デイリーアーカイブ Jul 9, 2025

ハリークイン リミット5/6 最軽量モデルは重量5キロ台の超軽量折りたたみ自転車の走りは?

ここ最近、注目されている折りたたみ自転車と言えば「ハリークイン リミット5/6」でしょう。 「ハリークイン リミット5」は、16インチのシングルスピードモデルで、重量約5.98kgと世界最軽量クラスの折りたたみ自転車。極限まで軽さに挑戦し、アルミニウムとチタンのフレーム、カーボンフォークを採用しています。その他の主要な仕様には、クロム硬化技術を採用した超軽量チェーン、ケブラー素材を使用したアウターケーブル、超軽量のTPUチューブを採用したタイヤチューブなどがあります。このモデルは、中空チタン軸を採用したボトムブラケットを特徴としています。 「ハリークイン リミット6」もまた16インチのサイズで、外装3段変速搭載モデルで重量約6.82kgです。このモデルは走りを重視し、鍛造式高さ調整機能付きハンドルステムで疲れにくい姿勢の走行が可能です。ボトムブラケットには中空クロモリ軸を採用し、高い耐久性と回転性能を実現しています。 この2つのモデルは、高強度のUDフルカーボンフォーク、東レT700カーボン繊維の使用、クロム硬化技術によるチェーン、ケブラー素材のアウターケーブルなど、共通の先端技術と素材を多用しています。 ウルトラライトシリーズ系を継承した乗り心地 今回、2023年9月3日に行われた自転車イベント「『自転車日和』Minivelo Meet」でハリークイン リミットシリーズを触れることができました。Gicブースでは展示車両を持ち上げることができ、実際に持ち上げると軽さを実感します。羽のような軽さと言ってもいいくらい軽量で、気軽に輪行してみたいと思うほどです。部品もLITEPRO製の軽量パーツを採用。耐久試験に関しては実際に行っており問題ないとのこと。 走りは一言で言うと「ルノー・ウルトラライト7系の超小径車のような短距離向け」。ホイールベースが短くて直進安定性よりもクイックな感覚があるハンドリング、細いタイヤやサドルによる硬めの乗り心地は、ルノー・ウルトラライト7のような超小径車のイメージがあります。ハンドリングや漕いだ時の走行性能事態は、14インチの超小径折りたたみ自転車と比較して安定していますが、DAHON CURVEのようなポタリングにも使える16インチ折りたたみ自転車や、ブロンプトンと比較すると、長距離走行は厳しいです。ハリークイン リミット5/6は、車体の軽さを活用して気軽に輪行して短距離で走るのがベストな使い方でしょう。 価格は「ハリークイン リミット5」が176,000円(税込、以下同)、「ハリークイン リミット6」が186,000円です。 関連リンク GIC BIKE COLLECTION / ジック株式会社 (gic-bike.com)

「PAPERSKY」企画のサイクリングツアー「ツール・ド・ニッポン」 日本の魅力再発見の自転車の旅で北杜市を訪ねるPVを公開

  北杜市は、一般社団法人北杜市観光協会と協力し、東京都中央区を本拠地とするメディア会社、ニーハイメディアが発行するトラベル・ライフスタイル誌「PAPERSKY」による1泊2日のサイクルツアー「ツール・ド・ニッポンin 山梨 北杜」を成功裏に実施したと発表しました。このイベントは、令和5年7月8日(土)から開始され、国内外から集まった19人の参加者が北杜市内をサイクリングで巡りました。 北杜市は、日本百名山に数えられる八ヶ岳、南アルプスの甲斐駒ヶ岳、金峰山、瑞牆山に囲まれ、1,000メートルの標高差を有するなど、観光とサイクリングの両面で極めて魅力的なエリアです。特に近年のアウトドアブームを受けて、多くのサイクリストが訪れるようになり、プロ・アマチュアを問わず楽しむことができる環境が整っています。 この度の「ツール・ド・ニッポンin 山梨 北杜」イベントは、PAPERSKY誌の監修のもとで行われました。参加者は、美しい自然環境の中でサイクリングを楽しむだけでなく、地元のカフェや美術館、人気の野外施設「白州・尾白の森名水公園べるが」で音楽とアウトドア料理も堪能しました。 さらに、このイベントを多くの人々に知らせるために特別に制作された「北杜市サイクルツーリズムプロモーションムービー」が完成。北杜市公式YouTubeチャンネルで公開されています。このムービーは、参加者が経験した美しい景観と楽しい瞬間を活かして、北杜市がこれからもサイクリングを一つの主要な観光コンテンツと位置づけ、その振興を図っていく方針を強く印象づけています。 このプロモーションムービーは、北杜市公式YouTubeチャンネルとPAPERSKYの公式ウェブサイトで閲覧可能です。市は今後も、このようなイベントを通じてサイクリング観光の更なる促進を目指しています。 https://youtu.be/1JXMMD8zcCk?si=FW3QVzH3hShrk7Oe 関連リンク ツール・ド・ニッポン in 山梨 北杜 - PAPERSKY

