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ヨーロッパを転戦する世界選手権E-Bikeレース「WES(ワールドEバイクシリーズ)」とは?

ヨーロッパを中心に人気となっているE-Bike。ドイツでは2021年の年間販売台数が200万台を突破(記事)し、ポルシェ(記事)やMVアグスタ(記事)、ドゥカティ(記事)など、様々な高級自動車や高級オートバイブランドが参入している。そんなヨーロッパのE-Bikeブームの流れで、E-Bikeレース「WES(World E-Bike Series)」が登場した。

WES 2021 UCI E-MTB XC World Cup
Round 01, Monaco
23-25 April 2021
Worldwide Copyright: WES World E-Bike Series

World E-Bike Seriesは、国際的な電動アシストマウンテンバイク(以下、E-MTB)大会。2019年にモナコで初開催を行い、2020年に、初のUCI E-MTB・クロスカントリー・ワールドカップとしての権利を獲得し、上位層へのステップアップを果たした。このレースは、UCI世界選手権への参加資格となるポイントを提供し、レインボージャージを獲得するために戦うことができる。

E-クロスカントリー(E-XC)はWESの主要種目だが、WESイベントにはE-Gravityレース、シティトラック競技、アマチュアによるプロライド(Ride WES)なども用意されている。

国際的なネットワークとワークショップは、地方自治体や電気産業界と共同で開催され、e-モビリティの選択肢や「新しい時代」におけるE-Bikeの重要な役割、電気スポーツやサイクルツーリズムの開発について話し合うとのこと。

コースは2キロから6キロのサーキットで行われるオフロードで、1ループ、ループの長さにより複数周回可能。総距離は15キロから30キロで、登坂距離は1000メートルから1400メートルとなる。
WESの参加者はUCIシニアライセンス保持者(19歳以上)の男子・女子。

UCI E-MTB XC WORLD CUPの優勝者は、男子・女子、WESの全レースにおけるチームメンバー全員のポイントの合計によるWESチーム、E-Bikeメーカー、モーターメーカー、スタート時の最速ライダーが第1コーナーを1位で通過した場合に送られるWESホールショット。フルラップでの最速ライダーのMagneti Marelli Checkstar Power Lapがある。各レースとも、男子50名、女子50名の定員制。シングルライダー、チーム、ワイルドカードについては、新シーズンの1月から3月までworldebikeseries.com / Registerからオンラインで申込書を入手することができる。

WES 2021 UCI E-MTB XC World Cup
Round 01, Monaco
23-25 April 2021
Worldwide Copyright: WES World E-Bike Series

使用するE-Bikeは、EN15194に適合したモデルとなる。アシスト制限速度は25キロ。定格出力250Wで、3ヶ月以内のモーター診断を受けなければならない。また、サインイン時に提示が義務付けられている。他にも、認定証と診断書に対応するホイールサイズも確認する必要がある。WESはコースサイドにコミセンを設置し、レース中盤にチェックを行い、上位5位までの選手は全員バイクのフルチェックを受ける。また、製造者証明書に適合していないバイクや誤ったモーター診断が行われたバイクは、自転車競技界が機械的なドーピング犯罪を扱うのと同じように扱われるものとする。

バッテリーのサイズに制限は無いが、選手はスタート前に500Wh以下のバッテリーを搭載したバイクを提示しなければならない。サーキットは現在、このエネルギー量に合わせて設計されている。バッテリー数に関しては、E-XCレースでは、ライダー1人につき1個のバッテリーを使用可能。グラビティレースでは、サーキットやレースの仕様によって異なる。WESは、ライダーが戦略的にバイクを使用し、様々なモードを駆使して最速でゴールできるようなレースサーキットの設計を目指している。

WES GRAVITYは、E-マウンテンバイクのスペックを最大限に生かしたダウンヒルとアップヒルの時間制ステージによるE-MountainBike Enduroレースフォーマット。最大2〜4ステージ。レースカテゴリー UCI MTB Cat. 3、UCIインターナショナルイベントカレンダーに登録されているイベント。

WES GRAVITYはUCIシニアライセンス保持者(19歳以上)、男子・女子で争われ、EN15194に適合した電動アシスト自転車で行われる。

WES GRAVITYの称号は、男女のライダーにWESグラビティチャンピオンの称号、WESの全レース(XC+グラビティ)におけるチームメンバー全員のポイントの合計による「WESチーム」、バイクメーカー (XC + Gravity)、モーターメーカー(XC+グラビティ)となる。

WESレースカレンダーは毎年公開される。これは、各WESラウンドの種目とサイドイベントの特徴を示しており。WESのウェブサイトから入手可能だ。WESラウンドでダブルXCレースが開催される場合、WESグラビティレースは開催されない。WESグラビティレースを含むラウンドでは、XCレースは1回のみ開催される。ダブルXCレースは、ライダーにとってUCI世界選手権の予選でポイントを獲得するためのダブルチャンスとなる。

RIDE WES、WESシティトラックとは

WESが主催するソーシャルライド(Amateur Randonnée)は、WESイベント期間中、様々なレベルのライダーがプロと一緒にUCI E-MTB XCワールドカップコースを走れるように企画されたもの。18歳以上であれば、誰でも参加できる。ライドWESは、WES UCI E-MTB XCワールドカップイベントのサイドイベントとして、あらゆるライダーがE-Bikeの世界を身近に感じ、ハイレベルなライド体験ができることを目的としている。

WESシティトラックはダウンタウンのコンパクトなコースで、障害物を取り外すことができ、地域の状況やニーズに合わせることができる。WESラウンドのサイドイベントとして、E-MTB、E-スクーター、その他のE-モビリティオプションに適用される場合がある。各ラウンドの開催地に合わせて調整されるため、特徴はラウンドごとに異なる可能性がある。

E-Villageは電動モビリティに関するWES独自のデザイン製品、サービス、技術を展示するダウンタウン・ショーケース・エリア。国際的なネットワークとワークショップを自治体や電動業界と共同で開催し、持続可能なモビリティの選択肢、「新しい時代」における電動バイクの重要な役割、電動スポーツの発展、WES開催地の触媒としてのサイクルツーリズムについて話し合う機会を設ける。

