2022年のE-BikeはBAFANG M800ユニット搭載の電動アシストロードバイクに注目!?

サイクルモード東京2022で登場した電動アシスト自転車やE-Bikeの中で、一番注目したいのが電動アシストロードバイクだ。

E-Bikeの中でもロードバイクタイプは車体が軽い必要があるため、参入している企業が少ないのが実情だ。今回のサイクルモード東京2022ではBAFANG M800ドライブユニットを搭載した電動アシストロードバイク「S1NEO 599E」「BLULANS S8」が展示されていたので紹介しよう。

BAFANG M800とは?

 

出典:https://bafang-e.com/jp/%E8%A3%BD%E5%93%81/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC/%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC/m800/

中国の電動アシスト自転車用ドライブユニットをメインに製造する「BAFANG(バーファン)」。BAFANGは、様々なドライブユニットを製造しているが、その中でもM800はE-ロードバイクや、E-グラベルロード向けのドライブユニットとなっている。スペックは定格出力200W、最大トルク55Nm。モーター重量は2.3キロ。一般的なE-Bike用ドライブユニットと比較して、パワーやトルクは少ない軽量型となる。

軽量型E-Bike用ドライブユニットは、FAZUA Evationシリーズ、Maxon BikeDrive Air(記事)、Specialized SL1.1が有名。このような軽量型ドライブユニットは市場規模が小さいためマイナーな存在だ。

今回、BAFANG M800の電動アシストロードバイクに試乗しており、筆者は、Specialized SL1.1ドライブユニット(定格出力240W、最大出力240W、最大トルク35Nm)を搭載したSpecialized Turbo Vado SLを所有(記事)しているが、パワーやトルクはBAFANG M800が上で、モーターノイズもSpecialized SL1.1はそれなりにあるのに対し、BAFANG M800はほぼ無音クラスと非常に静かで、技術力が高いと感じた。

S1NEO 599E

S1NEOはフランスの自転車ブランド。日本国内では現役競輪選手の岡田浩太氏が代表の「株式会社S1NEO JAPAN」が取り扱いを行っており、ロードバイクやトラックレーサー、シクロクロスのラインナップとなっている。海外市場ではロードバイク、トラックレーサー、グラベルロード、シクロクロス、E-Bikeを展開。

E-Bikeに関してはE-ロードバイクの599Eのみの展開。フレームはカーボン製で、取り外し可能な内蔵200Whバッテリーを搭載している。重量は噂によると13キロ台。日本仕様の具体的なパーツの選定は不明だが、日本国内での販売価格は60万円から80万円を予定している。型式認定は取得予定。

BLULANS S8

BLULANSは中国の自転車ブランドでWebサイトを見るとE-Bikeのみのラインナップとなっている。日本国内では「BLULANS JAPAN」(潤天株式会社)が取り扱う。エアロ形状のカーボンフレームには脱着可能な460Whのバッテリーを搭載。ホイールもカーボンホイールでE-Bike専用となっている。コンポーネントはシマノ・アルテグラで油圧ディスクブレーキを搭載。重量は公式サイトによると14.6キロ。価格は80万円台を予定している。

また、BLULANSはE-ロードバイクだけでなく、ハードテールE-MTB「S6」や、ミニベロE-Bike「X2」も展開予定。価格はハードテールE-MTB「S6」は30万円中盤から後半、ミニベロE-Bike「X2」は30万円台を予定しているという噂がある。型式認定は取得予定。

「S1NEO 599E」「BLULANS S8」の両方とも、電動アシストロードバイクの中でも人気車である「Specialized Turbo Creo SL」の強敵になるだろう。

文:松本健多朗

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