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サイクルベースあさひ「そうだった!ここも京都。電動サイクリングぐるり旅」 サイクリングツアー開催を発表

あさひは8月31日、2022年10月23日(日)から、一般社団法人 京都府北部地域連携都市圏振興社(通称:海の京都DMO)と協働し、京都北部(福知山市、綾部市、舞鶴市、宮津市、与謝野町、京丹後市)をE-BIKEで巡るサイクリング企画「そうだった!ここも京都。電動サイクリングぐるり旅 サイクリングツアー」を開催すると発表。また、本企画は「①サイクリングツアーの情報」「②サイクリングコースの提供」「③サイクリングコラムの配信」を同社が運営するサイクリングの総合情報サイト「ちりりん」で提供する。

以下、プレスリリースを紹介。


  • 「そうだった!ここも京都。電動サイクリングぐるり旅」概要

サイクリングツアー開催日程:
9月1日より順次、「ちりりん」のイベント情報ページからお申し込みいただけます。

https://chiririn.jp/portal/column/2022/06/post-62.html

開催日 開催場所 募集開始日
2022年10月23日(日) 福知山市 9月1日
2022年10月29日(土)~30日(日) 京丹後市久美浜 9月中旬
2022年11月12日(土)~13日(日) 宮津市・与謝野町 9月中旬
2022年11月23日(水) 綾部市 9月中旬
2022年12月10日(土) 舞鶴市 月91日

 

サイクリングコースのご紹介:
各エリアにおけるサイクリングコースを「ちりりん」のサイクリングコース情報よりご紹介します。

https://chiririn.jp/portal//column/2022/06/post-61.html
福知山市    :明智光秀が築いた城下町と福知山スイーツ堪能♪
京丹後市    :京丹後 久美浜湾を一周と夕日ヶ浦でゆらりにゆられるクミイチ
宮津市・与謝野町:日本三景と日本遺産に触れる絶景&歴史ルート
綾部市     :登りは舗装、下りはダートの贅沢里山グラベルロード
舞鶴市     :海鮮を食べ尽くすシーサイドサイクリングコース

サイクリングコラムについて:
各エリアの見所を「ちりりん」のサイクリングコラムページにてご紹介します。

https://chiririn.jp/portal/column/
福知山市    :明智光秀の築いた城下町 ~京都府 福知山市~
京丹後市    :久美浜湾を一周するクミイチで発見した京丹後の奥深さ
宮津市・与謝野町:300年の歴史が織りなす日本遺産から日本三景へ ~京都府宮津市・与謝野町~
綾部市     :国宝のある里山 ~京都府綾部市~
舞鶴市     :移り行く近代史の旅 ~京都府 舞鶴市~

  • #海の京都 フォトコンテスト詳細

【募集期間】
2022年9月1日(木) ~ 2022年12月18日(日)まで

【応募方法】
①以下のエリアで写真を撮影
福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町
写真テーマは自由。自然、グルメ、景観、など何でもOK。
撮影時期や季節は問いません。お一人様何点でも応募可能。

②InstagramまたはTwitterで、以下のハッシュタグをつけて写真を投稿
#海の京都フォトコンテスト #地域名
(例) #海の京都フォトコンテスト #宮津市

【各賞】
最優秀賞・・・・・・1名 特産品3万円相当
優秀賞・・・・・・・3名 特産品2万円相当
サイクリング賞・・・5名 特産品1万円相当(自転車と一緒に撮影した写真から抽選)
エリア別賞・・・・・3名×7エリア 投稿エリアの特産品1万円相当

【入選者の発表】
募集期間終了後、厳正なる審査を実施した上で「ちりりん」WEBサイト上およびSNSにて結果を発表予定。

【フォトコンテストWEBサイト】
https://chiririn.jp/portal/column/2022/08/sns.html

関連リンク

ちりりん あさひのサイクリング総合情報サイト (chiririn.jp)

栃木県足利市で最新のE-Bike、電動アシスト自転車を試せる大試乗会「E-BIKE 大試乗会 in 足利SMP」を9月17日に開催

サイクルショップタジマ、輪娯館(SMP提携ショップ)は公式SNS等で、栃木県の足利サンフィールドマウンテンバイクパーク(SMP)で「E-BIKE大試乗会」を、2022年9月17日(土)に開催すると発表している。

現在 確定している参加ブランドは、TREK、CANNONDALE、MERIDA、MIYATA、BESV、TERN
BRUNO、wimo、Panasonic、丸石サイクル、CYCOOで、スポーツタイプからマウンテンバイクタイプ、小径車タイプ、一般車タイプなど様々なタイプのE-BIKEを用意するとのこと。

その他のブランドも現在調整中で、ブランドが追加されましたらその都度案内を行う。試乗は基本無料。受付は当日現地で行い、受付時に身分証明書の提示が必要となる。


試乗時は必ずヘルメットを着用を行い、保険の加入をお願いしている。ヘルメットは数に限りがございますが貸出も行う予定。マウンテンバイクタイプの試乗をSMPコース内で行う場合、事前の予約とSMP会員登録が必要となる(輪娯館まで問い合わせが必要)。輪娯館公式SNSでは、参加メーカーも募集中とのことだ。

開催日は2022年9月17日(土)。開催時間は10時から17時(最終受付16時)。開催場所は、足利サンフィールドMTBパーク(SMP)。住所は栃木県足利市大岩町520番地。参加費は無料。

イベントに関する不明点や問い合わせは、サイクルショップタジマ、もしくは輪娯館(SMP提携ショップ 担当:モテギ)まで。

関連リンク

スズキ「スペーシア ベース」 アウトドアやワーケーションでも使える軽商用車 エブリイとの違いやトランポとしての性能をチェック

スズキは8月26日、軽商用車「スペーシア ベース」を発売した。

出典:https://www.suzuki.co.jp/ 以下同

「スペーシア ベース」は、「遊びに仕事に空間自由自在。新しい使い方を実現する軽商用バン」をコンセプトにした新型軽商用車。軽スーパーハイトワゴンの「スペーシア」をベースにしている。

外観は、軽乗用車の「スペーシアカスタム」をベースにしつつ、クォーターウインドウガラスを塞ぐだけでなく、フロントグリルやドアハンドル、ドアミラー、バックドアガーニッシュなどの加飾や、14インチアルミホイール(ハーフホイールキャップ付)(XF)と14インチスチールホイール(GF)はブラックで統一することで重厚感を強調。

