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ジャパンサイクルリーグ 経営共創基盤とのパートナシップ強化を実施

株式会社ジャパンサイクルリーグ(JCL)は、株式会社経営共創基盤(IGPI)から追加出資を受けることを発表しました。IGPIはJCLの開幕初年度から強力なパートナーであり、地方創生や文化発信、国際化に向けた事業展開を評価しています。

JCLは、2020年8月の創業から約2年半で累計約8億円の資金をエクイティファイナンスで調達し、業界リーダーや多くの支援を受けています。この資金調達により、自転車界にさらに優秀な人材を引き入れ、業界全体の活性化や地位向上、地域密着型チームの価値向上、地域活性化、世界への挑戦を加速させる予定とのこと。

また、JCLはデジタルとリアルを融合させたファンコミュニティの立ち上げを計画し、自転車の価値向上と豊かな自転車ライフを目指すようです。

IGPIの村岡隆史代表取締役CEOは、JCLが法律や社会認知度などのインフラ整備を行いながらリーグ運営やレース開催を行っており、独自のチームコンテンツも高めていることから、ベンチャー企業として1人4役以上を果たしていると評価しています。JCLはリーダーとして、社会を変えるチャレンジを行っていると述べています。

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半沢龍之介で有名な電動アシスト自転車「HONBIKE」を褒めたメディア・インフルエンサーはヤバい理由

2023年も様々な意味で話題となっているのがHONBIKEだ。HONBIKEは世界初の前後輪ワンアームチェーンレスを売りにした電動アシスト自転車で、特徴的なデザインはグッドデザイン賞2020でベスト100に選ばれていることで知られている。

また、第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021で初披露し、デヴィ夫人を起用したCM等、積極的なPRを行うことで、クラウドファンディングサービスのMakuake(マクアケ)で、史上最高額の6億円超えを達成。2022年4月2日、3日に行われたサイクルモード2022ではサイクルイベント初となる「HONBIKEと水着モデルによるランウェイショー」が行われた。

しかし、実際に乗車すると不安定な走りに、アシスト感をほとんど感じないモーター、すぐに壊れる品質等が問題になった。電動アシスト自転車やEバイクに非常に詳しい業界関係者からの評判も非常に悪く、専門外からの評価の高さとは裏腹に多くの有識者からは最低評価を受けており、贔屓目に見てシクロライダー史上最悪の電動アシスト自転車という評価を下した。

クリックホールディングスから公式な認定を受けた公認サイト「BGS公式サポートサイト」によると、2022年11月30日に公開された事業進捗状況では、中国製造基準の脆弱な安全性を暫定的に日本側で解決するために、新規の販売及び出荷を停止しフレームの補強、電気系統の改修などを実施したと謳っている。

2023年4月21日現在、かつて六本木にあったフラグシップストアは閉店し、新車販売を行っている所は殆ど無いようだ。他にも、デイリー新潮、NetIB-News、週刊現代等のメディアから、HONBIKEの輸入元であったクリックホールディングスが「BGS」という仮想通貨トラブル問題を抱えていると報じており、ウェブ上でオーナーの怒りの声を多く見ることができる。

HONBIKEは、クラウドファンディングサービスのMakuake(マクアケ)で、史上最高額の6億円超えを達成した欠陥品として、日本のクラウドファンディングの評価を地に落とした存在として名前を残したと言えるだろう。

 

電動アシスト自転車「HONBIKE」を褒めたメディア・インフルエンサーはヤバい理由

そんなHONBIKEだが、HONBIKEを褒めたメディアやインフルエンサーは、あらゆる意味で”ヤバい”だろう。Eバイク業界には、褒めると有識者から即失格となる「禁忌肢」と言えるEバイクが存在しており、HONBIKEもその1つに入っている。

HONBIKEの粗悪さは、Eバイクのエバンジェリストとして名高いE-NAYA.comがゴミとして評価しており、サイクルモード東京2022時点でEバイクに知見がある業界関係者から周知されていた。

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特に日本の自転車企業で開発を行っていた経歴があり、現在も自転車やEバイクの開発を行っている人や、世界最大級のグローバル経営コンサルティング会社と手を組んだ日本の某Eモビリティ工場社長等、Eバイク業界関係者トップクラスの複数人が「あんなのは自転車として成立しない」と語っていたほどだった。

