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「SDGs未来都市」で有名な岩手県岩手郡岩手町が「利用者限定シェアサイクル」サービスを開始

シナネンモビリティPLUSは5月9日、岩手県岩手郡岩手町と「岩手町SDGs未来都市共創プロジェクト」の一環として、市街地内の交通手段の拡充を目的とした「利用者限定シェアサイクル」サービスを4月28日より開始したと発表した。

同社は、一都三県及び大阪府を中心に2022年3月末時点で、約2200ステーション、自転車約1万台を展開するシェアサイクル「ダイチャリ」や、施設等の利用者向けに本サービスを展開する、日本最大級のシェアサイクル事業者。

岩手町は、耕畜連携による循環型・環境保全型の農業や町産材を使った豊かな公共空間づくり、多面的な健幸づくりなどの積極的なSDGsへの取り組みと、小規模自治体におけるSDGsのモデルとなり得る仕組みづくりが「小さな自治体の野心的な挑戦」と評価され、2020年7月に内閣府より「SDGs未来都市」として認定された。

今回、岩手町は、町民が集落から町役場や駅がある市街地へバスで移動した際に、市街地内での移動が困難という問題を解決するため、運営者としてシェアサイクルサービスを導入した。これにより、市街地内の交通環境が改善され、町民の利便性が向上することに加え、自転車利用による町民の健康へのポジティブな影響や、来町者への新たな交通手段の提供により町の付加価値が高まるといった効果が期待されている。

本サービスは、スマートフォンがあれば24時間365日、使いたい時に自転車を利用でき、運営者がユーザーやステーション数、自転車の台数・料金等を自由に設定することができるサービス。利用者については、現地で特定コードを入手したユーザーに限定でき、ステーションの設置エリアも運営者が設定出来るため、管理がしやすく、施設利用者や地域住民に特化したサービスとなっている。

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クラブツーリズム しまなみ海道サイクリングツアーなどの自転車ツアーを発売

クラブツーリズムは5月9日、サイクリングツアーの人気を受け、ツアーのエリアを拡大し商品ラインナップを拡充すると発表した。

クラブツーリズムは、個人の趣味を形にした「テーマ旅行」を得意と謳い、アウトドアをフィールドにした登山・ハイキングツアーやサイクリングツアーを展開。人混みが敬遠されるコロナ禍において開放感を味わえるサイクリングツアーはツアー需要の回復が早いとのこと。

サイクリングツアーは、自転車手配が不要で、身軽に参加することが可能。また、サイクリングガイドが先導するので道に迷う心配もなく、ツアーによっては自転車を乗せることができるサポートカーが併走する。

クラブツーリズムが提供するサイクリングツアーは、2021年に北海道の稚内市で初めてサイクリングツアーを企画し、2022年ではその実績をもとに地元の協力でサイクリングエリアを利尻・礼文島にまで拡大し、新たにツアーを企画。

2022年5月には、全国に500店舗を構える自転車業界大手「サイクルベースあさひ」と協業し、専属サイクリングガイド同行で、歴史ある京都の街並みと紅葉を自転車で楽しめる2日間のツアーを催行予定。

他にも、サイクルツーリズムの推進により地域の創生を図るため、ソフト・ハード両面から一定の水準を満たすルートを、国が指定した国定サイクルルート「ナショナルサイクルルート」のサイクリングツアーも企画している。広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」は、人気を受け、夏季のツアーも新登場した。

料金は、「北海道秘境巡りと稚内サイクリング 2日間」は7万9800円から。「サイクルベースあさひ共同企画 渋滞知らずで紅葉めぐり 京都サイクリング 2日間」11万8000円から。夏季のツアー「サイクリングで渡る!絶景のしまなみ海道全長約75km走破 3日間」は9万9800円から。いずれも一人あたりの料金で、首都圏発着。

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京阪電車で初めて「サイクルトレイン」の運行実施を発表 2022年6月5日(日)に運行

