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NESTOのクロスバイク「VACANZE 2」に、ピクセルアートをテーマにした特別仕様車を発売

自転車メーカーであるホダカ株式会社は、スポーツバイクブランド「NESTO(ネスト)」のクロスバイクシリーズ「VACANZE(バカンゼ)」の一部、「VACANZE 2」に特別デザインを施したデザイナーズエディションを発売します。

「NESTO」は、「NEXT STANDARD」をコンセプトに、日常生活を豊かにするスポーツバイクブランドです。競技用スポーツバイクを起点として、競技のエッセンスを受け継ぐ「プレミアムモデル」と、フィットネスや街乗りに焦点を当てた「スタンダードモデル」を展開しています。

この度特別デザインを発売する「VACANZE 2」は、「VACANZE」シリーズの中で、サイクリングなどのアクティビティに対応しながらも街乗りに特化したモデルです。上位モデルと共通のフレームを使用し、フロントシングルギアを採用することで軽量化を達成しています。

今回のデザイナーズエディションでは、「ピクセルアート」をテーマに車体デザインを一新しました。「ピクセルアート」は日本では「ドット絵」とも称され、ピクセルで描かれた絵を指します。古くはテレビゲームで使用され、今日では若者の間で「レトロな魅力」が再評価され、人気を博しています。このモデルは昭和や平成を懐かしむ現代に向けて送るスペシャルデザインとなっています。

このデザイナーズエディションは200台限定での提供となります。購入はNESTOのディーラーを通じて行えます。「VACANZE2 デザイナーズエディション ピクセルアート」の価格は税込みで5万9,950円です。

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NESTO – ネスト (nestobikes.com)

Ca Go CS 積載力と機敏さを兼ね備えたドイツの都市型カーゴEバイク

欧州では、荷物をたくさん積むことができるカーゴバイクが注目されています。カーゴバイクと言えば、たくさんの荷物を積むのができる大型モデルが主流でしたが、最近では一般ユーザーでも扱いやすいコンパクトなモデルが登場しています。その中でもピックアップするのがCa Go CSです。

Ca Goは、代替的で排出ガスのないマイクロモビリティのビジョンを実現するために2018年に設立された企業。現在の製品ラインアップには、E-カーゴバイクのFS200 Life、FS200 Vario、CSの3つのモデルがあり、全てがドイツのコブレンツにある同社の拠点で開発・製造されています。

CSにはTriple Load Space(3つの荷物スペース)コンセプトという特徴があり、最大許容総重量180kgのうち75kgを、重心を最適化して簡単に積載できます。フロントラックには18kg、センターラックには30kg、リアラックには27kgを配置することができます。全3つの積載エリアは、荷物を安全に固定するための多彩な固定オプションを提供します。また、フロントラックとリアラックには、さまざまなパニアシステムを簡単に取り付けるためのMIKインターフェースも備えています。従来のカーゴバイクは一つの大きな荷室スペースを使用する方式が多くみられますが、Ca Go CSは、複数の細かなスペースを用意しており、多種多様な荷物の積載に対応しています。

Ca Go CSの中心にあるセンターラックは、日常生活に最適化されており、寸法は400x330mmです。これにより、ユーロボックスや飲み物のケースなどの一般的な荷物ををたっぷりと収納できるスペースを提供します。それに加えてホイール間の低い重心に、自転車のラックへのアクセスを容易にし、カートのような感覚で安定したが機敏な操作を可能にします。

Ca Go CSの二重ケーブルステアリングは直感的な制御を提供し、小回りがきくため容易に操作ができ、高速でも良好なコーナリングが可能です。安全性を考慮して初めから選択された二重ケーブルステアリングシステムは、耐摩耗性があり、メンテナンスも少なくて済むと謳っています。また、アルミニウム製のフレームも安全性に寄与しており、補強されたシートチューブサポート、形状と大容量のチューブプロファイル、組み込み式のキックスタンドマウントなどを採用しています。

Ca Go CSの車体サイズは、長さ2.04m、幅480mmと、カーゴバイクで主流のロングジョンモデルよりもずっとコンパクトです。また、シート角度と個々に調整可能なステムを備えたエルゴノミックな可変ジオメトリにより、身長1.65mから2.00mのほぼ全ての人々に乗ってもらうことが可能だと謳っています。

Ca Go CSは標準でBosch Cargo Line Smart Systemを搭載しています。これは、Drive Unit、PowerPack 545 Whバッテリー、LEDリモコン、そしてeBike Flowアプリから成り立っています時速25キロを超えると、モーターとトランスミッションが切り離されるため、ペダル抵抗は最小限で、モーターアシストなしでもスムーズな走行が可能です。また、Ca GoはPowerPack 545Whバッテリーを、ボタン一つで容易に取り外して再充電できるように組み込んでいます。バッテリー充電インジケーターは、いつでも簡単に読み取れるように常に視界に入るように配置されています。Bosch PowerPack 725 Whバッテリー、Bosch Kiox 300ディスプレイ、Boschスマートフォングリップ、Bosch Connectモジュールなどのオプションもリクエストに応じて利用可能です。

