ自転車の名車「ブロンプトン」のメンテナンス本「BROMPTON メンテナンスブック」が発売

辰巳出版は8月3日、イギリスの折りたたみ自転車「ブロンプトン」のメンテナンス本「BROMPTON メンテナンスブック」を発売した。価格は1600円(税抜)。

ブロンプトンはイギリスの折りたたみ自転車。独特の形状の折りたたみフレームは、慣れてしまえば10秒足らずでコンパクトに折りたたむ事ができ、人気の折りたたみ自転車ブランドとして知られている。

「BROMPTON メンテナンスブック」では、一般的なメンテナンスの手順からブロンプトン特有の調整箇所までわかりやすく解説。技術監修は折りたたみ自転車&小径車の聖地として知られる和田サイクルが担当している。主な内容は以下の通り。

  1. 現行ブロンプトン オールラインアップ紹介
  2. 折りたたみ&展開手順
  3. PART 1 デイリーメンテナンス
  4. PART 2 タイヤ・ホイール
  5. PART 3 ハンドル・サドル・ペダル
  6. PART 4 ブレーキ・変速・チェーン
  7. PART 5 エクストラメンテナンス
  8. ブロンプトン正規輸入モデルの変遷
  9. ありがちなトラブル集

「BROMPTON メンテナンスブック」概要

  • 技術監修:和田サイクル
  • 判型:AB版/112ページ
  • 定価:本体1600円+税
  • 発売日:2020年8月3日

※本書の内容は編集部独自の取材によるもので、ブロンプトン社およびミズタニ自転車が公認するものではありません。

BROMPTON メンテナンスブック

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真夏のサイクリングで問題になるのが水分補給。自転車で走行している最中は風を受け、汗が乾くため、発汗しにくい印象があるが、実際は多くの汗をだしている。そのため、水分を取らないと、汗や皮膚で体温が調整できなくなり、体に熱がたまってしまい熱中症になる危険がある。

真夏のサイクリングは要注意!ナイトロバンビで学ぶ熱中症

そのため、真夏のサイクリングを行うときは、積極的に水分を摂取しないといけない。必需なのが、ボトルケージを複数装着し、ダブルボトルでサイクリングを行うのが基本だ。

そして、重要なのがボトル。ペットボトルや一般的なサイクリング用ボトルを使うと、暑さによりボトルの中身の温度がすぐに上がるため温い状態になってしまう。

温い状態の飲み物は味が悪いだけでなく、飲んだ時に体の中が冷えない問題もある。そこでお薦めなのが保冷機能が付いたボトル。ペットボトルよりも口が広く氷を入れることができ、従来のボトルよりも長時間冷えるのが持続するため、真夏の必需品とも言える存在だ。また、多くの保冷ボトルは保温にも対応しているのもあるため、1年中使用することも可能だ。

ここでは、保冷ボトルの中でも注目の5種類をピックアップ。ステンレスの魔法瓶タイプや保冷だけでなく保温にも対応した物を紹介しよう。

CAMELBAK(キャメルバック) ポディウムチル

アメリカの水分補給システムのパイオニアブランドとして有名なCAMELBAK(キャメルバック)。ポディウムチルは、通常ボトルの2倍の保冷力を発揮するサイクリング用ボトルだ。

他のサイクリング用ボトルと同じく、軽く握るだけで水分補給が出来、新設計のデザインでさまざまなボトルケージにフィットする。キャップは自動で開閉するJet Valveにすることで、キャップの開け閉めのストレスと飲料の飛び散りがゼロを売りにしている。また、冬は温かいドリンクを保温することも可能だ。(熱湯は非対応)

容量は620mlタイプと710mlタイプの2種類を用意。価格は620mlタイプが1750円。710mlタイプが1950円。

リンク:riteway-jp.com/pa/camelbak

CAMELBAK(キャメルバック) ポディウムアイス

キャメルバックのポディウムアイスは、エアロジェルテクノロジーにより、通常ボトルの4倍の保冷力を発揮する自転車用ボトル。ポディウムチルの能力では不満な人にピッタリのモデルだ。

ポディウムチルと同じく、軽く握るだけで水分補給が可能で、多種多様なボトルケージにフィットするボトルデザイン、自動で開閉するJet Valveキャップ、冬は温かいドリンクを保温することも可能だ。(熱湯は非対応)

容量は620ml。価格は3600円。

リンク:riteway-jp.com/pa/camelbak

ELITE(エリート) DEBOYO(デボヨ)サーモボトル

サイクル用アクセサリーで有名なELITE。ボトルも用意されており、その中でもDEBOYOは最長で12時間の保冷・保温が可能なサーモボトルとして知られている。

ボトルの素材は304ステンレス製を採用し、真空二重構造を採用し、優れた断熱性能を実現。キャップはステンレスキャップとサイクリングキャップの2種類が付属し、サイクリング時だけでなくアウトドアやオフィス等、幅広く活躍する。ボトルの直径は74ミリで、エリート社製ボトルケージに対応する。

容量は500ml。価格は3590円。

サーモス 真空断熱ストローボトル FFQ-600

FFQ-600はサーモスが作った自転車専用ボトル。ステンレス製魔法びん構造により10度以下を6時間キープする性能を持っている。ヘッドはワンタッチ・オープンですばやく水分補給できるストロータイプで、飛び散りにくい開閉構造を採用した。保冷専用モデルとなる。

容量は600ml。価格は3600円。

リンク:thermos.jp/product/pickup/cycling/cycling.html

サーモス 真空断熱ケータイマグ FJF-580

サーモス FJF-580は「直接口をつけて飲めるマグタイプの自転車ボトルが欲しい」「寒い季節は温かい飲み物を入れて使用したい」というユーザーのニーズに答えた、保温・保冷対応の自転車専用ボトル。FFQ-600と同じく、ステンレス製魔法びん構造により10度以下を6時間キープする性能を持っている。保温にも対応しており、70度以上を6時間キープする。

容量は580ml。価格は3800円。

リンク:thermos.jp/product/pickup/cycling/cycling.html

自転車盗難防止システム「AlterLock」第2世代の開発が進行中 公式サイトで開発内容を公開

ネクストスケープは、自転車盗難防止システム「AlterLock」の第2世代の開発を実施していると発表した。現在、AlterLock公式サイトで開発状況を公開している。

参考:現行形のAlterLock

AlterLockは、振動検知アラーム+GPS+通信機能を搭載したスポーツ自転車向けの盗難防止サービス。Alterlockで振動を検知して、アラーム音を鳴らし、GPSで取得した位置情報を「Sigfox通信」でスマートフォンに送信する自転車盗難抑止システム。

右下が現行バージョン、左上が次期バージョン(出典:AlterLock、以下同)

新型のAlterLockは、アラーム音量の向上、デバイスのスマート化、デバイスの強度アップ、振動検知の誤検知防止と、ユーザーから要望が多かった事項を中心に改善を行う。

アラーム音量は、体感で2倍から3倍になるように調整中で、音圧としては10dBの向上を目指している。また、振動検知の誤動作防止も考えており、サイクルラック等でも安心して利用できるように振動検知の仕組みの改善やアルゴリズムの実装を予定している。他にも複数の品質改善や機能向上、Bluetooth周りの改良やアプリも含めたアップデートも予定している。

デバイスは本体の幅を細くし、ミドルグレード以上のロードバイクでは主流のエアロフレームでもサイドへの張り出しを気にせず、装着可能な設計になるだけでなく、ボルト穴周辺に金属スリーブを設け、筐体の厚みやリブを再設計し、大幅な強度アップを実現を行う。

外観は斜めにカットされた形状が特徴で、幅が広い部分でも現行より23%細く、狭い部分では35%細くなるとのこと。

内部設計のイメージ

内部設計は、現行版より基板のサイズが半分ほどになり、パーツ配置・配線の工夫、特注部品の設計、アンテナ性能の確保・向上のため、最先端のハードウェア、アンテナの専門家が工夫を重ねているとのこと。リリースは12月を予定している。

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YAMAP初のサイクリストキャンペーン「中国地方5県サイクルスタンプラリー」開催

登山アプリ、Webサービス「YAMAP」を運営するヤマップは、2020年8月1日(土)から、中国地方の5県を対象とした「中国地方5県サイクルスタンプラリー」を開催する。

YAMAPは、電波が届かない山の中でも、スマートフォンのGPSで現在地と登山ルートがわかるアプリ。山行の軌跡や写真を活動記録として残すだけでなく、山の情報収集の活用や全国の 登山好きと交流することもできる、日本最大の登山・アウトドアプラットフォームとして知られている。

中国地方5県サイクルスタンプラリーは、中国地方知事会サイクリング実行委員会が主催となり、YAMAPが自転車専門誌「Cycle Sports」と連携して実施・運営する、YAMAP初のサイクリスト向けキャンペーン。

モデルコースを示した専用の地図を事前にダウンロードすることで、電波の届かない場所でも自分の居場所を確認しながら、サイクリングを楽しむことができ、旅の記録を残したり、仲間と共有することができる。

中国地方5県サイクルスタンプラリーは、YAMAPアプリと自転車で、中国地方5県(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)にある様々な魅力と、自転車旅の楽しさを広げるキャンペーンです。 「日本海・瀬戸内ルート」「やまなみ・しまなみルート」「日本海沿岸ルート」の3種のコースを設けている。

また、各コースにあるチェックポイントでは、お得な優待特典を受けることができ(※1)、全25箇所にあるチェックポイントの達成率(往訪箇所の総数※2)に応じて、YAMAPの特製メダル(有料)と専用バッジ(YAMAPアプリ内)を贈呈する。

※1 特典は一部施設を除きます。 (下記サイト内「クーポンあり」が対象となります)
URL:https://tamaki.yamap.com/spot/?cat_slug_mountain=chugoku5-cycling-course
※2 金=20ヵ所以上、銀=10ヵ所以上、銅=5ヵ所以上

また、スタンプラリー用の機能として「近接通知」「通過判定」を新たに実装しています。チェックポイントへの接近・通過判定が、位置情報に基づき行われることで、スタンプを押す/押してもらうなどの手間を軽減でき、混雑時の密集も回避できる。

中国地方5県サイクルスタンプラリーを皮切りに、ヤマップでは今後も、他地域・スポットでの展開も視野に、山の楽しみを広げるサイクルツーリズムを推進するとのことだ。

中国地方5県サイクルスタンプラリー 実施概要

  • キャンペーン名 中国地方5県サイクルスタンプラリー
  • キャンペーン概要 YAMAPアプリと自転車で、中国地方5県にある様々な魅力と、自転車旅の楽しさを広げるキャンペーン
  • 開催期間 2020年8月1日(土)〜2020年12月31日(木)
  • 運営 株式会社ヤマップ(協力:Cycle Sports[株式会社八重洲出版])
  • 主催 中国地方知事会サイクリング実行委員会(事務局:広島県観光課)

【対象チェックポイント】回る順番に指定はありません、モデルコース詳細はYAMAPをご確認ください

<日本海・瀬戸内ルート>
① 鳥取砂丘 砂の美術館
② お城山展望台 河原城
③ 道の駅清流茶屋かわはら
④ もちがせ流しびなの館
⑤ さじアストロパーク
⑥ 道の駅 奥津温泉(ふみふみカフェ)
⑦ 道の駅 久米の里
⑧ 食堂かめっち
⑨ 道の駅 かもがわ円城
⑩ 足守プラザ

<やまなみ・しまなみルート>
⑪ 道の駅 ゆめランド布野
⑫ 三良坂フロマージュ
⑬ くいしん坊千両
⑭ 大山神社
⑮ しまなみドルチェ 本店

<日本海沿岸ルート>
⑯ 宮ヶ島 衣毘須神社
⑰ 萩・石見空港
⑱ うどん自販機 後藤商店本店
⑲ 和菓子処三松堂 津和野本店
⑳ 道の駅 津和野温泉なごみの里
㉑ 雲林寺(ネコ寺)
㉒ 道の駅 荻しーまーと
㉓ 焼き菓子&クレープ クローバー
㉔ 長門市観光案内所YUKUTE
㉕ 角島ジェラートポポロ

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クロスバイクを1台買うと抽選でもう2台当たる!THIRDBIKESが「夏フェスクロス」キャンペーン開催

総合自転車メーカー ホダカは7月29日。スポーツバイクブランド「THIRDBIKES (サードバイクス)」で、クロスバイク FESCROSS(フェスクロス)の購入者に向けた「夏フェスクロス」キャンペーンを開催する。

新型コロナウイルスに関する昨今の社会情勢から自転車利用への関心が高まっており、人との適切な距離を保ち心身の調子を整えるのに効果的な自転車だが、単に自転車利用を促すだけでは利用が進みづらいの側面もある。THIRDBIKES は「ファン」「イージー」「セーフティー」を大切に考え、あらゆる人にとってスポーツバイクが気軽に使えるものになることを目指している。そのためにスポーツバイクを始めるためのハードルが下がり、まず乗ってみる人口が広がることが必要だと考えキャンペーンを実施したとのこと。

