デイリーアーカイブ Sep 18, 2025

KGモーターズ 超小型モビリティ「ミニマムモビリティコンセプト」公開 前後対象の車体を採用した超小型車

KGモーターズは11月23日、公式サイトで開発中の「ミニマムモビリティコンセプト」のティザー写真を発表した。 ミニマムモビリティコンセプトは1人乗りの超小型モビリティ。同社は、自動車業界で電気自動車の普及が求められている中、開発されているEVの多くが長距離走行を行うために、大容量バッテリーを搭載しており、製造時にも廃棄時にも大量の二酸化炭素を排出する状況の一方、国土交通省が発表する自動車の利用実体では、日常的な車の利用では7割が10キロ以下、7割が1人利用に着目し、「1人乗り短距離」にターゲットを絞った小型モビリティを開発し、自動車の最小単位を目指す。 KGモーターズは東京オートサロン2022でプロトタイプを発表。公開されたモデルは、前後モーターを搭載した四輪駆動の小型電気自動車で、コンセプトが注目されメディアから多くの反響を集めた。 量産型は、ドア付きで1人乗りセンターポジションを採用したモデルで、前後対象の形状を採用する特徴的な形状となっている。規格は、50CCエンジンを搭載した原付ミニカー規格。道路運送車両法においては自動車でなく原動機付自転車としての扱いで、運転を行うには普通自動車運転免許が必要となる。また、自動車専用道路と高速自動車国道を走行することはできない。1人乗りで車検不要で税金や保険の負担額も安いのが特徴だ。 ミニマムモビリティコンセプトは、2023年1月の東京オートサロン2023で量産試作を発表。発表後は2025年を予定している量産販売・シェアサービス展開に向けて、性能テストを名古屋大学山本教授の協力のもと行い、2023年10月より市場での実証実験を開始する予定となる。 https://youtu.be/5F5ffsl--vM 関連リンク KG Motors(KGモーターズ) (hunfooli.jp)

トレック 開発途上国の人々の暮らしを自転車で支援する「WBRチャリティーオークション」を11月27日まで開催

トレック・ジャパンは11月22日、開発途上国の人々の暮らしを自転車で支援する「WBRチャリティーオークション」を11月27日まで開催すると発表した。 トレックは、NPO団体「ワールド・バイシクル・リリーフ(WBR):を通じて、開発途上国の人々の暮らしを自転車で支援する「WBRチャリティーキャンペーン」を実施している。 チャリティーオークションでは、「Trek-Segafredoジュリオ・チッコーネ選手のDomane RSL 54サイズ」、「Trek-Segafredoチームサイン入りジャージセット」、「弱虫ペダル原作者 渡辺航先生サイン&小野田くんイラスト入りTシャツ、渡辺航先生サイン&金城真護部長イラスト入りTシャツ」を出品する。 新型Domane SLRは、UCIワールドツアーチーム「Trek-Segafredo」に所属するジュリオ・チッコーネ選手がツール・ド・フランス2022のコース試走の際に使用していた日本に1台のプレミアムバイクとなる。 オークションで集まった金額は、落札価格からヤフーオークション使用の手数料と、バイク本体、配送にかかる経費を差し引いた全額を「WBR」に送り、最終的には、途上国にいる子どもたちの通学、医師の往診、農家の輸送といった移動にかかる労力や時間が劇的に改善する 「バッファローバイク」の製造資金として寄付される。 https://youtu.be/AG8loL4-RhY 関連リンク 2022 WBR チャリティオークション - The Trek Blog | Trek Bikes

バーファンが日本法人を閉鎖 日本国内でのサポートはどうなる?

Eバイク用ドライブユニットを製造している会社の中でも、中国主要メーカーで有名なのがバーファンだ。 バーファンは中国の蘇州に本社を持つEバイク用ドライブユニットサプライヤー。インホイールモーターやミッドドライブモーターなど低価格帯から高価格帯まで、多種多様なドライブユニットを用意している。 そんなバーファンだが、日本法人であるバーファンジャパンが閉鎖された事はあまり知られていない。バーファンジャパンは2022年7月に清算を行い、既に日本法人は閉鎖。Eバイクを取り扱っている某企業の社員曰く、バーファンジャパンの元社員も別会社で活躍していると語っていた。 ここで、気になるのがバーファンモーターを搭載したEバイクの日本国内でのサポートだろう。こちらに関しては、バーファン製ドライブユニットを搭載したEバイクを取り扱っている企業に質問した所、複数の企業がサポートの件に関しては問題無いと語っていた。今後は、バーファン製ドライブユニットのサポートに関しては、中国にあるバーファン本社とやり取りを行うとのことだ。 開発に関しても問題無いと語っている企業もあり、2022年に発表された軽量・小型モーターのBAFANG M820(記事)を、使用することが可能だと語る会社もあった。但し、新型車の開発を行う際、中国のバーファン本社とやりとりを行う必要があるため、新規企業がバーファン製ドライブユニットを使用したEバイクの新車開発を行う際に少し面倒になるのではと語る人もいた。 関連リンク BAFANG