Ca Go CSは、それぞれがライダーに適したギアを備えた3つの異なるバージョンを用意。

CS100はMicroshift 9速ディレイラーを備えています。これは、スポーティな乗り心地と低重量、高効率、高性能を重視する人に適しています。利用可能な色はアクティブミントブルーとブラックグレーです。希望小売価格は5,590(日本円で約88万円)ユーロです。

CS150は手動のEnvioloギアとCVPトレッキングハブ、チェーンドライブを装備しています。これは、本質に焦点を当て、連続可変ギアの簡便さと快適さを重視する人に適しています。利用可能な色はアクティブミントブルーとブラックグレーです。希望小売価格は5,990ユーロ(日本円で約94万3,000円)です。

CS200は手動のEnvioloシフト、CVハブ、Gatesベルトを特徴とします。さらに、Ca GoカスタムリアラックにMIK-HDインターフェース、ABUS Amparo XLロック、Bosch Kiox 300ディスプレイが付属しています。これは、最大の快適さと耐久性、静かでクリーンなシフトを求める人に最適です。利用可能な色はブラックグレーとシルクグレーです。希望小売価格は6,490ユーロ(約102万円)です。

Ca Go CSシリーズの日本での展開は不明です。

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E-Lastenrad für dein wertvollstes Cargo | Ca Go Bike

3輪立ち乗りモビリティで有名なストリーモが、特定小型原動機付自転車モデル「ストリーモS01JT」を発表

株式会社ストリーモは、立乗り三輪モビリティの新モデル「ストリーモS01JT」を2023年6月28日に発表しました。7月初旬から同社のホームページにて、一般消費者向けの2次抽選販売(価格は300,000円から)の申し込みが開始されます。

新たに発表された「ストリーモS01JT」は特定小型原動機付自転車で、令和4年の国土交通省告示第1294号により通知された性能等確認制度において、2023年6月6日に「適合」の認定を受けました。

ストリーモの大きな特徴は、歩行から自転車のスピードまで、自分のペースで移動できる点です。また、停止時でも自立が可能で、極低速から快適な速度まで安定した走行を実現します。さらに特定小型原動機付自転車の適合を得た上で、特例特定小型原動機付自転車として許可された歩道での走行が可能となるため、幅広い年齢層の人々が安心して利用できます。

ストリーモS01JTの製品特徴には、独自の「バランスアシストシステム」(特許取得済み)があり、これにより停止時でも自立が可能で、極低速から快適な速度までの安定した走行を可能にします。荷物を20kgまで乗せた場合でもバランスを保持して走行できます。また、石畳や轍、傾斜でも進路や姿勢が乱されにくく、走行時に容易にバランスを取ることができます。さらに、低速でもふらつきにくく、足をつくことなく停止できるため、車道の走行速度だけでなく、歩行速度での移動でも歩行者・他の車両とも安心して走行できます。

特定小型原動機付自転車モデルのストリーモS01JTと、原動機付自転車タイプのストリーモS01JGは、7月初旬より合計300台を対象に、国内一般消費者様向けの2次抽選予約を受付します。製品は2023年9月以降に順次販売する予定です。

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トレック カスタムオーダーバイクの購入者を対象に、アクセサリーを5万円分割引する「Project Oneキャンペーン」開催

トレック・ジャパン株式会社は6月30日、カスタムオーダーバイクの購入者を対象に、アクセサリーやパーツを5万円分割引にする「Project Oneキャンペーン」を発表。全国のトレック取扱店で2023年8月6日まで開催します。

Project Oneというのは、トレックのロードバイクからお気に入りのモデル、カラー、パーツを選び、世界に一台しかないカスタムバイクを作成できるプログラムです。キャンペーン期間中にProject Oneを通じてバイクを購入すると、ヘルメット、ライト、アパレルなどの必要なアクセサリーやパーツを5万円分割引価格で手に入れることができます。

キャンペーンは2023年6月30日から8月6日まで行われ、全国のトレック取扱販売店が対象店舗となります。対象モデルにはMadone SLR、Emonda SLR、Domane SLR、Checkpoint SLR、Speed Conceptなど、完成車で組まれているSLRモデルも含まれます。

ただし、フレームセットはキャンペーンの対象外であり、50,000円以上の商品を購入する場合は差額を支払う必要があります。また、キャンペーン期間内に注文が完了すれば対象となりますが、購入金額が税込50,000円以下の場合は差額の返金等は行われません。さらに、トレックやボントレガー以外の製品はキャンペーンの対象外となります。

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相模原市、スマホで見られるWeb版サイクリングガイドマップが登場

相模原市緑区はサイクリングガイドマップ「Slowly Cycling Field SAGAMIHARA-Midoriku」が、この度スマートフォンでも手軽に見られるようになったと発表しました。

東京2020オリンピック自転車ロードレースやツアー・オブ・ジャパン相模原ステージの開催をきっかけに、市内での自転車利用が増加。現在では日帰りサイクリングフィールドとして多くのサイクリストに利用されています。特に週末には競技コースを巡るツーリングが行われ、大勢のサイクリストで賑わっています。