今回のキャンペーンの目玉は、対象期間中にFESCROSSを 1 台購入し、キャンペーンに応募いただいた方の中から抽選で3名にFESCROSSがもう2台当たるA賞。まだ乗ったことがない人にプレゼントして 3 人で楽しむもよし、一人で 3 台使いまわすことも可能。

また、B賞、C賞も自転車通勤・通学やサイクリング時にあったら便利なグッズをセレクトし、オリジナルの2WAYバッグ、Tシャツがそれぞれ33名に当たる。

【キャンペーン概要】

  • 購入期間:2020年8月1日(土)~2020年9月30日(水) 23:59
  • 応募期間:2020年9月30日(水) 23:59まで
  • 内  容:対象期間中にFESCROSSを購入し、キャンペーンに応募いただいた方の中から抽選で以下の賞品をプレゼントします。

A賞:FESCROSS 2台×3名様 (色を選ぶことはできません)
B賞:オリジナル2WAYバッグ×33名様
C賞:オリジナルTシャツ(Lサイズ)×33名様

THIRDBIKES FESCROSSについて

THIRDBIKESはホダカのスポーツ自転車ブランド。本格的なスポーツサイクルが用意されているNESTOやKhodaaBloomとは違い、お手頃価格で購入でき、街乗りやちょっとしたサイクリングを気軽に楽しむ人向けのスポーティな自転車を用意。

FES CROSSは全国の自転車専門店、大手ホームセンター、家電量販店で購入できるクロスバイク。アルミフレームとスチールフォークを採用した車体は21段変速を採用。重量は12.3キロで、ペダル、ライト、ベル、リフレクター、スタンド、バルブアダプタが付属している。価格は3万2900円(税抜)。

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ヤマハ発動機からYPJシリーズ最高峰のフルサスE-MTB「YPJ-MT Pro」が登場

ヤマハ発動機は7月29日、フルサスペンションタイプの電動アシストマウンテンバイク(E-MTB)のニューモデル「YPJ-MT Pro(ワイピージェイ エムティー プロ)」を、全国の「YPJ Pro Shop」で9月25日に発売すると発表した。

「YPJ-MT Pro」は、スポーツ電動アシスト自転車「YPJシリーズ」のフラッグシップモデル。「Fun and Exciting unusual experience〜楽しくて刺激的な非日常体験〜」をコンセプトに、「乗りこなす楽しみ」「マウンテンバイク特化のアシスト性能」「ユニークデザイン」をポイントに開発を行ったフルサスE-MTBだ。

YPJ-MT Proの主な特徴

車体剛性と最適な重量バランスを実現する「YAMAHA Dual Twin Frame」

フレームはメインフレームの上下(トップチューブ/ダウンチューブ)が、それぞれ2本に分かれた構造の「YAMAHA Dual Twin Frame」を新たに開発。

2本のトップチューブの間にリヤサスペンションを配置することで、シート高、地面からトップチューブ上面の高さ(スタンドオーバーハイト)を低減し、セクション途中などでの足つき性を向上する。また、ダウンチューブは、バッテリーを2本の閉断面のチューブで挟み込むレイアウトとすることで適正な剛性の確保を容易にし、同時に車体の重量バランスを最適化し、操縦性,取り回し性の向上に貢献した。

路面追従性を考慮したサスペンション

リアサスペンションはリンク式リヤサスペンションを採用。レイアウト設計は、リヤサスペンション特性(リヤホイールの軌跡、路面追従性)を考慮した。前後サスペンションは、マウンテンライドに適したサスペンションを選択しており、フロントサスペンションは、 ROCKSHOX YARI RC boost ストローク量160mm、リヤサスペンションはROCKSHOX Super Deluxe Select+ ホイールトラベル量150mmを採用した。

パワフルでシャープなペダリングレスポンスに、より高いクランク回転数に対応し、オートマチックサポートモードも搭載した「PW-X2」ドライブユニット

脚力をアシストするモーターは、より高いクランク回転数(ケイデンス)に対応した小型・軽量ドライブユニット「PW-X2」を搭載。スムーズながら、パワフルでレスポンスの良いアシストフィーリングを実現している。

アシストモードは、7モードから選択可能。「YPJ-XC」で好評の「EXPW(エクストラパワー)モード」は、よりライダーのペダリングに素早く反応し、乗り手の意のままにパワフルな走行が楽しめるようチューニングを行った。

また、新たなアシストモードとして、「ECOモード」~「HIGHモード」までのアシストモードを車両側が自動的に選択する「Automatic Support Mode(オートマチック サポート モード)」も搭載。走行状況に応じて、ライダーの要求にシンクロし、最適なアシストを提供する。

ヤマハレーシングカラーとリレーションしたカラーリングデザイン

カラーリングは、ヤマハの持つレーシングイメージを想起させるヤマハレーシングカラー(ブルー×シアン)を基調としながら、「YAMAHA Dual Twin Frame」の造形を引き立たせる塗り分け塗装を採用。造形は、シンプルな形状とすることで軽快感を表現しながら、「ヤマハ」らしいテクノロジーを感じさせる立体デザインを売りにしている。

 

YAMAHA YPJ-MT Proのスペック

  • フレーム:ヤマハ Dual Twin™ フレーム アルミ
  • フロントフォーク:ROCKSHOX YARI RC boost 160mm
  • 重量:23.8kg(Sサイズ)
  • ブレーキ:MAGURA MT Thirty
  • ギア(前):-
  • ギア(後):11-46T、11S
  • フロントホイール:27.5インチ
  • リアホイール:27.5インチ
  • タイヤ:MAXXIS 27.5×2.8
  • ドライブユニット:Yamaha PW-X2(定格出力240W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:36V-13.4Ah 500Wh
  • 充電時間:約3.5時間
  • アシストモード:6段階(プラスエコ/エコ/スタンダード/ハイ/オートマチックサポート/エクストラパワー)
  • 航続距離:197km/133km/96km/79km/87km/73km

 

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高いロードバイクと安いロードバイクの違いとは? 東京のレンタサイクル「CycleTrip BASE」で実際に乗って確かめてみた

ドロップハンドルと軽量な車体で、舗装路を軽快に走行できるロードバイク。今ではレースだけでなく、サイクリングなど幅広い楽しみ方があります。人気のロードバイクは、様々なメディアで購入ガイドが公開されていますが、高価なロードバイクと安価なロードバイクの違いや、レーシングタイプのロードバイクとエンデュランスの違い、アルミとカーボンの違いなど疑問に思う事も少なくないでしょう。

今回、東京・浅草にあるレンタサイクル「CycleTrip BASE」にあるレンタル可能なロードバイクを一斉インプレッション。アルミフレームでお手頃な価格で購入できるエントリーロードバイクから、何十万円もするカーボンフレームのロードバイクまで紹介します。また、単体車種の紹介だけでなく、様々な違いも比較して解説します。

10万円以下で購入できるエンデュランスロードバイク

ロードバイクの中でも、レース用ロードバイクよりも、ライダーの姿勢が少し起きるように設計されたロードバイクが「エンデュランスロードバイク」です。

レーシングタイプのロードバイクよりも、ライダーの首や背中にかかる負担を軽減してくれるのが特徴です。手頃に購入できる10万円以下のロードバイクでは多くのブランドが、このような設計を採用しています。CycleTrip BASEでレンタルロードバイクの主流がこのタイプで、街乗りからサイクリングまで幅広い楽しみ方を行いたい人に向いています。

SCOTT SPEEDSTER 40

レーシング用ロードバイク「FOIL」シリーズや「ADDICT」シリーズで有名なSCOTT。アルミフレームのロードバイク「SPEEDSTER」シリーズは、エアロダイナミクスも考慮した、FOIL譲りのチュービングとADDICT同様のアップライトなエンデュランスジオメトリーを採用したロードバイクです。

SCOTTのレーシングロードバイク風のデザインながら、乗車姿勢はアップライトのため、レース用ロードバイクの前傾姿勢のキツイ所は少ないです。

また、タイヤはスポーティなクロスバイクと同じ700×28Cタイヤを採用しています。これにより、荒れた舗装路でも安定性を確保。ロードバイクらしいスタイルに外連味がない走りを実現しています。

レンタル料金:¥6,000/日(2日目以降 ¥4,000/日)¥18,000/月

CycleTrip BASEでSCOTT SPEEDSTER 40をレンタルする

  • フレーム:Speedster / D.Butted 6061 Alloy Endurance geometry /Integrated Headtube, int. cable routing
  • フロントフォーク:Speedster Alloy 1 1/8″ Alloy steerer
  • コンポーネント:Shimano Claris
  • クランク:Shimano Claris FC-RS200 50x34T
  • スプロケット:Shimano CS-HG50 8 Speed 11-32 T
  • ブレーキ:Tektro BR-315 Catridge Pads 39- 51mm
  • タイヤ:Schwalbe Lugano 700x28C

GIANT Contend 2

GIANT Contendシリーズは、GIANTのレース用ロードバイク「TCR」と、エンデュランスロードバイク「DEFY」のアルミグレードを融合させたエンデュランスロードバイク。CycleTrip BASEでは、軽量でGIANT独自の装備を採用したCONTEND SL1と、ベーシックなCONTEND1とCONTEND2の2種類を用意しています。

CONTEND1,2は、日常のサイクリングから本格的なロングライド、イベント、レースまで、幅広く対応するロードバイク。車体(フレーム)は、SCOTT SPEEDSTER S40と同じく、前傾姿勢が浅くロングライド向けの設計を採用。また、ハンドルの幅もロードバイクとしては幅が広いハンドルを採用したため、安定感も高いのが特徴です。

タイヤはSCOTT SPEEDSTER 40よりも細い、700×25Cタイヤを装着し、舗装路を軽快に走行できるのを重視。エントリーグレードの「2」は、ビギナーの安心感を高めるサブブレーキレバーを採用しているため、街乗りでも安心です。

CycleTrip BASEでGIANT CONTEND2をレンタルする

レンタル料金:¥5,500/日(2日目以降 ¥3,500/日) ¥16,500/月

  • フレーム:ALUXX-Grade Aluminum
  • フロントフォーク:Advanced-Grade Composite,Aluminum OverDrive Column
  • コンポーネント:Shimano Claris
  • クランク:FSA TEMPO 50x34T
  • スプロケット:SHIMANO HG50 8S 11-34T
  • ブレーキ:TEKTRO TKB177
  • タイヤ:GIANT S-R3 AC 700x25C

GIANT Contend 1

GIANT Contend 1は、Contend2の上級グレードバージョン。基本的な特性はContend2と比較して乗り心地などは大幅に変わらないですが、コンポーネントを1ランク上のグレード「シマノ・ソラ」を採用。より細かく変速が可能になりました。

レンタル料金:¥6,000/日(2日目以降 ¥4,000/日) ¥18,000/月

CycleTrip BASEでGIANT CONTEND1をレンタルする

  • フレーム:ALUXX-Grade Aluminum
  • フロントフォーク:Advanced-Grade Composite,Aluminum OverDrive Column
  • コンポーネント:Shimano Sora
  • クランク:Shimano Sora 50x34T
  • スプロケット:SHIMANO HG201 9S 11-34T
  • ブレーキ:TEKTRO TKB177
  • タイヤ:GIANT S-R3 AC 700x25C

レーシングロードバイク譲りの設計を採用。アルミフレームのレースレプリカ

10万円以下の低価格で購入できるエントリーロードバイクは、初心者でも気軽に楽しめるエンデュランスロードバイクが多いです。しかし、ラインナップは少ないながら、本格的なレーシングロードバイクの設計を活用したロードバイクも存在します。

このようなレースレプリカタイプのロードバイクは、本格的なカーボンフレームのレーシングロードバイクよりも低価格でレンタルできるため、気軽に試してみるのも良いでしょう。

KOGA KIMERA AL SORA

KOGA社のレーシングロードバイク「KIMERA」シリーズのエントリーモデルが「KIMERA AL SORA」。KOGAがある本社のオランダではレース用コンポーネント「シマノ ULTEGRA」を搭載した完成車として販売されたこともあり、本格的なレーシングロードバイクのレプリカといえます。

車体重量は9.2kgと軽量なだけでなく、MERIDA SCULTURA100よりも前傾姿勢気味で、エントリーロードバイクでは、レーサーの感覚が強いモデルで、スポーツライドを楽しむ人にピッタリです。