パッケージングは、スーパーハイトワゴンであるスペーシアシリーズをベースにすることで、エブリイシリーズと比較して床が低くなったのに加え、隙間のないフルフラットなフロアと低く抑えた荷室開口による荷物が出し入れしやすい荷室空間、スペーシアと同等の乗り降りしやすいシート高や乗り心地の良いフロントシートを採用し、エブリイシリーズとの差別化を実現した。

また、スペーシアベースの特徴といえるのが、標準装備のマルチボード。荷室には3段階で置くことができ、多種多様な使用方法ができると謳っている。上段に装着し、後席を折りたたんで座椅子替わりに使用すれば、室内で仕事を行うことができるワーケーション仕様になる。また、マルチボードを下段に装着して、後席を折りたたみ、前席をフラットにすれば車中泊を行うことが可能で、目的に合わせて室内空間を自由にアレンジすることができる。

ほかにも、オーバーヘッドシェルフやリヤクォーターポケット、フロアコンソールトレーなど多彩な収納スペースに、ユーティリティーナットやLEDルームランプ、運転席&助手席シートヒーター、助手席シートバックテーブル、防汚タイプラゲッジフロア、USB電源ソケット[Type-A/Type-C]を採用し、利便性が高い室内空間を実現している。

スペーシアベースとエブリイバンの違いは?

スペーシアベースを購入するにあたり、比較されるのが、同じスズキの軽ワンボックスバンのエブリイバンだろう。乗用車であるスペーシアシリーズを商用車にしたスペーシアベースと、最初から商用車として設計されているエブリイバンは全く別のライバル車だろう。エブリイバンは、エンジンを縦置きし荷物を積んでも駆動輪が地面にグリップする後輪駆動を採用。エンジンの搭載位置も前席の下にあり、静粛性よりも荷室スペースを重視している。

荷室スペースに関しては、エブリイバンの場合、荷室床面長(2名時)で1955ミリ、荷室幅が最大1385ミリ、荷室高が1240ミリ。スペーシアベースの場合、荷室床面長(2名時)で1375ミリ、荷室幅が最大で1245ミリ、荷室高が1220ミリ。荷室床面長が大きく異なっている。

積載重量、エブリイバンの場合軽商用車の上限である350キロの一方で、スペーシアベースは200キロとなっている。

ビジネスや本格的な軽キャンピングカーを考えるなど、絶対的な荷室スペースが必要な場合であればエブリイが良いだろう。スペーシアベースを選ぶのは、宅配業などのビジネス利用を行うというよりは、1人、2人で使い、乗り心地などを重視する個人のレジャー向けといったところだろう。

自転車のトランスポーターとしてスペーシアベースを評価すると?

スペーシアベースでカーサイクリングを行う時に利点なのが、乗用車ベースの商用車なため、操縦安定性や静粛性の高さだろう。エブリイシリーズには乗用向けグレードのJOINや、5ナンバーの乗用車仕様のエブリイワゴンがあるが、エンジンが前席下にあると、どうしても車内に入るエンジンノイズが大きく、前輪が足元近くにあるため乗用車に近い感覚で乗れるというわけではない。

一方で、スペーシアベースは、商用車といってもベースが乗用車なため、エンジンはボンネットの中にあるので室内にエンジン音が入りにくい、前席は乗用車であるスペーシアと同じなのでロングドライブでも疲れにくいなど、エブリイよりも優れている点がある。

一方、室内空間に関してはエブリイシリーズよりも狭いため、車輪を外さないで自転車の積載を行うのは1台がベストだと思われる。乗用車仕様の「スペーシア」「スペーシアカスタム」などでは、27インチサイズのシティサイクルを積載している写真を見ることができるが、斜めに置いている事例が多い。スポーツ自転車なら前輪を外すのが良いだろう。

また、スペーシアベースの売りである、マルチボードは分割ができない1枚のボードとして使用するため、マルチボードを利用して自転車の積載と車中泊の両立などは頭を使うことになるだろう。後席も左右分割機能がないため、片方の後席だけを畳んで自転車を載せることもできない。

スペーシアベースは、主に1、2人で、アウトドアやアクティビティを楽しむためのパーソナルな移動手段として使う人にお勧めの軽自動車。自転車のトランスポーターとしての利用に関しては、スペーシアベースの特徴であるマルチボードを有効活用するのが難しいのが、少し残念な所だろう。

関連リンク

スペーシア ベース|スズキ (suzuki.co.jp)

サイクリングの聖地伊豆半島・南伊豆町の魅力を 「海」と「自転車」をテーマに対談する “SEA×CYCLE Minamiizu”渋谷で10月に開催

プレジャーは9月2日、同社が運営する静岡県南伊豆町の宿泊施設「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」企画運営による対談イベント“SEA×CYCLE Minamiizu”を、2022年10月1日(土)、22日(土)に、渋谷「TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT」で開催すると発表した。

“SEA×CYCLE Minamiizu”は、サイクリングの聖地、伊豆半島と、その最南端に位置する南伊豆町の魅力である「海」と「自転車」をテーマに対談形式で発信するイベント。

イベントでは、サイクルフォトグラファー 辻 啓、『サイクルスポーツ』編集者 江里口 恭平、トラベルサイクリスト 今泉 瑞希、トライアスロンコーチ 中村 美穂をスピーカーに迎え、伊豆出身の元プロロードレース選手 平塚 吉光のファシリテートで、伊豆サイクリングの体験談や、これからのサイクルツーリズムについて、南伊豆町・伊豆の「自転車プラスαな楽しみ方」を提供する。

また、当日アンケートに協力した人には、辻 啓撮影の特典ポストカード、南伊豆町からのプチギフトなどをプレゼントする。

内容は以下の通り。

■イベント概要

名称

SEA×CYCLE Minamiizu(シー バイ サイクル ミナミイズ)

会場

TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT

〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-21-3 渋谷ストリーム4階

https://torque-cycle.jp/

https://shibuyastream.jp/

日程

2022年10月1日(土) 【スピーカー】 辻 啓さん×江里口 恭平さん

2022年10月22日(土) 【スピーカー】 今泉 瑞希さん×中村 美穂さん

時間

13時50分開場/14時イベントスタート/15時終了

(15時以降は店舗の通常利用可能)

定員

40名(事前申込み制・イベント中会場への出入りは自由)

参加費

無料

申込み方法

申込みフォームに必要事項をご記入の上送信してください

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd83RqNm7I61znLxqQKch2YfYcvfh0AiQDaY4z9uPAhpC9tCg/viewform

