デイリーアーカイブ Sep 18, 2025
持ち運ぶための電動アシスト自転車 16インチの「トランスモバイリーNEXT 163」が改良を実施
ジックは11月30日、“持ち運ぶための電動アシスト自転車”をコンセプトとした最小・最軽量クラスの折りたたみ式電動アシスト自転車「ウルトラライト Eバイク トランスモバイリーネクスト」から、16インチの「トランスモバイリーNEXT 163」が、新機構のモバイルバッテリーにリニューアルしたと発表した。
トランスモバイリーNEXT 163は、最小・最軽量クラスの折りたたみ式電動アシスト自転車「ウルトラライト Eバイク トランスモバイリーネクスト」シリーズの16インチバージョン。車輪サイズは16インチと、コンパクトな車輪を採用しつつ、外装3段変速を採用することで、ちょっとした距離を走るのにも対応している。重量は約11.9キロと持ち運びができるほど軽量だ。
今回、新機構のモバイルバッテリーにリニューアル。新機構のモバイルバッテリーはスライド脱着式で、約「1秒」で取り外し可能で、ポケットに入れてもスムーズに出し入れできるコンパクトサイズを実現。また、従来と変わらず、モバイルバッテリーとして使用可能の簡易ライトを装備した。価格は12万9800円(税込)。
■スペック
【TRANS MOBILLY NEXT163-S(トランスモバイリーネクスト163-S)
フレーム :アルミフレーム
組立時サイズ :1290×540×760-960mm
折りたたみサイズ :700×450×620mm
重量 :約11.9kg(バッテリー・スタンド・ペダルを除く)
タイヤサイズ :16×1.5
ブレーキ :Vブレーキ
アシストモード :1モード
走行距離 :約30km
補助速度範囲 :0~10km比例補助/10~24km逓減補助
モーター型式 :直流ブラシレスモーター
モーター定格出力 :250W
バッテリー型式 :充電式リチウムイオンバッテリー
電圧 :24V
容量 :5.0Ah
バッテリー寿命 :約300回
充電器型式 :リニアレギュレータ方式
電源 :AC100~240V
消費電力 :120Wh
充電器定格出力電圧:25.2V 1.5A
充電時間 :約4時間
付属品 :サドルポーチ バッテリーカバー
ジック 20インチ最軽量クラスの電動アシスト自転車 「TRANS MOBILLY NEXT206」と輪行袋をセットにした「旅にでよう!輪行セットII(電動)」発売
関連リンク
GIC BIKE COLLECTION / ジック株式会社 (gic-bike.com)
先進運転支援システム「プロパイロット2.0」モデルを用意 日産から新型ミニバン「セレナ」登場
日産自動車は11月28日、ミニバンタイプの乗用車「セレナ」を発表。ガソリン車を2022年冬から、e-POWER車を2023年春発売すると発表した。
「セレナ」は1991年の初代発売以降30年もの間販売されているミニバン。近年はエアロパーツを装備したハイウェイスターや、エンジンで発電しモーターで駆動するシリーズハイブリッド式のe-POWER搭載車で知られている人気車だ。
新型「セレナ」は、初代から受け継がれる“BIG”、“EASY”、“FUN”のコンセプトに代表される室内空間の広さや利便性はそのままに、移動時の快適性を追求し、最先端技術の搭載や様々な機能の充実を図ることで、家族との大切な時間を思い切り楽しむことが出来るミニバンとして、さらなる進化を遂げたと謳っている。
エクステリアは、全体の形状は先代と同じ雰囲気を保ちつつ、より洗練された印象を持っている。大きく変わったのがフロントフェイスで、大型のVモーショングリルを採用しており、同社の上級ミニバンのエルグランドを連想させるスタイリングを実現。
ヘッドライトはグリルの中に入れて目立ちにくくしているが、上部に装着したシグネチャーLEDポジションランプを”目”として認識させることで、違和感を感じさせにくいスタイリングを実現した。
インテリアは、先進的で上質な広々とした空間を意識。運転席は、視界を遮る凹凸を減らすことで、視界が開け、運転のしやすさを向上させていると謳っている。シートは素材の高級感と、お菓子などの食べかすが隙間に入り込みにくく、飲み物などをこぼしてしまった時もふき取りやすいなどの機能性を両立。シフトレバーは日産として初めて、スイッチタイプの電制シフトを採用し、スッキリとした見た目と分かりやすい操作性を実現。
全⾼1.8メートル以上の1.2∼2.0Lクラス 7/8⼈乗りミニバンではNo.1の室内の広さを実現。シートスライド機構は3列目にも標準装備し、フル乗車でもゆったりとした座り心地を実現した。シートは最上級グレードのLUXIONは7人乗りで、その他は8人乗り。8人乗りは先代モデルから好評のマルチセンターシートを進化。e-POWER車でも8人乗りを実現したのに加え、家族で使用するシチュエーションに合わせて2列目を動かすことができ、7-8人乗りを自由自在にアレンジできる。他にも、全席にスマートフォンや財布などを置ける小物置き場を設置した。500mlの紙パックが入るカップホルダー、USBの設定、車内Wi-Fiや乗る前エアコンを採用し車内も快適に過ごすことが可能だ。
3列目の座席は跳ね上げ式を採用している一方で、2列目座席は折りたたむなどの機構説明は無い。自転車を積載する場合、2列目座席を一番前に出して、2列目真ん中のスペースを開けて前輪を入れるのが確実だろう。複数台積載を行うには確認が必要だ。
