デイリーアーカイブ Jul 20, 2025

自転車ヘルメット着用義務化から1年、全国自治体の取り組みに大きな差 産経デジタルとオージーケーカブトの調査から

自転車用ヘルメットの着用が努力義務化されてから1年が経過した。この法改正を受け、株式会社産経デジタルと株式会社オージーケーカブトは4月26日、全国1,718の自治体と23特別区を対象に、自転車用ヘルメットに関する初の一斉調査を実施した。その結果、ヘルメット着用率を把握している自治体は全体の3%にとどまり、購入補助制度を導入している自治体は全体の21%であることが明らかになった。 警察庁の発表によると、自転車事故で死亡した人の約7割が頭部に致命傷を負っており、ヘルメット非着用時の致死率は着用時と比べて約2.3倍高くなっている。都道府県別の着用率でも、最高の愛媛県が59.9%である一方、新潟県が2.4%、青森県が2.5%など、地域差が大きいことが判明している。 産経デジタルとオージーケーカブトは、5月1日の「自転車ヘルメットの日」と自転車活用推進法で定められた5月の「自転車月間」に合わせ、地域ごとの現状や課題を可視化するために、全国の自治体を対象に調査を行った。 調査の結果、ヘルメット着用率を把握・調査している自治体は全体の3%の52市区町村にとどまり、着用率調査の手法に共通性がないことも明らかになった。駐輪場や自転車利用の多い交差点での実地調査やネットモニターアンケートなど、調査期間や対象者数にばらつきがあり、着用率の統計的な比較分析が難しい状況だ。 一方、購入補助制度を導入している自治体は全体の21%の351市区町村で、補助上限額は全額負担から1,000円まで幅があることがわかった。条件を満たせば全額負担という自治体が2件、5,000円が2件、4,000円が7件、3,000円が60件、2,000円が208件、1,000円が16件と、金額に大きな差が見られた。 着用率把握と補助制度導入の両方を行っている自治体は全体の1%未満の16市区町村で、愛知県の6自治体が最も多く、大阪府の3自治体、東京都の2自治体などが続いた。 補助制度の導入率を都道府県別に分析すると、徳島県が100%、愛知県が92%と高い一方、着用率トップの愛媛県は35%にとどまった。愛媛県では教育委員会主導で高校の自転車通学時のヘルメット着用を義務化するなど、地域の実態に合わせた施策の重要性が浮き彫りになった。 警察庁交通局交通企画課の日下真一課長は、「自治体の助成や実態把握が着用促進に有効であり、積極的な取り組みの拡大に期待している」とコメント。産経デジタルとオージーケーカブトも、調査結果を活用し、イベントやプロモーション施策を通じた啓発活動を継続していく方針だ。 自転車用ヘルメットの着用は、自転車事故における致死率や後遺症のリスクの低下につながる。自らの命を守るためにも、安全性の高いヘルメットの購入と着用が求められる。各自治体には、地域の実情に合わせた効果的な施策の実施が期待される。 5月5日の「自転車の日」から31日までの「自転車月間」には、全国各地で交通安全の促進と自転車の正しい知識の普及を図るための啓発活動が行われる。自転車利用者一人ひとりが、ヘルメット着用の重要性を認識し、安全運転を心がけることが何より大切だ。 OGK KABUTO 産経デジタル

