デイリーアーカイブ Sep 17, 2025
パナソニック 電動アシスト自転車「グリッター」 限定カラーモデルを発売
パナソニック サイクルテックは9月26日、同社の小径電動アシスト自転車「グリッター」の限定カラーを発表。2022年10月上旬に発売する。
グリッターは駐輪場でも停めやすいアルミ製スリムバスケットや両立スタンド、ハンドル部を固定し、駐輪時の転倒を防止するくるぴた、簡単にサドルが抜き取られないサドルガードマンを採用した小径電動アシスト自転車。今回の限定モデルでは、マットネイビー:V(L81)/STチタンシルバー:T2(T1H)の2色の限定カラーを用意した。
スチールフレームに内装3段変速を採用した車体は、12Ahバッテリーを採用することで、航続距離は42キロから75キロを実現。充電時間は4時間。タイヤサイズは20インチで、乗車可能身長は139センチメートルから。重量は25.8キログラム(24インチ)。BAAと3年間盗難補償付きで価格は13万円(税込)。
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【公式】グリッター|電動アシスト自転車/自転車|Panasonic
後付E-Bike用モーター「CYC MOTOR X1」JVIA(日本車両検査協会)でアシスト比率チェックを実施 日本規格に適合
後付E-Bike用モーター「CYC MOTOR X1」の代理店を行っているoldschoolmtb.jpは、公式サイトで、CYC MOTOR X1をJVIA(日本車両検査協会)で、アシスト比率チェックを実施したと発表した。
「CYC MOTOR X1シリーズ」は、既存の自転車をE-Bike化する後付キット。サイクルモード東京2022では、CYC MOTOR X1シリーズの展示、試乗を行っていた。
今回のテストは、JVIAの検査機器を借用して自主検査となり、最終的には、アシスト比が最大値1.74 と、日本国内法の最大アシスト比率2.0位内におさまったと語っている。出力を通常のstreet mode(250w)でも、race mode(600w)でも検査機の入力値では結果は変わらず、規定値内だったとのこと。
ちなみに、アシスト比率が最大値と比較して余裕があるのは、CYC MOTOR X1だけでなく他社製モーターでもよくある。日本国内法のアシスト比率の関係上、電動アシスト自転車やE-Bikeのモーターの力強さは、モーター単体のパワーやトルクだけでなく、アシスト比率がどれだけ法の限界まで追い込んでいるのかが鍵となる。
https://youtu.be/2aTUORQnhwE
同社は、CYC MOTOR X1が、JIS D9115 規格に準拠している製品であること説明することができるようになったと語っている。また、製品の性質上、型式認定は取得できない。これは、電動アシスト自転車の型式認定というのが、アシスト比等の電動システムに関わる箇所の検査だけでなく、完成車に対する企業としての品質管理体制や取り扱い説明書等も重点的に検査を行うため、CYC MOTOR X1のようにパーツ単体での提供を行う場合には、型式認定の取得は不可能なためだ。
CYC MOTOR X1 Stealth JISD9115仕様 コンバージョンキットの価格は14万3000円(税込、以下同)。36V 7Ah ボトル型バッテリーの価格は3万3000円。
関連リンク
OLDSCHOOLMTB.JP '90s MTB World
Assist Power Check in JVIA(日本車両検査協会) | OLDSCHOOLMTB.JP
コーダブルーム、元バレーボール日本代表 山本隆弘氏のためのコラボバイク「トリプルJAPANで日本を元気にする自転車」を発表
ホダカは9月26日、同社のスポーツ自転車ぶらんど「KhodaaBloom (コーダーブルーム)」から、バレーボール元日本代表 山本隆弘氏とマツダ自転車工場が展開するオーダーメイドサイクルブランドLEVELとコラボレーションし、トリプルJAPANで「日本を元気にする自転車」を製作したと発表した。