京阪電気鉄道は5月9日、淀川河川公園管理センターが主催するイベント「背割堤のチャリサイ!2022春」の開催に合わせ、中之島駅から石清水八幡宮駅間において車内に自転車(車種限定)をそのまま持ち込める特別列車「サイクルトレイン」を京阪電車で初めて運行すると発表した。

今回、京阪沿線で開催される「背割堤のチャリサイ!2022春」の開催に合わせ、サイクルトレインの運行により京阪線におけるサイクルツーリズム促進を図るとともに、ビギナーから上級者 まで今回開催されるイベントを通じてサイクリングルートを発信することにより、「輪行」による電車利用の需要を喚起するとのこと。

運行日は2022年6月5日(日)で小雨決行、荒天の場合中止。運行区間は、中之島駅から石清水八幡宮駅間。中之島駅 8時33分発車、石清水八幡宮駅9時33分着。受付時間は7時30分から8時20分まで。集合場所は中之島駅2号出入口 地上部(大阪府立国際会議場前)。受付は中之島駅 地下1階 コンコース(改札外)。受付期間は5月10日(火)から6月2日(木)までで、ローソンチケットにて購入する必要がある。料金は一人1000円(税込)で運賃、手荷物料金含む。募集人員は60名で先着順。具体的な内容は公式サイト参照。

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パナレーサーからアルミ製ゲージ付ワンタッチミニフロアポンプが登場

パナレーサーは5月10日、アルミ製ゲージ付ワンタッチミニフロアポンプを発表した。

ワンタッチミニポンプの一番の特徴といえるワンタッチ口金は、レバーを引いたり口金を回したりといった面倒な作業をしなくても口金をバルブに差し込むだけで簡単に取り付けできる方式、反対側を押せば簡単に外すことができ、新しいシリンダーを採用し高圧を入れる際も、軽い力で入れることが可能だと謳っている。

今回登場したのはワンタッチミニポンプシリーズで初めてのミニフロアポンプタイプ。口金付近にはゲージが付いており空気圧を知ることができる。重量は200グラム収納時の長さは260ミリ、軽量なアルミ製のため携行性にもすぐれていると謳っている。

カラーはシルバー・黒の2色で価格は4000円(税抜)。

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パナレーサー チューブレスバルブに60ミリと80ミリモデルが追加

パナレーサーは2022年5月10日、チューブレスバルブに新モデルが追加されたと発表した。

チューブレスバルブは、エアダクト付きでバルブからの注入でもシーラントが詰まりにくい構造と、タイヤインサートとの併用も可能なのが特徴。今回、人気のチューブレスバルブに要望の多かった60ミリと80ミリモデルが追加された。バルブキャップとしても使えるバルブコアツールも付属する。

価格はTLV-60-B(60mm/黒/4g/2本)が価格2800円(税抜、以下同)で、TLV-80-B(80mm/黒/4g/2本)が3200円。

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グラベルE-Bike「Cannondale Topstone Neo 5」 アルミフレーム採用のグラベルロードタイプのE-Bike

CannondaleのE-Bikeの中で注目されているのがTopstone Neoシリーズ。そんなTopstone Neoシリーズで新たに登場したのがTopstone Neo 5だ。

出典:https://www.cannondale.com/ja-jp/bikes/electric/e-road/topstone-neo/topstone-neo-5-c62551m、以下同

「Topstone Neo」シリーズは、Cannondaleのグラベルロード「Topstoneシリーズ」のE-Bikeバージョン。Topstone Neoにはカーボン素材を採用しKingPinサスペンションシステムを採用したフレームを採用した「Topstone Neo Carbon」が有名だが、「Topstone Neo 5」はTopstone Neoシリーズでは珍しくアルミフレームを採用している。

アルミフレームには500Whバッテリー「Bosch PowerTube 500」を搭載し、最大航続距離113キロを売りにしている。フロントフォークはフルカーボンフォークを搭載している。

ホイールは700Cでタイヤは「WTB Exposure 700x36c, tubeless ready」でグラベル向けタイヤを装備している。ドライブユニットはBosch Performance Line CXで、コンポーネントはシマノ・GRX。価格は55万円。