サイクリスト向けに作成された「Slowly Cycling Field SAGAMIHARA-Midoriku」では、相模原市の魅力が満載。途中で立ち寄りたいおしゃれなカフェや古民家をリノベーションした宿泊施設などを紹介するのに加えて、東京2020オリンピック自転車ロードレースのコースを含む「オリンピックコース」、アート作品が多数点在する「藤野・相模湖コース」、湖を一望できる「宮ヶ瀬湖・津久井湖コース」の3つのコースを紹介しています。

Web版の「Slowly Cycling Field SAGAMIHARA-Midoriku」は、スマートフォンからでも手軽にアクセス可能で、ツーリングの合間や外出先でも相模原市のサイクリング情報を確認できます。

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奈良県下北山村のアウトドア複合施設Angler’s Base SHIMOKITAYAMAに宿泊施設が登場

株式会社ラインシステムが運営するアウトドア複合施設「Angler’s Base SHIMOKITAYAMA」は、2023年夏に新たな宿泊施設「フィッシングロッジ&グランピングロッジ」を奈良県下北山村にオープンします。

2022年8月にオープンしたAngler’s Base SHIMOKITAYAMAは、アウトドアショップとカフェ&ダイニングが併設された複合店舗で、オリジナルグッズや釣具、キャンプ用品、地域物産などを取り扱っています。カフェ&ダイニングでは、アングラーズベースの名物である大ぶりのチキンレッグやゴボウ揚げが入ったスープカレーやナポリピッツァやおしゃれなサンドウィッチ等を提供しています。

新宿泊施設は、北米の世界観をイメージしたウッドロッジで、全棟の前には桜並木と川遊びができる清流が流れています。「フィッシングロッジ」は「釣り人の基地」をコンセプトにしており、バスフィッシングの本場北米の雰囲気を基調としたデザインで、内装にはヴィンテージの釣具や釣り雑貨を多数展示しています。また、登山やハイキングのベースキャンプとしての利用も想定しています。

「グランピングロッジ」は、Aフレームと呼ばれる特殊な形状のウッドロッジで、正面の壁面が全て窓になっているため、部屋の中から大自然を十分に味わうことができます。さらに、宿泊者専用のプライベートBBQデッキとプライベートジャグジーを併設しており、自然を満喫しながらリラックスできる環境を提供します。予約開始は7月末を予定しているとのことです。

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特定小型原付で注目の電動キックボードは安全ではない? ドイツのテスト調査の衝撃の結果

ここ近年、電動キックボードが新たなモビリティとして注目されています。特に2023年7月1日からは、道路交通法の一部を改正する法律(令和4年法律第32号)のうち、特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボード等)の交通方法等に関する規定が施行され、性能上の最高速度が自転車と同程度であるなどの一定の要件を満たす電動キックボード等は、特定小型原動機付自転車として、走行場所が自転車と同様となるなどの新たな交通ルールが適用されました。

非常に注目されている電動キックボードですが、様々な所で安全性に関する問題点を挙げている声が数多くあります。ヨーロッパ最大の応用研究機関であるドイツのフラウンホーファーは、2022年10月に電動キックボードの安全テストを実施しました。

ドイツ連邦統計局のデータによると、2020年には、ドイツで2,155件の電動キックボード関連の事故が発生し、その結果5人が死亡し、386人が重傷を負いました。これらの事故の75%は、電動キックボードの運転手が原因で、運転手が車両の制御を失う事故が特に多く、スピード違反や逆走が主な原因でした。また、酒気帯び運転も一因となっていたとのことです。

フライブルクのフラウンホーファー高速力学研究所(EMI)とフラウンホーファー材料力学研究所(IWM)の研究者たちは、HUMAD(ヒューマン・アクシデント・ダイナミクス)プロジェクトの一部として、電動キックボードの衝突安全性についての研究を実施。その目的は、典型的な事故シナリオを研究し、それに伴う負傷リスクを特定するとともに、ヘルメットや膝プロテクターなどの保護具の適性を評価するとのことです。

「自動車業界で行われる衝突試験のように、衝突試験用のダミーを使用した。ダミーを電動キックボードのレプリカモデルに乗せ、60°と90°の角度で、時速10km、20km、30kmで縁石に衝突させました」とボルジェンは説明します。

高速カメラで撮影したテスト中の映像では、身体が宙に舞い上がり、ハンドルバーを飛び越え、衝撃速度に応じて数メートル飛ばされた後、地面に激突する様子が捉えられています。衝突テストでは、特に頭部が重傷を負う可能性があることが全てのシナリオで示されました。「分析中のビデオを見ているだけでも苦痛でした」とボルジェンは言います。また、膝にも傷害のリスクがあるとされました。

衝突テストと並行して、ボルジェンとそのチームは有限要素シミュレーションを使用して事故シナリオを分析。電動キックボードとドライバーをデジタル化し、運動量、質量、エネルギー保存則、車両と人体モデルの材料特性を定義しました。この解析では、シミュレーションソフトが頭部と膝にどのような加速度が作用するかを示しており、専門家たちはこれらのデータを使用して、特定の部位に損傷が生じる確率を計算しました。

Der Moment kurz nach dem Aufprall in der Simulation. Das Menschmodell wird über den Lenker in die Luft katapultiert.

