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MTBで有名な南アルプス⼭守⼈ 令和4年度「自転車活用推進功績者表彰(国土交通大臣表彰)」受賞

南アルプス⼭守⼈は、5月27日、第5回「自転車活用推進功績者表彰」を受賞した。

⼀般社団法⼈ 南アルプス⼭守⼈は、MTBトレイルやパークのデザイン・設計・施⼯、MTB関連コンサルティング、会員組織「南アルプスマウンテンバイク愛好会」運営等を行う社団法人。

自転車活用推進功績者表彰は、「自転車活用推進法」に基づき、自転車活用推進本部(本部長:国土交通大臣)が自転車の活用の推進に関し、顕著な功績があると認められる個人又は団体を表彰するもの。平成30年度より毎年実施され、今回が5回目。山梨県では、山守人が初受賞となる。

南アルプス⼭守⼈は、MTBが健全に普及していくには、公に認められた走行環境が必要と考え、地域の祭りや清掃活動、高齢者コミュニティ支援、小学生の自転車教室、防犯パトロール、移住促進、山道整備など様々な地域貢献活動を長年続けることで、地域社会より賛同頂き、さらに山道利用の許認可を頂き、日本最大標高差1000メートル以上、総延長15キロ以上の巨大なフィールドをボランティアで築き上げ、初心者から上級者までのすべての層を受け入れることのできる走行環境を実現。特に、2021年に完成させた「南アルプス立沼MTBパーク」は無料一般開放し、子供、家族、仲間でMTBと自然環境を楽しむ機会の創出に貢献している。

他にも、MTBの利用に関する制度化の実現に向けた活動で、県内外の企業との連携、及び、登山道整備や移住定住促進、防犯等の業務で行政と協力し、地域と一体となったフィールド作りの事例を積み重ねてきた。2022年には「山梨MTB推進協議会」設置が予定されており、山梨県が「MTBの聖地化」を目指し本格的に動き始めている。

南アルプス⼭守⼈はリリースで「私たちはMTBを使って地域貢献活動をしています。そのためにも私たちが1番実現したいことは「MTBの制度化」です。制度化により、さらにトレイル網を拡大しMTBが健全に普及していくことで、自然環境保護や人びとのふれあいがさらに実現し、地方創生という、地域と共存する新たな巨大なフィールドを作り上げていきます」と語っている。

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ホテルクリスタルパレス 茨城をサイクリングで楽しむプラン「サイクリスト・リチャージプラン」を販売開始

長寿荘は5月30日、茨城県で同社が運営している「ホテルクリスタルパレス」が、「サイクリストにやさしい宿」の認定を受け、利用者の要望に応えた1泊2食付プランを販売すると発表した。

ホテルクリスタルパレスは、茨城県がサイクリストにとって快適な環境を提供できる宿泊施設を認定する「サイクリストにやさしい宿」の認定書を受け、自転車の保管・工具の貸し出し・洗車場などサイクリストに嬉しいサービスをセットにした「サイクリスト・リチャージプラン」を販売する。

ホテルクリスタルパレスは県が定める4つのサイクリングルートの中で、小美玉市にある茨城空港から茨城町、水戸市、ひたちなか市、大洗町、東海村を経て日立市に向かう約95キロのルート「大洗・ひたち海浜シーサイドルート」の認定施設。

サイクリスト・リチャージプランは、出発時にミネラルウォーターと補給食のプレゼント、部屋への自転車持込OK、大浴場の延長開放(15時から25時)、駐輪場及び空気入れ、メンテナンス用工具箱完備、洗車スペース及びブラシ完備、県産品を使った専用ヘルシーメニューの夕食を用意している。

夕食には県産グリーンリーフ&押し麦と季節野菜のヘルシーサラダ 粒マスタードハニードレッシング、和風だし仕立て県産ゴボウのスープ、白身魚のクリスピー焼き 特製タルタルソース、つくば鶏のカプレーゼ風、県産焼き芋と干し芋の特製デザートなどを用意(仕入れ状況で内容が変更になる場合もある)。

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モータリストファクトリーで高速E-Bike「FANTIC ISSIMO 45」やオリジナル電動オートバイなどをチェック

FANTIC製E-Bikeや、FANTIC、Lambretta、SYMなどのオートバイを取り扱っているモータリスト。同社は東京都大田区に本社事務所兼ショールームである「モータリストファクトリー」があり、ここでは、同社取り扱いのE-Bikeやオートバイ、アクセサリーなどを見ることができる。今回は、モータリストファクトリーで気になったモビリティなどを紹介する。

ACERBIS DOUBLEP

オートバイ用品で有名なアチェルビス(ACERBIS)は、自転車用ヘルメットやE-MTB用パーツなども展開している。ACERBIS DOUBLEPはMTB用のヘルメット。自転車用ヘルメットでは珍しくオプションでチンガードを用意していること。チンガード付きのMTBヘルメットは存在するが、オプションでチンガードを装着できるタイプは珍しい。EN1078:2012+A1:2012認可で、価格はヘルメットが1万1800円(税込、以下同)。チンガードが4730円。

FANTIC ISSIMO 45

FANTICの街乗りE-Bike「ISSIMO」の高速電動アシスト自転車バージョン(Speed Pedelec)がISSIMO 45。欧州では、時速25キロまでアシストを行う電動アシスト自転車(一般的に言われているE-Bike)は、免許が不要で自転車道を走行することができるのに対し、高速電動アシスト自転車(Speed Pedelec)は、時速45キロまでアシストする一方、運転免許証が必要、サイドミラーやナンバープレートを装着する必要がある。

