デイリーアーカイブ May 14, 2025
季節ごとのE-Bikeサイクルツーリングの特色と走行時の注意点
季節の変化を全身で感じつつ、移動を楽しめるE-Bikeサイクルツーリング。E-Bikeサイクルツーリングは春夏秋冬の四季それぞれにより楽しさや注意するポイントが違います。快適なサイクルツーリングを楽しむために、準備を整えて楽しみましょう。
春:待望のE-Bikeサイクルツーリング
寒くて辛い冬が消えて、サイクルツーリングが高まる季節となります。桜や景勝地等、電動アシスト自転車やE-Bikeなら自動車やオートバイでは辿り着けない名所を探して走るのも楽しいでしょう。
一方で注意したいのが、冬から春への季節の変わり目です。このときは寒暖の差が激しくなるため、温度差に対応出来るような服装を考えましょう。昼間は暖かくても夜間に冷え込む場合などに対応するために、重ね着で調節出来るようにしましょう。アウトドア向けに開発されたインナーや、ヤッケなどの防風アウターを活用するのもおすすめです。
冬にあまり走行させていない場合、本格的に走らせる前にしっかり点検を行っておきましょう。走行距離は短くてもワイヤーが伸びていて変速不良が発生したり、部品が劣化している場合もあります。安心してサイクルツーリングを楽しめるように、点検や部品交換を行いましょう。
夏:紫外線対策や熱中症対策が重要
暑さが厳しい夏は、他の季節にはない独特の爽快感は格別でしょう。注意したいのは、夏場のサイクルツーリングを楽しむ場合、様々な対策が必要となります。大切なのは、紫外線対策や熱中症対策です。強い日差しに晒され続けると、健康面でデメリットが多いので注意しましょう。
また、夏場は突発的に雨が降ることもあるので雨対策を事前に考えましょう。他にも、キャンプを行う場合は、温度変化に耐えられる服の準備や、虫刺され対策も行っておきましょう。
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秋:走りやすいが寒暖差に注意
春と並んでサイクルツーリングは楽しい季節である秋。それでも、最低限の準備はしておくことをオススメします。夏から秋にかけては日差しが強いため日差し対策は必要。また、寒くなってくると防寒具が必要になります。レインウェアはいざという時、防風や防寒対策として役立つので、常時持っておくことをおすすめします。
また、日中は暖かくても夜は冷え込むようになり、特に寒暖差が大きい山間部は、温度調節が出来るウェアを持っていきましょう。
冬:寒いが冬でしか楽しめないこともある
空気が澄んでいる冬は、比較的暖かいエリアを走る、寒さへの備えを行えば、十分なサイクルツーリングが楽しめます。
冬場のウェアに関しては保温性、発汗性にも注意しましょう。走行中に体が暖かくなれば発汗しますが、汗で体が濡れた状態で走行すると体温が低下し、風邪を引くこともあります。保温と発汗のバランスを取るように考えたウェアを選びましょう。他にも、ハンドルカバーなどの防風対策を考えることをオススメします。
冬は日が短く、早朝や深夜は道路の凍結もあります。安全な時間帯に走るのを考え、余裕のある行程を立てましょう。バッテリーも冬場になると性能が1割ほど消耗が多くなるため、ゆとりを持ってプランを立てましょう。
そして、E-Bikeならではの楽しみ方がスノーライドです。マウンテンバイクタイプE-Bike(E-MTB)など、一部のE-Bikeは雪道を走ることが可能です。
E-Bikeサイクルツーリングは、四季それぞれの変化に対応することが、快適で楽しくするためのコツです。季節ごとの特色を理解して楽しみましょう。
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TM Racing Japan 新体制へ フルサスE-MTBも日本導入か?