ハイエース・キャラバンがアウトドアライフを楽しむ乗用ワゴンに ステルスの乗用仕様カスタム

2023年8月5日、8月6日に開催された「アソモビ2023 in Makuhari」。このイベントでは、アソビ×モビリティ(クルマやボート)をコンセプトにした日本最大のイベントで、アクティブな趣味(キャンプ・つり・サーフィン・ペット旅・天体観測・温泉巡り・サイクリング・トレッキング等)を重視した自動車やボート、ギアなどを体験・購入できるイベントです。 このイベントでは、キャンピングカーだけでなく、様々な車が展示されていましたが、今回注目するのは「トヨタ・ハイエース/日産・NV350キャラバン(以下、キャラバン)」の乗用仕様のカスタムです。 トヨタ・ハイエース/日産・キャラバンと言えば、ボンネットが無いキャブオーバータイプのワンボックスカー。主に荷物を運ぶクルマですが、室内空間の広さを活かしてアウトドア等のレジャー利用で使う人も少なくありません。 ステルスブースに展示されていたトヨタ・ハイエース/日産・キャラバンの一番の特徴が、乗用登録だと言う事。 近年、ミニバンの後席を外し、後席スライド機構など小加工を行い、荷室を増やすことで乗用登録から商用登録を行う事例があります。この改造は比較的有名で、3列目を使わないで沢山の荷物を積む、ハイエースやタウンエースのような商用車よりも乗用車のような走りを求めたい、1年車検になるが税金が安くなるという利点があります。 一方で、ハイエースやキャラバンといった商用車を乗用車として登録するには、強度試験などをクリアする必要があり、個人がDIYで簡単に乗用仕様に変更することはできません。ハイエースやキャラバンの乗用化は様々な企業が行っていますが、その中でもステルスは先駆者と言える存在です。 商用車であるハイエース・キャラバンをあえて乗用化を行う1つが、3列目の座席を装着してファミリーカーとして使用する方法です。 90年代前半までは、室内空間が広いミニバンはマイナーな存在で、そのようなクルマが欲しい人は商用車を豪華にした乗用ワンボックスカーを購入する必要がありました。ボンネットが無く、エンジンが前席下にあるワンボックスカーは室内空間が広いという利点がありましたが、騒音が大きい、衝突安全性や操縦安定性が低いという問題がありました。その後、ワンボックスカーはボンネットが付いたミニバンタイプに変化。室内空間は多少狭くなりましたが、多くのユーザーがミニバンに流れてハイエース・キャラバンの乗用車は消滅しました。 一方で、旧来の乗用ワンボックスカーを求める層も存在しています、特に、現行型のハイエースやキャラバンは、かつての商用車にあった仕事一筋のデザインではなくなり、乗用車風の立派なスタイリングを採用しているため、アウトドアを楽しむのならミニバンではなくあえてハイエースやキャラバンを選ぶ人も少なくありません。ステルスの乗用カスタムハイエースやキャラバンは、そのようなユーザーを捉えているのでしょう。 ステルスの7人乗り、8人乗り仕様のハイエース・キャラバンの後席は左右リクライニングが可能。シートの折りたたみ機構は装備されておらず、工具不要の脱着式となっています。現在のミニバンは座席をコンパクトに折りたたみ、床下や跳ね上げを行うのが一般的です。この辺に関しては、難しいためできなかったとのこと。荷物を積むのなら座席を外したり、3列目をフラットにしビニールシートを敷いて座席を保護して荷物を積むのを考えるのも1つです。 また、ステルスには2列シート版のハイエース・キャラバンも用意しています。このような仕様ならわざわざ乗用車仕様にしなくても、従来の商用車でも問題ないと思い質問すると、商用車の1年車検の煩わしさと乗用仕様にすることで荷室サイズの制限がなくなり、2列目にロングスライド機構を採用することができたとのこと。多少の税金の違いに拘らず、ライフスタイルにこだわりたい人に向いていると言えます。 ハイエース・キャラバンの乗用仕様カスタムは、今や様々な企業が参入している有名カスタム。ステルスは2列シート5人乗り仕様、3列シート7/8人乗り仕様、4列シート10人乗り仕様を用意。新車をベースにしたコンプリートカスタムだけでなく、現在所有している既存車種を乗用仕様にカスタムすることができるようです。 関連リンク 200系ハイエース専門店 STEALTH(ステルス)200系ハイエースのコンプリートカー新車販売 (stealth-jp.com)