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高性能自転車用LEDヘッドライト「OLIGHT RN1500」レビュー RN400とも比較

タクティカルLEDライトなど、様々なLEDライトを製造していることで知られているOLIGHT。自転車用LEDライトも注目されていて、その中でも高性能LEDヘッドライト「RN1500」がロングライドを楽しむ人に支持されている。今回は、OLIGHT RN1500を、OLIGHTの自転車用ヘッドライトで一番安い「RN400」と比較、解説しよう。

OLIGHT RN1500とRN400の仕様が同じ所は?

OLIGHT RN400

OLIGHTのLEDヘッドライトの中でも、ロングライドで使われているRN1500と、街乗り・サイクリング向けのRN400は、大きさから照射力まで異なっている。しかし、スペックをよく見ると同じ仕様の部分も見つけることができる。ここでは、RN1500とRN400の仕様が同じ所を紹介しよう。

充電方式はUSB Type-Cケーブル。従来のUSBケーブルで問題になっていた端子の上下を気にすることがなく高速で充電できるため、スマートフォンからパソコンまで使われている。パソコンを使用しながら充電できるだけでなく、モバイルバッテリーを使用しての充電も可能。また、モバイルバッテリーに接続したままライトを点灯させることもできるのは大きな利点だ。

取り付けマウントはGARMINの標準ベースマウント(いわゆるEDGEマウント)。自転車用ライトと言えば、メーカー専用設計のブラケットを使用することが多いので、GARMINマウントを使用するのは珍しい。利点は、真っ暗な場所でも簡単に装着でき、様々なサードパーティ製のマウントを使うことができること。また、マウントを万が一無くしてしまった場合でも入手が容易なこと。

防水レベルはIPX7。耐衝撃は1メートル、2年保証となっている。付属品のハンドルマウント、GoProマウント、シリコンストラップ、USB-C充電ケーブル、3mm六角棒レンチ、取扱説明書はRN400、RN1500共に共通している。

OLIGHT RN1500とRN400の違いを比較する

左:OLIGHT RN400 右:OLIGHT RN1500

充電方法や取り付けマウントが同じだが、OLIGHT RN1500とRN400の違いを紹介しよう。最初に、一番わかり易いのが最大出力。RN1500が1500ルーメンで、RN400が400ルーメン。名前の通り、3倍以上のルーメンが違う。

照射時間に関しては、RN1500の場合、モード1の1500ルーメンで1時間40分。モード2の750ルーメンで4時間、モード3が300ルーメンで12時間30分。RN400の場合、モード1の400ルーメンで1時間40分。モード2の200ルーメンで3時間10分、モード3が100ルーメンで6時間30分となる。

バッテリー容量がRN1500は5000mAh 21700充電池を採用しているのに対し、RN400はICR 900mAh 3.7V電池と、容量などが全く違う充電池を搭載している。最大照射距離もRN1500が164メートルなのに対し、RN400が89メートルと、2倍以上の照射距離が違う。

重量、サイズに関しては、RN1500の場合、重量172グラム、長さ/高さ107ミリ、ボディー直径31ミリ、ヘッド直径31ミリ。RN400の場合、重量85グラム、長さ/高さ72ミリ、ボディー直径31ミリ、ヘッド直径31ミリ。

出典:OLIGHT公式

また、RN400の機能にはなく、RN1500に搭載されている機能として、スマートフォンなどに充電可能な放電機能を搭載。

スペックだけを見ても、RN1500とRN400は大きく違うが、実際に比較のために両ライトを点灯させてみると、違いがよくわかる。

OLIGHT RN1500 ハイモード(1500ルーメン)
OLIGHT RN400 ハイモード(400ルーメン)

RN1500とRN400のハイモードだけを比較すると、明るさだけでなく照射距離が違うのがよく分かるだろう。

OLIGHT RN1500 ローモード(300ルーメン)
OLIGHT RN400 ハイモード(400ルーメン)

特に照射距離や幅の違いは大きく、RN1500のローモード(300ルーメン)と、RN400のハイモード(400ルーメン)を比較すると、RN1500のローモードのほうが、照射距離や幅が広いため、RN1500のローモードのほうが明るく感じる。RN1500のローモードは公称照射時間が12時間30分と長いため、ローモードでも安心して使用することができるだろう。

OLIGHT RN1500は、ロングライドやナイトライドを楽しみたい、自転車用LEDライトにコストをかけることが可能な人に向いている。単純な出力だけでなく、照射範囲や照射距離の性能がRN1500とRN400では大きく違い、ローモードでも公称照射時間が12時間30分と長いため、ロングライドで役に立つだろう。街乗りや通勤、通学のような短時間な使い方でも、スマートフォンに給電できる機能があるため、緊急用のモバイルバッテリー代わりとして使うのも1つだ。

一方で、OLIGHT RN400は、高性能な自転車用LEDライトを低コストで使いたい人に向いている。RN1500と比較すると、どうしても様々な所が見劣りしてしまうが、3000円以下の自転車用LEDライトで、USB Type-Cを使用し、IPX7防水などの機能を搭載しているのは殆どないため、街乗り、短時間のナイトライド向けで、コストを抑えて自転車用LEDヘッドライトを使いたい人にオススメだ。

OLIGHT RN1500の価格は8895円。2021年11月29日23時59分までセールを行っており、セール期間中は25パーセント引きの6671円で購入することができる。また、テールライト「OLIGHT SEEMEE30 TL」とセットしたセールも行っており、通常価格1万2700円のところ、8953円で購入可能だ。

OLIGHT RN1500をOLIGHT 公式サイトで見る

OLIGHT RN1500+OLIGHT SEEMEE 30 TLをOLIGHT公式サイトで見る

スポーツ自転車レンタル「CycleTrip BASE」がクリスマスキャンペーンを開催

ZuttoRide Sharingは11月22日、同社が運営するスポーツ自転車レンタサイクル「CycleTrip BASE」で「Christmas Campaign」を開催すると発表した。

CycleTrip BASEでレンタルをする当日にサンタハット、またはサンタクロースのコスプレを行う人を対象に、ホームページ記載のE-Bikeのレンタルを2000円、その他の車両は1000円でレンタルできるキャンペーンとなる。Webサイトからレンタル申込みの際には、必ずメッセージ欄に「Christmasキャンペーン」と記入を行う必要がある。

キャンペーン期間は12月13日から12月25日まで。他のキャンペーンとの併用はできない。

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電動アシスト自転車専門店「モトベロ」開業10周年を記念しイベントを実施

モトベロは11月24日、開業10周年記念イベントを実施すると発表した。

モトベロは、2011年12月5日、代官山T-SITE内に『電チャリによる新たなライフスタイル提案』をコンセプトに「代官山モトベロ」を開業し、現在、7店舗の電動アシスト自転車専門店を展開している。

