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お洒落系E-Bike「Wimo COOZY」 ミニベロスタイルで取り回しを重視したE-Bike

サイクルモード東京2022のBAFANGブースでは、BAFANG製ユニットを搭載した様々なブランドのE-Bikeが展示されていた。その中でも、今回はWimo COOZYを紹介する。

COOZYは20インチのミニベロタイプの電動アシスト自転車。名前は、「COZY/居心地のよい」に自転車両輪を表す「〇〇」を掛け合わせた造語。

バッテリーはリアトライアングルにあるプラスチックケースに入っており、容量は252wh。デザインはすっきりしているが、筆者としては、シンプルでプラスチック感を排除したデザインにしたい所。一例を挙げるとプジョー・ジャンゴシリーズや、ベスパ、ランブレッタのテール部分のようなシンプルながら金属感で高級感があるデザインのほうが似合うだろう。

 

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ディスプレイは、この価格帯では珍しく大型のカラー液晶タイプを採用。変速機は内装3段変速で、ベルトドライブ仕様となっている。街乗りで役に立つリング錠やサイドスタンド、フロントヘッドライトは標準装備。モーターは前輪インホイールモーターとなっている。バッテリー容量は36V 7Ah 252Whで、街乗りやポタリング向けの電池容量だ。

試乗した感覚では、ブリヂストンサイクルのTB1e(記事)や、evol C277(記事)などの大型フロントインホイールモーターを搭載したモデルや、Votani H3・Q3(記事)と比較すると、パワフルなモーターとは感じないが、アシスト比を追い込んでモーターが頑張ってアシストを出している感覚はある。ヤマハ発動機などの国内大手の電動アシスト自転車は、重いギアに入れて走行することができるが、Wimo COOZYは比較的軽めのギアにいれて、スポーツサイクルのようにクルクルとペダルを漕ぐ走りを楽しむのが良いだろう。

個人的に良いと思ったのはカーブでの切り返しが自然な事。前輪にインホイールモーターを装備したE-Bikeや電動アシスト自転車は、前輪が重いためヘアピンカーブでの切り返しが重いのが一般的だが、Wimo COOZYは、ヘアピンカーブでの切り返しにもっさり感が無くて、軽く走ることができる。前輪インホイールモータークラスではトップクラスだろう。

Wimo COOZYは、デザインや取り回しの軽さを求める人に向いている。一方で、アシストの力強さを求めているのなら、Wimo COOZYよりも国産電動アシスト自転車を購入したほうがいいだろう。Wimo COOZYの価格は15万9500円(税込)から。

Wimo COOZYのスペック

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:-
  • 重量:18.75キロ
  • ブレーキ:前Vブレーキ、後ろローラブレーキ
  • ギア(前):-
  • ギア(後):シマノ 内装3段変速
  • フロントホイール:20インチ
  • リアホイール:20インチ
  • タイヤ:20×1.75インチ
  • ドライブユニット:-
  • アシスト方式:フロントインホイールモーター
  • バッテリー:36V 7Ah 252Wh
  • 充電時間:不明
  • アシストモード:3段階(ECO/POWER/BOOST)
  • 航続距離:(100/70/40km)

文:松本健多朗

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ドイツ「Pearl Cycles」イオンのスポーツバイクEC専門ショップ「Probikeshop」で日本初上陸

イオン・シグナ・スポーツ・ユナイテッドは4月21日、ドイツのスポーツバイクブランドを展開するPearl Cycles社と独占販売契約を締結し、スポーツバイクEC専門ショップ「Probikeshop」において、日本初上陸となるドイツのロードバイクブランド「Pearl Cycles」の取り扱いを開始した。

Pearl Cycles社は、2009年に南アフリカ出身の元プロサイクリストであるロジャー・ターナーにより、ドイツのハンブルクで設立されたブランド。シンプルなデザインのフレームのエアロ形状がスマートなルックスが特徴で。オシャレなサイクルウエアに合わせやすいロードバイクを売りにしている。

コンポーネントはすべてシマノ105を搭載し、他のブランドと比較してお買い得感を強調した価格を謳っている。Pearl cyclesとProbikeshopの共同開発モデルは、コストパフォーマンスを意識したシマノTIAGRA搭載のエアロロードバイクを用意している。

Pearl Dice Aero
Pearl Legacy

ラインナップはPearl Dice AeroとPearl Legacyの2モデルを用意。価格はPearl Dice Aeroで共同開発モデルが39万6000円(税込、以下同)で、シマノ105モデルが42万2400円。Pearl Legacyで、共同開発モデルが39万6000円で、シマノ105モデルが42万2400円。

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嵐電 大覚寺と祇王寺拝観にレンタサイクルと「嵐電1日フリーきっぷ」をセットした 「嵐電 大覚寺・祇王寺 サイクルチケット」 発売

京福電気鉄道は2022年4月25日、大覚寺・祇王寺の拝観に、レンタサイクル(3時間)と、「嵐電1日フリーきっぷ」をお得にセットした「嵐電 大覚寺・祇王寺 サイクルチケット」を、新緑シーズン限定で発売すると発表した。

大覚寺・祇王寺のある北嵯峨は、豊かな自然に恵まれ、鳥居本など歴史的な景観が広がり、レンタサイクルで回遊できるエリアで知られている。また、嵐電沿線には、大覚寺・祇王寺の他にも、北野天満宮、仁和寺など、美しい青紅葉が楽しめる社寺が点在している。

レンタサイクルは嵐電嵐山駅「らんぶらレンタサイクル」の利用となる。自転車は20インチ、26インチの2種類から選ぶことができる。レンタサイクルの受付は15時までで、返却は17時までとなる。

嵐電 大覚寺・祇王寺 サイクルチケットのセット内容は、大覚寺&祇王寺共通拝観券1枚、レンタサイクル(3段変速つき自転車  3時間ご利用)、嵐電1日フリーきっぷ1枚のセット。大覚寺の大沢池を参拝の場合は、別途拝観料が必要。価格は大人1500円。

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嵐電 [DVD]

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井浦新, 大西礼芳
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ミニベロE-Bike「デイトナポタリングバイク・DE03」新型登場 ディスクブレーキ・大容量バッテリーを搭載 

