デイリーアーカイブ Jul 11, 2025

シェアサイクル「Luup」東急電鉄のサブスクリプション型サービス「TuyTuy(ツイツイ)」に参画

Luupは4月14日、東急電鉄のサブスクリプション型サービス「TuyTuy(ツイツイ)」に参画することを発表した。TuyTuyの登録者を対象に2021年5月12日(木)から7月31日(水)までの約3か月間、次世代電動シェアサイクル「LUUP」の定額パックを提供する。 Luupは、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリング事業を通して、日本に新しい短距離移動インフラを創る会社。電動アシスト自転車や電動キックボードのみならず、電動・小型・一人乗りの電動マイクロモビリティを包括的に取り扱い、ファースト・ラストワンマイルの移動手段を確立し、全ての人が自由に移動できる未来を目指している。 Luupと東急グループは、これまで東急線沿線の街づくりに向けた連携を重ねてきており、2020年5月に次世代電動シェアサイクル「LUUP」の提供を開始して以降、渋谷駅東口地下駐輪場などへのポート設置を進めている。 渋谷駅を中心としたエリアにおける短距離移動のためのシェアリングサービスを展開するLuupにとって、同エリアの街づくりを担うインフラ企業との連携は重要だと考えており、TuyTuyの参画となった。 TuyTuyは東急線区間を含む定期券を所有している人を対象とした、月額制のサブスクリプション型サービス。コミュニケーションアプリ「LINE」の「TuyTuy」LINE公式アカウントから会員登録、決済を実施した人に対して、毎月各種サービスのクーポンコードが配布される。 ユーザーは各種サービスへの登録(各アプリのダウンロードなど)を実施し、クーポンコードを利用することで、TuyTuy登録者限定の特典が受けられる。実証期間中のTuyTuyの料金は2021年5月・6月に限り無料、7月は月額500円(税込)。「TuyTuy」LINE公式アカウントの友だち追加は、TuyTuy公式ウェブサイトやLINE友だち検索から可能。 TuyTuyに登録した人には、首都圏約300ポートの小型電動アシスト自転車を、1か月間の無料乗車可能回数5回を受けることができる。1回につき30分乗車可能だ。 申込方法は、TuyTuy公式ウェブサイトより、LINE公式アカウントを友だち登録のうえ申し込みを行う。 関連リンク LUUP:https://luup.sc TuyTuy:https://tuytuy.jp