WESはすべてのブランドに開かれたシリーズであり、単一ブランドによる選手権ではありません。したがって、WESは世界のトップファクトリーはもちろんのこと、新しいブランドも歓迎します。E-Bikeメーカーについては、WESは、このスポーツの偉大な進化の段階の主人公となることを目指す、サテライト活動を行う電気業界のすべてのブランドとのコラボレーションを歓迎すると謳っている。」

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Garminテールライト内蔵リアビューレーダーに、録画カメラを搭載した新モデル「Varia RCT715」登場

ガーミンジャパンは5月19日、自転車走行中の後方を自動で録画・保存するカメラ付きリアビューレーダー「Varia RCT715(ヴァリア アールシーティー715)」を、2022年6月2日(木)に発売する。また、予約受付は、5月26日(木)より開始する。

Garminの後方レーダー機器「Varia」シリーズは、自転車事故の多くが後方からの追突事故であることを考慮し、世界初のミリ波レーダーを内蔵することで、最大140メートル後方から接近する自動車などの移動物体を的確に捉えてライダー自身に素早く知らせるレーダーシステム。

「Varia RCT715」は、後方車の接近をライダーに知らせ、ライト点滅で運転手にも注意を促す従来の機能に加え、新たにカメラによる映像録画機能を搭載した。

ライド中に接近する車両を検出すると自動でカメラがオンとなり、事故を検出した場合には事故前後の映像を自動で保存する。これにより、万が一の事故時、ライダー自身の見えない状況を映像で確認でき、第三者への映像提供も可能となる。

カメラは、解像度1080p/30FPS、バッテリーを延長して長時間のライドを可能する解像度720pの設定から選択できる。

また、後方ライトは最大1.6キロメートル離れた地点から視認できる明るさで、遠くからもライダーの存在を認識させることができるよう設計されている。ライダーへの接近アラートは、別売りのサイクルコンピューター「Edge」シリーズなどGarminデバイスはもちろん、「Varia モバイルアプリ」をダウンロードすればスマートフォンで対応できる。この「Varia モバイルアプリ」では、保存された映像へ簡単にアクセスができるほか、映像データの転送やデータオーバーレイなどのカメラ設定のカスタマイズが可能になります。

「Varia RCT715」は、専用のシートポストマウントキットで様々な自転車機種への装着に対応し、着脱も簡単なのを売りにしている。価格は4万4800円(税込)。

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ハーレーのE-Bike「Serial 1」グーグルクラウド接続機能を搭載した第2世代E-Bikeを発表 盗難防止からナビまで採用したコネクテッドE-Bike

ハーレーダビッドソンの電動アシスト自転車(E-Bike)に特化した会社「Serial 1 Cycle Company」は5月17日、グーグル クラウド接続機能を搭載した第2世代E-Bikeを発表した。

Serial 1はハーレーダビッドソンの最も古いモーターサイクルの愛称である「Serial Number One」にちなんで名づけられたE-Bike。

同社は、Google Cloud eMobilityのパートナーとなり、新型E-Bikeに、Serial 1 Appを介してGoogle Cloudに対応した第2世代の/CTY eBikeにGoogle Cloud接続機能を搭載し、プレミアムE-Bike体験をさらに向上させることを発表した。

Google Cloudとの提携により開発された新しい接続機能は、重要な走行データを取得し、セキュリティと安全性を大幅に向上させ、これまで以上に簡単にすべての走行を楽しめるようにする。

Serial 1のブランド・ディレクターであるアーロン・フランクは、「Google CloudがSerial 1をeMobilityパートナーとして選択したことに感激しています」と述べている。

同氏は「これは、Serial 1がGoogle Cloudの新しいIntelligent Product Essentialsソフトウェアソリューションを同社のE-Bikeに統合し、すべてのライダーに優れたeBicycle体験を提供する予測的、積極的、インテリジェントな機能を可能にすることを意味しています」と述べている。

Google Cloudのグローバル自動車ソリューションのディレクターであるMatthias Breunigは「Serial 1がデータと分析によって交通体験をどのように強化しているかを見るのはエキサイティングです」と、述べている。

「Google CloudのIntelligent Product EssentialsソリューションをSerial 1のライダーに提供し、安全でそれぞれのインタラクションに合わせたE-Bike体験の提供を支援できることを嬉しく思っています」

今回採用された機能は、アプリで制御されるセキュリティ機能、Google Maps Platformターンバイターンナビゲーション、E-Bikeから直接収集されるリアルタイムの走行データにより、Serial 1アプリはSerial 1 eBikeの完璧なライドアシスタントとして機能する。

ピンポイント・モードは、オーナーは所有しているSerial 1 E-Bikeがどこにあっても正確に追跡でき、モニター、デジタル・ロックを行うことができるデジタルセキュリティシステムから、自転車専用の最適なルートを計画することができるルートプランニングとターンバイターン・ナビゲーションシステム、速度から効率、距離からバッテリー残量まで、ライドのあらゆる詳細情報を指先で確認することができるリアルタイムのライドデータダッシュボード、USB-C充電ケーブルを内蔵し、Serial 1アプリを実行するために携帯電話に電力を供給することができます。統合型デバイスチャージャーを搭載している。

そして、Serial 1の次世代/CTYプラットフォームは、クラウド対応のデータ管理に加えて、最も信頼性の高い接続を保証する最先端の接続ハードウェアを装備。IoTデバイスを搭載することで、Bluetoothによるワイヤレス接続だけでなく、携帯電話やGPSによる接続も可能になり、バイクが目の届かないところでも確実にアクセスできるようになった。

Serial 1の第2世代E-Bikeは、MOSH/CTYの3799ドル(日本円で約48万円)から。日本での発売は不明だ。

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サンワサプライから自転車用トルクレンチを発売 ホビーユーザー向けのエントリーモデル

サンワサプライは5月18日、同社が運営している直販サイト「サンワダイレクト」で、トルク値を液晶画面で確認しながら最適なトルク値で締め付けできるデジタルトルクレンチ「800-TK048」を発売したと発表した。

同製品はロードバイクやマウンテンバイクなどの自転車、小型バイクなどのネジ締めを行う際、トルク表示ができる、ホビーユーザー(家庭用)デジタルトルクレンチ。トルク値を液晶画面で確認しながら適切なトルク値で締め付けできるため、締め付け不足による緩み、締め過ぎによる破損などを防止する。