Topstone Neo Carbonシリーズとの違いは、Topstone Neo Carbonは、KingPinサスペンションシステムを採用したカーボンフレームを採用(Topstone Neo 5はアルミフレーム)。Topstone Neo Carbon 3 Leftyは、フロントフォークにグラベル用に開発されたフロントサスペンションフォーク「Lefty Oliver(レフティオリバー)」を搭載している(Topstone Neo 5、Topstone Neo Carbon 4はカーボン製フォークを採用)などの違いがある。モーター「Bosch Performance Line CX」や、バッテリー「Bosch PowerTube 500」は同じ部品を採用している。

Cannondale Topstone Neo 5のスペック

  • フレーム:SmartForm C1 Alloy Frame, removable downtube battery, 12×142 thru-axle, SAVE, Ai, rack/fender mounts
  • フロントフォーク:Topstone Neo Carbon, 1-1/8″ to 1.5″ steerer, 55mm OutFront offset, flat mount disc, internal routing, 12×110 thru axle
  • 重量:-
  • ブレーキ:Shimano GRX 油圧ディスクブレーキ
  • ギア(前):FSA Bosch E-Bike 44T
  • ギア(後):SHIMANO 11-42T 11段変速
  • フロントホイール:WTB ST TCS i23 28h, tubeless ready+ Formula CSG-1905 12x110mm thru-axle
  • リアホイール:WTB ST TCS i23 28h, tubeless ready+RXC-142S 12x142mm thru-axle
  • タイヤ:WTB Exposure, 700 x 36c, tubeless ready
  • ドライブユニット:Bosch Performance Line CX(定格出力250W)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:Bosch PowerTube 500Wh 36V 13.4Ah
  • 充電時間:約4.5時間※Bosch E-Bike System公式サイトから
  • アシストモード:-
  • 航続距離:-
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四国一周サイクリング「CHALLENGE1,000kmプロジェクト」を楽しくスタートするためのガイド付きツアーの募集を開始

愛媛県サイクリングプロジェクト事務局は5月7日、四国一周サイクリング「CHALLENGE1,000kmプロジェクト」を楽しく安全にスタートするためのガイド付きツアーを実施すると発表した。

四国では美しい自然景観や食文化、遍路で育まれたおもてなしの文化など、サイクリングに適した地域資源を活かし、サイクリストを中心に国内外から誘客を図り、交流人口の拡大や地域活性化に取り組んでいる。その一環で、プロサイクリスト監修のもと約1000キロの四国一周ルートを設定し、2017年11月から事前エントリー制の「四国一周サイクリング CHALLENGE 1,000kmプロジェクト」を開始。2022年3月現在3623名がエントリーし、そのうち1351名が完走して、四国でのサイクリングを楽しんでいる。

今回のガイドツアーは、経験豊富なガイドが四国一周サイクリング1000キロへの挑戦をサポートする「四国一周サポートRIDE」。四国一周や地元の魅力に精通した経験豊富なサイクリングガイドが、1000キロチャレンジでの注意点や、サイクリングだからこそ味わえる四国の魅力など、四国一周をさらに楽しむコツを教える。走行前にはプロのサイクリストによる安全講習を実施し、サポートカーも帯同する。

走行ルートは愛媛県庁(愛媛県松山市)を出発し、道の駅今治湯ノ浦温泉(愛媛県今治市)まで約54キロのコースとなる。途中、道の駅でお昼休憩など複数回の補給タイムを設け、サイクリングをサポートする。

開催日時は6月4日。参加料は1000円で別途「CHALLENGE1,000kmプロジェクト」のエントリー必須で、参加条件がある。2022年5月20日まで参加者を募集している。

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自転車を気軽に楽しめる拠点施設「あんどさいくりんぐ東京」2022年5月14日にオープン 記念イベントを開催