主催

南伊豆町商工会

企画運営

JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu(株式会社プレジャー)

“SEA×CYCLE Minamiizu”詳細: https://ju-za.jp/blog/sxcm/

JR西日本 「きのくに線サイクルトレイン」で特急「くろしおサイクル」スタート 特急列車がサイクルトレインを実施

JR西日本は9月1日、「きのくに線サイクルトレイン」の新サービス、特急「くろしおサイクル」を10月1日に行うと発表した。

きのくに線は、2021年9月から、普通電車に自転車をそのまま持ち込めるサービス「きのくに線サイクルトレイン」を実施。「電車の本数を増やして欲しい」「特急でも使えると嬉しい」「混んでいるときに気を遣う」など利用者の声を受け、検討を重ねることで白浜から新宮間限定で、特急「くろしお」に自転車を分解せずに持ち込める新サービス「くろしおサイクル」を、10月1日に実施する。

利用可能自転車は、専用カバー(長さ200センチ)に収納可能で、1人で持ち上げて座席に立てかけられる重量の自転車。主に、ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、ミニベロ、折りたたみ自転車となる。

利用区間・列車は、白浜~新宮駅を走行する全ての特急「くろしお」で、1日最大6往復を運行する。専用車両は6号車で変更を行う可能性もある。

乗降可能駅は、白浜、串本、紀伊勝浦、新宮の4駅。自転車持ち込み料金は不要。乗車には乗車券と指定席特急券が必要だ。

関連リンク

きのくに線 サイクルトレイン:JRおでかけネット (jr-odekake.net)

E-Bikeブランド「BESV」期間限定「秋のNEW CYCLEキャンペーン」を実施 新車購入時にオプションパーツがお得に購入可能

BESV JAPANは9月1日、BESVのE-Bikeの中でも、PSシリーズ、Jシリーズ、CF1 LENAの計7モデルを期間中に購入した人を対象に、各オプションセットが、お買い得な価格で購入できる「秋のNEW CYCLEキャンペーン」を実施すると発表した。

内容は、各モデル新車購入時に、対応するオプションセットを1セットで車体本体価格にプラス1万円(税込、以下同)からで同時購入できるキャンペーン。Jシリーズ用バッテリーセットのみ車体本体価格にプラス2万円で購入可能。

BESVのミニベロE-Bikeで有名なPS1、PSA1は前後フェンダーと専用ライトのセットが対象となる。

8月にマイナーチェンジを行った折りたたみE-BikeのPSF1は、前後フェンダーと専用ライトのセットと、リアキャリアと専用ライトのセットの 2種類を用意した。

Jシリーズは車種によりオプション内容が異なっている。クロスバイクE-Bike「JF1」は、前後フェンダー、キックスタンド、専用ライトを用意。また、JF1に加えて、グラベルロードE-Bikeの「JG1」には、前後フェンダー、キックスタンド、リアキャリアの3点セットを用意。

そして、JF1、JG1、ロードバイクE-Bikeの「JR1」は、バッテリーと専用バッテリーバッグセットを用意。このセットだけ価格は 2万円となる。

街乗り電動アシスト自転車のCF1 LENAはフロントバスケットと両立スタンドのセットを用意した。

期限は2022年9月3日から9月30日まで。対象店舗は全国のBESV取扱店。

関連リンク

BESVオプションキャンペーン紹介ページ https://besv.jp/campaign2022_09/

アプリを使い、新潟を自転車で走るサイクリングイベント「ツール・ド×にいがた」開催中

新潟県観光協会は8月31日、スマートフォンアプリを使ったサイクリングイベント「ツール・ド×にいがた」が開催中だと発表した。

今回のイベントは、サイクリングアプリ(ツール・ド)に、立ち寄りスポットを設定したサイクリングコースを掲載し、参加者が各自の好きな日程で好きなコースにチャレンジするイベントを実施。実施エリアは、上越エリア×2コース(発着拠点:上越妙高駅観光案内所)、魚沼エリア×2コース(発着拠点:うおぬま・浦佐駅観光案内所MYU)、十日町・津南エリア×2コース(発着拠点:道の駅クロステン十日町)。

コースには、旧国鉄の線路跡地を利用した自転車道ではSLが走っていた当時のままのレンガトンネルを抜ける久比岐自転車道や、越後富士とも呼ばれる妙高山の少し変わった景観スポットを周るコース、湯沢町、南魚沼市、魚沼市を結ぶ全長約185キロの広域サイクリングルートである「雪国魚沼Golden Cycle Route」などを用意している。

参加特典は、全6コースを期間内に走破するとマイスターに認定し、認定証とオリジナルメダル(数量限定)をプレゼント。また、抽選で新潟米「新之助」をプレゼント。他にも、1コースごとの完走記念品(数量限定)も用意している。

フォトコンテストも同時に実施し、走行時に撮影した写真をSNSに投稿すると、関係市町ゆかりの賞品が当たるチャンスがある。本イベントのいずれか1コースと、全国の名だたる1周コースを走破する「サイクルボール」の「サドイチ(佐渡島一周)」のいずれか1コースを完走すると、豪華賞品が当たるチャンスも用意している。

実施期間は8月20 日(土)から11 月13 日(日)。参加費は無料だが、サイクリングアプリ「ツール・ド」のダウンロードが必要。

関連リンク

ツール・ド×にいがた https://tour-de-nippon.jp/niigata-3area/

BESV グラベルロードE-Bike「JG1」に新色「Sand Stone」が登場

BESV JAPANは8月31日、グラベルロードE-Bike「JG1」に新色「Sand Stone」を追加したと発表した。

「JG1」(ジェイジーワン)は、オンロードスポーツモデル「BESV・Jシリーズ」のグラベルロードモデル。バッテリーはダウンチューブに内蔵するJシリーズの機構を継承し、容量は252Wh。車体設計はJG1用のグラベルロードバイクのジオメトリを再設計。軽量化、振動吸収性を高めるためにフロントフォークやシートポストに軽量カーボン素材を採用した。コンポーネントは、SHIMANO GRXシリーズを搭載し、タイヤはMAXXIS 700×38Cを装着。