モードは、最大のトルク値のみを表示するPEAK(ピーク)モード、リアルタイムにトルク値を表示するTRACE(トレース)モードを搭載。PEAK(ピーク)モードでは、あらかじめ設定した数値に近づくとLEDとブザー音で知らせる事ができ、最大50個までトルク値を登録できる。トルク値の測定範囲は、1~30N-mで、5つの単位で測定可能で、+と-のボタンを同時に押すことで、単位の切り替えが可能。

サイズは約W290×D50×H50ミリ、 重量は460グラム。14個のビットと延長アダプタ付きで価格は1万2800円(税込)。

ブリヂストンサイクルが値上げを発表 TB1eやアルベルトなど6月1日から価格改定

ブリヂストンサイクルは5月2日、自転車・電動アシスト自転車の価格改定を発表した。

出典:https://www.bscycle.co.jp/items/e-bicycle/tb1e/

同社は、為替変動及び、各種原材料や自転車部品の高騰に歯止めがかからない状況が続いており、更に物流費の高騰もあり、企業努力だけでは現行価格での販売が困難な状況となったため、自転車及び電動アシスト自転車の価格改定となった。

価格改定車種は通常のシティサイクル「アルベルト」や、人気の通勤クロスバイク「TB1」、電動アシスト自転車は「アルベルトe」や「TB1e」など多岐にわたる。

参考として、アルベルト(27インチ、L型フレーム、内装3段)が改定前価格が7万8000円(税込、以下同)から改定後価格9万円。TB1が5万7000円から6万1000円。電動アシスト自転車のTB1e(TB7B42)は、15万2000円から17万2000円、TB1e B200モデル(TB7B22)は、14万2000円から16万2000円、アルベルトE(A7SB42)は16万3000円から18万5000円となる。

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ロードバイクや電動アシスト自転車などの値上げから見る日本のスタグフレーションの危機

パナソニック 電アシキャッシュバックキャンペーン開催 6月6日を“電動アシスト自転車「ViVi(ビビ)」の日”として記念日認定されたのに合わせて実施

パナソニック サイクルテックは5月18日、一般社団法人 日本記念日協会から、6月6日を“電動アシスト自転車「ViVi(ビビ)」の日”として記念日登録が正式に承認を受けたと発表。それに合わせて、ViViの日キャッシュバックキャンペーンを開催すると発表した。

パナソニック サイクルテックは2022年4月27日に創業70周年を迎えた。またパナソニック サイクルテックの電動アシスト自転車は1996年に発売し、で2021年度には累計出荷台数が400万台を突破した。

VIVIの日は、パナソニック サイクルテック製電動アシスト自転車の人気シリーズ「ViVi(ビビ)」の名称が、ローマ数字のVI VI(6 6)を想起させることにパナソニック サイクルテック社員が気付いたことから、登録の申請を実施。

「ViVi」の日を発案したパナソニック サイクルテック社員 石川裕子さんは「休日の買い物途中でふと見つけたアンティークな掛け時計の文字盤に刻まれたローマ数字の “Ⅵ”が何故か目に焼きつき、それがパナソニック サイクルテック製電動アシスト自転車「ViVi」と重なりました。そして、2018年当時のパナソニック サイクルテック創業66周年のタイミングで、愛車と向き合う「ViViの日」を発案し、ご販売店様に定期点検やメンテナンスを啓発する企画を提案・実施してきました。約4年の時を経てこの度記念日登録が実現したことを嬉しく思います。今後、6月6日が自転車業界のバレンタインデーのような記念日になり、もっともっと電動アシスト自転車が世界中で愛される存在になったら幸せです」と語っている。

同社は、6月6日を愛車と向き合う日として、より積極的に愛車の点検、メンテナンスを啓発するとともに、一人ひとりにとってベストな電動アシスト自転車と出会う機会を提案する。また、「ViViの日」登録記念として、2022年6月1日より、ビビシリーズの対象車種を購入した人を対象にキャッシュバックキャンペーンを実施する。

2022年6月1日(水)から2022年6月30日(木)までに、ビビシリーズの対象車種をご購入の上、応募した人全員に、5000円のキャッシュバックを実施する。キャッシュバックは郵便為替を使用し、事務局から送る振替払出証明書を、近くの郵便局へ持込、換金する方法となっている。

購入期間は2022年6月1日(水)から2022年6月30日(木)。応募期間は2022年6月1日(水)から2022年7月25日(月)まで。

応募方法は、販売店で配布、もしくはキャンペーンサイトからダウンロードした応募用紙に必要事項を明記し、「品番・車体番号が記載された保証書のコピー」と「購入レシートまたは領収書のコピー」を同封の上、応募する必要がある。

対象車種はビビシリーズ8車種(ビビ・EX[BE-ELE437(24型)/BE-ELE637(26型)]ビビ・PX[BE-ELP437(24型)/BE-ELP637(26型)]ビビ・DX[BE-ELD437(24型)/BE-ELD637(26型)]ビビ・SL[BE-FSL431(24型)]ビビ・L[BE-FL431(24型)/BE-FL631(26型)]ビビ・L・20[BE-FL031(20型)]ビビ・L・押し歩き[BE-ELLW63(26型)]ビビライフ[BE-ELR834(前18型/後16型)])

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カワサキ 電動3輪ビークル「ノスリス」の事業化を決定 2023年春より国内販売を開始

カワサキモータースジャパンは5月18日、カワサキモータースの電動3輪ビークル「noslisu(ノスリス)」プロジェクトの事業化を発表。国内の販売・サービスネットワークを活用し2023年春より販売を行う。

今回、事業化する電動3輪ビークル「noslisu」は、川崎重工の社内公募制度「ビジネスアイデアチャレンジ」で選定された商品で、社会のより多くの人々に対し安全・快適・気軽に移動できるモビリティを提供し、その豊かな生活に貢献したいという思いから開発が始まったモビリティ。公共交通機関でのアクセスが容易ではない地域での移動や、宅配事業者、高齢者の移動手段の確保など多様なニーズに応えるために、電動アシスト自転車仕様とフル電動仕様の2つの走行タイプを用意している。