VOLバイシクルプラスワンは、気軽に自転車を楽しめる拠点施設「あんどさいくりんぐ東京」のオープン記念イベント2022年5月14日(土)に実施すると発表した。

「あんどさいくりんぐ東京」は、サイクリング初心者や初級者が「も~っと気軽に自転車を楽しむことのできるサイクリング拠点施設」。サイクリング初心者の方が自転車に興味を持っても、「専門店は何か入りにくいし、何から始めていいかわからない」「自転車を買ってみたけど、なかなか楽しむ機会がない」という声がある中で、自転車生活の始め方と自転車の楽しみを知るきっかけをつくることで、そうした悩みを解決すると謳っている。

同施設は、2022年3月31日から4月20日まで、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」 にて、目標金額の147パーセントである36万9000円を達成し、整備を進めてきた。

「あんどさいくりんぐ東京」は、月額1500円で、入学者限定の気軽なサイクリングイベント(課外授業)や、自転車ミニ教室に参加無料などの特典があるサイクリングコミュニティ「大人が通える あんどさいくりんぐ小楽校」、日本全国の旅の情報、イベントの情報、自転車グッズやサービスの情報、関連雑誌や書籍を展示。無料で閲覧できる「自転車情報館」。1回3000円で室内で楽しく自転車を学ぶ「自転車ミニ教室」。毎月決まった日の夜に開催する交流会「自転車おしゃべり場」。どんな自転車を買えばよいかがわかるように、毎月1回、自転車ショップと連携した自転車の買い方案内「自転車をはじめたくなる購入ツアー」。半日4500円、1日9000円で誰でも参加できる一般向け「サイクリングツアー」。1日利用2000円で浅草や上野、東京下町の散策に最適できる「レンタサイクル」。あんどさいくりんぐ小楽校入学者限定の、室内でのVR(仮想現実)サイクリング「バーチャルサイクリング」を提供する。

2022年5月14日13時に開催されるオープニングイベントでは、「あんどさいくりんぐ東京」の施設ガイドツアーや、来場してアンケートに答えた人の中から抽選で25名に「あんどさいくりんぐ東京」が提供する各種サービスの無料チケットをプレゼントする抽選会、「あんどさいくりんぐ東京」のレンタサイクルを使って、東京の下町を試乗できる試乗会を実施する。

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ecobike 岐阜市シェアサイクルサービスを開始

ecobikeは2022年4月22日、岐阜県岐阜市でシェアサイクル「Gifu-ride」サービスを開始した。

岐阜市は人口 約40万人(2022年4月1日時点)の県庁所在地で、岐阜城や金華山、長良川等の観光資源に富んでいる。今回、観光客や岐阜市民の新たな二次交通としてシェアサイクルを導入することで、さらなる観光客の誘客や市民の利用促進を目指す。

岐阜市シェアサイクルでは、サービス開始時はJR岐阜駅を含めた中心市街地へサイクルポートを20か所設置し、5年間で40か所のサイクルポートを設置する予定。自転車は130台導入し、主に観光に適した電動アシスト付き自転車を採用している。また、外国人観光客にも対応するため、専用HPや、乗車に必要なスマホアプリは、日本語と英語を含めた複数言語に対応している。

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スペシャライズドが作った本気のオートバイ風E-Bike「74 Scrambler Concept」

E-Bikeムーブメントの中でも、注目されているのがオートバイタイプのE-Bikeだ。このようなオートバイタイプのE-Bikeは、本格的な自転車ブランドよりも、新興企業が参入することが主流だ。また、このようなオートバイ風E-Bikeは、有識者から見ると本格的なE-Bikeと比較すると作りが劣っているものがほとんどだ。

そんなオートバイ風E-Bikeが多い中、スペシャライズドは2016年のシーオッタークラシックでコンセプトモデル「74 Scrambler Concept」を公開している。

出典:https://www.bikeradar.com/features/specialized-74-scrambler-concept-e-bike-brings-retro-mx-cool/

