デイリーアーカイブ May 14, 2025
Specialized 新ブランド「Globe」発表 カーゴバイクタイプのコミューターE-Bike
Specializedは5月10日、新しいビジネスユニット「Globe」の設立をアメリカWebサイトで発表した。
Globeはスペシャライズドブランドの延長線上にあり、毎日の移動に必要な車、トラック、SUVの移動回数を減らしながら、地域の生活にもっと楽しみをもたらすことに焦点を当てると謳っている。
Globeは、生涯価値と手頃な価格の製品、新しいライダーへのアプローチとコミュニケーションの方法、消費者向け直販ブランドの成長の恩恵を受けていない地元の独立した自転車店との継続的なパートナーシップを行うとのこと。
5月12日現在、具体的な内容は公開されていないが、前後に装着した樹脂製バスケット、泥除け、両立スタンド、リアインホイールモーターなどを見ると、カーゴバイクなどのライフスタイルタイプのE-Bikeだと見て取れる。
Globeは、2022年後半に受注を開始し、2023年前半に販売開始する予定。発売当初は米国のみの展開予定。日本での発売は不明だ。
関連リンク
GlobeBikes https://www.specialized.com/us/en/globe/electric-cargo-bikes
「SDGs未来都市」で有名な岩手県岩手郡岩手町が「利用者限定シェアサイクル」サービスを開始
シナネンモビリティPLUSは5月9日、岩手県岩手郡岩手町と「岩手町SDGs未来都市共創プロジェクト」の一環として、市街地内の交通手段の拡充を目的とした「利用者限定シェアサイクル」サービスを4月28日より開始したと発表した。
同社は、一都三県及び大阪府を中心に2022年3月末時点で、約2200ステーション、自転車約1万台を展開するシェアサイクル「ダイチャリ」や、施設等の利用者向けに本サービスを展開する、日本最大級のシェアサイクル事業者。
岩手町は、耕畜連携による循環型・環境保全型の農業や町産材を使った豊かな公共空間づくり、多面的な健幸づくりなどの積極的なSDGsへの取り組みと、小規模自治体におけるSDGsのモデルとなり得る仕組みづくりが「小さな自治体の野心的な挑戦」と評価され、2020年7月に内閣府より「SDGs未来都市」として認定された。
今回、岩手町は、町民が集落から町役場や駅がある市街地へバスで移動した際に、市街地内での移動が困難という問題を解決するため、運営者としてシェアサイクルサービスを導入した。これにより、市街地内の交通環境が改善され、町民の利便性が向上することに加え、自転車利用による町民の健康へのポジティブな影響や、来町者への新たな交通手段の提供により町の付加価値が高まるといった効果が期待されている。
本サービスは、スマートフォンがあれば24時間365日、使いたい時に自転車を利用でき、運営者がユーザーやステーション数、自転車の台数・料金等を自由に設定することができるサービス。利用者については、現地で特定コードを入手したユーザーに限定でき、ステーションの設置エリアも運営者が設定出来るため、管理がしやすく、施設利用者や地域住民に特化したサービスとなっている。
関連リンク
シナネンモビリティプラス https://www.sinanen-mplus.com/
クラブツーリズム しまなみ海道サイクリングツアーなどの自転車ツアーを発売
クラブツーリズムは5月9日、サイクリングツアーの人気を受け、ツアーのエリアを拡大し商品ラインナップを拡充すると発表した。
クラブツーリズムは、個人の趣味を形にした「テーマ旅行」を得意と謳い、アウトドアをフィールドにした登山・ハイキングツアーやサイクリングツアーを展開。人混みが敬遠されるコロナ禍において開放感を味わえるサイクリングツアーはツアー需要の回復が早いとのこと。
サイクリングツアーは、自転車手配が不要で、身軽に参加することが可能。また、サイクリングガイドが先導するので道に迷う心配もなく、ツアーによっては自転車を乗せることができるサポートカーが併走する。
クラブツーリズムが提供するサイクリングツアーは、2021年に北海道の稚内市で初めてサイクリングツアーを企画し、2022年ではその実績をもとに地元の協力でサイクリングエリアを利尻・礼文島にまで拡大し、新たにツアーを企画。
2022年5月には、全国に500店舗を構える自転車業界大手「サイクルベースあさひ」と協業し、専属サイクリングガイド同行で、歴史ある京都の街並みと紅葉を自転車で楽しめる2日間のツアーを催行予定。
他にも、サイクルツーリズムの推進により地域の創生を図るため、ソフト・ハード両面から一定の水準を満たすルートを、国が指定した国定サイクルルート「ナショナルサイクルルート」のサイクリングツアーも企画している。広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」は、人気を受け、夏季のツアーも新登場した。
料金は、「北海道秘境巡りと稚内サイクリング 2日間」は7万9800円から。「サイクルベースあさひ共同企画 渋滞知らずで紅葉めぐり 京都サイクリング 2日間」11万8000円から。夏季のツアー「サイクリングで渡る!絶景のしまなみ海道全長約75km走破 3日間」は9万9800円から。いずれも一人あたりの料金で、首都圏発着。
関連リンク
クラブツーリズム・サイクリングツアー https://www.club-t.com/sp/theme/sports/cycling_tour/?waad=ohO0S55E&utm_source=owned&utm_medium=pr&utm_campaign=99_owned_pr_10000&utm_content=10000