2021年5月から開始された、事業化前のクラウドファンディングでは、電動アシスト自転車仕様50台、フル電動仕様50台が限定販売され、即日完売した。

車体は、3輪ならではの安定性とモーターサイクル事業で培ったモビリティ開発技術を生かした高い操縦性を実現する独自のリーニング機構(特許取得済)を採用し、転倒リスクの低いスムーズで安定した走行が可能。また、空車/乗車いずれの状態でも自立するため駐車時に車体を立てる操作が不要となっている。

また、フロントの2車輪間の低い位置に大容量荷物搭載スペースを確保することで、荷物を積載しても低重心で安全に走行できる。

電動アシスト自転車仕様
フル電動仕様

電動アシスト自転車仕様は​インホイールモーターを採用した電動アシスト3輪自転車で、運転免許は不要。フル電動仕様は、ハンドル右のスロットルレバーでスピードを操作する電動3輪ビークル。道路交通法では自動車扱いで、道路運送車両法上では第一種原動機付自転車扱いとなる、ミニカー登録モデルで普通自動車免許が必要となる。

販売やサービスネットワークは、カワサキモータースジャパンの販売・サービスネットワークを活用する。正式名称、製品詳細、発売時期、販売価格、販売方法、販売店などの詳細は、決定次第改めて案内するとのこと。

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電動アシスト自転車(E-Bike)電動モーターサイクル専門OEM/ODM会社「JOeB」が令和5年度入社の採用活動を開始

E-Bikeや電動オートバイ開発・製造会社を行うJOeBは5月17日、令和5年度入社に向けた採用活動を行うと発表した。

JOeBは、日本国内で電動アシスト自転車、電動モーターサイクル専門の製造を行う会社。2021年10月に、電動アシスト自転車及び電動モーターサイクルのOEM/ODM専門工場建設のため、鹿児島銀行、沖縄振興開発金融公庫より資金調達を実施し、ファイナンシャルアドバイザーで、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社を起用。同年11月には、静岡県藤枝市に技術開発本部を先行設置。2022年2月21日には鹿児島ディベロップメントの第三者割当増資を実施した。

今回、同社は令和5年度入社に向けた採用活動を行うと発表。「東京並みの給料体系」「自動化、安全性を高めた先進設備」など、男女共に安心して働ける労働環境を整備し、同じ夢を共有できる仲間を募っているとリリースで述べている。

仕事内容は電動アシスト自転車、電動モーターサイクル等の製造(技術系)と、上記製造に係る管理及び事務職(総合職)。

募集人員は、新規卒業者は、令和5年3月 高校・高専・専門学校・短期大学・大学 卒業または卒業見込者。キャリア採用やパートも募集を行う。

募集職種は、技術系に関しては、アルミ加工技術者、溶接加工技術者、塗装加工技術者、組立加工技術者、品質管理技術者、CADエンジニア、各種技術指導者 他。総合職は、生産管理、購買、輸出入・物流管理、経理、総務、IT 他。

保険は雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金。勤務地は沖縄県うるま市勝連南風原5194。問い合わせ先は採用担当まで。

ELECTRA Townie Go! 太陽と旅するE-Bikeの実力を検証する【レビュー】

アメリカの自転車・E-Bikeブランド「Electra」はビーチクルーザーを中心に、街乗り・サイクリング用のモデルを多数売り出している。

E-Bikeに関しても海外では様々なモデルを展開しているが、日本国内ではTownie Go! 8dのみの展開となる。

このようなビーチクルーザータイプのE-Bikeは、街乗り用でサイクリングには不向きなモデルが多い。Townie Go!に関しては、街乗り向けのE-Bikeという位置づけだが、今回、B.B.BASE内房に乗車し、サイクリングを行ってみたところ、街乗りだけではなく旅用E-Bikeとして見てもポテンシャルの高さを実感したので紹介する。

オートバイ風ながら機能性を重視したTownie Go!

両国駅(朝)

ELECTRA Townie Go!には男性向けのステップオーバータイプと、女性向けのステップスルータイプの2種類があり、今回借りたモデルはステップスルータイプとなる。

ステップオーバータイプ
ステップスルータイプ

ステップオーバータイプとステップスルータイプの違いは、トップチューブをまたぎやすい形状にしただけに見えるが、海外サイトを見るとステップスルータイプのほうがコンパクトのようだ。

日本国内公式サイトでのTownie Go!の適応身長は書いていなかったが、海外本国サイトでは、ステップオーバータイプの適応身長は160から190センチ(URL)、ステップスルータイプの適応身長は149から185センチ(URL)となる。

個人的にオススメしたいのがステップスルータイプ。またぎやすいため気軽に乗り降りができるので非常に乗りやすく、身長183センチの筆者が乗車しても苦しくない姿勢で走れるため、男性でもステップスルータイプを選んでも良いと感じた。

両国駅(朝)

Townie Go!は他ではあまり見ないデザインを採用している。フラットフットテクノロジーと呼ばれているこのデザインは、一般的な自転車の乗車スタイルであるペダルを下へ踏み込むのではなく、やや前方に漕ぐライディングポジションを採用している。

ほぼ直立した乗車姿勢で快適に走れるように様々な部分に拘っており、ハンドル高は一般的なクロスバイクよりも高い。ハンドルからサドル間の長さ(トップチューブ長)も、一般的なクロスバイクよりも遥かに長いが、これはアップライトな乗車姿勢で上半身が窮屈にならないようにするため。また、アップライトポジションだと、後輪に荷重がかかりぎみになるが、一般的なクロスバイクやマウンテンバイクよりも長くとることで後輪荷重過大を阻止している。

ペダルを支えているクランク軸をサドルの下のパイプより前に出してシート角を寝かしているのも注目だ。シート角を寝かすとやや前方に漕ぐライディングポジションになる。Townie Go!のサドルは、ママチャリよりも広くて厚いため、直立した乗車姿勢でも快適に走ることができるが、これもシート角を寝かしているためだ。一般的な自転車はペダルを下へ踏み込むため、幅が広いサドルを装着すると太ももがあたってしまいマトモに走れないが、Townie Go!のように、やや前方に漕ぐことでサドルの幅が広くても、太ももが当たらないため快適に走ることができる。

そして、フラットフットテクノロジーは、足が届くようにサドルを下げても、サドルとペダルの距離を長くとることができる。そのため、一般的なスポーツ自転車では力が入らない、サドルに座った状態で両足がかかとまで地面についている状態で快適に漕ぐことができる設計となっている。また、幅広い身長の人にも対応するのも嬉しいところだろう。

因みに、B.B.BASEは、電動アシスト自転車やE-Bikeなど、車内にあるラックに載せることができない自転車でも載せることが可能だ。

関連記事:B.B.BASEがE-Bikeの乗車を歓迎! B.B.BASEにE-Bikeを載せてサイクリングを楽しもう!