今回、開業10周年オリジナルグッズプレゼントキャンペーンと、オリジナルブランケットプレゼントキャンペーンを実施する。

開業10周年オリジナルグッズプレゼントキャンペーンは、インスタグラムで『電チャリ』をテーマに投稿して、オリジナルサーモステンレスボトルが抽選で20名にプレゼント。愛車紹介、電チャリのある生活などの内容なら何でもOKで『#モトベロ10周年』をつけて投稿が必須条件となる。期間は2021年11月24日から12月19日23時59分まで。

オリジナルブランケットは、モトベロ7店舗で、子供乗せ電動アシスト自転車を新規契約者対象に、モトベロロゴ入りオリジナルブランケットをプレゼント。プレゼント期間は、2021年12月1日からなくなり次第終了となる。

他にも10周年記念で、モトベロ別注車両2モデルを販売する。

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P&P COMPONENTS、シクロクロス全日本選手権でホイールモニターを募集

総合自転車メーカーのホダカは11月23日、同社の自転車コンポーネントブランド「P&P COMPONENTS」が、12月11日、12日開催の第27回全日本自転車競技選手権シクロクロス出場者を対象に高性能ホイールを無償貸出しするモニターを募集する。

BOREAS(ボレアス)はアルミホイールながら前後セット重量1450グラムを実現し、チューブレスレディに対応した19Cワイドリムや、かかりのよい36ノッチハブなどを採用したホイール。軽量な足回りにより、加速・巡航・登坂などあらゆる走りをアップグレードすると謳う。国内シクロクロスC1カテゴリライダーもBOREASを使用して好成績を収めている。

P&P COMPONENTSは、未だにレース活動を断続的に行わざるを得なかった今シーズン、全日本選手権を戦うライダーには数少ないチャンスでベストなパフォーマンスを発揮してほしいと考えており、軽量シクロクロス用ホイールに興味があり、共にチャレンジしてくれる選手に向けてモニターを募集した。内容は以下の通り。

【モニター募集概要】

対象製品
シクロクロス・ロード用ディスクホイールBOREAS (ボレアス)。今回はチューブレステープ貼付済です。

貸出期間 2021年12月1日(製品発送予定日) ~ 2021年12月17日(返却必着日)
モニター対象 第27回全日本自転車競技選手権シクロクロスの出場者(シングルスピードを除く)
モニター人数 最大4名

応募条件

以下の項目すべてにご同意いただける方
・日本国内在住であること
・同意書を提出すること (未成年の場合、保護者の署名入り同意書)
・全日本自転車競技選手権シクロクロスで、メインバイクにBOREASを装着して出場すること
・タイヤ、ディスクローター、チューブ、シーラント※、チューブレスバルブ※を用意すること(※はチューブレスで運用する場合)
・製品使用により借主に不都合(DNS、DNF、順位の低下、怪我等)が生じても貸主に責任を問わないこと
・レース前後に最低1回ずつご自身のSNS(Facebook、Twitter、Instagramのいずれか)で「#PandPCOMPONENTS」を付けて製品の使用感などをご紹介いただくこと
・借主の情報をブランドプロモーションで活用することに同意できること
・返却時の送料をご負担いただくこと (返送先:埼玉県越谷市)

応募締切 2021年11月28日 (日)
応募方法申込みURL
以下の必要項目を回答フォームに記入して送信してください。

応募フォーム  https://forms.gle/pC2wcH2WDSJxtBQ77

スケジュール

  • 2021年11月23日  モニター募集受付開始
  • 2021年11月28日  モニター募集受付終了
  • 2021年11月29日  当選発表。厳正なる抽選の上、選ばれた方にメールで連絡
  • 2021年12月1日  モニター製品の発送(到着次第モニターを開始してください)
  • 2021年12月11~12日 全日本自転車競技選手権大会シクロクロスに出場
  • 2021年12月17日  モニター製品の返却必着日

【モニター製品「BOREAS」について】

  • 希望小売価格 82,500円(税込) / 75,000円(税抜)
  • リム素材 アルミ
  • リムハイト 30.0mm
  • リム内幅 19mm
  • 車輪径 700C
  • スポーク ストレートプルバテッドスポーク
  • ハブ F: Thru Axle 12×100mm 24H R: Thru Axle 12×142mm 24H
  • 対応タイヤ クリンチャー/チューブレスレディ
  • ブレーキ ディスクブレーキ(センターロックタイプ)
  • フリーボディ SHIMANO HG 11速
  • 重量(平均値) F: 645g / R: 805g
  • 付属品 リムテープ、8/9/10s用スペーサー
  • 備考 スルーアクスルは付属しません

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CROMOからオートライト付き街乗りクロスバイクが登場

GS JAPANは11月20日、同社のオリジナル自転車ブランド「CROMO」のクロスバイクを発表した。

今回登場したCR-707Aは、通勤、通学向けの街乗りクロスバイク。フロントライト、テールライト、泥除け、スタンドを装備することでといった街乗りに便利な部品を装備している。

ライトは前方を照らすフロントライトだけではなく、後方を照らすテールライトも走行時に自動点灯し、安全性が向上したと謳っている。また、通常の自転車用ライトは電池式のため、電池切れの不安があるがCROMO  CR-707Aは、前輪に装着されたハブダイナモで電気を供給するため、電池交換や充電が不要なのが特徴だ。

カラーはBLACK , SILVER。フレーム素材はアルミ。変速は外装7段変速。タイヤサイズは700×32C。重量は13.5キロ。価格は5万円(税込)

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TOYOTA Walletとドコモ・バイクシェア協業記念 シェアサイクル利用料金が毎日初回30分無料キャンペーンを開始

トヨタファイナンシャルサービスとトヨタファイナンスは11月22日、同社が提供する「TOYOTA Wallet(トヨタウォレット)」は、新たな移動の“きっかけ”を作る『TOYOTA Walletでのお支払いでおトク! ドコモ・バイクシェアキャンペーン』を開始すると発表した。

TOYOTA Walletは、『便利な決済サービスで、移動の楽しさをもっと。』というコンセプト、決済サービスだけにとどまらず、モビリティサービスや日常生活における様々なサービスを繋ぐコンテンツを提供。その1つであるミニアプリを利用することで、サービスごとにアプリのダウンロードが不要となり、TOYOTA Walletのアプリ内から各サービスの利用・決済がワンストップで可能となった。

今回のキャンペーンは2つあり、1つ目は、1日1回限定で、シェアサイクルサービスのドコモ・バイクシェアの初回30分の利用料165円分が無料になる「毎日初回30分の利用料がキャッシュバック」を2つ目は、キャンペーン専用自転車のドレスガードにあるQRコードを読み込むと、その場で当たりがわかる「毎日参加できる スマホで運試し!」となる。

毎日初回30分の利用料がキャッシュバックは、キャンペーン期間中、TOYOTA Walletアプリ内からドコモ・バイクシェアを利用し、TOYOTA Walletで支払いをすると、1日1回、ドコモ・バイクシェアサービスの初回利用分30分・165円分が後日TOYOTA Walletの残高としてキャッシュバックされる。