イタリアのバイクメーカー「TM Racing」の正規輸入元であるうえさか貿易(TM Racing Japan)は、2022年6月1日(水)に代表変更および本社移転を実施したと発表した。
TM Racingは1977年にイタリアで設立されたオートバイ、カートエンジン製造会社。日本国内では、主にオフロードタイプ・モタードタイプのオートバイを販売しており、レーサーに準じたモデルを製造していることで知られている。
TM Racing Japanの公式サイトでは、様々なオートバイが展開されているが、その中にE-Bikeも用意されている。
TM RacingのE-Bikeは「SINFONIA 22 RR」。フレームはアルミフレームを採用し、オーリンズ製サスペンションを搭載。ホイールサイズは29インチ、モーターはBosch Performance Line CX Gen4、バッテリーはBosch PowerTube 625(容量625Wh)を搭載している。
TM Racing SINFONIA 22 RRの価格など具体的な内容は不明だ。
関連リンク
TM racing Japan https://www.tmracing.jp/
TM racing https://www.tmracing.it
E-Bikeで温泉地巡り!E-Bikeサイクルツーリングと温泉の魅力とは?
電動アシスト自転車・E-Bikeサイクルツーリングのテーマでは峠や風景、グルメが定番ですが、E-Bikeの機動力を活かせる物の1つが温泉巡りです。サイクルツーリングの楽しみが倍増する、温泉の楽しみ方を解説します。
自動車とE-Bikeを組み合わせることで機動力は倍増!温泉巡りに最適
多くの場所で温泉が沸き出し、周辺に観光スポットが存在する大きい温泉街の魅力を楽しむ場合、電動アシスト自転車・E-Bikeの機動力を活かした温泉巡りツーリングがおすすめです。バスや電車などの公共交通機関は時間がかかり、自動車では中心エリアでの駐車が面倒な場合でも、電動アシスト自転車・E-Bikeなら気軽に巡ることが可能です。
電動アシスト自転車・E-Bikeを自動車に積載し、駐車場に車を止めてカーサイクリングを行うこともできます。徒歩移動の場合、利便性が高い場所に停めると高い料金を支払うことがある、駐車場が無いという欠点がありますが、電動アシスト自転車・E-Bikeを使用すれば、中心街から離れた駐車場に自動車を停めて、移動することができます。もちろん人力自転車と比較して、楽に走ることができるため行動範囲や疲労感が少ない移動が行なえます。
温泉巡りは本格的な温泉だけでなく、休憩や宿泊場所として有名な健康ランドやスーパー銭湯等を利用するのも面白いでしょう。これら大型入浴施設には、グルメを重視した飲食や宴会場での演芸や、休憩スペースでくつろげることもあるため、カップルや男女混成グループでも楽しめるでしょう。
また、こだわり派には山間部等にひっそりと存在する「秘湯」を巡る楽しみ方も良いでしょう。山間部の温泉の中には、未舗装路や狭い道など不便な所にあることも。そんな場所は、自動車とE-Bikeを組み合わせることで行動範囲が広がります。また、キャンプ道具などを持っていき、アウトドアを組み合わせるのも面白いでしょう。
温泉巡りにオススメの電動アシスト自転車・E-Bikeは?
温泉巡りにオススメのE-Bikeですが、基本的には殆どの電動アシスト自転車やE-Bikeで可能です。ただ、自動車に積載できるサイズにしたほうが良いでしょう。一般的な電動アシスト自転車は、車輪を簡単に外すことが難しいので、車体が比較的コンパクトで、車輪が比較的かんたんに外しやすいスポーツタイプのE-Bikeが良いでしょう。
このような温泉めぐりなどで注目なのが、折りたたみタイプのE-Bike。車体を折りたたむことにより、コンパクトカーなど様々な自動車に車載することが可能です。折りたたみタイプのE-Bikeには様々な物がありますが、様々な場所を巡るのなら、最低でも変速機を装備し、250Wh以上、できれば300Wh以上と、ある程度バッテリー容量が多い折りたたみE-Bikeを選びましょう。日本国内ではTern Vektronシリーズ、BESV PSF1、Benelli ZERO N2.0シリーズ、デイトナポタリングバイク DE01シリーズなどが良いでしょう。
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