デイリーアーカイブ May 17, 2025
佐賀市、シェアサイクル「チャリチャリ」と連携協定締結 市民や来街者の回遊性向上と地域経済活性化を目指す
佐賀市は4月4日、シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営するチャリチャリ株式会社と「シェアサイクルを活用した二次交通の活性化等に関する連携協定」を締結した。九州域内での同社との協定締結は、福岡市、熊本市、福岡県久留米市、熊本県に次いで5例目となる。
協定では、佐賀市リーディングエリアなどにおける二次交通の活性化や、交通事業者と連携したサービスの提供、観光・地域振興、災害時の移動支援、脱炭素社会の実現に向けた取組、自転車走行ルールの普及啓発などについて、両者が連携して取り組むことを定めている。
チャリチャリは5月6日から佐賀市でのサービス展開を開始する予定で、自転車の貸し借りができるポート用地の積極的な確保や、市内企業との連携強化に努める方針だ。同社は「佐賀市民及び来街者の皆さまの回遊性向上に貢献する」としている。
チャリチャリは2018年2月に福岡市でサービスを開始し、現在は約4,200台以上の自転車と700ヵ所以上の駐輪ポートを展開。累計利用回数は2,200万回を超える。1分7円から利用でき、名古屋市、東京エリア、熊本市、久留米市でも展開している。
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チャリチャリ (charichari.bike)
ミヤタサイクル、人気のクロスバイクタイプE-BIKE「CRUISE i CS 5080」が特別価格で購入できるキャンペーン第2弾を開催
株式会社ミヤタサイクルは、2024年3月21日(木)より、クロスバイクタイプE-BIKEモデル「CRUISE i CS 5080」を特別価格で購入できる「E-BIKEライフスタート応援キャンペーン」第2弾を開催すると発表した。
本キャンペーンでは、公式オンラインショップ「MERIDA SHOP」ならびに全国のキャンペーン対象店舗にて、「CRUISE i CS 5080」が通常価格299,000円(税込)から101,000円引きの198,000円(税込)で購入できる。
「CRUISE i CS 5080」は、MIYATAのクロスバイクタイプE-BIKEのハイコストパフォーマンスモデルだ。Shimano STEPS DU-E5080とダウンチューブに内蔵された36V/10.0Ahバッテリーにより、一充電走行距離最大90kmを実現している。700×40Cタイヤやスポーツ向けのコンポーネント「CUES」を採用し、コミューティング、シティライドからフィットネスライドまで楽しめるE-BIKEとしての軽快さと高いコストパフォーマンスを実現。最低適応身長145cm(390サイズ)と小柄な方でも乗りやすいフレーム展開となっている。
キャンペーン期間は2024年3月21日(木)から在庫がなくなり次第終了。対象車種は「CRUISE i CS 5080」で、フレームサイズは39cm(適応身長:145cm~165cm)、43cm(適応身長:155cm~180cm)、49cm(適応身長:170cm~190cm)の3種類。カラーはレッド(OR82)、ダークブルー(AB63)、パールブラック(OK53)が用意されている。
キャンペーンは、公式オンラインショップ「MERIDA SHOP」および全国のキャンペーン対象店舗で実施される。対象店舗では店頭試乗車もしくは展示車が設置されているとのことだ。
このキャンペーンを通じて、E-BIKEと共に新たなサイクルライフのスタートを検討している人々を応援していくとしている。
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MIYATA自転車 (miyatabike.com)
STマイクロエレクトロニクス、パナソニック サイクルテック社の電動アシスト自転車にエッジAI機能を提供
世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(ST)は、パナソニック サイクルテック社の電動アシスト自転車「ティモ・A」にSTM32F3マイクロコントローラ(マイコン)およびエッジAI開発ツール「STM32Cube.AI」が採用されたことを発表した。STのエッジAIソリューションは、先進的なAI機能を活用したタイヤの空気入れタイミングお知らせ機能を実現し、自転車ユーザの安全性や利便性の向上に貢献するという。
パナソニック社の通学用電動アシスト自転車「ティモ・A」には、モータの回転数やスピード・センサの情報をもとにAIでタイヤの空気圧を推定し、空気圧センサ無しで空気入れタイミングの目安を液晶スイッチに表示する革新的なAI機能が実装されている。STのエッジAI開発ツール「STM32Cube.AI」により、STM32F3マイコンの内蔵メモリのみでこのエッジAI機能を実現することができた。この新機能は、タイヤの空気圧メンテナンスを簡略化するとともに、ユーザの安全性向上や、タイヤをはじめとする自転車部品の寿命延長に貢献する。また、空気圧センサなどの追加のハードウェアが不要なため、コストや設計工数の削減にも貢献するとのことだ。
パナソニック サイクルテック社の開発部 ソフト開発課 課長である加茂 広之氏は、「STのSTM32F3マイコンは、高いコスト競争力をもち、電動アシスト自転車に最適な機能・性能を備えた製品。このSTM32F3マイコンとSTM32Cube.AIを組み合わせることで、ハードウェアを変更することなく、革新的なAI機能を簡単に実現することができた」とコメントしている。
STのAIソリューションを統括するMarc Dupaquierは、「今回の発表は、当社の取組みにおけるきわめて重要な一歩であり、業界をリードするパナソニック社の電動アシスト自転車において初のAI機能実装に貢献できたことを大変嬉しく思う。今後も幅広い市場に向けてエッジAIソリューションやその採用事例を発信していくことで、より豊かな暮らしの実現に貢献していく」と述べている。
STは、2024年5月22日~24日に東京ビッグサイトで開催されるAI・人工知能 Expoにおいて、STM32マイコンや各種AI開発ツールを含む、エッジAIソリューションを出展する予定だ。同展示会では、STM32F3マイコンおよびSTM32Cube.AIが採用されたパナソニック サイクルテック社の電動アシスト自転車「ティモ・A」およびモータ・ユニット(カット・サンプル)も公開される。
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【公式】ティモ・A|電動アシスト自転車|Panasonic
STマイクロエレクトロニクス:STの半導体テクノロジーは「あなた」とともに生み出されます