デイリーアーカイブ Sep 16, 2025
E-Bikeのバッテリーは1年半でどのくらい劣化する? Specialized Turbo Vado SL編【E-Bike初心者向け記事】
E-Bike(電動アシストスポーツ自転車)にかぎらず、バッテリーを採用した電気自動車や電動オートバイ所有者で気になるのが、バッテリーの寿命だろう。
E-Bikeだけでなく、スマートフォンなど様々な製品に使われているリチウムイオン電池は使用していくうちに、充電可能な電力量が減り、劣化してしまうという欠点がある。
スマートフォンの場合、使用条件によっては1年程度で劣化がわかる事もあるが、E-Bikeの場合はどうなのか。今回は、購入して約1年半、走行距離約6700キロのSpecialized Turbo Vado SL 4.0で、劣化具合を確認した。
https://youtu.be/2bdOgIpdoDw
Specialized製E-Bikeは、スマートフォンに専用アプリ「MISSION CONTROL」をダウンロードし、E-BikeとBluetooth接続を行うと、アシストのパワー調節やシステム状況などを診断、確認することができる。
購入後約1年半以上、走行距離は6673キロ経過した筆者のSpecialized Turbo Vado SL4.0のバッテリーは、充電サイクルは54回、バッテリーの状態は100パーセント。充電サイクル、バッテリーの状態が共に良好な結果で殆ど劣化していないという結果だった。因みに、9ヶ月経過したときのバッテリーの状態は100パーセントだったので、スマートフォンアプリ上では劣化していない。
スマートフォンやノートパソコンの場合、ゲームなど充電しながら使用するシチュエーションが多い。特にゲームだとグラフィック処理等で負荷が大きくなるため、充電しながら使用すると本体が通常より高温になり電池内部の劣化を促進してしまう。しかし、E-Bikeの場合は構造的に充電しながら走行することはできない。
現代の大手企業が採用しているバッテリーは、過充電防止機能や充電による発熱の抑制などを行っており、僅か2~3年程度でバッテリーが使えなくなる物が無いようだが、今回のSpecializedの件を見るかぎりでは、大手E-Bikeも同じだろう。例えば、Shimano STEPSモーター搭載E-Bike(Shimano製バッテリーとShimano製充電器の組み合わせを採用したモデル)に使われているバッテリーは、充電寿命回数1000回で、充電性能60パーセント以上を保つと謳っている。
この状態だと、バッテリーの保証期間が切れる2年目でも、バッテリーの状態は100パーセントに近い状態で保証期間が切れるだろう。
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https://www.cyclorider.com/archives/44176
群馬県赤城山で3つの周遊サイクリングイベントを行う 複合型イベント「サイクリング赤城2022」 2022年8月~10月に開催
前橋観光コンベンション協会は7月26日、赤城山周辺自治体6市村の前橋市・桐生市・渋川市・みどり市・沼田市・昭和村と連携して、環境に優しく健康に良い自転車を活用した、3つの広域周遊サイクリングイベントを行う複合型サイクルイベント「サイクリング赤城2022」を開催すると発表した。
このイベントは、赤城山地域の自然環境や食文化や、多くの地域資源等を広く周知、認知し、同地域の方々との触れ合いの機会を創出することで、観光地域づくりと赤城山エリアのサイクルツーリズムの推進を目的に実施するもの。
赤城山外周約100kmを1日で走破するロングライドイベント「赤城山1周ライド」は、前橋市、渋川市の2か所に設定された各スタート地点から100名が、ハーフライドは前橋市のスタート地点から50名が時間差で出発する。ルート上にはエイド・チャージステーション(休憩ポイント)が設けられ、地域の名産などを味わいながら、赤城山の裾野を1周ライドは約110キロを、ハーフライドは約50キロを自転車で走破する1日限定のイベント。
ぐるポタAKAGIは「電子チケットを使って赤城山グルメを楽しみながら、自分のペースでポタリングを楽しむセルフ形式のグルメライド」。WEB申込を行い、電子チケットを入手することで、赤城山広域に設置されたぐるポタスポットでそのチケットを使い、地域のプチグルメを楽しむことができるサイクリング。このイベントは期間中、自由なペースで赤城山を広域で周遊することが可能だ。
AKAGIサイクルスタンプラリーは、「無料で参加できるスマートフォンを使った非接触型電子式スタンプラリー」。WEBで参加登録をして自転車で周遊し、各スタンプポイント(約100ヶ所)に設置した二次元コード(QRコード)をスマートフォンで読み取り、電子スタンプを取得する。獲得したスタンプ数に応じて様々な賞品に応募できる。全イベントの詳しい内容は以下の通り。
赤城山1周ライド 概要
日時 :2022年10月29日(土) 7時~16時(ハーフコースは8時~14時)
定員 :1周ライド 200名(先着順:前橋市、渋川市の各スタート地点 100名ずつ)
ハーフライド 50名(先着順:前橋市スタート)
要申込:2022年8月11日(木祝)~10月10日(月祝)※定員になり次第締め切り
デジタルチケット販売サイト「パスマーケット」にて申込
参加費:1周ライド 10,000円 / ハーフライド 7,000円
(いずれも地域のおみやげ付)
「ぐるポタAKAGI」概要
期間 :2022年8月11日(木祝)~10月31日(月)
定員 :100名(先着順)
要申込:2022年8月11日(木祝)~10月21日(金)※定員になり次第締め切り
デジタルチケット販売サイト「パスマーケット」にて申込
参加費:3,000円(電子チケットが発行され、ぐるポタスポットで利用できます)
Cycling AKAGI 2022 AKAGIサイクルスタンプラリー_1(8/11~10/31)
期間 :2022年8月11日(木祝)~10月31日(月)
申込 :不要(スマートフォンで登録後すぐ参加できます)
参加費:無料
関連リンク
サイクリング赤城2022 https://www.akagi-trip.com/cycling-akagi/
GORIX ボトルケージの位置を上下に調整できるボトルケージマウント(GX-BRIDGE)が新発売
GORIXは7月28日、同社の自転車パーツブランド「GORIX」から新商品「ボトルケージマウント(GX-BRIDGE)」が発売されたと発表した。
ボトルケージマウント(GX-BRIDGE)」は、ボトルケージの位置を上下に微調整できるボトルケージ アジャストアダプター。
小さいフレームやフレームバッグにボトルが干渉してしまっている場合でも、ボトルケージを下に下げる事でボトルを取り出しやすくなる、フレームバッグに干渉しないようにすることができる。
ボトルケージの位置は、上下に最大30mmずらす事が可能。価格は2000円(税込)。詳細は以下の通り。
商品内容 GX-BRIDGEアダプタ本体、
ボルトM5*10mm/14mm各2本、 5mmスペーサー2個、 3mm六角工具、日本語説明書
用途 自転車のボトルケージの取り付け位置を上下にずらすのに使用
サイズ 全長106mm、 幅12mm、厚さ3.2mm、突出部厚み10mm
調整範囲 元の位置より最小15mm、最大30mmの範囲に上方向や下方向にセット位置を変更可能
材質 アルミ合金
重量 28g
(アダプタ本体とボルト& スペーサーを含め)
関連リンク
ごっつプライス https://www.gottsuprice.jp