出典:https://us.honbike.com/products/chainless-ebike

2022年のレビューでは触れなかったが、体重がかかるシートチューブがネジ止めで、大きな脚力が加わるボトムブラケットとリアステーを溶接ではなく組み立て式を採用しているのが非常に疑問に感じる。また、HONBIKEのグッドデザイン選評を読むと、アルミ製の車体も一般的な自転車で使われている鍛造ではなく、量産車世界初の車体全体に圧力鋳造(The first mass-produced bicycle with the whole body using pressure-casting process.)を謳っている。

「HONBIKE」を褒めたメディア・インフルエンサーはヤバいのは、有識者から無識者扱いされる事だろう。Eバイク業界を表面でなぞるだけでなく真髄を知るには、インターネットやSNSは全く役に立たず、有識者と実際に顔を合わせる必要がある。しかし、有識者と話すにはある程度の知識が必要となり、Eバイク業界では以下の7要素が必要となる。

  1. 自転車の基本的な知識(絶対条件)
  2. 電動アシスト自転車・Eバイクの基本的な知識(海外情報を知っているのは当然。絶対条件)
  3. 自動車業界の基本的な知識(この知識がないと相当厳しい)
  4. オートバイ業界の基本的な知識(この知識がないと相当厳しい)
  5. 電動アシスト自転車・Eバイク業界とのコネクション(無いと相当厳しい)
  6. 自動車業界、オートバイ業界とのコネクション(無いと相当厳しい)
  7. 投資界隈の情報網(可能であれば)

ここで問題になるのが自転車、電動アシスト自転車・Eバイクの基本的な知識。この世界はどんなに情報通だと自称しても、HONBIKEなどの粗悪Eバイクを褒めると、一発で「あの人は粗悪Eバイクを褒めていたから基礎的な自転車の知識を持っていない(≒話が通じない)」と有識者に瞬時に周知される世界となっている。インターネット上の情報では絶対流れない有識者間の情報というのは99パーセント以上正確な情報で、それが瞬時に流れていると言っていい。

さらに、Eバイク業界の怖い所は、自転車業界だけでなくオートバイ業界や自動車業界と繋がっていることがよくある。これは、オートバイ業界や自動車業界もEバイク業界の参入を画策しているためで、非公表情報でも日本国内企業でも開発を行っている企業が存在する(非公表情報のため詳細は答えることができない)。下手な自転車企業よりもオートバイ輸入代理店のほうがEバイク事情が詳しい事もよくある。

オートバイ業界や自動車業界の参入に関しては、取材を行っており粗悪Eバイクを批判できる基礎的な自転車の知識を持っている(≒話が通る)と判断されれば、高確率で相手から話してくれる。某Eバイク企業の技術顧問の名刺を貰い、名前をJ-Platpatで検索すると、日本の某大手自動車会社の特許情報が膨大に見つけることもあった。

そのため、HONBIKEなどの粗悪Eバイクを褒めるとオートバイ業界や自動車業界にも「あの人は粗悪Eバイクを褒めていたから基礎的な自転車の知識を持っていない(≒話が通じない)」と瞬時に周知されると思っていい。

HONBIKEを褒めたメディア・インフルエンサーはいくら自転車に詳しいと自称しても、Eバイク業界関係者(≒自転車業界、オートバイ業界、自動車業界)といった有識者から見ると「基礎的な自転車の知識を持っておらず、Eバイク業界(≒自転車業界、オートバイ業界、自動車業界)とのコネクションも無く、インターネットで信頼できる評論家を探すこともできない」と判断されていると思っていい。

BGS公式サポートによると、現在新設のホンバイクジャパン(株)に事業継承を進め、既存ユーザのサポート等の引継ぎと日本市場の再生の準備をスタートしているとのことだ。

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HONBIKEは日本市場に再参入を考えているらしいが、有識者から「あんなのは自転車として成立しない」と言われるレベルのEバイクを販売する、資金調達をデロイトトーマツ等の世界最大級のグローバル経営コンサルティング会社から行わず個人向けの怪しい投資スキームを使用している、有識者からの情報網から入ってこないのを見ると、非常に期待できないと言わざるをえないだろう。HONBIKEは、Eバイクに夢を見ているようだが、この業界は自動車産業やオートバイ産業と同じく「金とコネクションの殴り合い」で、オートバイの輸入代理店が「ガソリンエンジンのオートバイを輸入したほうが遥かに簡単」と言い、日本電産が何年もEバイク用ドライブユニットの開発を行っても市販車が登場しない世界だ。何を夢を見ているのか全く理解できない。