デイトナは3月1日、同社のE-Bikeブランド「デイトナポタリングバイク」ミニベロE-Bike「DE03」の新モデルを発売した。

出典:https://www.potteringbike.jp/product/de03.html、以下同

デイトナポタリングバイクの特徴は、お手頃な価格で購入できることで有名なE-Bikeブランド。バッテリーは箱型のデザインで革のバッグ風カバーを装備することで、シンプルなデザインを実現。アシストモードは1種類とシンプルなのを売りにしている。

ブレーキは旧モデルはキャリパーブレーキだったが、新型は機械式ディスクブレーキを採用。バッテリー容量は旧モデルは36V 6.6Ah 237Whから、36V 9.6Ah 356Whと大容量化を実現。アシスト可能航続距離も旧モデルは50キロだったのが、70キロに増大した。

ホイールは、20インチでも外径の大きいETRTO-451のホイールを採用。タイヤは、KENDA K-1018 (20×1-1/8) 仏式バルブ。コンポーネントはマイクロシフトの外装9段変速。価格は18万5000円(税込)。

デイトナポタリングバイク・DE03(2022年モデル)のスペック

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:スチール
  • 重量:16.2キロ
  • ブレーキ:機械式ディスクブレーキ
  • ギア(前):コッタレスタイプ/52T
  • ギア(後):11-28T 外装9段変速
  • フロントホイール:20インチ
  • リアホイール:20インチ
  • タイヤ:KENDA K-1018  20×1-1/8
  • ドライブユニット:リアインホイールモーター
  • アシスト方式:リアインホイールモーター
  • バッテリー:36V 9.6Ah 356Wh
  • 充電時間:5~6時間
  • アシストモード:
  • 航続距離:70km

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ロードバイク専用 警音機能付き超軽量エンドキャップ「GENTZ」 特別価格で販売


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カルモアは4月22日、警音機能付き超軽量エンドキャップ「GENTZ」を特別価格で販売すると発表した。

エンドキャップは、ハンドル先端の保護やケガの防止、バーテープの固定が主な役割のパーツ。GENTZは、これらの役割に加え、警音機能を加えたエンドキャップ。重量は14グラム(左右ペア)で、ベルをハンドル内部に内蔵でき、ハンドル周りをスッキリさせることが可能。また、ハンドルのバーエンドに取付けるタイプの警音器なので、エアロハンドルでも取り付けできる。

GENTZは通常価格4000円のところ、特別価格2980円で販売している。また、警報機能が搭載されていない重量3グラムの超軽量バーエンドキャップ「AIR GENTZ」も販売している。

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GIANT「乗って爽快! Eバイク試乗キャンペーン」開催 E-Bikeに試乗して入浴剤やヘッドライトをプレゼント

GIANT JAPANは4月22日、「FEEL THE RUSH BY E-BIKE. 乗って爽快! E-BIKE試乗キャンペーン」を実施すると発表した。

このキャンペーンは、GIANT/LivのE-Bikeに試乗し、Eバイクのスポーツ性能と、それによって生まれる“爽快感”を体験できるキャンペーン。アンケートに回答すると、ノベルティとして“爽快”な入浴剤2種をプレゼントする。

また、試乗の感想と写真に、ハッシュタグ「#GiantEバイクを試乗してみた」または「#LivEバイクを試乗してみた」を付けて、Instagramへ投稿した人の中から、抽選で20名に「GIANT RECON HL 1600」ヘッドライトをプレゼントする。キャンペーン期間は2022年4月28日(木)から2022年6月26日(日)まで。

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乗って爽快! Eバイク試乗キャンペーン(GIANT JAPAN) https://www.giant.co.jp/news/information/6889

電アシクロスバイク「ブリヂストン・TB1e」解説 E-Bikeとの違いやライバル車なども紹介

かつて、電動アシスト自転車といえば、街乗り向けのママチャリタイプや子供載せを装着したモデルが有名だが、現在は、クロスバイクタイプの電動アシスト自転車や、本格的な電動アシストスポーツ自転車「E-Bike」が登場している。

数ある電動アシスト自転車の中でも、手頃な価格で購入することができるクロスバイクタイプの電動アシスト自転車が注目されている。その中でも有名なのが、ブリヂストンサイクルのTB1eだ。

TB1eはブリヂストンサイクルの通勤通学向けクロスバイク「TB1」の電動アシスト自転車バージョン。ドライブユニットは前輪にモーターを搭載した前輪インホイールモーター仕様の「BSデュアルドライブ」を採用している。このドライブユニットの特徴は、回生充電機能を採用していること。回生充電機能は走行中にペダル回転を止めた時および左ブレーキをかけた時に回生充電機能が発生し、自動で充電を行うため走行距離が長くなると謳っている。

回生充電機能や手頃な価格で購入できることで売れているTB1e。メディアによってはTB1eはE-Bikeという扱いだが、本物のE-Bikeとは何が違うのか?また、TB1eのライバル車は何があるのか解説する。

TB1eの車体をチェック

TB1eの車体デザインは、通勤・通学向けクロスバイクのTB1を意識したアルミフレームを採用。近年注目されているEーBikeのように、バッテリーをダウンチューブに装着したり、フレームに内蔵するのではなく、一般的な軽快車タイプ(ママチャリ)でよく採用されている縦置き、シートチューブ後方装着式となっている。このタイプはE-Bikeのようなスッキリとした見た目にするのは難しいが、バッテリーの脱着を行うとき、体をかがまないでできるため、電動アシスト自転車では主流となっている。

通勤・通学クロスバイクのTB1をベースにしているため、実用性を重視している。駐輪で必要なサイドスタンドや、水溜りを通過しても服が汚れにくい頑丈な鉄製フェンダー、簡単に鍵をかけることができるリング錠などを装備。また、万が一盗難されても割安な料金で自転車が手に入る3年間盗難補償もあるのも良い。

モーターはブリヂストンサイクルオリジナルのBSデュアルドライブ。36V電圧で定格出力250W、最大出力、最大トルクは不明。回生充電機能を搭載している。

スイッチ、ディスプレイは一体式で、ハンドル左側に装備。パナソニックやヤマハの電動アシスト自転車と比較してシンプルなデザインとなっている。

ブリヂストンのTB1eはEーBikeか

ブリヂストンサイクルのTB1eは電動アシストクロスバイクとして有名だが、メーカー公式サイトではE-Bike(電動アシストスポーツ)とは呼んでいない。メディアによってはTB1eはE-Bikeと扱っている所もあるが、有識者からはTB1eはE-Bikeではなく従来の電動アシスト自転車という扱いだ。