それによれば、一見遅く見える時速10キロでの衝突でも、角度が90度であれば、体には170Gという大きな加速度が加わるとのことです。

このため、ヘルメットや防具の着用が強く推奨されています。しかし、ボルジェン氏は「どんなヘルメットでも、直接的な衝突による頭部への加速度を完全に防ぐことはできません。厳密に言うと、ヘルメットを着用していても脳への外傷リスクは常に存在します」と警告しています。

専門家は、シミュレーションで測定した頭部への衝撃速度が、自転車用ヘルメットの安全基準DIN EN 1078で定められた最高衝撃速度5.4m/sを超えていることを発見しました。従来の自転車用ヘルメットは、衝撃を軽減することはできますが、硬い物体との衝突から完全に保護することはできないとのことです。

このような課題に対して、フラウンホーファーIWMの研究者は、実験室のテストで、バイオニクスから着想し昆虫のキチン質外骨格などで知られている、TPMS(三周期極小表面)構造を持つ素材が、運動エネルギーに対して優れた保護効果を示すことが確認され、そのような素材を使用したヘルメットやプロテクターを提唱しています。

このような例を見て、電動キックボードは安全な乗り物とは言えないでしょう。車輪が小さいため安定性が悪いだけでなく立ち乗りにすることで重心が高くなり、不安定さを助長します。また、転倒時のシミュレーション上で、低速でも大きな衝撃がかかり、自転車用ヘルメットを着用しても安全ではないというのを示しています。

電動キックボードで安全に運転する場合は、頑丈なヘルメットやプロテクターを着用する、非常に倒れにくい3輪タイプのキックボードや安定性が高い特殊な車種を使用する、自動車のように外装や衝撃吸収素材を採用した内装を装着したクローズドボディを採用するのを考えたほうがいいでしょう。

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高級輸入車よりも国産スポーティーカーは高額買取傾向があり クイックネットワーク

クイック・ネットワーク株式会社は、同社が運営する愛車買取オークションSellCaで出品された1970~1980年代の車の買取状況を調査し、その結果を公表しました。177件の取引データをもとに、高額で落札された車種を上位5つ抽出したものです。

メルセデスベンツ・Sクラス
メルセデスベンツ・SLクラス

今回のデータでは、5車種の中でも3車種が輸入車で、さらに2車種がメルセデスベンツ製の高級車でした。1980年式のメルセデスベンツSクラス450SELは、走行距離は9.3万km、落札価格は約198万円。1989年式の300SLは走行距離7.4万kmで、非常に綺麗な状態で保管されていたことから、約364万円で落札されました。

フォルクスワーゲン・タイプ2

高額買取された輸入車の1つである1989年式のフォルクスワーゲン タイプⅡは走行距離が0kmで、最終的に約303万円で落札されました。

トヨタ・カローラレビン

国産車では2車種が高額買取を実現。1985年式のトヨタ カローラレビンGTAPEXの場合、走行距離は12.9万kmで事故車と評価されていましたが、最終的な落札価格は約283万円でした。

日産・スカイライン

さらに、1974年式の日産 スカイライン2000GTは、走行距離は6.7万kmで事故車と評価されていましたが、最終的には約862万円で落札されました。

今回の旧車の買取価格は、新車時の価値ではなく、現在の人気により買取価格が上下すると見ればいいでしょう。両車は新車販売時は、輸入車と比較すると比較的手ごろな価格で購入でき、トヨタ カローラレビンはドリフト族やアニメなどの影響、日産 スカイラインは、新車販売時は「ケンとメリー」キャンペーンや後の改造車による影響で、買取価格が上昇したのだと考えられます。

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コーダブルームからAIを使用してデザインしたクロスバイクを限定発売

ホダカ株式会社のスポーツバイクブランド「KhodaaBloom」が、クロスバイクシリーズ「RAIL」の一部として、エントリーモデル「RAIL DISC」のデザイナーズエディションを発売することを発表しました。

KhodaaBloomは日本の道路環境や体格データを基に、最適化されたスポーツバイクを展開しているブランドで、特にRAILシリーズは同価格帯でトップクラスの軽量さを実現しています。

新しく発売するRAIL DISCは、RAILシリーズ共通の軽量フレームに加えて、油圧ディスクブレーキや幅広タイヤ、穴開きサドルを搭載し、快適性と利便性を追求したモデルです。今回のデザイナーズエディションでは、AIを使用してデザインが制作され、「KhodaaBloom」、「painting」、「masterpiece」などの単語から形成されたプロンプトを元にAIがデザインを導き出しました。

このデザイナーズエディションは、完全受注生産となり、価格は83,600円(税込)で、サイズは480mm(適応身長:170-190cm)、440mm(適応身長:165-180cm)、400mm(適応身長:155-170cm)の3種類から選べます。受注期間は2023年7月18日までで、納品時期は同年11月を予定しています。注文方法は、KhodaaBloomの取扱いディーラーから注文する形となります。

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ハローキティのカラーリングを採用した電動アシスト自転車が登場 8万9800円