ハンドル周辺部は、サイドミラーと親指を使うスロットルを装備している。通常のアシストだけでなく自走も可能とのこと。変速は自転車用内装ハブタイプの無段変速を搭載している。ヘッドライトはROXIM製でハンドル中心部にマウント。ISSIMOではトレロックVeo 50を車体にマウントしていたが、別のヘッドライトを装着したのはSpeed Pedelec規格に対応するためだと思われる。

ドライブユニットはBAFANG M600。形状はISSIMOに装着されているBAFANG M500と比較すると、大きな違いは無いように見えるが、よく見るとモーターの出っ張りがBAFANG M500よりも大きくなっている。

BAFANG M600(FANTIC ISSIMO 45)
BAFANG M500(FANTIC ISSIMO)

BAFANG M600のスペックはBAFANG公式サイト(URL)によると定格出力500W、最大トルク120Nm。因みにFANTIC ISSIMOに搭載されているBAFANG M500は定格出力250W、最大トルク80Nmとなる。

ISSIMO 45の日本国内での走行に関しては、ナンバー灯が無い、ターンシグナルランプが装備されていないため、このままの状態では公道走行不可のため、販売代理店で公道走行用に改修を行う必要があるとのこと。仮に発売された場合の予想価格は50万円台。

電動オートバイにも力を入れるモータリスト

E-BikeではFANTICが有名なモータリストだが、同社のメインの取り扱いはオートバイで、FANTICやLambretta、SYM、Royal Alloyなどのオートバイを取り扱っている。近年、欧州を中心に注目されている電動モビリティに関しても、取り扱いを行っているので紹介しよう。

一番左のスーパーカブC125風デザインの電動オートバイは「MOTRON CUBERTINO(キューベルティーノ)」。MOTRONはオーストリアのKSRグループというディストリビューターが取り扱っている。KSRは、CF MOTO、ロイヤルエンフィールド、NIU、イタルジェットの代理店を行っているだけでなく、KSR、Brixton、Malaguti、Lambretta(イノチェンティとの協業)のブランドを展開している。

出典:https://motron.jp/motorcycle/cubertino/

ホンダは2015年の東京モーターショーで「EVカブコンセプト」を公開したが、2022年5月29日現在、EVカブコンセプトに類似する電動オートバイは登場しておらず、海外メーカーのMOTRONが先行する形となった。定格出力は1Kwで最大トルク14.6Nmのボッシュ製インホイールモーターを搭載。バッテリーは1872Whのリチウムイオンバッテリーで取り外し可能でき、重量は10キロ。重量はバッテリー込で78キロ。参考航続距離は56キロ。原付2種扱いで、価格は39万6000円。

出典:https://motron.jp/motorcycle/vizion/

MOTRONの電動オートバイは、CUBERTINOだけでなく、ミニバイクタイプの「VISION」も用意している。スペック上はモーターやバッテリーは同じだが、CUBERTINOではインホイールモーターだったのが、VISIONではスイングアームにモーターを装着し、ベルトでリアホイールを駆動する。定格出力は1Kwで最大トルク14.6Nmのボッシュ製インホイールモーターを搭載。バッテリーは1872Whのリチウムイオンバッテリーで取り外し可能でき、重量は10キロ。重量はバッテリー込で84キロ。参考航続距離は79キロ。原付2種扱いで、価格は44万円。

MOTORISTS VMX03(左)/VMX12(右)

また、モータリストは独自開発を行い、海外企業で製造を行うODMモデルも展開している。オフロード電動オートバイのVMXシリーズは、「VMX03」と「VMX12」の特徴が違う2モデルを展開している。

VMX03はヘッドライトなどを装備していないクローズドコース専用モデル。コンパクトで誰でも遊べる電動オートバイとなっている。

モーターの最大出力は2.5Kwで、重量は36キロと、本格的な電動オートバイと比較すると軽量なため、細部を見ると自転車のパーツが採用されているのがわかる。

ホイール径は26インチのマウンテンバイクタイプ、ブレーキは機械式でハブの構成を見ると、スポーツ自転車のパーツを流用しているのがわかる。

VMX03を見ると、E-Bikeにペダルを外しただけのように見えるが、フレームワークはE-Bikeよりも強度を重視しており、モーターやコントローラーなどの部品が大きく、車体重量が36キロと、一般的なフルサスペンションE-MTB(約22キロから24キロ)よりも重いという特徴がある。VMX03を見るとFANTIC XTF1.5のようなE-MTBは自転車の延長線上にあると感じた。VMX03の価格は33万円。

出典:https://motorists.jp/news/26160/

VMXシリーズの中でも、VMX12は本格的なオフロード電動オートバイとなる。72w40Ah 2880WhのLG製リチウムイオンバッテリーに、12kwの高出力モーターを組み合わせている。電動オートバイでありながらクラッチ付きのトランスミッションを装備。”他社の一部電動オフロードオートバイには、高出力モーターを搭載しながら自転車用パーツを装備しているため、一部部品の故障が多発するモデルがあるが、VMX12は完全にオートバイとして設計している。”と謳っている。価格は66万円で、ホモロゲーションキット別売予定。

モータリストオリジナル電動オートバイは、VMXシリーズだけでなくネオクラシックスタイルのオンロードモデル「VMS6」も用意。最大出力6kwのモーターに、自動遠心クラッチ式のトップニュートラル・4速トランスミッションを搭載している。原付2種クラスで価格は49万5000円。

モータリストファクトリーでは、様々なモータリスト取り扱い車種やアクセサリーなどを一同に見ることができる。普段見ることが難しいモデルも細かい所までチェックできるので、気になる人は一度は訪れていいだろう。モータリストファクトリーの住所は東京都大田区仲六郷2-41-8で、定休日は水曜日・木曜日。営業時間は10時から18時まで。また、モータリストファクトリーではカフェ(11時から18時)、バー(18時からの要予約制)も行っている。