レンタル料金:¥5,000/日(2日目以降 ¥3,500/日) ¥15,000/月

CycleTrip BASEでKOGA KIMERA ALをレンタルする 

  • フレーム:Completely hand-built Smooth TIG-welded frame. Exclusive tapered tubes manufactured in triple-hardened and triple-butted 6061 aluminium, Press fit BB86
  • フロントフォーク:Koga – Carbon/Alloy
  • コンポーネント:Shimano Sora
  • クランク:SHIMANO SORA 50x34T
  • スプロケット:SHIMANO 9S 11-28T
  • ブレーキ:Shimano Sora
  • タイヤ:Schwalbe Lugano 700x25C

Merida SCULTURA 100

ドイツで開発を行っている台湾の自転車ブランド「MERIDA」。その中でもSCULTURA シリーズは、ライトウェイトレーサーとしてカーボンフレームのレーシングモデルから、エントリーユーザー向けのアルミフレームモデルまで豊富に用意しています。

SCULTURA100は、SCULTURA シリーズで一番安いレースレプリカタイプのロードバイク。軽量なアルミフレームに加え、ステアリングコラムにまでカーボンを採用することで、車体重量は9.4kgを実現。KOGA KIMERA AL SORAと比較して、前傾姿勢が少し緩い設計を採用しており、初心者でも本格レースバイクの雰囲気を味わう事ができます。

レンタル料金:¥6,000/日(2日目以降 ¥4,000/日) ¥18,000/月

CycleTrip BASEでMERIDA SCULTRA 100をレンタルする

  • フレーム:SCULTURA lite-BSA
  • フロントフォーク:SCULTURA CF Full Carbon
  • コンポーネント:Shimano Claris
  • クランク:FSA TEMPO 50x34T
  • スプロケット:Sunrace 8S 11-28T
  • ブレーキ:Shimano Claris
  • タイヤ:Maxxis Dolomites 700x25C

ロングライド性能と走りの軽快さを両立 15万円クラスのエンデュランスロードバイク

エンデュランスロードバイクの中でも10万円を超えるモデルは、フレームや部品を拘り、舗装路の軽快感と乗り心地を両立したモデルが存在します。CycleTrip BASEでレンタルできるのはGIANT Contend SL1の1車種のみですが、10万円クラスのエンデュランスロードバイクと比較して1ランク上の乗り心地と舗装路での軽快な走りが楽しめます。

GIANT Contend SL1

GIANT Contend SL1は上級アルミ素材「ALUXX SL」を採用したオールラウンドアルミロードバイク。設計は下位モデルのContend1・2と似ており、前傾姿勢が緩いエンデュランスタイプの設計を採用しています。

フレーム素材に下位モデルよりも軽量なALUXX-SLアルミに加え、フルカーボン製のフロントフォークを採用することで車体重量は8.8kgを実現し、軽量で軽快なサイクリングが楽しめます。また、路面の振動を抑えるD型シートポスト「D-FUSE」と、28C 幅のチューブレスレディタイヤ「GAVIA FONDO」を採用したことで、Contend1,2以上の乗り心地を実現しています。軽さと乗り心地を両立することで10万円以下のエンデュランスロードバイクよりも乗り心地が良く、レースレプリカタイプ並の走りの爽快感を両立しています。

レンタル料金:¥7,000/日(2日目以降 ¥5,000/日) ¥21,000/月

CycleTrip BASEでGIANT CONTEND SL1をレンタルする 

  • フレーム:ALUXX-SLGrade Aluminum
  • フロントフォーク:Advanced-Grade Composite、Full Composite OverDrive コラム
  • コンポーネント:Shimano 105
  • クランク:SHIMANO RS510 50x34T
  • スプロケット:SHIMANO HG700 11S 11-34T
  • ブレーキ:TEKTRO TKB178
  • タイヤ:GIANT GAVIA FONDO 2 700x28C Tubeless Ready

レースだけでなく、街中やサイクリングも楽しめるシクロクロスバイク

不整地の周回コースで行うシクロクロスに使われる自転車は、一般的なロードバイクではなく専用のシクロクロスバイクを使用して競技を行います。シクロクロスバイクはロードバイクと同じくドロップハンドルを採用しているため、ロードバイクに似たデザインですが、不整地走行ができるように頑丈なフレームやホイール、太めのタイヤを採用しています。これらの装備は、ロードバイクよりも自由に移動できるため、レースだけでなくサイクリングも楽しめます。

KOGA CROSS RACER GRAVEL

KOGAのシクロクロスバイク「CROSS RACER GRAVEL」は、荒れた道をスポーティに走行できるシクロクロスバイク。レースやスポーツライドだけでなく荷物積載時の直進安定性を重視した設計にすることで幅広いシーンに対応するマルチパーパスモデル。

未舗装路を走行するために、車軸部分の剛性を高めた前後スルーアクスルにしており、硬めの乗り心地ながら安心感が高いの特徴です。

タイヤは700×32cとロードバイクよりも太めのタイヤを採用することで、歩道の段差や多少の砂利道も走行できます。舗装路でスポーティにサイクリングを楽しむより、様々な道を自由に走りたい人に向いています。

レンタル料金:¥5,000/日(2日目以降 ¥3,500/日) ¥15,000/月

CycleTrip BASEでKOGA CROSS RACER GRAVELをレンタルする

  • フレーム:TIG-welded frame. Tubes manufactured in trilple-butted 6061 aluminium. With flat disc mount, M12xP1.5mm thru axle, 142mm width, Press fit BB86
  • フロントフォーク:Koga – Carbon/Alloy Tapered, M12xP1.5mm thru axle, 100mm width
  • コンポーネント:Shimano Sora
  • クランク:Shimano Sora50x34T
  • スプロケット:Shimano 9S 11-34T
  • ブレーキ:shimano BR-RS305
  • タイヤ:KENDA KWICK TENDRIL K1067 700 x 32c

じっくり乗ってみたいカーボンロードバイク

高価格帯のロードバイクで主流といえば、カーボンフレームを採用したモデルでしょう。ロードバイクに乗りなれると、カーボンフレームのロードバイクに興味を持つ人も少なくないと思います。最近では、自転車店でのイベントなどで試乗体験が可能ですが、リアルな道で体験すれば違いがさらにわかります。CycleTrip BASEでは2台のカーボンフレームのロードバイクを用意。どちらも特徴があるため、乗り比べてみるのも良いでしょう。

NEILPRYDE BURA ULTEGURA8000

レンタサイクルでは簡単に借りる事ができない貴重なカーボンフレームのロードバイクが「NEILPRYDE BURA ULTEGURA8000」。フレーム素材は、東レ製カーボンC6.7を100%使い、フレーム重量は950gと非常に軽く、片手で悠々と持ち上げることができます。ブレーキ等のコンポーネントに「シマノ・ULTEGRA 8000」を採用し、ブレーキの制動力も高いため、低価格アルミロードバイクよりも安心して止まる事も可能です。

CycleTrip BASEのロードバイクの中では非常に軽く、舗装路をシャープに駆け抜ける事ができる。他のアルミロードバイクよりも、重いギアを踏んでも進み、脚力が上がったと思わせる事もあります。一度乗ってしまうと、安価なアルミフレームのレンタルロードバイクが霞むほどの力を持っています。

レンタル料金:¥9,000/日(2日目以降 ¥6,000/日) ¥27,000/月

CycleTrip BASEでNEILPRYDE BURAをレンタルする

  • フレーム:7 TORAY UDカーボン
  • フロントフォーク:7 TORAY UDカーボン
  • コンポーネント:Shimano Ultegra
  • クランク:Shimano Ultegra 52x36T
  • スプロケット:Shimano 11S 11-28T
  • ブレーキ:shimano BR-R8000
  • タイヤ:Schwalbe One 700 x 25c

GIANT DEFY ADVANCED2

「GIANT DEFY ADVANCED2」は、長距離ライドに最適化されたカーボンフレームを採用したロードバイク。カーボンフレーム特有の乗り心地の良さに加え、しなりによって振動を吸収するD-FUSEハンドル&シートピラーと、700×32Cチューブレスレディタイヤを採用し、乗り心地にこだわっています。

ロードバイクの舗装路の軽快感がある走りに加え、クロスバイクのような乗り心地と安定感を兼ね備えたロードバイク。絶対的なスピードはNEILPRYDE BURA ULTEGURA8000よりは劣りますが、CycleTrip BASE所有のどのアルミフレームロードバイクよりも速いのが特徴です。タイヤがクロスバイク並に太い700×32Cにより、下手なクロスバイクより乗り心地が良く、シマノ「105」油圧式ディスクブレーキで、街乗りも安心。ずっとロングライドしたい不思議な感覚があります。

レンタル料金:¥8,000/日(2日目以降 ¥6,000/日) ¥24,000/月

CycleTrip BASEでGIANT DEFY ADVANCED2をレンタルする

  • フレーム:Advanced-Grade Composite OLD142mm
  • フロントフォーク:Advanced-Grade Composite、Full Composite OverDrive コラム 12mm Axle
  • コンポーネント:Shimano 105
  • クランク:Shimano RS510 50x34T
  • スプロケット:Shimano 11S 11-34T
  • ブレーキ:shimano 105油圧ディスクブレーキ
  • タイヤ:GIANT GAVIA FONDO 1 700x32C Tubeless Ready

ロードバイクに乗ってみたいけど、どれを選べばいい?

CycleTrip BASEには多種多様なロードバイクが用意されています。多種多様なロードバイクを見て、何を選べば良いか分からない人も少なくないでしょう。ここでは、様々な例に分けてお薦めの選び方を紹介します。

ロードバイクで街乗りやサイクリングを行いたい

ロードバイクで街乗りやサイクリングを行う人にお勧めなのが、エンデュランスタイプのロードバイク。今回、紹介した中で言うとGIANT Contend1・2、Scott SPEEDSTER 40、がピッタリです。どちらも、ロードバイクの軽快な走行感を楽しむことができ、レース用のロードバイクよりも、起き上がった姿勢で運転できるため、安心感が高いのが特徴です。

これら、エンデュランスロードバイクでも、ママチャリより細いタイヤが付いているので、細いタイヤが不安なら、グラベルロードバイクのKOGA CROSS RACER GRAVELが良いでしょう。頑丈な車体とクロスバイク並みのタイヤで、ロードバイクのような軽快感は少ないですが、歩道の段差など、荒れた場所も安心して走行できます。また、ブレーキもディスクブレーキを採用したお陰で軽いタッチでブレーキが効くので、安心して街乗りが楽しめます。

CycleTrip BASEでSCOTT SPEEDSTER 40をレンタルする

CycleTrip BASEでGIANT CONTEND2をレンタルする

CycleTrip BASEでGIANT CONTEND1をレンタルする

CycleTrip BASEでKOGA CROSS RACER GRAVELをレンタルする

お手軽なレンタル料金で本格的なロードバイクらしさを楽しみたい

手頃な料金で本格的なレーシングロードバイクの感覚を試してみたい。そんな人は、KOGA KIMERAやMERIDA SCULTURA 100といったレースレプリカタイプのロードバイクがお勧めです。エンデュランスロードバイクよりも前傾姿勢のレーシーなポジションと、細いタイヤを組み合わせたため、舗装路された道ではレーシングロードバイクらしいシャープな走りが楽しめます。

CycleTrip BASEでKOGA KIMERA ALをレンタルする 

CycleTrip BASEでMERIDA SCULTRA 100をレンタルする

Uber Eatsを行いたい

Uber Eatsなど、宅配業務を効率に進めたいのでスポーツ自転車を使いたい。そんな人にはKOGA CROSS RACER GRAVELがベストです。多少ラフな使い方でもパンクしにくい太いタイヤに、強力なディスクブレーキを装備したことで、街中での安心感が高いのが特徴です。

次点としては、エンデュランスロードバイク(GIANT ContendシリーズやSCOTT SPEEDSTER 40)。レーシング用ロードバイクよりも前傾姿勢が緩いため視界が良く、安心感が高いので、Uber Eats等の宅配業務で使うには合っているでしょう。またエンデュランスロードバイクなら、上級モデルのCONTEND SL1を借りて1クラス上の快適さを求めるのも1つです。

CycleTrip BASEでKOGA CROSS RACER GRAVELをレンタルする

CycleTrip BASEでSCOTT SPEEDSTER 40をレンタルする

CycleTrip BASEでGIANT CONTEND2をレンタルする

CycleTrip BASEでGIANT CONTEND1をレンタルする

CycleTrip BASEでGIANT CONTEND SL1をレンタルする 

ロードバイクとシクロクロスバイクは違う?