実際、シマノ、ボッシュ、バーファンミッドドライブタイプのユニットを搭載した、本格的なE-Bikeに試乗した後に、TB1eに試乗するとE-Bikeとの違いを実感する。

一番わかりやすいのがハンドリングだ。TB1eは前輪にモーターを搭載したインホイールモーターを採用している。この価格帯では、比較的パワフルなモーターを搭載しているが、その一方で、前輪が重いためヘアピンコーナーやカーブの切り返しが重い。また、踏んだときのアシストも反応はそれなりに良いがもっさりとしたアシストで、あくまでも”楽”を重視しており、スポーティな感覚はあまりない。

シマノ、ボッシュ、バーファンミッドドライブタイプのユニットを搭載したクロスバイクタイプのE-Bikeの場合、前輪が軽くヘアピンコーナーやカーブの切り返しが軽々と走り、踏んだときのアシストの反応も良く、シャープなアシストにより、爽快感がある走りを実現しており、性能の違いを実感するだろう。

一方で、街乗りに関しては、駐輪時に必要なサイドスタンド、頑丈な泥除け、ヘッドライトなどを装備しているため、購入してすぐに街乗りや通勤・通学に使用することができる。ほかにもオプションで、フロントバスケットやリアキャリアを装備して、積載性能を向上させることも可能だ。そして、3年間盗難補償も付帯されているのが嬉しいところだ。

ブリヂストンサイクル・TB1eは、街乗り・通勤向け電動アシスト自転車として乗るのなら良いだろう。但し、E-Bikeと思って購入すると、後に本格的E-Bikeに乗ると違いの大きさに驚くので、本格的なE-Bikeが欲しい場合、THIRDBIKES FESMOTORなどの本格的なE-Bikeを購入したほうが良いだろう。ブリヂストンサイクル・TB1eの価格は、15万2000円(税込、以下同)。

ブリヂストンサイクル・TB1には2種類のモデルが用意されている

TB1eと言えば、一般的にはカタログモデル(TB7B42)が有名だが、実はカタログに掲載されていない、通称B200モデル(TB7B22)というのが存在する。

カタログモデル(TB7B42)とB200モデル(TB7B22)の違いはバッテリー容量。カタログモデル(TB7B42)に採用されているリチウムイオンバッテリーB400(BT-B400)は、36V 9.9Ahの容量361Wh。一方で、B200モデル(TB7B22)に採用されているリチウムイオンバッテリーB200(BT-B200)は、36V 6.2Ahの容量233Whで、B200モデル(TB7B22)のほうが容量は少ない。

バッテリー容量が大きいほど、強力なアシストを長時間使用することができ、バッテリーの消耗が大きい上り坂も長い距離を走ることができる。

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ブリヂストンサイクル TB1eのライバル

ここでは、ブリヂストンサイクル TB1eのライバルを紹介しよう。TB1eのライバルは、10万円台で購入することができ、クロスバイクタイプの電動アシスト自転車で、泥除け、サイドスタンドなどが標準装備・オプションで用意されている、3年間盗難補償か採用されているかなどを考えてピックアップした。

パナソニック ベロスター

出典:https://cycle.panasonic.com/products/elvs/

パナソニック・ベロスターは、クロスバイクタイプの電動アシスト自転車。同社のママチャリタイプの電動アシスト自転車「ビビ」等に使われている一般車用ユニットを採用している。通勤・通学でも使えるように、前かごが装着できる荷台に泥除け、リング錠を装備している。

ブリヂストンサイクル・TB1eとの違いは、ベロスターはクロスバイクで使われている700Cタイヤを採用し(TB1eは27インチ)、回生充電機能は無い(TB1eは標準装備)。バッテリー容量は25.2 8Ah 202Wh(TB1eは36.5V 9.9Ah 361Wh)。フロントキャリアは標準装備(TB1eはオプション)。価格は10万9800円。TB1eと比較すると、最大航続距離は短く、バッテリー容量も少ないが、価格もお手頃なので10万円ちょっとで購入できる。街乗りやポタリング向けのクロスバイクタイプの電動アシスト自転車だ。

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:-
  • 重量:22.4キロ
  • ブレーキ:前Vブレーキ、後ろローラブレーキ
  • ギア(前):-
  • ギア(後):外装7段変速
  • フロントホイール:700C
  • リアホイール:700C
  • タイヤ:700×38c
  • ドライブユニット:パナソニック 電動アシスト自転車用ユニット
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:25.2V 8Ah 202Wh
  • 充電時間:4.5時間
  • アシストモード:3段階(ロング/オートマチック/パワー)
  • 航続距離:(50/36/28km)

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パナソニック ジェッター

出典:https://cycle.panasonic.com/products/elhc/

パナソニック・ジェッターは、同社のクロスバイクタイプの電動アシスト自転車の中でも、スポーティなデザインを採用しているのが特徴。ベロスターよりもシャープなフレームデザインに、大容量のバッテリーをダウンチューブに装着している。前かごや荷台、泥除け、リング錠はオプション。

ブリヂストンサイクル・TB1eとの違いは、ジェッターは車体サイズを2種類用意し、身長144センチから対応(TB1eは車体サイズは1種類で身長155センチから)で、クロスバイクで使われている700Cホイールを採用し(TB1eは27インチ)、モーターに回生充電機能は無い(TB1eは標準装備)。バッテリーはE-Bikeのようにダウンチューブに装着し、スポーティなデザインを実現。バッテリー容量は25.2 12Ah 300Wh(TB1eは36.5V 9.9Ah 361Wh)。フロントキャリア、泥除け、リング錠はオプション(TB1eは泥除け、リング錠は標準装備)。価格は16万8000円。

TB1eと比較すると、電動アシストクロスバイクとしては、デザイン性を重視している。泥除けやフロントキャリアはオプションなので、実用車として運用するよりはサイクリング向けとなっている。本格的なE-Bikeは高くて購入できないが、スポーティな雰囲気を楽しみたい人におすすめ。