毎日参加できる スマホで運試し!は、キャンペーン期間中、ドコモ・バイクシェアが提供する自転車のドレスガードについているQRコードを読み込むと、1日(24時間)1回、その場でTOYOTA Walletの残高が当たるキャンペーンに参加できる。このキャンペーンはTOYOTA Walletのユーザーであれば、ドコモ・バイクシェアのサービスを利用しなくても参加が可能。

キャンペーン期間は毎日初回30分の利用料がキャッシュバックが、2021年11月22日から2022年2月28日。毎日参加できる スマホで運試し!が2021年11月22日から2021年12月21日。

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ストライダージャパン、トレジャーバッグとサンタブーツの両方がもらえる「ストライダークリスマスキャンペーン」開催

ストライダージャパンは11月19日、対象のストライダーを購入した人を対象に、トレジャーバッグとサンタブーツの両方がもらえるキャンペーン「ストライダークリスマスキャンペーン」を11月26日に開催すると発表した。

 

トレジャーバッグは、ストライダー、ロッキングストライダー、ストライダー14xの全ての車体に装着できるバッグ。カラーは、イエロー・マゼンダ・ブルーの3色で、カラーはランダムとなる。

毎年大好評のサンタブーツはデザインが新しくなって登場。12インチのストライダーが箱ごとスッポリ入るビッグサイズとなっている。

ストライダークリスマスキャンペーンは2021年11月26日からなくなり次第終了となる。対象商品は、ストライダー、ロッキングストライダー、ストライダー14x 全車体対象。購入条件は、キャンペーン期間中、正規販売店または直営オンラインショップにてストライダー本体を購入した人が対象となる。

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【自転車漫画】ともちゃんと大台ケ原「サイクル。」Part61

レンゴクさんがTwitterやInstagramで公開している人気の自転車漫画「サイクル。」。今回はともちゃんと大台ケ原を紹介します。

 

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最新作は作者のTwitter・Instagramで公開されています。

【自転車漫画】サイクル。/ナイトロバンビまとめ【随時更新】

 

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トレイルからサイクリングまで、フルサスE-MTB「Specialized Turbo Levo SL」で走ってインプレ

日本で展開されているSpecialized製のE-Bikeと言えば、パワーよりも軽さを重視したTurbo SLシリーズだろう。Turbo SLシリーズには、シティタイプのTurbo Como SLや、クロスバイクタイプのTurbo Vado SL、ロードバイクタイプのTurbo Creo SL、エンデューロタイプのE-MTBであるTurbo Kenevo SLなどがあるが、Turbo SLシリーズでも話題になったモデルがトレイルタイプのフルサスE-MTB「Turbo Levo SL」だろう。

Turbo Levo SLシリーズが日本で販売されている他のE-MTBと違うのは、軽量化を追求している事。車体重量はS-Works Levo SLのLargeサイズで17.35kg。CompモデルのLargeサイズは19.4kg。TREKのフルカーボンE-MTB「Rail9.7」が22.7kgなのを考えたら、驚異的な軽さを実現した。

今回、SpecializedがE-MTBの多様性を伝えるために「Turbo Levo SL」で街、MTBコース、ヒルクライムを1日で楽しむメディア向けのサイクリングツアーを開催し、参加することとなった。

筆者は、Specialized Turbo Vado SL 4.0を購入し、それなりに走り込んでいるが、Turbo Levo SLは数あるE-MTBの中でも、舗装路サイクリング性能を無視し、オフロードライドだけに注力したE-Bikeと考えていた。

それは、Turbo Levo SLに搭載されているモーター「Specialized SL 1.1」が関係している。Specialized SL 1.1のスペックは、定格出力240W、最大出力240W、最大トルク35Nm。これは一般的な定格出力250WクラスのE-MTBと比較すると非力な部類に入るためだ。実際、かつてのTurbo Levo SLのインプレ(記事)では、Turbo Levo SLの舗装路性能を紹介していない。

参考で、一般的な定格出力250WクラスのE-MTBを紹介すると、TREK Rail 9.7(2020年モデル)(記事)の場合、車体重量は22.7キロで、搭載されているモーター「Bosch Performance Line CX」は、定格出力250W、最大出力500W以上(非公式情報では600W近く)、最大トルク75Nmを発揮する。Specialized Turbo Levo SLと比較して最大出力が2.5倍出力が高く、最大トルクが2.1倍あり、車体重量は1.2倍重い。

パワー、トルクが少ない代わりに、軽量なフルサスE-MTB「Specialized Turbo Levo SL」が、トレイルライドだけでなくサイクリングでも楽しめるのか、メディアツアーで走りつつ検証する。

Specialized Turbo Levo SLの舗装路性能を試す

今回、乗車したのは、Specialized Turbo Levo SL EXPERT CARBONで価格は99万円(税込、以下同)。Turbo Levo SLシリーズの中でも上級モデルで、これよりも高価なのは169万4000円のS-WORKS LEVO SLのみとなる。

最初に、小田原駅近くにある万葉の湯からスタートし、MTBコースがあるトレイルアドベンチャー小田原に行くことになった。目的地のフォレストバイク小田原は、完全舗装路の公道だ。

Turbo SLシリーズのアシストは、一般的な定格出力250WのE-MTBのように、パワーとトルクに頼って走るのではなく、人力自転車で走行しているときに発生する不快感を切り取った感覚で走ることができる。

Turbo SLシリーズの一番の利点と言えば、アシストが一番弱いモードでも軽快に走れること。一般的な定格出力250WのE-MTBは、パワフルなアシストモードでは、非常に楽で快適に走ることができるが、アシストを抑えて電力消費を抑えたエコモードは、乗り込んでいくうちに多用しなくなることが多い。これは、アシストパワーを落とすと、人力比率が大きくなり、車体重量も重いため、どうしても加速が重ったくなるため。

一方で、Specialized Turbo SLシリーズは、アシストが弱いエコモードを積極的に使うことが多い。これは、単純にパワーやトルクが少ないだけでなく、車体が軽いため、少ないアシストパワーでも加速が良いのと、アシストパワーの出し方が人力自転車のように比較的高回転で漕ぐと、最大出力を出す設計になっているのもあるだろう。

筆者はSpecializedSL 1.1を搭載したクロスバイクタイプのE-Bike「Specialized Turbo Vado SL」を所有しており、平地では一番アシストモードが弱いエコモードを多用して楽しく走行している。Turbo Vado SLよりも重く、抵抗が大きいMTB用タイヤを装着したフルサスE-MTB「Turbo Levo SL」の舗装路性能は期待していなかったが、平地では一番アシストモードが弱いエコモードを多用して楽しく走行することができた。

速度に関しては、筆者の場合は、平地は時速21キロから時速23キロの間で走っていた。アシストが切れる時速24キロを超えて走ることもできるが、タイヤの抵抗が大きいため、Turbo Vado SLと比較してあまり楽しくないため、時速24キロ以下で積極的に走ることになるだろう。

