デイリーアーカイブ Sep 18, 2025
キャノンデール 新型ロードバイク「SuperSix EVO 4」を発売、注目のシマノ新型105搭載
キャノンデール・ジャパン株式会社は、多くのライダーから支持を受けているスーパーシックスEVOシリーズに新モデル、「SuperSix EVO 4」を加えました。この新型は、シマノの最新105機械式コンポーネントを搭載しており、高性能かつ手ごろな価格を実現しています。
フレーム重量はわずか915グラム(※56cm - ペイント済み)と、スピード、ハンドリング、快適性の三拍子を兼ね備えた設計になっています。さらに、このハイパフォーマンスなカーボンフレームに、シマノが誇る信頼性の高い12速の新型105機械式を組み合わせることで、初心者から経験者までが満足するであろう一台に仕上がっていると謳っています。
この新型バイクには、いくつかの先進技術が採用されています。まず「デルタステア」は、ハンドル周りのケーブルをスムーズにヘッドチューブ内に収めるとともに、ヘッドチューブの前面投影面積を縮小することで、エアロダイナミクス性能を向上させています。また、Innegra(イネグラ)繊維でステア全体をラッピングすることで、耐久性も確保しています。
さらに、最大30mm幅のタイヤが装着可能な「自由自在なタイヤ選択」機能や、多種多様なクランクセットに対応したBSA規格の「多くのニーズに応えるBB規格」など、ライダーのニーズに幅広く対応しています。
新型バイクと同時に開発された「リグリップエアロケージ」と「グリッパーエアロボトル」の組み合わせは、エアロバイク「システムシックス」と同等のエアロ効果を発揮します。もちろん、標準的な円型ボトルも使用可能です。
価格は399,000円(税込)で、色はブラック。サイズは44, 48, 51, 54, 56が用意されています。
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SuperSix EVO 4 | Race Bikes | Cannondale
スズキ 電動原付「eチョイノリ」発表 電アシのモーターとバッテリーを採用したちょい乗り用電動スクーター
スズキはジャパンモビリティショー2023で、電動原付「eチョイノリ」を発表するとのことです。
eチョイノリは、かつてスズキに存在していたガソリンエンジンの原付「チョイノリ」の電動原付き版。チョイノリは2003年2月11日にスズキが発売した原付スクーターで、スクーターは通勤や通学など、短距離の移動を主眼に設計し軽量化とコスト削減が注目されていました。チョイノリは新開発のエンジンや新設計のフレームの採用、さらには樹脂部品の集約によって、従来のモデルと比較して約4割の軽量化を実現。部品の点数も約3割削減し、ボルトやナットの締め付け箇所も約5割減らすといった設計・生産段階での合理化が図られました。これにより、最廉価モデルは59,800円(税抜定価)と、同時期に市場に出ていた中国製の原付スクーターよりも安価に設定されました。
今回公開されたeチョイノリは、パナソニック サイクルテック株式会社製の電動アシスト自転車のバッテリー、駆動ユニットを使用した原付一種相当のEVスクーターとして復活。一般的な電動スクーターは、電動アシスト自転車よりも大型でパワフルなモーターやバッテリーを搭載するのが一般的ですが、あえて電動アシスト自転車用の部品を採用することでコスト削減を実施したと思われます。他社の同クラスのEVスクーターと比較して、どのくらいのポテンシャルがあるのかどうか気になるところでしょう。
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スズキ株式会社 (suzuki.co.jp)
デイトナポタリングバイクに新型Eバイク「DE04」が登場 ミキストフレームにファットタイヤを組み合わせた街乗りモデル
株式会社デイトナは2023年10月4日、今冬に電動アシスト自転車「DE04」の販売を開始すると発表しました。この新型車は、4年ぶりに登場する同社のEバイクブランド「デイトナポタリングバイク」の新モデルとなっています。
ちょこっとアウトドアがコンセプトのDE04の特徴がトラディショナルなコンパクトなミキストフレームと3インチの太いタイヤを装備していることでしょう。ミキストフレームと言えば古典的なスポーツ自転車のイメージがありますが、3インチの太いタイヤと組み合わせることでキュートなイメージと力強さを連想させます。また、両立センタースタンドや前後フェンダーを装着することで実用性も持っています。
バッテリーは36V、9.6Ah、345Wh。モード切替なしのシンプル設計で、操作は電源ON/OFFのみで、他のデイトナポタリングバイクと同等の機能を採用。バッテリーケースはブラック系のPUレザーで、全体を黒系パーツで統一しています。
カラーバリエーションは独特のリンクル塗装を採用し、リンクルグリーン、リンクルレッド、リンクルイエロー、そしてリンクルサファリといった4色が用意されています。
車体サイズは1620×580×950と、適応身長は155cmから185cmまで対応。サドルの高さも840mmから970mmまで調整可能です。このような設計により、多くの人々が快適に乗車できるように工夫されています。許容荷重は100kgとなっており、乗車する方の体重と荷物の重量を合わせた重量がこれを超えない範囲で利用できます。
ホイールサイズは20インチ(ETRTO406)で、ホイールベースは1020mm。車重は23.0kg(バッテリー含む)で、外装8段変速機能も装備。動力源となるのは36V/9.6Ahのリチウムイオンバッテリーで、重量は1.8kgです。充電時間は5時間から6時間となっており、補助最高速は規制に従い24km/hです。航続距離は約50kmとなっています。
また、駆動補助付自転車型式認定番号は交N23-95を取得しています。フレームはA6061アルミニウム製で、フロントフォークはクロモリ製となっています。ハンドルバーの幅は560mmで、色はブラックです。DE04の価格は263,780円(税込)です。
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Daytona Mobility|デイトナの電動モビリティ公式通販