デイリーアーカイブ Jul 9, 2025

キャノンデール、エンデュランスロードバイク「Synapse」登場 ライト、レーダーを一体にした「スマートセンス」を搭載

キャノンデール・ジャパンは1月19日、エンデュランスロードバイク「Synapse」の新型モデルを発売した。 キャノンデールは1971年にアメリカで創業した自転車ブランド。アルミの製造技術やリアサスペンション、ヘッドショック、レフティ、BB30などの機構で有名となった総合スポーツ自転車ブランドとして知られている。 新型Synapseは、キャノンデールブランドで史上初めて、エンデュランスモデルにエアロチューブをフレーム、フォークに採用。また、急なトラブルにすぐに対応できるBSAボトムブラケットと、外付けのシートバインダーを採用することで、メンテナンス性を向上している。 他にも、ストレージバッグを装着できるトップチューブマウントや、インドアトレーナーで使用できるアダプターを標準装備。タイヤクリアランスは35ミリとなる。 今回の新型Synapseで注目されているのが、スマートセンスシステム。これは、キャノンデールが独自に開発を行い、ライトとレーダーを統合させたシステムで、1つのバッテリーが前後ライト、レーダー、レーダーユニットの各デバイスをつなぎ、複数のデバイスを充電することから解放されるのが特徴だ。他にも、ライダーはキャノンデールアプリを介してバイクに触れることなくスマートセンスの起動ができ、好みに合わせて前後ライトの光量、パターンを指一本で簡単にカスタマイズすることが可能となっている。 レーダーは、Garmin Varia Radar(ガーミンバリアレーダー)。ガーミン社と共同開発を行い、新型シナプスに適合する形状に改良。後方に接近する車を常にスキャンし、キャノンデールアプリ、またはディスプレイユニットへ音声と視覚的アラートを発し、車の速度、距離、車の台数を知らせる。 ライトは、Lezyne Front and Rear Daytime Running Lights(レザインフロント/リアデイタイムランニングライト)。フロントライトは、対向車の視認性を向上させ、ライダーの存在を知らせるのが特徴。ブレーキアラート機能を備えたリアライトは、背後の安全性を高め、車両感知モードでは接近する車に照射モードを変え、より認識されやすくなるとのこと。 バッテリーは、Garmin Varia Core Battery(ガーミンバリアコアバッテリー)を搭載。ひとつの電源により、複数のバッテリーを充電する必要がなくなり、装備が不十分な状態で乗るリスクを回避できるのを売りにしている。バッテリーはバイクのクレードルから取り外しができ、必要に応じてUSB-Cポートを介してモバイルバッテリーとして使用することも可能だ。 他にも、Cannondale Wheel Sensor(キャノンデールホイールセンサー)を搭載。シナプスをキャノンデールアプリとペアリングし、前輪を回転させるとスマートセンスを自動的に起動することができ、センサー内には最大900時間分のライドデータを記録できる。 新型Synapseの価格は、37万4000円から。 関連リンク キャノンデール https://www.cannondale.com

レインボーから、ファットタイヤE-Bike「BRONX TRX EVO」「Rainbow EL LOCO」登場

2022年1月18日、1月19日に、東京の浅草で開催されていたサイクルパーツ合同展示会。レインボープロダクツジャパンブースでは2台のE-Bikeが展示されていた。 最初に紹介するのはBRONX TRX EVO。街乗りファットバイクブランド「BRONX」のE-Bikeモデル第2弾と言えるモデルで、BRONX TRXの電動アシストバージョンだ。 具体的なスペックは公開されていなかったが、モーターはBAFANG製のインホイールモーターをフロントに配置。本格的なE-MTBでは車体中央付近にモーターを搭載したミッドドライブが主流で、インホイールモーターは本格的なオフロードライドを行うには、ホイール交換によるアップグレードが不可、モーターサイズが小さいため、ミッドドライブと出力やトルクを上げるのが難しいなどの欠点があるが、BRONXブランドの特性からしてインホイールモーターの採用は問題ないだろう。 バッテリーはダウンチューブに搭載されている。価格に関しては詳細は不明だがBRONX BUGGYと同価格を目指すとのこと。参考としてBRONX BUGGYの価格は19万5000円(税込)。 もう一台展示されていたのが、Rainbow EL LOCO。ビーチクルーザータイプのE-Bikeで、26×4インチのファットタイヤが特徴だ。 具体的な内容は公開されていないが、モーターはBAFANG製リアインホイールモーターで、日本の電動アシスト自転車のようにシートチューブにバッテリーを搭載している。価格は不明。BRONX TRX EVO、Rainbow EL LOCO共に、2022年春発売予定。 関連リンク レインボープロダクツジャパン https://www.rainbow-bike.com/index.html

SENSAHコンポを搭載した5万円台のフラットバーロードバイク「ST⭐︎RMOBIL Qualia」

2022年1月18日、1月19日に、東京の浅草で開催されているサイクルパーツ合同展示会。ハイパーホリックブースでは、5万円台のフラットバーロードバイクが展示されていた。 名前は「ST⭐︎RMOBIL Qualia」。アルミフレームを採用したフラットバーロードバイクで、近年の価格高騰の中、貴重な5万円台のフラットバーロードバイクとなる。 変速機関連は、シマノやマイクロシフトではなくSENSAH(センサー)を採用。性能に関しては、シマノと比較すると多少の荒さはあるようだが、実用上は問題ないようだ。 製品版はカラーリングがマットブラックで、ロゴはグロスブラック仕様に変更。タイヤは700×32Cで、前2段、後ろ9段の18段変速となる。価格は5万4800円(税込)。2022年4月発売予定。 関連リンク HyperHolic https://hyperholic.handcrafted.jp