文:松本健多朗

レンタルEバイクで国立公園内の絶景スポットを楽しむ 奥入瀬渓流エリアでレンタル開始

一般社団法人十和田奥入瀬観光機構(TOWADA TRAVEL)は、レンタサイクルEバイクの貸出を奥入瀬渓流エリアで再開し、二次交通として利用できるようにしました。これにより、ピークシーズン時の渋滞解消や観光客のアクティビティ需要への対応が可能となりました。

奥入瀬渓流エリアのEバイクレンタルは、2023年4月7日から10月31日まで実施されており、貸出場所は奥入瀬湧水館です。また、石ヶ戸休憩所やJRバス子ノ口でも乗り捨て返却が可能です。車種は、「Panasonic XU1」と「MIYATA RIDGE-RUNNER 6180」が取り扱われています。

営業時間は2023年4月7日から10月31日までの9:00〜16:30で、料金は4時間利用で3,000円です。自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されたため、運転の際には持参またはE-Bikeに備え付けのヘルメットを着用してください。

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E MOTORAD XPLORER 型式認定取得のファットタイヤ折りたたみEバイク【サイクルモード2023】

2023年4月15日から4月16日まで開催されたサイクルモード東京2023。E MOTORAD JAPANのブースでは、折りたたみEバイク「XPLORER」が試乗可能だった。

E MOTORADはインドのEバイクブランド。XPLORERは折りたたみタイプのファットタイヤEバイクだ。このようなモデルはクラウドファンディングで適当に投げ売りして売り逃げするような売り逃げ系Eバイクという印象があるが、XPLORERは公道走行可能な電動アシスト自転車を表す型式認定を取得しており、アサヒサイクルでも取り扱いを行う予定とのこと。型式認定番号は交A22-37、交N22-37、会社名はRALLY (Guangzhou) EBIKE CO., LTD )。会社名がRALLY (Guangzhou) EBIKE CO., LTD )なのは、恐らく中国の電動アシスト自転車製造企業でE MOTORADと関係があると思われる。

4インチのファットタイヤはオフロード走行を連想させるが、オフロード走行に対応できない折りたたみフレーム、車体重量30キロと重いため砂地や雪道で埋まるため、このファットタイヤはあくまでもカッコと思えばいいだろう。ホンダ・ズーマーやヤマハ・TWのスカチューン仕様みたいな物で、太いタイヤはあくまでもファッションだと思えばいい。

アシストの力感に関してはもっさり気味。20×4インチと太いタイヤによりバネ下重量が重く、車体重量が30キロと重いのもあるのに加えて、モーターもアシストの直結感が薄いリアインホイールモーターというのもあると思われる。アシストの力感を出すのなら、ブレーキレバーにアシストカットオフ機構を入れて、パナソニックXU1のように、ちょっと踏んだだけでアシストが反応してズルズル進むアシストに変えるのが良いだろう。

E MOTORAD XPLORERは、こういうカッコの折りたたみタイプの電動アシスト自転車が欲しい人向け。単純に折りたたみ性能だけを考えても、車体重量30キロは自動車の積載に苦労し、ハンドルバー中心部に装着された大型ディスプレイは、ハンドルポストを折りたたむ際に接触による破損に注意する必要がある。走行性能などを求めるのなら普通にTern VektronやESR VENTIDAHON Fu-ComDAHONインターナショナルUNIO・K-ONE、BESV PSF1、evol mini F207等の他社モデルを購入したほうがいい。XPLORERのようなファットタイヤの折りたたみEバイクはキワモノ系だが、型式認定を取得しておりアサヒサイクルが取り扱いを行うのなら、クラウドファンディングでよくわからないモデルを購入するよりは良いだろう。

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あさひ、全日本実業団自転車競技連盟との2023年度オフィシャルパートナー契約締結 「MiNERVA-asahi」レースに参戦

自転車専門店を全国に500店舗以上展開する株式会社あさひは、2023年度も一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)をオフィシャルパートナーとしてサポートすると発表しました。

JBCFとのパートナーシップを通じて、あさひは国内最高峰の自転車ロードレースをサポートし、日本国内における自転車競技の普及や世界で活躍する選手の育成に寄与していくことを目指しています。