CycleTrip BASEではロードバイクとシクロクロスバイク(KOGA CROSS RACER GRAVEL)の2種類の自転車が楽しむ事ができます。
近年、流行している自転車のジャンル「グラベルロードバイク」は、どちらかというとシクロクロスバイクに近いでしょう。グラベルロードバイクに関しては、シクロクロスバイクの特性に近く、さらに直進安定性を重視したモデルが多いです。

ロードバイクは舗装路の高速走行に特化しているので、軽快な漕ぎ出しとシャープなコーナリングを実現しています。その一方で重い荷物は積めず、ちょっと道が荒れると運転しにくくなる欠点を持っています。

シクロクロスバイクは、未舗装路の走行にも対応し汎用性が高いのが特徴です。舗装路はロードバイクよりも漕ぎ出しは重くてクロスバイクより軽く、コーナリングは安定しています。また、途中で未舗装路が現れても、安心して走行可能です。欠点は、汎用性を重視したため、舗装路のみ走る場合、ロードバイクよりも遅いのが欠点でしょう。

ロードバイクとシクロクロスバイクは全く違う特性を持っています。どちらの自転車も利点と欠点があるので、見極めながらレンタルを行うのがベストです。

荒川サイクリングロードでロングライドを楽しみたい

荒川サイクリングロードでロングライドを楽しみたいのなら、基本的に、どんなロードバイクでも楽しめます。

その中でも、気軽に楽しむのなら、初心者でも乗りやすいエンデュランスタイプのロードバイクを、手頃でスポーティに楽しみたいのなら、アルミフレームのレースレプリカタイプがベストです。また、舗装路での爽快感より、安心感や道を選ばない自由を求めるのなら、KOGA CROSS RACER GRAVELといったグラベルロードバイクも良いでしょう。

もっと楽しみたいのならハイエンドアルミフレームのGIANT Contend SL1や、カーボンフレームのロードバイク(GIANT DEFY ADVANCED等)を選ぶのもアリ。荒川サイクリングロードのような走りやすい道でカーボンロードバイクを堪能するのも1つです。

高級ロードバイクに乗ってみたいけど、違いはどんな感じ?

CycleTrip BASEでは、低価格で乗れるアルミフレームのロードバイクだけでなく、高価なカーボンフレームのロードバイクもレンタルできます。レンタルできる車種はNEILPRYDE BURA ULTEGURA8000と、GIANT DEFY ADVANCEDの二台。それぞれの特徴を踏まえながらアルミフレームロードバイクと比較します。

カーボンフレームのレーシングロードバイク「NEILPRYDE BURA ULTEGURA8000」は、アルミフレームのロードバイクよりも車体が軽く、遥かに軽快に走ることができます。乗り心地もアルミフレームにありがちな、突っ張るような硬さが無いのも特徴です。慣れてしまえばアルミフレームのエントリーロードバイクよりも快適で楽に走ることが可能です。

GIANT DEFY ADVANCEDはカーボンロードバイクにクロスバイクのスパイスを加えたロードバイクです。700×32Cのタイヤのお陰で、クロスバイクの様に乗り心地が良いのに、CycleTrip BASEでレンタルできるどのアルミフレームロードバイクよりも速く走ることができます。また、油圧ディスクブレーキは、力がいらず安心して止まることができオールラウンドで楽しめます。

「NEILPRYDE BURA ULTEGURA8000」と比較すると、スピードを出して走るのなら「NEILPRYDE BURA ULTEGURA8000」がベストですが、乗り心地などを総合的に求めるのならGIANT DEFY ADVANCEDが一番でしょう。

CycleTrip BASEでNEILPRYDE BURAをレンタルする

CycleTrip BASEでGIANT DEFY ADVANCED2をレンタルする

CycleTrip BASEでロードバイクに乗ってみよう

今回のロードバイクのインプレッション記事が、他と違うのは、これらロードバイクはすべて、東京都・浅草にあるレンタサイクル「CycleTrip BASE」で乗ることが可能な事です。

CycleTrip BASEは東京・浅草にある宅配レンタサイクル。上野・浅草・両国・東京駅周辺・銀座・日本橋・お茶の水・湯島・九段・後楽園・秋葉原は宅配無料です。(上記以外の宅配エリアにつきましては、お問合せ下さい。住所やホテル名など具体的な場所を記入してください。)

スポーツバイク・レンタル宅配の配達料金表(令和2年6月19日改訂)

ロードバイクだけでなく、ヘルメットやSPDペダル、輪行袋等のレンタルも行っており、手ぶらでサイクリングを楽しむ事も可能です。

また、レンタルは1日だけでなく一ヶ月でのレンタルもできます。そのため、長期休暇を利用してロードバイクを借りて旅行を行ったり、日頃の通勤に使うのもできます。

ロードバイクを購入する前に、ロードバイクとはどういう乗り物なのか試してみたい、高価なカーボンロードバイクに一度乗ってみたい、そんな時、CycleTrip BASEで借りてみては如何でしょうか。

提供:CycleTrip BASE(運営:ZuttoRide Sharing株式会社)

2021年モデル最新版 10万円以下のロードバイクまとめ ディスクロード等もピックアップ

(2020年12月2日更新)ロードバイクと言えば何十万円もするモデルや、100万円クラスの非常に高価なモデルが少なくない。そんなロードバイクの世界でも、10万円以下のロードバイクもエントリークラスの価格帯が用意されている。自転車ブランドのロードバイクなら、安価なロードバイクでも楽しく走れるだろう。

今回は10万円以下のロードバイクをピックアップ。また、参考として10万円にプラスアルファで購入できるロードバイクも紹介する。10万円に少し加えると、最新のトレンドを採用したモデルを選ぶ事ができるので、可能であれば予算は増やしたほうが良いだろう。価格は追記が無い限り税抜き表示。

2021年モデルの10万円以下のロードバイクの傾向

2021年モデルでは、10万円プラスアルファや10万円以下で購入できるロードバイクでも、ディスクブレーキ仕様が増えてきた。高価格帯のロードバイクでは定番となっているディスクブレーキロードバイク。2021年モデルでは低価格のエントリーモデルと呼ばれている物でも増えている。

また、時代の流れに合わせて、フレームとタイヤの隙間にゆとりがある車体設計が増えている。これにより、ロードバイクでも28ミリや32ミリ以上の太いタイヤを装着できるモデルが増えている。

ディスクブレーキを採用したロードバイク

ハイエンドロードバイクで主流になりつつあるディスクブレーキ付きロードバイク。10万円以下のモデルでもディスクロードが登場している。従来のキャリパーブレーキよりも軽いタッチで効くため、エントリーモデルでも普及するのは時間の問題だ。規格に関しても、殆どのモデルがハイエンドモデルと同じ規格(前後12ミリスルーアクスル、フラットマウントディスクブレーキ)を採用しているのがほとんどだ。

 

GT ROAD SPORT

アメリカの自転車ブランド「GT」と言えば、マウンテンバイクやBMXで有名だがロードバイクもある。GT ROAD SPORTは、GTのアイコンであるシートステイはシートチューブと接触することなくトップチューブに接続されたフローティングデザインのトリプルトライアングルを採用。10万円を切る価格では貴重なディスクロードバイクの1台。

フレームはアルミフレームで、フロントフォークはフルカーボンフォークを採用。コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはFSA Tempo、50/34T、スプロケットはSunrace, 11-32 8速。ブレーキはPromax Render R機械式ディスクブレーキ。タイヤはVittoria Zaffiro、700x28c。価格は9万9800円。

出典:GT Bicycles

KhodaaBloom FARNA DISC Claris

KhodaaBloom FARNA DISC Clarisは8万円台で購入できる貴重なディスクロードバイク。小柄で手足が短めな日本人に合わせたフレーム設計のエンデュランスロードバイク「FARNA」をベースにしたディスクロードバイク。8万円台と低価格ながら、コスト削減しやすいクランクやスプロケットはシマノ製を採用したり、コンチネンタル製のタイヤを装着するなど、低価格ながら細かい所にこだわっている。

フレームはAll-New“EAST-L”Triple butted.SmoothWeldアルミフレームで、フロントフォークはフルカーボンフォークを採用。コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはSHIMANO FC-R2000、50/34T、スプロケットはShimano, 11-32 8速。ブレーキはTEKTRO MD-C550機械式ディスクブレーキ。タイヤはContinental ULTRASPORT 700X25C。価格は8万9000円。

出典:khodaa-bloom.com

10万円プラスアルファで購入できるディスクロードバイク

ここでは、10万円にプラスアルファを加える事でラインナップに入るロードバイクをピックアップ。比較的高価なディスクロードバイクは、10万円以下で購入できるモデルは少ないため、予算を足して選択肢を増やすのをお薦めする。

Cannondale  Synapse Disc Sora

Synapseは、舗装された道を長時間走るのを重視したグランフォンドタイプのロードバイク。ロードバイクとしては、ハンドルポジションが高めで、前傾姿勢が緩いポジションを採用している。

フレームはSmartForm C2アルミフレームで、フロントフォークはSAVE フルカーボンフォークを採用。コンポーネントはShimano Soraで、クランクはFSA Velo、50/34T、スプロケットはShimano HG400, 11-34 9速。ブレーキはPromax Decoder R機械式ディスクブレーキ。タイヤはVittoria Zaffiro、700x28c。価格は11万円。

出典:Cannondale

FELT VR60

FELT VR60は、オンロードサイクリングから通勤、砂利道まで対応するマルチロードバイク。レーシングロードバイクよりもアップライトな乗車姿勢に、最大35ミリタイヤが装着できるタイヤクリアランスを採用し、高い汎用性を売りにしている。トップチューブにはストレージボックスを装着するためのアイレットを装備。また、アルミフレームの540mmサイズ以上には、ダウンチューブに2箇所のボトルケージアイレットを備えている。オプションでVR専用のフェンダーが装着できるようになっている。

フレームはSuperLite アルミニウム、Custom Butted、Hydroformed、SuperSmooth welding、BB386、機械式シフト専用で、フロントフォークはUHC Advanced カーボン、モノコックコンストラクション。コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはShimano FC-R2000, 50/34T、スプロケットはShimano HG31, 11-34 8速。ブレーキはTektro C550機械式ディスクブレーキ。タイヤはVittoria Zaffiro V、ワイヤービード、700x30c。価格は11万8000円。

出典:FELT

MERIDA SCULTURA 200

SCULTURA 200は、MERIDAのレーシングロードバイク「SCULTURA」シリーズのディスクブレーキモデルで一番安いモデル。ケーブル類を内装したクリーンなシルエットを採用し、レーサーの雰囲気を持っているディスクロードバイク。

フレームはアルミフレームで、フロントフォークフルカーボンフォーク。コンポーネントはシマノ Soraで、クランクはFSA OMEGA, 50/34T、スプロケットはMicroshift 11-28T 9速。ブレーキはPromax DSK-330R 機械式ディスクブレーキ。タイヤはMaxxis Pursuer 700×25C。価格は12万9900円。

出典:MERIDA

TREK Domane AL2 Disc

Domane AL2 Discは、TREKのディスクロードバイク「Domane AL Disc」シリーズのエントリーモデル。フレームはハイエンドカーボンロードバイクのデザインを採用するだけでなく、トップチューブ上部やダウンチューブ下部にボトルケージ台座を装着しアクセサリーにも対応。タイヤクリアランスは35ミリと太いタイヤに対応しており、32ミリ幅の太いタイヤを装着することで安定性と耐パンク性も実現した。

フレームは200 Series Alpha アルミフレームで、フロントフォークはDomane AL カーボン。コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはShimano RS200, 50/34T、スプロケットはShimano HG31, 11-32 8速。ブレーキはTektro C550機械式ディスクブレーキ。タイヤはBontrager R1 Hard-Case Lite, wire bead, 60 tpi, 700x32c。価格は10万5000円。

出典:TREK

TREKからエントリーディスクロードバイク「Domane AL Disc」の2021年モデルが登場

GIANT CONTEND AR4

CONTEND AR4は、CONTEND ARシリーズで一番安いエントリーモデル。高めのスタックハイトと38ミリ幅タイヤやフェンダーが装着可能で、スポーツライド以外の楽しみ方ができる。D-Fuseピラーと32mm幅タイヤを装着することで、オールマイティな楽しみ方ができるディスクロードバイク。

コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはFSA TEMPO Compact 50/34T、スプロケットはShimano HG50, 11-34 8速。ブレーキはTektro MD C550機械式ディスクブレーキ。タイヤはGIANT S-R3 AC 700x32C。価格は10万5000円。

キャリパーブレーキタイプのロードバイク

ハイエンドロードバイクではディスクブレーキが主流となっているが、エントリーロードバイクでは現在もキャリパーブレーキを装着したトラッドな規格を採用したロードバイクが主流だ。キャリパーブレーキは、様々な部品や情報が揃っているのと、ディスクブレーキを装着したディスクロードバイクよりも軽量だが、ディスクブレーキよりもブレーキの効が悪い、フレームとタイヤのクリアランスを広くすることができないため、タイヤを太くすることが難しい欠点がある。軽くてシンプルなロードバイクが欲しいのならリムブレーキモデルのロードバイクを選ぶのが良いだろう。

