デイリーアーカイブ Sep 16, 2025
銭湯再生請負人「温泉×自転車」がコンセプトのサイクリスト向けプロジェクト「スパイクル」が始動
シュリーマンは8月1日、温泉×自転車をコンセプトとしたプロジェクト「スパイクル」を始動させ、その第一弾として9月に千葉県香取市にキャンプ場をオープンすると発表した。
スパイクル(SPACYCLE、以下スパイクル)は、温浴施設(スパ)と自転車(サイクリング)を合わせた造語で、温浴施設とサイクリストを繋ぎ、サイクリストに楽しめるだけでなく、温浴施設の利用者増加も目指すプロジェクト。
感染症の影響と光熱費の高騰により温浴施設の経営環境は極めて厳しい状況の中、温浴施設再生を手掛けているシュリーマンも2年半の間にクライアント(温浴施設)だけでも10店以上が閉店・廃業を選択している。その一方で、キャンプ場、グランピング施設といったアウトドアレジャーが人気を集めており、両国駅からサイクルトレインB.B.BASEがイベント列車から通常の快速列車になるほどサイクリストも増え、自転車の楽しみ方の幅も広がる中、サイクリストを経営環境の厳しい温浴施設の新たな顧客創造の対象とし、サイクリスト向けキャンプ場のプロジェクトを発足させることになった。
会員制予約サイト、グッズや自転車パーツのWEB通販、施設利用者向けのグラベルコースや周辺のサイクリングコースなども順次提供する。その第一弾として2022年9月千葉県香取市にてキャンプ場「スパイクル@カーニバルヒルズ」をオープンします。施設利用予約は年会費1000円(税込)のユーザー登録が必要ですが、WEB通販や宿泊時の割引を行う。レトロ感を味わえる美しく懐かしい原風景の中でサイクリングを楽しんだ後には、黒湯天然温泉(療養泉認定)「美人の湯カーニバルヒルズ」で疲れを癒し、食事は館内食事処の他、自身のテントスペースにて焚火をしながら楽しめる特別メニューとして、鳥の丸焼きや旭川直送のジンギスカンステーキなども用意。少人数やソロで楽しめる人が向いているキャンプ場となっている。
また、自転車関連のアドバイザーとして合同会社イナリワークスの高橋サムライ氏を起用。サムライという名の通り、髪型をちょんまげにして日本各地への自転車旅だけでなく、オーストラリアのシドニー、パース間の大陸横断&往復8000㎞のチャレンジを成功させ、氏の経験をもとにグラベルコースやサイクリングコースの作成、サイクリストが利用しやすい施設にするための協力。グラベルコースは地元団体に協力を行い、コースを準備している。
他にも、WEBサイトではオーストラリアの旅をまとめた紀行文やバイクパッキングのパーツレビュー等の投稿を予定しており、継続的にプロジェクトに関わる予定。また、アドベンチャー系ライダーとしてだけではなく、国内のモータースポーツカテゴリであるSUPER GTやスーパー耐久に参加しているレーシングマシンのリバリーデザインやTeamUKYOのチームウェアをデザインするなどデザイナーとしても活躍しているため、プロジェクトのロゴデザインや全体のアートディレクションも担当している。
施設概要は以下の通り。
名称:スパイクル@カーニバルヒルズ
住所:〒287-0105 千葉県香取市沢13-15
(天然温泉リゾート美人の湯カーニバルヒルズ内)
2022年9月1日 プレオープン(プレス、招待者向け)
会員制予約サイトオープン
2022年9月9日 オープン
施設利用料金
5×5mサイト:3,500円(会員価格:3,000円)
5×9mサイト:5,000円(会員価格:4,000円)
入浴料
大人:930円 子供:410円(タオル、館内着は別料金でレンタルいただけます)
鳥の丸焼き、ジンギスカンステーキは予約時に事前注文、現地決済。
温浴施設内の飲食スペースは利用可能です。
薪、スェーデントーチは事前予約なしでも現地でお買い求めいただけます。
チェックイン 14:00 チェックアウト 10:00
(会員限定:Earlyチェックイン Lateチェックアウトあり)
キャンプ道具や御着替など、お荷物預かりサービスがございます。
チェックイン前にご到着いただき、お荷物を預けてからサイクリングをお楽しみいただけます。
スパイクルについて
公式サイト https://spacycle.jp/
Twitter:@SPACYCLE_JP
Instagram:spacycle_jp
LINE:SPACYCLE@071oalkn
ホダカが創業50周年記念して記念ロゴマークと記念企画第一弾のクロスバイク「金のFESCROSS」を発表
「乗ることによって喜びや楽しみを見出す新たなサイクリング文化」の構築を目指す総合自転車メーカーのホダカは8月2日、1972年7月18日の創業から2022年7月18日で50周年を迎えたと発表した。
