デイリーアーカイブ Aug 1, 2025

特定小型原付「wonkey」に新色マットホワイトが登場 ――大容量バッテリー選択も可能に、用途拡大を目指す新展開

都市型電動モビリティブランド「WO(ダブルオー)」が展開する特定小型原動機付自転車「wonkey(ウォンキー)」シリーズに、待望の新色「マットホワイト(MAT WHITE)」が加わるとともに、ユーザーの用途に合わせたバッテリー容量選択が可能となった。新モデルは2025年7月22日(火)より、東京・中目黒の旗艦店で発売が開始される。 wonkeyは2023年に新設された「特定小型原付」区分に準拠した車両で、16歳以上であれば免許不要でアクセル走行が可能な新ジャンルのモビリティとして、都市部を中心に人気を集めている。特に、同ブランドが強く打ち出す“自転車でもバイクでもない”というコンセプトは、日常の移動に快適さとデザイン性を求める層に訴求してきた。 今回新たに登場する「wonkey 48V MAT WHITE」は、シリーズのハイパワーモデルである48V仕様に採用される新色。高い登坂性能を持ち、体重が75kgを超える利用者にも安定した走行性能を発揮する点が評価されている。 さらに注目すべきは、wonkeyおよびwonkey 48Vの両シリーズで、従来の10.4Ahに加え、より大容量のバッテリーを選択可能になった点だ。36Vモデルでは13Ahと21Ah、48Vモデルでは13Ahと17.5Ahのバッテリーをラインナップに加えたことで、走行距離は最大約80kmに拡張。用途に応じた自由な選択肢を提供することで、ビジネス用途や長距離通勤など、幅広いニーズへの対応を強化する。 車両サイズは全長138cm、ハンドル幅60cm、最高速度は両モデルともに時速20kmで統一。ブレーキは機械式ディスクブレーキを採用し、前照灯やウィンカー、クラクションなどの保安部品も標準装備されている。 WO BIKES – wobikes

FANTIC プレミアム・シティバイク「ISSIMO」、5年目を迎え大幅値下げ――税込33万円でさらなる市場開拓へ

モータリスト合同会社(東京都大田区)は1日、同社が日本総代理店を務めるイタリア・FANTIC Motor(ファンティック・モーター)社のプレミアムeBike「ISSIMO(イッシモ)」について、希望小売価格を従来より大幅に引き下げ、10%消費税込みで330,000円とする価格改定を発表した。デビューから5年を経過し、欧州市場での堅調な販売実績を受け、日本市場においてもより手頃な価格帯での展開を図り、新たな顧客層の獲得を目指す。 ISSIMOは、欧州で2019年に登場以来、モペッドを彷彿とさせる流麗なフォルムと、トルクセンシング付き高出力モーター、内装式トランスミッション、10色のカスタマイズ可能なサイドカバーなど、他社製品にはない独自のライフスタイル性を打ち出してきた。Eurobike Award(ユーロバイク・アワード)の受賞歴を誇るそのスタイリングは、街中でもひと目を引く存在感を放つ。 また、同モデルのフレームを基にヤマハ発動機と共同開発された姉妹車両「Yamaha Boost Easy」も、ほぼ同価格帯で欧州市場に投入されており、欧州のプレミアムeBikeカテゴリにおけるFANTICブランドのプレゼンス確立に大きく寄与している。 欧州でのISSIMOの定価は€2,900~。現在の為替レート換算で約49万円相当と、従来はスポーツバイククラスの価格帯に肉薄する設定だった。しかし、この5年間で得られた販売データとユーザーの声を基に、FANTIC本社は思い切った値下げを決断。日本市場においても、欧州改定後の価格水準に追随し、従来より約16万円のダウンとなる330,000円(税込)という攻めのプライスを提示した。 モータリスト合同会社の担当者は「円安傾向が続く中、これほどの値下げは非常に大胆な提案だが、FANTIC本社の強力なバックアップがあって実現できた」とのこと。  FANTIC E-BIKE

デイトナ、電動アシスト自転車「DE01/DE01X」に新5色を追加──定番モデルのカラーラインナップを大幅刷新

イク用品やカスタムパーツを手がける株式会社デイトナは、折りたたみ式電動アシスト自転車「DE01」および「DE01X」シリーズの新色モデルを8月より全国で順次発売する。従来の人気カラーをブラッシュアップしつつ、新たなカラーバリエーションを加えることで、より多くのユーザーに愛される商品展開を目指す。 デイトナは「バイク文化を創造する」を企業理念に掲げ、オートバイのアフターパーツや用品を中心に事業を展開してきたが、近年では電動アシスト自転車や電動モビリティ分野にも注力。中でも、スタイリッシュなデザインと高い走行性能で人気を集めているのが「DE01」「DE01X」シリーズだ。 今回発表された新色は、DE01が3色、DE01Xが2色の計5色。いずれも過去の限定色や販売終了モデルの中でもとくに人気の高かったカラーを見直し、定番化することで再登場するものだ。 DE01には、かつて販売終了となった「DE01S」の人気色「ブルーブラックメタリック」が、シルバーパーツ仕様として復活する。黒系の落ち着いた印象を持ちながら、光の角度によって藍色が美しく映える上品なカラーリングだ。 また、完全新色となる「パステルターコイズ」もラインナップ。これまで一部販路限定色として採用されていたパステル系カラーを、満を持して通常ラインナップに追加。クラシカルでポップな印象が、街乗りからアウトドアまで幅広いシーンで映える。 さらに、マット仕上げの「マットフォレスト」も登場。アウトドア志向のユーザーに好評だったフォレスト系カラーに、限定色よりも明るめのトーンを加え、キャンプや4WDライフスタイルとの親和性も高めた。 上位モデルのDE01Xには、シリーズ初となるフレームとフォークのツートーン仕様「ルミナスブロンズ」が加わる。これまでのシンプルな単色構成から一転、先進的かつシックな印象を演出するデザインが特徴だ。 また、電動キックボード「DK01」で好評を博した「アイボリー」カラーを流用し、DE01Xにも投入。シンプルでどんな服装にもマッチするアイボリーのフレームに、ビビッドなピンクのステッカーがアクセントを添え、通勤からレジャーまで幅広いシーンで活躍する。 なお、今回の新色投入にあわせて、DE01Xモデルではブレーキレバーやリム、ブレーキディスクが同等品へと変更される。ただし、性能や仕様面での大きな変更はなく、従来通りの約70kmの航続距離や24km/hの補助最高速など、実用性と快適性は維持されている。 DE01、DE01Xともに適応身長は145〜185cm、最大許容重量は100kgと、幅広いユーザーに対応。折りたたみ機構を備え、通勤や街乗りはもちろん、車載してアウトドアや旅行にも最適な仕様だ。 新色モデルは8月頃の発売が予定されているが、デイトナモビリティの取扱店舗では店頭での先行受注が可能。公式サイトにて全国の取扱店舗を確認できる。 また、現在販売中のDE01「イエロー」「ネイビーブルー」「レッド」「ダークグリーンメタリック」や、DE01X「マットブラック」は、在庫がなくなり次第販売終了となる。既存カラーを検討しているユーザーは、早めの購入が推奨される。 Daytona Mobility