FUJI BALLAD R

BALLAD Rは、Fujiのライフスタイルラインに入っているロードバイク。クラシックなロゴを入れたクロモリフレームに、昔ながらのスレッドステムや、フレームに装着されたWレバーを採用。お手頃な価格でクラシックデザインのロードバイクに乗ることができる。

フレームはFuji Elios 2 custom butted CrMoフレームで、フロントフォークFuji 1インチ Custom Triple Butted CrMoフォーク。コンポーネントはシマノ CLARISで、クランクはSugino XD2000D, 50/34T、スプロケットはShimano 11-28T 8速。ブレーキはFuji キャリパーブレーキ。タイヤはKenda 700×28C。価格は8万4000円。

出典:FUJI

 

GIANT CONTEND2

「CONTEND」シリーズは10万円以下で購入できるお手頃価格のロードバイク。ALUXXアルミフレームを採用したフレームは、スポーティなロードバイクとしては、前傾姿勢が比較的緩く、安定性が高く快適な28ミリ幅タイヤを採用した。また、上位モデルと同じく、快適性重視のD-Fuseピラーやオフセットシートステイ、フルカーボンフォーク、内装式ケーブルを採用している。

CONTEND 2は、CONTENDシリーズで一番安いエントリーモデルで上体を起こしたままで操作が可能なサブブレーキレバーを採用。コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはFSA TEMPO Compact 50/34T、スプロケットはShimano HG50, 11-34 8速。ブレーキはTektro TKB177 キャリパーブレーキ。タイヤはGIANT S-R3 AC 700x28C。価格は8万6000円。

出典:GIANT

GIANT CONTEND 1

CONTEND 1は、CONTEND 2をベースにシマノSoraコンポーネントに変更したモデル。コンポーネントはShimano Soraで、クランクはShimano Sora 50/34T、スプロケットはShimano HG400, 11-34 9速。ブレーキはTektro TKB177 キャリパーブレーキ。タイヤはGIANT S-R3 AC 700x28C。価格は10万円。

出典:GIANT

GIOS SIERA

GIOSブルーで有名なGIOSのエントリーロードバイクの1つがSIERA。クラシックなデザインのアルミフレームには、カーボン製ホイールやロード用完組みホイールを採用しつつ8万円台を実現した。

フレームはALMINUM D.B. SPECIAL TUBING FOR GIOSフレームで、フロントフォークはGIOS ORIGINAL CARBON FORK 1-1/8″。コンポーネントはシマノ CLARISで、クランクはSHIMANO FC-R2000 50/34T、スプロケットはShimano 11-32T 8速。ブレーキはTEKTRO R-340キャリパーブレーキ。タイヤはVITTORIA ZAFFIRO 25C。価格は8万9800円。

出典:GIOS

GIOS FENICE

エントリーロードバイクでは珍しくクロモリフレームを採用したロードバイクがGIOS FENICE。クラシックなスタイルながらシマノ製ホイールを搭載し10万円を切る価格を実現した。

フレームは4130 CR-MO SPECIAL TUBING FOR GIOSで、フロントフォークはGIOS ORIGINAL CR-MO FORK 1″ JIS。コンポーネントはシマノ CLARISで、クランクはSHIMANO FC-R2000 50/34T、スプロケットはShimano 11-32T 8速。ブレーキはTEKTRO R-340キャリパーブレーキ。タイヤはVITTORIA ZAFFIRO 25C。価格は8万9800円。

出典:GIOS

MERIDA RIDE80

MERIDAの一番安いエントリーロードバイクがRIDE 80。RIDE特有の超扁平ステーによる振動吸収性を高めているのを売りにしたエンデュランスタイプのロードバイク。

フレームはアルミフレームで、フロントフォークフルカーボンフォーク。コンポーネントはシマノ CLARISで、クランクはFSA Tempo, 50/34T、スプロケットはSunrace 11-32T 8速。ブレーキはShimano Claris キャリパーブレーキ。タイヤはCST C-1985 700×25C。価格は8万9900円。

出典:MERIDA

MERIDA SCULTURA RIM 100

SCULTURA RIM 100は、MERIDAのレーシングロードバイク「SCULTURA」シリーズで唯一10万円を切るモデル。SCULTURAシリーズのデザインを継承しているのが特徴だ。

フレームはアルミフレームで、フロントフォークフルカーボンフォーク。コンポーネントはシマノ CLARISで、クランクはFSA Tempo, 50/34T、スプロケットはSunrace 11-28T 8速。ブレーキはShimano Claris キャリパーブレーキ。タイヤはMaxxis Pursuer 700×25C。価格は9万9900円。

出典:MERIDA

TREK Domane AL2

Domane AL2はDomane ALシリーズ唯一のキャリパーブレーキモデル。やや起き上がったポジションの車体デザインは、DuoTrap Sセンサーを内蔵可能。チューブを無くすことにより、軽量化や乗り心地が向上させることができるチューブレスレディリムを標準装備。フレームサイズも6種類あり、幅広い人に対応している。

フレームは100 Series Alpha アルミフレームで、フロントフォークはDomane AL カーボン。コンポーネントはShimano Clarisで、クランクはShimano RS200, 50/34T、スプロケットはShimano HG31, 11-32 8速。ブレーキはアルミキャリパーブレーキ。タイヤはBontrager R1 Hard-Case Lite, wire bead, 60 tpi, 700x28c。価格は8万5000円。

出典:TREK

KhodaaBloom FARNA CLARIS

エンデュランスロードバイク「FARNA」は、欧米人と比較して小柄で手足が短めな日本人に合わせたフレーム設計が特長。重量剛性比の高いアルミ合金にトリプルバテッド加工を施したパイプで構成されている。最小サイズ 395mmには、身長140cm 代の小柄なライダーでも最適なフィッティングを提供するためのパーツチョイスを実施。日本人の手でも握りやすいコンパクトハンドルやワンランク上のタイヤ、シマノ・WH-R501ホイールを採用し、値段以上のパーツが装着されている。

フレームはAll-New“EAST-L”Triple Butted.SmoothWeldアルミフレームで、フロントフォークはフルカーボンフォーク。コンポーネントはシマノ CLARISで、クランクはCLARIS 50/34T、スプロケットは11-32T 8速。ブレーキはシマノ CLARISキャリパーブレーキ。タイヤは Continental ULTRASPORT 700X25C BK/BK。重量は9.5kg (500mm)。価格は8万4000円。

出典:khodaabloom

 

KhodaaBloom FARNA TIAGRA

KhodaaBloomのエンデュランスロードバイク「FARNA CLARIS」のワングレード上のモデルが「FARNA TIAGRA」。FARNA CLARISの特徴である日本人に合った車体設計やパーツアッセンブルに加え、SHIMANO RS-100ホイールや、軽い力で高い制動力を発揮するワンランク上のSHIMANO 105 キャリパーブレーキを搭載し、コストパフォーマンスの高さが魅力。

コンポーネントはシマノ TIAGRAで、クランクはTIAGRA 50/34T、スプロケットは11-32T 10速。ブレーキはシマノ 105キャリパーブレーキ。タイヤは Continental ULTRASPORT 700X25C BK/BK。重量は9.2kg (500mm)。カラーはマットガンメタル、マットレッドの2色で、価格は9万9900円。

出典:khodaabloom

NESTO ALTERNA

10万円以下の低価格ながら、車体重量は9キロと軽いエントリーロードバイクがNESTO ALTERNA。フレームリア部に快適性を向上させる振動吸収機構「FLEXOR(フレクサー)」を採用し、シートステーとチェーンステーを横扁平に加工することで、リア部が縦方向にしなりフレーム自体が柔軟に路面に対応するのを売りにしている。

パーツも、高価格のケブラービードタイヤや、チューブレス化も可能なチューブレスレディ対応のオリジナルホイールを採用。にコストダウンされがちなブレーキにもSHIMANO SORAを使用している。

車体は6061アルミフレームで、フロントフォークはカーボンフォーク、アルミコラム。コンポーネントはShimano SORAで、クランクはShimano R3000, 50/34T、スプロケットはSHIMANO CS-HG400 11-32T 9速。ブレーキはSHIMANO BR-R3000キャリパーブレーキ。タイヤはMAXXIS DETONATOR 700X25C。価格は9万500円。

出典:NESTO

10万円プラスアルファで購入できるキャリパーブレーキのロードバイク

Bianchi Vir Nirone 7 SORA

チェレステカラーで有名なビアンキのロードバイクの中で一番安いモデルがVir Nirone 7 SORA。カラーリングもチェレステカラーとブラックカラーの2種類を用意。ブラックカラーもポイントにチェレステカラーを使用している。

フレームはハイドロフォーミング アルミフレームで、フロントフォークはフルカーボンフォーク。コンポーネントはShimano SORAで、クランクはShimano R3000, 50/34T、スプロケットはSHIMANO CS-HG400 11-32T 9速。ブレーキはSHIMANO BR-R3000キャリパーブレーキ。タイヤはVITTORIA ZAFFIRO V 700×25C。価格は11万円。

出典:Bianchi

FUJI BALLAD Ω

BALLAD Ωは、Fujiのライフスタイルラインに入っているロードバイク。従来のレーシングスタイルではない街乗り向けのスタイルを売りにしている。フレームはクロモリ製で、一般的なアルミフレームよりも細身のデザインが特徴。現代的なスポーク数が少ないホイールを採用することで、既にカスタムされた印象を持っている。

フレームはFuji Elios 2 custom butted CrMoフレームで、フロントフォークFuji 1インチ Custom Triple Butted CrMoフォーク。コンポーネントはシマノ SORAで、クランクはSugino XD2000D, 50/34T、スプロケットはShimano 11-28T 9速。ブレーキはFuji キャリパーブレーキ。タイヤはVera Helios 700×25C。価格は10万8000円。

出典:FUJI

Specialized Allez Sport

Specializedで一番安いロードバイクがAllez Sport。フロントフォークはフルカーボンフォークを採用しつつ、荷台や泥除けが装着できるアイレットも搭載している。

フレームはSpecialized E5 Premiumアルミフレームで、フロントフォークは Specialized FACT カーボンフォーク。コンポーネントはシマノ SORAで、クランクはPraxis Alba 50/34T、スプロケットはSunrace 11-32T 9速。ブレーキはAxis 1.0キャリパーブレーキ。タイヤはRoadSport, 700x26C
。価格は11万5500円(税込み)。

出典:Specialized

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シェアサイクルを使う時が便利に 複合経路検索サイト「mixway」が「自転車の利用距離設定」「シェアサイクル利用経路」を搭載

「駅すぱあと」を提供するヴァル研究所は2020年7月27日、複合経路検索サイト「mixway(ミクスウェイ)」で、シェアサイクル向けの検索補助機能「自転車の利用距離の設定」「シェアサイクル利用経路だけ探す」をリリースした。

「mixway」は、鉄道やバスなどの公共交通と、シェアサイクルやデマンドモビリティなどを組み合わせた「複合経路検索」や、シェアサイクルポートの位置やリアルタイムな空き状況などがわかる「マップ」を利用できるスマートフォン向けWebサイト。公共交通の経路検索エンジン「駅すぱあと」をベースとした、複合経路検索エンジン「mixway API」の試験的なサービスだ。

新型コロナウイルス感染症への対策として、3つの密(密閉・密集・密接)を避けた行動が求められている中、経済活動再開のため、特に都市部においては公共交通機関の車内混雑が目立っている。複合経路検索サイト「mixway」では、3つの密を回避でき、新しい移動手段として注目される「シェアサイクル」を利用した複合経路を検索しやすくする2つの補助機能をリリースする。

一例を上げると、比較的空いていると思われる早朝やお昼頃は公共交通機関を使い、通勤・帰宅ラッシュで混雑が予想される時間帯ではシェアサイクルの利用を検討するなど、移動様式を変える・新しい選択肢を考えるきっかけにしていただきたいと考えているとのこと。

「自転車の利用距離の設定」は、シェアサイクルを含む経路(シェアサイクル利用経路)における、自転車の利用距離の上限を設定できる機能。1km〜10kmまで1km単位で選ぶことができる。その時の天候や利用者個々人の状態・状況により、利用者自身が思う「自転車で走れる距離」の好み・感覚をもとに設定することが可能だ。

「シェアサイクル利用経路だけ探す」は、シェアサイクルを含む経路(シェアサイクル利用経路)だけを抽出する機能。例えば、自転車の利用距離を3kmまでに設定して検索した時、シェアサイクルの1区間が3.1kmの場合、公共交通機関のみの経路だけが案内されるケースがある。本機能のボタンをワンタップすることで、シェアサイクルが利用できるかどうかがわかる。

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自転車漫画「サイクリーマン」電子書籍版1巻が半額フェアを実施中 8月6日まで