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JR西日本「きのくに線サイクルトレイン」が国土交通省 令和4年度自転車活用推進功績者表彰を受賞

JR西日本は5月27日、JR西日本和歌山支社の「きのくに線サイクルトレイン」の取り組みが、自転車の活用推進に貢献したと評価され、令和4年度自転車活用推進功績者表彰を受賞した。

きのくに線サイクルトレインは2021年9月に、紀伊田辺~新宮駅間の普通電車で「予約不要・追加料金不要・自転車そのまま」で利用できる実証実験を開始。2021年12月には、「きのくに線サイクルトレイン2022」として通年実施を開始した。また、2022年2月に利便性向上のため、新宮駅階段スロープ・無人駅の足元乗車位置・サイクルラック・フォトスタンドを整備し、同年4月には御坊~紀伊田辺駅間を区間延伸(全長146.1km)を実施。利用実績は2021年9月1日から2022年5月22日の264日間で約3600人となっている。

自転車活用推進功績者表彰は、自転車活用推進法第15条に基づき、自転車の活用の推進に関し特に顕著な功績があると認められる個人又は団体を表彰し、もって自転車の活用の推進に寄与することを目的とする表彰。本表彰は、平成29年5月に施行された自転車活用推進法に基づくものであり、今回で5回目の表彰となる。

受賞内容は、”きのくに線沿線約150kmで予約不要・追加料金不要のサイクルトレインを全曜日で本格実施。駅設備の改良、モデルコースの設定等誘客強化で区間乗客数増を達成”が理由となっている。

今回の受賞を受けて、JR西日本和歌山支社は「栄誉ある賞をいただき大変嬉しく思います。この受賞は和歌山県をはじめとする多くの関係者とご利用の皆様が支えてくださった結果であり感謝申し上げます。ローカル線を取り巻く状況は大変厳しいですが、これからもこのサイクルトレインを魅力あるものに育てていき、地域の活性化に貢献できるよう努めていきます」と語っている。

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コーダーブルーム、直営店2号店「コーダーブルームショップ稲城店」を7月1日(金)東京都稲城市にオープン

総合自転車メーカーのホダカは5月27日、同社のスポーツバイクブランド「KhodaaBloom (コーダーブルーム) 」が、7月1日(金)東京都稲城市・矢野口に直営店2号店となる「コーダーブルームショップ稲城店」をオープンすると発表した。

コーダーブルームショップ稲城店はコーダーブルームをメインにロードバイク・クロスバイク等のスポーツバイク、パーツ&アパレル類を販売する。また、店舗はスポーツバイク初心者歓迎の試乗拠点「コーダーブルーム テストライド ステーション」を兼ねる。矢野口エリアはロードバイクのメッカと呼ばれる通称“尾根幹”ルートと多摩川サイクリングロードが交差する、スポーツバイク業界で一番熱いエリアとして知られている。店舗情報は以下の通り。

◆店舗情報

  • 店 舗 名:コーダーブルームショップ稲城店
  • 所 在 地:〒206-0812 東京都稲城市矢野口387-1 (JR南武線矢野口駅北口徒歩2分)
  • 営業時間:平日12:00~19:00、土日祝 11:00~18:00
  • 定 休 日:毎週水曜日及び年末年始、特定日
  • 開 店 日:2022年7月1日(金)

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アウトドアのfinetrack、グラベルなどのオールロードライドの魅力を伝える映像を公開

finetrackは5月26日、不整地や未舗装路も走ることができるオールロードバイクを使い、日常から離れ、普段足を踏み入れない場所へ出かける動画を公開した。

finetrackは、「遊び手=創り手」のシーズとニーズをダイレクトに結びつけるビジネスモデルで、素材開発からこだわるモノ創りをすすめていると謳う会社。

今回公開された動画は、日常から一歩外へ足を踏み出したときにこそ見える、普段は見向きもしなかった忘れられた道や未舗装路。オールロードライディングでしか見つけられない「新しい道」「出会い」「景色」「体験」を見つける楽しさやちょっとした冒険感などをスタッフ自らが実践する遊びを提案する。

また、finetrackでは、サイクリング向けのおすすめレイヤリングや、グローブ、キャップなどを紹介している。

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あさひ MTBレース「DOWNHILL SERIES」実行委員会との2022年度オフィシャルパートナー契約締結

あさひは5月26日、日本各地で全7戦のマウンテンバイクのダウンヒル競技「DOWNHILL SERIES(ダウンヒルシリーズ)」を主宰運営する、DOWNHILL SEREIS実行委員会と、オフィシャルパートナー契約を締結した。

これまで公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)が「JCF公認 Coupe du Japon MTB(クップ ドュ ジャポン)」内で、マウンテンバイクのダウンヒル競技を運営してきた。

しかし、レース開催地の問題等によりJCFが公認するダウンヒル競技の開催予定が決定していない問題があったが、2022年度よりDOWNHILL SERIESが年間を通して開催するマウンテンバイクのダウンヒル競技が、公益財団法人日本自転車競技連盟の公認するレースとなり、公認レースとしてダウンヒル競技が存続されることとなった。

これにより参加選手はJCFに対して選手登録を行い、DOWNHILL SERIESに出場することで年間のナショナルポイントランキングが決定される。

あさひは今回のスポンサー契約に関して「国内の代理権を有するKENDAタイヤとして、DOWNHILL SERIESとのオフィシャルパートナー契約の締結を通して、国内最高峰のMTBダウンヒルレースをサポートすることで、日本国内における自転車競技の普及と、スポーツ自転車ファンの盛り上がりに寄与したいと考えています。また、このDOWNHILL SERIESから世界で活躍できる選手が育っていくことを期待しています」とリリースで述べている。