ホダカは1972年7月18日に創業し、以来国内の自転車メーカーとしての道のりを歩んでいる。2007年に立ち上げたKhodaaBloom(コーダーブルーム)を起点に、スポーツバイクメーカーとして研究と経験を積み重ね、2015年にオフロードブランドNESTO(ネスト)、2019年に第3ブランドTHIRDBIKES(サードバイクス)を立ち上げ、広く利用者のニーズに応える「スポーツ自転車メーカー」に成長した。
同社は創業50周年を迎える2022年7月18日をスタート地点として、新たな50年に向けた想いを込めたロゴマークを制作。「このロゴマークをもとに社内外において未来に向けたコミュニケーションが活発になることを願います」と述べている。
ロゴマークは「50年」「自転車」「飛躍(つばさ)」「調和」をモチーフとしたデザインに、「自転車とともに走った50年」「さらなる飛躍を目指す50年」「変化する世界との調和」という想いを込めている。
また、50周年記念企画第一弾としてスポーツバイクが多くの人にとって身近な存在となるように「ファン」「イージー」「セーフティー」をコンセプトに製品ラインナップを展開するTHIRDBIKES(サードバイクス)から50周年記念クロスバイクを発売する。
製品ラインナップのなかでもスタンダードなクロスバイク「FESCROSS(フェスクロス)」に、50周年を祝う金色のデザインを施した特別仕様の一台で2022年12月の発売を予定している。
関連リンク
ホダカ http://hodaka-bicycles.jp/
バイシクルフィルムフェスティバルが7年ぶりオンライン上映で東京に再上陸
Akari incは8月1日、バイシクルシティフェスティバル(以下、BFF)が2022年9月8日~10月10日までオンライン配信を行うと発表した。
以下、リリースから紹介する。
BFFが、東京のために特別にキュレートされたバーチャルな映画祭プログラムを通して、自転車への讃歌を捧げます。 BFFがセレクトしたシネマティック・ショートフィルム・プログラムが、今のサイクリング・ムーブメントを国際的な視点で紹介します。映画通から熱心なサイクリストまで、幅広い観客に楽しんでもらえるプログラムです。
BFFは、環境にやさしい社会を実現し、多様なコミュニティを結びつける重要な役割を担っています。BFF創設者のブレント・バーバーは、「世界的なパンデミック、経済危機、政治的対立の時代に、世界的な自転車ブームは楽観的なニュースであり、祝福すべきことである」と語ります。「私たちは、このような状況の中で、前向きな休息を提供したいと願っています。」
プログラムは、9月8日~10月10日の間、オンラインで随時視聴可能です。チケットは現在、このイベントのために作られた多言語コンテンツのプラットフォーム、プラスプラス(https://plusplus.ooo/ja-jp/contents/bff-2022-tokyo-virtual)で2000円で販売中です。
BFFは、2020年6月のニューヨークを皮切りに、20周年を記念したイベントツアーを2019年の夏から計画を進めていました。映画祭は1週間のイベントで2万人の参加者を見込んでいました。参加するために世界中でフライトを予約するファンもいる中、コロナ禍に見舞われ、安全を第一と考え延期を余儀なくされました。 BFFは、それ以来100以上のオンラインイベントを開催し、現在はバーチャルかつオンサイトでも世界を巡っています。 BFFについて ニューヨークで設立されたバイシクルフィルムフェスティバルは、過去20年間、アート、映画、音楽を通じて自転車讃歌を捧げてきました。これまで100都市で開催され、100万人以上の観客を動員してきました。 これまでの開催地は、パリ、ロンドン、東京、上海、メキシコシティ、ケープタウン、イスタンブールなど。さらにシドニー・オペラハウスやロンドンのバービカン、チューリッヒの古い工場など、世界的な拠点や会場で開催されてきました。サイクリングカルチャーは、音楽、アート、デザイン、映画界の最も権威あるイノベーターたちとも肩を並べられるコンテンツとなったのです。 これまでにBFFに参加したアーティストや著名人たちは以下の通りです。エリカ・バドゥ、カール・ラガーフェルド、フランチェスコ・クレメンテ、シェパード・フェアリー、アルバート・メイスルズ、ミシェル・ゴンドリー、スパイク・ジョーンズ、アレックス・カッツ、KAWS、マイク・ミルズ、ポール・スミス、ナイスタット兄弟、トム・サックス、リドリー・スコット、キキ・スミス、スウゥーン、アイ・ウェイウェイ。
イベントサイト: https://plusplus.ooo/ja-jp/contents/bff-2022-tokyo-virtual
インスタグラム: https://www.instagram.com/bicyclefilmfestival/
BFFウェブサイト: https://www.bicyclefilmfestival.com