デイリーアーカイブ Jul 6, 2025

旅する自転車「ランドナー」も電動アシスト自転車の時代!? グランボア ランドナーE-Bike仕様をチェック

現代の電動アシスト自転車やE-Bikeにはクロスバイクタイプ、マウンテンバイクタイプを中心に折りたたみ自転車タイプ、ロードバイクタイプなど、様々なモデルが用意されている。しかし、ランドナータイプのE-Bikeに関しては、世界的にマイナーなジャンルなため、ほとんど存在しない。 そんな中、ランドナー向けフレーム、パーツ、完成者の製造を行う「グランボア」が、ランドナータイプのE-BikeをWebサイトで公開している。 関連リンク Japan Bike Technique 2022(grandbois.jp) https://grandbois.jp/blog/20220605/31387/ モーターは後付E-BikeキットのCYC MOTOR X1日本仕様を搭載。出力は250W (Street Mode) , 600W (Race Mode)で、BSA 68,73,83mmのBBに取り付け可能。 電動アシスト自転車・E-Bikeの自作に関しては、日本国内に関しては、後付けE-Bikeキットで電動アシスト自転車やE-Bikeを自作するのは法律的には問題ないが、何かしらのトラブルが発生した場合、自作した電動アシスト自転車やE-Bikeが日本国内法に適合しているか証明する必要があると思われる。   この投稿をInstagramで見る   OLDSCHOOLMTB.JP(@oldschoolmtb)がシェアした投稿 ランドナーに後付E-Bikeキットを装着する例は非常に珍しいが、ボトルタイプのバッテリーを装着しているのもあり違和感が比較的少ない。 気になるのは、E-Bike化を行うにあたり、車体強度を保っているかどうか。 E-Bike所有者なら理解できると思うが、E-Bikeのフレームは人力自転車とは違い全くしならない。これは、E-Bikeのパワーとトルクに負けないために、頑丈に作られているためだろう。ホイールなど、その他パーツも人力自転車よりも頑丈だ。 グランボアのランドナーなど、クラシックな自転車は、現代のスポーツ自転車と比較して細めのフレームやパーツを採用しており、しなりを活用した乗り心地となっており、E-Bike用とは真逆の設計だろう。古典的なランドナーがE-Bike化によって、どれだけ乗り心地が変化するのか気になるところだ。 関連リンク グランボア https://grandbois.jp/ Old school mtb.co.jp https://oldschoolmtb.jp/ 関連記事 https://www.cyclorider.com/archives/55059

アクテック 4輪電動アシスト自転車「いーちゃりかー」 メイド・イン・ジャパンの多目的電動アシスト自転車をチェック

2022年5月18日(水)・19日(木)に開催された「BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2022〜自転車・電動モビリティまちづくり博〜in東京ドームシティ・プリズムホール」。数ある出展社の中でも、今回はアクテック 4輪電動アシスト自転車「いーちゃりかー」を紹介する。 いーちゃりかーは4輪タイプの電動アシスト自転車。コンセプトモデルは、運転手1人、乗員2人の3人乗りで、同乗者を乗せる部分に専用の板をはめることでフラットな状態にすることができ、1800ミリまでの長尺の資材を運ぶことができる、多目的電動アシスト自転車だ。 屋根付きタイプは、運転手1人と乗員2人が乗ることが可能な3人乗りタイプ。運転席にはタブレットPCのモックがあり、恐らくナビ等に使うのを想定していると思われる。 もう一台は屋根が無い一人乗り仕様。車体に装備されたデッキは可変式で、多種多様な使い方が可能だ。 形状を見ると恐らくプロトタイプだと思われるいーちゃりかーだが、通常の自転車よりも面白い。フロントサスペンションは、SR SUNTOUR XCTのジュニアMTB用フロントフォークを搭載。このような4輪自転車は、自動車のサスペンションのデザインをイメージするが、自転車のフロントサスペンションを活用しているのは面白い。 ドライブユニットはインホイールモーターを後輪1輪に装着。恐らく、もう片輪に変速機を装着するため、後輪にもサスペンションを装備するため、ディファレンシャルギアを無くすためだと思われる。 興味深いのが4輪自転車ながら4輪独立懸架を実現したこと。一般的な後2輪自転車は、サスペンションがないリジッド構造となっているが、ちょっとした路面のギャップやうねりを伝えてしまうため、あらぬ方向に行ってしまうことが多いが、4輪独立懸架のいーちゃりかーなら安心感が高いだろう。 今回、実車を走行することはできなかったが開発者曰く、”見た目からはイメージできないほどよく走るように設計した。商用車で言うプロボックスに近い”とのこと。MotoGP等のレーシングモデルを手掛けた設計者が手掛けているとのことなので期待できるだろう。 想定予想価格は50万円から60万円以上。量産開発、製造は日本の電動アシスト自転車・電動オートバイ製造会社「JOeb」が実施する。 関連リンク JOeB https://joeb.jp アクテック https://www.actec1972.co.jp

