デイリーアーカイブ Sep 18, 2025
【海外E-Bikeニュース】NORCO Sight VLT バッテリーを選ぶことでスポーツライドからロングライドまで対応するフルサスE-MTB
海外のE-Bike事情は、日本よりも進んでおり、様々なブランドが争っている。今回紹介するのは、カナダブランド「Norco」の「Sight VLT」。フルサスタイプのオールマウンテンE-MTBだ。
E-MTBの課題の1つが、バッテリー容量と軽量化の両立。バッテリー容量を大きくすると重くなるためハンドリングが悪化してしまう。一方で、軽量化を重視してバッテリー容量を少なくすると、航続距離が少なくなってしまう。Sight VLTは3種類のバッテリーを用意することで、バッテリー容量重視と軽量化重視の両立を狙ったE-MTBだ。(Norco Sight VLTの日本での販売は不明)
Sight VLTは、オールマウンテン・ライディングの醍醐味のすべてを提供すると謳うフルサスペンションE-MTB。ブリティッシュコロンビア州のバックウッドで開発されたパフォーマンスとキャラクターを持つSight VLTは、フロント160mm、リア150mmのトラベルを持っている。
Sight VLTは、ノルコ独自のライド・アラインドデザインシステムを採用し、ライダーファーストのジオメトリーと精密なサスペンションキネマティクスを実現していると謳っている。ホイール径は前後29インチ。
2種類のカーボンフレームモデルと2種類のアルミニウムフレームモデルで構成されるSight VLTのドライブユニットはシマノSTEPS EP8を搭載。定格出力250W、最大トルク85Nmを発揮し、スマートフォンでトルクやアシストのパフォーマンスをカスタマイズできる。
バッテリー容量は、540Wh、720Wh、900Whの3つが選択可能。ラップタイムとスポーツライドを重視した軽量化を重視する場合は540Wh、航続距離を重視したロングライドは900Whと、ライディングスタイルに合わせてカスタムセレクトできる。バッテリーはダウンチューブ内に収納されており、簡単に取り外すことができ、交換も簡単とのこと。セルは最新の21700セルを搭載している。
価格は、アルミフレームモデルのSight VLT A2が7648カナダドル(約67万4000円)から。カーボンフレームモデルのSight VLT C2が9448カナダドル(83万3000円)から。
関連リンク
Norco Sight Vlt:https://www.norco.com/bikes/2022/e-mountain/e-all-mountain/sight-vlt/
CHROMEとPanaracerがコラボしたシューズが登場 Panaracerが独自開発したソールラバーを採用
Panaracerは8月13日、自転車用アパレルブランド「CHROME」をコラボレーションを行ったシューズを発売した。
CHROMEは「LIVE THE CITY」をコンセプトにしたメッセンジャーバッグや自転車用バッグなどを製造する自転車用アパレルブランド。今回、自転車用タイヤで有名なPanaracerとコラボレーションを行い、バルカナイズドシューズを発表した。
今回のシューズの特徴は、Panaracerがシューズでは初めてゼロから開発を担った新素材のソールラバー。天然ゴムと化学薬品の新たな配合を開発し、地面との転がりを重視するタイヤの特性から、シューズに求める特性に重視した配合を行うことで、ソールラバーでは相反すると考えられてきた「グリップ力」と「耐摩耗性」を高次元で両立したと謳っている。
シューズ内部やソール構造は、CHROME FOOTWEARが売りにしている、PowerPlateテクノロジーを搭載。クッション性の高いフットベッド、通気性と屈曲性を併せ持つインソールボード、防滑性と耐久性に優れたアウトソールなどの機能を搭載している。
ラインナップはクラシックデザインのCHROMEオリジナル都市型スニーカーをアップデートした「KURSK AW(1万2100円、税込、以下同)」と、復活を遂げたCHROME SPDシューズ「KURSK AW PRO(1万4300円)」。
前足部分はトゥクリップペダルと相性が良いタイトシルエット、かかと部分は着脱が容易なリラックスフィットのスリッポン「DIMA 3.0(1万1000円)」。
MTBなどアウトドアライドでアンクルを保護するミッドライズスニーカー「SOUTHSIDE 3.0(1万3200円)」と、廃盤となっていたモデルの復刻「SOUTHSIDE 3.0 LOW(1万2650円)」。予約受付期間は8月13日(金)11時から8月16日(月)午後11時59分まで。
関連リンク
Panaracer:https://panaracer.com/
CHROME:https://www.chromeindustries.jp/
京都市内のコーヒーショップ 38店舗掲載したサイクリングマップ「Coffee & Cycling Map in Kyoto」発売
Kurasuは8月13日、サイクリングに特化したマップ「Coffee & Cycling Map in Kyoto」を発売した。
Coffee & Cycling Map in Kyotoは、昔ならではの喫茶店からスタイリッシュなスタンドまで様々なコーヒーショップをまとめたマップ。コンパクトな都市で自転車が便利な京都の特徴を活かして、京都のコーヒーシーンをサイクリングしながら楽しんで頂きたいという想いから作成したとのこと。
マップは紙でできているため、思い出や、旅の記録を紙に直接書き込んで残せることができる。お店に行った感想や、シール、ショップカードなどと記録して保管すれば、自分だけのマップができあがると謳っている。
コーヒーショップはスペシャルティコーヒーショップのKurasuのスタッフがオススメしたお店を掲載。お店の雰囲気などが詳細に記載されているとのことだ。また、紙面上のQRコードを読み取れば、デジタルマップの情報も入手可能。掲載されているコーヒーショップだけでなく、駐輪場の情報も記載されており、紙の思い出にプラスして、利便性のあるデジタルマップも入手できる。
また、京都エリアでレンタサイクルを行っている、京都サイクリングツアープロジェクトで自転車を借りれば100円引きとなる。サイズは縦21cm x 横11.8cm (折りたたみ時) / 縦42cm x 横59.5cm (展開時)。販売価格 は1000円 (税込)。
関連リンク
Kurasu:https://jp.kurasu.kyoto/