あさひの公式レーシングチーム「MiNERVA-asahi(ミネルヴァあさひ)」は、スタッフ有志によって構成され、今年度のJBCFサイクルロードシリーズに参戦します。あさひは今後も自転車文化の発展に貢献するため、サイクルスポーツへの協賛を続けていく予定です。

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ブシロードクリエイティブ、日本国道最高地点到達証明書『ろんぐらいだぁすとーりーず!』第2弾を販売

株式会社ブシロードクリエイティブは、2023年4月26日(水)午後1時より、日本国道最高地点到達証明書『ろんぐらいだぁすとーりーず!』第2弾の販売を開始することを発表しました。販売場所は、県境の宿渋峠ホテル(長野県下高井郡山ノ内町平穏志賀高原渋峠)で、価格は税込み300円。販売数量は、限定2000部が予定されています。

日本国道最高地点とは、日本の国道の中で標高が一番高い場所を指し、その地点を通過する国道は群馬県吾妻郡長野原町から新潟県妙高市に至る国道292号です。この区間は「志賀草津高原ルート」とも呼ばれ、最高地点は標高2,172mに達します。例年、4月下旬に冬期閉鎖が解除されるタイミングで、国道292号を走ると雪の壁や雪の回廊が見られます。冬期閉鎖解除時には、ゲート前に行列ができるほど、観光ルートとして人気がある道路です。

日本国道最高地点到達証明書は、日本の国道で一番高い地点(2,172m)に到達した証明として、渋峠ホテルで購入できます。購入時には、日付と時刻が印字されます。2021年9月12日から販売が開始された『ろんぐらいだぁすとーりーず!』Ver.の国道最高地点到達証明書は、2000枚限定で大好評のうちに完売しています。

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ドイツのオートバイタイプEバイクブランド「URBAN DRIVESTYLE」日本登場

TLVアドバンス株式会社は、ドイツ・ベルリン発祥のEバイクブランド「URBAN DRIVESTYLE(アーバン ドライブスタイル)」の日本における販売を、2023年4月よりブランドサイト並びにOPUPSHOPにてスタートすると発表しました。

ドイツは環境問題に取り組む国として知られ、基本法の中で「次世代のために自然を守る責任がある」と明記されています。また、環境税の導入や再生可能エネルギーの買い取り義務化など、国を挙げて環境対策を進めていることで有名です。フライブルクなどの環境都市では、交通政策により自動車の利用率が減少し、自転車の普及が進んでいます。

そんなドイツ・ベルリンで2016年に誕生した「URBAN DRIVESTYLE」は、二酸化炭素を排出しない環境に配慮したサスティナブルな次世代モビリティーとして、E-BIKEを開発しています。ファーストモデルのUnimoke(ユニモーク)は、ドイツで高い評価を受け、瞬く間に世界進出を果たしました。

Unimoke MK
Unimoke SW

Unimoke MK(ユニモーク MK)は、ロングシートが特徴的なクラシックバイク型電動アシスト自転車。また、約一年後にリリースされたセカンドモデルのUnimoke SW(ユニモーク SW)は、乗り降りが快適なローエントリー設計で、女性や荷物を後ろに載せるシーンを想定したフレームデザインが特徴です。

両モデルとも、SHIMANO 7段変速機、5段階アシストモード、500Wモーター、Panasonic製リチウムイオンバッテリー(48V/16Ah)など採用。最長航続時間は60kmで、都市部での移動に十分対応可能。また、車体サイズは長さ171cm x 幅(ハンドル幅)71cm x 高さ(シート高)84cmで、最高積載重量は150kg。推奨身長は155cm~190cmです。

価格は、どちらのモデルも495,000円(税込)となっており、カラー展開はホワイトとブラックの2色が用意されています。

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Tern 折りたたみEバイク「VEKTRON N8」のキャンペーンを実施 対象期間中に購入するとフロントラック、ブラケット、リアラックがプレゼント

Tern日本総代理店の株式会社アキボウは、Boschモーターを搭載した折りたたみEバイク「VEKTRON N8」の国内発表1周年を記念して、特別キャンペーンを実施することを発表しました。このキャンペーンでは、対象期間中にVEKTRON N8を購入されたお客様に、フロントラック、ブラケット、リアラックの人気アクセサリー3点セットがプレゼントされます。