世界中で注目されているオートバイタイプのE-Bikeは、あくまでも街乗り用だが、74 Scramblerは本気で作っている。

74 Scramblerは、オンロードオートバイのオフロード仕様である、かつてのスクランブラーのジャンルを受け継いだというよりは、70年代のトレールタイプのオフロードオートバイを意識している。エンジンに見える部分は、チューブ、タイヤレバー、CO2を収納する巨大なコンパートメントを備えている。リアサスペンションもオートバイのようにツインショックを採用しているのも興味深い。

 

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オートバイを連想させるポップなデザインはオモチャらしさがあるが、中身は本物だ。タイヤはスペシャライズドの26×4.6インチのファットバイク用タイヤ「Ground Control」に、フロントサスペンションにはRockshox Blutoを採用。また、リアサスペンションはオーリンズ製TTXショックを搭載している。

モーターは、同社のフルサスペンションE-MTB「Turbo Levo Gen1」に搭載されているSpecialized チューンのBroseモーターとなっている。

74 Scrambler Conceptはあくまでもコンセプトモデルで発売されていないが、デザインの参考になる部分は多いだろう。このコンセプトモデルはBike RadarのSpecialized ’74 Scrambler concept e-bike brings retro MX coolで詳しい内容が紹介されている。

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Kiley Twitterでプレゼントキャンペーンを実施 販売予定の新商品USB充電式砲弾ライトを抽選で1名にプレゼント

kileyjapanは5月8日、Twitterで販売予定の新商品USB充電式砲弾ライト「LM-018」を抽選で1名にプレゼントすると発表した。

KiLEY(キーレイ)は、台湾発のサイクルアクセサリーブランド。2013年の創業以降、クラシックなデザインの自転車用ライトを中心に展開している。

砲弾型ライト「バレットライト LM-018」は、ノスタルジーを感じさせる造形ながら、スマートで現代的なデザインを実現。クラシックなスタイルの自転車に限らず、モダンなクロモリフレームから、クロスバイクまで、多くの車種でマッチすると謳っている。

ライトは最大250ルーメン、点灯連続8時間以上使用可能で、街乗りで必要十分の性能を持っていると謳っている。バッテリーはUSB充電式にで、前面をクルクル回すことでボディ側と取り外すことができる。ボディは自転車本体に固定したまま、必要な時だけバッテリー部を取り外し充電することが可能だ。価格は9900円(税込)を予定している。

参加方法はTwitterで@kileyjapanでフォローし、対象投稿をリツイートする。締切は5月16日(月)23時59分まで。

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東京都文京区と駐輪場シェアサービス「みんちゅう SHARE-LIN」を運営するアイキューソフィアが協定を締結

アイキューソフィア は、2022年4月26日、同社が提供する、スマートフォン等を利用して、空いている土地・スペースを誰でも貸し借りできる駐輪場シェアサービス「みんちゅうSHARE-LIN」の運用を、東京都文京区 と連携して開始する協定を締結した。

「みんちゅうSHARE-LIN」はわずかな時間から空いている土地・スペースを誰もが貸し出すことができ、誰もが借りることのできる駐輪場のシェアサービス。

東京都文京区は、地価が高くまとまった駐輪可能なスペースが少ないため「みんちゅうSHARE-LIN」を活用することで、空きスペースを利用し駐輪場を増やすことが可能とのこと。第一段階として、本郷三丁目駅、湯島駅、白山駅などの駅前を中心に駐輪場を拡充する。

また、 実施区域にて「みんちゅう SHARE-LIN」による駐輪場を順次開設し、文京区との提携によって、更に自転車利用環境の実現を目指すと謳っている。

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Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQ 街乗りからサイクリングまで対応するステップスルーE-Bike

日本市場でCannondaleブランドのE-Bikeといえば、グラベルロードタイプのTopstone Neoシリーズが有名だが、お手頃価格で買うことができる実用的なE-Bike「ADVENTURE Neo 3 EQ」も用意している。