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ハーレーのE-Bike「Serial 1」 スクランブラースタイルの「BASH/MTN」を発表

ハーレーダビッドソンの電動アシスト自転車(E-Bike)に特化した会社「Serial 1 Cycle Company」は5月24日、限定モデル「BASH/MTN」を発表した。

Serial 1はハーレーダビッドソンの最も古いモーターサイクルの愛称である「Serial Number One」にちなんで名づけられたE-Bike。

ハーレーダビッドソンはミラノで開催された「EICMA 2019 ミラノモーターサイクルショー」にE-Bikeを出展。2022年5月17日にはグーグル クラウド接続機能を搭載した第2世代E-Bikeを発表した。

BASH/MTNは、Serial 1シリーズで初めてのオフロードスタイルのE-Bike。MOSH/CTYをベースに、ミシュラン製のMTB用タイヤや、シートポストサスペンションなどを装備することでMTB風味のデザインを実現した。

駆動系は、滑らかで、従来のチェーンドライブのように頻繁に注油したり調整したりする必要がないGatesカーボンファイバー ベルトドライブを採用。

ライトはハンドル中央部に搭載されたLEDヘッドライトと、ブレーキライト付きLEDテールライトを装備。また、車体前方のヘッドチューブにはSerial 1のロゴが光るシグネチャーライトも搭載している。

モーターは車体中心部にミッドマウントされた、ドイツ「Brose S MAG」モーターを採用。最大トルクは90Nm。

BASH/MTNは525台の限定モデル。価格は3999ドル(日本円で約50万8000円)。日本での発売は不明。

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FANTICのミニベロE-Bike「ISSIMO」只見線利活用プロジェクトに採用 只見町エリアでレンタル可能に

モータリストは5月24日、同社が取り扱っているE-Bikeブランド「FANTIC」のミニベロE-Bike「ISSIMO」が只見線利活用プロジェクトに採用されたと発表した。

同社は2021年12月に、只見町にISSIMOが10台納品を実施。只見町では、今秋の只見線全線再開通を控え、只見駅や町内各所からの楽しい移動手段を確保し、持続的な地域振興につなげていくため、今後、町内観光、2次交通の主役の一人として活躍を予定している。

また、2022年5月31日には、只見駅前にてISSIMOの町内各施設への貸与と試乗会を開催する予定。施設は、只見駅インフォメーションセンター、森の分校 ふざわ、季の郷 湯ら里、奥会津ただみの森キャンプ場の4箇所に貸与される予定となっている。

今後は、只見町との関係を深め、ISSIMOの今後の活用をサポートするとともに、ISSIMOのみならずモータリスト取扱商品によるイベントなどの企画も検討している。

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佐渡汽船、往復運賃や島内での電動レンタサイクル、おみやげ付き旅行商品「佐渡日帰り自転車パック」発売

佐渡汽船は5月25日、日帰り型旅行商品「≪直江津港発着≫佐渡日 帰り自転車パック」の発売を開始いした。

このプランは、直江津港からの往復ジェットフォイルと佐渡島内での電動アシスト付きレンタサイクル、佐渡産みかんジャムやわかめ等のお土産が付いた旅行商品。直江津港からのジェットフォイルが到着する佐渡の小木港周辺には、廻船業で栄えた江戸時代の面影を残し、国の重要伝統的建造物群保存地区にもなっている「宿根木集落」や、小木付近の海岸でサザエ やアワビなどの漁で実際に利用され今では観光用として佐渡名物になっている「たらい舟」など、様々なスポットがたくさんある。

出発設定日は5月28日(土)から10月31日(月)。旅行代金は大人1万4000円で小児1万円。旅行代金には、往復ジェットフォイル乗船代、電動アシスト付き自転車(ヘルメット代、修理保証金含む)、お土産代(佐渡産みかんジャム、あごだしラーメン、佐渡番茶、さしみわかめの4点セット)、消費税等諸税が含まれる。自転車は電動アシスト付きのクロスバイク(Eバイク)。定員は各日2名様(2台)。予約受付はインターネット予約または直江津総合案内所(TEL:025-544-1234/営業時間08:30~17:00)で行っている。

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いきなりロングライド!!~自転車女子、佐渡を走る~ (REXコミックス)

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MVアグスタ E-Bikeを購入するとイタリアのサイクリングツアーが当たるキャンペーンを実施(海外E-Bikeニュース)

MVアグスタは2022年5月20日、ヨーロッパのすべての店舗でMVアグスタのE-Bikeを購入すると、ランゲ・モンフェッラート・ロエロへの2人旅が当たるツアーを発表した。

MVアグスタは、現在、環境に配慮したアーバンモビリティの分野に挑戦し、E-Bike「AMOシリーズ」と、電動キックボード「RAPIDO SERIE ORO」を展開している。今回、イタリアの旅行代理店「Ente Turismo Langhe Monferrato Roero」とのコラボレーションで、抽選で3名にランゲ・モンフェッラート・ロエロでBuonVivereを発見する週末をペアチケットをプレゼントする。日本国内では、関係ない内容だが紹介しよう。


エコ・サステイナブル・モビリティとワイン&フード・ツーリズムが出会うとき。ミラノのMVアグスタ旗艦店で行われたプレゼンテーションでは、歴史あるバイクブランドのe-モビリティ部門とEnte Turismo Langhe Monferrato Roeroが、共同で国際的なコラボレーションを行うことを発表し、この話題を提供しました。

MVアグスタとエンテツーリスモLMRのパートナーシップを支えるのは、2022年5月1日から8月31日までの間、イタリアまたはヨーロッパでMVアグスタのe-bikeを購入した方に、9月末にランゲ・モンフェラート・ロエロでBuonVivereを発見するための3週間の週末(2名分)が当たる国際コンテスト「Routes of BuonVivere」を開始することでした。

