デイリーアーカイブ Jul 8, 2025

フリマサイトで電動アシスト自転車用バッテリーを購入して爆発に遭遇する危険性とは

最近、問題になっているのが電動アシスト自転車のバッテリーが盗まれるという話だ。電動アシスト自転車に使われているバッテリーは、高価な物だと5万円近くする物もあるため、盗まれて、インターネットのフリマサイトに販売される事が増えている。 12月20日、テレビ朝日が、男子高校生が電動アシスト自転車のバッテリーを盗んだとして、男子高校生が逮捕されたと報道した。 電動自転車を足蹴りしバッテリー窃盗か「フリマアプリで売り50万円稼いだ」高校生逮捕 https://t.co/ej59REkvRm — テレ朝news (@tv_asahi_news) December 20, 2021 盗んだ手口に関しては、足蹴りしバッテリーを外したと報じている。この方法だとバッテリーに鍵をかけても、盗まれてしまう。さらに問題になるのが、盗難されたバッテリーには衝撃がかかっているということだ。これは、現在、殆どの電動アシスト自転車のバッテリーに使われているリチウムイオン電池の特性が関係している。 リチウムイオン電池のトラブルでよく聞くのが”発火”だが、その多くは、電池の”正極(プラス)”と”負極(マイナス)”が直接つながる”短絡(ショート)”が原因といわれている。ショートを発生させると、瞬間的に大きな電流が流れるとともに激しい熱が発生し、発火や爆発する問題がある。 リチウムイオン電池のショートの要因で代表的なのが”外部衝撃”だ。外部衝撃は、電池を落とす、突き刺さる、押しつぶす、折り曲げるなど、電池の中の構造を破壊するような衝撃が加わることで、プラスとマイナスがつながり、ショートが発生する。実際に、ゴミ収集車で不燃ごみに混ざって廃棄された充電式電池が押し潰され、充電式電池内で短絡(ショート)が発生、出火した事例は少なくない。 ここで問題になるのが、バッテリーを外す際に足蹴りしたということ。リチウムイオン電池は、純正品でも、バッテリー内部の劣化等により発火する可能性がありリコールでバッテリー交換を行う事例や、非純正品バッテリーから出火する事例がある。足蹴りでバッテリーを外した際、強い衝撃がかかるため、短絡(ショート)が発生する危険がある。実際、スマートフォン用電池では、地面に強く落とす、動物が噛むなど電池に強い力がかかり爆発する事例もあるようだ。 https://youtu.be/MqCmPBgyqXU https://youtu.be/0NCAO0TiqTY https://youtu.be/P_b32RG02eM   電動アシスト自転車の維持費を抑えるために、フリマサイト等で中古のバッテリーを購入する事例があるが、一番の問題は、フリマサイトで販売されているバッテリーがどのような使い方をされたか、全くわからない事だろう。見た目は綺麗でも、強い衝撃を受けていたらバッテリーが爆発する可能性がある。 https://youtu.be/vN2_M8JbfVk 衝撃だけでなく、リフレッシュバッテリーと呼ばれるバッテリー内部のセルを交換した物や、非純正バッテリーでは火災事故が発生しており、各メーカーはこのようなリフレッシュバッテリーや非純正バッテリーの使用は禁止している。 電動アシスト自転車におけるバッテリーは、唯の乾電池ではなく、パワートレインの一つと言える。リチウムイオン電池は高性能な一方で、特性上、非常にハイリスクなため、劣化したら素直に新品を購入するべきだろう。 関連リンク リチウムイオン電池からの火災に注意しよう~使わなくなった小型充電式電池はリサイクルを~(東京消防庁) https://jp.mercari.com/item/m91269037772 非純正リチウムイオンバッテリーの事故について(製品評価技術基盤機構) https://www.nite.go.jp/data/000116590.pdf 関連記事 電動アシスト自転車のバッテリーが盗まれる!? バッテリーの盗難防止方法まとめ

「GORIX」から、チェーンクリーナー(GX-CLEANER)が新発売

ごっつは12月17日、同社の自転車パーツブランド「GORIX」から、新商品の「チェーンクリーナー(GX-CLEANER)」を発売した。 「チェーンクリーナー(GX-CLEANER)」は環境に優しい生分解性を持ち、自転車のチェーンとフリーホイールの専用水性洗浄剤。チェーンの奥深くまで浸透可能で、チェーンのすき間の汚れを落とし、チェーンやプーリー、チェーンリング、フロントディレーラーとリヤディレーラースプロケットなどの洗浄に最適と謳っている。 欧州REACH規制の認可対象で、金属・プラスチック・ゴムパーツなどを傷めにくく無臭タイプなので、香りが苦手でも安心に使用でき、狭い空間でも気にせず使用可能とのこと。 容量は500ml、成分は、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム、p-クメンスルホン酸ナトリウム、アルコールエトキシレート等。毒劇区分 普通物。容器仕様 プラスチックスプレーボトル。サイズ 高さ約25.5cm、 ボトル直径約φ6.3cm。ON/OFFオンオフ切替式、ロック機能付。価格は2449円(税込)。 関連リンク ごっつプライス http://www.gottsuprice.jp/