ADVENTURE Neo 3 EQは、2022年5月8日現在、Cannondaleブランドで一番安いE-Bike。アルミフレームを採用した車体は、シティサイクルなど、トップチューブをなくしたステップスルータイプとなっている。バッテリーはダウンチューブ内蔵型でスッキリしたデザインが特徴だ。また、乗り心地を重視するためにサスペンションシートポストを採用している。他にも泥除けや荷台、ヘッドライトなどを装備しており、後は鍵を購入すれば、すぐに街乗りやサイクリングが楽しめる。

ドライブユニットはBosch Active Line Plus。定格出力250W、最大トルク50Nmの街乗り、サイクリング用ドライブユニットで、スムーズな走りとアシスト時の静粛性が高いのが特徴だ。バッテリーはBosch PowerTube 400で容量400Wh。舗装路のサイクリングでは必要十分な容量となっている。一充電あたりの航続距離は133キロ。価格は30万8000円。

ステップスルータイプのE-Bikeで有名なのは、BESV CF1 LINOとMERIDA ePASSPORT CC400EQがある。BESV CF1 LINOは、バッテリーを外すことができず(Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQは脱着可能)、フレーム一体型ヘッドライトを採用した洒落たデザインを実現しており(Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQは別体式ヘッドライト)、ドライブユニットはBESVオリジナルインホイールモーターを搭載(Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQはBosch Active Line Plus)し、ジャンルはほぼ同じ。BESV CF1 LINOの価格は24万8000円。

MERIDA ePASSPORT CC400EQは、バッテリー容量は500Whと大容量で(Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQは容量400Wh)、ドライブユニットはShimano STEPS E6180で定格出力250W、最大トルク60Nm(Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQはBosch Active Line Plusで定格出力250W、最大トルク50Nm)。また、コンセプトは林道などのフラットダートを走れるのを売りにしている。価格は42万7800円。

Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQのスペック

  • フレーム:SmartForm C3 Alloy step-thru frame, removable downtube battery, fully internal cable routing, post mount disc, dual waterbottle headtube mount
  • フロントフォーク:SR Suntour Mobie A32, 63mm travel, coil with preload adjuster, lockout, crown light mount, 44mm offset
  • 重量:-
  • ブレーキ:Tektro M275 hydraulic disc
  • ギア(前):FSA Bosch E-Bike, 38T
  • ギア(後):microSHIFT, 11-36 9段変速
  • フロントホイール:Rims Cannondale 2, double wall・Spokes Stainless Steel, 14g
  • リアホイール:Rims Cannondale 2, double wall・Spokes Stainless Steel, 14g
  • タイヤ:Kenda Kwick Seven.5, 27.5 x 2.20″
  • ドライブユニット:Bosch Active Line Plus(定格出力250W、最大トルク50Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:Bosch PowerTube 400Wh
  • 充電時間:-
  • アシストモード:4段階(ECO/TOUR/SPORT/TURBO)
  • 航続距離:最大133キロ

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アート作品を自転車で巡る『ツールド妻有 2022』開催 参加受付開始

新潟県観光協会は4月27日、アート作品を自転車で巡る「ツールド妻有 2022」の開催を発表。参加受付開始した。

このイベントは、新潟県妻有(十日町市・津南町)地方で開催する「大地の芸術祭 越後妻有」において、建築家・伊藤嘉朗氏が2006年に企画・発案したサイクリングイベントで、今年も大地の芸術祭の開催に合わせて、8月28日(日)に開催決定した。

美しい里山の風景やアート作品、建築作品などを楽しみながら”自転車で巡るアートツアー”として、移動そのものを作品のテーマにしている。

ツールド妻有 2022の開催日は2022年8月28日(日)。申し込み締切は2022年5月22日(日)。締切日前でも募集定員に達した場合は募集を終了する。

スペシャライズド Mirrorテクノロジー採用サドルに、チタンレール採用のPower Pro Mirrorが追加

スペシャライズドは4月27日、新しいサドル「Power Pro Mirror(パワー・プロ・ミラー)」を発売した。

Mirrorテクノロジー採用サドルは、液体ポリマーを3Dプリントして完成したハニカム構造を採用している。今回、最上級のS-Worksグレードでのみ提供していたMirrorテクノロジーが、同じパッドのままPower Proサドルに採用された。