キャンペーン期間は2023年4月21日(金)から5月31日(水)までで、対象モデルはVEKTRON N8です。年式やカラーは問いません。アクセサリー3点セットには、Kanga Rack(10,780円 税込)、Luggage Truss 2.0(8,360円 税込)、Atlas Rack 2.0(20,900円 税込)が含まれています。

このキャンペーンは全国のTern正規販売代理店で実施されますが、一部の販売店ではキャンペーンの受付ができない場合があるため、購入を検討されている販売店に受付の可否を事前に確認することが求められます。

なお、他のキャンペーンとの併用はできず、予告なく内容が変更されるか終了する可能性があることにご注意ください。キャンペーンの詳細については、最寄りのTern正規販売代理店にお問い合わせください。

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2023年7月に特定小型原動機付自転車が登場 免許不要、ヘルメットは努力義務の小型モビリティの法律を簡単に解説

2022年4月、国会において道路交通法改正案が可決され、新たな車両区分「特定小型原動機付自転車」(以下、特定小型原付)が設けられました。これにより、条件を満たす電動キックボード等のモビリティは16歳以上であれば運転免許証が不要となり、ヘルメット着用が努力義務となることが決まりました。2023年7月1日から施行され、実際に公道での走行が可能となります。

まず、従来の「原付」と新たに設けられた「特定小型原付」との法的な違いについてです。電動キックボードは、改正前は「原付」という車両区分に分類されていました。今回の法改正により、以下の条件を満たす車両が「特定小型原付」として扱われます。

原動機は電動に限定(出力は600W以下)されており、最高速度は時速20キロ以下に制限されています。長さは190センチ、幅は60センチ以内で普通自転車相当の車体サイズと決められており、特定小型原付に必要な保安部品が装着されていることが条件です。これらの条件は、主に道路運送車両法によって定められ、国土交通省の管轄となります。

年齢は16歳以上で運転することができ、運転免許証は不要。また、ヘルメット着用は努力義務となりました。歩道の走行は、一定の条件を満たした場合のみ特定小型原付で可能です。また、特定小型原付は車両区分の切替えが法的に認められ、特定小型原付(最高速度時速20キロ)と歩道通行車(最高速度時速6キロ)間で切り替えができます。

保安部品としては、前照灯、尾灯、制動灯、方向指示器、警音器、最高速度表示灯、後部反射器の取付けが義務付けられています。ナンバーの取得も引き続き必須で、市区町村役場で無料で取得できます。

特定小型原付で、よく注目されているのが電動キックボードですが、電動キックボードだけでなく、オートバイタイプなど、幅広いスタイルの特定小型原付が登場する可能性はあるでしょう。

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ヤマハ発動機 扱いやすさを重視した電動アシスト自転車「PAS SION-U」2023年モデル発売 

ヤマハ発動機は、2023年5月12日に、「PAS SION-U(パス シオンユー)」20型/24型の新モデルの電動アシスト自転車を発売する予定です。「扱いやすい」および「わかりやすい」機能が特徴とされています。

同製品は、「気持ちがアクティブ~若い気持ちで笑顔満点な移動具~」をコンセプトに開発され、「いくつになっても外出を楽しみたい方」を主なターゲットとしています。軽量・コンパクトな車体や、またぎやすい「低床U型フレーム」、軽量でかるっこスタンドなど、使い勝手に優れた機能が詰め込まれております。また、漕ぎ出しは優しく、坂道でもアシスト力があり、快適な乗り心地が実現されています。

さらに、見やすく簡単な操作が可能な「液晶かんたんスイッチ」が搭載されており、バッテリー残量を大きな数字で表示することができます。2023年モデルでは、新たなカラーバリエーションが追加され、従来の「グロススモークイエロー」と「カカオ」に加え、「スノーホワイト」および「ノーブルネイビー」(20型のみ)が新たにラインナップされます。全体的に、20型は4色、24型は3色の展開が予定されています。価格は146,300円(税込み)です。

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サイクリング漫画「ろんぐらいだぁすとーりーず!」コラボデザイン支援型自動販売機が新たに設置

株式会社ブシロードクリエイティブは4月18日、広島県尾道市新尾道駅前に、人気コミック『ろんぐらいだぁすとーりーず!』とのコラボデザイン自動販売機を新たに設置することを発表した。これにより、しまなみ海道に設置されている同コラボデザイン自販機は、これまでの7台から8台に増える。

