デイリーアーカイブ Jul 9, 2025

シェアサイクル「ダイチャリ」がメンテナンス拠点「エコベース」を設立 「環境配慮型シナネンでんき」を採用し環境負荷を削減

シェアサイクル「ダイチャリ」を運営するシナネンモビリティPLUSは 1月19日、千葉県千葉市と神奈川県川崎市の2カ所に、「ダイチャリ」のメンテナンス拠点「エコベース」を2月に設立し、実質再生可能エネルギー100パーセントの電力で供給を受けることを発表した。 一都三県及び大阪府を中心にシェアサイクル「ダイチャリ」を運営するシナネンモビリティPLUSは、自転車の貸し出し・返却拠点であるステーションを約2100か所、電動アシスト自転車を約8200台展開する日本最大級のシェアサイクル事業者。 今回、「ダイチャリ」のメンテナンスとバッテリー交換の頻度を高めるための拠点として「エコベース」を開設し、千葉市と川崎市の2拠点体制で運用をスタートする。。 また、この2拠点の電力に「環境配慮型シナネンでんき」を採用したことで、当拠点でのメンテナンス作業やバッテリー充電にかかる電力はすべて実質再生可能エネルギー100パーセントとなる。今後、ダイチャリ展開エリアにおいて同様の拠点を拡充し、2022年中にメンテナンスおよびバッテリー充電に使用する全ての電力を実質再生可能エネルギー100パーセントの電気に切り替えていく方針。 また、「ダイチャリ」のバッテリー充電にかかる年間使用電力は145,920KWhで、これをすべて実質再生可能エネルギーにすることで約65tのCO2排出削減を見込んでいる。 関連リンク シナネンモビリティPLUS https://www.sinanen-mplus.com/

GIANT 2022年モデル商品価格改定 10パーセントから20パーセントの値上げを実施

GIANTは1月21日、商品価格改定のお知らせを発表した。 今回の価格改定は、昨今の世界的なコロナウィルス感染拡大等の影響による、原材料や運送費の高騰および為替変動を受け、弊社では現状の商品価格を維持することが極めて困難な状況となったことにより、価格改定を実施。 対象商品は2022年モデルGIANT及びLivブランドの完成車、フレームセットで、値上げ率は約10パーセントから20パーセントとなる。 参考としてクロスバイクのESCAPE R3 MSが改定前の価格が5万7200円(税込、以下同)で、改定後の価格が6万7100円。ESCAPE R DROPが改定前の価格が8万300円で、改定後の価格が9万3500円。ロードバイクのCONTEND2 MSが改定前の価格が10万1200円で、改定後の価格が11万7700円。E-Bikeだと、ESCAPE R E+が改定前の価格が29万7000円で、改定後の価格が33万円となる。 価格改定日は2022年2月1日。 関連リンク <重要> 商品価格改定のお知らせ https://www.giant.co.jp/news/information/6556

自転車の安全利用促進委員会 自転車通勤5つのチェックポイントを紹介

自転車の安全利用促進委員会ならびに一般社団法人自転車協会は 1月14日、冬季に気を付けたい自転車の安全利用について5つのポイントを紹介した。 一般社団法人自転車協会は、自転車の製造・輸入事業者並びに販売事業者により構成され、自転車の安全性と耐久性の向上を図り、利用者に“安全で長持ちする自転車”を提供すること、そして循環型社会に対応できる製品を提供することを目指した活動や事業を行っている。他にも、メンテナンスの重要性、交通ルールやマナーの遵守、更には自転車走行空間の確保等を広く訴え、自転車が持つ本源的な価値が十分に発揮されることを目指しているとのこと。警視庁の「令和3年秋の交通功労者等表彰」において特別優良団体として警視庁交通部長より表彰を受けていることでも知られている。以下、リリースから。 ■自転車は「軽車両」の認識を 自転車の安全利用 5つのチェックポイント 自転車は日常の足として溶け込みすぎているあまり、「自転車は軽車両」としての意識が希薄です。その結果、危ない乗り方をする人を多く見受けられます。傘をさす、スマホを見るなどの片手運転は5万円以下の罰金、車道の左側走行を行わない違反は3か月以下の懲役または5万円以下の罰金(自治体により異なる)となります。また、冬季は早めにライトを点灯し、事故を起こさないためにもルールを見直しましょう。 遠藤 まさ子(自転車ジャーナリスト) 自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材・寄稿。自転車の中でも子供乗せ自転車、幼児車、電動アシスト自転車を得意とし、安全・快適な自転車ライフを推進している。 1. 自転車利用時の服装をチェック 自転車通勤向けのファッションブランドが登場しています。軽快さはありながらルーズに見えないなど、走行時だけでなく、ビジネスでも町中でも快適に過ごすことができる服装がおすすめです。パンツやスカートの裾が巻き込まれないようにする、ヒールのないフラットで滑りにくい靴底のシューズを履く、ストレッチが効いていることなどをポイントに選びましょう。夕暮れ時には明るめの色もおすすめです。 【参考】自転車ファッションインブランド「Blintw(ブリンツゥ)」 https://globalwork.jp/blintw_2021fall/ 2. 自転車通勤の会社規定をチェック 自転車活用推進法が制定され、2019年5月には事業者が自転車通勤や業務利用を拡大する支援策の一つとして、「自転車通勤導入に関する手引き」が策定されました。各企業によって導入内容、制度が異なるため、労働災害、通勤災害の認定や自転車通勤可能距離、ルールなどを事前に確認するようにしましょう。 【参考】自転車活用推進官民連携協議会 https://www.jitensha-kyogikai.jp/assets/pdf/jitensha_tsukin_manual.pdf 3. 駐輪場をチェック 会社で駐輪場を提供していない場合には、GoogleMapの機能を活用するほか、駐輪場シェアサービスの「みんちゅう」や、株式会社シマノが提供する全国の駐輪場検索ページなど、自転車駐輪場の調べ方も格段に増えています。駐輪場の予約が可能なサービスなど上手に利用しましょう。 【参考】駐輪場シェアサービス「みんちゅう」 https://www.min-chu.jp/ 【参考】株式会社シマノ「全国の駐輪場検索」 https://bike.shimano.com/ja-jp/mindswitch/cycling/search/ 4. 保険加入をチェック 自転車事故における被害者救済の観点から、条例により自転車損害賠償責任保険等への加入を義務化する動きが広がっています。自転車損害賠償責任保険等への加入義務化の条例改正は平成27年10月に初めて兵庫県で導入され、その後も多くの地方自治体で義務化や努力義務とする条例が制定されています。令和3年10月1日現在、34都道府県・2政令指定都市において、条例により自転車損害賠償責任保険等への加入を義務づける条例が制定されています。 【参考】国土交通省自転車損害賠償責任保険等への加入促進 https://www.mlit.go.jp/road/bicycleuse/promotion/index.html 5. 車両の安全性をチェック 自転車は「車両」として安全に乗ることができなければなりません。安価に購入できる自転車の中には、フレームが折れる・ブレーキが利かない、電動アシスト自転車では法定を上回るアシスト比率などの不具合が出た例もあります。約90項目の検査や安全基準をクリアし、国が認めた安全マーク(BAAマーク)を目印に選ぶことが大切です。安全な自転車を取り扱い、販売前の整備点検・修理・メンテナンスを相談しやすい最寄りの自転車店を選ぶことも重要です。 【参考】BAAマーク: http://www.baa-bicycle.com/about/point/index.html 関連リンク 一般社団法人自転車協会 http://www.jitensha-kyokai.jp/