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グラベルロードの流れ?新ジャンル「グラベルクロスバイク」まとめ

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一般的にクロスバイクと言えば、ママチャリよりも細いタイヤを履き、舗装路を快適に走るスポーツ自転車と言われている。特に日本市場では、細いタイヤを装着し舗装路を軽快に走行できるスピードクロス(GIANT Escape RXやNESTO LIMIT等)がメインだ。しかしグラベルロードバイクのブームにより、砂利道も走れるグラベルクロスバイクが登場しつつある。

BREEZAR RADER CAFE
出典:BREEZER

このようなグラベルクロスバイクの一番の利点は、一般公道で扱いやすい所だ。軽量な車体はマウンテンバイクよりも軽快に走れ、太いタイヤは乗り心地も良く頻繁に空気圧の管理をしなくていい。スピードを出さず、汎用性を求める人にはグラベルクロスバイクはオールマイティに使える自転車だ。スピードクロスのように尖ったクロスバイクに不安がある人に向いているだろう。

街乗り用マウンテンバイクの代わりとなったグラベルクロスバイク

かつて、スポーツ自転車=マウンテンバイクという時代には、街乗り用マウンテンバイクが流行していた。オートバイ風のタフなスタイルに、歩道の段差も安心して走行できる太いタイヤとサスペンションフォーク、安定して走行できるフラットハンドルが乗りやすいと評価されていた。ホイチョイ・プロダクションズが制作した映画「メッセンジャー」で使われた自転車の殆どがマウンテンバイクだった。

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しかし、マウンテンバイクがより山を走るのを重視した設計になり、ロードバイクやクロスバイクがブームになったため街乗りマウンテンバイクは衰退した。街乗り用マウンテンバイクを求めていた人の多くは、グラベルクロスバイクを買うだろう。

日本で買えるグラベルクロスバイク一覧

グラベルクロスバイクは、一般的なクロスバイクと同じくジャンルによって縛られているわけではない。シクロライダーでは「クロスバイク派生型」「650Bスタイル」「グラベルロード派生型」の3つに分けて紹介する。

クロスバイク派生型

ロードバイクと同じ車輪径(700C)を使い、クロスバイクよりも少し太いタイヤを装着したのが特徴な「クロスバイク派生型」。グラベルクロスバイクは、グラベルロードを意識した設計が多く、クロスバイクの派生型は少数派だ。

SCOTT SUB CROSSシリーズ

出典:SCOTT

SPEED UTILITY BIKE(実用性のあるスピードバイク)の略を名前に採用したSCOTTのクロスバイク。写真横から見ただけではわからないが、タイヤとフレームのクリアランス(隙間)が広く、SERFAS 「シェリフ29×2.1」が入るほど。(標準装備のタイヤはKenda K193 700x35C)一番安いモデルは税抜き価格58,000円と、手頃に買えるグラベルクロスバイクだ。

参考:http://www.scott-japan.com/news/node/7033

Specialized Sirrus X

カーボンフレームのグラベルクロスバイク Specialized Sirrus Xとは?

Specializedのクロスバイク「Sirrus」のグラベルクロスバイクタイプがSirrus X。アップライトなクロスバイク用設計と軽量なカーボンフレーム、フューチャーショックサスペンション、グラベル用タイヤを装備しグラベル仕様となっている。

650Bスタイル

多くのマウンテンバイクに使われる650B規格を採用したグラベルクロスバイク。マウンテンバイクに近いほど太いタイヤは、荒れた道に強く、乗り心地も良いのが特徴。一般的なクロスバイクと違いを出すためか、このタイヤ規格を採用したグラベルクロスバイクが増えつつある。

GIANT GRAVIER

Escape Rより多目的に使えるクロスバイク GIANT GRAVIER/Liv GRAMME

グラベルロードバイクブーム前に登場したGIANT GRAVIER。多くのグラベルクロスバイクで採用されているディスクブレーキではなくVブレーキが装備されており、マウンテンバイク用ホイールの装着はできない。その一方で税抜き5万円台と低価格で購入できる魅力も持っている。

Fuji Rafesta

アドベンチャースタイルのクロスバイク Fuji Rafesta(2019)

フロントシングル、油圧ディスクブレーキとマウンテンバイクを意識した構成なのが特徴のFuji Rafesta。フレームは2.2インチ幅のタイヤまで対応しているので、マウンテンバイク風に楽しむこともできる。

Kona DEW

機械式ディスクブレーキを装備したKona DEW。税抜き価格63,000円と低価格で、Fuji rafestaよりも低価格で、流行のグラベルクロスバイクの雰囲気を楽しめる。

グラベルロード派生型

グラベルロードバイクのハンドルをフラットハンドルにしたのがグラベルロード派生型。上記のグラベルクロスバイクとの違いは、グラベルロードのフレームをそのまま使っているため、ドロップハンドルに交換しても違和感がない乗車姿勢が手に入る。また、グラベルロードは前傾姿勢でスポーツ走行を重視した設計の物が多い。

Marin Nicasio SE

【フラットバーグラベルロード】Marin Nicasio SEとBREEZER RADAR CAFEを解説

Marinのグラベルロード「Nicasio」のフラットバーグラベルロードにしたのが「Nicasio SE」。Nicasioのハンドルを替えただけでなく、ホイールを700Cから650B規格に変えて、太いタイヤで荒れた道を安定して楽しめる。上記の650Bクロスバイクよりも前傾姿勢で運転するので、スポーツ走行を重視する人向け。

BREEZER RADAR CAFE

【フラットバーグラベルロード】Marin Nicasio SEとBREEZER RADAR CAFEを解説

アップライトな乗車姿勢でツーリングを楽しむアドベンチャータイプのグラベルロード「RADAR」のフラットハンドル版。29×1.9インチとマウンテンバイク並のタイヤを採用した。ハンドルは上から見てハの字になっており、手首が痛くなりにくい設計だ。

10万円以下のグラベルロードをピックアップしてみた【2018-2019年】



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