TREK RAILシリーズのような一般的なE-MTBのように、アシストパワーをメインに使い、時速0キロから24キロを2.5秒でグイグイと進む感覚や、Turbo Levo SLと同じドライブユニットを搭載した、ロードバイクタイプのSpecialized Turbo Creo SLや、クロスバイクタイプのSpecialized Turbo Vado SLのように、オンロード向けE-Bikeのような軽快感を求めてはいけないが、モーターアシストのおかげで、人力マウンテンバイクにはないどこまでも走行できる感覚や、MTBの売りである太いタイヤと前後サスペンションのおかげで、乗り心地の良さや安定性の高さは舗装路でも魅力的だろう。


フォレストバイク小田原に行く途中で、「鱗吉」で自然薯棒を頂く。鱗吉は江戸天明元年に創業し、小田原かまぼこの発祥の地で知られている。食べ歩きができる自然薯棒だけでなく、贈答用の詰め合わせや、北海道産の搾りたて牛乳と、オーストラリア産クリームチーズを使った伊達巻など、多種多様な練り物があるようだ。

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Specialized Turbo Levo SLのオフロード性能を試す

フォレストバイク小田原は、家族で楽しめるマウンテンバイクコースを売りにしたMTBコース。子供も楽しめるバンプトラックから、MTBを体験したことが無い人でも、MTBの基本的な乗り方がわかる講習がある。MTBを持っていなくてもレンタル用MTBがあり、Specialized Turbo Levo SLのレンタルも行っている。

他にも、スネークトレイルや忍者トレイルなど、MTBに慣れた人でも走りごたえがあるコースがあり、初心者から上級者でも楽しめるコースとなっている。

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今回は、主に浦島トレイルや忍者トレイルを中心に走行した。Specialized Turbo Levo SLに関しては、フォレストバイクだけでなく、様々な場所で乗車したことがあるため、その体験も交えて紹介しよう。

平地や上り坂に関しては、人力MTBと比較するとラクラクと走ることができる。フォレストバイクのMTBコースは上り坂もあるため、体力の消耗が少ないため、何度もコースを楽しむことが可能だ。

E-Bikeとして見ると、Turbo Levo SLに搭載されているSpecialized SL1.1最大出力240W、最大トルク35Nmと、一般的なE-MTBと比較するとパワフルではない。コーナーを曲がる場合は、車体が軽くバランスが良いため、人力MTBのように自然に曲がることが可能だ。

ちなみに、一般的なフルサスE-MTBは平地や上りは、力強いパワーとトルクで速く走れるが、コーナーリングは車種によって異なる。例えば、RAIL 9.7の場合、タイトコーナーを普通に曲がると車体が重く感じるが、敢えてアウト側にフロントタイヤを寄せて、クリッピングポイントをコーナー奥に置き、コーナー後半の走りやすさを重視するような走りかたをすると、面白いようにカーブを曲がることができる。これは、ハイパワー・ハイトルクのドライブユニットで「eMTBモード」のような可変アシストを頼って踏んで走れるため。

因みに、このような走り方は、どんなE-MTBでもできるわけではなく、可変アシストが無いE-MTBや、ヤマハ・YPJ-MT Proの可変アシスト機構「オートマチックサポートモード」では、全く違う走り方となる。

一般的なE-MTBは、車種によってスポーティに走らせる方法は異なるが、Turbo Levo SLの場合は、人力MTBの感覚でスポーティに走ることができる。E-Bikeの世界でしか体験できないパワー重視か、Turbo Levo SLのように、人力MTBのようなハンドリングを求めるのかは人によって異なる。

下りのトレイルに関しては、Turbo Levo SLが非常に有利だ。車体重量が軽く、車体バランスも良いため、人力MTBに非常に近い感覚で、自然にコーナーを曲がることができる。Turbo Levo SLの場合、意識せずブレーキングポイントを考えたり、コーナーを曲がることが多い。一方で、一般的なE-MTBの場合、カーブを曲がる際は意識的にブレーキングポイントを考えるようになる。また、Turbo Levo SLは、車体が軽いので、下りのトレイルを走行しているとき、アシストが邪魔だと感じたら切って走ることも可能だ。

下りのトレイルを走ることに関しては、Turbo Levo SLは初心者から上級者までオススメの1台だろう。自然にコーナーを曲がることができるというのは、初心者でも乗りやすいため、安心して走ることができる。

Turbo Levo SLのヒルクライム性能を試す

フォレストバイク小田原でトレイルライドを楽しんだあとは、小田原駅周辺に戻り、昼食休憩。そのあとは、一夜城ヨロイヅカファームまで行くヒルクライムコースを走ることに。

一夜城ヨロイヅカファームに行くには、途中から登場するヒルクライムを上ることとなった。普通の人力MTBなら、MTBコースを何回も走り、昼食休憩を行った後にヒルクライムは行いたくないのが実情だが、Turbo Levo SLのような軽量E-MTBなら、アシストパワーのおかげで精神的に不安が無いので、特に問題を感じないで上っていくことが可能だ。TREK RAIL 9.7のようなパワフルなE-MTBと比較すると、パワーやトルクに頼って走るのは難しいが、人力MTBの不快感を削いでくれるアシストは、ヒルクライムでも効果がある。

頻繁にE-Bikeに乗り、今ではメインの自転車がE-Bikeになると、このようなヒルクライムは、もはや当たり前で、いかに電池消耗を抑えて走るのか、いかに楽に走るのかを考えて走ることが普通になってしまうが、オフロードコースを一通り走り、昼食休憩を行った後でも、気後れすることなく、みんなで一緒に走れるのを平気で行えるのは、E-Bikeの大きな利点だろう。


そして、一夜城ヨロイヅカファームに到着しコーヒーブレイク。一夜城ヨロイヅカファームは、豊臣秀吉が一夜のうちに築城したかのように見せたという伝承で知られている「石垣山一夜城歴史公園」のすぐ近くにあり、レストラン、パティスリー、ブーランジェリー、直売所を併設している農園。小田原の街並みを見て、ケーキやパン、コーヒーを楽しんだり、近くにある農園を巡るのも良いだろう。

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一夜城ヨロイヅカファームからは、小田原に帰ることになる。ヒルクライムから一転して、下り坂がメインとなるが、このような場所は、実はTurbo Levo SLのようなフルサスE-MTBは乗りやすい。それは、前後サスペンションのおかげで振動を吸収し、太いタイヤで安定性が高く、サドル高をハンドルに装着されているスイッチ1つで可変するドロッパーポストを装備しているので、下り坂ではサドル高を低くして安全に下ることができる。

Specialized Turbo Levo SLの総評

ゴールの小田原お堀端 万葉の湯で露天風呂に浸りつつ、Specialized Turbo Levo SLのサイクリングツアーで乗っていて考えた事をまとめてみた。

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小田原お堀端 万葉の湯 https://www.manyo.co.jp/odawara/

レンジエクステンダーは必要か?