サドルの素材には、工場で発生するカーボンの廃棄物を射出成形ナイロンと組み合わせたカーボンベースを採用することでサスティナブルを重視。レールはチタンレールを使うことで耐久性が向上し、トレイルライドの険しい上りや、ジャンプにも対応する。

サイズは143ミリ、155ミリの2種類。重量は約245グラム(143ミリ)、約251グラム(155ミリ)。価格は4万2900円(税込)。

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旅行プランニング・予約サイト「NAVITIME Travel」 ドコモ・バイクシェア「1回会員」による自転車予約を開始

ナビタイムジャパンは2022年5月2日(月)、スマートフォン向け旅行プランニング・予約サイト「NAVITIME Travel」で、ドコモ・バイクシェアが提供する「1回会員」による自転車予約を開始すると発表した。

ドコモ・バイクシェアの「1回会員」は、同サービスのシェアサイクルを30分の基本料金と、30分超過するごとに追加料金が発生する料金プラン。

「NAVITIME Travel」の「シェアサイクル」タブから地図上もしくはエリアを指定して自転車ポートを選択し、「自転車をレンタルする」ボタンから「1回会員」による自転車の予約が可能だ。予約時は、お名前、電話番号等のお客様情報とクレジットカード情報を入力するだけで「bike share service」の会員登録は不要となる。

また、総合ナビゲーションアプリ「NAVITIME」で提供している「シェアサイクルルート」にて、ドコモ・バイクシェアを使用するルートが提示された場合、ルート詳細画面で「購入」ボタンをタップすると、「NAVITIME Travel」に遷移し、30分から自転車の予約が可能。更にシェアサイクル・レンタサイクル検索アプリ「どこでもサイクル」からでも、自転車ポートを選択して「自転車を予約」ボタンから「NAVITIME Travel」に切り替わり同じく予約できる。

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電動アシストロードバイク「SCOTT Addict e-Ride」新モデル登場 日本での発売は?

SCOTTは2022年4月20日、Youtubeで、電動アシストロードバイク「Addict e-Ride」の新モデルを発表した。

 

Addict eRIDEはレーシングロードバイク「Addict RC」のE-Bikeバージョン。レーシングロードバイクAddict RCと同じく、フレーム素材はカーボン製を採用。フレーム重量はわずか1.04キロとE-Bikeのフレームでは非常に軽量だ。

出典:https://www.mahle.com/en/products-and-services/emobility/e-bike/

ドライブユニットはドイツ・Mahle(マーレ)の新型E-Bikeユニット「X20」を採用。リアインホイールモーターのこのユニットは、ドライブユニットの総合重量はわずか3.2kgと最軽量のシステムを作り上げることができたと謳っている。

新しい236Wh/350Whの内蔵バッテリーは、172Whのレンジエクステンダーで補完することが可能。バッテリーチャージャーは最大4Aのインテリジェントな急速充電システムを採用し、2時間以内にバッテリーをフル容量の80%まで充電する。

そして、新しいコンパクトなヘッドユニットには、BTおよびANT+接続、明るさセンサー、3D加速度センサーが搭載され、必要な情報が1本の線に集約される。

ボトムブラケットに搭載された新しいトルク・ケイデンスセンサーは、AIと機械学習により、ユーザーが加えた1ワットのパワーを正確に読み取り、適切なレスポンスをユーザーに提供するとのこと。SCOTTとMAHLEは、Addict e-Rideを市場に送り出すために協力したと謳っている。

出典:https://mahle-smartbike.com/scott/

最上級モデルのSCOTT ADDICT eRIDE ULTIMATEの価格は9999ユーロ(日本円で137万2000円)。

日本仕様に関しては、SCOTT JAPANは2020年11月10日のFacebookページで、日本の道路交通法に沿った「ADDICT eRIDE JAPAN SPEC LIMITED」の企画に着手したと発表。当時の情報では、HMXカーボンフレームにShimano 105コンポーネント、ディスクブレーキ、JAPAN SPEC eドライブシステムを予定していたとのこと。

