デイリーアーカイブ Sep 19, 2025
振動を抑えて快適な乗り心地を目指す、KINEKTサスペンションステム&シートポスト
2022年1月18日、1月19日に、東京の浅草で開催されていたサイクルパーツ合同展示会。東京サンエスブースでは、KINEKT製サスペンションシートポスト、サスペンションステムの展示、実演を行っていた。KINEKTの特徴は、振動吸収のフィーリングとペダリングに支障をきたさないのを売りにしたパラレログラムシステムのサスペンション。これにより理想的なペダリングをサポートを行うとのこと。スプリングの強度は、体重や乗り方により、付属のスプリングの交換で自分の好みにカスタマイズを行うことが可能だ。
KINEKTの取付可否に関しては、シートポストの場合はシートチューブの形状が丸型であること、内径が27.2ミリ以上であること、現在使用しているシートポストの長さが350ミリ、または420ミリであるのが条件となっている。また、製品の構造上シートクランプからサドルクランプまでの距離が最低100ミリ以上必要だ。
ハンドルステムに関しては、アヘッドステムであること、ハンドル径が31.8ミリであること、ブレーキとシフトケーブルの長さが十分にあることが条件となる。
シートポストのオフセットは12ミリ、トラベル量は0ミリから35ミリ。ステムのトラベル量は15ミリから20ミリとなる。
ラインナップはシートポストが長さ350ミリ、420ミリの2種類を用意。重量は525グラム(27.2×350ミリ)で、価格は3万2780円(税込、以下同)。サスペンションステムは7度仕様が90ミリ、105ミリ、120ミリの3種類で、30度仕様が100ミリの1種類。重量は465グラム(90ミリ)で価格は2万1780円。
関連リンク
KINEKT https://www.kinektjapan.com
ヤマハ発動機、E-Bike「YPJ-XC」「YPJ-MT Pro」の価格を改定
ヤマハ発動機は 1月20日、同社の電動アシストスポーツ自転車(EーBike)、YPJシリーズの価格改定を行うと発表した。
同社は、リリースで「現在、世界的に自転車需要が増加しており、為替変動や各種原材料・自転車部品等の高騰に歯止めがかからない状況が続いております。弊社でも経費削減、合理化に取り組んでまいりましたが、従来の価格を維持することが困難な状況となりました」と語っている。
価格はYPJ-XCが改定前価格が38万5000円(税込、以下同)で、改定後の価格が39万6000円。YPJ-MT Proが改定前価格が66万円で、改定後の価格が68万2000円となる。価格改定日は2022年2月1日。
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関連リンク
ヤマハYPJシリーズ https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/
シェアサイクル「ダイチャリ」がメンテナンス拠点「エコベース」を設立 「環境配慮型シナネンでんき」を採用し環境負荷を削減
シェアサイクル「ダイチャリ」を運営するシナネンモビリティPLUSは 1月19日、千葉県千葉市と神奈川県川崎市の2カ所に、「ダイチャリ」のメンテナンス拠点「エコベース」を2月に設立し、実質再生可能エネルギー100パーセントの電力で供給を受けることを発表した。
一都三県及び大阪府を中心にシェアサイクル「ダイチャリ」を運営するシナネンモビリティPLUSは、自転車の貸し出し・返却拠点であるステーションを約2100か所、電動アシスト自転車を約8200台展開する日本最大級のシェアサイクル事業者。
今回、「ダイチャリ」のメンテナンスとバッテリー交換の頻度を高めるための拠点として「エコベース」を開設し、千葉市と川崎市の2拠点体制で運用をスタートする。。
また、この2拠点の電力に「環境配慮型シナネンでんき」を採用したことで、当拠点でのメンテナンス作業やバッテリー充電にかかる電力はすべて実質再生可能エネルギー100パーセントとなる。今後、ダイチャリ展開エリアにおいて同様の拠点を拡充し、2022年中にメンテナンスおよびバッテリー充電に使用する全ての電力を実質再生可能エネルギー100パーセントの電気に切り替えていく方針。
また、「ダイチャリ」のバッテリー充電にかかる年間使用電力は145,920KWhで、これをすべて実質再生可能エネルギーにすることで約65tのCO2排出削減を見込んでいる。
関連リンク
シナネンモビリティPLUS https://www.sinanen-mplus.com/