街乗りだけではなく、サイクリングも楽しめる性能を持っているTownie Go!

今回は館山駅で下車して、安房グリーンラインを走り、野島埼灯台に出た後海岸線を走り、館山駅に戻るコースを走ることにした。

最初のひとこぎで感じたことは、見晴らしが良いという事。Townie Go!は従来のスポーツ自転車よりも、アップライトな乗車姿勢を採用しているため、目線を高く取ることができる。このようなライディングポジションはスピードを出さなくても非常に気持ち良い。Townieシリーズはジャンルとしては街乗りビーチクルーザーだが、車体重量は22.5キロとE-Bikeの中ではそれほど重くないので、一般的なクロスバイクタイプのE-Bikeに近い軽快さを持っている。


安房グリーンラインは上り下りがあるアップダウンを走ることとなる。Townie Go!に搭載されているBosch Active Line Plusは定格出力250W、最大トルク50Nm。街乗りやサイクリング向けのE-Bike用ドライブユニットで、このような舗装路でのサイクリングでは必要十分の性能を持っている。

Bosch Active Line Plusは、アシスト時に発生するノイズが殆どなく静かなのが特徴で、Townie Go!のようなE-Bikeにはぴったりだ。上級モデルの定格出力250W、最大トルク85Nmを発揮するPerformance Line CXだとアシスト音が発生するが、Townie Go!には似合わないだろう。

下り坂に関しては、Townie Go!は非常に乗りやすくて初心者に優しい。通常のスポーツ自転車と比較して乗車姿勢がアップライトなので視界が良く、前傾姿勢にならないため前転の不安も少ない。ホイールベースも長いため、直進安定性が高くリラックスした状態で走行できるためだ。

大規模海底地すべり地層

安房グリーンラインを走る上でチェックしたのが「大規模海底地すべり地層」。これは、安房グリーンライン白浜トンネル北入口の路側にある地層で、海底の斜面に貯まった堆積物が地震で液状化し、斜面をすべり落ちる「海底地すべり」の地層を間近で見ることができる。この海底地滑りの地層を間近で見ることができる場所は少ないようだ。

降りてから、海岸沿いを走ることになるが、このような海岸沿いの道をゆったりと走るのは、Townie Go!の得意領域だ。アップライトな乗車姿勢は見晴しが良くて、クロスバイクタイプのE-Bikeにはない、独特の開放感を体験することができる。

特に、このような晴れた日だと、ゆったりとした速度で走ったほうが気分がよく「太陽と旅する」という雰囲気を持っていると感じた。

最初の目的地である野島崎に到着。ここには、全国に16しかない上れる灯台の1つが用意されており、明治2年に日本で2番目に点灯した野島崎灯台として知られているとのこと。また、岬先端にはラバーズ・ベンチというデートスポットもある。野島崎付近は観光地なので、ホテルや食事ができる食堂やレストランがあるので、休憩するのならここで休憩しよう。

国道410号線を館山駅方面に進んで行く。このあたりは平地や緩い上り坂が多く、時速20キロから24キロで走るのが気持ちいい。Townie Go!は、前に踏み出すような漕ぎ方を行うが、このような漕ぎ方の欠点は、ロードバイクやクロスバイクなどの本格的スポーツサイクルのように、脚を高回転で漕ぐのは快適ではないこと。

同じモーターを搭載したクロスバイクタイプのE-Bikeなら時速24キロ以上出せる場面でも、Townie Go!は時速22キロから24キロで走るのがちょうどいいと感じる。ただ、Townie Go!を購入する人は、スポーツサイクルのようなスピードは求めていないので問題ないだろう。

乗り心地は、一般的なクロスバイクタイプのE-Bikeと比較して良い。これは、ママチャリよりも幅広いサドルのおかげでお尻に圧力がかかりにくいのと、26×2インチクラスと幅広なバルーンタイヤを採用しているため、細かい段差の衝撃をいなしてくれるためだ。

 

 

太陽と旅するE-Bike「ELECTRA TOWNIE GO!」

ELECTRA Townie Go!を一言で表すと「太陽と旅するE-Bike」。アップライトな乗車姿勢は、見晴らしが良くて、広い視界のおかげで、日差しが良い日に走ると他のE-Bikeには無い高い解放感で走ることができる。

また、アップライトな乗車姿勢に合わせるようにロングホイールベース化やシート角を寝かすなど、適切な設計にしているので、無理矢理アップライト車にした改造車にある、ハンドリングの悪化などは無く、リラックスして快適に走ることができる。

Electra Townie Go!を購入する際、同じ価格帯のクロスバイクE-Bikeを購入するか気になる人もいるだろう。クロスバイクタイプのE-Bikeは、Townie Go!と比較すると前傾姿勢で走り、脚を高回転で回しても走りやすい。そのため、スポーツ走行を楽しみたいのならクロスバイクタイプのE-Bikeを選んだ方が良い。

一方で、Townie Go!は、ゆったりとした姿勢でママチャリ以上にリラックスした姿勢で快適に走れるという大きな利点がある。一般的なスポーツサイクルの乗車姿勢が好きではなく、リラックスした姿勢でサイクリングを楽しみたいのならTownie Go!が良いだろう。

夜間走行に関しては街乗り向けといったところ。ハンドルに装着されているBosch Intuviaディスプレイはバックライトが点灯し、リアフェンダーにはテールライトを装備。ヘッドライトの明るさは街灯がある街中や帰宅時の短時間走行なら問題ないが、街灯が無い場所を自動車やオートバイのような安心感で走るだけの明るさは持っていない。これは、車体価格が30万円を切っているため仕方ない所だろう。もし、ヘッドライトの明るさが気になるなら、社外品の交換をお勧めする。