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:-
  • 重量:21.1キロ
  • ブレーキ:Vブレーキ
  • ギア(前):-
  • ギア(後):外装8段変速
  • フロントホイール:700C
  • リアホイール:700C
  • タイヤ:700×38c
  • ドライブユニット:パナソニック 電動アシスト自転車用ユニット
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:25.2V 12Ah 300Wh
  • 充電時間:4時間
  • アシストモード:3段階(ECO/AUTO/HIGH)
  • 航続距離:(85/54/45km)

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ヤマハ発動機 PAS VIENTA

出典:https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/lineup/vienta5/color.html

ヤマハ発動機・PAS VIENTAは、同社のクロスバイクタイプの電動アシスト自転車の中でも、女性向けのデザインを採用している。ママチャリよりも趣味性を重視しつつ、またぎやすいデザインを採用。前かごや荷台、泥除けはオプション。

ブリヂストンサイクル・TB1eとの違いは、VIENTA 5は身長149センチから対応(TB1eは身長155センチから)で、26インチホイールを採用し(TB1eは27インチ)、モーターに回生充電機能は無い(TB1eは標準装備)。変速機は停車中でも変速できる街乗り向け内装5段変速(TB1eは、スポーティな走りを重視した外装7段変速)、バッテリー容量は25.5V 12.3Ah 309Wh(TB1eは36.5V 9.9Ah 361Wh)。かご、泥除けはオプション(TB1eは泥除け、リング錠は標準装備)。価格は15万5100円。

TB1eと比較すると、電動アシストクロスバイクとしては、デザイン性を重視し、女性にも合っているデザインを採用している。街乗りむけに便利な内装5段変速を装備しており、街乗り重視の人におすすめ。

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:-
  • 重量:21.0キロ
  • ブレーキ:Vブレーキ
  • ギア(前):-
  • ギア(後):内装5段変速
  • フロントホイール:26インチ
  • リアホイール:26インチ
  • タイヤ:26×1.50HE
  • ドライブユニット:ヤマハ発動機 電動アシスト自転車用ユニット
  • アシスト方式:ミッドドライブ
  • バッテリー:25.2V 12.3Ah 300Wh
  • 充電時間:3.5時間
  • アシストモード:3段階(オートエコモードプラス/スマートパワーアシスト/強)
  • 航続距離:(74/51/45km)

ヤマハ発動機・PAS VIENTA https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/lineup/vienta5

evol C277

evol C277は、同社のクロスバイクタイプの電動アシスト自転車。アルミフレームと前輪インホイールモーター、27インチタイヤなどの組み合わせはブリヂストンサイクルのTB1eを意識している。

ブリヂストンサイクル・TB1eとの違いは、モーターに回生充電機能は無い(TB1eは標準装備)。バッテリー容量は36V 12Ah 432Wh(TB1eは36.5V 9.9Ah 361Wh)と、TB1eよりも大容量バッテリーを搭載している。価格は13万7000円。

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:スチール、ストレートフォーク
  • 重量:21.5キロ
  • ブレーキ:前Vブレーキ、後ろフィン付きローラブレーキ
  • ギア(前):38T / アルミクランク
  • ギア(後):外装7段変速
  • フロントホイール:27インチ
  • リアホイール:27インチ
  • タイヤ:27×1-3/8
  • ドライブユニット:BAFANG H400(定格出力250W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:フロントインホイールモーター
  • バッテリー:36V 12.0Ah 432Wh
  • 充電時間:不明
  • アシストモード:3段階(エコ/標準/パワー)
  • 航続距離:(112/73/61km)

関連記事 通勤・通学クロスバイク系電アシ「evol C277」 TB1eがライバルの街乗り系電動アシスト自転車

evol・C277 https://evol-bikes.com/bikes/evol-c277/

ブリヂストンサイクル TB1eのスペック

出典:https://www.bscycle.co.jp/items/e-bicycle/tb1e/
  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:-
  • 重量:22.5キロ
  • ブレーキ:前Vブレーキ、後ろローラブレーキ
  • ギア(前):-
  • ギア(後):外装7段変速
  • フロントホイール:27インチ
  • リアホイール:27インチ
  • タイヤ:27×1-3/8WO
  • ドライブユニット:ブリヂストンサイクル BSデュアルドライブ
  • アシスト方式:フロントインホイールモーター
  • バッテリー:36.5V 9.9Ah 361Wh
  • 充電時間:4時間10分
  • アシストモード:3段階(エコ/オート/パワー)
  • 航続距離:(200/105/62km)

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ブリヂストンサイクル TB1e https://www.bscycle.co.jp/items/e-bicycle/tb1e/

ヨーロッパでチェーンレス電動アシスト自転車(Eバイク)が認可 電アシのシリーズハイブリッドシステムとは?

LEVA-EUは2022年2月23日、欧州委員会が、チェーンやベルト、シャフトなどを介さないアシストシステム「シリーズハイブリッド」タイプの電動アシスト自転車(E-Bike)を、正式に認可すると発表した。

シリーズハイブリッドタイプの電動アシスト自転車の例「Mando Footloose」 出典:https://www.mando.com/eng/rnd/rnd05.jsp

自動車のシリーズハイブリッドシステムは、エンジンは発電機を駆動することのみに使用し、その電気でモーターを駆動し走行する方式となる。

電動アシスト自転車の場合、チェーンやベルトドライブ、トライブシャフトなど、クランクと後輪を機械的に接続しなくても機能する機構となっている。ボトムブラケットにはジェネレーターが装備しており、ケーブルでリアハブモーターに接続され、ライダーが生成した電力は、ボトムブラケットで電力に変換されてモーターに電力を供給し、推進力を生成するとのこと。

LEVA-EUは、欧州で唯一、小型電気自動車(LEV)のみを対象とした業界団体。同団体は、持続可能なモビリティにおけるLEVの重要性を深く確信しており、LEVの市場導入と普及を促進するために、LEV を管理する迷路のような規則と規制の案内などを行い、市場参入と発展を促進させると謳っている。

欧州では電動アシスト自転車は、アシスト可能距離が最大で時速25キロ、定格出力250Wのペダルアシストを行い、第2.2条(h)に従って規則168/2013から除外される。