PELTECは、2023年7月10日から電動アシスト自転車ブランド「PELTECH」にて、”Hello Kitty(ハローキティ)”とのコラボレーション製品第1弾、「TDN-206L-HK」の限定販売を開始する予定です。

「TDN-206LD-HK」は、PELTECHブランドでロングセラーモデルとなっているTDN-206Lを基に、ハローキティのカラーリング取り入れた限定モデルです。車体全体の配色は白と黒で統一され、シンプルで可愛らしいデザインが採用されています。新色マットホワイトのフレームには”Hello Kitty”のロゴが、またヘッドマークとチェーンケースにはハローキティの顔が描かれています。さらに、手元のスイッチにもハローキティのロゴとリボンをデザインしたオリジナル仕様となっています。

変速機はシマノ製外装6段変速機を装備し、全長1760mm、全幅580mm、重量約24kgとなっています。サドルの高さは730mmから900mmに調整可能で、タイヤは20×1.75(in)のサイズ。8.0Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、一回の充電で最大約42km(エコモード時)走行することが可能です。充電にはAC100V-240Vの電源を使用し、充電時間は約4.5時間です。

販売はAmazonとPELTECH公式オンラインストアのみで行われ、商品は日本交通管理技術協会から型式認定を受けています。カラーリングは、マットホワイトの色で89,800円(税込)の価格に設定され、100台の限定販売となります。

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ボッシュ Eバイク用ドライブユニット「カーゴライン」「パフォーマンスライン」を日本国内に投入か

欧州市場でEバイク用ドライブユニットのトップと知られているボッシュEバイクシステム。海外では様々なドライブユニットが展開されているが、日本ではラインナップが非常に少ないことで知られていた。しかし、その状況は少しづつ変わりつつあり、日本公式サイトには、新たに「カーゴライン」と「パフォーマンスライン」が公開されていた。

カーゴラインとは、E-カーゴバイク向けのドライブユニット。カーゴバイクとは、通常のEバイクと比較して重い荷物を積むことができるように設計されたジャンルのEバイク。様々な所でカーゴバイクは注目されており、非常に伸びているジャンルとして知られている。

カーゴラインは、ボッシュのハイエンドEバイク用モーター「パフォーマンスラインCX」をベースにしつつ、カーゴバイク用にチューニングを施したドライブユニット。スペックは定格出力250W、最大トルク85Nm。海外仕様ではアシスト比率を大きくすることで、重い荷物を載せても快適に走ることができるが、日本仕様ではアシスト比率が制限されている。ただし、発進時のアシスト感はパフォーマンスラインCXが「非常にスポーティー」なのに対して、カーゴラインが「パワフル」となっているため、アシストの味付けが違うと思われる。

そして、パフォーマンスラインは、パフォーマンスラインCXとアクティブラインプラスの真ん中を埋めるドライブユニット。定格出力は250W、最大トルクは75Nm。ハイエンドモーターのパフォーマンスラインCXと比較すると、多少大柄で重いモーターですが、オフロード走行に対応できるスペックは確保しており、コストパフォーマンスを重視する人向けのモデルと言えるでしょう。カーゴラインもパフォーマンスラインも、スマートシステム搭載車となります。

これにより、日本国内で展開していないのは、限定モデルの「パフォーマンスラインCX レース リミテッドエディション」、アシスト速度が時速45キロでS-Pedelec扱いとなり、ナンバープレートの装着が必要な「パフォーマンスラインスピード」、街乗り向けの低価格ドライブユニット「アクティブライン/アクティブライン スマートシステム」、「アクティブラインプラス スマートシステム」が投入されていないという状況となります。

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岐阜県可児市がハイエースベースの多目的公用車両「MARU MOBI」導入 災害対策から日常業務まで多目的活用を実現

岐阜県可児市に本社を構える株式会社トイファクトリーは6月29日、新型の公用車両「MARU MOBI(マルモビ)」を可児市に納入することを発表しました。

この車両は、脱着式のシートや家具を設置できるモードチェンジ機能を持ち、用途に応じた組み替えが可能であり、多様な活用が期待できる特徴を備えています。1台の車両で多方面・多目的に活用可能なこの車両は、平常時でも有事の際でも利用でき、「平時活用、有事機能発揮」という国土強靭化に向けた概念を具現化したものとなっています。

マルモビは、トヨタのハイエースをベースに、トイファクトリーが特許を取得した特殊構造を導入しました。取り外し可能な脱着式のシートを利用し、車内のレイアウトを用途に応じて自由に変更することができます。これにより、災害時の対策として、人員や物資の輸送や簡易事務所として活用することが可能となります。

岐阜県可児市は、このマルチパーパスモビリティ「マルモビ」を公用車として全国で初めて導入する自治体となります。トイファクトリーの創業の地でもある可児市は、災害対策を視野に入れた新型車両の導入を決定しました。また、トイファクトリーは今後、地方自治体や民間企業へのマルチパーパスモビリティ「マルモビ」の提案を進めていく方針を示しています。

具体的な活用イメージとしては、人員輸送モードでは、車両内に8席の脱着式シートを設置し、コミュニティバスや公務用車として利用することができます。緊急時には多くの人を運ぶための車両としても活用可能で、運転者の免許制限もないため非常に便利です。