コンテストへの参加資格は、店頭またはオンラインでMVアグスタのe-bikeを購入し、e-bike.visitlmr.itのウェブサイトに登録して、コンテスト専用ページに詳細情報と購入証明書を入力することだけです。

受賞者は、現在一般に公開されている、e-bikeでの走行を想定した4つの旅程に参加することができます。旅程の地図とトラックは、www.visitlmr.it のウェブサイトからGPX形式でダウンロードすることができ、単独で楽しむことができます。

MVアグスタの持続可能なモビリティへのコミットメント

MVアグスタの技術力のみならず、メイド・イン・イタリーのバイクブランドを代替モビリティの分野にも拡大するために作られたe-mobilityプロジェクトは、エコ・サステナビリティに対するMVアグスタの取り組みを体現しています。MVアグスタのe-モビリティには、アグレッシブな外観のキックスクーターや、レジャーやサイクリング観光を目的としたe-bikeのコレクションが含まれています。

「ランゲ・モンフェッラート・ロエロとのパートナーシップを特に誇りに思っています。なぜなら、彼らの質の高い観光の伝統と私たちのソフトで代替的なモビリティプロジェクトには多くの類似点があるからです」と、MVアグスタグループのEMVのCEO、Ratmir Sardarovはコメントしています。MVアグスタのe-モビリティ部門であるEMVのCEO、Ratmir Sardarovは、「今後数ヶ月間にわたる両者の共同作業は、観光振興と持続可能性の分野における我々の提案の位置づけとの間に革新的な相乗効果を生み出す能力に根ざしています」と述べています。

MVアグスタといえばデザインとテクノロジーというイメージを持つようになった、増え続ける「ライダー」のニーズに応えるため、サイクリング業界では今後数ヶ月の間にさらなる進化を遂げる予定です。

ランゲ・モンフェッラート・ロエロにおける4つの新しいE-BIKEルート

Ente Turismo LMRは、ランガ・デル・バローロとアルタ・ランガを横断する、交通量の少ないアスファルト道路を利用した4つの特別設計ルートを研究しました。地図、 www.visitlmr.it からダウンロードできるgpxトラック、ルートの相互接続、充電ステーションサインと観光ポイントによって、単独で走行することが可能です。2つの旅程は、ワインの名産地であるランガ・デル・バローロに特化しており、ワイナリーやワインショップが立ち並ぶグルメスポット、夏場の明るい緑から秋の暖かい黄色や赤の色合いに変わる息を飲むような丘陵の風景を楽しむことができます。他の2つのルートは、牧草地、森、ヘーゼルナッツの木立が広がるアルタ・ランガを舞台に、小さな石造りの村がPDOチーズなどの宝物を発見し、味わうために存在しています。

「ランゲ・モンフェッラート・ロエロ観光局社長のマリアーノ・ラビーノは、「MVアグスタと、イタリア国内および世界的に知られるイタリアの優れた2つのブランドとの間で、名誉あるパートナーシップが結ばれました。「このコラボレーションにより、ランゲ・モンフェッラート・ロエーロは、スポーツやアウトドア愛好家にとって理想的な観光地として、トップレベルの地位を確立することができました。4つの新しいe-bikeルートは、今後ますます人気が高まるであろう新しい商品への道を開くものです。”

ランゲ・モンフェッラート・ロエーロは、まさに「BuonVivereの故郷」です。ピエモンテの一角では、アクティブなアウトドアツーリズムが、刺激的な場所、本物の味や香りを発見するためのルートで風景を十分に楽しむためのグリーンな選択肢として人気を高めてきました。

イタリアで生まれたサイクルツーリズム

電動モビリティに特化したユニークな車両を所有する高級住宅地と、美しい風景と伝統的な食材に囲まれながらチャレンジできる世界遺産の丘陵地帯という、本物の感動を提供する2つの優れた要素から生まれたプロジェクトです。

このE-bikeは、ミニマリストの美学と格好いい直線的なフレーム、そして静音性を備えています。AMO Rは、Mahle X35モーター、SRAM Levelブレーキ、アルミホイールにPirelli Cycl-e DT Sportタイヤを装着し、優れた転がり性能と路面追従性を実現しています。

なだらかな丘陵、ユネスコの景観、交通量の少ない道路。ランゲ・モンフェッラート・ロエロ地区は、サイクリング体験のための理想的な組み合わせです。ランガ・デル・バローロとアルタ・ランガを結ぶe-bikeルートでは、地図、ダウンロードできるGPX、ルート間の分岐点、充電ステーションやスローライフを楽しむための観光スポットの表示など、さらに簡単に楽しむことができるようになっています。

バローロ・ロッソ

バローロ・ロッソは、ワインのすべての色を発見するための約53kmの周遊コースです。スタート地点は百塔のあるアルバで、しばらく走ると丘陵地帯に入る。ロッディからランガに登り、村から村へ、息を呑むような景色が広がる道を進みます。ブドウ畑の中にそびえる城、ブドウ畑の中にある小さな教会、ユネスコ世界遺産のビューポイントなど、見どころが満載です。Diano d’Albaでリングが閉じられ、Albaに戻るルートです。このルートは、ノヴェッロからカスティリオーネ・ファレットに至る、同じく周遊型のバローロ・ヴィオラツアーと短い距離で重なっています。