Specialized Turbo Levo SLを購入するとき、気になるオプションパーツの1つといえば補助バッテリーの「SL RANGE EXTENDER BATTERY FOR SL SYSTEM」だ。バッテリー容量は160Whで、充電時間は2時間35分。内蔵バッテリーと組み合わせると、バッテリー容量は480Whとなる。

公式では、内蔵バッテリーのみでECOモードで乗った場合、おおよそ3.5時間のライドが可能で、レンジエクステンダーのバッテリーを使用すると、最大で1.5時間のライドを延長することができる。

なぜ、Turbo Levo SLの航続距離が明確に出していないのかと言うと、MTBが走行するトレイルは、公道よりも路面抵抗が大きく、アップダウンが多いため、具体的な航続距離を出すのが難しいため。これはSpecializedだけでなく他社でも同じ傾向にある。

因みに、今回のメディア向けサイクリングツアーの場合、バッテリーの総消費量は236Wh。Specialized Turbo Levo SLの内蔵バッテリー容量が320Whなので、半分以下消費しているが、電池切れにはならなかった。

Turbo Levo SLでサイクリングを行うのなら、レンジエクステンダーは欲しい。Specialized Turbo SLシリーズの内蔵バッテリー容量は320Whと、一般的なE-Bikeと比較してやや少ない。ただ、世界的に軽量E-Bikeに搭載されているバッテリーの容量は200Whクラスなので、軽量E-Bikeのバッテリー容量としては多い種類に入る。

バッテリー容量は多ければ多いほど、航続距離が増え、パワフルなアシストモードを多用できる時間が長くなる。例えば、今回のツアーの場合、レンジエクステンダーを使えば、午前中はアシストを抑えめに走行し、午後は疲れたのでパワフルなアシストを多用することができる。

因みに、2021年11月1日から12月31日までSpecialized Turbo Levo SLカーボンモデルを購入すると、先着30名に5万6980円分のレンジエクステンダーと専用ケーブルをプレゼントするキャンペーンを行っている。

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Specialized Turbo Levo SLは、サイクリングからトレイルライドまで多様な遊びを行うことできるか

Specialized Turbo Levo SLは、E-Bikeとしては軽量な車体に、パワーとトルクが少ない軽量モーターを搭載していること。E-Bikeの醍醐味と言えば、モーターの力を使ったパワフルな走りだが、パワーとトルクが少ないSpecialized Turbo Levo SLは、サイクリングからトレイルライドまで多様な遊びを行うのは難しいのではないかと最初は思った。

今回のガイドツアーで実際にTurbo Levo SLに乗って一通り走行したが、パワーとトルクが少ない軽量モーターでもE-Bikeなので楽しく走ることができた。もし、これが人力MTBならトレイルライドだけで終わるだろう。

E-MTBの大きな利点は、体力を気にせず、散策からトレイルライド、ヒルクライムを沢山行うことができ、充実した日々を楽しむことができるところだ。E-Bikeなら、坂道があっても何も考えず走るため、パワードスーツを着てサイクリングを楽しむ世界を体験できる。

SpecializedはTurbo Levo SLの試乗レンタルを1日から3日まで有料で行うことができるサービスを実施している。Turbo Levo SLに興味があるのなら、一度体験してみるのも良いだろう。

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Specialized Turbo Levo SL EXPERT CARBONのスペック

 

  • フレーム:FACT 11m full carbon, 29 Trail Geometry, Integrated down tube battery, enclosed internal cable, dropper post routing, 148mm spacing, fully sealed cartridge bearings, 150mm of travel
  • リアショック:Fox Float DPX2 Performance Elite, 3- position adjustment, 52.5x210mm, Rx Trail Tune
  • フロントフォーク:Fox Float 36, Performance Elite, Grip2 damper, 150mm, 51mm rake, HSC, LSC, HSR, LSR, Kabolt axle
  • 重量:-
  • ブレーキ: SRAM Code RS, 4-piston caliper, hydraulic disc, 200mm
  • ギア(前):Praxis+SRAM X-SYNC Eagle 30T
  • ギア(後):Sram XG-1275, 12-speed, 10-52t
  • フロントホイール:Roval, sealed cartridge bearings, 15x110mm spacing, 28h+Roval Traverse 29 Alloy, 30mm inner width, hand-built, 2Bliss Ready
  • リアホイール:Roval DT Swiss 360, 3-pawl design, SRAM XD driver body, 12mm thru-axle, 148mm spacing, 28h +Roval Traverse 29 Alloy, 30mm inner width, hand-built, 2Bliss Ready
  • タイヤ:Butcher, GRID TRAIL casing, GRIPTON® compound, 29×2.3″/Eliminator, GRID TRAIL casing, GRIPTON® compound, 2Bliss Ready, 29×2.3″
  • ドライブユニット:Specialized SL1.1(最大出力240W、最大トルク35Nm)
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:内蔵式 320Wh
  • 充電時間:約2.5時間
  • アシストモード:3段階※Mission Controlアプリでアシスト力を変更可能
  • 航続距離:-

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イギリスの折りたたみ自転車「ブロンプトン」から新モデル「P Line」登場 フロントフォーク、リアフレーム等にチタンを採用した軽量モデル

ミズタニ自転車は11月19日、ブロンプトンの新モデル「P Line」を発表した。

P Lineはフロントフォーク、リアフレーム等にチタンを採用した軽量モデル。昨年までのスーパーライトモデルが更に進化し、車体重量は9.65キログラムからとより軽量化されているのが特徴だ。

リアフレームは新型のチタン製で、変速機は新型の外装4段変速仕様。パーツも、ホイール、チェーン、サドル、ペンタクリップ、グリップ、泥除け、サスペンションブロックはスーパーライト仕様で、
ヒンジクランプレバー、シートクランプ、リアフレームクリップセットは新型のアルミ製となっている。

カラーは、ミッドナイトブラックかストームグレーでグロスメタリックペイント。発売は2022年4月から5月を予定。価格は、後日発表予定。

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スマホを使い、兵庫・但馬の山陰海岸ジオパークをサイクルツーリズムで巡る「コウノトリチャレンジin但馬」誕生

DIIIGは11月11日、同社が提供するミッションアプリ「DIIIG」で、2021年10月21日に、新ワールド「コウノトリチャレンジin但馬」がスタートしたと発表。2010年10月「世界ジオパーク」に認定され、但馬地域の大きな観光資源となった「山陰海岸ジオパーク」を巡るサイクリングコースを提供する。アプリ「DIIIG」のGPSチェックインでミッションをクリアするとポイントがたまり、ご当地グルメなどの報酬を交換できる。