今回の新色「Sand Stone」を追加することで、BESV JG1は2色カラー展開となる。価格は39万8000円(税込)。スペックは以下の通り。

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:カーボン
  • 重量:15.8kg
  • ブレーキ:シマノGRX油圧式ディスクブレーキ
  • ギア(前):42T
  • ギア(後):11-42t 10段段変速
  • フロントホイール:700C
  • リアホイール:700C、インホイールモーター
  • タイヤ:MAXXIS RAMBLER 700×38C
  • ドライブユニット:BESV インホイールモーター(定格出力250W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:リアインホイールモーター
  • バッテリー:36V 7Ah(252wh)
  • 充電時間:約3.5時間
  • アシストモード:2段階
  • 航続距離:105/40km

関連リンク

愛媛・高知の県境「予土まち」を巡る『予土まちサイクルデジタルスタンプラリー』開始

愛媛県、高知県、市町(宇和島市、松野町、鬼北町、四万十市、四万十町)及び地域の道の駅で構成される予土県境地域連携実行委員会は8月30日、『予土まちサイクルデジタルスタンプラリー』を2022年8月30日(火)から2023年1月29日(日)の期間で実施すると発表した。

予土まちサイクルデジタルスタンプラリーは、県内外の観光客を対象に、サイクリングを通して予土県境地域の魅力を感じてもらうとともに、沿線道の駅のレンタサイクルの利用促進を図るために行われるイベント。

道の駅森の三角ぼうし、道の駅よって西土佐で、参加登録画面をスタッフに見せると参加賞及びクーポン券(道の駅やレンタサイクルで使用可能)を貰うことができ、コースの全ての地点を回ると、予土県境地域の道の駅商品を詰め合わせた「予土まち特産品セット」が抽選で当たるスタンプラリーとなっている。

愛媛県はサイクリストの聖地「しまなみ海道」を有しており、日本各地でサイクリング事業が実施される中、サイクリストが走る楽しみだけではなく、その土地の歴史文化や里山での暮らしの風景や、大自然に足を止めながら走る仕組みを作りたいと考えている。

同団体は、散歩のように自分のペースで気ままに自転車を交通手段として楽しむことを指す「散走」というサイクリングの新しいあり方は地域資源と親和性が高く、地域を通過点として見るのではなく、施設や風景に立ち寄り地域住民と関わりを持たせることができると考えており、更にデジタルスタンプラリーとかけ合わせることで、サイクリストのみならず、一般観光客への訴求も期待している。

今回のスタンプラリーのコースは鬼の棲む聖なる山「奈良山(等妙寺)」から、昭和レトロな「近永地区」の町並みを巡る「鬼北まちなかコース」と、四万十川の岩間沈下橋を目指しながら、地域住民しか知らないスポットを巡る「よって西土佐コース」、「2リバービューコース」の全3コースを用意「鬼北まちなかコース」と「よって西土佐コース」のコース開発には、道の駅関係者や地元サイクルプロモーター、観光農園関係者等併せて23名の地域住民を交えたワーキンググループを4回(うち2回現地、2回リモート)実施した。地域住民が参画することで地図やパンフレットからはわからない、生活文化や歴史文化を垣間見ることのできるスタンプラリーコースにすることを目指した。

『予土まちデジタルスタンプラリー』の参加料金は無料。概要は以下の通り。

開催期間:2022年8月30日(火)~2023年1月29日(日)
参加費用:無料
コース:下記、3コース
➀「鬼北まちなかコース」愛媛県鬼北町近永エリア
:鬼の棲む聖なる山「奈良山(等妙寺)」から、昭和レトロな「近永地区」の町並みを巡るコース
➁「よって西土佐コース」高知県四万十市西土佐エリア
:四万十川の岩間沈下橋を目指しながら、地域住民しか知らないおすすめスポットを巡るコース
➂「2リバービューライドコース」
:国道381号沿いに四万十川(高知県)と広見川(愛媛県)の眺望を楽しみながら、沿線道の駅8か所を巡る中・上級サイクリスト向けコース
※沿線道の駅は以下のとおり。
【愛媛県】「道の駅うわじまきさいや広場」、「道の駅みま」、「道の駅虹の森公園まつの」、「道の駅森の三角ぼうし」
【高知県】「道の駅よって西土佐」、「道の駅四万十とおわ」、「道の駅四万十大正」、「道の駅あぐり窪川」
参加方法:スタンプラリースポットに掲載されているポスターを読み込み、必要情報を入力します。道の駅でレンタサイクルを借り(又は自身の自転車で)、実施期間内でスタンプラリースポットを回り、QRコードの読み込みまたはGPS機能の使用によりデジタルスタンプを取得してください。
※アプリのダウンロードは必要ありません
※位置情報(GPS)をオンにしてご参加ください

関連リンク

予土県境地域連携実行委員会 http://2riverview.com/

Gic 20インチ軽量折りたたみ電動アシスト自転車「TRANS MOBILLY NEXT206」淡路島縦断チャレンジ動画を公開

ルノー・ライトシリーズや、トランスモバイリーシリーズで有名なジックの公式Youtubeチャンネルで、20インチ軽量折りたたみ電動アシスト自転車「TRANS MOBILLY NEXT206」で淡路島縦断チャレンジ動画が公開されている。

TRANS MOBILLY NEXT206は、最小・最軽量クラスの折りたたみ式電動アシスト自転車「ULTRA LIGHT E-BIKE TRANS MOBILLY NEXT」シリーズの20インチバージョン。車輪サイズは20インチと、一般的な折りたたみ自転車と同サイズで、乗りやすさを重視し、外装6段変速を搭載することで、ちょっとしたサイクリングにも対応。重量は約13.5キロと軽いのも特徴だ。

出典:Youtube
出典:Youtube

TRANS MOBILLY NEXT206のバッテリーのサイズは小さく、バッテリー容量は24V 5Ah 120wh。航続距離はカタログ値で約30キロ。動画では道の駅「うずしお」から、道の駅「あわじ」までの約60キロ以上ある道をバッテリー1個で走行する。

出典:Youtube

バッテリー容量24V 5Ah 120whで、航続距離約30キロのTRANS MOBILLY NEXT 206で淡路島を縦断するため、動画ではアシストON・OFFを多用してチャレンジしている。

因みに、淡路島をTRANS MOBILLY NEXT206で常時アシストONで移動する場合、バッテリーをもう1つ購入して、車体購入時に付属する充電器を持っていくのが良いだろう。バッテリーの価格は2万3100円(税込、以下同)で、充電時間は4時間。バッテリー2個だと容量120Wh×2の240Wh。動画内で紹介している道の駅「うずしお」から、道の駅「あわじ」までの約60キロは、大きな峠が無いルートを走行しているが、240Whだと今回の淡路島縦断コースではやや物足りない可能性はあるかもしれないが(筆者の感覚だとゆとりを持ってこのコースを走行するのなら300Whは欲しい所)、バッテリー1個の時よりも、アシストOFFでの走行は少なくなるだろう。また、急速充電に対応しているわけではないため、休憩時にこまめに充電するのも1つだ。