先進安全運転支援システムに関しては先代モデルで好評の「プロパイロット」を全車標準装備。また、「プロパイロット2.0」を、最上位グレード「e-POWER LUXION(ルキシオン)」に標準装備した。プロパイロット2.0は、ナビゲーションで⽬的地を設定し、⾼速道路の本線に合流するとナビ連動ルート⾛⾏を開始し、⾞線変更をともなう追い越しや分岐なども含めて、ルート上にある⾼速道路の出⼝までの⾛⾏を⽀援する機能。また、状況に応じて同⼀⾞線内でハンドルから⼿を離すハンズオフ運転も可能で、長距離運転でのドライバーの負担を軽減する。
他にも、前方障害物を回避する際、ドライバーのステアリング操作を支援する「衝突回避ステアリングアシスト」や、記録した駐車位置に近づくと、ボタン一つでステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御するメモリー機能付きの「プロパイロット パーキング」を日産車に初搭載。「e-POWER LUXION」には、リモコン操作で車の出し入れが可能で、狭いスペースでの乗り降りや荷物の出し入れをスムーズに行える「プロパイロット リモート パーキング」を搭載した。
パワートレインは2リッターガソリンエンジンと、シリーズハイブリッド式のe-POWERの2種類を用意。e-POWERは新開発の1.4リッターe-POWER専用エンジンを組み合わせた第2世代「e-POWER」の搭載し、エンジンの作動音を抑制するとともに、よりパワフルで気持ちの良い加速性能を実現したと謳っている。また、車両状態や走行環境に加え、ナビと連携しながらエンジン作動タイミングを制御する世界初のエネルギーマネジメント技術を搭載した。
https://youtu.be/OgYNyYhF6uU
日産セレナの価格はガソリン車が276万8700円(税込、以下同)からで、e-POWER車が319万8800円から。ガソリン車4WDの価格、発売については追って発表となる。
関連リンク
日産:セレナ ミニバン/ワゴン Webカタログ トップ (nissan.co.jp)
デザイン性と機能性を両立した車体が高評価 ヤマハ発動機のフルサスE-MTB「YPJ-MT Pro」が「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.24」に選定
ヤマハ発動機は11月30日、同社の電動アシストスポーツ自転車(Eバイク)の「YPJ-MT Pro」が、公益社団法人 日本インダストリアルデザイン協会による「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.24」に選定されたと発表した。
「JIDAデザインミュージアムセレクション」は、デザインの「過去・現在・未来ー明日への伝承」を目指すべく、優れたデザインを選定した上で、製品集の図録発刊とAXISギャラリーでの展覧会ならびに巡回展を通じ、デザインの普及啓発活動を行う事業。
https://youtu.be/6cHFdIhIWUM
「YPJ-MT Pro」は、電動アシストスポーツ自転車「YPJシリーズ」のフラッグシップモデルとして、
「Fun and Exciting unusual experience ~楽しくて刺激的な非日常体験~」をコンセプトに、「乗りこなす楽しみ」「マウンテンバイクに最適化したアシスト性能」「ヤマハらしいユニークデザイン」をポイントに開発。メインフレームの上下がそれぞれ2本に分かれた構造は、モーターサイクルのダブルクレードル・フレームから着想を得た「Dual Twin® Frame(デュアル ツイン フレーム)」。適正な剛性の確保、重心バランス等の機能面をオートバイメーカーらしいユニークなスタイリングデザインの両立を実現している。
「YPJ-MT Pro」は2023年1月18日(水)から23日(月)まで、東京都港区AXISギャラリーで開催される「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.24東京展」で展示され、20日(金)には授与式が行われる予定。
電動アシスト自転車のパイオニア、ヤマハ発動機が開発した電動アシストオフロードモーターサイクル(e-Bike)である。「機能と官能の対置」をテーマに、軽快かつ美しい形状のフレームからメカ部を見せるデザインが印象的。乗りこなす楽しみや、マウンテンバイクとして最適なアシスト性能を追求した。モーターサイクルメーカーの本気が伝わる完成度の高いデザインである。
ヤマハ発動機が作る本格フルサスe-MTBということで「機能と官能の対置」をコンセプトに、MCメーカーであるヤマハらしさを追求しデザインしました。
スタイリングのためのデザインではなく、機能や構造から生まれるカタチを美しく見せることに徹底的にこだわりました。この度はこのような賞を頂きとても嬉しく思います。
パワーとハンドリングを両立した驚異のフルサスE-MTB ヤマハ YPJ-MT Proをインプレ
関連リンク
YPJ-MT Pro - スポーツ電動自転車 | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)