デイリーアーカイブ Jul 9, 2025

マクラーレン子会社「ラヴォア」がヴァンムーフ買収 破綻からの奇跡の転機か? 経営はマクラーレン・アプライドへ

オランダのハイテク自転車メーカー「ヴァンムーフ」が、英国のスクーターブランドであるラヴォア(マクラーレン・アプライドの子会社)によって買収されることが確定しました。ロイター等の様々なメディアが報じています。 Eバイクの先駆者であるヴァンムーフが破産に至ったことが確認されました。同社は2021年9月に約160億円を調達し、一時は世界で最も資金を集めたEバイク企業とされていました。 しかし、同社が2020年4月に発表した新型Eバイク「S3」と「X3」の品質に関する問題が、破産の直接的な原因となっています。これにより、保証期間中に多数の修理や交換が必要となり、特別プラン「Peace of Mind保証」による損失も積み重なっていったのです。 https://youtu.be/zwGkSloHT0M?si=V0JzPN917ejWjpVC イギリスに拠点を置くテクノロジー企業、マクラーレン・アプライド社は、グレイブル・キャピタルの子会社として、F1(フォーミュラ1)のエレクトロニックコントロールユニット(ECU)、センサーなど、モータースポーツに必要不可欠な電子制御部品の製造を手がけています。 2021年8月にグレイブル・キャピタルに売却されるまで、マクラーレン・グループの一員であり、2004年にはマクラーレン・コンポジットと合併。合併後の企業は、マクラーレン・F1やメルセデス・ベンツ・SLRマクラーレンなど、高性能素材の開発と生産に重点を置いて活動していました。 オランダのrtlnieuws.nlによると、マクラーレン・アプライド社のCEO、ニック・フライ氏は、この買収は同社の多角化戦略の一環で、ヴァンムーフが提供する高品質な自転車とブランド力が魅力であったとのことです。 Nieuwe eigenaar VanMoof: merknaam blijft, veel personeel niet | RTL Nieuws ヴァンムーフはその優れたデザインと解決策の提供能力が評価され、買収が決定。フライ氏によると、ヴァンムーフの持つ課題にも既に対処するための方策がいくつか練られているそうです。 https://youtu.be/Uwch9xEku9s?si=0HIfseAOpfRbqFhY ラヴォアによる買収後も、ヴァンムーフブランドは存続。フライ氏は、ブランド力が未だに強く、時間をかけて問題を解決する方針であるとコメントしています。また、財務面においても、数千万ドル規模の投資が行われる予定とのこと。 サービス面では、VanMoofの独自のアプリやログインシステムなどが継続され、サービス体系の拡大も検討されています。一方で、ヴァンムーフの創業者である兄弟は引退し、マクラーレン・アプライドの経営陣が新たに指揮を執る予定です。 Pioneering a better future – McLaren Applied Ride the future with our Electric Bikes | VanMoof Series 1 | LAVOIE (lavoielectric.com)  

GORIX 超軽量TPU素材で作られたチューブを発売 ロードバイク、グラベルロード、クロスバイクに対応

GORIX株式会社は、自転車パーツブランド「GORIX」より新たに「自転車用インナーチューブ(G-2BE)」を発売した。この新製品はTPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)製で、高い強度と軽量性が魅力だ。 ゴムのような弾力性と高い耐パンク性能を備え、わずか28gの超軽量設計。転がり抵抗も低く、ロードバイクからクロスバイク、グラベルバイクに至るまでの700Cタイヤに対応。18cから32cまでの幅広いサイズをカバーするため、多種多様な自転車に適合する。 さらに、フレンチバルブ(仏式)を採用し、バルブ長は85mmのロングバルブとなっている。このため、エアロホイールやディープリムのホイールにも最適である。 装着に際しては、初めに空気を入れる場合、5psiまでに抑えることが推奨されている。過度な空気の注入は製品を損傷する可能性があり、慎重な取り扱いが求められる。 販売先はGORIX公式ストアで、楽天、Yahooショッピング、Amazonでも購入可能。販売価格は2,199円(税込、送料込) 関連リンク GORIX(ゴリックス)公式オンラインショップ本店 自転車パーツ (gottsuprice.jp)

オートバイ風特定小型原付「ZEFILL TK-1」が登場 発売記念キャンペーンも実施

株式会社ローズクリエイトは8月25日、特定小型原付「ZEFILL TK-1」を発表しました。このモデルは2023年9月30日までの先行予約キャンペーンも開催しています。 ZEFILL TK-1は、16歳以上ならば免許は不要で、ヘルメットの着用も努力義務とされている特定小型原付です。ペダルなしでスロットルだけで公道走行可能なオートバイスタイルの特定小型原付となっています。 ウインカーはハーレーやカスタムバイクで定番の極小ウインカー、そして前後上下お好みのポジションに調整可能なフリーポジションハンドルシステムを採用。 オートバイのタンク風リチウムイオンバッテリーは大容量の48V20AH 960Whで、一回の充電で60キロから80キロの走行を謳っています。 他にも、本来は装備不要のバックミラーも、あえてカスタムバイクの定番・アンダーミラーを装着。クラクションは、法的には自転車用ハンドルベルでOKのところを、本格的電子ホーンを併せて標準装備。他にもトラッカーによるGPS機能が標準装備で、万が一の盗難からも守ります。 特別な先行予約キャンペーンでは、定価¥297,000(税込、送料別)のところを¥247,500(税込、送料無料)で提供。数量は限定30台です。 関連リンク ZEFILL TK-1 特定小型原付