デイリーアーカイブ Nov 9, 2025

ネスタリゾート神戸×ヤマハ発動機が協力 新マウンテンバイクエリア「チャーリーズ・マウンテン」始動

兵庫県三木市の大自然の冒険テーマパーク「ネスタリゾート神戸」は、ヤマハ発動機とマウンテンバイクを中心とした新エリア「チャーリーズ・マウンテン」でのスポンサー契約を締結した。2025年4月1日に発表されたもので、電動アシスト付きマウンテンバイクなどを活用して、幅広い年齢層が楽しめるアクティビティを提供するのが狙いだ。 「チャーリーズ・マウンテン」は、電動マウンテンバイクから子ども用キックバイクまで、多彩な自転車アクティビティを展開するエリア。特に注目されるのは、ヤマハ発動機製のフルサスペンション電動アシスト付きマウンテンバイク「YPJ-MT Pro」を使ったプログラム「バックカントリー・フィールド」だ。最大ビル13階相当(約40m)の高低差がある急勾配のコースを、電動アシストの力で駆け上がるスリルを体験できる。 また、エリア全体のデザインテーマは1975年のサンフランシスコ。この年はヤマハ発動機が初めてのマウンテンバイク「MOTOBIKE」を発売した年であり、レトロな雰囲気とヤマハの歴史が融合した独特の世界観が広がっている。 ネスタリゾート神戸は、手ぶらで楽しめる本格バーベキューや天然温泉、プール、グランピング、リゾートホテルといった多彩な施設を備えるアウトドアリゾート。日本最速とされるジップライン体験「スカイ・イーグル」や、巨大球体で斜面を下る「キャニオン・ドロップ」など、自然の地形を活かしたアクティビティも人気が高い。 チャーリーズ・マウンテンのオープンにより、自転車やマウンテンバイクの魅力をさらに身近に感じられるようになる。ヤマハ発動機とのスポンサー契約を通じて、電動アシストバイクの新たな楽しみ方やアウトドアの魅力を一層発信していく方針だ。今後の展開から目が離せない。 NESTA RESORT KOBE ネスタリゾート神戸

伊勢谷友介、電動自転車「Michael Blast」アンバサダーに就任

俳優の伊勢谷友介さん(48)が、電動自転車ブランド「Michael Blast(マイケルブラスト)」のブランドアンバサダーに就任した。モダニティ株式会社(東京都港区)が2025年4月1日に発表したもので、伊勢谷さんの創造性や環境活動への関心、アクティブなライフスタイルが同ブランドの理念に合致し、コラボレーションが実現したという。 伊勢谷さんはモデル、俳優、映画監督、実業家として活躍。近年は自身のアパレルやジュエリーブランドのデザインをはじめ、多面的なアーティスト活動に注力している。また、環境問題をはじめとする社会課題の解決に向けた活動を行うなど、“サステナブルな未来”を見据えた取り組みでも知られる。 今回のアンバサダー就任に際し、伊勢谷さんは「移動を楽しむことが日常を特別にする。街並みや移り変わる季節の匂いを感じられるのは自転車ならでは」とコメント。デザイン性と機能性を兼ね備えた「Michael Blast」の電動自転車を活用しながら、環境に優しくアクティブな生活スタイルを訴求していく考えを示した。 「Michael Blast」は都市での利用はもちろん、自然の中でのレジャーやアウトドアシーンにも対応した設計が特徴。二酸化炭素の排出を極力抑える“eBike”の中でも「遊び心」「ライフスタイル」「FREE」をテーマに掲げ、サステナブルかつ個性的な製品を展開している。今後はブランドアンバサダーである伊勢谷さんとともに、「Fit you, Fit your job」(それぞれのライフスタイルに寄り添う製品づくり)を強く打ち出し、多様なユーザーに向けてさらなる魅力発信を目指す。 モダニティ株式会社は欧米ブランドを日本市場に紹介する事業を手がけており、既にaarkeやSTEAMERY、GASTONLUGAなどを展開。伊勢谷さんの存在感と「Michael Blast」のブランド力を組み合わせることで、新たな価値観を提案しつつ、サステナブルなモビリティ利用を広げる狙いがあるとみられる。 今後の具体的な活動内容については、ブランド公式サイトや伊勢谷さんのSNSなどで順次発表される予定だ。日本発の取り組みとして、どのように環境への意識を高め、かつ“移動”の楽しさを伝えていくのか注目が集まっている。 【公式】Michael Blast | Modernity Store

ヤマハ発動機 ドイツ・ブローゼ製のEバイクユニット事業会社の買収を発表

ヤマハ発動機株式会社は3月31日、ドイツの自動車部品メーカー「ブローゼ(Brose)」が展開する自転車用ドライブユニット(e-Kit)事業子会社を買収する契約を締結したと発表した。買収手続きは競争法などの必要な許認可を得たうえで2025年6月をめどに完了する見込み。あわせて3月に設立した新会社「Yamaha Motor eBike Systems(YMESG)」を本格稼働し、欧州市場を中心に事業拡大とプレゼンス向上を目指す。 ブローゼはドアシステムや電動モーターなどを手掛けるドイツの自動車部品メーカーで、2014年から自転車用ドライブユニット事業を展開。ヤマハ発動機はブローゼの開発機能を取り込み、新製品の企画・開発を強化するとともに、欧州に開発拠点を置くことで現地ニーズへの迅速な対応や新規顧客の獲得を図る。さらに、ブローゼから引き継ぐ600を超えるサービスネットワークを活用し、アフターサービス面でも強化を進めるという。 ヤマハ発動機は2025年2月に発表した新中期経営計画(2025~2027年)で、長期的な成長が見込まれる電動アシスト自転車事業を戦略事業に位置付けている。今回の買収は、同計画で掲げた競争優位性の確立と事業拡大を実現する取り組みの一環として進められるものだ。 ブローゼ製Eバイクユニットは、スペシャライズド・ターボLEVOシリーズやファンティック XシリーズやFAT SPORTといったE-MTBなどで使われていることで知られている。日本国内市場では欧州仕様(日本国内法では公道走行不可)のみの展開となっていたが、ヤマハ発動機の買収で今後の行方が注目されるところだ。 ヤマハ発動機株式会社 製品サイト Brose E-Bike System