一方、ペダルジェネレーターからモーターに直接流れる機械的なチェーン等の駆動方法がないシリーズハイブリッド駆動システムを搭載した車両は、Lカテゴリの型式承認が必要だった。しかし、オランダの認可機関であるRDWは、シリーズハイブリッドシステムを搭載した自転車をEPAC(Electric Pedal Assist Cycle。いわゆる電動アシスト自転車)と見なし、規則168/2013から除外することを確認する公式声明を発表した。

これにより、多くの企業がシリーズハイブリッドシステムを開発し始め、特にE-カーゴバイクメーカーは、このシステムが車両にもたらす多くの利点を発見した。このシステムは機械部品が少ないため、摩耗やメンテナンスコストが少ない利点があり、車両のメンテナンスとサービス間隔を短縮することができる。また、設計の自由度も高いだけでなく,リバース機能も備えることで、2輪以上のE-カーゴバイクで装備で役に立つと謳っている。

LEVA-EUは設立当初から、技術開発を著しく阻害する技術法上のボトルネックの撤廃を主張し、活動しており、シリーズハイブリッドシステム問題に関係する加盟国を支援、欧州委員会と協議を実施していた。欧州委員会は2022年2月17日、EU加盟国との会合で欧州委員会は、「規則168/2013の第2条2項(h)の要件を満たすためにペダルサイクルが満たすべき要件について」以下のことを明らかにした。

内容は、最大連続定格電力250Wの補助電気モーターを装備していること。サイクリストがペダルを漕ぐのを止めるとモーターは停止すること。それ以外の場合は徐々に減速し、最終的に時速25kmに達する前にモーターが切れること。モーターの補助機能は、ペダルを漕がずにモーターのみで推進できること(時速6kmまでの歩行補助は除く)。モーターは、サイクリストがペダルを踏み続けている間だけ補助力を発揮すること。チェーンがあるかないかは、技術的中立性の観点から、この適用除外に該当するかどうかには考慮されないこと。

これにより、欧州委員会は、シリーズハイブリッドシステムを搭載した電動アシスト自転車はEPAC(Electric Pedal Assist Cycle)であり、規制168/2013の第2.2条(h)から除外されることを正式に確認した。

出典:https://www.schaeffler.com/en/news_media/press_releases/press_releases_detail.jsp?id=87716736
出典:https://www.schaeffler.com/en/news_media/press_releases/press_releases_detail.jsp?id=87716736

電動アシスト自転車のシリーズハイブリッドシステムは、ドイツの自動車部品、産業部品のサプライヤーで有名な「シェフラー」の「フリードライブ」システムなどが存在する。シリーズハイブリッドシステム仕様の電動アシスト自転車は、電動アシスト自転車の定義を変えるほどのセンセーショナルな話だろう。

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【自転車漫画】「サイクル。」Part63

レンゴクさんがTwitterやInstagramで公開している人気の自転車漫画「サイクル。」を紹介。ロードバイクの小物関係などのネタなどの内容になります。

 

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最新作は作者のTwitter・Instagramで公開されています。

【自転車漫画】サイクル。/ナイトロバンビまとめ【随時更新】

兵庫・但馬の山陰海岸ジオパークを巡るサイクリングイベント「集えコウノトリの地へ!HENTAI RIDER」5/22開催

DIIIG(ディグ)は2022年4月20日、ミッションアプリ「DIIIG(ディグ)」(以下、DIIIG)の「コウノトリチャレンジin但馬」において、中・上級者サイクリスト向けのサイクリングイベント「集えコウノトリの地へ!HENTAI RIDER」を5月22日(日)に開催すると発表した。

全120キロのコースを速さに応じた3クラスで走るグループライドで、参加賞の他、コースを達成すると抽選で「但馬牛」が当たる。

兵庫・但馬地域では2011年より、「山陰海岸ジオパーク」を但馬地域の観光資源として全国にPRするための活動として、「コウノトリチャレンジライド」がスタートした。このイベントは、タイムを競うレースではなく地域住民との交流と観光振興を目的とした1DAYサイクリングイベントで、コースは兵庫県のサイクリング認定コースにも認められ、整備も進んでいます。毎年850人〜900名のサイクリストが集結する人気イベントでしたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、2年連続で中止になったが、2021年10月、ユーザーが自身のスマホを使って好きな時に参加できるモバイルスタンプラリー型のイベント「コウノトリチャレンジin但馬」に進化。2022年は持続可能なサイクリングイベントの形を模索し、定員20~30人にグループを分けて開催する。

コウノトリチャレンジライドin但馬 実行委員長 田岡 聖司氏コメント「挑戦と成長」


兵庫県豊岡市は山・川・海、大自然に囲まれた地域です。今回のコウノトリHENTAIライドは自然の中を同じロードバイクという共通の趣味を持つ仲間と駆け抜け、楽しみながら自分への挑戦をしていただきたいと思い企画しました。その挑戦を通して得た成功体験は自己成長や自己改革に変化し、新しい自分を見つけるきっかけになると信じています。グループに「変態」「ドM」などの言葉を使ったのは、これまでの大会参加者から「このコースを考えた人は変態だ!ドMに違いない」というお言葉を頂戴したからです。(コースを考えたのは私です)そんな変態が集まり、変態を育て、イベントを持続可能にしていくのが開催の狙いです。普段の練習の力試しをしてみたい、自分を変えたい。そんな方に是非参加していただきたい大会です。

参加方法


1.アプリ「DIIIG」をダウンロード
2.アカウントを作成
3.メニュー「ワールド」から「新しいワールドを探す」を選択
4.ワールド「コウノトリチャレンジin但馬」に参加
5.イベントに参加
6.指定のスポットに訪れてイベントミッションをクリア
7.全てのイベントミッションをクリアして報酬を獲得

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サイクルベースあさひ 鮮やかに彩る電動アシスト自転車「ENERSYS every」4月下旬に販売開始

あさひは、同社オリジナル電動アシスト自転車ブランド ENERSYS(エナシス)シリーズから、普段のお買い物から通勤・通学まで幅広いライフスタイルに対応した「ENERSYS every(エナシスエブリ)」を2022年4月下旬より販売開始すると発表した。

