デイリーアーカイブ May 17, 2025

大阪府豊中市 府内自治体初 自転車通勤「宣言企業」に認定

大阪府豊中市は、令和3年(2021年)1月に「豊中市自転車活用推進計画」策定し、市職員や事業者に向けて二酸化炭素排出量の抑制や職員の健康づくり、また新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、自転車通勤を促進している。 こういった本市の取り組みが評価され、国土交通省の「『自転車通勤推進企業』宣言プロジェクト」の宣言企業として認定された。 豊中市自転車活用推進計画では、シェアサイクルの推進を行い2022年10月31日まで、市内全域でシェアサイクルの実証実験を実施。また、「自転車通勤の手引き」を作成し同手引きを市職員向けに作成し、自転車通勤の促進を啓発している。 他にも、自転車活用推進の協定締結で株式会社あさひと協定を締結し、自転車の活用や安全な利用を進めるための啓発や自転車通勤の促進などを連携している。 関連リンク 大阪府豊中市 https://www.city.toyonaka.osaka.jp/

チャリチャリが東京エリアにて電動アシスト自転車の提供を開始

neuetは3月25日、同社が運営するシェアサイクル「Charichari」の東京エリアでの電動アシスト自転車の供用を開始した。 neuetは、シェアサイクルという公共的な移動手段を担う存在として、福岡、名古屋、東京の各エリアにて地域に寄りそいながらの成長を目指している。東京エリアでは、2020年7月のサービス開始以降、台東区から墨田区の下町エリアでサービスを展開。このエリアは平坦な道路が多いことから、20インチ・内装三段変速の一般軽快車(シティサイクル。チャリチャリでの呼称「ベーシック」)を導入している。 一方、日本国内における自転車販売状況では、電動アシスト自転車が過去最高の生産台数を記録(2021年度)するなど、幅広い世代と地域でその軽快さと走行性能が受け容れられつつある中、チャリチャリは、2021年10月、福岡市で電動アシスト自転車の展開を開始し、国内のシェアサイクルサービスの中でも珍しい電動アシスト自転車と一般軽快車を組み合わせたサービスモデルを展開し、東京エリアでも電動アシスト自転車を展開した。 料金は1分単位の料金体系で、1分15円(税込、以下同)で展開する。なお、電動アシスト機能がないベーシックの料金体系は従来通り1分6円となる。 関連リンク Charichari https://charichari.bike/

近鉄田原本線 サイクルトレインの運行を期間限定で実施

奈良県、田原本線近隣各町と近鉄は3月24日、サイクリング推進による田原本線沿線の活性化を目的に、奈良県営馬見丘陵公園での馬見チューリップフェア開催にあわせ、自転車をそのまま車内に持ち込めるサイクルトレインの運行を発表。2022年4月9日(土)から4月17日(日)まで運行する。 田原本線は、田原本鉄道として1911年に免許を受け、大和鉄道と改称して1918年に現在の路線が開通。西田原本駅(田原本町)から新王寺駅(王寺町)までを結ぶ約10キロの鉄道路線。沿線には奈良県営馬見丘陵公園や太子道などの見どころが点在している。 今回運行するサイクルトレインは、奈良県が策定した「奈良県自転車活用推進計画」にも関連した取組みとして、鉄道利用と併用しながら田原本線沿線でのサイクリングを楽しむだけでなく、田原本線沿線の活性化もある。 実施日は2022年4月9日(土)から4月17日(日)まで。利用区間は近鉄田原本線 西田原本駅から新王寺駅の各駅間(大輪田駅、佐味田川駅除く)。対象列車は新王寺・西田原本両駅を9時~15時台に発車する列車。利用できる車両は3両編成の前から2両目。利用可能台数は最大各列車16台まで。追加料金不要、乗車券のみで持ち込み可能で、事前予約不要。 関連リンク 近畿日本鉄道サイクルトレインに関して(PDF) https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/20220324cycletrain.pdf