デイリーアーカイブ Nov 8, 2025
NESTO、AI学習機能を備えた充電不要のオート変速システム搭載クロスバイク「AUTOMATE」を11月発売
総合自転車メーカーのホダカ株式会社は、スポーツバイクブランド「NESTO」より、SHIMANO製の最新Di2変速システム「Q’AUTO(クオート)」を初採用したクロスバイク「AUTOMATE(オートメイト)」を2025年11月に発売すると発表した。
「Q’AUTO」は、ライダーのペダリングや走行状況を自動で学習し、最適なギアチェンジを行う世界初のバッテリーレス・AIオートマチックシフト。リアハブ内に搭載されたリチウムイオンキャパシタと内蔵センサーが発電・蓄電を行い、充電を必要とせずに長時間のライドで電池切れを気にせず楽しめる点が最大の特長だ。
従来のオートマチック変速との違いはリアハブに装着された超小型ダイナモを使用する自己給電し、サイクル寿命が長いキャパシタを使用することで、高寿命と幅広い車両に対応できたことだろう。
AUTOMATEはこの革新的システムとともに、フレーム内部にブレーキワイヤーをルーティングし、徹底的にシンプルな外観を追求。Di2システム搭載車としては類を見ないミニマルなデザインを実現した。車体サイズは460mm(適応身長155〜165cm)、490mm(165〜175cm)、520mm(175〜185cm)の3サイズを展開し、520mmモデルは付属品を除いた状態で10.75kgと軽量に仕上がっている。
希望小売価格は198,000円(税込)、NESTOプレミアムディーラー専売モデルとして順次予約受付を開始。発売に合わせて、Di2ワイヤレススイッチを用いAI学習をスピーディに完了させる「シフトスイッチ貸出サービス」(通常有料)が、限定数量で無料キャンペーンとして提供される。サービス利用により20〜30分のライドでAIが走行特性を学習し、スイッチを取り外した究極にシンプルな“ノースイッチ”仕様での走行を楽しめるようになる。
ホダカ株式会社
椿本チエイン 免許不要で運転できる「特定小型原動機付自転車」 小型モビリティ「Full電動Cargo(仮称)」を開発を発表
チェーンメーカー大手の株式会社椿本チエインは6月4日、新たな小型モビリティ商品として“特定小型原動機付自転車”の開発を発表した。開発中のコンセプトモデルは「Full電動Cargo(仮称)」と名付けられ、免許不要かつ誰もが気軽に乗れる電動カーゴバイクとして企画されている。試作車は6月11日・12日に新宿住友ビル三角広場で開催される「BICYCLE‐E・MOBILITY CITY EXPO 2025」に出展される予定だ。
「特定小型原動機付自転車」とは、国土交通省が2023年7月に新設した車両区分で、電動機の定格出力が0.6kW以下、長さ1.9m・幅0.6m以下、最高速度20km/h以下と定められた小型モビリティ。免許不要かつナンバー登録も不要で、電動キックボードなどが該当している。椿本チエインはこの枠組みを活用し、「Full電動Cargo(仮称)」では荷物を運びやすいカーゴスペースを備えた3輪仕様を採用。オプションとしてキャノピー(屋根)や荷台カバーなどをラインアップし、日常使いから商業用途まで幅広く対応できる設計とした。
椿本チエインは1917年創業の伝統をもち、産業用チェーンや自動車用エンジン部品など多岐にわたる製造技術を持つ。グループ長期ビジョン「VISION 2030」では、「人にやさしい社会の実現」「安心・安全な生活基盤の構築」「地球にやさしい社会の創造」を掲げ、ニューモビリティ分野への参入を目指してきた。今回の「Full電動Cargo」は、同社が開発中の電動アシスト3輪自転車「LA SI QUE®」に続く第二弾の商品となる。
同社はプレスリリースで「これまで培ってきた製品開発力や量産技術を生かし、他社にはない安心・安全性とパーソナライズ性を両立した新しいモビリティを提供したい」とコメント。2027年度中の販売開始を目指し、展示会や顧客からの意見をもとに改良を重ねる意向を示した。
「BICYCLE‐E・MOBILITY CITY EXPO 2025」は、サイクル・電動モビリティの普及を図るイベントで、国内外のメーカーや地域自治体が最新モデルやまちづくり事例を紹介する。今回出展される「Full電動Cargo(仮称)」は、都市部での小規模配送や高齢者の移動支援、あるいは観光施設やショッピングモール内での運搬ニーズなど、多様な用途を想定して開発が進められている。来場者からの反応を踏まえ、今後の量産仕様を検討するとしている。
なお「Full電動Cargo(仮称)」は、電動機出力0.6kW以下、車体サイズ(長さ1.9m・幅0.6m)以内、最高速度20km/h以下という国土交通省基準を満たすため、軽量フレームや省電力設計を採用。バッテリーは家庭用コンセントで充電可能で、フル充電からの走行距離は未定ながら、日常的な短距離移動や荷物運搬に十分対応できる水準を目指している。
同社は今後、試作車を用いた社内外のユーザーテストを重ね、顧客の要望を反映したうえで量産体制を整備する計画。2027年度以降の販売に向け、部品調達・製造ラインの構築や販売店との連携強化を進める。なお詳細な仕様や価格、バリエーションなどは展示会後に順次公開される見通しだ。
電動アシスト3輪自転車 LA SI QUE (らしく) | 新規ビジネス | つばきグループ
電動アシスト自転車「BASE one」、フレーム破断事故受け販売・使用停止に──CYCOO JAPANが安全対策を発表
株式会社CYCOO JAPAN(東京都台東区)は2025年5月27日、自社が販売する電動アシスト自転車「BASE one(型番TDE-602L)」において、フレームの破断事故が発生したことを受け、同製品の販売停止および使用停止を決定したと発表した。同社は利用者に対し「直ちに使用を中止するよう」強く呼びかけている。
発表によると、「BASE one」使用中にフレームが破断するという深刻な事故が確認された。これを重く見た同社は、お客様の安全を最優先とする方針のもと、直ちに販売を停止。あわせて、すでに製品を使用中の顧客にも速やかな使用中止を求めている。
事故の発生により、同社は「多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。被害の拡大防止と再発防止に向け、現在、事故原因の調査を進めているという。
今後の対応について、CYCOO JAPANは返品希望の場合、購入店舗を通じて返品の手続きを受け付ける。利用者には、購入先の販売店へ直接連絡するよう案内している。商品交換希望の場合、現在実施中の原因調査の結果を踏まえ、安全性を確保した対応品との交換を予定している。なお、交換品の生産および入荷にはおよそ2か月を要する見込みで、その間の不便についても重ねて謝罪している。
同社は、利用者に多大な不安と迷惑をかけたことを重く受け止め、「今後はより一層の安全性強化と品質管理向上に努めてまいります」と、再発防止への決意を示した。
お問い合わせ先
株式会社CYCOO JAPAN 品質管理部
TEL:03-5817-8410
ナビダイヤル後、2を選択ください。「品質管理部」へ直通となります。
※電話受付時間 9:00〜17:30(⼟⽇祝⽇を除く)
MAIL(弊社品質管理部):otoiawase@cycoo-japan.com
BASE one|TDE-602L│CYCOOJAPAN
電動アシスト自転車専門店の通販サイト|オンラインショップCYCOO
「BASE one(TDE-602L)」販売停止及び使用停止のお知らせ|オンラインショップCYCOO