TRANS MOBILLY NEXT 206の価格は12万4300円。

E-Bike初心者向け記事を見る

E-Bikeの楽しみ方に関する記事を見る

関連リンク

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BIGLOBE、静岡県内の温泉地での ワーケーション体験プログラム参加企業を募集 E-Bikeで伊豆の景観を楽しむサイクリング体験も用意

ビッグローブ(以下、BIGLOBE)は8月29日、静岡県が実施する「令和4年度静岡県ICOIプロジェクト実証事業」の一環で、温泉×ワーケーションによるヘルスケア効果を実証する「温泉地でのワーケーション体験プログラム」(宿泊費、および現地体験プログラム無料のモニター体験)の参加企業の募集を開始すると発表した。

静岡県が主導するICOIプロジェクト(Izu Health Care Onsen Innovation Project)は、伊豆地域の温泉を核として、地域資源やスポーツ科学などの知見を組み合わせ、官民が一体となって伊豆地域に適したヘルスケアサービス等を創出することで、地域の活性化と産業の振興を図るプロジェクト。

BIGLOBEは、企業従業員向けに温泉地で働く新しい働き方「ONSEN WORK」を提唱しており、これまでのノウハウを活かし、静岡県の実証事業のひとつである「温泉×ワーケーションの健康増進プラン」を開発協力する。

10月3日(月)、2泊3日2食付き、伊豆長岡ホテル天坊(伊豆長岡温泉)では、元自転車ロード選手 平塚吉光氏による、E-Bikeで伊豆の景観を楽しむサイクリング体験を実施する。

他にも、10月11日(火)2泊3日2食付き、下田東急ホテル(下田温泉)では、ヨガセラピスト 鈴木こなみ氏による海を眺めながら心身共にリフレッシュできるヨガ体験を、10月18日(火)2泊3日2食付き、レクトーレ熱海小嵐(熱海温泉)では、アスレチックトレーナー 杉山ちなみ氏による熱海サンビーチでの早朝ウォーク&歩行エクササイズ。および熱海の三大別荘「起雲閣」にて地域交流プログラムを実施する。

また、3温泉地での共通プログラムで、日米首脳非公式夕食会が開催された港区白金台の結婚式場「八芳園」が、本実証事業用に独自開発した地産地消のランチBOXの試食も実施する。

募集人員は24名(各宿8名)。主な参加条件は、在宅勤務、テレワークを導入している首都圏の企業に勤めている人で、雇用形態は問わない。1社あたり4名での参加で、ノートパソコンを持参し、滞在時間でテレワークやミーティングなど仕事を実施する必要がある。また、初日と最終日に日本健康開発財団監修によるヘルスチェックや、参加前、参加後のWebアンケートに協力する必要がある。

参加費用は、2泊3日2食付きの宿泊費は無料。現地までの交通費、飲み物代などは参加者負担となる。申込受付は先着順とし、定員もしくは9月9日(金)になり次第、受付を締め切る。

関連リンク

温泉地でのワーケーション体験プログラム 詳細スケジュール、およびお申込みサイト https://workation.biglobe.ne.jp/onsen/try-workation/shizuoka2022/

スペシャライズド ヒルクライムレースとダウンヒルレース同時開催イベント 野沢温泉自転車祭に協賛

スペシャライズドは8月29日、10月1日(土)から2日(日)に開催される野沢温泉自転車祭に協賛すると発表した。

野沢温泉自転車祭は、野沢温泉の自然とスキー場という地形を生かして、ロードバイクを使った「ヒルクライム競技」と、マウンテンバイクを使った一斉スタート形式の「ダウンヒル競技」を開催。同じ大会で双方の競技にエントリーできる唯一無二の参加形態を持った大会となる。

エントリー受付は2022年9月19日(月)まで。開催内容は以下の通り。

  • 開催概要

大会名:第2回 野沢温泉自転車祭
主催 野沢温泉サイクルイベント実行委員会 (事務局:野沢温泉スキークラブ)
開催日時:2022年10月1日(土)-2日(日)
募集締切:2022年9月19日(月)
開催競技:ヒルクライム(主にロードバイク使用)
ダウンヒル(主にマウンテンバイク使用)
参加資格:中学生以上

公式サイト:https://nozawa-cycle.jp/
エントリーサイト:https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/88083

神戸市、須磨と淡路島を結ぶ自転車持ちこみ可能な海上航路の実証実験「スマアワ Ship & Cycle」を発表

神戸市は8月24日、須磨海岸エリアと淡路島を連携する海上航路の実証実験「スマアワ Ship & Cycle」を発表した。

この実験では、相乗効果による両地域の魅力向上や、サイクリングを観光資源として活用するためのサイクリスト向け移動手段としての可能性や、民間事業者による事業化に向けた課題抽出や事業性等の検証を目的に、海上航路の導入に関する実証実験を行う。

運航日は2022年10月8日(土)、9日(日)、15日(土)の3日。運航ダイヤは、往路の須磨から淡路島に関しては、8時15分乗船受付、9時須磨出港、10時淡路入港。復路の淡路島から須磨に関しては、15時15分乗船受付、16時淡路出港、17時須磨入港となる。

募集は自転車持ちこみ、レンタサイクルを利用、自転車を利用しない人の3種類で、自転車持込とレンタサイクルは、予約時に申し込みが必要。募集定員は1便あたり100名で、うち自転車持込30名程度。乗船料は大人1000円、小学生500円、小学生未満無料、自転車持込料300円で、輪行バックでの参加も自転車持込料が必要。予約は、https://sumaawa.jp/へアクセスし、手順に沿って申し込みが必要となる。募集期間は、2022年8月24日(水)から乗船日5日前で、先着順。

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スマアワ Ship & Cycle https://sumaawa.jp

街を爽快に走るためのクロスバイクE-Bike「BESV JF1」をレビュー

クロスバイクタイプのE-Bikeには、大容量バッテリーとパワーを重視したミッドモーターを搭載したCorratec E-POWER SHAPE PT500や、小型バッテリーと軽さを重視したミッドモーターを搭載したSpecialized Turbo Vado SLなど、多種多様なモデルが用意されている。