救護室モードでは、シートやテーブルを設置し、災害時などに移動式の救護室として利用することが可能です。また、投票所モードでは、移動式の投票所としても使用可能で、投票率の向上にも寄与します。

観光PRモードでは、リヤゲート前に受付カウンターを設置することで、イベントなどで地域の観光PRを行うブースとして活用することができます。荷物輸送モードでは、脱着式リヤシートを全て取り外すことで、広い荷室として利用可能で、災害時の緊急物資輸送車としても活躍します。

車両自体の仕様としては、エンジンは2.7Lのガソリンを使用し、四輪駆動となっています。また、乗車定員は10名で、フロントに2名、リヤに8名が乗車可能です。さらにパワースライドドアやデジタルインナーミラー、電動ステップなどの装備も備えています。

このように多機能で柔軟な活用が可能な「MARU MOBI」の登場は、地方自治体の災害対策や日常業務に新たな選択肢をもたらすとともに、トイファクトリーの技術力を強くアピールする機会となりそうです。

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CAMELBAKから新製品「パーフェクトフィット・ポディウムケージ」発売 振動に強く、軽量かつ堅牢なボトルケージ


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ハイドレーションブランドの最大手であるCAMELBAKは、新たなボトルケージ「パーフェクトフィット・ポディウムケージ」を2023年7月12日に発売します。これは同社の「Podium」ボトル用に専用設計されたもので、舗装路から未舗装路まで、さまざまな路面状況に対応できる設計が施されています。

CAMELBAKの開発チームは、日本の道路状況を考慮に入れてこの新製品を開発しました。軽さと堅牢さという通常は反比例する要素を両立させるために、ナイロンとカーボンファイバーを適所で使い分け、ボトルケージとして必要な堅牢さを確保しながらも、重量を25gに抑えることに成功しました。

このボトルケージは、中央のラバー部分が伸縮し、ボトルとのフィット感を高めます。また、内部に6本のレールが均等に配置されているため、ボトルの荷重が分散し、振動や衝撃を受けてもボトルがズレることがなく、脱落を防ぎます。

他にも、ホールド性を保ちつつ、ボトルの取り出しや差し込みが容易な設計が施されています。このため、ライド中に素早くボトルを取り出したり、フレームサイズが小さくてボトルの取り扱いが難しい場合でも、ボトルの取り回しが容易になります。また、同社が現在販売しているすべてのポディウムボトルに対応しており、直径73~74.5mmの他のボトルも装着可能です。

新製品「パーフェクトフィット・ポディウムケージ」は、5種類のカラーバリエーションがあり、それぞれがCAMELBAKの本拠地であるカリフォルニア州の名所や象徴に由来しています。具体的には、「グリフィスブラック」、「カーメルホワイト」、「グリズリー」、「モハーヴェグレー」、「ナパブルー」の5色が用意されています。

ボトルケージの価格は税込2,860円で、2023年7月12日に発売されます。

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CENTURION Easy R900i ユーロバイクアワード2023を獲得した超低床ステップスルーEバイク

MERIDA & CENTURION Germany GmbHのEバイク「CENTURION Easy R900i」が、Eurobike Awardを受賞しました。

Easy R900iは、CENTURIONのステップスルータイプのEバイク。このようなデザインの自転車は、日本でも街乗り向け電動アシスト自転車が展開していますが、これらの車種は短距離向けとなっています。海外では、街乗りだけでなくサイクリングなどのレジャーなどに使われており、様々なモデル。

CENTURION Easy R900iは数あるステップスルーEバイクの中でも、他車には無い低床フレームを実現。車体デザインを見るからにまたぎやすい形状となっていますが、それだけでなく、直線的なシャープなフレームデザインを採用することで、スポーティで力強いデザインを実現。フレームマウントされたフロントラックや、CENTURIONのロゴが入ったテールライトを採用しており、日本の電動アシスト自転車には無い高級感を実現しています。

ドライブユニットはボッシュ パフォーマンスラインCXで625Whの内蔵バッテリーを組み合わせています。

出典:Youtube

CENTURION Easy R900iは正式発売はされていませんが、ユーロバイクアワード2023を獲得。審査員の公式の理由は次のとおりです。「CENTURION Easy R900iは特別なフレームアーキテクチャで魅力を放ち、幅広いステップが乗降りを特に快適にし、運動能力が低い人々に最適です。E-Bike全体がスポーティでエレガントな見た目にもかかわらず、快適さとスタイリッシュな美学が矛盾しないことを証明しています。2つの小さな荷物棚と前方のシックなバッグが装備されていて、この俊敏で活発なバイクは日常の使用、ショッピングや素敵な旅行に最適です。CENTURION Easy R900iが実際に低い乗り降りが必要でありがたいと思っている人々、特に高齢者を考慮に入れていることで、このバイクは重要な声明となり、象徴的な存在となります。」

CENTURION Easy R900iの価格や日本での展開は不明です。

プライベートビーチで豊かな自然を満喫する多機能リゾート&オートキャンプ場 「Alica Beach南伊豆」が開業

静岡県のResort&Spa雲風々株式会社は6月22日、伊豆半島の最南端、南伊豆町大瀬海岸に位置するプライベートビーチを有するオートキャンプ場と素泊まり民宿「Alica Beach 南伊豆」を新たに開業しました。これは同社のリゾート事業の一環となります。

