楮の芽を摘み食す!地域の「食農」を生かす体験型サイクリングイベント開催決定

おいでなせえは5月16日、自転車の活用を通して人と企業と地域の活性化を目指すVOLバイシクルプラスワンと協働し、「和紙のふるさと」埼玉県小川町の特産物である「楮(こうぞ)」を生かした食農体験型サイクリングイベントを、2022年5月22日(日)に開催すると発表した。

「楮(こうぞ)」は、和紙の原料として古くから小川町を含む比企地域で栽培されている特産物。楮から作られた和紙等は、国内外から高い評価を受けており、その和紙づくりの技術は「細川紙」としてユネスコ無形文化遺産にも登録されている。

その一方、和紙の需要が減少し、楮の栽培についても存続が危ぶまれ、和紙の原料とする以外の新たな活用の方法が求められている。

同社はこれまで、立教大学観光学部西川研究室と連携し、楮の栽培工程の一部である「楮の芽かき」作業の体験イベント化を実施。さらに、従来は廃棄していた「楮の芽」を、地場の料理の一つとして提供する取り組みを推進している。今回、東京・上野に拠点を置くVOLバイシクルプラスワンと共同で、楮の芽かき体験と食体験を合わせたサイクリングイベントが実現した。

今回のサイクリングイベントは、VOLバイシクルプラスワンが運営する「大人が通えるあんどさいくりんぐ小楽校」会員向けのイベント。参加者は小川町駅に集合後に各自でサイクリングを楽しみ、楮畑で「楮の芽かき」を体験した後、実年代がわかる県内最古の古民家「吉田家住宅」にて、採れたての楮の天ぷらそばを食事する。

開催日時は2022年5月22日(日)。荒天時は5月29日(日)に順延。募集人数は20名。募集料金は無料だが「大人が通えるあんどさいくりんぐ小楽校」会員限定。レンタサイクル希望者は1000円。

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