デイリーアーカイブ May 13, 2025

南アルプスマウンテンバイク愛好会 耕作放棄地を活用して作ったマウンテンバイクワインを製造

南アルプスマウンテンバイク愛好会は11月5日、耕作放棄地を活用して育てたワイン用ぶどう「カベルネソーヴィニヨン」の収穫を2021年10月6日に南アルプス市で行ったと発表した。当日は、愛好会のメンバー15人が収穫を行い、南アルプス市で高級赤ワインのみを造るワイナリー「ドメーヌヒデ」にぶどうを持ち込み、ぶどうを足で踏み果汁を絞る仕込み作業を体験を実施。今回仕込むワインが完成するのは2022年4月に完成する予定だ。 当団体は、日本におけるマウンテンバイク(以下「MTB」)の普及を目的に活動をしている団体。 MTBは、山にある細い道「トレイル」を走る遊びで、日本の山道や山林は「誰がどのように使ってよいか」を明確に定めた制度が存在してなく、MTBの走行環境はとても不安定な状況なのが現状である。 こうした状況を改善するために、地域と信頼関係を築き、行政からトレイル整備・走行について許認可を受けることはもちろん、最終的には都道府県や国レベルでの制度化、政策化が必要で、当団体は、8年前に南アルプスで活動を始めた時から、地域の夜祭りの手伝いや清掃活動、高齢者コミュニティ支援など地域との交流を続け、信頼関係の構築に努めてきた。 今回のワイン用ぶどうの栽培は、「耕作放棄地が増えて困っている」という地域の声を聞いた本会が、社会課題を解決しながら、地域の新たな価値を創出することを目指し、2017年に開始した。 一度荒廃した農地は繁殖力の強い雑草が生い茂るため、ぶどう栽培に適した土壌を作るのに2,3年の歳月を要し、昨年は、結実したものの、病害により全く収穫をすることができなかったとのこと。こうした様々な失敗、苦労を経て、今回、愛好会の思いがつまったぶどうの初収穫を迎えることができた。 ​今後は、酒類販売業免許等を取得するとともに、ぶどうの収穫量を増やし、国内初のマウンテンバイクワインを新たな地域資源として販売し、MTBを通して山梨県や南アルプス市の地域活性化に貢献するとのことだ。 関連リンク 一般社団法人 南アルプス山守人 https://www.minamialpsmtb.com

オートバイ風E-Bikeを展開するRuff Cyclesが日本上陸 アメリカンバイク風の 「The Ruffian」と、ミニバイク風の「The Lil’Buddy」の2モデルを用意

クルーザータイプの自転車やE-Bikeを製造しているドイツ「Ruff Cycles」。日本では、合同会社goodyが「Ruff Cycles Japan」として、Ruff CyclesのE-Bikeを販売している。日本市場向けのRuff Cycles製E-Bikeは、近年流行しているクラシックなミニバイクスタイルの「Lil’Buddy」と、クラシックなアメリカンバイクの「The Ruffian」を展開している。今回は、The RuffianとLil’Buddyを紹介する。 The Ruffian The Ruffianは、クラシックなアメリカンバイクスタイルのE-Bike。パウダーコートが施されたスチールフレームには、オートバイ風のアイコニックなスチールタンクを搭載。タンク内はBosch製バッテリーの収納場所にもなっており、下のプレートを取り外すと、バッテリーにアクセスしやすい構造を採用している。サドルは、The Ruffianのために特別にデザインされた本革製で、水平方向の調整が可能。前後にはLEDタイプのライトを搭載している。 https://youtu.be/4RbYl2PxtzA 変速機はEnviolo製の無断変速「enviolo TR」を採用。また、チェーン駆動ではなくゲイツ・カーボン・ドライブのベルトドライブを搭載。チェーンよりも長持ちし、注油が必要ないためほぼメンテナンスフリーを売りにしている。 ドライブユニットはBosch Performance Line CXで定格出力250W、最大トルク85Nm。バッテリーはBosch PowerPack 500で容量500Wh。ブレーキは油圧ブレーキ「Magura MT4」。タイヤは26× 3.0インチ「Ruffer V2」。重量は33キログラム。価格は64万9000円。 The Lil’Buddy The Lil’Buddy は、70年代の自転車やミニバイク、BMXからインスピレーションを受けて作られたクルーザータイプのE-Bike。GT, Cannondale, Schwinn, Nirve, Felt そしてMongooseなどの有名メーカーのデザイン責任者のAaron Bethlenfalvyがデザインを担当し、「やっと本当に作りたいバイクが作れた」と語ったとのこと。 https://youtu.be/_Ypnz_8i20s オートバイ風のロングシートを採用したスチールフレームは、他社の類似モデルと比較して補強が無いスカッとしたデザインが特徴。オプションで、専用ゼッケンプレートやSupernova製ヘッドライト・テールライトを装着するキットに、専用フレームバッグなどを用意している。シート下にはバッテリーが隠されており、自転車にセットしたままでも簡単に充電可能。変速はShimano ALTUS 外装7段変速。 ドライブユニットはBosch Active Line Plusで定格出力250W、最大トルク50Nm。バッテリーはBosch PowerPack 500で容量500Wh。ブレーキは油圧ディスクブレーキ。タイヤは20×4.0インチ。重量は25キログラム。価格は42万9000円。 関連リンク Ruff Cycles:https://ruffcycles-gdy.jp

サンワサプライ 電車の中でも邪魔にならないロードバイク向け輪行袋を発売

サンワサプライは10月28日、縦型収納で場所をとらない、ロードバイクをコンパクトに収納して持ち運べる輪行袋「800-BYBAG005」を発売した。 当製品は、ロードバイクなどの自転車を輪行できる輪行袋。縦型に収納でき、コンパクトなので電車に乗せても邪魔になりにくいサイズと謳っている。 輪行袋の素材には、撥水加工を施したポリエステル素材を採用してり、急な雨が降っても水をはじくようになっている。 折り畳んで収納することが出来る収納袋があり、袋の外側にはベルトが付いているのでサドル下に取り付けることが可能。結束バンドが3本ついているため、タイヤをフレームなどに固定することが出来る。 収納時のサイズは約W110×D110×H240ミリ、広げた状態のサイズは約W950×D250×H1100ミリ、重量は約460グラム。価格は4982円(税抜き)。 関連リンク サンワサプライ:https://direct.sanwa.co.jp/