デイリーアーカイブ Sep 21, 2025

Benelli 小径電アシ「miniLoop20シリーズ」発売 車体一体ライトやかごを装備した街乗り系モデル

プロトから小径タイプの電動アシスト自転車「Benelli mini Loop20シリーズ」が登場した。 Benelliブランドは2022年4月現在、クロスバイクタイプのE-Bike「MANTUS27 TRK」や、折りたたみ自転車タイプのE-Bike「mini Fold 16シリーズ」などを展開している。 今回登場したmini Loop 20は20インチの小径タイプの電動アシスト自転車。このようなタイプの電動アシスト自転車は大手国産ブランドの電動アシスト自転車でも存在するが、mini Loop 20はデザインを重視しているのが特徴。バッテリーやフロントヘッドライトを車体内蔵式にすることでスマートなスタイリングを実現した。   実用的な装備に関しては、泥除けや前かご、サイドスタンドを搭載している。 ドライブユニットはAKM製のフロントインホイールモーター。出力は250W。ホイール径は20インチ。バッテリーは下側から出す方式で、一般的な国産ブランドの電動アシスト自転車みたいに、簡単に取り外すことができないため注意が必要だ。バッテリー容量は36V 5.2Ah 187Wh。バッテリー容量が少ないのであくまでも街乗り向けだ。 ラインナップはシングルギアのmini Loop 20と、内装3段変速を採用したmini Loop 20+の2種類。価格はmini Loop 20が9万9990円(税込、以下同)。mini Loop 20+が11万5390円。 Benelli mini Loop 20のスペック フレーム:アルミ フロントフォーク:- 重量:19キロ ブレーキ:Vブレーキ ギア(前):52T ギア(後):12T フロントホイール:20インチ リアホイール:20インチ タイヤ:20×2.125インチ ドライブユニット:AKM(出力250W) アシスト方式:フロントインホイールモーター バッテリー:36V 5.2Ah 187Wh 充電時間:4時間から6時間 アシストモード:4段階 航続距離:不明(公称値最大70km。ただし、最良条件社内測定値。走行条件は平均速度18km、平坦路、無風、郊外幹線路周回となる) Benelli mini Loop 20+のスペック フレーム:アルミ フロントフォーク:- 重量:19.8キロ ブレーキ:Vブレーキ ギア(前):52T ギア(後):16T...

パナレーサーからグラベルタイヤ「グラベルキング・リミテッドカラーエディション」登場 「ジンジャー」と「アストラルブルー」の限定カラー

パナレーサーは4月28日、グラベルタイヤ「グラベルキング」の限定色「グラベルキング・リミテッドカラーエディション」を発表した。 グラベルキングは毎年春頃に限定色「グラベルキング・リミテッドカラーエディション」を展開する。今回展開するのは「ジンジャー」と「アストラルブルー」の2色となる。 ジンジャーはフルブラウンでパンチの効いた色で、インパクトの強い見た目を実現した。一方でアストラルブルーは、空の色や湖の色に近いナチュラルな「アストラルブルー」はアースカラーのバイクに も、ビビッドなカラーのバイクにも似合うと謳っている。 ラインナップはオンロード向けの「グラベルキング」、ブロックパターンの「グラベルキング SK」、セミノブパターンの「グラベルキング SS」の3ラインナップとなる。サイドカラーはブラウンのみ展開で、現行品と同じ耐久性と耐摩耗性に優れた「ZSG ナチュラルコンパウンド」、軽量で衝撃吸収性に優れた「AX-α ケーシング」、サイドカットやリム打ちに効果を発揮する「アンチフラットケーシング」を採用している。 サイズは700×32Cと700×38Cの2種類。価格はグラベルキング、グラベルキング SKが5191円(税抜、以下同)グラベルキングSSは5200円。 関連リンク Panaracer https://panaracer.com/

既存の自転車をE-Bike化する後付キット「CYC MOTOR X1シリーズ」を解説

サイクルモード東京2022のE-Bike関連の中でも異色だったのが「oldschoolmtb.jp」ブースだろう。このブースでは、既存の自転車をE-Bike化する後付キット「CYC MOTOR X1シリーズ」の展示、試乗を実施していた。 oldschoolmtb.jpは、後付けE-Bikeキット「CYC MOTOR」の日本代理店を行っている会社。アシスト比率は日本の規格であるJISD9115:2018へ対応したものを販売している。今回は、「CYC MOTOR X1シリーズ」を解説する。 (解説の前に必読)後付けE-Bikeキットの現行法や海外での事情に関して CYC MOTOR X1シリーズを紹介する前に、後付けE-Bikeキットの現行法の解釈や海外での事情に関して紹介する。 日本国内では、小排気量のオートバイや電動アシスト自転車、人力自転車は製造して公道で走らせるのはさほど難しくない。 例えば、小排気量のオートバイ「ホンダ・モンキー」は長年にわたり、様々な会社からパーツが販売されており、カスタムを楽しみ人が少なからずいることで知られている。そのため、部品から組み立てて、ナンバーを取得して公道走行を行う人もいる。 また、スクーターのパワートレインに自転車の前部分を装着し、理屈ではスクーターの改造車として原付登録した「殺人君」や、50CCオートバイ「ホンダ・NSR50」に250CCエンジンを搭載したカスタム、50CC格安スクーター「チョイノリ」に140CCエンジンを搭載し高速道路を走行する事例など、意外と自由度は高い。 原付の場合、保安基準に適合する装備があれば『強度は製作者のさじ加減でいい』 という事になってるはずです! 白井内燃機工業の「殺人君」の所を読むと判ります!https://t.co/WR1cNSHdyY — 7L2JPI (@7L2JPI) July 9, 2020   電動アシスト自転車・E-Bikeの自作に関しては、日本国内に関しては、後付けE-Bikeキットで電動アシスト自転車やE-Bikeを自作するのは法律的には問題ないが、何かしらのトラブルが発生した場合、自作した電動アシスト自転車やE-Bikeが日本国内法に適合しているか証明する必要があると思われる。 ちなみに、E-Bikeの本場である欧州市場では、後付キットはグレーゾーンでマイナーな存在となっている。E-Mountainbike Magazineの”eMTBを自作するのは合法か?DIY ebikeに関する最も重要な情報と法規制のすべて”(原題:Is it legal to build your own eMTB? All the most important information and legislation regarding DIY ebikes)によると、欧州で後付キットが衰退したのは、取り付けキットをディーラーが装着すると、取り付け業者がCEマークを貼り、E-Bikeとして宣言してメーカーとして責任を負うリスクがあるためだ。 関連リンク 「eMTBを自作するのは合法か?DIY ebikeに関する最も重要な情報と法規制のすべて(原題:Is it legal to build your own eMTB? All the most important information and legislation regarding...