その中でもBESV JF1はスマートなデザインに、車体重量16キロ台とクロスバイクタイプのE-Bikeでは軽く、価格も、カラーチェンジ変更後モデルで27万8000円(税込)と、30万円を切る価格で、お手頃価格で購入できるクロスバイクタイプのE-Bikeとして知られている。今回、BESV JAPANからBESV JF1を借用して様々な場所を走行してBESV JF1を解説する。

BESVらしいスマートなデザインを実現した車体

BESV製E-Bikeの特徴と言えば、デザインに拘っていることだろう。これは、クロスバイクタイプE-Bikeの「JF1」に関しても同じで、252Whの小型バッテリーに後輪に搭載されたインホイールモーターを採用することで、E-Bikeではスマートなデザインを実現した。

カラーリングも、一般的なスポーツ自転車のようにブランドロゴを大きく見せるのとは違い、ブランドロゴは大きく見せておらず、これもすっきりとしたデザインに一役買っているだろう。

ディスプレイはBESVオリジナルのフルカラー液晶タイプ。ディスプレイサイドにはUSB Type-Cコネクタを搭載しており、スマートフォンの充電やオプションのヘッドライトを装着することができる。

モーターはBESVオリジナルのリアインホイールモーターで定格出力250W、最大トルク不明。バッテリーは、容量252Whで脱着可能。脱着方法は鍵を使い、バッテリーを外しても蓋があるため、防犯性能も高い。バッテリーのサイズは500mlペットボトルに近く、BESV JR1やJG1といったJシリーズだけでなく、CF1 LENA、VOTANI H3、Q3にも使われている。バッテリーの価格は4万3780円。

BESV JF1は、街中やサイクリングロードを爽快に楽しく走行できるのが特徴

今回、BESV JF1を街中やサイクリングロード、峠の上り坂など様々な道を走行した。E-Bikeは、モーターや部品構成などの関係で、上り坂を走行するのが楽しいモデルや、平地を走るのが楽しいモデルなどがある。BESV JF1に関していえば、街中やサイクリングロードを走るのが楽しいクロスバイクタイプのE-Bikeだろう。

BESV JF1が街中やサイクリングロードを走るのが楽しい理由は、車体重量とモーターのアシストチューニングのおかげだろう。BESV JF1の車体重量は、車体サイズが一番小さいXSサイズで16.1キロ。一番大きいLサイズで16.5キロと軽い。車体が軽いと、アシスト比率が少なくなる時速18キロ以上の高速域で走行しても、アシストの力を感じやすい。

モーターのアシストチューニングに関しては、モーターのパワー自体は一般的だが、アシストの味付けが面白いためだ。

BESV JF1のモーターは定格出力250W、最大出力、最大トルクは不明。筆者が試乗した限りでは、Bosch Active Line Plus(定格出力250W、最大出力は非公式情報で400W中盤、最大トルク50Nm)に近い。マウンテンバイクタイプのE-Bikeに使われているShimano STEPS E8080(定格出力250W、最大トルク70Nm)や、Bosch Performance Line CX 日本仕様(定格出力250W、最大出力非公式情報500Wオーバー、最大トルク85Nm)と比較するとパワフルではないが、舗装路を走行するには必要十分の性能を持っている。

インホイールモーターの欠点は、アシスト時の”直結感”が感じるのが難しいこと。Shimano STEPSシリーズやBoschなどが採用しているミッドモーターが漕いでいる足に直接アシストがかかり、直結感を感じる一方、インホイールモーターは漕いでいる足にアシストがかからず、車輪を動かすためアシストの直結感が感じにくい。

BESV JF1のアシストは後ろからスーッと進むモーターの気持ちよさを活かしたアシストチューニングだ。イメージとしては、最大アシスト比率まで曲線的にモーターの力を働かせて静かにアシストすることで、ふわっとしつつ力強いアシストを実現した。アシスト時の直結感が感じるのが難しいというインホイールモーターの欠点を逆手に取り、インホイールモーターならではの乗り味で完成度は高いだろう。

アシストモードに関しては、航続距離重視のECO、漕いだ力でアシスト力を可変するSMART、一番パワフルなPOWERの3種類を用意している。一充電あたりの航続距離に関しては、40キロから105キロとなっている。航続距離重視のECOモードでは100キロほど走行できると書いてあるが、ECOモードは航続距離を重視したため、アシスト力が少ないため、実質的にSMARTモードか、POWERモードを多用することになるだろう。

SMARTモードの航続距離は公開されていないが、筆者が乗車した限りでは、一般的なアップダウンがある道では50キロから60キロ程度だと想定している。これはSMARTモードのアシストパワーがPOWERモードに近いほどのパワーを出しているため。体感ではSMARTモードのアシストパワーは発進時の場合、POWERモードと比較して弱いアシストパワーを出している場合でも、体感で6割以上のアシストパワーを出力して発進していることもあった。個人的にはSMARTモードのアシストは、スマートフォンで出力調整を行ったほうが良いと感じた。

上り坂は、前ギアが44T、後ギアが11-34Tと、上り坂では比較的重めのギア比構成を採用しているため、坂道ではモーターのパワーに頼って上る必要がある。バッテリー容量が252whと少ないため、長い峠道では電池切れになりやすいので、バッテリー2個持ちで運用するのを想定しよう。

ちなみに、BESVは、BESVオリジナルインホイールモーターを搭載したモデルは、車種ごとにアシストチューニングを変えている事があるため、JF1のアシストチューニングが、JR1やJG1に採用されているわけではないため注意しよう。

軽量E-Bike「Specialized Turbo Vado SL」と比較する

軽量系クロスバイクタイプE-BikeのBESV JF1を購入するとき、気になるのが、同じく軽量系クロスバイクタイプE-BikeのSpecialized Turbo Vado SLだろう。Specialized Turbo Vado SLは、重量15キロでバッテリー容量320WhとBESV JF1よりも軽量でバッテリー容量は多いが、バッテリーの取り外しは基本的に不可能、搭載されているモーター「Specialized SL1.1」は、定格出力240W、最大出力240W、最大トルク35Nmと、BESV JF1よりもパワー、トルクが少ない。Specialized Turbo Vado SLの価格は、39万6000円から。