Electra Townie Go!は街乗り用E-Bikeという扱いだが、筆者が房総半島を50キロほど走行した限りでは、ツーリング向けE-Bikeとしてのポテンシャルはあると感じた。直進安定性が高く、ママチャリよりもアップライトでリラックスした姿勢で走行できる車体は、長距離走行でも疲労が少なく、ママチャリよりも幅が広いサドルはお尻が痛くなりにくい。おそらくBrooksのシティサイクル向けの幅広革サドルに交換すればもっと快適だろう。泥除けやヘッドライト、テールライトも標準装備されているので、雨対策や夜間走行も一通り可能だ。

また、Bosch E-Bike Systemはバッテリーやディスプレイの拡張性が高く、バッテリー容量は最大500Whの「Bosch PowerPack500」に増量でき、ディスプレイはカラー液晶の「Bosch Kiox」に変更できる。Townie Go!は、街乗りだけでなく、クロスバイクタイプのE-Bikeには馴染めない、リラックスした乗車姿勢や乗り心地の良さ、快適性を重視したサイクリング用E-Bikeが欲しい人にお勧めだ。価格は26万1800円(税込、以下同)。

フォトギャラリー

Electra Townie Go!のスペック

  • フレーム:Alloy
  • フロントフォーク:Alloy
  • 重量:-
  • ブレーキ:機械式ディスクブレーキ
  • ギア(前):-
  • ギア(後):8段変速
  • フロントホイール:26インチ
  • リアホイール:26インチ
  • タイヤ:26インチ
  • ドライブユニット:Bosch Active Line Plus(定格出力250W、最大トルク50Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:Bosch PowerPack300 300Wh 36V 8.2Ah
  • 充電時間:約2.5時間※Bosch E-Bike System公式サイトから
  • アシストモード:4段階(ECO/TOUR/SPORT/TURBO)
  • 航続距離:(100km/65km/60km/55km)※Bosch E-Bike System公式サイトから

文 松本健多朗

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楮の芽を摘み食す!地域の「食農」を生かす体験型サイクリングイベント開催決定

おいでなせえは5月16日、自転車の活用を通して人と企業と地域の活性化を目指すVOLバイシクルプラスワンと協働し、「和紙のふるさと」埼玉県小川町の特産物である「楮(こうぞ)」を生かした食農体験型サイクリングイベントを、2022年5月22日(日)に開催すると発表した。

「楮(こうぞ)」は、和紙の原料として古くから小川町を含む比企地域で栽培されている特産物。楮から作られた和紙等は、国内外から高い評価を受けており、その和紙づくりの技術は「細川紙」としてユネスコ無形文化遺産にも登録されている。

その一方、和紙の需要が減少し、楮の栽培についても存続が危ぶまれ、和紙の原料とする以外の新たな活用の方法が求められている。

同社はこれまで、立教大学観光学部西川研究室と連携し、楮の栽培工程の一部である「楮の芽かき」作業の体験イベント化を実施。さらに、従来は廃棄していた「楮の芽」を、地場の料理の一つとして提供する取り組みを推進している。今回、東京・上野に拠点を置くVOLバイシクルプラスワンと共同で、楮の芽かき体験と食体験を合わせたサイクリングイベントが実現した。

今回のサイクリングイベントは、VOLバイシクルプラスワンが運営する「大人が通えるあんどさいくりんぐ小楽校」会員向けのイベント。参加者は小川町駅に集合後に各自でサイクリングを楽しみ、楮畑で「楮の芽かき」を体験した後、実年代がわかる県内最古の古民家「吉田家住宅」にて、採れたての楮の天ぷらそばを食事する。

開催日時は2022年5月22日(日)。荒天時は5月29日(日)に順延。募集人数は20名。募集料金は無料だが「大人が通えるあんどさいくりんぐ小楽校」会員限定。レンタサイクル希望者は1000円。

デイトナポタリングバイク DE01シリーズ アシストに見えない折りたたみ自転車タイプE-Bike

電動アシスト自転車やE-Bikeの中でも、車体を折りたたむことができる折りたたみ自転車タイプには様々な個性を持ったモデルが存在する。

左:DE01X、右:DE01 出典:https://www.potteringbike.jp/、以下同

折りたたみE-Bikeの中でもDaytona Pottaring Bike(デイトナポタリングバイク)DE01シリーズは、主要モデルが10万円台で購入することができることで知られており注目されている。

Daytona Pottaring Bikeを製造しているデイトナはオートバイ用品を製造している会社。Daytona Pottaring Bikeは同社が作る折りたたみE-Bikeだ。

DE01

DE01シリーズの特徴と言えるのが、電動アシストらしくない自転車らしいデザインだろう。「アシストに見えない電動アシスト自転車」のDaytona Pottaring Bikeシリーズだが、このスッキリとしたデザインはリアインホイールモーターに加え、サドル下付近に搭載したバッテリーにカバーを装備することで、一般的な折りたたみ自転車に近いデザインを実現。

バッテリーはUSB充電機能があり、容量は36V 9.6Ah 356Wh。アシストモードが1種類のみとなっている。

DE01シリーズには、DE01とDE01Sの2モデルがある。

DE01

DE01は、シリーズの中でも主流モデルと言える存在。20×1.5インチのやや太めのタイヤや高さ調整機能付きハンドル、初心者でも乗りやすいタイヤサイズを採用し、シリーズの中でもコンフォートタイプに入る。モーターはDE01Sと同じだが、発進時に力強い感覚があるチューニングを採用している。コンポーネントはマイクロシフト9段変速。折りたたみサイズは675×875×390ミリ。価格は19万5000円(税込、以下同)。

DE01S

DE01Sは、シリーズ中でも上級グレードと言えるモデル。20×1-1/8(28-451)インチと、DE01よりも少し大きい車輪にやや細めのタイヤや、剛性を重視したハンドルステム、強力な制動力を発揮する油圧ディスクブレーキを採用するなど、DE01シリーズの中でもスポーツタイプに入る。モーターはDE01と同じだが、高速域でも伸びる感覚があるチューニングを採用しておりスポーティなアシストなのが特徴だ。コンポーネントはシマノ10段変速。折りたたみサイズは660×900×390ミリ。価格は27万8000円(税込、以下同)。