バローロ・ヴィオラ

バローロ・ヴィオラは、最高品質の赤ワインのニュアンスのように、ランガ・デル・ヴィーノとアルタ・ランガを通る約44kmのルートで、バローロ・ロッソと共有する区間のおかげで周遊ルートとなる。パノラマバルコニーのあるノヴェッロを起点に、宝石のように美しいランガの村々、野外コンサートが楽しめるホール、孤立した邸宅の間を抜ける交通量の少ない道など、さまざまな場所を走破します。ルートは最初の監視塔を見ることができる高地まで続き、ブドウ畑の中をカスティリオーネ・ファレットまで戻ってきます。Albaretto della TorreでAlta Langa Verdeルートとの分岐があります。

アルタ・ランガ・バーデ

通り抜ける森のような緑。約48kmのこのルートでは、アルタ・ランガを発見することができます。私たちはヘーゼルナッツの産地、トンダ・ジェンティーレ・ディ・ランガにいます。この品種は、この地のすべてのメニューの女王です。ヘーゼルナッツの木立が続き、交通量の少ない道路は小さな村々へと続き、古代と現代が融合した珠玉の建築が並び、リグーリア州近くから海の空気が漂ってくるような場所です。自分自身の再生のために、強烈な体験を。LeviceではAlta Langa Biancoルートに変更でき、BosiaではPavese hillsの出発点であるCossano Belboに向かうことができます。

アルタ・ランガ・ビアンコ

この丘で作られるチーズのような白さ。約48kmのこのルートは、最も深いアルタ・ランガへと誘う。森や牧草地、息を呑むような絶景の中、村から村へ、何世紀も前の礼拝堂や丘の上に佇む城、思いがけない小さな宝石のような場所を走り抜けるのです。レヴィーチェではアルタ・ランガ・ヴェルデに、モンバカルロからはパロルドに至り、ここからラベンダー畑や山を見下ろす丘を抜けてランガ・セバーナへと続くルートです。

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JR尾道駅2階に瀬戸内観光の新拠点「HOTEL BEACON ONOMICHI(ホテルビーコンおのみち)」誕⽣ サイクルルームも用意

鞆スコレ・コーポレーションは5月23日、同社が運営する「HOTEL BEACON ONOMICHI(ホテルビーコンおのみち)」が広島県 JR尾道駅2階に7月13日に新規開業すると発表した。また、2022年6⽉1⽇(⽕)より「開業記念プラン」の予約受付を開始予定する。

JR尾道駅に開業した当ホテルは、2019年に建替え工事を行い新しく生まれ変わった尾道駅舎にある。お土産処やカフェ、ショップが入り、観光客やまちに住まう方々の交流や憩いの場として愛されており、展望デッキからは尾道水道や目の前に浮かぶ向島など尾道らしい風景を一望できると謳っている。

館内には全6タイプのコンセプトルームとオールデイダイニング、ワーケーションラウンジ、プライベートバス、ソロサウナを備え、時代に合った複合型のサービスを提供する新しいスタイルのホテルを目指す。鞆スコレグループは、広島県福⼭市鞆の浦にある全室露天⾵呂付客室の旅館「汀邸 遠⾳近⾳(みぎわてい をちこち)」や、2022年5⽉に新客室棟が誕⽣した分散型古民家ホテル「潮待ちホテル」、2021年12月に尾道の歴史地区の料亭を改装し開業した料亭小宿「おのみち帆聲(はんせい)」に続き、6軒⽬となる宿泊施設となる。

「BEACON」は、最も古い情報発信手段の一つ「狼煙(のろし)」を表す言葉。何かを誘導したり、信号を送ったりするという意味があり、積極的に尾道の魅力を発信し、新しい時代の新しい旅の形を提案していく中で、人やまちとのつながりや豊かな余暇時間をサポートしていきたいという想いで、「BEACON」と名付た。

日本初の海峡横断自転車道「しまなみ海道サイクリングロード」をはじめ、有数のサイクリングスポットとして人気の高まっている尾道。当施設も客室にロードバイクをそのまま持ち込めるサイクルルームを用意している。

また、ワーケーションラウンジでは、リモートワークやミーティングルームを用意。また、客室には高速WIFIやコンシェルジュ機能付きタブレットもある。フロントには、セルフチェックインKIOSKやセルフクロークを配備し、非接触&ストレスフリーな滞在が可能。他にも、ランドリールームやキッチン付き客室も備え、連泊滞在やロングステイにも対応し、それぞれのライフスタイルや旅の形に合わせて過ごすことが可能だ。

館内には予約制のプライベートバス2か所とソロサウナ1か所を用意。全16室と小さなホテルだが、「映画のまち・尾道」にちなんだホームシアター付きのスイートルームや自転車旅に最適なサイクルルーム、キッチン付きバンクベッドルームなど好みに応じて選択できる全6タイプのコンセプトルームによる構成となっている。

「カフェレストラン&バー舷GEN」は、吹き抜け空間の開放感な雰囲気とクラシックモダンなインテリアに、近海で揚がる鮮魚のカルパッチョなどシーフード&オイスター料理や旬の瀬戸内食材を使ったグリル料理など多彩な創作メニューを提供するオールデイダイニングとなっている。

料金は1泊朝食付き8800円(シングル利用時)から。6月1日から開業記念プランの宿泊予約受付を始める。

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代々木公園でスポーツ自転車体験イベント開催 南青山のサイクルカフェ「LIFE CREATION SPACE OVE」協力

代々木公園を運営する東京都公園協会は5月24日、南青山のサイクルカフェ「Life Creation Space OVE」協力で、スポーツ自転車による散走イベントを実施する。

今回のイベントは、スポーツ自転車初心者でも乗りやすいスポーツタイプの自転車に乗車して楽しむイベント。代々木公園で乗り方の練習をして、周辺のスポットを巡り、南青山にあるサイクルカフェLife Creation Space OVEへ向かう。OVEでは、日によって異なるハーブティーを飲み、休憩を挟んだら、帰りは別のルートで代々木公園まで戻うルートとなる。