『ろんぐらいだぁすとーりーず!』は、自転車のロングライドや輪行旅を題材にしたコミックで、月刊ブシロード(ブシロードクリエイティブ刊)にて連載中。コラボデザインの自動販売機は、売り上げの一部がしまなみ海道自転車通行料金無料化財源への協力として寄付される。

新たに設置される自販機は、市民ギャラリー出入口(尾道市栗原町字大坪9381-4)に設置され、使用開始日は2023年4月18日。設置事業者はコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社となっている。

これで、しまなみ海道に設置されている『ろんぐらいだぁすとーりーず!』コラボデザイン自販機は、はっさく屋 、大山神社、ドルチェ 瀬戸田本店、多々羅大橋アプローチ道入口のバス待合所、しまなみ交流館、旧生口中学校前、瀬戸田西市民スポーツ広場、新尾道駅前の8台となる。

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CYC MOTOR PHOTON Eバイク後付モーターキットの新型が登場【サイクルモード2023】

2023年4月15日から4月16日まで開催されたサイクルモード東京2023。oldschoolmtb.jpのブースでは、後付Eバイク用モーター「CYC MOTOR」の新型モデル「PHOTON」が展示されていた。

oldschoolmtb.jpは、後付けE-Bikeキット「CYC MOTOR」の日本代理店を行っている。同ブランドはアシスト比率を日本の規格であるJISD9115:2018へ対応した後付Eバイク用キット「CYC MOTOR X1シリーズ」を販売していることで知られている。

今回展示されていたPHOTONは、CYC MOTORの新型後付Eバイク用キット。従来のX1シリーズと比較してコンパクトと静音化を実現したと謳っている。

CYC MOTOR PHOTON
CYC MOTOR X1 Stealth

従来モデルのX1シリーズはクランクを回す際、チェーンで駆動しているためモーターが大きく、アシスト時に発生するノイズ音も大きいという欠点があった。新型のPHOTONはクランク軸を直接動かす方法を採用することで、モーターサイズもコンパクトになり、アシスト時に発生するノイズも少なくなった。また、Oldschoolmtb.jpの担当者によると、従来のX1と比較して、車体に装着する際の組み立てが楽になったと語っていた。

CYC MOTOR PHOTONに関しては、現在、日本仕様に書き換えを行う予定とのことだ。

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コールマン 地べた座りが快適になる定番チェア「コンパクトグランドチェア」に新色「グレージュ」が登場

コールマンは、2023年4月から、新色の「コンパクトグランドチェア(グレージュ)」を発売します。

コンパクトグランドチェア(グレージュ)は、背面のクロスフレームがしっかりと身体を支え、地べた座りが快適になるグランドチェアです。折り畳み式で背もたれ付きの座椅子で、室内でも使い勝手が良く、ネット上での評価も高いことで知られています。新色のグレージュは、落ち着いた優しい色合いで、コンパクトに収納できる便利な収納ケースが付属します。

製品名は「コンパクト グランドチェア(グレージュ)」で、希望小売価格は税込4,950円。サイズは約39×52.5×43.5(h)cm(使用時)および約10×14×61(h)cm(収納時)で、重量は約1.7kg。耐荷重は約80kgで、材質はシートがポリエステル、フレームがアルミニウムです。座面幅は約37cmで、付属品として収納ケースが含まれています。

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BESVから新Eバイクブランド「SMALO」登場 最適なアシスト出力をAIが自動判断するハイテクEバイク

株式会社BESV JAPANは4月15日、BESVとVotaniに続く3つ目のブランドとして、AI機能を搭載した次世代プレミアムe-Bike「SMALO(スマーロ)」ブランドをリリースすることを発表しました。LX2とPX2の2モデルが2023年6月に世界同時発売される予定です。

SMALOの車体には、BluetoothやGPS、4G通信機能など、多くの先進技術を駆使した機能が満載されています。SMALOは、最適なアシスト出力やギア選択をAIが自動で判断し選択する「AI Driving System」を搭載。これにより、快適なペダルトルクで走行できるようにユーザーのペダリングに応じて、アシスト出力が自動で計算されます。

