デイリーアーカイブ Sep 18, 2025
廃タイヤを再利用するバッグブランド「SEAL」、暗闇でファスナーが光り夜間の移動を安全にするウエストバッグを新発売
モンドデザインは11月18日、同社が展開する、トラックの廃タイヤチューブをそのままの状態で再利用するバッグブランド「SEAL」から、夜間の移動を安全にする蓄光ファスナーを使用したナイトライドシリーズ「ウエストバッグ ナイトライドモデル」の販売を開始した。
「SEAL」は、全ての作業を国内職人によって作られているMADE IN JAPANのバッグブランド。廃タイヤを主素材として製品が作られており、中には製造が困難な森野帆布や藤倉航装といった異素材とのコラボ製品も開発している。
ファスナーは、暗闇の中で通常の10倍の残光輝度と初輝度を放つ「N夜光(ルミノーバ)」が使用されている。
他にも、内装には明るいイエローの生地を使用することで暗い場所でも持ち物が見やすくなっており、緩衝材付きのタブレットポケットなど小物を収納するポケットも充実。約4センチから8センチまで拡張するマチ幅は持ち物に合わせて内容量を調節することが可能だ。
ショルダーとウエストで背負うことができる2WAY仕様で、表面のタイヤチューブ素材が身体に沿って形を保ってくれるのでスタイリッシュな印象を持ち、機能面だけでなくデザインを両立させたウエストバッグとなっている。
サイズは、W75×H320×D40ミリで、カラーはブラック、レッド。CO2削減量 は約378グラム。価格は2万2000円(税込)。
スマホを使い、兵庫・但馬の山陰海岸ジオパークをサイクルツーリズムで巡る「コウノトリチャレンジin但馬」誕生
DIIIGは11月11日、同社が提供するミッションアプリ「DIIIG」で、2021年10月21日に、新ワールド「コウノトリチャレンジin但馬」がスタートしたと発表。2010年10月「世界ジオパーク」に認定され、但馬地域の大きな観光資源となった「山陰海岸ジオパーク」を巡るサイクリングコースを提供する。アプリ「DIIIG」のGPSチェックインでミッションをクリアするとポイントがたまり、ご当地グルメなどの報酬を交換できる。
兵庫・但馬地域では、2011年より「山陰海岸ジオパーク」を但馬地域の観光資源として全国にPRするための活動として、タイムを競うレースではなく地域住民との交流と観光振興を目的とした1DAYサイクリングイベント「コウノトリチャレンジライド」を開催している。このイベントでは、毎年850人から900人のサイクリストが1日に集まるが、2020年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、1DAYイベントは中止になった。
今回、密を避けながら、コウノトリチャレンジライドのコースを楽しめる新たなイベントとして「コウノトリチャレンジサイクリング」が誕生。さらに、ユーザーが自身のスマホを使って好きな時に参加できるモバイルスタンプラリー型のイベントに進化した「コウノトリチャレンジin但馬」が2021年10月からスタートし、アプリ「DIIIG」が採用された。
コウノトリチャレンジライドin但馬 実行委員長 田岡 聖司氏は「兵庫県の但馬地方は、青い海、緑の高原、温泉の癒し、最高のグルメなど、都会の喧騒からはなれ自然に恵まれた豊かな地域です。「コウノトリチャレンジライド」は、これまで1日のイベントとして開催して来た大会ですが、コロナ禍で開催ができない状況が続きました。「今年は大会をやらないのですか?楽しみにしています!」と多くのお声を頂く中で、アプリ「DIIIG」と出会い、魅力あふれるコウノトリチャレンジライドのコースをアプリでいつでも楽しめるように考えました。魅力あふれる但馬の土地をDIIIGのアプリと一緒に巡っていただきたいです」とコメントしている。
コースは4種類あり、その中でも注目なのが、コウノトリチャレンジライドロングコース120キロ。毎年開催されているコウノトリチャレンジライドのロングコース120キロで、山、海、高原、平地などたっぷり楽しみながら、獲得標高は約1500mと少しハードな中・上級者コース。参加すると、参加賞として城崎温泉で使える商品券1000円分や記念タオル、Tシャツ、ファンライド参加クーポンがもらえる。参加費は3000円(税込、以下同)。別途DIIIG利用料10%が必要。
他にも、豊岡をぐるり1周する「トヨイチ」コースや、神鍋高原ヒルクライムコース、城崎出石平坦コースを用意。料金は500円で、別途DIIIG利用料10%が必要。また、コウノトリチャレンジサイクリングロングコース120キロに参加した人には、参加賞のクーポンコードを利用すれば無料でファンライドコースに参加が可能。
各コースのミッションをクリアすると豪華賞品が当たる抽選に参加可能。
また、各スポットでミッションをクリアすると獲得できるポイントで交換できる報酬も追加予定。
開催期間は1回目が2021年10月24日から12月31日まで。2回目が2022年1月1日から3月31日まで。3回目が2022年4月1日から5月31日まで。
関連リンク
コウノトリチャレンジin但馬 https://www.geo-ride.com
135万円の究極の折りたたみE-Bike「Forestal ARYON」とは?