フェリーとの往復利用と横須賀のホテル宿泊がセットになった「関東トクトクドライブパック」の発売開始

SHKグループの旅行会社、株式会社ヴィーナストラベルは4月19日、福岡県・新門司港~神奈川県・横須賀港の往復利用と横須賀のホテル宿泊がセットになった「関東トクトクドライブパック」の発売を開始した。 このプランは、九州から関東への旅行や帰省に便利なお得な船旅で、2名様の往復船(マイカー同乗可)と横須賀のホテル1泊付きのシンプルなプランだ。船旅でゆっくり関東へ行き、到着後は愛車で関東をドライブできるのが魅力となっている。 宿泊先は横須賀1泊以外は自由で、帰省で実家へ、憧れの富士山へ、キャンピングカーで関東周遊など、顧客のニーズに合わせて利用できる。ペットも一緒に旅行可能だ。 東京九州フェリーの「はまゆう」「それいゆ」は2021年に就航した約16,000トンの大型フェリーで、船内ではレストランや大浴場、プラネタリウムなどの施設が充実。船上BBQや目の前に広がる大海原を眺めながらの船旅は非日常的な体験ができる。 横須賀到着後は、港より車で約10分以内の3つのホテルから希望のホテルを選べる。横須賀は、アメリカ海軍基地もあり異国情緒あふれるハイカラな街で、ご当地クルーズ「YOKOSUKA軍港めぐり」がおすすめだ。 旅行代金は、2024年6月1日出発~8月31日帰着で設定され、6月出発が特にお得。2名様で6月発着が60,000円(税込)、7・8月発着が90,000円(税込)となっている。最少催行人員は2名様で、申込みは出発日の14日前まで電話で受け付けている。 株式会社ヴィーナストラベル (venus-t.jp)

BRUNO、遊べる新型Eカーゴバイク「e-tool*」を発売 買い物から子乗せまで対応するモデル

ミニベロやEバイクを販売しているBRUNOが、新たにe-tool*を発売した。 CYCLE MODE 2024 TOKYOで公開されたe-tool*は、e-toolの後継モデル。運べるコンセプトはそのままにしつつ、車体の全長はE-toolと比べてマイナス4.5cmと短くなった。また、車体形状も自転車の乗り降りがしやすいステップスルー型に変更され、車体にまたがりやすく進化。それに加えてフレームの剛性は30%もアップしていると謳っている。 新型モデルではリアキャリアは、取り外しが可能になったため、荷物を運ばない時は取り外して気軽なサイクリングを楽しむことが可能。さらに外すとマイナス1kgの軽量化もでき、ライフスタイルによって変化を加えて長く楽しむことができる。子供を乗せて送り迎えもできるように、子供乗せにも対応しており、オプションで専用両足スタンドを用意している。 ブレーキも旧モデルではVブレーキだったのが、新たにディスクブレーキ仕様に変更され、タイヤは20×2.4のワイドな仕様になった。 e-tool*荷物を乗せてキャンプやアウトドア、配達の仕事に使えるのに加えて、荷台を外せばミニベロEバイクとして楽しめるだろう。 BRUNO e-tool*のフレームとフォークには、ヒートトリートメントを施したオリジナルのアルミニウム合金A6061-T6とA6066-T6を使用。ブレーキはディスクブレーキを採用し、タイヤはオールテレイン対応の20×2.4軽量ワイドタイヤを装備。サドルはワイドコンフォートサドルで、リムには6061アルミニウム合金のヒートトリートメントとCNCサイドウォールが施されている。 ドライブユニットはSHIMANO製DU-E5080H(定格出力250W、最大トルク40Nm)で、バッテリークはBT-E8014(容量418Wh、36V x11.6Ah)が搭載されている。バッテリーの寿命は1,000サイクルで、1,000サイクル後も、フル充電で250Wh(約60%)を超える能力を維持する。1充電あたりの走行距離目安は、ECOモードで120km、STDモードで95km、POWERモードで85km。 シフターはShimano Revo SHIFTERで、リアディレイラーはSHIMANO TOURNEY TXの8段変速。e-tool*のサイズ(c-t)は385mmで、適応身長は140cm~180cm。重量はスタンドを除いて18.6kg。e-tool*は、道路交通法の基準を満たした国家公安委員会認定の製品となっており、キャリアの最大積載荷重は30kgだが、公道での走行の際は、30kgを超えないようにする必要がある。車体全長は、スタンドを立てた状態で1655mm。カラーはBLACK、GREY、FOREST、SANDの4色展開で、価格は税込26万9,720円。 1st Edition Limited(GREY)は、初回入荷限定50台の先行発売で、4月25日デリバリー開始予定。1st edition Limitedには、日本のこだわり本所製アルミフェンダーが付属する。 Bruno - Just another WordPress site (brunobike.jp)