山本隆弘は鳥取県鳥取市出身の日本の元バレーボール選手、バレーボール全日本選手、Vプレミアリーグのパナソニック・パンサーズに所属していた。バレーボールで培った経験を生かし、バレーボールの解説や普及活動、メディア出演等で活躍している事で知られており、趣味でコーダブルーム製の特注ロードバイクに乗っていることでも知られている。
今回の自転車は山本氏の「この自転車に乗る自分(山本さん)を見た人がイベントに参加しやすくなるような気軽なスタイルの自転車」を作りたいとの想いを受け、コーダブルームが企画立案とデザインを担当し、LEVELがフレームを製作。
名前自体はKESIKIを採用しているが、その他は全くの別物の特注車となっており、フレームは特注のパイプを使用することで身長201cmの山本さんに合うように設計。車輪のサイズも推定で700Cと市販車のKESIKIよりも大きいホイールを採用。一方、コンセプトは市販車のKESIKIと同じく太めで幅広なタイヤかつ、ゆったりとアップライトな姿勢で乗ることができる設計となっている。
車体デザインは自転車をキャンバスに見立て、車体の下部に鳥取の砂丘を、中部に日本海の要素を盛り込みながら、車体の上部は鳥取の青空を描いた、鳥取の大自然をモチーフにした芸術品のようなバイクとなった。また、3社コラボレーションの証としてヘッドチューブに各社のロゴマークが施されている。
今回製作した「日本を元気にする自転車」は山本さんが主催する「鳥取すごい!ライド(2022年10月16日(日)開催)」にて一般に披露する。当自転車の販売は予定されていない。
トリプルJAPANで「日本を元気にする自転車」のストーリー(リリースから)
このバイクは単なる自転車にはとどまりません。
山本さんの故郷を想う心と、LEVELのものづくりに対する誇りと意地、KhodaaBloomの「サイクリングで人生を変えてほしい」という気持ちが一つになり、形になりました。
今回、山本さんから「鳥取の魅力がいろんな人に伝わり、鳥取を自転車で走りたくなる自転車」をご相談いただいたことがコラボレーションのきっかけです。
山本さんはバレーボール元日本代表選手であり、現在は解説者や子ども向けにバレーボール指導をするなどバレーボールの拡大に尽力をされています。また、趣味としてサイクリングを楽しみ、KhodaaBloomが特別製作した超ビッグサイズロードバイクに乗る「日本一大きい」サイクリストでもあります。山本さんはサイクリングイベント「鳥取すごい!ライド」を主催し、地元鳥取県の魅力をより多くの人に届け、鳥取がより盛り上がるべく活動をされています。
相談を受けたKhodaaBloomは山本さんのニューバイクを製作するにあたり、ゼロベースで山本さんの想いに応えることにしました。検討の末にたどり着いたのが日本屈指のフレームビルダー マツダ自転車工場 LEVELです。
LEVELは競輪用、サイクリング用、街乗り用、高齢者向けなど「その人のための」自転車づくりを通じて、乗る人の幸せや生活が変わる体験を提供している自転車工房です。LEVELはフレーム1本1本ていねいに時間をかけ、精度と強度にこだわりぬいたメイド・イン・ジャパンの自転車を生み出します。KhodaaBloomはLEVELの理念に共感し、たびたび共同で製品開発をするなどLEVELに力を貸していただいてきました。今回は自転車の製作をKhodaaBloomとLEVELで分担することにしました。
山本さんにジャストフィットするバイクを生み出すことはLEVELにとっても難しい取り組みであり、LEVELにとっては初の試みが多くありましたが、熟練した匠の技術と長年にわたり蓄積されたノウハウによって解決し、バイクは無事に完成を迎えました。
日本には世界に誇る地域ごとの魅力があり、日本のものづくりには世界に誇る確かな技術があります。この「日本を元気にする自転車」には異なるフィールドに存在するものが一台の自転車につながりました。地域振興に努める方々、ものづくりに携わる方々、自転車を愛する方々、多くの人の心に残る一台になることを願っています。
関連リンク
コーダーブルーム (khodaa-bloom.com)