叡山電車ときゅうべえのコラボレーション企画 サイクルトレイン「ほっとする大原自転車巡り」予約受付中

叡山電鉄は12月17日、2022年3月12日に、サイクルトレイン「ほっとする大原自転車巡り」を開催すると発表した。 このイベントは、列車の車内へ自転車を解体せずにそのまま持ち込めるサイクルトレインを運行する企画で、2021年1月に実施予定だったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況に鑑み中止しており、この度改めて実施する。なお、叡山電車におけるサイクルトレインは今回が初めての試みとなる。 出町柳駅から列車に乗り、八瀬比叡山口駅まで移動し、八瀬比叡山口駅到着後はサイクリングガイド先導のもと自転車でさらに北上。大原へと続く坂道を登りきった先では、三千院や寂光院、京野菜ランチを巡る冬の八瀬・大原を満喫できるコースとなっている。詳細は以下の通り。 サイクルトレイン「ほっとする大原自転車巡り」 開催日:2022年3月12日(土)※雨天決行、荒天またはコース不良の場合中止 集合場所:出町柳駅 集合時刻:8時30分 コース: 出町柳駅=(サイクルトレイン)=八瀬比叡山口駅ー寂光院ー京都大原古民家レストランわっぱ堂(昼食)ー三千院ー八瀬比叡山口駅=(サイクルトレイン)=出町柳駅 解散時刻:16時頃の予定 距離:約26km(自転車での移動距離) 参加条件:スポーツバイクでの走行が可能な方 参加費:2,750円(税込) ・参加費には叡山電車運賃及び自転車持込料、寂光院拝観料、保険が含まれ ています。 ・本ツアーはモニター企画のため、参加費は実費のみの特別価格でご案内い たします。 ※昼食、飲食代(目安:約3,000円)は参加費には含まれておりませ ん。 募集人員:15名 申込方法:きゅうべえのウェブサイト(URL:https://www.qbei.jp/item/pi-410641/) 申込期間:2021年12月22日(水)12時00分~2022年3月5日(土) 18時00分 ※定員に達した時点で、受付を終了いたします。 主  催:叡山電鉄株式会社 共  催:株式会社きゅうべえ   新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に関するお願い 本企画ではガイドスタッフ全員がマスク、フェイスマスクを着用いたします。 ご参加のお客さまにおかれましても感染拡大防止の観点から以下のご協力をお願いいたします。 ・駅や列車内でのマスクの着用 ※自転車での移動中は適宜外していただいても構いません。 ・アルコール消毒、体温計測の実施 ※当日の体温が37.5℃以上の方は参加をお断りさせていただきます。 【参 考】 1.叡山電鉄株式会社 京都市の北東部「洛北」に2つの路線を持つ鉄道会社です。京都御所や下鴨神社に近い出町柳駅を起点に北上。途中の宝ケ池駅で二手に分かれ、東は八瀬比叡山口駅へ、西は貴船口駅や鞍馬駅に続いています。沿線には、貴船神社や鞍馬寺など歴史ある社寺があるほか、初夏の新緑、川床で味わえる料理、秋の紅葉など四季折々の自然が楽しめます。代表的な列車として、沿線の移り変わる景色を満喫していただける展望列車「きらら」、「楕円」のモチーフが印象的な観光列車「ひえい」があります。 ホームページ   https://eizandensha.co.jp/ Twitter      https://twitter.com/eizandensha YouTube        http://www.youtube.com/user/eizandensha   2.株式会社きゅうべえ 1957年に京都市左京区修学院で創業、自転車に関する事業を多角的に展開する自転車総合企業です。京都市内に自転車専門店を6店舗、業界トップクラスのEC通販、シェアサイクル事業「kotobike」を展開しています。kotobikeは京都市内に約50ケ所のポートがあり、自転車による京都観光を提案し、交通機関の混雑緩和に寄与しています。また、各地方自治体と連携して、自転車イベントの企画・運営(TOJ京都ステージ2019など)、サイクリストの誘客、サイクリングコースの造成など自転車による地域活性化にも注力をしています。自転車の持つ無限の可能性を最大限に活用できる企業です。 ホームページ   https://qbei.co.jp/ kotobike(シェアサイクル)   https://kotobike.jp/