デイリーアーカイブ Nov 8, 2025
YADEAからママチャリスタイルの特定小型原付「S-01T」、ハセガワモビリティが発売開始
ハセガワモビリティ株式会社(本社:東京)は、クラシカルかつ清潔感あふれるデザインを特徴とする特定小型原動機付自転車「S‑01T」を、5月12日(月)より全国のYADEA直営店舗やECサイト、家電量販店などで発売する。価格は220,000円(税込)で、通勤・通学から街乗りまで幅広いシーンでの利用を想定している。
新モデル「S‑01T」は、NTTドコモのシェアサイクル「ドコモ・バイクシェア」のベース車両にも採用されている実績を持つ。アルミニウム合金製フレームを用い、白を基調としたボディが清潔感を演出。350Wのブラシレスモーターを搭載し、最高速度20km/hで安定した巡航を実現するとともに、7時間の充電で約70kmの航続距離を確保。12度の登坂能力を備え、日常的な使用でもストレスなく走行できる設計だ。
主なスペック
バッテリー:48V・14Ah
モーター出力:定格350W
最高速度:20km/h(車道モードのみ)
航続距離:最大約70km
防水性能:IPX5
ブレーキ:前後ドラム式
タイヤ:20インチ
本体重量:約28.6kg
サイズ:1,550(長さ)×590(幅)×1,050(高さ)mm
適正荷重:75kg
認証:PSEおよび性能等確認試験済み
販売網と今後の展開発売当初は表参道ショールームをはじめとするYADEA直営店舗、オンラインショップ、家電量販店での取り扱いを予定。詳細情報や追加の販売店情報は、同社公式ウェブサイト(https://yadea.jp/)で随時更新される。
懐かしのBMXスタイルに最新技術を融合 FUJI「MX-E」正式発表、予約開始
1980年代に米国を中心に一世を風靡したBMXカルチャー。その熱狂を彷彿とさせるデザインと、現代の都市生活に適応した電動アシスト機能を融合させた新型E-Bike「MX-E」が、自転車ブランド「FUJI」より正式に発表された。4月25日より予約受付が開始されており、発売は2025年7月後半を予定している。
MX-Eは、FUJIがかつて展開していた名車「MX-500」に強くインスパイアされた1台。往年のファンには懐かしく、初めてBMXに触れる若者には新鮮に映るそのデザインは、クロモリ製の細身フレームやループテール、ダイキャスト製のフロントフォークエンドなど、80年代を象徴するディテールが随所に散りばめられている。
一方で、単なる復刻にとどまらず、ANANDA社製のリアインホイールモータータイプの電動アシストユニットを採用し、3段階のアシストモードが選択可能。変速機構は内外装変速を省いたシングルスピード構造とし、メカトラブルを極力抑える設計になっている。
実用性の面でも抜かりはなく、最大積載27kgの専用リアキャリア(クラス27)は標準装備で、日常使いにも十分対応。一般的なリング錠の取り付けに対応した台座も備えており、防犯面での配慮もなされている。リアエンドは、キャリアと両立スタンドの併用が可能な特別設計。前方にはバスケット用のアイレットが用意され、通勤や買い物など多様なシーンに応える仕様だ。
さらに、バッテリー交換を容易にするため、シートポストにはワンタッチで折りたためるギミックを搭載。サドルは市販の標準レール規格に準拠しており、好みに応じたカスタマイズも楽しめる。また、センタースタンドも標準装備され、街乗りでの取り回しにも配慮された構造となっている。
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京都のハンドメイド自転車ブランド「EBS」 SmachariシステムのEバイク(電動アシスト自転車)が登場か
ホンダの社内新規事業プログラム「IGNITION」から誕生したSmaChariは、さまざまな自転車を法的に適合する形で電動アシスト化できるうえ、クラウドと接続するコネクテッド機能を備えたEバイクプラットフォームとして注目を集めている。
Smachariシステムはドライブユニットやバッテリー、通信モジュールからなる電動アシストユニットと、スマートフォンアプリやクラウド基盤を中心としたソフトウェアの二つのパートによって構成されており、既存の自転車にあとから追加するだけで電動化できるという柔軟性が大きな特徴となっている。
サイクルモードTOKYO2025では、様々なSmachariシステム搭載車が展示されていたが、その中にはハンドメイドビルダーが制作した車両も展示されていた。
EBS LEAF451は京都の自社工房で1台ずつハンドメイドをされている自転車ブランド「EBS」の中でも、日常生活からサイクリングまで楽しめるミニベロ。ホイールは、リム径がWO 20"(ETRTO 451)で、従来の406サイズより外周が大きいため、巡航速度が稼ぎやすく直進安定性にも優れている。
また、トップチューブを大きく湾曲させ、スタンドオーバーハイトを約44cm(Mサイズ)まで下げることで、スカートやワイドパンツでも跨ぎやすいフレームを実現。通勤や買い物など、乗り降りの回数が多い用途で重宝する車体は、趣があるスタイルを実現。フレームとフォークには、KAISEI 022のダブルバテッドパイプを採用している。
京都のハンドメイドフレーム工房 E.B.S(Engineered Bike Service)、バッグブランドのRawLow Mountain Worksが共同で立ち上げた〈GROWN〉ブランド。同ブランドのミニベロ(小径車)が「GROWN EVERY」。
GROWN EVERY のフレーム形状は、乗り降りがスムーズなスタッガードデザインを採用。コストを抑えて1サイズを採用しつつ低床設計となっており、スカートやワイドパンツでも手間なく跨ぎやすい点が特徴。フレーム素材は4130フルクロモリを採用し細身のパイプが生むシルエットを実現している。ホイールには、ETRTO 406の20インチ × 1.5 タイヤを装着。EBS Leafよりも低価格で直線的なフレームワークを採用することで差別化を実現している。
ハンドメイド系の中小ブランドとSmachariシステムの相性は高いだろう。通常の自転車の設計でボトムブラケット部にパワーユニットを装着して、ボトルケージにバッテリーを装着できる。法規適合も対応しているので、小規模ブランドでも電動アシスト自転車に参入できる可能性が広がるだろう。
EBS KYOTO – 京都のハンドメイド自転車工房E.B.Sの専門店 | 鴨川二条 | Directed by E.B.S
Grown by E.B.S