DE01のスペック

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:アルミ
  • 重量:17.8キロ
  • ブレーキ:Vブレーキ
  • ギア(前):コッタレスタイプ/52T
  • ギア(後):11-28T マイクロシフト 外装9段変速
  • フロントホイール:20インチ
  • リアホイール:20インチ
  • タイヤ:KENDA 20×1.5(40-406)
  • ドライブユニット:リアインホイールモーター
  • アシスト方式:リアインホイールモーター
  • バッテリー:36V 9.6Ah 356Wh
  • 充電時間:5~6時間
  • アシストモード:
  • 航続距離:70km

DE01Xのスペック

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:アルミ
  • 重量:17.2キロ
  • ブレーキ:油圧ディスクブレーキ
  • ギア(前):ツーピースタイプ(中空)/53T
  • ギア(後):11-28T マイクロシフト 外装9段変速
  • フロントホイール:20インチ
  • リアホイール:20インチ
  • タイヤ:KENDA KRITERIUM 20×1-1/8(28-451)
  • ドライブユニット:リアインホイールモーター
  • アシスト方式:リアインホイールモーター
  • バッテリー:36V 9.6Ah 356Wh
  • 充電時間:5~6時間
  • アシストモード:
  • 航続距離:70km

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バイチャリ、自転車ライトブランド「GACIRON」とコラボキャンペーンを実施 


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自転車買取専門店バイチャリは、2022年5月1日(日)から5月31日(火)まで、 「バイチャリ✕ガシロン コラボキャンペーン!」を開催すると発表した。

このキャンペーンでは、宅配買取を利用すると査定金額10パーセントアップで買取を実施する。 さらに買取り成立した場合は、GACIRONオンラインストアで利用できる30パーセント引きのクーポンコードをプレゼントする。注意事項等その他詳しい内容は、キャンペーンページで閲覧可能だ。

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オートバイ風E-Bike「BRONX BUGGY」に新色「MARSHALL」「SHADE OF PALE」「Matte Army Green」登場

レインボープロダクツジャパンは5月13日、オートバイ風E-Bike「BRONX BUGGY」に新色「MARSHALL」「SHADE OF PALE」「Matte Army Green」を追加したと発表した。

出典:https://www.bronx-cycles.com/BUGGY/ 以下同

「BRONX BUGGY」はレインボープロダクツジャパンの自転車ブランド「BRONX」初の電動アシスト自転車。70年代のミニバイクスタイルを活かした電動アシスト自転車として注目され、ヒットしている電動アシスト自転車。

MARSHALL(マーシャル)は、BRONX BUGGYで初めての赤基調の塗装。キャンディーレッドの塗装にアクセントとしてマットブラックのパーツを採用している。

SHADE OF PALE (シェイドオブペール)は、フレームに水色を採用するだけでなく、ホワイトリボンタイヤとモカカラーのサドルを装備することで、ポップなデザインを実現している。
Matte Army Green(マットアーミーグリーン)は、従来から展開しているArmy Greenのマットカラーバージョンとなる。
いずれのカラーバージョンの価格は21万7800円(税込、以下同)。ブロンクスバギー専用ロングシートは付属。特大LEDフロントライトはオプションで7480円。

沼津、伊豆長岡、修善寺のホテルとレストランが 「狩野川散走」レンタサイクル&ツアーで提携 相互で乗り捨て可能なE-Bikeレンタルと手荷物運搬サービスを開始

コナステイ伊豆長岡は5月11日、同社が運営するレンタサイクルサービス「コナサイクル」を、沼津駅前のココチホテル沼津と一般社団法人イズバウンドが運営する修善寺駅前のイタリアンレストラン「The Crank」、修善寺の温泉場にある「修善寺プリン工房」と連携し、相互にレンタルまたは乗り捨てできるサービスを開始した。

このサービスでは、旅行者はレンタルE-Bike(電動アシスト付スポーツ自転車)を使い、主に狩野川沿いをサイクリングしながら伊豆の自然や景観・グルメを楽しむことができる。また、スーツケース等の荷物の預かりと自転車返却先までの荷物移動サービスや、立ち寄り場所に関するアドバイスやトラブル時の現場サポートも用意しているため、自転車初心者でも安心して伊豆エリアの自転車旅(サイクルツーリズム)を楽しむことが可能だ。

サービス対象者は、修善寺、伊豆長岡、沼津エリアのホテルに宿泊する旅行者で、原則、中学生以上(身長150センチ以上)。 レンタル自転車はMiyata CRUISE、もしくは同等のE-Bike。レンタル場所は、コナステイ伊豆長岡で、返却場所はココチホテル沼津、The Crank、修善寺プリン工房。レンタル時間は、 午前9時から午後6時までで原則水曜日はお休み。レンタル料金は5500円(税込)/1台・1日で(2台以上で受付)。 料金に含まれるものはE-Bike、ヘルメット、荷物の運搬サービス、緊急時のサポート。申し込み方法: コナサイクルまたは上記レンタル場所の各ホテル・レストランに直接申し込み(電話等)。

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ドイツ E-Bike(電動アシスト自転車)の年間販売台数200万台を達成 オートバイの10倍ほどの販売台数を記録

ドイツ二輪産業協会(ZIV)は2022年3月16日、2021年の自転車及び電動アシスト自転車の市場情報を発表した。

E-Bike参考画像(TREK Rail9.7)

ドイツでの電動アシスト自転車の市場シェアは2021年で43パーセントに達しており、ZIVは今後も数年間は増加し続けるという認識を持っている。参考として市場シェアに関しては、トレッキングバイクが23パーセント、シティバイクが12パーセント、マウンテンバイクが3パーセント、レース用自転車・フィットネスバイクが5パーセントとなっている。