「エナシスエブリ」は、デザイン性と跨ぎやすさにこだわったフレームとカラーリングで、毎日の生活をお洒落に演出するのを謳うシティタイプの電動アシスト自転車。

モーターは、他のエナシスシリーズにも採用されている電動アシストユニット「PLUS-D」。ペダルを漕いだ瞬間から、なめらかに立ち上がるパワフル且つ上質な乗り心地を実現し、電動アシスト自転車特有のアシストフィーリングの不自然さを感じさせない心地良い乗り味を実現したと歌っている。また、後同乗器取り付けにも対応している。

適応身長は150センチから。重量は26キロ。内装3段変速。カラーは、パールレッド、ディープブラウン、ナチュラルグリーン、ダークネイビー、アイボリー。充電時間は約5~6時間。バッテリー容量は36V×10.3Ah 374Wh(25.2V換算で14.7Ah相当)。走行距離は約90キロ(エコモード、一充電当たりの走行距離、業界統一基準に基づき測定)。価格は10万4800円(税込)。

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新潟市内を自転車で巡る「2022新潟シティライド」参加受付開始

新潟市は2022年4月20日、新潟市内を自転車で巡る「新潟シティライド」を6月19日に開催すると発表した。2022年の新潟ロングライドは、120キロの「ロングライド」、33キロの「ショートライド」の2種目で参加者(新潟県民限定)を募集する。エイドステーションのメニューは“食の新潟”ならではの充実を売りにしている。

以下、リリースから。


本大会は参加者の皆様に安心・安全に参加していただけるよう、(公財)日本スポーツ協会が定めた「スポーツイベントの再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」などに基づき、予防措置を図った上で開催します。
例)○参加者全員が「体調確認票」を提出
○走行時以外はマスクを着用、大声での会話や応援を自粛
○人と人との間の距離(できるだけ2mを目安に(最低1m))を確保
○マイタオル持参の呼びかけ など
なお、申込受付開始後でも感染拡大の状況により、中止とする場合があります。

「スマートウエルネスシティ(健幸都市づくり)」を目指して、健康維持・増進を図るとともに、壮大な越後平野や日本海など風光明媚な新潟の魅力を再確認し、新潟の食を堪能できるサイクリングイベントです。
市内8区を巡る「ロングライド(120km)」と新潟島から鳥屋野潟公園を巡る「ショートライド(33km)」の2つのコースがあります。途中にエイドステーションを設けており、地元の食材を利用した食事をお楽しみいただけます。
また、今年は新型コロナウイルス感染拡大予防対策をとった上での開催となり、例年の大会から変更点が多くあります。詳しくは新潟市ホームページ(市HP:https://www.city.niigata.lg.jp/kanko/sport/taikai/cityride/index.html )をご確認ください。

●日時
令和4年6月19日(日曜)
終了予定 午後4時00分頃

●受付会場(出発・到着場所)
新潟市陸上競技場(所在地:新潟市中央区一番堀通町3番地1)
新潟市陸上競技場へのアクセス  http://niigata-kaikou.jp/facility/421/

●参加資格
1.新潟県内在住者
2.小学生以上の健康な男女。
3.大会規則及び交通規則・マナーを遵守できる者。
4.次の走力を有する者。
(1) ロングライド:120キロメートルを8時間以内で完走できる走力を有する者。
(2) ショートライド:33キロメートルを4時間以内で完走できる走力を有する者。
5.高校生以下の参加は、保護者の同意を必要とする。
6.小学生の参加は、保護者又はこれに準ずる成人が同伴して参加するものとする。
7.誓約事項に同意する者。

●種目

・ロングライド(120キロメートル)


新潟市陸上競技場をスタートし、市内を巡り、陸上競技場でゴール。主に車道を走行。

・ショートライド(33キロメートル)


新潟市陸上競技場をスタートし、新潟島、鳥屋野潟公園等を巡り、陸上競技場でゴール。
主にサイクリング道路を走行。

●定員
ロングライド:500名
ショートライド:50名

●参加費
ロングライド:5,500円
ショートライド:3,000円
*参加費のほか、スポーツエントリー利用料が別途かかります。

●募集期間
令和4年4月20日(水曜)午後7時00分から5月5日(木曜)まで
※定員に達し次第受付終了

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折りたたみE-Bike「CROMO CR-F206e」 バッテリーをフレーム内蔵でスマートなデザインを実現

サイクルモード東京2022のGS JAPANブースでは、折りたたみ自転車タイプのE-Bike「CROMO CR-F206e」が展示、試乗することができたので紹介する。

GSジャパンは、「Jeep」や「Volkswagen」、「AVIREX」などのライセンス自転車や、トライアングルフレームが特徴的な折り畳み自転車「STRiDA(ストライダ)」の総輸入代理店。CROMOのブランドマークは、大地に恵を与える光輝く太陽や、自転車のスプロケットをイメージしているとのこと。

E-BikeのCR-F206eは、折り畳み自転車タイプのE-Bike。バッテリーはフレーム内蔵の36V 270Whバッテリーを搭載。モーターはリアインホイールモーターで定格出力250W。バッテリーを挿したまま充電が可能なUSBポートや、CROPS製の1ワットLEDライトを搭載している。価格は16万5000円(税込)。

試乗した感想は、モーターのパワーはライバルのevol mini F207(記事)と比較して、パワーは同等、アシストの反応はevol mini F207のほうが反応が良く、CROMO CR-F206eのほうがコンフォートなイメージがある。ディスプレイはLEDランプ表示のシンプルなタイプ。泥除け、フロントLEDライト、スタンドを一通り装備しており、後から購入しなくても通勤・通学、街乗りに利用できるのは良いだろう。

バッテリーは36V 7.5Ah 270Wh。この価格帯の折りたたみタイプE-Bikeではバッテリー容量は一般的。最大航続距離は45キロ。evol mini F207とは違い、バッテリーはフレーム内蔵で取り外し可能なので、バッテリーをもう一個持ち、交換しながら走る事も可能だ。重量は18.5キロのため、公共交通機関での移動で使うのではなく車載移動などのカーサイクリング向け。CROMO CR-F206eは、通勤・通学、街乗り向けで使う人に向いている折りたたみE-Bikeだろう。

