デイリーアーカイブ Oct 30, 2025
トイファクトリー、未来の旅を提案。世界初公開「スター・ウォーズ」キャンピングカーをジャパンモビリティショー2025に出展
キャンピングカー製造国内最大手の株式会社トイファクトリー(本社:岐阜県可児市、藤井昭文代表取締役)は、2025年10月30日から東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2025(ジャパンモビリティショー2025)」に、世界初公開となる公式ライセンス「スター・ウォーズ」キャンピングカーと、メルセデス・ベンツをベースにした最高峰モーターホームの2台を出展すると発表した。出展は11月3日までの会期前半限定。東8ホールのキャンピングカーゾーンで、未来の「移動する居住空間」を提案する。
今回の出展で最大の注目を集めるのが、世界で初めて公式ライセンスを取得して製造される「スター・ウォーズ」キャンピングカーだ。内外装は、シリーズで絶大な人気を誇る「ダース・ベイダー」や巨大要塞「デス・スター」を擁する帝国軍の、ダークで荘厳な世界観を細部に至るまで表現。車内に足を踏み入れれば、まるで「スター・ウォーズ」の銀河に入り込んだかのような体験ができるという。
この特別なモデルは、ルーカスフィルムの公式ライセンスを受けたファン垂涎の一台で、生産台数はわずか5台のみという超希少モデルとなる。同社は「ファンならずとも必見の特別な一台。銀河系で最もエキサイティングなモデルがいよいよベールを脱ぎます」とコメントしており、会場での初披露に大きな期待が寄せられている。
もう一台の注目車両は、同社が正規輸入するドイツのモーターホームブランド「WEINSBERG(ウェンズバーグ)」の「CaraCompact Suite MB 640 MEG EDITION 」。日本国内では非常に希少なメルセデス・ベンツ・スプリンターをベース車両としており、上質な走りと洗練されたデザインが特徴だ。
全長約7メートルの広々とした車内には、大型ベッドスペースに加え、キッチン、シャワー、トイレも完備し、まさに「走るスイートルーム」。4名乗車、4名就寝が可能で、家族での贅沢な旅を実現する。
トイファクトリーは、トヨタハイエースやフィアットデュカトをベースとしたキャンピングカー製造で国内首位を誇る業界のリーディングカンパニー。今回の出展を通じて、多様化するライフスタイルに対応した、豊かなモビリティライフの可能性を発信する。
【JAPAN MOBILITY SHOW 2025 トイファクトリー出展概要】
期間: 2025年10月30日(木)~11月3日(月・祝) ※会期前半のみ
場所: 東京ビッグサイト 東8ホール キャンピングカーゾーン
キャンピングカー&トラベルトレーラー専門店のトイファクトリー
スズキ、暮らしに寄り添う未来のEV公開へ JMS2025で軽BEVコンセプトなど多数出品
スズキは、10月30日から東京ビッグサイトで開幕する「Japan Mobility Show 2025」の出展概要を発表した。「あなたに、ワクワクの、アンサーを。」をメッセージに掲げ、四輪、二輪、電動小型モビリティ、船外機まで、総合モビリティメーカーとしての技術力を結集。2026年度内の量産化を目指す軽乗用BEV(電気自動車)コンセプト「Vision e-Sky」などを展示し、一人ひとりの暮らしに寄り添う未来のモビリティを提案する。
今年の出展テーマは、新中期経営計画で発表したコーポレートスローガン「By Your Side」。来場者が個々の出展物を通じて、スズキが目指す「寄り添う」姿勢を体感できるブースとなる。
四輪車の目玉は、参考出品される軽乗用BEVコンセプトモデル「Vision e-Sky」だ。日々の買い物から休日の遠出まで、生活の足として軽自動車を愛用するユーザーの毎日に寄り添うEVとして、2026年度内の量産化を目指す。航続距離は270km以上を目標とし、実用性とスズキらしい前向きで明るいデザインを両立させる。