原田尚さん作の自転車漫画「サイクリーマン」の電子書籍版第1巻の半額フェアを実施している。実施期間は8月6日まで。

出典:講談社

サイクリーマンは2019年5月から2020年1月まで、講談社「週刊モーニング」で連載されていた自転車漫画。かつて自転車選手として将来を嘱望された竹繁が、サイクリングロードで意気投合したロードバイク初心者の矢美津と、自転車という趣味でつながる自転車漫画。ロードバイク漫画でありながら、レースではなくサイクリングをメインにしたファンライドストーリーなのが特徴だ。

「サイクリーマン」試し読み(コミックDAYSから)

サイクリーマン(1) (モーニングコミックス)

サイクリーマン(1) (モーニングコミックス)

原田尚
792円(05/06 22:55時点)
発売日: 2019/09/20
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サイクリーマン(2) (モーニングコミックス)

サイクリーマン(2) (モーニングコミックス)

原田尚
792円(05/06 22:55時点)
発売日: 2019/12/23
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サイクリーマン(3) (モーニングコミックス)

サイクリーマン(3) (モーニングコミックス)

原田尚
792円(05/07 01:51時点)
発売日: 2020/03/23
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超軽量でスポーティなE-Bike Specialized(スペシャライズド)「Turbo SLシリーズ」を解説

レーシングロードバイクやマウンテンバイクで有名な自転車ブランド「Specialied」。海外では2010年代から、E-Bikeを製造していたが、長らくの間、日本市場では販売されていなかった。そんな中、2020年に登場し一躍有名となったのが「Turbo SLシリーズ」だ。

Turbo Creo SL(E-ロードバイク)

日本市場に導入されているSpecialized製E-Bikeの一番の特徴が軽さだ。Turbo SLシリーズの特徴は、従来の人力自転車(ペダルバイク)のフィーリングを重視したE-Bikeだということ。モーターの重量を従来型のE-Bike(3キロ台が多い)よりも軽量な1.95キロにし、バッテリーのサイズを一般的なE-Bikeよりもコンパクトなバッテリーにするなど、様々な部分で軽量化を重視した設計にすることで、一般的なE-Bikeよりも軽いのが特徴だ。

Turbo Vado SL(E-クロスバイク)

重量はE-ロードバイクの「Turbo Creo SL」の場合、S-Works Creo SLなら12.2キロと、クラス最軽量を実現。E-クロスバイク「Turbo Vado SL」は重量15キロ台と、一般的なE-Bikeと比較して40パーセント軽量なのを売りにしている。

Turbo SLシリーズの特徴

従来のE-Bikeと比較して軽さを重視したドライブユニット

Specialized Turbo SLシリーズ(Turbo Creo SL、Turbo Vado SL、Turbo Levo SL)には、「Specialized SL1.1」という自社製ドライブユニットを搭載している。

Specialized SL1.1モーターのスペックは重量1.95キロ、最大出力240W、最大トルク35Nm。因みに、一般的なE-Bike用モーター(Bosch Performance Line CX)の場合、重量2.9キロ、定格出力250W、最大トルク85Nm(2021年モデルの場合。2020年モデルは75Nm)。従来型E-Bikeと比較して、パワーとトルクを少なくした代わりに、ドライブユニットをコンパクトに仕上げた。

出典:Specialized
出典:Specialized

Sprcializedによれば、アシストはさまざまなケイデンス範囲で一貫したパワフルなアシストを発揮させ、自然なペダリング感覚を得られるようにチューニングを施したとのこと。走行モードはECO、SPORT、TURBOの3種類。アシスト力は、ECOモードでモーター出力の30%、SPORTモードで60%、TURBOモードで100%となる。また、モーターから一切のアシストを受けたくない非アシストモードも搭載されている。

人力自転車感を重視したフィールで、力強い追い風のようなアシスト感とアシストOFFでも走行感が変わらないアシストは、E-Bikeというより夢のペダルバイク(人力自転車)に近い感覚だ。

従来型E-Bikeとフィーリングの違いは?

低トルク、軽量E-BikeのTurbo SLシリーズと、高トルクの従来型E-Bikeは何が違うのか。

シマノやBosch、ヤマハなどの従来型E-Bikeは、モーターの力強いトルクを生かして、平地や上り坂ではグイグイと走る事ができる。そのため、強い力を活かせばフルサスE-MTBでも、上り坂を時速18キロで走行し、人力ロードバイクを抜いていく芸当もできる。

その一方で、重いバッテリーを車体に装着しているため、コーナリングは人力自転車(ペダルバイク)とはジャンルが違う乗り味だ。また、アシストが切れる時速24キロ以上のスピードでは、人力自転車と比較して加速が緩やかだ。

軽量・低トルクユニットのE-Bike「Specialized Turbo SL」シリーズは、従来型E-Bikeとは違い人力自転車の発展型だ。E-ロードバイク「Turbo Creo SL」やE-クロスバイク「Turbo Vado SL」では、アシストが切れる時速24キロ以上の速度でも、人力自転車に近い感覚でスイスイと走行できる。

フルサスE-MTB「Turbo Levo SL」に関しては、舗装路では、従来型E-Bikeに搭載されている高トルクユニットを搭載したフルサスE-MTBのように、上り坂を時速18キロで走行し、人力ロードバイクを抜いていくのは難しい。その一方で、従来のE-MTBには無い車体のバランス感が良く、舗装路ではなくMTBコースで試乗したいと思った。

ハンドリングは、軽量なバッテリーを内蔵することにより、バッテリーの重さを感じさせない自然なハンドリングを実現。重いバッテリーを搭載したE-Bikeでは、前後重量配分が悪く、前輪過重気味のモデルが少なくないが、Turbo SLシリーズは前後バランスが良く、人力自転車に一番近いE-Bikeだ。

バッテリーは完全内蔵式でレンジエクステンダーを用意

出典:Specialized

Turbo SLシリーズのバッテリーは、軽量化のために一般的なE-Bikeとは違い、バッテリーはユーザーが外すことはできない。内蔵バッテリーは単体で最長約130キロの走行可能。また、ボトルケージに装着できるレンジエクステンダーも用意しており、こちらを使う場合は最長で約65キロ追加できる。

内蔵バッテリーの容量は320Wh、レンジエクステンダーは160Wh。内蔵バッテリーは、最短2時間35分で充電完了できる。

スマートフォンでアシストを調節する「MISSION CONTROL」を搭載

出典:Specialized

SpecializedのE-Bikeには、スマートフォンでモーターアシストを調節する「MISSION CONTROL」を搭載している。MISSION CONTROLは、これまでに記録した膨大な量のライドデータを使い、Turboの能力を引き出せるアプリ。ドライブユニットには3種類のアシストモードがあり、各モードでは最大出力およびアシストの持続力の両方を調整できる。

それだけでなく、Smart Controlを用いてバッテリー残量を自動で管理することも可能。走りたい距離や時間を入力するだけで、ライドを完了するのに必要な残量が確保できる。

他にも、ライドの内容を記録してサードパーティーのアプリに送信を行ったり、各種数値をANT+対応のコンピュータに送信するパワーメーターを内蔵した。

参考URL:https://www.specialized.com/jp/ja/missioncontrol

Turboシリーズ専門のサービスを用意

SpecializedのE-Bike「Turbo」シリーズには、メンテナンスプランにオーナー向け保険、ロードサービスなど、様々なサービスが用意されている。ここではSpecialized Turboシリーズ専門のサービスを紹介しよう。

TURBOメンテナンスプラン

TURBOメンテナンスプランは、事前にメンテナンス料金をまとめて払う事で、メンテナンス料金がお得になるプラン。TurboシリーズのE-Bikeを新車購入時にメンテナンスプランに加入すると、点検・整備にかかる工賃を2年間で最大38,000円(税別)割引となる。プランは1年パックと、2年パックの2プランを用意。いずれのプランも、消耗品の代金は含まれない。

参考URL:https://www.specialized.com/jp/ja/turbo-maintenance

TURBOオーナー向け保険

TURBOオーナー向け保険は、Turboシリーズを購入した時に付帯される自転車保険。自転車搭乗中等の自転車に係る事故によって傷害(ケガ)を被った場合に支払う保険。補償内容は、個人賠償責任(示談あり)最大1億円、死亡・後遺障害保険金(1-7級)100万円(ヘルメット着用中死亡の場合は+100万円)、入院一時金(免責2日)1万円。一年間限定の保険になり、補償終了時にはau損保より同程度の保険の案内が送られる。

参考URL:https://www.specialized.com/jp/ja/turbo-insurance

TURBOオーナー向けロードサービス

TURBOオーナー向けロードサービスは、Turboシリーズを購入した時に付帯されるロードサービス。出先でのトラブルにより走行不能となったE-Bikeを希望の場所まで無料で搬送を行う。50キロまで無料搬送を行い、自宅からの搬送も可能だ。年3回利用可能で提供期間は1年間となる。

参考URL:https://www.specialized.com/jp/ja/turbo-insurance

スペシャライズド残価据置型ローン「TURBO専用ファイナンスプログラム」

スペシャライズド残価据置型ローン「TURBO専用ファイナンスプログラム」は、車両価格の一部を最終支払いまで据え置くことで月々の負担を軽減するファイナンスプラン。 据置額とローンの頭金、ボーナス月加算が設定可能で、月々の支払い額をできるだけ少なくする、予算よりワンランク上のバイクに乗る、モデルチェンジのときにスムーズに乗り換えたい人のニーズに提供する。

スペシャライズド残価据置型ローン​は、車体の現金価格から一部を据え置き、残りを24回で分割し、25回目に据置額を精算する。据置額は価格の20%を上限に1,000円から任意に設定可能。実質年率は2.9%。 最終回の支払いの際に、下取り・清算・再ローンのいずれかを選択し、据置分を精算する。

  • 下取り:バイクを返却して据置額を清算(新車に乗り換えの場合、据置額の差額を下取り額に充当)
  • 精算:据置額を一括支払い。バイクはそのまま乗ることができる。
  • 再ローン:通常ローンで据置額を支払い。バイクはそのまま乗ることができる。

また、下取りの際には、​バイクの状態や据置額の設定によって、精算の際に支払いや返金が発生する場合がある。対象車種は、S-Works Turbo Creo SL、Turbo Creo SL Expert、Turbo Creo SL Expert EVO。

参考URL:https://www.specialized.com/jp/ja/turbo-support

SpecializedのE-Bike一覧

Turbo Creo SL(E-ロードバイク)

Turbo Creo SLは、発表して直ぐに話題となった軽量E-ロードバイク。軽量・小型ドライブユニット「Specialized SL1.1」に、軽量なFact 11rカーボンフレームかE5アルミフレームを組み合わせることで、従来のE-ロードバイクよりも軽量なE-Bikeに仕上がったのが特徴。

車体は、グラベルロードバイク「DIVERGE」で採用されているOpen Roadジオメトリー。機敏な走りとハイスピードでの安定した操作性や安心感を両立し、オンロードからグラベルまで幅広い用途に対応している。タイヤクリアランスは、700Cで最大で42mmのタイヤが装着可能。また、フェンダーを使用した場合は、最大で38mmのタイヤに対応している。650Bホイールの使用もでき、その場合、最大で47mmのタイヤを履くことが可能。フロントフォークはFuture Shockを搭載。

ラインナップはE-ロードバイクの「Turbo Creo SL」シリーズと、E-グラベルロードの「Turbo Creo SL EVO」の2種類。カーボンフレームモデルとアルミフレームモデル(E-ロードバイクのTurbo Creo SLのみ)があり、価格はTurbo Creo SL E5 Compで50万円(税抜、以下同)から。

革命のE-ロードバイク「Specialized Turbo Creo SL」をショートインプレ【E-Bike】

Turbo Levo SL(E-MTB)

Turbo Levo SLは2020年2月に登場したSpecializedのフルサスE-MTB。前後150mmのサスペンショントラベルを採用した29インチのトレイルタイプのフルサスE-MTB。車体デザインはスペシャライズドのフルサスMTB「StumpJumper」のスタイルを受け継いだ、人力自転車(ペダルバイク)のような自然なデザインだ。カーボンフレームモデルとアルミフレームモデルがあり、価格はTurbo Levo SL Compで51万4800円から。

 

超軽量フルサスE-MTB! Specializedから「Turbo Levo SL」が登場

Turbo Vado SL(E-クロスバイク)

Turbo Vado SLは2020年5月に発売したTurbo SLシリーズ唯一のE-クロスバイク。700Cホイールと38ミリタイヤを装着し、一般公道での乗りやすさを重視したモデル。最大タイヤサイズは700Cホイールの場合は最大で42ミリまで、フェンダーを使う場合は38ミリまで対応している。650Bホイールにも対応できる設計を採用しており、その場合タイヤ幅は47ミリまで対応している。