CROMO CR-F206eのスペック

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:-
  • 重量:18.5キロ
  • ブレーキ:Vブレーキ
  • ギア(前):-
  • ギア(後):外装6段変速
  • フロントホイール:20インチ
  • リアホイール:20インチ
  • タイヤ:20×1.75
  • ドライブユニット:リアインホイールモーター(出力250W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:リアインホイールモーター
  • バッテリー:36V 7.5Ah 270Wh
  • 充電時間:5時間
  • アシストモード:3段階(ロー/ミディアム/ハイ)
  • 航続距離:(45/35/30km)

文:松本健多朗

関連リンク

CROMO CR-F206e https://www.cromobike.com/product-crf206e

CROMO https://www.cromobike.com/

GS JAPAN http://www.gsglobal.co.jp/bike/

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歩くように走る自転車「Root One」が世界三大デザイン賞の一つ「iFデザインアワード2022」を受賞

bridgesは4月19日、Root Oneが世界三大デザイン賞の一つである、「iFデザインアワード2022」を受賞したと発表した。

Root Oneは、自転車誕生から200年、より速く、より軽く、スピードを追求し前傾姿勢へと進化してきた自転車の歴史をもう一度見直し、「歩くように走る」という新たなコンセプトを導き出し、人間にとって「安全かつ快適な乗り心地」とは何かを追求する事で生まれた自転車。

前後の車軸間の中心点にペダル軸をレイアウトしたフレームは、ヘッドチューブを支える補強も含めて、バランスの良い3つの三角形で構成されている。また、専用設計されたハンドルバーは、グリップを引くことで上体を安定させ、全身の筋力を効果的に使いながらペダルを踏み込む力に変換し、ペダルの位置が通常よりも前にあり、後ろに重心をかけながら蹴りだすようにペダリングする構造となっている。

駆動部品のキーとなるギアクランクには、独自に開発した内部にシリコーンを装着する世界初の自転車用ギアクランクシステム「フリーパワー」のショートクランクを採用した。

iF International Forum Designは、ハノーバー(ドイツ)を本拠地とする世界で最も長い歴史を持つ独立したデザイン団体で、毎年優れたデザインを選出し「iFデザインアワード」を授与している。132名のデザイン専門家が57か国/地域から集まった11,000件の応募デザインを厳正に審査し、Root oneはプロダクト分野において、「人間を中心とした設計思想に基づくデザインと機能」が高く評価され、昨年のグッドデザイン賞に続き、今回の受賞となった。

Root oneについての詳細は、iFの総合デザインポータルサイトwww.ifdesign.com の「Winners & Ranking」にて閲覧可能。価格は6万9800円(税込)から。

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日本交通 ウィズコロナのアウトドアレジャー 「サイクリングタクシー」に新コース追加

日本交通は4月19日、自宅からサイクリングスポットまで、自転車を搭載して運行する観光タクシー「サイクリングタクシー」を、新コース「榛名山ヒルクライムコース」が追加すると発表。同日より受付開始した。

「サイクリングタクシー」は、タクシーを一日貸し切り、自宅と郊外のサイクリングスポットとを往復するサービス。ワゴンタイプの車両に自転車を一緒に搭載して、目的地までゆっくりくつろいで移動できる。運行は土曜・日曜のみ、1日あたり1台限定の運行となる。

「サイクリングタクシー」は、東京観光の専門資格を持つ日本交通のEDS(エキスパート・ドライバー・サービス)観光担当乗務員の中から、自転車整備士の資格を保有する者を中心に担当する。サイクリング中のサポートから、サイクリングコースの提案、観光の相談まで承る。

コロナ禍でサイクリングのニーズが高まっている中、日本交通ではタクシーの特性を活かして、往復の移動、荷物の運搬、急な天候の変化、万が一の故障時の対応などの多くの不安を解消し、気軽にアウトドアレジャーできる機会を創造すると謳っている。

サイクリングタクシーは、これまで「霞ケ浦一周サイクリングコース」「富士4湖サイクリングコース」の2コースを用意していたが、新たに「榛名山ヒルクライムコース」を追加し、シーズンに向けて顧客の要望に応える。コース設定はアレンジ可能で、予定に合わせ、観光を組み込むことも可能だ。

「榛名山ヒルクライムコース」は6万6000円(税込、以下同)から。運行期間は毎年3月から11月。従来からの2コースも、引き続き申込み可能。富士4湖サイクリングコースは7万5000円からで通年運行。霞ケ浦一周サイクリングコースは6万6000円(税込)からで通年運行。運行は土曜・日曜のみ、1日につき1台限定。各コースとも10時間の所要時間を想定。時間超過の場合は30分毎に2470円の加算が発生する。有料道路料金、駐車料金、入館料、食事代等は別途負担。

予約方法は、EDSホームページまたは電話にて申し込み。電話番号03-6265-6270(受付時間 平日:9時~17時)。

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シングルギアの街乗りE-Bike「Musashi Velo CS01」 デザインを売りにしたE-Bikeの特徴は?

E-Bikeブームで従来の自転車ブランドではなく、異業種からの新規参入企業が登場している。ムサシが作るE-Bike「Musashi Velo CS01」もその1つ。サイクルモード東京2022で試乗する機会があったので紹介しよう。

1983年に設立されたムサシは、高枝切鋏やセンサーライトの発売で知られている。「Muashi Velo CS 01」は、クロスバイクタイプの電動アシストスポーツ自転車(E-Bike)。バッテリーは車体内蔵式で、充電時の脱着はできず、車体に充電ケーブルを差し込んで充電を行う必要がある。フレームはアルミ製で車体重量は17キロ。

Muashi Velo CS01の特徴が、シングルギアで変速が不要だということ。因みに、このようなシングルギアの街乗りE-Bikeは海外にもあり、有名なのは、MV AGUSTA AMOシリーズ(記事)だ。

変速不要ならシングルギアではなくて、オートマチックが良いのでは?と思う人もいると思うが、E-Bikeでは、オートマチック変速のセッティングが合っておらず走りにくいモデルが多い。これは、自動変速の制御をトルク、ケイデンス、スピードの3つの制御で行っていると思われる。平地なら問題なく制御していても、上り坂になるとシフトダウンしてギアを軽くする場面なのに、シフトアップしてギアが重くなって失速してしまうのが存在する。これは、低速でケイデンスが落ち、踏力が強くなったのをコンピュータがスピードを出す場面だと勘違いしているのだろう。電動アシスト自転車でオートマチックを実現させるのなら、斜度センサーを装備して勾配ごとにプログラムする必要があるため、下手にオートマチック変速を行うよりは、シングルギアで作ったほうが正しい。