兵庫・但馬地域では、2011年より「山陰海岸ジオパーク」を但馬地域の観光資源として全国にPRするための活動として、タイムを競うレースではなく地域住民との交流と観光振興を目的とした1DAYサイクリングイベント「コウノトリチャレンジライド」を開催している。このイベントでは、毎年850人から900人のサイクリストが1日に集まるが、2020年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、1DAYイベントは中止になった。

今回、密を避けながら、コウノトリチャレンジライドのコースを楽しめる新たなイベントとして「コウノトリチャレンジサイクリング」が誕生。さらに、ユーザーが自身のスマホを使って好きな時に参加できるモバイルスタンプラリー型のイベントに進化した「コウノトリチャレンジin但馬」が2021年10月からスタートし、アプリ「DIIIG」が採用された。

コウノトリチャレンジライドin但馬 実行委員長 田岡 聖司氏は「兵庫県の但馬地方は、青い海、緑の高原、温泉の癒し、最高のグルメなど、都会の喧騒からはなれ自然に恵まれた豊かな地域です。「コウノトリチャレンジライド」は、これまで1日のイベントとして開催して来た大会ですが、コロナ禍で開催ができない状況が続きました。「今年は大会をやらないのですか?楽しみにしています!」と多くのお声を頂く中で、アプリ「DIIIG」と出会い、魅力あふれるコウノトリチャレンジライドのコースをアプリでいつでも楽しめるように考えました。魅力あふれる但馬の土地をDIIIGのアプリと一緒に巡っていただきたいです」とコメントしている。

コースは4種類あり、その中でも注目なのが、コウノトリチャレンジライドロングコース120キロ。毎年開催されているコウノトリチャレンジライドのロングコース120キロで、山、海、高原、平地などたっぷり楽しみながら、獲得標高は約1500mと少しハードな中・上級者コース。参加すると、参加賞として城崎温泉で使える商品券1000円分や記念タオル、Tシャツ、ファンライド参加クーポンがもらえる。参加費は3000円(税込、以下同)。別途DIIIG利用料10%が必要。

他にも、豊岡をぐるり1周する「トヨイチ」コースや、神鍋高原ヒルクライムコース、城崎出石平坦コースを用意。料金は500円で、別途DIIIG利用料10%が必要。また、コウノトリチャレンジサイクリングロングコース120キロに参加した人には、参加賞のクーポンコードを利用すれば無料でファンライドコースに参加が可能。

各コースのミッションをクリアすると豪華賞品が当たる抽選に参加可能。
また、各スポットでミッションをクリアすると獲得できるポイントで交換できる報酬も追加予定。

開催期間は1回目が2021年10月24日から12月31日まで。2回目が2022年1月1日から3月31日まで。3回目が2022年4月1日から5月31日まで。

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135万円の究極の折りたたみE-Bike「Forestal ARYON」とは?

アンドラのE-Bikeブランド「Forestal」は、軽量でハイパワー、ハイトルクのモーターを搭載したフルサスE-MTB「Siryon」を発表し、世界で一躍有名となったE-Bikeブランドだ。

Forestal製E-Bikeと言えば、Siryon、Cyon、HydraなどのフルサスペンションタイプのE-MTBが有名だが、20インチのミニベロタイプのE-Bike「Aryon SC」、折りたたみタイプのE-Bike「Aryon」もラインナップに用意している。今回は折りたたみタイプのForestal Aryonを紹介する。


ラグジュアリーとパフォーマンスの融合。初のクロスオーバーバイクにして、アーバンモビリティの精鋭たち。

Forestal Aryonのフレームは、カーボンモノコック「Alpha Box」を採用した。フレームは工具を使わず、ボタンをクリックするだけで簡単に折りたためるようになっている。

 

また、Aryonは、チューニングされたリアサスペンション「Rockshox SidLuxe Select+ Trunnion 145x35mm」を搭載し、優れたダンピングとペダリング効率を実現。フラッグシップのマウンテンバイクの性能を、20インチの折りたたみ式アーバンバイクで体験できると謳っている。

Forestalカスタムフェンダーを内蔵した倒立フォーク「DNM USD-6 80mm」は、ライディング体験を向上させると同時に、美しい外観を実現した。

進化したライディング体験と、新たな快適性の追求

Forestal Aryonには採用されている駆動方式はベルトドライブ。潤滑油を使用していないので、油で衣服を汚すこともなく、安全なだけでなく、従来のチェーンに比べて2倍の寿命がある。スムーズで静かな、メンテナンスフリーを売りにしている。

シートポストはワイヤレスドロッパーポスト。ハンドルバーにあるリモートコントロールを作動させることで、サドルの高さを下げることができ、街中で遭遇する自転車の乗り降りや信号での停止時も安心だ。

ブレーキは、油圧式4ピストンディスクブレーキでブレーキライト内蔵式。ライトはSupernova M99 Mini PRO25(ヘッドライト)/M99 PRO Tail light(テールライト)。変速機はシマノ・アルフィーネ 内装8段変速。

Forestal Aryonに搭載されているドライブユニットは「EonDrive」。スペックは、公称出力250ワットで最大出力800ワット、60rpmでの最適なパフォーマンス。最大トルク出力は60Nmとなっている。

EonDriveの主要部品にはチタン、モーターカバーにマグネシウムなどの先進的な素材を使用。IP67認証を取得し、高いレベルの耐水性と防塵性を備えている。ユニットはフレームと完全に統合されているため、整備も簡単とのこと。

搭載されているAuroraバッテリーは、完全に統合された取り外しのできないバッテリー。容量は360Whで、1時間24分でフル充電を行う。

トップチューブには、「Forestal Smart Dashboard」を搭載。高精細3.2インチのトランスフレクティブタッチスクリーンには、Wi-Fi、Bluetooth、ANT+、GPS、4Gに完全対応し、加速度計、ジャイロスコープ、地磁気計、環境光センサー、パワーメーターなどを搭載。

Smart Dashboardではバッテリーの状態やモーターモードなどの重要な基本情報から、地図やジオロケーション機能を備えた完全なナビゲーションシステムや、ライディングに関するすべてのデータを記録、表示、共有などが可能。ForestalのE-Bikeには、Forstalアプリを介してユーザーのスマートフォンと常時接続し、データ分析やサードパーティ製アプリケーションとの同期が可能となっている。

ForestalのEonDriveとAuroraの開発は、ForestalとBAFANGの技術パートナーシップで行われている。

Forestal Aryonの販売価格は1万399ユーロ(日本円で約135万円)。日本市場での発売は不明だ。

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国内最大級の⼀般無料開放マウンテンバイクパーク「南アルプス立沼マウンテンバイクパーク」が2021年11月22日オープン

⼀般社団法人南アルプス山守人は、国内最大級の一般無料開放マウンテンバイクパーク「南アルプス立沼マウンテンバイクパーク」のプレオープニングイベントを2021年11月21日に開催すると発表した。