Specialized Turbo Vado SLと比較に関してだが、街乗りに関してはBESV JF1が楽しい。都内の裏道はストップ&ゴーや小さなアップダウンが多いが、このような道ではSpecialized Turbo Vado SLはBESV JF1に敵わない。BESV JF1はTurbo Vado SLよりも、モーターのパワーやトルクがあるので、多少の変速動作はズボラでも楽々と発進し、都心でよく見る小さなアップダウンは、モーターの力と車体の軽さのおかげでアシスト比率が少ない高速域でもよく進む。

BESV JF1の楽なフィーリングに慣れると、Specialized Turbo Vado SLは、頻繁にシフトチェンジを行う必要があり、Specialized SL1.1モーターの音が喧しいと感じるだろう。

サイクリングロードに関しては甲乙つけがたい。BESV JF1は車体の軽さと、平地でも楽しいアシストチューニングと、Specialized Turbo Vado SLよりもパワフルなモーターのおかげで快適に走ることができる。

但し、アシストが切れる時速24キロ以上のアシスト無し領域での加速は、Specialized Turbo Vado SLのほうが速い。BESV JF1はリアインホイールモーターを採用しており、バネ下重量が重いという欠点があり、アシストが切れる高速域で再加速するときのスピードはそれほど伸びない。一方、Specialized Turbo Vado SLは、ホイールにモーターが搭載されておらずバネ下重量が軽いため、アシストが切れる速度でも、BESV JF1よりも軽々とスピードを出すことが可能だ。

ヒルクライム性能に関しては、BESV JF1は一番パワーがなく航続距離重視のECOモードは、坂道を上るのには不向きで、それ以外のモードを使用するとバッテリーの消費が大きくなる。また、バッテリー容量も252Whと少ないのが欠点だ。

一方、Specialized Turbo Vado SLはモーターのパワーやトルクはBESV JF1よりも少なく、一番パワフルなモードでも、BESV JF1よりも脚力を要する一方、車輪にモーターがなく、バネ下重量が軽いためか、弱いアシストモードでも上れるため、BESV JF1よりも長い距離をヒルクライムを走行することができる。

BESV JF1とSpecialized Turbo Vado SLは車体価格だけでなく、設計コンセプトが違うので、そのことをよく考えて購入しよう。

BESV JF1は街を軽快に走る人にお勧めのクロスバイクタイプE-Bike

BESV JF1を一言で表すと「街を軽快に走る人にお勧めのクロスバイクタイプE-Bike」だ。スマートなデザインだけでなく、都心でよく見る小さなアップダウンは、モーターの力と車体の軽さのおかげでアシスト比率が少ない高速域でもよく進んでくれる。

また、ふわっとしつつ力強いアシストを実現するインホイールモーターならではの乗り心地も、ストップアンドゴーが多い街中では気持ちよいアシストを楽しむことができる。「街を軽快に走りたい人向けのE-Bike」というキャラクターを理解していれば悪くない選択だろう。

一方で、ロングライドを行うには、容量252Whのバッテリーと、電力消費が大きいスマートモードを多用するため不安を感じる。どうしてもBESV JF1でロングライドを行うのなら、バッテリーを購入して2個持ちでの運用や、休憩場所で頻繁に充電を行うなど、様々な運用方法を考えたほうが良いだろう。

BESV JF1のスペック

  • フレーム:アルミ
  • フロントフォーク:アルミ
  • 重量:16.1kg
  • ブレーキ:シマノ油圧式ディスクブレーキ
  • ギア(前):44T
  • ギア(後):11-34t 10段段変速
  • フロントホイール:700C
  • リアホイール:700C、インホイールモーター
  • タイヤ:DURO 700×35C
  • ドライブユニット:BESV インホイールモーター(定格出力250W、最大トルク不明)
  • アシスト方式:リアインホイールモーター
  • バッテリー:36V 7Ah(252wh)
  • 充電時間:約3.5時間
  • アシストモード:2段階
  • 航続距離:105/40km

文:松本健多朗

関連リンク

BESV JF1 https://besv.jp/products/jf1/

南紀白浜マリオットホテル 夕陽をカメラに収める秋のサイクリング付き宿泊プラン「Sunset Photo Trip(サンセットフォトトリップ)」を発売

南紀白浜マリオットホテルは8月25日、2022年10月1日(土)から11月30日(水)の期間、レンタサイクルとフィルムカメラ、白浜エリアの夕陽スポットを掲載したホテルオリジナル地図が付いた宿泊プラン「Sunset Photo Trip(サンセットフォトトリップ)」を発売すると発表した。

Sunset Photo Trip(サンセットフォトトリップ)プランは、秋の白浜エリアで、太平洋に夕陽が沈む絶景を、Panasonic製電動アシスト自転車やTREK製クロスバイクのレンタサイクルで巡り、旅の一瞬をフィルムカメラで切り取る宿泊プラン。白良浜や和歌山県の夕陽100選のひとつで知られている円月島や千畳敷、三段璧などおすすめの夕陽スポットに加え、カフェや景色を見ながら楽しめる足湯などを紹介するホテルオリジナルマップや、ホテル近隣のおすすめカフェで利用できる特別クーポンなども用意している。

また、南紀白浜マリオットホテルの最上階の展望露天風呂には、日本三古湯の一つ「白浜温泉」の湯浴みを用意しており、夕食は、和歌山県の山海の幸と秋の食材を使用したグリルディナーを楽しむことができる。

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宿泊プラン「Sunset Photo Trip」の期間は、2022年10月1日(土)から11月30日(水)まで。内容は、温泉ビューバス付 プレミアルームやスーペリアルーム、和洋室(いずれも42㎡)などから選べる5タイプの部屋でのご宿泊に、ホテルオリジナル マップ(1室につき1つ)、レストランでの夕食「Seasonal Dinner Course for Autumn-Standard-」(2食付プランのみ)、レストランでの朝食、フィルムカメラ(1人につき一つ)、レンタサイクル3時間。

料金は1名1泊朝食付きで1万9305円から(2名1室利用時)で、1名1泊2食付き2万7205円から(2名1室利用時)。別途、入湯税が必要。前日17時までの事前予約制となる。

関連リンク

南紀白浜マリオットホテル https://www.shirahama-marriott.com/

るるぶ 南紀白浜 伊勢 志摩 '22 (るるぶ情報版地域)

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スペシャライズド、オンラインで購入したスポーツ自転車をストアスタッフが届ける、スペシャライズドデリバリーをスタート

スペシャライズド・ジャパンは8月26日、公式オンラインストアにて購入した自転車を、ストアスタッフが、直接購入者の自宅まで配送するスペシャライズドデリバリーを開始すると発表した。

