MTBで有名な南アルプス⼭守⼈ 令和4年度「自転車活用推進功績者表彰(国土交通大臣表彰)」受賞

南アルプス⼭守⼈は、5月27日、第5回「自転車活用推進功績者表彰」を受賞した。

⼀般社団法⼈ 南アルプス⼭守⼈は、MTBトレイルやパークのデザイン・設計・施⼯、MTB関連コンサルティング、会員組織「南アルプスマウンテンバイク愛好会」運営等を行う社団法人。

自転車活用推進功績者表彰は、「自転車活用推進法」に基づき、自転車活用推進本部(本部長:国土交通大臣)が自転車の活用の推進に関し、顕著な功績があると認められる個人又は団体を表彰するもの。平成30年度より毎年実施され、今回が5回目。山梨県では、山守人が初受賞となる。

南アルプス⼭守⼈は、MTBが健全に普及していくには、公に認められた走行環境が必要と考え、地域の祭りや清掃活動、高齢者コミュニティ支援、小学生の自転車教室、防犯パトロール、移住促進、山道整備など様々な地域貢献活動を長年続けることで、地域社会より賛同頂き、さらに山道利用の許認可を頂き、日本最大標高差1000メートル以上、総延長15キロ以上の巨大なフィールドをボランティアで築き上げ、初心者から上級者までのすべての層を受け入れることのできる走行環境を実現。特に、2021年に完成させた「南アルプス立沼MTBパーク」は無料一般開放し、子供、家族、仲間でMTBと自然環境を楽しむ機会の創出に貢献している。

他にも、MTBの利用に関する制度化の実現に向けた活動で、県内外の企業との連携、及び、登山道整備や移住定住促進、防犯等の業務で行政と協力し、地域と一体となったフィールド作りの事例を積み重ねてきた。2022年には「山梨MTB推進協議会」設置が予定されており、山梨県が「MTBの聖地化」を目指し本格的に動き始めている。

南アルプス⼭守⼈はリリースで「私たちはMTBを使って地域貢献活動をしています。そのためにも私たちが1番実現したいことは「MTBの制度化」です。制度化により、さらにトレイル網を拡大しMTBが健全に普及していくことで、自然環境保護や人びとのふれあいがさらに実現し、地方創生という、地域と共存する新たな巨大なフィールドを作り上げていきます」と語っている。

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