実施日時は、2022年6月11日(土)、6月19日(日)。集合時間は8時45分。集合・解散場所は代々木公園サイクリングセンター。参加費は2000円でレンタサイクル、ヘルメット、グローブ、保険代、Life Creation Space OVEのウエルカムドリンクが含まれる。申込みはOVE南青山Webサイトで実施している。

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アキボウ 自転車の洗車専門店ラバッジョの「洗車のギフトカード」プレゼントキャンペーンを実施

アキボウは5月20日、同社が運営するWebマガジン「LINZINE」で、自転車の「洗車のギフトカード」プレゼントキャンペーンを実施する。

Webマガジン・LINZINEは、自転車をキーワードに「人」にフォーカスして情報を発信するメディア。”楽しいことをしている人、面白いことをしている人、新しいことをしている人、様々な「自転車人」をピックアップして考え方やライフスタイルに迫り、魅力ある情報をお伝えする”と謳っている。

今回のキャンペーンは、5月20日に公開した新記事「自転車好きなら知って欲しい 自転車の洗車専門店「ラバッジョ」で紹介されるラバッジョで、3500円分の洗車に使えるギフトカードを3名様にプレゼントする。

キャンペーン期間は2022年5月20日(金)から5月29日(日)まで。応募方法は、LINZINE 公式twitterアカウントのフォローと、キャンペーンツイートのリツートとなる。

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「MATE. BIKE」神戸初上陸 大丸神戸店1階で期間限定のポップアップと試乗会を開催。

TeamMate.は5月19日、大丸神戸店 1階メインステージ横特設会場にて『MATE. BIKE POP UP SHOP at DAIMARU KOBE』を開催すると発表した。

今回開催するポップアップは、地球の未来に向けた大丸松坂屋百貨店のエコアクション〈Think GREEN〉に共感し実現したもので、MATE. BIKEにとって神戸初上陸となるイベント。

ポップアップ期間中は、ファットタイヤの「MATE X」と、街乗りに特化した「MATE CITY」の2モデルを展示・販売や、即日納車可能な車体も用意する。また、試乗会も27日(金)・28日(土)・29日(日)の3日間限定で開催する。試乗会は予約制。

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サイクルベースあさひ、初回商品購入時にAmazon Pay利用で最大3万円分のAmazonギフト券プレゼントキャンペーン実施

あさひは5月20日、同社が運営するサイクルベースあさひ公式オンラインストアで、はじめて商品をご購入する際Amazon Payを利用して支払いを行った人の中から抽選で、最大3万円分のAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンを開始した。

Amazonギフト券プレゼントキャンペーンの期間は2022年5月20日(金)10時から6月20日(月)9時59分に注文および応募した人が対象。プレゼント内容は、特賞がAmazonギフト券3万円分を1名に、Amazon Pay開始記念賞として、Amazonギフト券3000円分を15名となる。

応募方法は、サイクルベースあさひ公式オンラインストアでAmazon Pay決済を選択して注文し、応募ページからキャンペーンの応募を行う必要がある。条件は、サイクルベースあさひ公式オンラインストアで初回注文した人、決済合計金額が3万円(税込)以上の注文した人に限られる。

Amazonギフト券プレゼント日は、2022年7月10日以降に順次メールで案内する。対象サイトは、サイクルベースあさひ公式オンラインストアのみで、同社が運営する「楽天市場店」「PayPayモール店」は対象外。

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狩猟・ハンティング用で注目されるE-Bike ハンターカブよりも凄いE-Bikeを紹介

野生の鳥獣を銃やわな・網などの道具を使って捕獲する狩猟・ハンティング。日本国内では狩猟は車を使うのが一般的だが、アメリカでは狩猟やハンティング用としてE-Bike(電動アシスト自転車)を使うのが注目されている。

狩猟用途として自動車ではなくE-Bikeを使うのは、走破性の高さ、車体の小ささ、積載性能の高さだと考えられる。野生動物がいる山の中の荒れた道を走る場合、E-Bikeのほうが狭い道を走ることができ、万が一タイヤが埋まってスタックしても、車体を持ち上げてすぐに脱出することができる。また、積載性能に関しては、モーターパワーにより通常の自転車よりも重い荷物を積んでも快適に走ることができ、トレーラーを引けば重い獲物を運ぶことが可能だ。

出典:https://quietkat.com/pages/apex-electric-bike

このような狩猟やハンティング用モビリティは、自動車以外にオートバイや4輪バギー(ATV)があるが、電動アシスト自転車がそれらの乗り物と比較した場合の大きな利点は、狩猟スポットに騒音や匂いが殆どないステルス状態でアクセスが可能なことだ。

RAMBO NOMAD750 XPC11(出典:https://www.rambobikes.com/electric-bike/nomad-750w-ebike)

狩猟・ハンティング用E-Bikeは、アメリカで販売されているのが多い。日本の法律では最大出力制限無し、アシスト比制限あり、アシスト可能速度時速24キロまでと決められている。欧州仕様の場合は定格出力250W、アシスト比率制限なし、アシスト可能速度時速25キロまで。アメリカの場合は州にもよるが、最大出力750Wまで、アシスト比率制限なし、アシスト可能速度時速32キロまでとなっており、州によっては親指でスロットルを操作しても大丈夫な場合もあるため、アメリカの法律では電動アシスト自転車は電動モペットの感覚に近い。日本国内で運用する場合は、自転車ではなく原動機付き自転車扱いで、法に準じた仕様に変更する必要がある。

狩猟・ハンティング用E-Bikeは迷彩柄のペイントが施されただけでなく。多くの道具を積み、トレーラーを牽引できるほどのパワフルなモーターを搭載している。出力750Wクラス、最大トルク150Nm以上を発揮するハイパワー・ハイトルクモーターを搭載している。