透明度が抜群の海でのシュノーケリングや海水浴、自分スタイルのキャンプ、車やオートバイの乗り入れ可能なオートキャンプ、さらに気軽なビーチリゾートとして素泊まりの民宿といった、多様なリゾートアウトドア体験が楽しめるとのことです。

「Alica Beach 南伊豆」には、車を乗り入れ可能な8区画のオートキャンプサイトと2区画のビーチサイトがあります。素泊まりの民宿は部屋単位で利用できるA棟と、利用人数に合わせて貸切可能なB棟の2タイプを用意。

プライベート感溢れるキャンプサイトは全10区画。管理棟にはウォシュレット付きのトイレ、共用炊事場、お風呂があり、無料で利用可能。食材のご用意はないので、お客様自身でご用意ください。ペットとの同伴も可能です。

素泊まり民宿A棟は部屋単位で利用可能で、バイクツーリングなどに最適で、他にもBBQ用具の貸出もあります。こちらも食事の用意はないため、自身で用意する必要があります。

「Alica Beach 南伊豆」の近くには、蓑掛岩(みのかけいわ)があり、その昔、役の行者が飛行用の衰をこの岩に掛けたという伝説からその名が付けられているとのこと。夜にはムーンロードや天の川、満天の星空を楽しむことができ、また、蓑掛岩越しに望む初日の出の名所でもあります。

海を満喫するだけでなく、周辺には弓ヶ浜海岸、シーカヤック、人気のヒリゾ浜でのシュノーケリングなど多くのアクティビティが揃っていると謳っています。

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スキーやMTBなど、アウトドアスポーツが低額で楽しめる「アースホッパー」23-24シーズン販売を開始

Pioneerworkは、2023年6月28日から、広域定額スノーパス「アースホッパー」の23-24シーズン販売を開始します。このパスは、日本全国38箇所の人気スキー場で利用できるほか、昨シーズンからはマウンテンバイクやウォーターアクティビティ施設、キャンプなどのグリーンシーズンの遊びも楽しめるようになり、通年で展開されます。さらに、今シーズンからは人気のフォレストアドベンチャーも参画します。提携施設は今後も順次追加される予定です。

「アースホッパー」は、38箇所のスキー場で利用できる定額パスで、各スキー場ごとに2回まで利用できます。お好みの場所や天候、雪の状態に合わせて、スキー場を自由にホッピングすることができます。また、レンタル可能なスキー場では、高品質なスキーやスノーボード用品を手ぶらでレンタルすることもできます。

23-24シーズンでは、全国38箇所のスキー場に加えて、マウンテンバイクやウォーターアクティビティ施設などの参画が増え、さらに全国9箇所の自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー」も加わりました。また、スキー場が運営するキャンプ場などをお得なクーポンとして利用することもできます。これにより、グリーンシーズンの選択肢が充実し、季節や場所を問わず楽しめるパスとして展開されます。

アースホッパーには、利用回数上限が異なる3つのプランが用意されており、7月31日まではオープニング特別価格で販売されます。1dayパスは昨シーズンから追加された商品で、いずれのパスユーザーでなくても購入可能で、11月頃に販売開始される予定です。なお、早朝やナイターは対象外となりますので、ご注意ください。価格については、施設利用券価格の上昇によって変更される可能性があります。

アースホッパーには3種類のプランが用意されています。「アースホッパー アンリミテッド」は、自然とアクティビティを心から楽しみたい人々向けで、合計利用回数に制限がないプランで、スキーやスノーボード、マウンテンバイク、ウェイクサーフィンや人工サーフィン、さらには自然共生型のフォレストアドベンチャーなど、さまざまな活動を存分に体験することができます。

料金は、一般の方は65,000円(税込)で、2023年7月31日までは特別価格の59,000円(税込)で利用できます。また、小学生以下のジュニアの方は、通常価格が39,800円(税込)で、こちらも2023年7月31日までは36,000円(税込)の特別価格で利用可能です。

「アースホッパー スタンダード」は、アースホッパーの中で最も人気のあるプランで、合計利用回数が16回までとなっています。料金は、一般の方が42,800円(税込)で、2023年7月31日までの特別価格は39,800円(税込)です。小学生以下のジュニアの方は、通常価格が26,000円(税込)で、こちらも2023年7月31日までの特別価格は23,800円(税込)となっています。

「アースホッパー ライト」は、ライトなアースホッパーライフを体験したい方向けのプランで、合計利用回数が7回までとなっています。料金は一般の方が27,800円(税込)、小学生以下のジュニアの方は16,800円(税込)となっています。

全プランには、提携スキー場のリフト1日券や、提携マウンテンバイクコースの利用料、さらにウォーターアクティビティ施設利用料、そしてフォレストアドベンチャー施設利用料が含まれています。さらに、その他のお得な割引クーポンも提供されており、自然を満喫しながらさまざまな体験ができることでしょう。