また、ダイハツ、トヨタと共同開発中の商用軽バンEV「e EVERY CONCEPT」も展示。軽バンならではの使い勝手はそのままに、災害時などには外部へ電力を供給できる機能を備え、地域社会への貢献も視野に入れる。
二輪車では、1970年代に人気を博したレジャーバイク「VanVan」をモチーフにしたBEVファンバイク「e-VanVan」が注目を集める。独創的なスタイリングにEVならではの先進性を融合させ、新たなバイクの楽しみ方を提案する。
このほか、新型ネオレトロモデル「GSX-8T/GSX-8TT」を市販予定車として国内初展示するほか、排気音を楽しみながら環境にも配慮する「水素エンジンバーグマン」のカットモデルを展示し、カーボンニュートラルに向けた多様なアプローチを発信する。
さらに、前回のショーで話題となった四脚モビリティを進化させた「MOQBA(モクバ)2」や、セニアカー発売40周年、船外機発売60周年を記念した歴史展示も行われる。
ブースでは製品展示にとどまらず、インドで推進する牛ふん由来の燃料「CBG(圧縮バイオメタンガス)」事業や、スタートアップ企業と協業するオンデマンドの新都市交通システム「Glydways」など、社会課題の解決を目指す幅広い取り組みも紹介。総合モビ-リティメーカーとして、スズキが描く持続可能な未来像を提示する。
スズキ株式会社
Japan Mobility Show 2025
ヤマハ発動機、JMS2025で未来のモビリティを体感するブース出展へ AI搭載バイクなど世界初公開6機種
ヤマハ発動機は、10月29日から東京ビッグサイトで開幕する「ジャパンモビリティショー2025」の出展概要を発表した。ブースのテーマは「感じて動きだす」。AIが自ら学習・成長するバイクなど、世界初公開となるワールドプレミア6機種を含む全16モデルを展示し、「人と機械による乗り物の未来」を来場者に提示する。
ヤマハブース(東5ホール)では、研究開発中のプロトタイプモデルから電動バイク、eBike(電動アシスト自転車)、電動車椅子まで、多彩なパーソナルモビリティが一堂に会する。
今回の出展で最も注目を集めるのが、ワールドプレミアとなるコンセプトモデル「MOTOROiD:Λ(モトロイド ラムダ)」だ。AI技術を駆使し、モビリティが自ら思考・学習して成長するという、これまでの乗り物の概念を覆す実験機。180度に展開した姿勢から自らの判断で起き上がり、バランスを保って自立するなど、まるで生き物のような有機的な動作を実現する。同社は「ヒトと共に成長し合える新たな関係性への一歩」と位置付けている。
このほか、ワールドプレミアとして、新たなドライビングプレジャーを提案する3輪フルオープンEV「TRICERA proto(トライセラ プロト)」や、軽量コンパクトを追求したスーパースポーツEV「PROTO BEV(プロト バッテリー イーブイ)」も登場する。
また、カーボンニュートラルへの貢献を目指し、トヨタ自動車と共同開発中の水素エンジン搭載二輪車「H2 Buddy Porter Concept(エイチツー バディ ポーター コンセプト)」も初公開。航続距離100km以上を実測しており、社会実装に向けた取り組みをアピールする。
さらに、オーナーの個性に合わせて自由にカスタマイズできるeBikeのコンセプトモデル「Y-00B:Base / Bricolage(ワイ ゼロゼロビー ベース / ブリコラージュ)」も披露される。
今回はヤマハ株式会社と連携し、音楽や音響技術を融合させたユニークな演出も特徴だ。バーチャル・シンガーの初音ミクがブースの“エバンジェリスト(伝道者)”を務めるほか、同社の立体音響技術「Sound xR」によってブース全体が没入感のある音響空間となる。フィンガードラムパッドやハイブリッドピアノなどの楽器も展示され、来場者は見て、触れて、聴いて、ヤマハが描く未来のモビリティを五感で体感することができる。
ジャパンモビリティショー2025は、10月29日・30日がプレスデー、10月31日から11月9日までが一般公開日となる。
ジャパンモビリティショー2025 - イベント | ヤマハ発動機
Japan Mobility Show 2025