因みに欧州仕様のE-Bikeで、このようなハイパワー・ハイトルクモーターを搭載していないのは、欧州法で時速25キロまで制限されているため、最大出力に達する前にアシストが切れてしまうため、実質的に最大出力制限が課せられているため。そのため、現在の欧州仕様E-Bikeのドライブユニットは最大出力・最大トルク競争は行わず、モーターサイズの小型化競争を行っている。

関連記事:E-Bikeのパワー(馬力)はどれだけ出ているのか? 馬力競争は起こっているのか徹底解説

ジャンルとしてはマウンテンバイクとなっており、フロントサスペンションやリアサスペンションを装備しているのが殆どだ。タイヤ幅は、柔らかく緩い地形でも十分なトラクションを得ることができるように、4インチから4.8インチの太いタイヤを履いている。

狩猟・ハンティング用E-Bikeは、アメリカのハンターに支持されつつある。JimShockey.comのJim Shockey氏は 「究極のハンティングマシンです。 奥地まで行って大物を狩ることができるんです」と語っており、MissPursuit.comのCarly Brasseuxは「電動バイクはゲームを変えました。以前は、野生の場所に行くために自転車を使うのは、坂道を下って、歩いて坂道を上る以上の労力が必要でした。私にとっては、猟場までの労力を減らし、その分、猟に集中できるようにすることが重要です。それを可能にするのが電動アシスト自転車です。静かで、速く、スポーツをよりエキサイティングにしてくれるのです」と評価している。

車体に限らずオプションも迫力がある。例えば車体後方に装着するサイクルトレーラーは、4インチのファットタイヤを装着し、45キロの荷物を積載することができるのが多い。RAMBO ALUMINUM BIKE/HAND CART(URL)など、物によっては136キロの荷物を積むことが可能だ。

近年人気のホンダ・ハンターカブは、かつて存在した初期型モデルにはガンケースがあるなど、狩猟用として使われるのを想定していたが、アメリカの狩猟・ハンティング用E-Bikeは、ハンターカブが微笑ましい性能と思うぐらい気合が入ったモデルが出ている。

RAMBO THE MEGATRON (出典:https://www.rambobikes.com/electric-bike/the-megatron/)

アメリカのRAMBO THE MEGATRON(URL)は、前輪、後輪にそれぞれBAFANG 1000Wインホイールモーターを搭載し、合計3000Wのピークパワーを発揮することで、急な坂道、深い雪道、砂浜を簡単に登ることができると謳っている。また、ボタン一つで前輪駆動、後輪駆動、全輪駆動の切り替えができる。バッテリーは2個装着したデュアルバッテリーで48V 34Ah 1632Whで航続距離は128キロと謳っている。価格は7,299.99ドル(日本円で約93万3900円)で、日本未発売。

Rungu Dualie™ XR Rubicon Trail Edition(出典:https://riderungu.com/product/2022-rungu-dualie-xr-rubicon-trail-edition-pre-order-only/)

狩猟・ハンティング用E-Bikeでぶっ飛んでいるのがアメリカのRungu Dualie。前2輪、後ろ1輪のファットタイヤE-Bikeで、走破性を重視している。ドライブユニットはBafang BBSHD1120Wで、Rungu独自の52Vバッテリーシステムと組み合わせて、1400Wを超えるパワーを実現。また、アメリカの一般的な電動アシスト自転車規制に正式に準拠するようにすることも可能で、クラス1またはクラス2の電動自転車として認定するようにRunguをプログラム変更もできる。車体後ろに装着されているカーゴラックは、左右にサイドバックを装備できるだけでなく、トレーラーヒッチを装備することもできる。価格は最上級モデルのRungu Dualie™ XR Rubicon Trail Edition(URL)で価格は8459ドル(日本円で約108万2000円)で、日本未発売。

このようなアメリカ系狩猟・ハンティング用E-Bikeは、日本国内では現時点で公道走行不可、価格が非常に高い等の問題があるが、電動アシスト自転車やE-Bikeの多種多様な使い方の実例として覚えておいて損はないだろう。

E-Bikeの楽しみ方 アーカイブ – シクロライダー (cyclorider.com)

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JR西日本 尾道・しまなみサイクリングきっぷを発売 レンタサイクルと切符、航路がセットとなったお得な切符

JR西日本は5月20日、往復JRと指定の航路(尾道港~瀬戸田港)及びJRオリジナル自転車(レンタサイクル)がセットになった「尾道・しまなみサイクリングきっぷ(e5489専用)」を一部リニューアルして発売すると発表した。

尾道・しまなみサイクリングきっぷは、発地から尾道駅までの往復JR(新幹線普通車指定席)に、瀬戸内クルージング(尾道港~瀬戸田港往復)・JR西日本オリジナル自転車(レンタサイクル)がセットになったきっぷ。1名から利用でき、こども料金の設定はない。有効期間は2日間で、レンタサイクルは利用開始(1日目)に利用する必要がある。

レンタサイクル貸出箇所は、尾道エリアは 2022年7月13日に、JR尾道駅2階に新しくオープンするHOTEL BEACON ONOMICHI(ホテルビーコンおのみち)。瀬戸田エリアはしまなみロマン、汐待亭で貸出可能。

発売期間は2022年6月1日から2023年3月28日。利用期間は2022年7月1日から2023年4月1日(土)の連続する2日間。また、尾道エリアは2022年7月13日利用開始分から発売する。値段は非電動タイプの場合、大阪市内は1万6000円。神戸市内は1万5000円。岡山、広島は7000円。電動タイプはプラス1000円必要。

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