E-Bikeのジャンル別販売台数は電動アシストMTB(E-MTB)が34パーセント、トレッキングタイプが32パーセント、シティタイプが26パーセントとなる。

電動アシスト自転車(E-Bike)の販売台数に関しては200万台を達成。2017年度の販売台数が72万台と比較すると、約2.7倍と増加した。参考に欧州二輪車工業会(ACEM)の統計データでは、ドイツ市場でのオートバイ(排気量125CC以上のL3eカテゴリと、サイドカーのL4eカテゴリ)販売台数が約19万9900台。いわゆる日本で言う第一種原動機付き自転車扱いの”モペット”(2輪車はL1eカテゴリ、3輪車はL2eカテゴリ)の販売台数は10万台。さらに欧州主要市場(ベルギー・フランス・ドイツ・イタリア・オランダ・スペイン)全体の販売台数の場合、オートバイが94万9000台で、モペットが26万4800台となる。

ヨーロッパの電動アシスト自転車は、大手ブランドの場合最低価格40万円からスタートするのが一般的で、フルサスペンションE-MTBだと最低価格55万円からで、100万円を超えるモデルもある。仮に平均単価を40万円として200万台販売したとするとE-Bikeの販売だけで8000億円市場となる。参考として、日本の場合スマートフォン等のモバイルゲーム市場が約1兆2000億円(2020年)、宝飾品小売が約9850億円(2018年)、語学ビジネスが8800億円(2018年)、文具・事務用品市場が約4500億円(2018年)、家庭用ゲーム市場が3600億円(2021年)、自転車販売の市場規模が2100億円(2020年)となる。

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お笑い芸人「石井ミカン」 スポーツ自転車ブランド NESTO(ネスト)の アンバサダーに就任

総合自転車メーカーのホダカは2022年5月13日、同社のスポーツサイクルブランド「NESTO (ネスト)」から、ブランドアンバサダーとしてお笑い芸人の石井ミカンさんが就任したと発表した。

NESTOはグラベルロードやマウンテンバイクを頂点にラインナップを展開するスポーツサイクルブランド。プロダクトの販売だけでなく自社レースチームを立ち上げて競技現場に参戦していくなど、オフロードバイクシーンの拡大をめざして活動を広げている。

石井ミカンさんはお笑い芸人として活動をする傍ら、野球やマラソンなど幅広くスポーツに取り組んでおり、スポーツ自転車を通勤に愛用している。NESTOは、マウンテンバイクなどのオフロード領域は全く未知の領域という石井ミカンさんだからこそ、一般消費者とメーカーの架け橋になっていただけると確信したため、今回ブランドアンバサダーに就任した。就任記念としてマウンテンバイク「X-VALLEY」で佐渡ロングライド100キロ部門にチャレンジする。また、「オフロードバイク芸人」を共に目指し、様々なオフロードカテゴリにチャレンジするコンテンツを展開する。

石井ミカンさんはNESTO アンバサダー就任について「事務所の先輩でもある安田大サーカス団長さんが NESTO アンバサダーをやっていたので、それでNESTOのバイクを初めて知りました。普段はロードバイクに乗って通勤の往復 10 キロを走っているので、ほぼ毎日自転車にまたがっています。自転車に乗るのがすごく楽しいので、普段からニコニコして乗ってしまっています。NESTO ファンの皆さんやこれからスポーツ自転車にチャレンジする方には、NESTO のバイクに乗って楽しんでいる姿を見ていただけたらと思います」と語っている。

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安田大サーカス 団長安田が スポーツ自転車ブランド KhodaaBloom(コーダーブルーム)のアンバサダーに就任

総合自転車メーカーのホダカは2022年5月13日、同社のオンロードスポーツバイクブランド「KhodaaBloom (コーダーブルーム)」で、ブランドアンバサダーとして芸能界随一の自転車好きで知られる安田大サーカス 団長安田さんが就任したと発表した。

KhodaaBloomは、「日本人による日本のスポーツバイク」をコンセプトに、日本人の体型データを参考に日本の道をより速く、より快適に走ることを目指したスポーツバイクを展開している。

団長安田さんは、お笑い芸人の傍ら取り組むトライアスロンとは親和性が高く、双方の活動がより盛り上がることを確信しアンバサダー就任に至った。また、アンバサダー就任と共に、新たに国内のロングディスタンストライアスロン制覇を目指す「日本四大ロングトライアスロンチャレンジ」を始動。四大ロング完走は日本国内でも約5000人しか成し得ていないと言われている競技にチャレンジする。

KhodaaBloomでは、団長スペシャルペイントを施したトライアスロンバイク「STRAUSS TRI」を用意するほか、アイアンマン世界大会に出場した元プロトライアスリートを競技に帯同させるなど、二人三脚のもとチャレンジ達成に向けてサポートを実施。アンバサダーとしての初活動は5月15日に開催の佐渡ロングライドで、クロスバイクで自身最長となる210キロ走破を目指す。

団長安田さんは、アンバサダー就任について「以前まで NESTO でアンバサダーをやらせていただいていて、皆さんに「NESTO と言えば団長」って言われるようになりました。KhodaaBloom でも「KhodaaBloom といえば団長ですよね」って言われるように、KhodaaBloom の素敵な自転車をみんなに一人でも知ってもらえるように頑張ります!」と語っている。

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Specialized 新ブランド「Globe」発表 カーゴバイクタイプのコミューターE-Bike

Specializedは5月10日、新しいビジネスユニット「Globe」の設立をアメリカWebサイトで発表した。

出典:https://www.specialized.com/us/en/globe/electric-cargo-bikes

Globeはスペシャライズドブランドの延長線上にあり、毎日の移動に必要な車、トラック、SUVの移動回数を減らしながら、地域の生活にもっと楽しみをもたらすことに焦点を当てると謳っている。

Globeは、生涯価値と手頃な価格の製品、新しいライダーへのアプローチとコミュニケーションの方法、消費者向け直販ブランドの成長の恩恵を受けていない地元の独立した自転車店との継続的なパートナーシップを行うとのこと。

5月12日現在、具体的な内容は公開されていないが、前後に装着した樹脂製バスケット、泥除け、両立スタンド、リアインホイールモーターなどを見ると、カーゴバイクなどのライフスタイルタイプのE-Bikeだと見て取れる。

Globeは、2022年後半に受注を開始し、2023年前半に販売開始する予定。発売当初は米国のみの展開予定。日本での発売は不明だ。

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