デイリーアーカイブ Jul 6, 2025

電動3輪マイクロモビリティー「Striemo(ストリーモ)」登場 立ち乗り・3輪タイプのマイクロモビリティ

ストリーモは6月13日、電動マイクロモビリティー「Striemo(ストリーモ)」を発表。2022年中に販売を開始する。 ストリーモはHondaの社内起業制度IGNITIONからのカーブアウトスタートアップで、Hondaのエンジニアを中心に2021年8月に創業した会社。 マイクロモビリティ市場は国際的な脱炭素化へのシフトを背景に、市場規模が急拡大すると言われている一方、電動キックボードの事故率は自転車と比べ18倍高いなど、既存のマイクロモビリティには走行の安定性に課題がある。 Striemoは「ユーザーの安心感」を大前提に設計されたマイクロモビリティ。運転時にバランスを取ることへの不安軽減や、自然な乗車体験を提供するノウハウを活かし、ユーザーが余裕を持って、周囲に配慮しながら、運転できるのを売りにしている。 Striemoは、人がもつ自然な反応を活かした世界初の「バランスアシストシステム」を採用し、停止時も自立し、極低速から快適な速度まで転びづらく安定した走行を可能にする。また、バランス取りの不安感を軽減することで、石畳や轍(わだち)、傾斜でも進路や姿勢を乱されにくくする。 2022年中に国内にて一般消費者様向け、及び商業施設・空港・倉庫・建設現場などの移動用マイクロモビリティーとして販売。さらに、今後の歩道走行を認める規制緩和に合わせ、Striemoの強みである歩行領域の安定性を活かした開発を行くとのこと。2023年以降には欧米市場への展開を始め、将来的には、より多くの人が安全かつ容易に使える「マイクロモビリティーの新しいスタンダード」を目指す。 ストリーモ 代表取締役 森 庸太朗は「移動する楽しさの一つに発見や出会いがあります。より多くの人に移動の楽しさを提供できるのがマイクロモビリティー領域だと考えています。 一方で、既存のマイクロモビリティーは操縦性や安定性に課題があると感じていました。そこで、Hondaでのレース開発やバランス制御技術の開発経験で培った「人研究」のノウハウを活かし、大前提である安心・安全を提供できる新しいモビリティを自宅のガレージで創り始めました。 Striemoが世界中で人々の生活の中に当たり前にあるノリモノの一つになり、人々が自由な移動を楽しめる豊かな世界を作っていきます」とコメントしている。 販売に先駆け、2022年6月13日から、国内一般消費者向け抽選販売限定モデル「Striemo Japan Launch Edition( 一種原動機付自転車扱い)」の申込みを行う。価格は26万円(税込)の申し込みを受け付ける。 関連リンク Striemo https://striemo.com/

スペシャライズド、エストネーション六本木ヒルズ店に期間限定ポップアップストアを出店

スペシャライズドは6月13日、エストネーション六本木ヒルズ店にてポップアップストアを出店すると発表した。 ポップアップストアで展開するバイクは、「アクティブ」にカテゴライズされるTurbo Como SLとVado SL。電動アシスト付きのE-Bikeで、スポーツバイクの「楽しさ」を誰でもすぐに親しむことの出来るのが特長と謳っている。 また、キッズバイクのHotwalk CarbonとJett 20も展示予定。Hotwalk Carbonは、レーシング用ロードバイクの開発技術を採用したカーボン製のキックバイク。Jett 20は、Specializedが提供するバイクフィッティング技術を応用したキッズ用ペダルバイクとなる。 期間は2022年6月14日(火)から20日(月)。時間は11時から21時。場所はエストネーション 六本木ヒルズ店 2F ギャラリースペース。 関連リンク エストネーション 六本木ヒルズ店 https://www.estnation.co.jp/store/roppongi スペシャライズド https://www.specialized.com/jp/ja/

ポルシェ ドイツE-Bikeドライブユニット会社「FAZUA」を買収

ポルシェは6月8日、ドイツE-Bikeドライブユニット会社「FAZUA」を買収し、完全子会社化を実施したと発表した。 ポルシェAGの執行役員会副会長兼財務・IT担当執行役員であるルッツ・メシュケは、「Fazua社は、自転車産業において豊富な経験を持つ強力なパートナーです」と述べた。 Fazua社は、専門家の間では "軽量E-Bike "というカテゴリーの創始者として知られている。ポルシェは「ポルシェブランドのパイオニア精神と完全に一致する、非常に革新的な企業です」と述べている。 2022年1月にFazua社の20パーセントの株式を取得したポルシェは、Fazoaの全株式を取得した。ミュンヘン近郊のオットブルンを拠点とするFazuaは、2022年4月に発表した新型Ride 60など、軽量かつコンパクトな駆動システム開発のパイオニア。 ポルシェは、Fazuaだけでなく、クロアチアのE-Bikeブランド、グレイプの株式の過半数を保有。今後、ポルシェのE-Bike事業は、オランダのPonooc Investment B.V.と共同で2つのジョイントベンチャーを設立することで統合される予定。1つ目のジョイントベンチャーは、高品質の次世代ポルシェE-Bikeの開発、製造、販売を行う。もう1社は、急成長するマイクロモビリティ市場のための技術的なソリューションに焦点を当てる。 合弁会社の活動とは別に、ポルシェは長年のパートナーであるRotWildと、現行E-Bikeモデルで引き続き協力する。Rotwildのパートナーシップに関しては、2021年3月には、ポルシェeBike SportとeBike Crossを発売した。 関連リンク ポルシェジャパン - Dr. Ing. h.c. F. ポルシェ AG (porsche.com) FAZUA