叡山電車×きゅうべえ コラボ企画 ス~ッと爽やかサイクルトレイン 「青もみじ溢れる初夏の里山サイクリング」開催決定

叡山電鉄ときゅうべえは6月7日、「ス~ッと爽やかサイクルトレイン『青もみじ溢れる初夏の里山サイクリング』」を2022年7月9日に開催すると発表した。 叡山電鉄は京都市の北東部「洛北」に2つの路線を持つ鉄道会社。沿線には、貴船神社や鞍馬寺など歴史ある社寺があるほか、初夏の新緑、川床で味わえる料理、秋の紅葉など四季折々の自然が楽しめる。また、展望列車「きらら」、「楕円」のモチーフが印象的な観光列車「ひえい」も用意している。 きゅうべえは1957年に京都市左京区修学院で創業、自転車に関する事業を多角的に展開する自転車総合企業。京都市内に自転車専門店を6店舗を運営するだけでなく、EC通販、シェアサイクル事業「kotobike」を展開している。 叡山電鉄ときゅうべえは、2022年3月12日に初めてサイクルトレインを運行。普段は解体しないと自転車を乗せることができない列車内へ、そのまま自転車を乗せることができるという特別感から好評を得て、再度実施する。 ス~ッと爽やかサイクルトレイン『青もみじ溢れる初夏の里山サイクリング』では、出町柳駅から列車に乗って、移り行く車窓の景色を楽しみ、ガイドアナウンスを聞きながら八瀬比叡山口駅まで移動する。 八瀬比叡山口駅到着後はサイクリングガイド先導のもと自転車でさらに北上し、大原へと続く坂道を登りきった先にて、江文神社や三千院を巡っていただく八瀬・大原エリアを満喫できるサイクリングコースとなっている。 詳しい内容は以下の通り。 ス~ッと爽やかサイクルトレイン「青もみじ溢れる初夏の里山サイクリング」 開催日 :2022年7月9日(土)※雨天決行、荒天またはコース不良の場合中止 集合場所:出町柳駅 集合時刻:8時45分 コース :出町柳駅=(サイクルトレイン)=八瀬比叡山口駅ー三千院ー京都大原古民家レストランわっぱ堂(昼食)ー八瀬比叡山口駅=(サイクルトレイン)=出町柳駅 解散時刻:16時頃の予定 距離 :約26km(自転車での移動距離) 参加条件:スポーツバイクでの走行が可能な方 参加費 :6,500円(税込) ・参加費には叡山電車運賃及び自転車持込料、ガイド料が含まれています。 ・昼食・飲食代、三千院拝観料は含まれておりませんので、別途ご用意ください。(目安:ランチ3,300円(税込)、拝観料700円) 募集人員:14名※お申し込みが3名以下の場合は中止させていただきます。 申込方法:きゅうべえのウェブサイト(URL:https://www.qbei.jp/item/pi-410641/) 申込期間:2022年7月1日(金)20時00分まで※定員に達した時点で、受付を終了いたします。 主催:叡山電鉄株式会社 共催:株式会社きゅうべえ 関連リンク 叡山電鉄 https://eizandensha.co.jp/ きゅうべえ https://qbei.co.jp/