モーターはリアインホイールモーターで出力は250W。アシストに関しては平地向けのセッティングになっていると感じた。試乗した限りではシングルギアに合うセッティングを行っているが、実際の公道で試してみたい所だ。バッテリーは36V 11.2Ah 容量403Wh。カタログ値の航続距離60キロ。

バッテリーは内蔵型で取り外し不可。メンテナンスなどで取り外しすることはできる。Specialized Turbo Levo(日本未発売)のように、ダウンチューブ下側から取り出すことができれば良いだろう。Musashi Velo CS01の価格は24万2000円(税込)。

Musashi Velo CS01のスペック

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:-
  • 重量:17キロ
  • ブレーキ:機械式ディスクブレーキ
  • ギア(前):-
  • ギア(後):シングルギア
  • フロントホイール:700C
  • リアホイール:700C
  • タイヤ:700×28c
  • ドライブユニット:リアインホイールモーター(定格出力250W)
  • アシスト方式:リアインホイールモーター
  • バッテリー:36V 11.2Ah 403Wh
  • 充電時間:6時間
  • アシストモード:5段階
  • 航続距離:60キロ

文:松本健多朗

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ドイツ「FAZUA」新型E-Bikeユニット「Ride60」発表 最大トルク60Nm、430Whバッテリーを採用した軽量E-Bikeユニット

ドイツのE-Bikeドライブユニットメーカー「FAZUA」は、新型ドライブユニット「RIDE60」を発表した。

出典:https://fazua.com/en/energy/ride-60/ 以下同

FAZUAは、ドイツミュンヘン近郊のオットブルンにあり2013年に設立された会社。軽量・コンパクトなE-Bikeユニットのパイオニアで、軽量E-Bikeという新しいカテゴリーを確立し、現在では100人以上の従業員を擁している。TREK、Pinarelloなど40以上の有名ブランドがFazuaのモーターを搭載したE-Bikeを展開している。2022年2月10日には、ドイツの高級スポーツカーメーカー「ポルシェ」が、FAZUA社の株式の20パーセントを取得したことで、日本でも有名になった。

新型モーター「RIDE 60 DRIVE UNIT」は、軽量・静粛、パワフルかつコンパクトで、FAZUA本来の自然で滑らかなペダルストロークを保証すると謳っている。スリムなユニットはフレームとの一体化を可能にし、放熱用フィンを採用。重量は1.96キロで最大出力は450W、最大トルクは60Nmを発揮する。

参考に、従来モデルのRIDE50 EVATIONシリーズは重量1.8キロ、最大出力350W、最大トルク55Nm。

新しいENERGY430バッテリーは、ハウジングに適量のセルを完璧に組み上げることで、コンパクトで航続距離の長いバッテリーを実現。フレーム内では、バッテリーは軽量な専用レールに搭載される。また、自転車ブランドは、取り外し可能なタイプと取り外し不可の常設タイプを選択することができる。バッテリー重量は2.3キロ。容量は430Wh。従来のFAZUA RIDE 50に採用されている、ENERGY 250Xバッテリーは重量1.4キロ、容量252Whで、重量増加の一方で大容量化を実現した。

5色のLEDを搭載したLED HUBは、バッテリーの充電状況やライディングモードだけでなく、走行状況もお知らせする。また、スマートフォンやGPSデバイスのためのUSB-C充電オプション、ANT+とBluetoothのインターフェイスを備えている。他にも、スマートフォンにFAZUAアプリでをインストールすることで、プリセットされた3つのライディングモードから選択し、それぞれのライディングに合わせた調整が可能だ。

FAZUA RIDE 60の日本投入は不明。

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森の京都DMO サイクリング×焚火×道の駅ホテルを組み合わせた「親と子のきずな旅」ツアーの販売を開始

一般社団法人森の京都地域振興社(以下、森の京都DMO)は4月12日、京都府京丹波町で道の駅をベースとした「親と子のきずな旅」ツアーを販売を開始した。ツアーは5月・6月の計2回開催で、各回5組限定。2名1組で参加することができ、数々のチャレンジを通して絆を高めて頂くことを目指す企画となっている。

行程は、出発地点の道の駅「京丹波 味夢の里」から地域の知られざる魅力を巡るガイド付きサイクリングツアーに、夕暮れ以降に道の駅内広場で行う焚火イベント、道の駅に隣接するホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波」での宿泊となる。穴場を巡るツアーならではの思い出に残るアクティビティ体験と、京丹波町での滞在を楽しむことが可能だ。

「親と子のきずな旅」ツアーは、積水ハウスとマリオット・インターナショナルが進める地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」にて、アライアンスパートナーのあさひを始め、森の京都DMO、京丹波町、UTSunと道の駅が連携した取り組みとなる。

あさひが企画・運営するサイクリングでは、出発地点の道の駅「京丹波 味夢の里」から、本格的なマウンテンバイク型のE-Bike(電動アシスト付き自転車)で朝から夕方まで京丹波町の隠れた魅力スポットを巡る全長約3キロのサイクリング。ガイド付きサイクリングでありながら、経由地では参加者だけで力を合わせて、ミッションに挑戦する内容となっている。

UTSunが企画・運営する焚火イベントは、夕暮れ以降に道の駅「京丹波 味夢の里」緑の広場で、焚火の火を眺めながらサイクリングツアーを振り返る内容。薪から火を付ける等の時間を省き、京丹波町の豊かな自然のなかでゆっくりと焚火の時間を満喫できるのを売りにしている。また、京丹波町での焚火時間を楽しむための食材や飲み物なども案内する。

ホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波」は。世界最大のホテルグループであるマリオット・インターナショナルが手掛けるホテルブランド「フェアフィールド・バイ・マリオット」で、道の駅「京丹波 味夢の里」に隣接。従来、「休憩、通過」点であった「道の駅」をハブとして、各地に分散している観光資源をネットワーク化し、旅の拠点として地域経済の活性化につなげることを目的としている。また、宿泊特化型ホテルであるため、食事やお土産などは、道の駅など地域のお店を利用することで、地域の人々との交流や道の駅との往来を促す設計となっている。

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