ただし、各提携施設には利用制限があり、原則として施設ごとに2回まで、合計で16回まで利用が可能です。また、TRIBEマリーナ、CORAL PARK、citywave Tokyo Sakaimachi、BOON江田島店、琵琶湖ウェイクボードCover、山梨MTBベースオートキャンプ場などの施設は、1回の利用につき2回分の利用回数が消費されます。

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ボッシュから軽量Eバイク用モーター「パフォーマンスラインSX」登場 日本仕様も用意

ボッシュは6月28日、新型Eバイク用ドライブユニット「Performance Line SX」を発表。日本市場に投入するとのことです。

パフォーマンスラインSXは、ボッシュ初の軽量Eバイク用ドライブユニット。高出力で軽量という 2 つの特徴を併せ持っているおり、ボッシュ製ドライブユニットのなかでも最も体積に対するパワー重量比が高いと謳っています。モーターの定格出力は250W、最大出力は600W、最大トルクは55Nm。参考としてSpecialized SL1.2が定格出力250W、最大出力320W、最大トルク50Nm。TQ HPR50が定格出力250W、最大出力300W、最大トルク50Nm、FAZUA Ride60が定格出力250W、最大出力450W、最大トルク55Nm。他社のEバイク用モーターと比較して高出力という特徴を持っています。

また、パフォーマンスラインCXスマートシステムと同じく、パフォーマンスラインSXもスマートシステムを搭載しています。

バッテリーは新型のCompactTube 400。フレームのダウンチューブに統合されたこのバッテリーは、Bosch eBike商品ラインナップの中で最も軽量で、重量は2kgで、容量は400Whです。

新たに登場した小型コントロールユニット Mini Remote Dropbarは、アヘッドステムの左横のドロップバーステアリング (直径 31.8 mm) に固定が可能。

ドライブユニットは、ケイデンスが高まれば高まるほどライダーをサポートする特徴を持っています。また、新しいアシストモード「SPRINT(スプリント)」も開発され、高速状態に迅速に到達し、それを維持するのを助けるとのことです。

重量はモーターのみで2キロ、Performance Line SX、CompactTube 400、Mini Remote、System
Controller の組み合わせの場合4キロです。

Bosch eBike Systems の経営責任者クラウス・フライシャーは以下のようにコメントしています。

「ほぼすべての自転車カテゴリーが電動化された今、これからはひとつひとつのカテゴリー
がさらに多様化していくことが考えられます。新しい「 Performance Line SX」では、主にスポーツ志向の強いライダーをターゲットにしています。スピーディかつ自然な流れに乗った走行体験を求める彼らにとって、軽量性は非常に重要なポイントです。
また、私たちの目標は、Bosch ならではのクォリティ、走行性能、信頼性を、敏捷な軽量自転
車でも実現することであり、「Performance Line SX」では、最先端の eBike 設計と最大限の走
る楽しみを理想的な形で組み合わせることが可能となっています」

パフォーマンスラインSX 搭載の新登場モデルは、2023 年秋より欧州地域で市販開始の予定です。
日本国内でのパフォーマンスラインSX 搭載Eバイクの市販も予定されているようです。

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注目のペダル付き特定小型原動機付自転車は違法!?その理由を解説

ここ最近、注目されているのが特定小型原動機付自転車です。特定小型原動機付自転車とは、2023年7月1日に改正される道路交通法の一部を改正する法律により、登場した新たなジャンルのモビリティ。最高速度は車道で時速20キロに制限されるなど、性能上の最高速度が自転車と同程度であるなどの一定の要件を満たすと、免許不要で運転できるという特徴があります。

様々な特定小型原動機付自転車がある中、ペダル付き特定小型原動機付自転車というのが存在します。これは、モペットのようにスロットルで自走することができますが、モーターの最高速度を時速20キロに抑えています。

しかし、 JEMPA(一般社団法人日本電動モビリティ推進協会)によると、特定小型原動機付自転車は道路交通法で、「車体の構造上、二十キロメートル毎時を超える速度を出すことができない」ことが求められています。しかし、販売されている一部の車両では、ペダルによる人力走行によりこの制限を超えることが可能であると確認されており、これは法令違反となります。

JEMPAはこの問題について警察庁に確認を求めたところ、「ペダルによる人力走行を行った場合でも二十キロメートル毎時を超えることができてはならない」との回答がありました。この結果、制限なく人力走行が可能な車両は、道路交通法に基づく特定原付の基準を満たしていないということが明らかとなりました。

このような車両で公道を走行した場合、たとえ道路運送車両法の保安基準を満たし、性能等確認済みのステッカーのある車両であっても、ナンバーの交付を受けていても、違法となります。その運転は道路交通法違反となり、警察による交通取り締まりの対象となるとのこと。

道路交通法違反は運転する方の責任となり、特定原付は運転免許不要で乗れる新しいモビリティであり、交通違反通告制度の対象ではないため、軽減措置の適用が受けられません。このため、軽微な違反であっても行政処分や刑事処分の対象となるとのことです。

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【注意喚起】ペダル付き特定小型原動機付自転車を謳う違法車両に ご注意ください | JEMPA 一般社団法人日本電動モビリティ推進協会