南アルプス山守人は、日本におけるMTBの普及を目的に2012年から活動をしている団体。当団体はMTBの普及を妨げている最大の要因の一つとして、日本における山道やMTBを取り巻く制度面の不完全さであると考えており、その背景には、日本の森林や山道がレジャーやスポーツの場として捉えられていなかったことが一つとして挙げている。これにより、レジャーやスポーツ利用をする際の明確なルールが不在で、利用しようとするとその都度一つ一つ許認可を獲得していく必要があるのが現状とのことだ。

その許認可を取得するにあたり、MTBの活動は地域コミュニティと切っても切り離せないものとなっている。南アルプス山守人「これまで地域の方々が関わりを持たれてきた森林・山道を使用させてもらっているという感謝の意識と実際の行動が必須であり、その実績により、結果的に地域社会や行政が動き、正式にマウンテンバイク推進の動きが起きます。」と語っている。

南アルプス山守人は、地域の夜祭りの手伝いや清掃活動、耕作放棄地を活用したワインづくり、高齢者コミュニティ支援など様々な形で地域との交流、信頼関係構築を続けることで、2019年には山梨県の自転車活用推進計画にMTBが組み入れられるとともに、山梨県有林で初のMTB走行許可を得た。2021年5月には国土交通省の自転車活用推進計画にMTB推進について記載され、6月には観光庁の「令和3年度アドベンチャーツーリズム等の新たなインバウンド層の誘致のための地域の魅力再発見事業」の実証事業者として採択。8月には地元南アルプス市長と山梨県知事がMTBを活用した観光推進の方針について正式合意するなど、本法人の活動が地域社会や行政に認められつつある。

MTBの普及を妨げているもう一つの要因は、日本のMTBマーケットにはピラミッドの最下層を構成する初心者ファミリー層の存在が欠落していることであると当団体は考えている。誰もが気軽にMTBを楽しめる環境があってこそ、MTBが県民スポーツ、国民スポーツとなり、結果として社会的に受け入れられた状態となり制度化が実現すると語っている。

今回オープンする立沼MTBパークは、地域や行政に認められた、初心者やファミリー層など誰もが気兼ねなく楽しめるトレイルとして、上記二つの課題を解決する場所。日本国内の先進事例となる取組みであり、今後の日本のMTBの普及に大きく貢献するものと考えている。

本法人は、山梨県レベルでの制度化を実現し、その事例を全国横展開できるよう、初心者やファミリーなどのライトなマウンテンバイカーを増やし、山林や中山間地の魅力を多くの方々に知っていただくための様々な活動を展開し、最終的には、世界からのマウンテンバイカーの受け皿にもなる世界有数の巨大なトレイル網を築くことを目指す。

立沼MTBパーク 概要

◆名称:南アルプス立沼マウンテンバイクパーク
◆所在地:山梨県南アルプス市
◆利用可能日:常時開放
◆利用可能人数:同時利用最大50名程度
◆利用対象者:初心者・ファミリーから中級者
◆特徴

『無料・⼀般開放MTBトレイルでは国内最⼤級規模 』
・合計8本・総延⻑約3kmの長さ、面積は約7ha
『パブリックトレイルとしての管理体制を整備』
・管理⼈を置かず看板でルールを⾒える化 &看板に従って利⽤者登録
『維持管理財源確保の試⾏実施』
・トレイル維持管理財源を確保する国内初の試みとして利⽤者が⾃ら⾦額を決めて課⾦する任意課⾦制を導⼊
『利⽤者もこれから のMTBパークを構築していく仲間』
・オンライン掲⽰板を設置し毎⽉のトレイル整備Day情報などを共有
・利⽤者も⼀緒になってMTBパークのメンテナンスを実施
・南アルプスマウンテンバイク愛好会への⼊会促進

⾃分たちの遊ぶ環境は⾃分たちで維持するという持続可能な仕組みでの運営を⽬指します。 本パークは、通常であれば造成に1,000万円ほどの費⽤を要しますが、本法⼈が運営する「南アルプスマウンテンバイク 愛好会」の会員みんなの⼒で造成し、完成させたものです。

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西日本新聞meとシェアサイクルのチャリチャリがコラボ アプリ利用者全員にシェアサイクル無料チケット2枚をプレゼント

西日本新聞社とneuetは11月10日、neuetが運営するチャリチャリと西日本新聞meアプリとのコラボレーションを発表。アプリ利用者全員にチャリチャリ90円分無料ライドチケット2枚をプレゼントするキャンペーンを開始した。

「チャリチャリ」は、スマートフォンアプリで専用の赤い自転車の鍵をあけ、簡単に利用できるシェアサイクルサービス。ベーシックは1分6円、電動アシスト自転車は1分15円で利用でき、いつでもどこでも、乗りたいときにすぐ利用できる体験の提供を目指している。

西日本新聞meは、「福岡のミカタ 西日本新聞me」をキャッチフレーズに、福岡を中心に張り巡らされた取材網、300名を超える新聞記者による地元目線のニュース・生活情報を届けるアプリ。

チケットの入手方法は、西日本新聞meアプリをダウンロードし、マイページ部分からキャンペーンページへ移動。キャンペーンページ内のコードを入手し、チャリチャリアプリの「コードを入力」部分で入力することでチケットが入手できる。利用するにはチャリチャリアプリと西日本新聞meアプリのダウンロードが必要

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サイクリスト向け宿泊施設「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」南伊豆町子浦にオープン

静岡県南伊豆町子浦にあるサイクリスト向け宿泊施設「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」(ジュウザ サイクルヤド ミナミイズ)が、11月12日に正式オープンした。

JU-ZA CYCLE YADO Minamiizuは、自転車を安全に保管しながら宿泊をしたいサイクリストと、過疎化が進む南伊豆町両者の問題解決を図るべく、築56年の元民宿を伊豆サイクリングの新拠点として再生した宿泊施設。

「分散型ホテル」というコンセプトで、町内の温泉施設や店舗の利用推奨、地場産の食材を用いた朝食スープ企画など、地域還元を盛り込んだ新しい宿のあり方を提案する。また、サイクルピットやシャワーブースなど、サイクリストに特化した設備を備えつつ、既存躯体を活かし、新旧が融合する空間設計を目指した。

サイクリスト以外の観光者のショートステイや、ワーケーション施設としての利用も可能で、貸切イベントなどの相談も可能とのことだ。

住所は、〒415-0532 静岡県賀茂郡南伊豆町子浦1669。客室数は和室4室(1~3名定員)ドミトリー(8ベッド)/木造2階建て。スタンダードプランは朝食付き(地場産食材使用)となる。

館内設備は、1階には、サイクルラウンジ、サイクルピット、洗車場、ラウンジ、軽食販売、シャワーブース、トイレ、コインランドリー、自動販売機を用意。2階は客室。Wi-Fi完備、全室禁煙。

料金は1泊4950円(ドミトリー)から7700円(和室)。すべての宿泊プランに朝食つきとなる。アクセスは、伊豆急下田駅から東海バス「子浦」下車(約60分)。バス停から徒歩7分。専用駐車場は1台(事前予約制)。