アンドラのE-Bikeブランド「Forestal」は、軽量でハイパワー、ハイトルクのモーターを搭載したフルサスE-MTB「Siryon」を発表し、世界で一躍有名となったE-Bikeブランドだ。
Forestal製E-Bikeと言えば、Siryon、Cyon、HydraなどのフルサスペンションタイプのE-MTBが有名だが、20インチのミニベロタイプのE-Bike「Aryon SC」、折りたたみタイプのE-Bike「Aryon」もラインナップに用意している。今回は折りたたみタイプのForestal Aryonを紹介する。
ラグジュアリーとパフォーマンスの融合。初のクロスオーバーバイクにして、アーバンモビリティの精鋭たち。
Forestal Aryonのフレームは、カーボンモノコック「Alpha Box」を採用した。フレームは工具を使わず、ボタンをクリックするだけで簡単に折りたためるようになっている。
また、Aryonは、チューニングされたリアサスペンション「Rockshox SidLuxe Select+ Trunnion 145x35mm」を搭載し、優れたダンピングとペダリング効率を実現。フラッグシップのマウンテンバイクの性能を、20インチの折りたたみ式アーバンバイクで体験できると謳っている。
Forestalカスタムフェンダーを内蔵した倒立フォーク「DNM USD-6 80mm」は、ライディング体験を向上させると同時に、美しい外観を実現した。
進化したライディング体験と、新たな快適性の追求
Forestal Aryonには採用されている駆動方式はベルトドライブ。潤滑油を使用していないので、油で衣服を汚すこともなく、安全なだけでなく、従来のチェーンに比べて2倍の寿命がある。スムーズで静かな、メンテナンスフリーを売りにしている。
シートポストはワイヤレスドロッパーポスト。ハンドルバーにあるリモートコントロールを作動させることで、サドルの高さを下げることができ、街中で遭遇する自転車の乗り降りや信号での停止時も安心だ。
ブレーキは、油圧式4ピストンディスクブレーキでブレーキライト内蔵式。ライトはSupernova M99 Mini PRO25(ヘッドライト)/M99 PRO Tail light(テールライト)。変速機はシマノ・アルフィーネ 内装8段変速。
Forestal Aryonに搭載されているドライブユニットは「EonDrive」。スペックは、公称出力250ワットで最大出力800ワット、60rpmでの最適なパフォーマンス。最大トルク出力は60Nmとなっている。
EonDriveの主要部品にはチタン、モーターカバーにマグネシウムなどの先進的な素材を使用。IP67認証を取得し、高いレベルの耐水性と防塵性を備えている。ユニットはフレームと完全に統合されているため、整備も簡単とのこと。
搭載されているAuroraバッテリーは、完全に統合された取り外しのできないバッテリー。容量は360Whで、1時間24分でフル充電を行う。
トップチューブには、「Forestal Smart Dashboard」を搭載。高精細3.2インチのトランスフレクティブタッチスクリーンには、Wi-Fi、Bluetooth、ANT+、GPS、4Gに完全対応し、加速度計、ジャイロスコープ、地磁気計、環境光センサー、パワーメーターなどを搭載。
Smart Dashboardではバッテリーの状態やモーターモードなどの重要な基本情報から、地図やジオロケーション機能を備えた完全なナビゲーションシステムや、ライディングに関するすべてのデータを記録、表示、共有などが可能。ForestalのE-Bikeには、Forstalアプリを介してユーザーのスマートフォンと常時接続し、データ分析やサードパーティ製アプリケーションとの同期が可能となっている。
ForestalのEonDriveとAuroraの開発は、ForestalとBAFANGの技術パートナーシップで行われている。
Forestal Aryonの販売価格は1万399ユーロ(日本円で約135万円)。日本市場での発売は不明だ。
関連リンク
Forestal Aryon https://forestal.com/en/products/aryon