LEZYNE製フロントライトとテールライトを全車に標準装備しており、日常のライドにも対応。また、荷台と泥除けを装着した「EQ」グレードを用意している。フレームはアルミフレームのみ。価格はTurbo Vado SL 4.0で32万6700円から。

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アスリートや企業にサポートを実施

Turbo SLは、国内最高峰自動車レース「スーパーGT」に参戦している国内トップドライバーの笹原右京選手や、カヌースラローム日本代表銅メダリスト「羽根田卓也」選手がアンバサダー契約を結んだり、自転車で有機栽培コーヒーを届ける「バイシクルコーヒー東京」などに、SpecializedのE-Bikeを供給している。

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【自転車漫画】伝道師こまめ Part2「サイクル。」Part46

レンゴクさんがTwitterやInstagramで公開している人気の自転車漫画「サイクル。」。今回は伝道師こまめシリーズをお届けします。

最新作は作者のTwitter・Instagramで公開されています。

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乗鞍高原をE-Bikeでサイクリング 乗鞍観光センターで軽量E-Bike「Turbo Vado SL」のレンタルを開始

長野県にある乗鞍観光センターで、Specializedの軽量E-Bike「Vado SL」のレンタルを開始した。

乗鞍観光センターは乗鞍高原の観光拠点で、乗鞍岳山頂シャトルバスの発着所でもある。建物内には、のりくら高原観光案内所、バスの乗車券発売所、食事処などが用意されている。

今回、レンタルを行うTurbo VADO SLはSpecializedのE-クロスバイク(E-Bike)。SpecializedのE-ロードバイク「Turbo Creo SL」、フルサスE-MTB「Turbo Levo SL」に搭載されている軽量ドライブユニット「Specialized SL1.1」(最大トルク35Nm)を搭載することで、車体重量は14.9キロを実現。その軽量性からアシストが切れた場合でもスポーツバイクのライドフィールを損なわず、ライドを楽しむことができるのを売りにしている。バッテリーの容量は320Whで最大航続距離は130キロを実現。また、レンジエクステンダーを追加すれば、航続距離を65キロ伸ばすことも可能だ。

レンタル料金は1日5,000円(ヘルメットを含む)で、保険料が500円。事前の電話予約を推奨している。貸し出し日時は7月1日から10月31日まで。

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星のや軽井沢が、秋の信州をE-Bikeで満喫する「フルーツサイクリング」を1日1組限定で実施

長野県・軽井沢の滞在型リゾート「星のや軽井沢」では、2020年9月20日~10月31日の期間、「フルーツサイクリング」を1日1組限定で実施する。

星のや軽井沢は、「軽井沢野鳥の森」に面した豊かな自然環境にて、休息の時間を満喫できる滞在型リゾート。

「フルーツサイクリング」絶景が広がる豊かな自然の中を自転車で走り、旬のフルーツをふんだんに使ったブランチを食す、信州の秋を満喫するアクティビティ。

都内より一足早く秋が訪れる軽井沢では、8月下旬にハギやオミナエシなど、秋の花が咲き始める。9月に入るとツツジやリンドウが咲き、大きな花穂をつけたすすきが揺れ、10月中旬には紅葉が始まり、開花のピークを迎えたそばの花畑や黄金色の稲穂が一面に広がる棚田など、さまざまな秋景色を楽しめることが特徴だ。

また、8月下旬から10月までは、長野県が国内生産量の上位を誇るりんごやぶどうなど、多くの果物が旬を迎える。そんな信州の秋を満喫していただきたいという思いから、本アクティビティを開発した。

以下、リリースから。

フルーツサイクリングの特徴

1.信州の自然と秋の絶景を堪能するサイクリング

朝7時半頃に星のや軽井沢を出発し、スタッフ先導の下、1時間半~2時間程かけて約20 km先のりんご農園を目指します。E-Bike(電動自転車)を使用するため、起伏の激しい道のりも、スイスイと走ることができ、朝の澄んだ空気を身体に取り入れ、心も体もスッキリした気分になれます。

見どころ
色深い紅葉の軽井沢:国設「軽井沢野鳥の森」を進んでいくと、色深く紅葉したモミジのアーチに差し掛かります。そのアーチの下を自転車で走り抜けます。

歴史感じる追分宿:「美しい村」をはじめ、軽井沢を舞台にした小説を多く残した堀辰雄ら文学者の交流の地であった宿場町は、歴史を感じる町並みです。

雄大な浅間山:道中では、標高2,568mの活火山「浅間山」が緩やかに大地へ広がる雄大な姿を一望できます。周囲の視界を遮るものがなく、麓には野菜畑が広がります。

美しいそばの花畑:信州では、寒冷な気候と標高が高い特徴を活かし、中世頃からそば食の文化が発展してきました。高地を中心としたさまざまな場所に、そばの白い花畑が広がります。まるで白い花のじゅうたんが敷かれているような美しい景色です。

*時期により、見られる景色は異なります。

2.旬のフルーツを味わう:りんごジュースとフルーツブランチ

サイクリングで立ち寄る農園にて、しぼりたてのりんごジュースを味わいます。長野県のオリジナル品種である「シナノゴールド」や「シナノスイート」など4品種以上から好みのものを収穫し、そのままジューサーにかけて作るりんごジュースです。瑞々しいりんごの甘味や、アクセントとなる酸味、しぼったときに残る、シャキシャキとした食感を楽しめます。

また、2000本以上のりんごの木が並ぶ農園に設えた、オープンエアの特別席で食べるブランチを用意します。サンドイッチやキッシュ、サラダとともに、旬のフルーツを味わいます。収穫したばかりのりんごに加えて、プルーンやぶどう、洋ナシなど、さまざまなフルーツを生のままはもちろんのこと、ホットプレートで焼いたり、紅茶の中に入れたりして楽しむことができます。

スケジュール例

07:30 星のや軽井沢を出発。秋の信州を堪能するサイクリング
09:00 りんご農園到着。りんご狩り体験
09:30 しぼりたてのりんごジュースと旬のフルーツ満載のブランチ
11:30 星のや軽井沢に帰館

「フルーツサイクリング」概要

■期間    :2020年9月20日~10月31日
■料金    :1名35,000円(税・サービス料・宿泊代別)
■含まれるもの:電動自転車レンタル代、りんご狩り、りんごジュース、フルーツブランチ
■定員    :1日1組(最大4名)
■最少催行人数:1名
■対象    :星のや軽井沢宿泊者
■予約    :公式サイト(https://hoshinoya.com/karuizawa/https://hoshinoya.com/karuizawa/)にて10日前24:00まで受付
■予約開始日 :2020年7月1日
■備考    :雨天時は提供内容が一部変更となります。
仕入れ状況により内容や提供物、食材の産地が一部変更になる場合があります。

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パナソニックからフルサスE-MTB「XM-D2 V」が発売

パナソニック サイクルテックは7月20日、フルサスペンションE-MTB「XM-D2 V」を発表。2020年8月3日に発売する。パナソニック Xシリーズはパナソニックの電動アシストスポーツ自転車シリーズの中でも、高価格帯のハイエンドE-Bikeシリーズ。Xシリーズの中でも「XM-D2 V」はパナソニックの電動アシスト自転車スポーツタイプのフラッグシップとなる。

XM-D2 Vは、2019年3月1日に発売した限定モデル「XM-D2」をアップデートしたモデル。本格的な前後サスペンションに加え、要望の多かったドロッパーシートポストを採用し、オフロード走行時のパフォーマンスを向上させた。

ドライブユニットはパナソニック独自の内装2段変速「マルチスピードドライブユニット」を装備。フロントサスペンションはロック機構付きで、リアサスペンションはペダリングロスを極力軽減させるスレッシュホールド機構を搭載した。

車体はアルミダブルサスペンションタイプ 160mmトラベルROCKSHOX Monarch RT debonair ロックアウト付サスペンション搭載フレームと、SR SUNTOUR AURON35-Boost RLRC-PCS DS 27.5” 160mmトラベル リモートレバー付フロントフォークの組み合わせ。ドライブユニットは、マルチスピードドライブユニット 内装2段変速(定格出力250W)に、36V 12Ah 432Whバッテリーを組み合わせ、最大航続距離は107キロを実現。コンポーネントはShimano SLX 11段変速で、クランクは29T、スプロケットは11-42T。ブレーキはShimano DEORE XT BR-M8020。タイヤはMAXXIS REKON+ 27.5×2.80。価格は63万8000円(税抜)。

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2021年モデル E-Bike(E-MTB、E-ロードバイク等)最新情報まとめ【随時更新】

トーキョーバイク、東京都外で初のパートナーショップ 「Tokyobike Plus 福岡」が8月1日(土)にオープン

トーキョーバイクは7月20日、東京都外では初めてとなるトーキョーバイク専門店「Tokyobike Plus 福岡」を福岡市中央区薬院に7月23日にプレオープン、8月1日にグランドオープンすると発表した。

トーキョーバイクは東京の東側、谷中に拠点を置く自転車メーカー。街や生活を楽しむための自転車、「トーキョーバイク」を2002年に発売。現在、都内3ヶ所で直営店と海外8ヶ所でパートナーショップを運営するほか、全国200店舗以上の取扱店で展開している。

Tokyobike Plusは、個性豊かなパートナー企業とともに、トーキョーバイクの世界観を伝えるコンセプトショップ。トーキョーバイクだけでは提供できない価値を「plus」しながら、自転車のある生活や街の楽しみ方を提案していく。

Tokyobike Plus 福岡は、福岡市中心部の天神から徒歩10分ほどの中央区薬院に位置する。周囲には、カフェやインテリアショップ、人気の焼き菓子店やモダンな和菓子店など魅力的な個性派ショップが点在。半径3km以内には大濠公園、福岡市動植物園、賑やかな警固や再開発で注目を浴びている六本松があり、自転車のある暮らしを楽しめるエリアだ。

自転車関連の商品や修理メンテナンスサービスのほかに、乗って行った先で手軽にコーヒーを楽しめるグッズの展開やユーザーと一緒に福岡の街をめぐる「リアルな楽しみ方」を提供するサービスなど、通勤・通学以外にも幅を広げるような提案を行っていく予定だ。

店舗デザインは、薬院のイタリアンレストラン「チェルニア」や赤坂の居酒屋「町屋 あかりや」、警固の「めしや コヤマパーキング」、佐賀県白石町の「TOMMY BEEF」を手掛けるGO!design factory Inc.の大淵 誠氏が手がけた。

運営は広島県でスポーツバイクを中心とした「grumpy」と自転車のあるライフスタイルを提案する「pop grumpy」の2店舗を展開する株式会社フィラメンツが行う。

プレオープン期間中よりトーキョーバイクの自転車をご購入いただいた先着80名様に、てぬぐい専門店「かまわぬ」によるトーキョーバイクのオリジナルてぬぐいをプレゼントを実施する。

■店舗情報(Tokyobike Plus 福岡)

  • 所在地  : 〒810-0025 福岡市中央区薬院伊福町16-1
  • 電話番号 : 092-406-7039
  • 営業時間 : 11:00-19:00
  • 定休日  : 火・水
  • URL   : https://tokyobike-fukuoka.com
  • Instagram: tokyobike_plus_fukuoka

”走り”と”遊び”が楽しめるハードテールE-MTB Corratec E-POWER X VERT CXをインプレッション

オフロードだけでなく舗装路等様々な道を楽しめる電動アシストマウンテンバイク「E-MTB」。E-MTBの主流は、前後にサスペンションを搭載した高価なフルサスペンション仕様が多い。シクロライダーでも、フルサスペンションタイプのE-MTBを何度かインプレッションを行った事があるが、もっと現実的な価格のE-MTBについて知りたい人は多いだろう。

今回、紹介するE-MTBはCorratec(コラテック) E-POWER X VERT CX。フロントにサスペンションを搭載したハードテールE-MTBで、価格は39万8000円(税抜)と、現実的な価格で購入できるE-MTBだ。

Corratecは、1990年に南ドイツのローブリングで誕生した自転車ブランド。日本には日本市場向けのオリジナルモデルを用意したり、ロードバイク「R.T.CARBON」「DOROMITI」「A-ROAD」は、大阪府堺市にある「株式会社ワコー」で組み立てが行われているモデルが用意されている。

E-POWER X VERT CX(出典:corratec-bikes.jp)

今回紹介するE-POWER X-VERT CXは、日本オリジナルのハードテールE-MTB。日本のプロフェッショナルライダーが設計に参加し、寝かせたヘッドアングル、やや長めのトップチューブ、短めのリアセンターを採用した「トレイルジオメトリ」を採用し、日本のトレイルを快適に走行できるハードテールE-MTBを目指して作られたとのこと。

