デイリーアーカイブ Jul 5, 2025
自転車で快適に走るのは1日100キロ以下だと思う
とあるブログで、ホンダ・CX650ユーロというオートバイで、アメリカを旅行したというエントリーを見た。
アメリカ旅行 - 消え行くアメリカ車たちを追って - Yahoo!ブログ
国土が広いアメリカでは、走る距離が非常に長いらしく、一日300キロ以上、最悪で500キロ以上走る場合もあるらしい。そういう背景があるためか、アメリカでは長距離走行用に大きなカウルがついたハーレーや、ホンダ・ゴールドウィング等のオートバイがラインナップにあるようだ。因みに、そこのブログのアメリカ旅行のあるエントリーでは、アメリカのとある道を走行していると、あらゆる所から台風のような風に煽られ、最終的には風が少ない旧道を走ることとなった一方、ハーレーは何事も無い様に通り過ぎていったとのこと。アメリカらしさを感じるハーレーダビッドソン等の大柄なアメリカンタイプのオートバイは、決してカッコだけでなくて実用性もあって売れているようだ。
アメリカ旅行 ボディー・カリフォルニア - 消え行くアメリカ車たちを追って - Yahoo!ブログ
https://www.youtube.com/watch?v=CnbvkqqbK1Y
そんなエントリーを読んでいると、フェアリング無しのオートバイの快適な一日の走行距離は、大体200キロ以内と書いてあり、ふとスポーツ自転車で快適な1日の走行距離について考えてみることにした。
エンジンがついているオートバイとは違い、自転車はエンジンが無いので、人によって快適な走行距離は違うと思う。そこで、今回はある程度距離が走れる(1日200キロぐらいは走れる)人に絞って考えてみることにした。人によっては1日300キロ走れる人もいるし、自分も1日300キロは走ったことがあるが、個人的にはこういう超長距離は、快適に走るとはいえないと思う。完全に走りがメインで、どこかによるなどの観光ができないという問題もある。
個人的な感覚としては、スポーツ自転車で1日で快適に走れる距離の限界は1日100キロ以下でないと、時間に余裕が無くて観光ができないと思う。1日100キロでも少し急ぎ足な感じがするので、余裕を持って観光等を堪能するのなら1日70~80キロが理想なのではと感じる。
普通の人なら最低でも一番軽いギア比は1以下のほうが良い理由
ギア関連で重要なのは、変速の段数よりも、自分が走行する場面で適正なギア比を探すのが重要だと思う。このギア比は、走行条件や人間のパワーが人それぞれ違うため、一概にどういうギア比がいいのかは言えないのが実情だ。
少なくとも言えるのは、無意味な重いギアは意味がないことだろう。自動車でもマニュアル車で、スピードが出ていない場面でトップギアにしても加速しないが、自転車の場合重いギアを踏み続けると膝などがやられるので、注意したい。上り坂を膝が壊れるくらいの重いギアで上るのなら、素直に押したほうが良い。上り坂で歩いても、下り坂と平地は乗れるのだから、総合的には歩きよりも速く走ることができる。
個人的には普通の人が公道で楽しく乗ることができるには、一番軽いギアは1以下は必要だと思っている。これは前のギアの歯数(クランク側)と、後ろのギアの歯数(スプロケット側)を割って、1以下になっているということ。例として挙げると、2015年のGIANT Escape R3の場合、スペック表では、ギアクランク PROWHEEL SWIFT 28/38/48T 165mm(XXS、XS)、170mm(S、M)と書いてある。この場合、一番軽い歯数は前ギアの場合、一番小さい数字で28ということになる。後ろのギアは、ギア SHIMANO HG41 8S 11-32Tと書いてあり、一番軽いギアは、後ろギアの場合、一番軽いギアは32ということになる。28÷32は0.875と1以下になっている。
なぜ、自分は一番軽いギア比は1以下のほうが良いと思うのは、峠越えなどの場面などで恩恵を受けているため。軽すぎるギアは公道でのサイクリングでは」基本的に持っていて問題はほとんどない。体調が悪い時や疲れているときなどにも役に立つ。個人的には重いギアを使うのは、自転車を知っている人が使う物で、自転車を始めた人が使うものではないと思っている。
自動車やオートバイなどの原動機がついた乗り物では、エンジンにあったギア比が設定されていて、自動変速が多いためあまりギア比について考える必要がないが、自転車は走行条件や人間のパワーが人それぞれ違う。自転車の場合、ギア比を変更するのは当たり前と思っていいだろう。
Dahon OEMモデル並みの安価なのが登場したDahon 2015年モデル
比較的安価なモデルから、高価なモデルまである折りたたみ自転車ブランド「Dahon」と「Tern」。2015年モデルの展示会について書いてあるブログを発見した。
橋輪 : DAHON tern FUJI 2015年モデル速報!【橋輪Blog】 - livedoor Blog(ブログ)
2015年モデルでは、Dahon OEMに近いぐらい安価なモデルも登場するようだ。
Dahonで一番安いモデルは、Impluse D6で税抜き価格37,000円。Impluseシリーズは折りたたみフレームに2つの継ぎ手があるRe-Barというのを採用していて、旧Impluseシリーズにも装備されていた。再登場したImpluseにもRe-barを採用していて、その形もDahon OEM専用の丸みがあるRe-Barフレームではなくて、旧Impluseに近い直線的なデザインになっている。安価な一方、フレーム素材はスチールで重量は13.6キロなので、他のDahonと比べると落ちると思う。
Impluseよりも高いが軽いモデルとしてMistというモデルも登場した。フレームの形からしてMetroシリーズを復活させたようなものだと思う。フレーム素材はアルミのため重量は12.3キロと軽い。
Dahonでも安価なImpluseとMistが登場したが、細かい所がDahon OEMモデル並みだったり、ハンドル高を上下調整機能がついてないなどの欠点がある。フレームサイズが1種類しかなく、大柄な欧米人向けに作られたようなDahonの折りたたみ自転車は、比較的ハンドル高が高めで、上下調整機能がないと、身長が高くない人にとっては、ハンドル高に戸惑うと思う。
因みに、新しく登場するDahon ImpluseやMistを購入するよりも、Dahonと同じ輸入元が取扱う、Ternブランドの「Link B7」のほうが良いと思う。税抜き41,000円で、ハンドル高の調整機能がついているアルミフレームの折りたたみ自転車で、自分ならMistを購入するのなら、Link B7を購入するだろう。