SCOTT JAPANは、2022年4月26日の同社Facebookページで、MAHLE X20ドライブユニットを搭載した新型Addict e-Rideを紹介しており、日本仕様発売を匂わせる発言をしている。

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電アシクロスバイク「ブリヂストン・TB1e」は2種類存在する!? 限定車「B200モデル」を比較・解説

電動アシスト自転車の中でも通勤・通学向けクロスバイクタイプ「TB1e」は、手頃な価格と回生充電機能が搭載されているベストセラーモデルとして知らている。

出典:https://www.bscycle.co.jp/items/e-bicycle/tb1e/

TB1eはブリヂストンサイクルの通勤通学向けクロスバイク「TB1」の電動アシスト自転車バージョン。ドライブユニットは前輪にモーターを搭載した前輪インホイールモーター仕様の「BSデュアルドライブ」を採用している。このドライブユニットの特徴は、回生充電機能を採用していること。回生充電機能は走行中にペダル回転を止めた時および左ブレーキをかけた時に回生充電機能が発生し、自動で充電を行うため走行距離が長くなると謳っている。

TB1eと言えば、一般的にはカタログモデル(TB7B42)が有名だが、実はカタログに掲載されていない、通称B200モデル(TB7B22)というのが存在する。

カタログモデル(TB7B42)とB200モデル(TB7B22)の違いはバッテリー容量。カタログモデル(TB7B42)に採用されているリチウムイオンバッテリーB400(BT-B400)は、36V 9.9Ahの容量361Wh。一方で、B200モデル(TB7B22)に採用されているリチウムイオンバッテリーB200(BT-B200)は、36V 6.2Ahの容量233Whで、B200モデル(TB7B22)のほうが容量は少ない。

充電時間はカタログモデル(TB7B42)は4時間10分。B200モデル(TB7B22)は2時間30分。カタログモデル(TB7B42)のアシスト可能航続距離は62キロから200キロ。B200モデル(TB7B22)のアシスト可能航続距離は40キロから125キロとなる。

価格に関しては、カタログモデル(TB7B42)は、15万2000円(税込、以下同)。B200モデル(TB7B22)の場合は、14万2000円と1万円ほど価格は違う。

E-Bikeのバッテリー容量は電力量(Wh)単位で表すのが一般的だ。電力量(Wh)の計算は電圧(V)とバッテリー容量(Ah)を乗算する。この方式を採用しているのは、メーカーによって電圧が違うため、バッテリー容量(Ah)だけでは意味が無いためだ。参考に一般的な電動アシスト自転車の電圧は25.2Vで、シマノやボッシュといった一般的なE-Bikeは36V、スペシャライズド Turbo SLシリーズは48Vを採用している。

B200バッテリー 出典:https://www.bscycle.co.jp/products/option/other/BT-B200/index.html

カタログモデル(TB7B42)とB200モデル(TB7B22)では、123Whほどの違いがある。バッテリー容量は、上り坂を長時間走る場合や強いアシストを多用して楽に走る場合、バッテリーの消耗が大きくなる。120Whの容量の違いは大きく、E-Bike(電動アシストスポーツ自転車)の感覚だと、B200モデルのバッテリー容量233Whは、一般的な峠(獲得標高600メートルクラス)を走るにはやや不安の容量で、平地重視や距離を伸ばさない街乗り向け。一方で、カタログモデルのバッテリー容量361Whは、一般的な峠(獲得標高600メートルクラス)を走るにはゆとりがある。

一般的な電動アシスト自転車は長距離を走る例は少ないが、TB1eは価格の安さで電動アシスト自転車のサイクリングでよく使われている。街乗りやポタリングなどの自転車散歩でしか使わないのならB200バッテリー搭載車でも良いが、長距離を走りたい人や、力強いアシストを多用したい人は、バッテリー容量が大きいカタログモデルを購入したほうが良いだろう。

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