スペシャライズド・ジャパンは、店頭受取(クリック&コレクト)、輸送業者による自宅配送(Ship to Home)を行っており、新たな配送サービスが追加される。

デリバリー対応エリアは、東京都千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、渋谷区のみとなる。対応可能エリアは順次拡大予定だ。対象は、オンラインストア掲載のバイク完成車で、注文から配送までの目安は10営業日。また、注文内容や混雑状況によって前後する場合がある。デリバリー料金は1万6500円+防犯登録料660円が必要となる。

関連リンク

スペシャライズド・ジャパン https://www.specialized.com/jp/ja/

新潟県 自転車シェアリングサービス「にいがた2kmシェアサイクル」の運営を開始

一般社団法人にいがたレンタサイクル(以下 にいがたレンタサイクル)、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)、エヌシーイー株式会社(以下 NCE)は8月23日、自転車のシェアリングサービス共同運営のための協定を締結し、新潟県新潟市(以下 新潟市)がサービスを開始する自転車のシェアリングサービス「にいがた2kmシェアサイクル」(以下 シェアサイクル)の共同運営を発表。2022年9月1日から開始する。

新潟市では、若い世代の県外流出や人口減少が課題となっており、「選ばれる都市 新潟市」の実現に向けて、街の魅力づくりに取り組んでいる。この取り組みの一環として、都心軸の「にいがた2km」周辺でシェアサイクルを開始。市民や観光客、来訪者による都心軸周辺の新たな交通手段の一つとして利用し、街中の回遊性向上などを実現することで、同市のにぎわい創出などに貢献する。

今回のシェアサイクルは、新潟市が実施主体として提供するサービスで、にいがたレンタサイクル、NTT Com、NCEの3社が共同事業体として各社の知見を活かし運営します。無人管理型のポートで自転車の貸出を行う。

提供開始日は2022年9月1日。提供エリアは 新潟県新潟市中央区都心軸「にいがた2 km」を中心としたエリア。ポート数は約30カ所。利用を行うには専用アプリ「ドコモ・バイクシェア」をダウンロードの上、会員登録を行う必要がある。

利用料金は個人会員の場合、1回利用が30分で165円。上限額1日2200円。月額利用は、基本料金は月2200円。利用料金は最初の30分0円、以降30分165円。法人会員も用意されている。

関連リンク

にいがた2kmシェアサイクル https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/doro/kotsu/sharecycle.html

プレイアトレ土浦 茨城デスティネーションキャンペーン記念で多種多様なサイクリングイベントを発表

アトレは8月23日、同社が運営するプレイアトレ土浦が、2022年10月から12月にかけて茨城県で開催される観光キャンペーン「茨城プレデスティネーションキャンペーン」に合わせて、サイクリングイベントを開催すると発表した。また、プレイアトレ土浦内のサイクリングホテル「星野リゾート BEB5(ベブファイブ)土浦」では、茨城の名産品である「干し芋」を楽しむイベント「BEBほしいもフェス」を開催する。

デスティネーションキャンペーンとは県・市町村・地元観光事業者等の地域と、JR北海道・JR東日本・JR東海・JR⻄日本・JR四国・JR九州などのJRグループが一体となり、開催地での魅力的な観光資源の紹介、イベント開催やおもてなしの取り組みについて、JRグループ6社の宣伝を全国で実施する国内最大規模の観光キャンペーン。

茨城デスティネーションキャンペーンは、2023年10月から12月にかけて茨城県で開催される予定のキャンペーンで、21年ぶり3回目のデスティネーションキャンペーンが開催が決定した。今回は、サイクリングやキャンプなどのオープンエアのアクティビティや、茨城の豊かな「食」をメインコンテンツに全国各地より観光誘客を図ることが計画され、アフターコロナを見据えた観光需要の回復および県内経済の活性化を目指す。

いばらきK1ライド2022

いばらきK1ライド2022は、日本で2番目に大きな湖である霞ヶ浦一周にチャレンジするファンライドイベント。国が指定するナショナルサイクルルートにも選ばれている『つくば霞ヶ浦りんりんロード』の霞ヶ浦エリアを走行しながら、途中のエイドステーションでは地元の名産品や名物グルメを楽しめる。開催日時は2022年10月16日。コースは95キロコース、霞ヶ浦1周コース、55キロコース、36キロコースを用意した。料金は36キロコースの場合大人3500円から。

BIKE&CAMP KANTOU22

2020年10月に開催し、2日間で3,500人が来場した自転車とキャンプをテーマにした旅イベント「BIKE&CAMP」を2年ぶりに茨城で開催。旅人が集まる旅イベントとして、自転車やキャンプだけでなく、世界各国の雑貨や、食、衣類などのブースも出展する「旅フェス」エリアも容易。また、テントでの宿泊の可能だ。開催日時は2022年11月19日、20日。会場は、霞ヶ浦総合公園。入場料は無料。宿泊料は、自転車(ソロのみ)3000円(税込)、バイク(ソロのみ)3000円(税込)、自動車(テント1張 5人まで) 8000円(税込)、ハンモック(タープ可)2000円(税込)。

JR常磐線 団体臨時列車「いばらきサイクルトレイン」

2021年に運行し大好評を博した、輪行袋なしで自転車ごとそのまま乗車できる「サイクルトレイン」がJR常磐線で運行される。運行日程は2022年10月1日(土)、10月16日、11月26日(土)。旅行代金は大人3000円から4700円(税込)。

TSCHIURA Cheers Festival 2022 × IBARAKI BEER Fes

土浦市のグルメや、プレイアトレ土浦2階にある、IBARAKI佐藤酒店がお勧めする茨城の地酒を楽しむ「食とお酒」のイベントを初開催。イベントでは、土浦市の名産品「常陸秋そば」を原料とするそば焼酎「土浦小町」の試飲や、常陸秋そばを取り扱う土浦市内のそば処「常陸秋蕎麦 筑山亭 かすみの里」の蕎麦などが楽しめる。ほかにも「常陸野ネストビール」をはじめとする茨城県内のクラフトビールを豊富に用意する「IBARAKI BEER Fes」を同時開催を行う。

開催日は10月9日、10月10日の2日間で荒天の場合中止。時間は11時から16時。場所はプレイアトレ土浦6F屋上。入場料は無料。

各イベントの詳細はプレイアトレ土浦のWebサイトで公開される予定だ。

関連リンク

プレイアトレ土浦 https://playatre.com