そして、Bluetooth機能により専用アプリと接続し、Eバイクの各種設定やカスタムが可能。また、自転車に近づくだけで、自動的にバイクの電源が入るだけでなく、GPS機能によって、自転車の正確な所在地が確認でき、万が一の盗難の際にも、専用アプリの地図上にバイクの位置を正確に表示。4G通信機能を利用して、自転車の近くにいなくても、無線通信でバイクのステータスをクラウドに保存し、専用アプリを通してバイクの状態を把握できます。

専用アプリ「BESV SMART Plus」を利用すれば、ダッシュボード機能でスピードやバッテリー残量、各種ステイタスの確認ができ、e-Lockの遠隔解錠や、MAP機能を活用してバイク位置の確認や目的地の設定が可能です。さらに、エラー診断機能でボタン一つで全ての電装システムをセルフチェックでき、異常個所をアプリ上に表示します。FW更新機能で不定期に更新されるファームウェアを専用アプリからファームアップできます。

SMALOのアンチシーフアラート(盗難警報)機能は、E-Lock起動中に、自転車の振動や移動など動きをセンサーが感知すると、自転車本体からアラームを発し、盗難を防止するとともに、スマホにも通知が届くようになっており、速やかな対応が可能です。また、オートライト機能は、感光センサーにより周囲の明るさに合わせて自動で瞬時にオン/オフします。リアライトはスピードセンサーとも連携し、減速を感知するとブレーキランプとしても機能します。

SMALOのLX2モデルには、世界初となる7段自動変速機「E-Shift」が搭載されており、スピードセンサー、トルクセンサー、RPMセンサーから最適なギアを選択し、ストレスのないスムーズな走りを実現します。マニュアルシフトへの切り替えも可能です。

専用アプリを使用すれば、各種機能のオン/オフや、電子音の設定、スマートモードのアシスト出力の調整、GPSのオン/オフなどが行えます。また、長期間使用しない場合は、スリープモードを利用して各種電装機能をオフにし、待機電力を減らすことでバッテリーの消耗を抑えることができます。

アシストモードはスマートモードの1モードのみで機能し、BESVの制御技術を用いて、常に快適なペダルトルクで走行できるようにユーザーのペダリングに応じて、アシスト出力は自動で計算されます。専用アプリでアシスト出力の強弱の設定が可能なため、アシストを抑えてより長いアシスト走行を選択することもできます。

SMALO LX2

SMALOは「LX2」と「PX2」の2モデルを展開。「LX2」は、ホリゾンタルフレームの28インチモデルで、504whの大容量バッテリーを完全にフレーム内に格納し、オートマチック7段変速を採用しています。AIによって完全にコントロールされる最適なアシスト制御と、最適なシフトチェンジのストレスのない、滑らかでスムーズな未体験のアシスト走行を謳っています。予定価格は448,000円で、カラーバリエーションはBlackとWhiteが用意されています。重量は23.1kg、バッテリーは充電時間が0~80%まで約2.5時間、0~100%まで約3.6時間(4A充電器)です。モードはSmart Mode(High/Mid/Low)で、ブレーキは前後油圧ディスクブレーキを採用しています。タイヤは28×2.0です。

SMALO PX2

一方、「PX2」は、取り外し可能な新型バッテリーを採用した20インチタイヤのコンパクトモデルです。前後サスペンションで路面の走行振動を解消し、都心部でのアーバンライドに最適な利便性の高いモデルです。AI機能によるアシスト制御は、スマートモードとしてシンプルな操作で常に最適なアシスト走行を可能にしています。適応身長153cmからで、アジアマーケット向けのモデルとしてラインナップされています。予定価格は428,000円で、カラーはBlackとWhiteが用意されています。重量は21.4kg、バッテリーは365wh(36.9V/9.9Ah)で、充電時間は0~80%まで約2時間、0~100%まで約3.3時間(4A充電器)です。モードはSmart Mode(High/Mid/Low)、変速はシマノAltus 7s、ブレーキは前後油圧ディスクブレーキを採用し、タイヤは20×1.95です。

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コールマン 快適なアウトドアを楽しむ「パークキャンプ」スタイル用「インスタントアップ IG シェード」を発売

ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社コールマン事業部は、手軽で快適なアウトドアを楽しむ「パークキャンプ」スタイル向けの「インスタントアップ IG シェード」を2023年4月に発売します。