日本仕様と海外仕様の違いは、日本仕様は前後ホイールは27.5インチ(海外仕様では前輪29インチ、後輪27.5インチホイールを採用)。リアチェーンステーは445ミリと短い(海外仕様はリアチェーンステー455ミリ)。フレーム内蔵ライト「C-LIGHT」の削除(海外仕様には装備)。フレームサイズ39は、一般的なトライアングルフレーム(海外仕様はスタッカードタイプ)にするなど、多くの変更を施しており、日本オリジナルの構成となっている。

 

海外仕様の参考:E-Power X Vert Race Gent(出典:corratec.com)
海外仕様の参考:E-Power X Vert Race Gent(出典:corratec.com)
海外仕様(スタッカードタイプ)の参考:E-Power X Vert Race Trapez(出典:corratec.com)

E-POWER X VERT CXの車体をチェック

車体デザインは、定番の取り外し可能なインチューブ(内蔵型)バッテリーで、ダウンチューブは曲線も加えて滑らかな形状となっている。リアキャリア装着用のダボ穴も用意されている。ボトルケージ台座はダウンチューブとトップチューブの2箇所に付いている。ドライブユニットはBosch Performance Line CXで定格出力は250W。最大トルクは75Nm。eMTBモードが搭載されている。

フロントサスペンションはSR SUNTOUR XCR34-AIR-Boost LOR DS 27.5 140ミリトラベル。ブレーキはシマノ MT200油圧ディスクブレーキで、ディスクローターはシマノ SM-RT30 180ミリ。

E-MTBでは必需品であるサイドスタンド台座も用意されている。専用スタンドは3000円(税抜)で、コラテック取扱店で購入可能。

車体に装着されている充電口は、ダウンチューブ下部に装備。この部分に付いていると、充電を行う際、自転車を置く場所に左右されにくい利点がある。但し、充電口は泥がかぶりやすいので、頻繁に使う人はライド前に充電口のカバーがしっかり閉まっているかチェックしよう。

充電口は泥がかぶりやすいので、頻繁に使う人はライド前にチェックしよう

タイヤはWTB RANGER 27.5×2.8インチ。フレームのクリアランスは余裕がある。

バッテリーハウジングの蓋は、グラスファイバー補強のハイグレードポリアミド製で、バッテリー一体型。車体同色に塗装されており一体感があるデザインを採用。

バッテリーを外して興味深いと思ったのは、フレーム内部に補強を入れている事。これはフレーム剛性のために行っているとのことで、CorratecのクロスバイクタイプのE-Bike「E-POWER SHAPE PT500」にも採用されており、車体(フレーム)の良さにも担っているようだ。

バッテリーは容量500Whの「Bosch PowerTube 500」を採用。さらに容量が大きく、PowerTube 500よりも長い625Wh大容量バッテリー「Bosch PowerTube 625」の装着は想定していない。

一部メーカーでは、フレームをBosch PowerTube 625を搭載するのを前提とした設計にして、Bosch PowerTube 500を装着する場合は、スペーサーを入れている会社もある。E-POWER X-VERT CXに関しては、ハンドリングにこだわるためにBosch PowerTube 625と共用せず、Bosch PowerTube 500専用にしているようだ。

トレイルライドが面白いハードテールE-MTB

借用して、早速トレイルを走って気づいたのが、500Whと大容量バッテリーを搭載したE-MTBクラスでは、カーブの曲がり方が自然で気持ちいい事。バッテリーをフレームに内蔵すると重心が下がっただけでなく、27.5インチホイールを採用しているので、29インチのE-MTBよりも小回りが効くのもあるだろう。

その他にも、良いと思ったのが、他のE-MTBよりもバッテリーの搭載位置が中心に近く、トレイルジオメトリのお陰か、前輪付近の重量感が軽く感じる事。

E-MTBと言えばダウンチューブに重いバッテリーを搭載している関係で、フロントに重りが入っている感覚のモデルが多い。しかし、E-POWER X-VERT CXは大容量バッテリー搭載のE-MTBとしてはフロントが軽く、フロントが上がりやすいタイプに入る。Performance Line CXの瞬時に反応するのを駆使して、丸太や大きい石をヒョイヒョイと乗り越えて走るのは楽しい。

フロントが軽い感覚は下りでも効果があるようだ。木の根がある下りを下った感覚は、バランスが悪くて前輪から落下する嫌な感覚が薄い。

バッテリーの容量は500Whと、ハードなオフロード走行を行うE-MTBクラスでは最低限の容量。しかし、バッテリー大容量化でバランスの良さが崩れるのなら、バッテリーサイズはそのままで良い。予備バッテリーを購入して、バックパックに入れれば1000Wh(500Wh+500Wh)になり、長時間楽しめるからだ。

モーターアシストがあるE-MTBは、シビアな上り坂をクリアする上り性能も重要だ。E-POWER X-VERT CXは、タイヤ幅が2.8インチと太いため走破性が高いが、リアにサスペンションが無いハードテールE-MTBのため、フルサスE-MTBの感覚でペダルを漕いで上ると、後輪が跳ねてしまいスリップしてしまう。

こんな時は、E-POWER X-VERT CXに搭載されているドライブユニットBosch Performance Line CXの特性を駆使する必要がある。Performance Line CXはレスポンスが良く、片足で1/3漕ぐ感覚でもアシストが作動する制御と、ライダーの踏力の強弱に応じた最適なアシスト力を自動で提供してくれる「eMTBモード」を駆使しよう。

アシストモードに関しては、トレイルではeMTBモードしか使えないと思ったほうが良い。特に不用意にTURBOモードを使用すると、レスポンスが良すぎるため、木の根や大きい石を乗り越えるのに失敗した場合、モーターアシストで後輪が暴れてしまい、車体と一緒にあらぬ方向に弾かれる可能性がある。

E-POWER X-VERT CXで不満点があるとするならばブレーキ。搭載されているブレーキは「シマノ MT200 油圧ディスクブレーキ」。街乗り、林道では特に問題は無いが、筆者レベルの飛ばさないトレイルライドレベルではギリギリだ。ただ、この件に関しては、車体価格を税抜40万円以下に抑えたいためのチョイスなので、致し方ない所。三菱・ランサーエボリューションシリーズのRS(競技用ベース車)のように、ベースモデルと考えて楽しもう。

走りだけでなく遊びも楽しめるE-POWER X-VERT CX

E-MTBはモーターアシストのお陰で、舗装路を走るのも楽しくなった。特に、E-POWER X-VERT CXのようなハードテールE-MTBは、荷台やスタンドが装着できるので、サイクリングを楽しみたい人も多いだろう。そこで、トレイルライドだけでなく峠越えを含めたサイクリングも実施した。

人力MTBの世界では、2.8インチ幅のセミファットタイヤを装着したMTBの舗装路走行はのんびり走るレベルだ。しかし、E-MTBのE-POWER X VERT CXはパワフルなモーターアシストを行ってくれるため、舗装路走行は問題ない。

車体の良さは舗装路走行でも実感する。E-Bikeは時速24キロでアシストが切れるため、それ以上のスピードで走る場合、人力自転車以上に車体設計が物を言う世界だ。E-POWER X VERT CXに関しては、筆者の脚力レベルでは舗装路平地なら時速26キロ巡行は簡単で、ちょっと踏み足せば時速30キロ巡航が可能なため、E-MTBクラスでは車体設計は良い部類に入る。

また、ふと気になった道に寄り道するというE-Bikeならではの遊びも可能だ。今回、峠を1つ越えた後、前々から気になっていた見知らぬ林道を上ってみる事にした。

普通の人力自転車なら、峠を1つ越えた後、寄り道して上り坂を走るのはやりたくないが、E-MTBなら気軽に楽しめる。林道でも2.8インチの太いタイヤやPerformance Line CXのeMTBモードのお陰で、スリップしにくく安心感も高い。特に、この2つは初心者であればあるほど助かるだろう。

上った峠の頂上は開けていて休憩することに。今回のテストでは、必要最低限の荷物した持ってこなかったが、折りたたみの椅子やアウトドア用のガスバーナーコンロ等を荷物を積んでピクニック気分で行くのも楽しいだろう。

参考:THULEのキャリアを装着(出典:グローブライド サイクル インフォメーション)
参考:THULEのキャリアを装着(出典:グローブライド サイクル インフォメーション)

因みに、グローブライド サイクル インフォメーションでは、前後にTHULE製キャリアを装着したE-POWER X VERT CXを紹介している。荷物を積載しても楽々走れるため、アドベンチャーライド、キャンプツーリング、渓流釣りも楽しめるとのこと。このような遊び方もE-MTBならではの楽しみ方だろう。

ハードテールE-MTBを購入するのなら、Corattec E-POWER X VERT CXを選択肢の1つに加えるべき理由

Corattec E-POWER X VERT CXの総合評価は、ハードテールE-MTBを購入する際、選択肢の1つに絶対加えるべきと感じた。その理由は3つある。

1つ目は2.8インチと太いタイヤ。E-MTBはモーターの力で、人力MTBでは難しい荒れた上りを走破する楽しみ方ができる。荒れた上りを走破する場合、細いタイヤだと絶対的な走破性能が落ちるため、デコボコで引っかかる場面が多い。これだけならまだ良いが、引っかかった時に後輪に加わるモーターパワーで、車体と一緒に何処かに弾き飛ばされる確率が高くなる。

特にハードテールE-MTBは、前後サスペンションが装備されているフルサスペンションE-MTBと比較するとシビアな走りが要求される。E-MTBに関しては、太いタイヤを装着するのがメジャーになるだろう。

また、上りを攻めるようなハードな使い方をしないユーザーでも、砂利道がある林道の上りや下りでは太いタイヤのほうが安心感がある。舗装路でも、パンクの不安が少ないため、舗装路走行が主体のユーザーが買うのも悪くないだろう。

2つ目が車体設計。車体が重いE-Bikeは、アシストが切れる時速24キロ以上の加速性能は、車体を軽くするという誤魔化しができないため、車体設計が大きく左右される。

E-POWER X VERT CXに関しては、舗装路走行性能は優秀だ。筆者の脚力レベルでは舗装路平地なら時速26キロ巡行は簡単。ちょっと踏み足せば時速30キロ巡航が可能で、人力MTBでは見られない世界を体感できる。

トレイルライドでのパフォーマンスも、寝かせたヘッドアングル、やや長めのトップチューブ、短めのリアセンターを採用した「トレイルジオメトリ」や、フロントが比較的軽いのが良く、大容量バッテリーを搭載したE-MTBでは珍しく、操る面白さを持っていると感じた。

最後の3つ目がBosch Performance Line CXのeMTBモード。ハードテールE-MTBは荒れたトレイルで暴れやすく、パワフルでレスポンスが良いだけのドライブユニットだと、E-MTBでした走れない荒れた道ではアシストパワー過剰で暴れるだけの事が多い。そのような場面だと、Performance Line CXのeMTBモードだと暴れる不安が少なく安心感が高いのだ。

Corratec E-POWER X VERT CXは、ハードテールE-MTBを購入するのなら、真っ先に選択肢の1つに加えるべきE-MTBだろう。Bosch Performance Line CX搭載E-MTBでは最安値の39万8000円(税抜)お買い得な価格なのも魅力的だ。

Corratec E-POWER X-VERT CXのスペック

Corratecブランドで唯一「Bosch Performance Line CX」ドライブユニットを搭載したE-Bikeが「Corratec E-POWER X VERT CX」。ヘッドアングルは66°と寝かせ、ダウンヒル時のハンドリングに安定性を実現し、トレイルライドを楽しめるジオメトリを採用したE-MTB。ライダーの予期せぬモーターアシスト挙動を排除した「eMTBモード」を搭載している。タイヤは「WTB RANGER 27.5×2.8」。リムはチューブレスレディ仕様のためチューブレス化が可能なのも特徴だ。価格は39万8000円(税抜)。

  • フレーム: E-POWER SHADOW TUBE アルミ
  • フロントフォーク:SR SUNTOUR XCR34-AIR-Boost LOR DS 27.5″、Travel:140mm
  • 重量:-
  • ブレーキ:SHIMANO BR-MT200 HYD DISC SM-RT30、180mm
  • ギア(前):SAMOX GEN4、34T
  • ギア(後):SHIMANO CS-HG50、11-36T、10S
  • フロントホイール:JALCO PHL36 OS TUBELES READY 32H
  • リアホイール:JALCO PHL36 OS TUBELES READY 32H
  • タイヤ:WTB RANGER 27.5×2.8
  • ドライブユニット:Bosch Performance Line CX(定格出力250W、最大トルク75Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:Bosch Powerpack500 36V 13.4Ah 500Wh
  • 充電時間:約4.5時間
  • アシストモード:4段階(ECO/TOUR/eMTB/POWER)
  • 航続距離:140km/101km/99km/79km※Bosch E-Bike Systemから引用

文:松本健多朗

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