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DAHON K3累計販売台数1万台突破を記念し「K3サンキューキャンペーン」実施

アキボウは11月12日、DAHON人気モデル「K3」の累計販売台数が1万台を突破したことを記念し、K3にカスタム装着が可能なアイテムを期間限定でお買い得に購入できるキャンペーン「K3サンキューキャンペーン」を実施すると発表した。

K3サンキューキャンペーンでは、14インチカーボンホイール14前後セットとRear rack 14”ブラックの価格が割安になるキャンペーン。カーボンホイールは、14インチ専用のカーボンクリンチャーホイールで、Sapim製の強固なスポークを採用し、より軽快な走りを実現。価格は12万4300円(税込、以下同)から1万円引きとなる。

Rear rack 14”ブラックは様々なアクセサリーを装着できるリアキャリア。価格は7590円から1000円引きとなる。

「K3サンキューキャンペーン」の実施期間は、2021年11月20日から2022年1月16日まで。また、キャンペーン期間中にいずれかの対象アクセサリーをご購入し、SNSアカウントにカスタム車体を投稿した人を対象に、数量限定でDAHONオリジナルのアルコールスプレーをプレゼントする。

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2021年度版 10万円以下の安い電動アシスト自転車3選 大手ブランドで購入できる電動アシスト自転車を紹介

今や生活必需品のモデルからスポーツタイプまで多種多様なモデルがある電動アシスト自転車。電動アシスト自転車の売れ筋は10万円以上で、コロナ禍による自転車需要により、電動アシスト自転車も値上げ傾向となっているが、10万円以下の電動アシスト自転車も存在する。ここでは10万円以下で購入できる大手ブランドの電動アシスト自転車を紹介しよう。

10万円以下の電動アシスト自転車を購入するのなら、大手ブランドから検討すべき理由

10万円以下で購入できる電動アシスト自転車には無名ブランドから、ブリヂストン、パナソニックといった大手ブランドまで多種多様な電動アシスト自転車が用意されている。無名ブランドのほうが若干安い価格で売られているが、購入するのなら、大手ブランドの電動アシスト自転車を購入するのが良いだろう。

電動アシスト自転車は、交換用バッテリーや故障時の修理などで、自動車やオートバイのようにメーカーや販売店のサポートを受ける領域が多い。長年の実績がある大手電動アシスト自転車ブランドは、様々な自転車店で修理を受けることができるが、無名ブランドの電動アシスト自転車の場合、実店舗での販売が少なく、万が一故障した場合のサポートを受けることが難しい場合もある。

ラオックスサイクルの電動アシスト自転車「Taskal」のように、10年も経たずにメンテナンス業務を含み完全撤退を行い、修理ができなくなった電動アシスト自転車ブランドもある。

(関連記事)その電動アシスト自転車はサポートしてくれるか「電動アシスト自転車サポート問題」

仮に、貧弱でいつ撤退するかわからないサポート面で不安に怯えるのを承知で、無名ブランド品の電動アシスト自転車を比較対象にいれようとしても問題になるのが、大手ブランドのほうがお買い得なこと。無名ブランド品と有名ブランド品では、2万円から3万円ほどの価格差がある。しかし、有名ブランド品では、3年間盗難補償が最初からついている。安価な電動アシスト自転車を買うのなら、有名ブランド品の電動アシスト自転車が良いだろう。

大手ブランドから見る10万円以下の電動アシスト自転車

ブリヂストンサイクル アシスタU STD


アシスタU STDはアシスタシリーズの中でも一番安い電動アシスト自転車。ハンドルを半固定でき、
駐輪や荷物を載せ降ろしする時に便利な「くるピタ」、車体同色のリアキャリア、ワイヤーバスケットを装備し、買い物などで必要十分の機能を搭載している。

10万円以下の電動アシスト自転車の中では、買い物や街乗りで必要な機能が装備されており、実用的な使い方をする人にオススメ。アルミフレームに内装3段変速を採用した車体は、6.2Ahバッテリーを採用することで、航続距離は21キロから36キロを実現。充電時間は2時間。タイヤサイズは26×1-3/8と24×1-3/8 の2種類で、乗車可能身長は139センチメートル(24×1-3/8)から。重量は25.2キログラム。BAAと3年間盗難補償付きでオープン価格。


Cymaでブリヂストンサイクル アシスタU STDを見る

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パナソニック SW

SWは、パナソニックで一番安い電動アシスト自転車。電源オン・オフだけのシンプルな電源スイッチに、電池残量は3段階のLEDにシングルギアと、他の大手ブランドの電動アシスト自転車よりもシンプルなのが特徴。小径車輪と太めのタイヤを装備することで、シンプルながら洒落たスタイリングを実現した。子供載せ用品やリング錠、前カゴ等をオプションで用意しており、好みに合わせた仕様にすることも可能だ。

10万円以下の電動アシスト自転車の中では、シンプルなデザインでチョイノリ的な使い方をする人にオススメ。アルミフレームにシングルギアを採用した車体は、8Ahバッテリーを採用することで、航続距離は36キロを実現。充電時間は2時間。タイヤサイズは前20×1.75インチ、後20×2.125インチで乗車可能身長は147センチメートルから。重量は21.6キログラム。BAAと3年間盗難補償付きで価格は8万3380円。

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パナソニック ビビ・SX


ビビ・SXは、パナソニックのファミリーサイクルタイプの電動アシスト自転車「ビビ」シリーズのエントリーモデル。照射範囲が広いLEDライトやリアキャリア、簡単にサドルが抜き取られないサドルガードマン、ハンドル部を固定し、駐輪時の転倒を防止する「くるピタ」等、10万円以下の電動アシスト自転車では豊富な装備を採用している。

10万円以下の電動アシスト自転車の中では、豊富な装備と航続距離が長いのが大きな売りだ。スチールフレームに内装3段変速を採用した車体は、8Ahバッテリーを採用することで、航続距離は31キロから50キロを実現。充電時間は4.5時間。タイヤサイズは26×1-3/8と24×1-3/8 の2種類で、乗車可能身長は138センチメートル(24×1-3/8)から。重量は25.5キログラム(24インチ)。BAAと3年間盗難補償付きで価格は9万8000円。

Cymaでパナソニック ビビ・SXを見る

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ecobike「蔵王温泉シェアサイクル」の実証実験開始

ecobikeは11月6日、山形県の蔵王温泉でシェアサイクルの実証実験を開始したと発表した。実証実験では、クロスバイク型回生電動アシスト自転車と、ミニベロタイプの電動アシスト自転車を導入し、温泉地や観光地での短距離移動を、シェアサイクルで景色とともに楽しむことが出来るのを売りにしている。

本実証実験は、スキーレンタル施設のジュピア、つるやホテル、蔵王中央ロープウェイ下駅、蔵王ロープウェイ山麓駅にサイクルポートを設営。実証実験期間中は、無料でシェアサイクルを利用することが出来る。

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