パークキャンプは、子供たちが外遊びを楽しみ、忙しいママたちもリフレッシュできるデイレジャースタイルで、キャンプの経験を問わず、日常使いに適した快適なアイテムが揃っています。

インスタントアップ IG シェードは、フレーム上部のハブを差し込んでフレーム脚部を伸ばすだけのワンタッチロック機構により、簡単に設営・撤収が可能なサンシェードです。住友化学が開発した防虫素材「Olytec®メッシュ」を使用しており、虫対策もばっちり。また、UVPROを採用したテント生地は日光と紫外線を軽減してくれます。付属の砂袋により、ペグが使えない場所でも本体を固定でき、ビーチやプールサイドでも活躍します。

希望小売価格は税込15,950円。使用時サイズは約210×180×120(h)cm、収納時サイズは約φ16×63cmで、重量は約3.7kg。定員は3~4人向けで、付属品には砂袋・ペグ・ロープ・収納ケースが含まれています。

コールマン(Coleman) インスタントアップIGシェード

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カイホウジャパン 11万円のクロスバイクタイプEバイクを計画中か

2023年4月15日から4月16日まで開催されたサイクルモード東京2023。カイホウジャパンのブースでは、シボレーブランドのEバイクが展示されていた。カイホウジャパンと言えば、10万円以下の割安な電動アシスト自転車を展開している事で知られている。写真のシボレーブランドのEバイクは、想定販売価格は119,800円(税抜き)と非常に安価なのが特徴だ。

また、モーターに関しても、コスト削減できるインホイールモーターではなく、Eバイクや電動アシスト自転車用モーターの中でも比較的高額になるミッドモーター(センターモーター)を採用。モーターは中国ブランドとのこと。中国ブランドの中でもバーファンといった有名ブランドでは無いため低価格になったと思われる。

バッテリーに関しては、現時点ではサドルバッグ仕様を考えているようだ。バッテリー容量などの詳しいスペックは不明。このEバイクは、開発途中のため最終的な使用や価格は不明だが、恐らく低価格帯Eバイクや電動アシスト自転車のライバルになると思われる。

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ケイワークスが新型マルチユースキャンピングカー2種を初出展 免許不要のトレーラーや走破性重視のモデルを用意

株式会社ケイワークスは4月14日、2023年4月22日(土)から開催される第26回神奈川キャンピングカーフェア in 川崎競馬場で、経済的で多様なニーズに応えるマルチユースなキャンピングカー新型モデル2種を神奈川初出展することを発表しました。

キャンピングカーのニーズは、これまで高価で大きなボディが主流であったものから、コンパクトで普段使いができるモデルへと変化しており、働き方の多様化や災害時の備えなど、様々な用途が求められています。物価高騰のインフレ時代を受け、1台でマルチユースを実現するキャンピングカーが、経済的な自動車購入の選択肢として注目されています。

ケイワークスは、今回初出展するモデルとして、免許不要で楽しめるトレーラー「TRAIL WORKS」と、走破性とコアなファンのための「デリカ D:5 CRUISE CAMPER Edition」を開発しました。これらのモデルは、安全なリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使用したオフグリッドシステムを搭載しており、さまざまなシーンで活用できる「普段遣いできるキャンピングカー」として提案されています。

初出展モデル「TRAIL WORKS Mini」は、一般的な駐車場に収まるコンパクトサイズのトレーラーで、けん引免許不要で利用可能です。また、「デリカ D:5 CRUISE CAMPER Edition」は、独自の走破性を持つミニバンである三菱デリカに、キャンピングカー装備を追加したモデルで、リモートワークや災害時の対応にも対応できるとしています。

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ORBEA 電動アシストロードバイク「GAIN M10iLTD」公開【サイクルモード2023】

2023年4月15日から4月16日まで開催されたサイクルモード東京2023。ORBEAブースでは 電動アシストロードバイク「GAIN M10iLTD」が展示されていた。

ORBEA GAINは電動アシストロードバイク(Eバイク)。カーボンフレームはエンデュランスロードタイプの設計を採用し、Mahle iX350 36V 353Whの内蔵バッテリーを搭載。モーターは、Mahle X20リアインホイールモーターを搭載している。因みに、Mahle製リアインホイールモーター搭載電動アシストロードバイクは、SCOTT JAPANがADDICT E-RIDEを2023年度に発売を予定している。ORBEA GAIN M10iLTDは2024年導入予定。

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