デイリーアーカイブ May 17, 2025
トーキョーバイク、田代勇輔氏が取締役副社長に就任
株式会社トーキョーバイク(本社:東京都江東区、代表取締役社長:金井一郎)は、2024年4月1日付で田代勇輔氏が新たに取締役副社長に就任したことを発表した。新経営体制は代表取締役社長が金井一郎、取締役副社長が代勇輔、取締役が塚崎淳司となる。
トーキョーバイクは、「街を楽しむ」というコンセプトのもと、都市で暮らす人々へ向けた街乗り用自転車と関連アイテムを中心に展開している。2002年の自転車製造販売開始以来、日常にささやかな変化を加えるためのツールとしての自転車を通じて豊かな体験を提供することを目指してきた。近年は、コンセプトに共感したブランドとのコラボレーション商品の販売、レンタルバイクサービス、中古自転車の再販売など、様々な取り組みを続けている。
田代氏は2018年にトーキョーバイクに入社し、直営店舗での自転車メカニックをはじめ、卸事業、EC事業、マーケティング、商品開発、生産管理など社内の様々な部門を経験。2021年には執行役員に就任し、製品全体の責任者としてブランドを牽引してきた。新たな経営体制では、田代氏が培ってきた各部門での経験を活かし、全事業における経営判断のスピードとクオリティの向上を図る。
田代氏は就任にあたり、「これまで多くの出会いに恵まれ、そこから繋がるご縁により活動の幅を広げてきた。これからも、より多くの方に知ってもらい、面白がってもらえるブランドでありたい」とコメント。スタッフ一人一人が好奇心を持ち続け、「街を楽しむプロフェッショナル」であり続けることで、変化の激しい環境下でも事業を継続していく考えを示した。
トーキョーバイクは、日本国内では東京・吉祥寺・中目黒・谷中に直営店を構え、パートナーショップを豪徳寺と福岡に展開。海外でもロンドン、ベルリン、ミラノ、マドリッドなど主要都市に直営店・取り扱い店を置いている。
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VILLAGE INC.が群馬県みなかみエリアに特化した新会社「plower」を設立、JR東日本ローカルスタートアップから出資を受け事業拡大へ
地域資産を活用した新たなローカルビジネスを手がける株式会社VILLAGE INCは、みなかみエリアに賑わいを創出する地域事業開発及び事業運営を行う子会社「株式会社plower(プラウアー)」を2023年12月に設立した。
plowerは、2024年3月下旬に地域に根差した事業の成長支援を行うJR東日本ローカルスタートアップ合同会社から第三者割当増資を受けた。これによりJR東日本グループとの連携を強化し、地域活性化に向けた事業を推進していく。
plowerは、VILLAGE INCがこれまでみなかみエリアで展開してきた無人駅グランピング施設「DOAI VILLAGE」と温泉宿「さなざわ㞢テラス」の2事業を承継し、運営を行う。DOAI VILLAGEは、上越線土合駅の駅舎内外を活用し、駅直結のグランピング施設やサウナ、カフェを展開。さなざわ㞢テラスは、みなかみ18湯の一つ「真沢温泉」唯一の宿泊施設で、サウナ、カフェ、コワーキングスペースを備える。
plowerの設立は、みなかみ町の観光振興に完全にコミットした事業経営の必要性から判断された。社名には「耕す人」の意味が込められ、みなかみという土地を引き続き耕し、新たな人の流れをつくる種を蒔いていく思いが表現されている。
VILLAGE INCとJR東日本グループは、2020年2月から土合駅を活用した地域活性化実証実験として「DOAI VILLAGE」を期間限定でオープンし、同年11月から本格的に事業展開を開始。この拠点を活用し、地域事業者と連携したイベント企画などを実施し、地域の賑わい創出に取り組んできた。plowerの設立とJR東日本ローカルスタートアップからの出資により、みなかみエリアでの事業拡大が期待される。
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ブロンプトン、メタボリズム建築を巡るサイクリングイベントを開催
英国の折りたたみ自転車ブランド「ブロンプトン」は、東京のメタボリズム建築を巡るサイクリングイベント「ブロンプトン・カルチャーライド 黒川未来夫氏と巡るメタボリズム建築」を4月14日(日)に開催する。
このイベントでは、高度経済成長期に隆盛した建築運動「メタボリズム」を象徴する都内の名建築を自転車で巡る。スペシャルゲストとして、黒川紀章氏の息子で現MIRAI KUROKAWA DESIGN STUDIO代表取締役の黒川未来夫氏を迎え、参加者は黒川氏と共に自転車に乗りながら、東京の地形や都市構造、建築群を学ぶフィールドワークを体験できる。
サイクリングの行程は全20kmほど。昭和館(菊竹清訓設計)や中銀カプセルタワービル跡地(黒川紀章設計)、解体された中銀カプセルを保有するSHUTL SHOCHIKU、ヒルサイドテラス(槇文彦設計)など、今も存在感を放つメタボリズムメンバーたちの建築を巡る。
サイクリングの終着点となる南青山のカフェLife Creation Space OVEでは、黒川未来夫氏によるメタボリズム建築と自転車に関連したプレゼンテーションが予定されている。
イベントの開催日は2024年4月14日(日)、集合時間は午後12時、集合場所は九段下。参加人数は20人で、抽選により決定する。参加費は無料。申し込みは公式インスタグラムのプロフィールリンクから行い、期限は4月3日(水)23時59分まで。当選者にはメールで連絡する。
走行距離は約20km、乗車時間は3時間、カフェでの滞在時間は2時間を予定している。立ち寄りスポットは、中銀カプセルタワービル跡地、国立新美術館(黒川紀章設計)、昭和館(菊竹清訓設計)、静岡新聞(丹下健三設計)、ヒルサイドテラス(槇文彦設計)などを予定している。
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Brompton - The Foldable City Bike | Brompton Bicycle