E-Bikeで輪行はできるのか?実際にやってみてわかったことを解説

鉄道、船、飛行機などの公共交通機関を使用して、自転車を運ぶ「輪行」は、自転車を趣味にしている人にとっては、やった事がある人は少なくないだろう。車体を分解して専用の袋に入れて構内を移動するため体力や腕力が必要だが、公共交通機関で一気にワープすることができるため、行動範囲が大きく広がる。 この輪行を行うのは、電動アシスト自転車やE-Bikeでは難しいと言われているが、ロードバイクタイプのE-Bike「Specialized Turbo Creo SL」(記事)や、クロスバイクタイプの「Specialized Turbo Vado SL」(記事)といった軽量E-Bikeの登場により、一部のE-Bikeで輪行が比較的簡単に行えるようになった。 今回、筆者が所有するSpecialized Turbo Vado SL4.0で鉄道輪行を行ってみた。結論から言うとE-Bikeの輪行は可能だが、従来の人力自転車よりも難しい部分がある。また、輪行しやすいE-Bike、輪行しにくいE-Bikeがある。今回はE-Bike輪行でわかった部分を紹介しよう。 輪行の規定 輪行の規定は、公共交通機関によって細かく別れているが、鉄道に関してはJRの輪行の規定を満たしていれば輪行が可能な事が多い。高速バスに関しては、殆どの会社が輪行不可で、一部の路線でしか輪行できない。飛行機輪行に関しては、後で述べるリチウムイオン電池の問題により、輪行は非常に難しいのが実情だ。 JRの輪行ルールは以下の通り 携帯可能な荷物で、縦・横・高さの合計が250センチ(長さは2メ-トルまで)以内 重さが30キロ以内 サイクリングやスポーツ大会などに使用する自転車は、解体して専用の袋に収納したもの、または折たたみ式自転車で折りたたんで専用の袋に収納したもの 最大2個まで持ち込むことが可能。(ただし、傘、つえ、ハンドバックなど身の回り品は個数に数えません。) 輪行が簡単なE-Bike、輪行が難しいE-Bike 数あるE-Bikeの中でも輪行が簡単なE-Bike、輪行が難しいE-Bikeがある。輪行が簡単なE-Bikeの特徴は、車体が軽くて重量バランスが良い、車輪が前後とも外すことができるのが絶対条件だ。輪行が比較的簡単なE-Bikeは以下の通りだ(強調しているのは筆者お薦めモデル) Specialized Turbo Creo SL/Creo SL Evoシリーズ Specialized Turbo Vado SLシリーズ(Vado SL EQシリーズは荷台や泥除けがあるため除外) 一般的な定格出力250WのクロスバイクタイプのE-Bike、リジッドフォークを採用し泥除けや荷台が無いモデル TRANS MOBILLY NEXTシリーズ  輪行しやすいE-Bikeで真っ先に挙げるとすればロードバイクタイプの 「Specialized Turbo Creo SL」(記事)や、クロスバイクタイプの「Specialized Turbo Vado SL」(記事)だ。このモデルは軽量なSpecialized製ドライブユニット「Specialized SL1.1」を搭載しており、車体重量が軽く、人力自転車にほぼ近い車体バランスを実現している。車体重量はSpecialized Turbo Vado SL 4.0で推定15キロ。 一般的な定格出力250WのクロスバイクタイプのE-Bikeの場合、車体重量は18キロから20キロが多い。例えば、ミヤタ・クルーズシリーズの場合、車体重量は18.5~7キログラムとなる。しかし、これらのE-Bikeはバッテリーを外すことができるモデルが多いため、輪行を行う際はバッテリーを外せば、ある程度、車体が軽くなる。 バッテリー「BT-E6010」の重量は2.65kgのため、バッテリーを外した場合のミヤタクルーズの車体重量は約16kg。重いバッテリーをバッグパックに入れるなど、輪行袋に入った自転車の重さを軽くするなどの工夫を行えば、車体が重いため誰でも輪行を楽しめるわけではないが、輪行は不可能なわけではないようだ。 電動アシスト自転車やE-Bikeには、折りたたみ自転車タイプがある。折りたたみ自転車の場合、車体がコンパクトに折り畳めるため、車載には便利だが、多くのモデルでは重量が重いため、人力タイプの折りたたみ自転車と比較して輪行は気軽にできない。折りたたみ自転車タイプの電動アシスト自転車やE-Bikeで頻繁に輪行を行うのなら、軽量タイプのモデルを選ぶのが良い。   ルノーライトシリーズで有名なGicの電動アシスト自転車ブランド「TRANS MOBILLY」には、軽量な折りたたみ自転車タイプがある。その中でも、持ち運びに特化したTRANS MOBILLY NEXT 140は、14インチホイールを採用したモデル。   TRANS MOBILLY NEXT 163は、16インチホイールと外装3段変速を採用したモデル。変速機を採用することで、14インチモデルよりも走行性能を重視している。 逆に輪行が難しいE-Bikeは頑丈な車体を採用したE-MTBや、キャリアや泥除けを装着したトレッキングタイプは輪行は難しい。このタイプは、カーサイクリングやサイクルトレイン、ヤマト運輸のらくらく家財宅急便などを使うのをお薦めする。 E-Bikeで輪行を行う際に注意する事 輪行可能なE-Bikeで輪行を行う場合、いくつかの注意点がある。輪行には鉄道輪行、フェリー輪行、バス輪行、飛行機輪行がある。この中でE-Bikeでの輪行に不向きなのはバス輪行と飛行機輪行だ。 バス輪行は実施している会社が少なく、輪行を行う際、バスにあるトランクスペースの関係で、車体を横倒しにする必要があり、精密機器が入っているE-Bikeを壊す可能性が高いため、筆者はお薦めしない。 https://www.cyclorider.com/archives/20544 飛行機輪行の場合、リチウム電池やリチウムイオン電池は機内持ち込みに制限があるのに注意。リチウムイオン電池の場合、160Whを超える物に関しては貨物室の預かりや機内持ち込みは不可能となる。 現在のE-Bikeはバッテリーの大容量化がブームになっているため、飛行機輪行が可能なE-Bikeは非常に少ない。現時点では、ヤマハ・YPJ-R/YPJ-C(25.2V×2.4Ah=60.48Wh)や、トランスモバイリーNEXT(24V×2.8Ah=67.2Wh)ぐらいだ。また、Specialized...

自転車洗車ケア専門「SENSHA Bicycle 大阪」にて 自転車を守るプロテクションフィルムの施工を実施

洗車の王国(本社神奈川県伊勢原市 代表取締役社長 相原浩)は、自転車洗車ケア専門店「SENSHA Bicycle 大阪」で「自転車用ペイントプロテクションフィルム“シンクシールド”」の施工台数が25台に達した(4月12日現在)と発表した。 SENSHA Bicycleは、自社開発の自転車用洗浄ケア用品を使用した自転車洗車ケア専門で、大阪店は2021年3月1日にオープンした。 ペイントプロテクションフィルム“シンクシールド”は、自動車用で開発されたポリウレタン素材の保護フィルムで、開発から製造までを日本国内で一括でおこなっていると謳っている。 フィルムは無色透明で、施工後も、日々発生するキズなどのダメージから車体(フレーム)を守る。また、自己修復効果を備えており、フィルム表面に発生する多少のキズなら、時間の経過と共に自己修復され元の綺麗なフィルム表面に戻る。撥水性能に加え撥油性能も重視しており、自転車特有の油汚れに晒されても長期間その美観を維持することができると売りにしている。 キズが発生しやすい箇所への部分施工料金は5170円(税込)から。SENSHA Bicycleは大阪、湘南、東京に店舗があり、2021年5月には横浜にもオープンを予定している。 関連リンク SENSHA Bicycle:https://sensha-bicycle.com/